A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【えいたそモダニズム】Episode 38『終わりなき超冒険』~でんぱ組/虹コン/LinQ/菊池桃子/のりピー/つボイノリオ/テレヴィジョン/R.E.M./クレイジー・キャッツetc.

2022年02月26日 03時05分54秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2022年2月19日(土) べノア銀座
マキシマムえいたそ生誕祭えいカラ2022!

昨年は卒業とコロナ禍のため開催されなかったえいたそ☆成瀬瑛美さんの生誕記念イベント「えいカラ」が復活!えい推しになって約半年後の2014年2月7日の第1回(まだえいカラというイベント名ではなかった)に参加して以来、2015年、2017年、2018年、2020年(オンライン視聴)と参加してきたドキ+ワクな恒例行事。感染防止のため例年のようにえいたそがテーブルを回って会話やデュエットをすることは出来ないが、8年間に亘る不動の推しメン、マキシマムえいたその弾けた歌と踊りを至近距離で観られる幸せにドキ+ワクしながら銀座のど真ん中の豪華カラオケホールの階段を地下2階まで下っていった。



VIPチケット(8130円)なので、入口でサイン入りポストカードを受けとり前列3列目に座って開演を待つ。最新ソロ・シングル『ハートフルフル♡超冒険記』のジャケット通りのメイクと衣装でえいたそ登場!大歓声で迎えたいところだが声出し禁止なので拍手で迎える。いつもの調子でにぎやかなトークを交えながら、来場者が送ったリクエスト曲リストを見ながらリアルタイムで選曲し、リモコンで検索&入力し、1コーラス歌う、という一人4役の離れ技。J-POP、J-Rock、歌謡曲、アニソン、でんぱ曲、アイドル曲が次々飛び出す。知らない曲でも歌ってしまう度胸は見習いたい。「リンダリンダ」は出なかったが、もう1曲リクエストした蜉蝣の「縄」を歌ってくれて超サンクス!2017年の神神イベントでえいたそがはにかみながらそっと教えてくれた想い出の曲であることを彼女も思い出したに違いない。



最後にでんぱ組の『子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡』と最新曲『ハートフルフル♡超冒険記』をフルで披露、4月に新曲CDをリリースするという嬉しいお知らせとともに全31曲のステージが終了。その後VIP特典ツーショット撮影。ツーショは2年以上ぶりだが思ったほど緊張感はない。接触がなくても常に心の中で思い続けてきたえいたそとは、黄色い糸で結ばれていつも一緒にいてくれたからだろう。物販で購入したえいたそ&きりのクッションを抱いた筆者を満面の笑顔で迎えてくれて、前回のブログでの『ハートフルフル~』の分析がよく書けていたとお褒めの言葉を賜った。別れ際に「次は冒険で書くから」と伝えると「楽しみにしてるね」と期待の籠った視線を投げてくれた。こうして筆者の2022年最初のドキ+ワクな一日はハートフルフルなトキメキとともにハッピーに過ぎて行った。

ハートフルフル♡超冒険記



【えいたそモダニズム】Episode 38『終わりなき超冒険』
子供の頃は冒険が大好きで、危険な遊びも気にしないでやっていたが、大人になると理性や恐怖心が働き、ちょっとでも危ないことやリスクがある冒険に挑戦することが少なくなる。何も怖くなかったあの頃に戻りたい、という気持ちは殆どの大人の心の中にあるだろう。それだけに「冒険=Adventure」をテーマにしたエンターテインメントは冒険映画、冒険ドラマ、冒険小説、冒険漫画、冒険ゲーム、冒険アトラクションなど数多い。しかしながら冒険音楽という言葉は聞いたことが無い。一体全体音楽は冒険足りえないのか?

Wikipediaによれば「冒険(ぼうけん)」とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。冒険するためには、危険な体験に“身を置く”こと、もしくは物語や映像により“疑似体験”することが必要なのであって、聴覚メインの音楽では、危険を(疑似)体験することが難しいということだろう。いやいや、80年代のハードコアパンクのライヴでは喧嘩や流血騒ぎは日常茶飯事だったし、ハナタラシのライヴはドラム缶やビール瓶、板ガラスや爆竹を客席に投げ込み、挙句の果てにユンボやダイナマイトを持ち出して破壊行為・爆破未遂まで起こす危険な体験だった、という人もいるかもしれない。しかしそれらはただの暴力の暴走やフラストレーションの発散であって、冒険とは呼べないことは明白である。冒険にはドキドキやワクワクが必要なのだ。

しかしながら、冒険に於いて他のエンタメ・ジャンルに比べて不利な立場に置かれた音楽家の中にも、敢えて冒険をテーマとして危険の中に潜むドキ+ワクを歌おうとするチャレンジャーが少なからず存在する。分析をしていくと、そんな挑戦者、いや冒険者の筆頭に挙げるべきが我らがでんぱ組.incに他ならないことに気づかざるを得ないのである。

●でんぱ組.incの<冒険>ソング
1.♪信じる女の子は無敵 パラレルパノラマ大冒険♪ 「BEAM my BEAM」発売日(以下同)2011年12月14日
2.♪ジャパンの果ての果てまで 君と私の冒険(テクるか徒歩るか?)♪ 「でんぱれーどJAPAN」 2012年5月23日
3.♪冒険だ!でんでんでんでんでんでんぱっしょん!あどべんちゃ?♪ 「でんでんぱっしょん」 2013年5月29日
4.♪あっぱれあっぱれアドベンチャー♪ 「サクラあっぱれーしょん」 2014年3月12日
5.♪僕ここに来るのは初めてで、というか普段あまり冒険したりするタイプではなく、どちらかというと・・・♪ 「Dear☆Stageへようこそ」 2014年5月14日
6.♪これからさ まだ終わらんよ 大大大冒険さ♪ 「FD2 ~レゾンデートル大冒険~」 2015年2月18日
7.♪コロコロコロと心は 冒険に出て世界と繋がりだすのさ♪ 「アキハバライフ♪」 2015年9月16日
8.♪描き出せ 伝説のあどべんちゃ♪ 「ファンファーレは僕らのために」 2016年2月5日
9.♪ララ大大大大 大冒険!♪ 「Ψ発見伝!」 2018年1月30日
10.♪NEO NEO SEKAI 冒険時代♪ 「FD3, DEMPA ROCKET GO!!」 2019年1月1日

