A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ゆらゆら帝国、Shing02@恵比寿リキッドルーム 2008.8.27 (wed)

2008年08月29日 00時32分53秒 | 素晴らしき変態音楽
リキッドルーム4周年記念イベント。ユニークな組み合わせだがチケットはSold Out。7割がゆら帝のファンだったのではないだろうか。中央線ノリの若者の姿が目立つ。
最初がShing02。私はラップのライヴを観るのは初めてだったのだが、これは普通のラップではない。DJ、ds、女性voに加え薩摩琵琶、和太鼓、ヴァイオリンをフィーチャーした無国籍な編成。日本語ラップによる最新アルバム「歪曲」からの刹那的な演奏。流石に日本語の乗せ方は上手い。琵琶、ヴァイオリン、dsのソロを挟み、まるで旅芸人一座のような印象。琵琶の弾き語りが特に素晴らしく飽きなかったが正直言って私はラップは苦手だ。
20分ほどのセットチェンジのあとゆら帝登場。坂本氏は前髪が伸びて今まで以上にロック・アーティスト然としている。今日は上下赤ではなく、黒の長袖Tだった。
set list:1.ミーのカー 2.男は不安定 3.なんとなく夢を 4.インスト(曲目不明) 5.できない(12" version) 6.あえて抵抗しない 7.つぎの夜へ 8.美しい(remix version) 9.学校へ行ってきます 10.無い! 11.ひとりぼっちの人工衛星
いきなり長尺の「ミーのカー」から始まる。音量がいつもよりでかく迫力がある。曲名不明のインスト(もしかしたらB面曲かもしれないが)に続いて「空洞です」の曲が披露されたが、Remixアルバムに収録のヴァージョンに近いアレンジをライヴでやってしまうところが偉い。「あえて抵抗しない」では例によってマラカス演奏だったが、マラカスでここまで観客を沸かすアーティストも珍しい。70数分のライヴは、ゆら帝の持つ無尽蔵のエネルギーが最強に発揮された演奏だった。このバンドは一体どこまで凄くなるのだろう。

ゆら帝と
ラップの競演
どうだろう?

9/22にゆら帝は新装クラブクアトロでモーサム・トーンベンダーと競演する。これは行かなきゃ!



コメント (2)
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