A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

山崎怠雅グループ/グンジョーガクレヨン/てあしくちびる@荻窪Club Doctor 2014.10.31(fri)

2014年11月02日 10時39分39秒 | 素晴らしき変態音楽


山崎怠雅グループ音源発表記念ライヴ
てあしくちびる/グンジョーガクレヨン+中尾勘二(管・etc)/山崎怠雅グループ



2013年12月25日リリースのアルバム『フィクション』でソロ・デビューを果たし、アシッド・フォークの王子様として話題になった山崎怠雅の2ndアルバムが早くも登場。それを記念してレコ発ライヴが開催された。

[11/5お詫びと訂正:筆者の思い違いで、この日のライヴは『フィクション』ではなく、山崎怠雅グループの初音源CDRのレコ発でした。山崎氏および関係者の方々にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。]

山崎怠雅グループ『山崎怠雅グループ』

1.太陽
2.黒い花びら
3.モノリスと海
4.明日があるから
2014.10.31発売 1000円

対バンは山崎自ら選んだバンド2組。オレ的にも所縁の深い出演者が集った荻窪の倶楽部ヘ向かう道にハロウィン仮装(コスプレ)の幼児の姿が多数。女子の殆ど全員が『アナ雪』ブルードレス。



●てあしくちびる

(写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

栃木県足利市出身のアコースティックデュオ。2013年8月山崎の対バンで観て暴走パフォーマンスに驚愕した。今年6月1stアルバム『Punch! Kick! Kiss!』をリリースしたくっちー(vo,vln,cello)と河内伴理(vo,ag)の強烈なユーモアと謎めいたアイロニーは、暴力や爆音よりもずっとハードコア。もしかしたらアナ雪コスの子供たちの方が素直に受け入れるかもしれない。関東圏幼稚園訪問ツアーを提案したい。
山崎怠雅/てあしくちびる/川上龍一@渋谷Last Waltz 2013.8.3(sat)




てあしくちびる公式サイト

●グンジョーガクレヨン+中尾勘ニ


異端音楽歴35周年のグンジョーガクレヨンと山崎の出逢いは地下音楽の友達の輪による偶然だった。今では互いにメイクを競い合う仲に成るとは必然的な運命なのだろう。この日は組原正(g.vo)と前田隆(b)のグンジョーデュオに、ストラーダ/コンポステラ/マヘル・シャラル・ハシュ・バズ等で活動する中尾勘ニ(管楽器)を迎えたトリオ編成。女装に磨きの掛かった組原はガットギターを使用。アタックが強いので、エレキ以上に物音ノイズ化された音響を発する。いつも通りクールな表情の前田残虐ベースに、中尾のクラリネット~チャルメラが中近東の香りを醸し出す。髪に大きな花を飾った組原がベリーダンサーのように見えてくる。


グンジョーガクレヨン公式サイト

●山崎怠雅グループ


筆者と山崎の出逢いも偶然的必然性運命論に遵えば整合性がある。今まで鳥を見た、ソロ、クインテット、魔術の庭等様々な編成で観てきた山崎のもうひとつのプロジェクトが山崎怠雅グループ。メンバーは山崎(g,vo)、成毛慎吾(b)、片野利彦(ds)。山崎が「やりたいことをわがまま一杯にやっているハードロックバンド」(ブログ「ベルボトル猫」より)。長髪ベルボトムの山崎に比べリズム隊のふたりはルックス的には普通だが、演奏は雷神鋼鉄岩石音狂地獄変。一方明朗なヴォーカルで歌われるメロディは、山崎ならではの叙情性たっぷりで、所謂ハードロックとは一線を画す。複数のファズを使い分けるサイケデリックなギタープレイは、筆者自身がバンドをやっていた頃夢見ていたギタリストの理想像そのものであり、目の前のロングヘアに後光が射す気がした。





ギター弾き
後光が射せば
一人前

明日開催!
11月3日(月・祝)秩父 番場町商店街
秩父4D
てあしくちびる/山崎怠雅出演!


お問い合わせが多いので通常チケット増やしました!11月2日 23時まで予約受け付けます!まだ予約できますのでticketorder@chichibu4d.comまでメールで予約下さい。開催日が近づいていますのでチケットは当日渡しとなります。
公式サイト
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