でんぱ組の歌詞は字数が多いので歌詞カードの文字が細かすぎて読みにくいことで定評がある。しかも老眼の筆者が拡大鏡を使って苦労しながら調べた曲だけなので、他にもあるかもしれないが、少なくとも2011年から2019年までの9年間に10曲、つまり毎年1曲を超える頻度で<冒険><アドベンチャー>という歌詞の曲を発表しているグループは他にはいないのではないだろうか?特筆すべきは5.「Dear☆Stageへようこそ」で、この歌詞はメンバーではなく、歌の中に登場する田中と称するしがないサラリーマンが、でんぱ組が所属する秋葉原のイベントバー、ディアステージを初めて訪れた時に発するセリフである。つまりディアステージに来ること自体が<冒険>という訳だ。そんなディアステージで誕生したでんぱ組.incこそ、“冒険の冒険による冒険のためのアイドルグループ(Idol group for the adventure by the adventure of the adventure)”であることは間違いない。そして成瀬瑛美=“マキシマム”えいたそは生まれながらの<“超”冒険者>なのである。



でんぱ組.inc「WWD大冒険TOUR2015」LIVE Blu-ray&DVD Trailer


さらにでんぱ組に繋がりのあるアイドルグループがやはり<冒険>を歌っていることも明らかになった。

●虹のコンキスタドール『限りなく冒険に近いサマー』


2014年結成、ディアスステージ所属のアイドルグループ、通称「虹コン」。自称アイドル界イチの夏曲の多さを誇るが実際は直射日光が苦手な室内派という一筋縄ではいかないコンセプトがディアステらしい。でんぱ組のプロデューサーのもふくちゃんこと福嶋麻衣子がプロデュースを務めていた縁もあるが、なんといってもでんぱ組との繋がりは虹コン第1期メンバーのねもこと根本凪が2017年12月30日にでんぱ組に新メンバーとして加入したことである。夢眠ねむの引退に伴いミントグリーンを継承し、虹コンの活動と兼任しながら、でんぱ組一のグラマーボディで歌に踊りにグラビアに活躍してきたが、体調不良により2022年4月でアイドル活動を卒業予定。今後はクリエイターとしてディアステージに所属し、イラストレーターや衣装デザイナーとして新たな冒険に挑戦するという。これからもでんぱ組やえいたそとコラボしてくれることを期待したい。

【MV】虹のコンキスタドール「限りなく冒険に近いサマー」(虹コン)



●LinQ『冒険』


LinQは福岡を拠点に2011年に結成されたアイドルグループ。グループ名は「Love in Qsyu(九州)」の略語だという。でんぱ組との繋がりは2014年の10枚目のシングル『ウェッサイ!!ガッサイ!!』のタイトル曲をでんぱ組プロデューサーのもふくちゃんが全面プロデュース、ミュージック・ビデオを夢眠ねむと映像監督のスミスによる映像ユニット・スミネムが監督し、相沢梨紗が衣装デザインを担当したことである。そのカップリング曲が「冒険」というのも、LinQがリスクを顧みずあらたなコラボレーションに挑戦した意気込みを感じさせる。

冒険 · LinQ



●DIALOGUE+『大冒険をよろしく』


DIALOGUE+(ダイアローグ)は、2019年6月に結成された女性声優8人による声優アーティストユニット。音楽プロデュースは全曲UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が務めている。さすが声優だけあって声のバラエティと歌のうまさは群を抜いている。でんぱ組との直接の繋がりはなさそうだが、メンバーのひとり稗田寧々がでんぱ組が主題歌を提供した「斉木楠雄のΨ難」やえいたそがハマっていた「弱虫ペダル」に出演していたので、少なくとも声は聞いている可能性が高い。この「大冒険をよろしく」のスカビートと電波ソングを融合したような曲調はでんぱ組に通じる気がする。どこかでえいたそと運命が交差する日が来れば面白い。

DIALOGUE+「大冒険をよろしく」MusicVideo full ver.【Mini Album「DREAMY-LOGUE」】


以上、でんぱ組にまつわる冒険分析をしてきたが、当然音楽界には他にも冒険を歌うアーティストが存在する。

【歌謡アイドル】
●菊池桃子『アドベンチャー』


1983年デビュー、1984年第26回日本レコード大賞新人賞受賞。2012年(平成24年)に法政大学大学院政策創造研究科で雇用問題を専攻し、修士号を取得。最近はシティ・ポップブームで山下達郎・竹内まりやなどとともに再評価されている。『アドベンチャー』は1986年のサード・アルバムのタイトル曲。東京湾をスクール水着で水中冒険するのだろうか。

菊池桃子 ADVENTURE



●酒井法子『夢冒険』


1986年デビュー、愛称のりピー。90年代からアジアで人気タレントとなり、日本でも育児と女優活動を両立して活動していたが2009年に夫とともに覚醒剤取締法違反事件を起こし有罪判決を受ける。しかしながら夢を忘れず現在も紆余曲折ありながらも芸能活動(冒険)を続けている。『夢冒険』は87年の4thシングル。

酒井法子 夢冒険(1988年1月27日)



●中村由真『さよならの冒険者たち』


1986年デビュー。ドラマ『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』に出演し、大西結花、浅香唯とともに風間三姉妹としても活動。2005年3月下旬にアメリカに渡りロサンゼルスを経て現在はオースティン在住。『さよならの冒険者たち』は90年の11作目のシングル曲。このシングルを最後にアイドル歌手としての活動(冒険)にさよならした。

中村由真 さよならの冒険者たち



●中山美穂『女神たちの冒険』


1982年モデル・デビュー、85年女優・アイドル歌手デビュー、愛称ミポリン。『女神たちの冒険』は90年の11作目のシングル曲。1980年代にデビューした多くのアイドルが女優もしくはバラエティーアイドルへと転向を図る中、90年代も歌手と女優の活動を両立していったミポリンの心境を歌ったのだろうか。しかし彼女も2000年以降は女優、モデル活動が中心になった。また冒険(歌手活動)を始めてほしいものだ。

【HD画質】中山美穂 女神たちの冒険(1990年7月21日)



