会社の後輩でゆらゆら帝国やPARAや渚にてなんかを好きでDisk Union巡りが趣味だという女の子がいる。灰野さんをまだ聴いたことがないというので「運命への挑戦」とサンヘドリンのCDを貸して上げた。
その感想は「こんなに深い怨念を感じさせる音楽は聴いたことがない。とっても怖かった」という。
灰野さんは別に怨念を持って音楽をやっている訳ではないと思う。しかし常にインタビューで口にする「音楽の持つ魔術性」という言葉には我々には計り知れない深い意味合いが込められている筈だ。もう35年以上もアンダーグラウンド・シーンで活動している人である。"暗黒の司祭"という称号は世界中で灰野さんだけに相応しいものだ。
その怨念=魔術性こそが、山本精一氏や大友良英氏と灰野さんとの大きな違いではないのか。唯一近いのは工藤冬里氏であろうか。
この怨念=魔術性を受け入れられるか否かが、灰野さんを好きになれるかどうかの分岐点である。私は余り意識することなく灰野さんの世界に同調出来て、彼女はその秘密に気づき怖くなってしまったのだ。
改めて考えるとこれだけ個性的な存在はこの世にふたつとない。"灰野教"なんて揶揄されることもあるが、この崇光な存在の前では私もいち教徒と呼ばれても構わない。喜んですべてを投げ出して圧倒的な灰野ワールドにひれ伏そう。
宗教と
音楽の差は
何もない
自分が何故灰野さんにこんなに惹かれてしまうのか、その答えは私の深層心理の奥にあるに違いない。
その感想は「こんなに深い怨念を感じさせる音楽は聴いたことがない。とっても怖かった」という。
灰野さんは別に怨念を持って音楽をやっている訳ではないと思う。しかし常にインタビューで口にする「音楽の持つ魔術性」という言葉には我々には計り知れない深い意味合いが込められている筈だ。もう35年以上もアンダーグラウンド・シーンで活動している人である。"暗黒の司祭"という称号は世界中で灰野さんだけに相応しいものだ。
その怨念=魔術性こそが、山本精一氏や大友良英氏と灰野さんとの大きな違いではないのか。唯一近いのは工藤冬里氏であろうか。
この怨念=魔術性を受け入れられるか否かが、灰野さんを好きになれるかどうかの分岐点である。私は余り意識することなく灰野さんの世界に同調出来て、彼女はその秘密に気づき怖くなってしまったのだ。
改めて考えるとこれだけ個性的な存在はこの世にふたつとない。"灰野教"なんて揶揄されることもあるが、この崇光な存在の前では私もいち教徒と呼ばれても構わない。喜んですべてを投げ出して圧倒的な灰野ワールドにひれ伏そう。
宗教と
音楽の差は
何もない
自分が何故灰野さんにこんなに惹かれてしまうのか、その答えは私の深層心理の奥にあるに違いない。