【洋楽ロック】
●テレヴィジョン『アドヴェンチャー』
Television / Adventure


1973年にニューヨークにて結成されたパンク・ロック・バンド。リーダーのトム・ヴァ―レインの文学的な歌詞とデリケートなギター・サウンドが後のニューウェイヴやオルタナティヴロックに大きな影響を与えた。『アドヴァンチャー』は1978年のセカンド・アルバム。緊張感に満ちたデビュー作ほどのインパクトはないが、リラックスした中に豊かな詩情が漂う良作になっている。

Television - Adventure



●ザ・スリッツ『アドヴェンチヤーズ・クロース・トゥ・ホーム』
The Slits / Adventures Close To Home


1976年にロンドンで結成された女性パンク・ロック・バンド。パンク・ムーヴメントに女性の進出する大きなきっかけをもたらした。『アドヴェンチヤーズ・クロース・トゥ・ホーム』は79年のデビュー・アルバム『CUT』収録曲。泥を塗ったヌード写真のジャケットが印象的だが、ダブ・ミュージックの巨匠デニス・ボーヴェルをプロデューサーに迎えた冒険的なサウンドこそがパンク/ニューウェイヴ・シーンに本当の衝撃をもたらした。

The Slits Performing 'Adventures Close to Home', London, Early 1980s | Don Letts | Premium Footage



●R.E.M.『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』
R.E.M. / New Adventures in Hi-Fi


1980年にアメリカ、ジョージア州アセンズで結成されたオルタナティヴ・ロックバンド。文学的・政治的なメッセージや、楽曲の高いアート性で、80年代アメリカのアンダーグラウンド・ロック・シーンの活性化をもたらした。『ニュー・アドベンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』は96年の通算10枚目にしてオリジナル・メンバー4人でのラスト・アルバム。この後彼らは本当の新たな冒険に旅立つことになった。

R.E.M. - Bittersweet Me (Official Music Video)



【コメディ・ソング】
●ハナ肇とクレイジー・キャッツ『大冒険マーチ』


1955年に結成され60年代に一世を風靡したコミックバンド。ハナ肇(ドラムス)、植木等(ボーカル・ギター)、谷啓(ボーカル・トロンボーン)など昭和を代表するコメディアンが在籍。『大冒険』は1965年に結成10周年記念として制作された主演映画。当時流行していたスパイ映画を題材に初めて円谷英二の特撮を取り入れた冒険活劇である。「無責任男」と自称する植木等の底抜けな明るさは、えいたその口癖“バビューン”に継承されている。

大冒険マーチ/ハナ肇とクレイジー・キャッツ



●つボイノリオ『金太の大冒険』


1970年デビューのラジオパーソナリティ兼シンガーソングライター。70年代前半名古屋を中心にラジオDJをしつつ放送禁止指定曲を多数発表。もっとも有名な「金太の大冒険」は1975年に発売され発売後20日で日本民間放送連盟の要注意歌謡曲指定制度によりAランクの放送禁止となったが、子供たちの間で徐々に歌い継がれ人気を博した。筆者はより過激な「吉田松陰物語」が好きで、今でも時々心の中で口ずさむことがある。Hな同人誌に慣れ親しんだえいたそにとっては刺激が足りないかもしれないが・・・。

つボイノリオ先生改「金太の大冒険」


えいたその超冒険に終わりが来ることは一生無いに違いない。

えい推しは
一生かけて
冒険たそ

●小嶋りん & ひろミサ『終末の冒険譚』

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【えいたそモダニズム】Episode 37『ハートがドキワク』~ドアーズ/GFR/ルー・リード/フロイド/イエス/ヘンリー・カウ/オックス/アナーキー/ブルハ

2022年02月18日 21時31分00秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2021年2月15日(月)16日(火)豊洲PITにて開催された「ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!!~バビュっといくよ未来にね☆~」でえいたそこと成瀬瑛美さんがでんぱ組.incを卒業してから1年と一日。その日以来筆者は、1998年のテオ・アンゲロプロス監督映画『永遠と一日』の重病を患った主人公の詩人の問い「明日の長さは?」に対して妻が「永遠と一日」と答えたように、永遠の推しメンであるえいたその幻影を求めて現在と過去と現在を旅するように過ごしてきたわけではない。実のところ、えいたそ卒業ライブのアンコールでサプライズでステージに登場した5人の新メンバーの中のひとり、ピンク色担当で金髪のりあぴこと小鳩りあちゃんに心奪われ、でんぱ組の新たな推しメンとしてピンク色を身に纏いピンクのサイリウムを手にして、まるで「初体験」のような新鮮な気持ちででんぱ現場で応援するドキワクな日々を過ごしてきた。コロナ禍のため大声で「りあちゃ~~ん!」とコールできないもどかしさすら愛おしい。

【字幕】でんぱ組.inc「プリンセスでんぱパワー!シャインオン!」Live Movie from「ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! 〜バビュッといくよ未来にね☆〜」


・・・などとりあぴにばかり惚気(のろけ)ていると、えいたそのことを忘れたのかと誤解されるかもしれないがさにあらず。成瀬瑛美さんはもはや単なる推しメンではなく、天照大神の如く絶対的シンボルにして女神として筆者の心の中に鎮座しておられる。そして幸せなことに今でも会い(愛)に行(生)ける<現人神>であらせられるのである。その証拠にこの1年と一日の間にリアルに5回、バーチャル(オンライン)を含めると優に20回を超える頻度で謁見賜っているのである。

2021年
4月3日(土) 代官山UNIT 
2021年春のえいたそトキメキお花見コンサート!「チェリーブロッサムバビューイング!☆〜バビューッとキミをゴーインに連れて行くよ花見にね☆」



卒業後初のライブイベント。ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズやSWANSやヒカシューやEP-4やNAZORANAIやBO NINGENなどアンダーグラウンド・ロックを多数観てきた地下倶楽部に太陽の女神が降臨した奇跡のライブショー。えいたそ地下アイドル化戦略のはじまりか。


5月19日(水) 秋葉原ディアステージ
トキメキ瑛美宣言!秩序のない現代に突発ファンミーティング



でんぱ組の聖地・秋葉原ディアステージで間近で話ができる神イベントに当選。感染対策のためライブ・パフォーマンスはスクリーン観戦だったが、帰り際に「ブログ見たよ!」と手を振ってくれたえいたその眩しさに精神がホワイトアウトする超常体験をした。


8月8日(日) 秋葉原ディアステージ(オンライン視聴)
えいたそディアステージ所属12周年記念イベント!



女神は二度微笑まなかった・・・現場イベントは残念ながら落選したが、同時配信にて舐めるような視線でじっくりとえいたその一挙一動一語一句を堪能しようと挑んだが、彼女の四肢と姿態の弾ける美しさに意識が攪乱されて何を歌ったのか思い出せない自分がいる。


9月13日(月) 早稲田Gallery&Barくらげ 
えいたそワールドへようこそ!☆~ディアステージ所属12周年なKHAOSな記念展~



えいたその漫画や絵画の展示イベントにえいたそ本人が在廊。最近のアー写やカラフルな油絵が並ぶ1Fもいいが、圧巻は地下帝国。小3から高校時代までに描いた漫画や小説のヤバさといったら、ここまで見せちゃっていいの?と驚愕レベル。えいたそから「風」というお題をいただいたのだが、カーニバルボーイズというバンドを結成する妄想に気を取られて、ブログを書くタイミングを逸してしまった。申し訳ない。


9月18日(土) 早稲田Gallery&Barくらげ(オンライン・イベント)
えいたそワールドオンラインイラスト



記念展最終日のオンライン・イベント。えいたそぬいぐるみを抱いてえいたそハットをかぶった筆者の写真を元に、えいたそ画伯が描いてくれた似顔絵イラストは一生の宝。おぬし、果報者よのう。


10月9日(土) 鶯谷・東京キネマ倶楽部 
マキシマムえいたそ秋の大収穫祭コンサート!!!☆



キノコホテルやアーバンギャルド、大森靖子やじゅじゅやネクロ魔といった女子グループを多数観てきた元グランドキャバレーの絢爛なホールに太陽の女神が降臨した奇跡のライブショー。秋の味覚を収穫する寸劇仕立てのステージは、女優えいたその本領発揮だった。


2022年
1月10日(月・祝) 川崎CLUB CITTA'
ドギャーン!マキシマムえいたそ伝説の大ハートフル宇宙誕生コンサート! ~奇跡起こしスキルが9999(カンスト)!?バービュの神殿っ☆~



ソニック・ユースやワンダー・スタッフ、裸のラリーズやハイロウズ、OUTRAGEやドッグス・ダム―ルなどロックバンドを多数観てきた日本最初のオールスタンディング大型ライブハウスに太陽の女神が降臨した奇跡のライブショー。クラブチッタに前回来たのはThe Birthday、次回行くのはザ・クロマニヨンズ。つまり筆者にとってのえいたそはロックンローラーなのである。




えいたそモダニズム Episode37『ハートがドキワク』
2022年2月16日はえいたそ生誕の日であるとともに、でんぱ組卒業から1周年記念日。その日にソロ新曲『ハートフルフル♡超冒険記』が配信リリースされた。「あったまおかしくなるくらいドハピネスな♡エナジー♡ビタミンソングです」という本人のコメントからして尋常じゃないパワーが漲っている。そのパワーを1000倍に濃縮した3分間はタイトル通り“心が震える冒険譚”に違いない。筆者は2014年のえいたその1stソロ曲『トキメキ☆すちゃらかテキサス』をこう評した(ミュージック・マガジン2014年8月号)
“トキメキ界のカリスマ、成瀬瑛美語録をサンプリングしたアヴァンギャルドな詩と、イエスの『危機』を3分間に圧縮したようなパラノイア・トラック。でんぱ組の太陽が戦慄するハイテンションでトレンディーな狂気の電波ソング。”

それから8年経ってえいたそが世に問う新曲『ハートフルフル♡超冒険記』をこう評したい。
“ハードコアパンク顔負けの高速ビートで連射される言葉の洪水。突如無重力化するプログレッシブな展開が冒険的。疾走感の中心に確かな心(ハート)があるからこそポジティブを歌える。ガールズポップのもうひとつの王道がここにある。”

ハートフルフル♡超冒険記


えいたそのピュアなハートの中に隠された秘密を紐解いてみよう。

●ザ・ドアーズ『ハートに火をつけて』
The Doors / Light My Fire


ロック界のカリスマ、ジム・モリソン率いるザ・ドアーズの代表的ナンバー。原題「Light My Fire(私の火をともせ)」を心ではなく“ハート”に火をつけてと訳した日本タイトルの素晴らしさ。J-POPに同じタイトルを使った同名異曲がいくつもある。えいたそがともした筆者のハートの火は永遠に消えることはない。

The Doors - Light My Fire ( HQ Official Video )



●グランド・ファンク・レイルロード『ハートブレイカー』
Grand Funk Railroad / Heartbreaker


レッド・ツェッペリンのアメリカ公演の前座を務めた際に、その歌と演奏力で聴衆を熱狂させ、ツェッペリンを食ってしまったと言われる70年代アメリカンハードロックの雄グランド・ファンク・レイルロードの大ヒット曲。対抗したわけではないだろうが、ツェッペリンにも同名ナンバーがある。井上陽水がこの曲のコード進行をパクッて「傘がない」を作曲したことでも有名。Heartbreakerとは、相手を夢中にさせておきながらつれなくする人のこと。えいたそは筆者を夢中にさせるが、ツンデレではないのでハートブレーカーではない、と信じたい。

Grand Funk Railroad -- Heartbreaker -- 1974



●ルー・リード『レジェンダリー・ハーツ』
Lou Reed / Legendary Hearts


ロックのもうひとつの(オルタナティブな)王道と呼べるザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの中心人物ルー・リードの1983年の12thアルバムのタイトル曲。彼は『ロックンロール・ハート』というアルバムも出している。まさに確かなハートを持ったロックンローラーの代表格である。ルー・リードは「Legendary Heart(伝説の心)」だが、トキメキ界のカリスマ=マキシマムえいたそのハートは「Charismatic Heart(カリスマの心)」と呼ぶのが相応しい。

Lou Reed - Legendary Hearts - 9/25/1984 - Capitol Theatre (Official)



●ピンク・フロイド『原子心母』
Pink Floyd / Atom Heart Mother


英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの70年のアルバム。牛のジャケット+原題直訳四文字熟語+“ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり”というキャッチコピーで哲学的なイメージが喚起される、60年代から70年代への時代の変化を象徴するアルバム。21世紀の精神高ぶり女子(21stセンチュリー・ハイテンションA-POPガール)=えいたその母性は「Dempa Heart Mother(電波心母)」と呼ぶのが相応しい。

Pink Floyd - Atom Heart Mother: '71 Hakone Aphrodite



●イエス『ハート・オブ・サンライズ』
Yes / Heart Of The Sunrise


ピンク・フロイドと並ぶ英国プログレの雄イエスの71年のアルバム『こわれもの(Fragile)』に収録。邦題は「燃える朝やけ」。“Dream on on to the heart of the sunrise 日の出のハートにあなたを夢見続ける”という歌詞は筆者のえいたそへの想いそのままである。でんぱ組.incの太陽と呼ばれたえいたその輝きは、卒業しても「世界が萌える朝やけ」に他ならない。

Yes - Heart Of The Sunrise Live 1972 Yessongs [HD]



●ヘンリー・カウ『リヴィング・イン・ザ・ハート・オブ・ザ・ビースト』
Henry Cow - Living in the Heart of the Beast


英国プログレのもうひとつの(オルタナティブな)雄と呼べるヘンリー・カウの75年のアルバム『傾向賛美(In Praise of Learning)』に収録。「野獣の心に住む」という意味で、政治的な歌詞の難解な構成の15分におよぶ組曲。えいたそのハートの中に野獣の心があることは、2017年に筆者による論考『えいたそ野性時代』で考察したが、それから5年経った今でも獣のハートを保ち続けるパワーには恐れ入るしかない。ついにえいたそのハートの難解性を分析する研究が求められる時代が到来したのかもしれない。

Henry Cow - Living in the heart of the beast



●オックス『僕のハートをどうぞ』


グループ・サウンズ(以下GS)全盛期の1968年にデビューし「失神バンド」としてセンセーションを巻き起こしたオックス(OX)のセカンド・シングル「ダンシング・セブンティーン」のカップリング曲。17歳の誕生日(えいたそ談)を迎えた彼女にピッタリのドーナツ盤。もしえいたそから「私のハートをどうぞ」と言われたら、筆者は恐れ多くてハートアタック(心臓麻痺)で失神するに違いない。えいたそこそ「失神アイドル」なのかもしれない。

「僕のハートをどうぞ」オックス



●アナーキー『心の銃』


パンクロックのハートの中には何がある?その答えはアナーキー(亜無亜危異)がすぐに出してくれた。81年の3rdアルバム『亜無亜危異都市(アナーキーシティ)』に収録。“心の銃を使って戦っていくのさ”という青臭い歌詞は、41年経っても心に刺さる。言葉は単純なほうがいい。“人生百年上り坂”、“人生なんとかなるなる成瀬”といったえいたそ語録は、心の銃に負けない心の武器になるだろう。

アナーキー / 心の銃 《Music video》



●ザ・ブルーハーツ『リンダリンダ』


パンクロックのハートは何色だろう?1977年14歳の時に出たセックス・ピストルズの『勝手にしやがれ』は有名な黄色ジャケではなく、蛍光ピンクのアメリカ盤を買ったので、黄色とパンクは結びつかなかった。その10年後の1987年に『THE BLUE HEARTS』のジャケットを見たとき“パンクロックは青だ!”と確信した。35年経ってもザ・クロマニヨンズでロックンロールし続けるヒロト&マーシーのハートは今も青いままに違いない。えいたそのハートの色は黄色のままだろうか?見極めなければなるまい。

リンダ リンダ/THE BLUE HEARTS


明日開催される「マキシマムえいたそ生誕祭えいカラ2022!」に「リンダリンダ」をリクエストしたが、果たして瑛美は歌ってくれるだろうか?ドキワクである。

ハートから
溢れる愛に
ドキワクしたい



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【最近買った日吉ミミ】男と女のお話/男と女の数え唄/悲しい女と呼ばれたい/未練の女/ひとの一生かくれんぼ/タ・ン・ゴ 他

2022年01月04日 01時35分12秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


男と女のお話 b/w むらさきの慕情 2nd 1970年5月5日 EP SV-2037





男と女の数え唄 b/w 男ははじめに女は最後に 3rd 1970年10月5日 EP SV-2088





悲しい女と呼ばれたい b/w あなたのハートはいつ燃える 4th 1971年2月5日 EP SV-2122





未練の女 b/w むらさきのブルース 5th 1971年5月5日 EP SV-2155





失恋 b/w あなた渡り鳥 6th 1971年9月5日 EP SV-2190


大阪恋歌 b/w あなたと私の虹のまち 7th 1972年1月 EP SV-2216





ひとの一生かくれんぼ b/w 涙唄・別れ唄・子守唄 8th 1972年2月25日 EP SV-2236





たかが人生じゃないの b/w 悲しき玩具 11th 1973年2月 EP SV-2313





結婚通知 b/w 途中下車 12th 1973年6月 EP SV-2339


タ・ン・ゴ b/w 銀のかもめ 35th 1985年11月21日 EP SV-9076


男と女のお話 b/w ひとの一生かくれんぼ 再発:ゴールデン・ミリオン・シリーズ 


コンプまで
あと33枚
ミミだけに

1stシングルが欲しいのだがレア盤っぽい。


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HINAGIKU.に捧げる雛菊ソング~岡崎友紀/松田聖子/鬼束ちひろ/SEBASTIAN X/ジャックス/デイジー・チェインソー/森田童子

2021年10月15日 02時16分27秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ヒナギク(雛菊、学名:Bellis perennis)とは、キク科の多年草(日本では一年草扱い)。別名はデージー、デイジー、チョウメイギク(長命菊)、エンメイギク(延命菊)。園芸植物として栽培される。イタリアの国花。ヨーロッパではとても人気のある花で、純真無垢の象徴とされている。花言葉は「平和」「希望」「純潔」。白い花の花言葉は「無邪気」。赤い花の花言葉は「無意識」。黄色い花の花言葉は「ありのまま」。

●映画『ひなぎく』


ヴェラ・ヒティロヴァ監督による1966年チェコスロバキア映画。原題はSedmikrásky。マリエ1とマリエ2の姉妹が自由気ままに不可解な騒動を起こすナンセンスなストーリーは、社会主義下で自由を規制された当時のチェコ当局への反抗と言われる60年代チェコ・ヌーヴェルヴァーグの傑作。二人のファッションセンスとキャラクターが共感を集め、サブカル系女子の間でカルトな人気を持つ。主人公の1人が頭に飾る雛菊の花輪が自由を象徴しているようだ。

『ひなぎく』アンコールレイト上映!



●HINAGIKU.『雛菊』


2021年10月12日渋谷Milkywayでの単独公演「開花宣言」で始動したセルフ・プロデュースのアイドル・ユニット。メンバーはあんびーべいびー、招癸鈴袮(マネキスズネ) 、雹華(ひょうか)、ハナゾノ兎リ(うり)、みや子の5人。HUNAGIU.と言うグループ名は雛菊の別名「延命菊」に因んで名付けられたという。4曲入りミニアルバム『開花宣言』が各サブスクリプションサービスにてストリーミング配信中。作詞は全曲メンバーが手掛けている。凛としたメンバーの佇まい、個性的なファッションセンス、和テイストを打ち出したEDMサウンドは、歌詞にもある通りアイドル・シーンに都革命を起こすだろう。

HINAGIKU. '雛菊' Offcial Music Video



●岡崎友紀『雛菊の首飾り』


60年代に子役として女優デビュー、1970年にTVドラマ「奥様は18歳」の大ヒットで国民的アイドルとなり歌手としても活躍した。当時小学生だった筆者の周りでも「笑顔が素敵なお姉さん」として人気があった。「雛菊の首飾り」は1972年の4枚目のアルバム『岡崎友紀4』に収録。全曲を橋本淳作詞、筒美京平作曲・編曲のゴールデンコンビが手掛けたアルバムで、主演ドラマの挿入曲を多数収録。黄色い雛菊を持った弾ける笑顔のジャケットが素晴らしい。

岡崎友紀 「雛菊の首飾り」 (ALBUM4)



●松田聖子『雛菊の地平線』


80年代アイドルの代表格であるばかりか、一生アイドルを生き続ける唯一無二の存在、松田聖子には「赤いスイートピー」「野ばらのエチュード」「旅立ちはフリージア」など花の名前を持つヒット曲が多い。「雛菊の地平線」は1987年の14枚目のアルバム『Strawberry Time』収録のシンガーソングライター大江千里が初めて提供した曲。篠山紀信撮影のピンクのジャケットで頭に飾った大輪の花は雛菊ではないが、アイドルに花は最強の組み合わせである。でも、可憐な雛菊を纏った聖子ちゃんも見てみたいものだ。

SEIKO MATSUDA 雛菊の地平線



●鬼束ちひろ『ヒナギク』


2000年にデビューしたJ-Popシンガー、鬼束ちひろの2018年の22枚目のシングル曲。デビューして以降、交通事故や自身の体調不良、所属事務所とのトラブル、SNSでの騒動など不運が続き、長期休養や活動休止を余儀なくされてきたが、メランコリックな曲調の「ヒナギク」のPVで白い雛菊に囲まれた鬼束の顔には安らぎの表情が浮かんでいる。

鬼束ちひろ - ヒナギク



●SEBASTIAN X『ひなぎくと怪獣』


2008年に結成された4人組ギターレスバンド。メンバーは永原真夏(vo)、飯田裕(b)、沖山良太(ds)、工藤歩里(key)。永原真夏の明るいパフォーマンスを核に型にはまらない自由なポップを目指すスタイルは結構好きだった。『ヒナギクと怪獣』は2012年にリリースしたミニアルバム。可憐な雛菊と恐ろしい怪獣を対比させたタイトルだが、収録曲「ひなぎく戦闘機」では”10万ボルトのヒナギク”と歌われ、か弱く見える小さな花でも強い意志を持てば強力な武器になれることを宣言している。

SEBASTIAN X / "ひなぎくと怪獣" Trailer



●ジャックス『お前はひな菊』


ジャックスは、1965年に結成されたサイケデリック・フォーク&ロックバンド。人間の内面を抉り出す文学的な歌詞と、情念的なヴォーカル、ジャズや前衛音楽の要素のあるサウンドで、日本のアンダーグラウンド・ミュージック・シーンに大きなな影響を与えている。「お前はひな菊」はデビュー前に若松孝二監督映画『腹貸し女』のサウンドトラック用に作られた曲で、公式アルバムには未収録。”俺はお前と寝たいだけ 俺は山百合 お前はひな菊・・・・お前の裸を汚したいのさ”という赤裸々な歌詞は、「純潔」を花言葉とする雛菊ならではの最高のラブソング。48年ぶりに再発された幻のライブ盤『JACKS - 2ND JACKS SHOW, JULY 24, 1968』にライブ・バージョンが収録されている。

ジャックス 『 お前はひな菊 』



●デイジー・チェインソー Daisy Chainsaw


海外でも「純真無垢」の象徴とされる雛菊=Daisyと、電動のこぎり=Chainsawを合体させたバンド名を持つ4人組グランジ・ロックバンド。ガールズ・ゴシック・ロックの元祖と呼ばれる女性シンガー、ケイティ・ジェーン・ガーサイドの可憐さと狂気的な凄みを併せもつヴォーカルを核に、歪んだギターとダークなリズムによる過激でシアトリカルなパフォーマンスで話題になった。バンド自体は短命に終わったが、ケイティはQueenadreena~Ruby Throat~Liar, Flowerといったバンドを経て現在も活動中。

Daisy Chainsaw - Love Your Money (promo video)


雛菊の
都革命
心待ち

●森田童子


10/12のHUNAGIKU.単独公演「開花宣言」の会場BGMは森田童子の「たとえばぼくが死んだら」(1980年の4作目『ラスト・ワルツ』に収録)が繰り返し流れていた。3年前の生誕公演のBGMに70年代フォークソングを流したみや子ちゃんの選曲だろう。ライブハウスが清浄な異空間にワープしたような気持がした。森田童子が雛菊を歌った曲はないと思うが、1975年にレコード・デビューして以来、素顔・本名・私生活を一切公開せず、透明な歌声で美しい曲を歌い続け、1983年までにライヴ盤を含む7枚のアルバムをリリースしたあと活動休止し人前から姿を消した彼女の純粋無垢な感性とありのままの歌声、そして何よりも彼女の存在自体が音楽シーンに咲いた「雛菊」だったに違いない。

たとえばぼくが死んだら 森田童子
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【地下アイドルへの招待】今なら古参になれる!新生アイドル特集~HINAGIKU./MAD JAMIE/アイマイ/fキュレ/ポピエモ/ショキエゴ/ちびゴリラ/チャペの泉

2021年10月07日 01時53分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


デビュー時から3年9か月間推し続けてきたアイドルグループ爆裂女子の解散は思った以上に大きなショックだった。メンバーはそれぞれ何らかの活動を続けるらしいので会えなくなることはないだろうが、爆団と呼ばれる他のヲタクと会う機会は減るだろう。アイドルファンを卒業する人もいるかもしれない。筆者としてはでんぱ組.incやプログレッシブアイドル、XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム/通称キスエク)などの推しグループは健在だし、元爆裂女子の都子ちゃんがみや子として参加する新グループHINAGIKU.が始動する楽しみがあるので、当分アイドルヲタクを辞めるつもりはない。9月28日の爆裂女子ラストライブで話したヲタクの中には、新しいアイドルを見つけて推している人も少なからずいた。

コロナ禍でライヴやコンサートが以前のようにできなくなって1年半、特にライヴハウスで活動するアイドルにとっては逆風しかない状況の中、活動休止や解散するアイドルグループが増えているのは事実だが、その一方で新たにデビューするアイドルも少なくない。辛い時代だからこそ逆に世界に元気を与えるアイドルが求められるのも事実。今回紹介する新生アイドルは、知り合いのヲタクが推薦するグループばかりである。まだライヴを観たことがないグループも多いので、今後現場に足を運べることが楽しみでならない。

●HINAGIKU.


″世界を歌舞くハイカラ革命児"『HINAGIKU.』御誕生。メンバーはあんびーべいびー、招癸鈴袮(マネキスズネ) 、雹華(ひょうか)、ハナゾノ兎リ(うり)、みや子の5人。
偶想Drop時代からの推しメン・みや子ちゃんが結成した新グループ。メンバーはそれぞれファッションアイコンとなりうる個性派揃い。妖艶な和テイストを全面に押し出したレトロ・フューチャー・ワールドは“日の丸レッド”を担当するみや子ちゃんにピッタリ。2021年10月12日(火)渋谷MilkywayでHINAGIKU.単独始動公演「開花宣言」を開催する。無料チケット(要予約)もあるので、ぜひ目撃しに来てほしい。正真正銘「古参」になれるチャンス!チケット販売中(TIGET)▷http://tiget.net/events/146788
https://hinagikuofficial.amebaownd.com/

HINAGIKU. '雛菊' Offcial Music Video



●MAD JAMIE


【KAWAIIはFxxK!!かわいくないから、してきた事がある かわいいヤツには歌えない歌】バンド全開のサウンドにエモーショナルなLyric,Pretty Fxxkな5人が歌う激情型IDOL PUNKROCK。メンバーは感情線あくび、ハレン・チユキ、榮倉ウニ、鈴木ルナチ、サキ・パニョールの5人。
爆裂女子やMalcolm Mask McLaren(MMM)の現場でいつも激しいモッシュの中心にいたパンク好きなA氏が推している新グループ。ストリート系ファッションとメロコア風バンドサウンドはまさにプリンセスプリンセスやSHOW-YA以来のガールズロック。ポジティブなメッセージで盛り上がるライヴが目に浮かぶ。
https://mad-jamie.com/

MAD JAMIE - クルソダ【OFFICIAL MUSIC VIDEO】



●I MY ME MINE


パレードをコンセプトに人の心をワクワクさせるアイドルグループ。グループ名の「I MY ME MINE」には「私は私、自分らしく」という意味を持たせている。2021年6月16日 神田明神ホールにてデビュー。メンバーは音海ゆうな、鈴永りさ、高槻あいの、早瀬ゆい、本多しおり、百千もね、雪白ひなの7人。
爆裂女子や2021年8月7日に活動休止したTHE BANANA MONKEYSのヲタクだったB氏の現在の推しグループ。元夢幻クレッシェンドのメンバー3人を含み、6人がアイドル経験者。ルックス的にはキラキラ系だが、サウンドはスピード感のあるエレクトロロック。メンバーカラーが決まっているのでサイリウム現場が楽しそう。
https://imymemine.bitfan.id/

「I MY ME MINE」Teaser Movie



●1/fキュレーション


「かわいいファンク」をコンセプトとしたアイドルグループ。 1/fという心地のよい揺らぎは、「かわいいファンク」 であると位置づけそれをキュレーション(収集)するために 日々活動する。プログレッシブアイドル、XOXO EXTREME(キス・アンド・ハグ・エクストリーム/通称キスエク)の妹グループとして2021年1月にデビュー。メンバーは星染朔、花揺えね、桃瀬せなの3人。
キスエクのファンでもあるC氏が推す全員10代の新グループ。ファンクもプログレ同様コアなジャンルであるが、アイドル界にはファンクを取り入れたグループは少なくないので、キスエクほどニッチなイメージはないかもしれない。今後どのように他のグループと差別化していくのかが楽しみ。11月6日(土) 1/fキュレーション生バンドライブ「Please, Please, Please」を小岩オルフェウスにて開催する。元ネタはジェームス・ブラウンか?JKが歌うJBなら面白そう!
https://www.1fcuration.com/

Tiny Heavies (ver.1) / 1/fキュレーション



POPPiNG EMO(ポッピングエモ)


ポップな世界観に"激エモ"爆裂サウンドを武器に活動する期待のサブカル系アイドル。ナーナ・ポップ、エモーショナ・ル・ルカ、193R(イクミライダー)、サヤカロスの4人で2020年7月から活動。サウンドプロデューサーは今話題のアーティストを多数手掛けているSCRAMBLESの井口イチロウが務める。
ヲタク兼カメラマンとしてロック系アイドル現場に出没するD氏のお気に入り。元々は2017年にポップ担当・ナーナ・ポップと、エモ担当・リエモにより結成された2人組ダンス&ボーカルユニットだったという。4人組の新体制で第一波コロナ禍直後にデビューして以来、1年3か月の間にミュージックビデオを13曲も発表しているという驚異的な活動ぶり。BiSやBiSHの流れを汲む泣きのパンクナンバーはメジャー感があるし、タータンチェックの衣装が一時期の爆裂女子を思わせて個人的にもエモい。
https://www.poppingemo.net/

【NEW MV】POPPiNG EMO / Brand new sky



SHOCKiNG EGO(ショキエゴ)


姉妹グループ【POPPiNG EMO】のハイクオリティな楽曲をカバーする5人組ユニット【SHOCKiNG EGO】。「光」と「影」を操る変異型二面性アイドル。メンバーはキャプテン・ミサト、サキ・ザ・ショック、サヤカスター、Yui Pod-Pro、ウトミヅキングの5人。
ポピエモをググっていて見つけた姉妹グループ。デビューはポピエモ新体制と同じ2020年7月らしい。「衝撃的な自我」を意味するグループ名は過激だが、イメージは反対にポピエモよりもアイドル寄りのKAWAII路線。なお、所属事務所O-keyには、ポピエモのナーナ・ポップがプロデュースするアイドルNAP-Natural Another People-も所属し、さらに10月15日に新グループSUPER REPLiCA (スーパー レプリカ)がデビューするという。今後のアイドルシーンの台風の目になるかもしれない。要注目である。
https://www.shockingego.net/

【MV】SHOCKiNG EGO / Colorful



●MIDNIGHT LITTLE GORILLA ちびゴリラ


めろん畑a go goが所属するGollipop Recordから2021年1月24日に登場した新生マスクドアイドル。メンバーは皆野うさこ、やわらぎめんま、玖月琴美 の3人で、同じ事務所のThe Grateful a MogAAAz(モガーズ)やRUNAMENを兼任する。80~90sアニメソングのカバーをレパートリーとする。ゴリラのマスクがトレードマーク。
爆裂女子やネクロ魔からめろん畑a go goへ流れたヲタクは数多い。2019年に姉妹ユニットとしてモガーズがデビュー、めろん畑との兼任メンバーもいて、現場の一体感が生まれた。めろん畑がサイコビリー、モガーズがニューウェイヴ&ビートパンクとどちらもロック寄りなので、もっと和めるパフォーマンスが出来るユニットとしてちびゴリラが生まれたのではないだろうか。着ぐるみアイドルはなんとなく新鮮だし、耳馴染みのあるアニソンをやってくれそうなので、ぜひ観てみたいものだ。



地下アイドル
お楽しみは
終わらない

●チャぺの泉fromでんぱ組.inc


でんぱ組.incの藤咲彩音、愛川こずえ、小鳩りあの三人で結成されたスピンオフ・ユニット。初心に立ち返って秋葉原から古き良きでんぱ曲をお届けしていくというコンセプトのもと、現在のでんぱ組がやらないレア曲を披露するとともに、初のオリジナル楽曲として初期のでんぱ組.incを彷彿とさせる電波ソング調の「愛♡舞☆ミライ!」を発表した。
えいたそこと成瀬瑛美が卒業に伴い、10人組の新体制になったでんぱ組は、メンバーそれぞれのソロや別ユニットの活動が活発になり、これまで以上にワクテカな魅力を増している。特に新たな推しメン・小鳩りあが参加するチャペの泉は、筆者がでんぱ組にハマるきっかけになった電波ソングを復活させてくれた胸熱すぎるユニット。もしかしたらでんぱ組よりも好きかも、などと身も蓋もないことを口走りそうになる。「地上とか地下とか関係ねえ、好きなアイドルは好きなんだ!」と大声で叫びながら、今ここから走り出すことにしよう。

チャペの泉 from でんぱ組.inc「愛♡舞☆ミライ!」Music Video






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今ここから走り出すアイドルに捧げる『RUN! RUN! RUN!』~ヴェルヴェッツ/ザ・フー/スライ/シュープリームス/ジェスチャーズ/大槻マキ/ギターウルフ

2021年10月05日 01時51分43秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2018年1月7日に渋谷Milkywayでデビューしたパンクロックアイドル爆裂女子-BURST GIRL-が2021年10月3日に解散し3年9か月の活動に幕を下ろした。筆者にとっては前身の偶想Drop時代から数えると約4年8か月という長い期間推してきたグループであり、昨年12月に推しメンバー都子の突然の解雇という大事件があったにも関わらず、グループとして推す気持ちに変化はなかった。コロナ禍以降はそれまでのモッシュやダイヴを伴なう激しいライヴが出来なくなった分、パフォーマンスで魅せるステージを展開してきたが、ついに4人のメンバーはそれぞれ別の道へ進むことを決意した。

9月28日に新宿ロフトで開催された最終ライヴ「爆裂大解散」ではMC無しで全レパートリー18曲を一気に披露。ありがとうの言葉しかない潔いステージを見せた。そして解散当日10月3日のYouTube配信はメンバーのトークという予想を大きく裏切り、お台場を50分間ひたすら走り続け、最後にデビュー曲「GREAT FXXKING MY WORLD」の路上パフォーマンスで締めるという清々しいエンディングを迎えた。♬この素晴らしきくそったれの世界を / Great Fucking My World / 今ここから走り出すよ♬という歌詞になぞらえて、解散は終わりではなく、新しいはじまりである、というメッセージを届けてくれたのである。

FXXKING BURST


今ここから走り出す4人のメンバー、新グループHINAGIKU.のデビュー・ライヴを控えるみや子ちゃん、それぞれの活動をする元メンバー。走り続けるすべてのアイドルに「RUN! RUN! RUN!(走れ!走れ!走れ!)」という曲を捧げたい。なお英語のRUNには「逃げる」という意味もあるから、がむしゃらに走ることに疲れたら、方向を変えて逃げてもいいんだよ。

●ヴェルヴェット・アンダーグラウンド/ラン・ラン・ラン The Velvet Underground / Run Run Run


1967年にアンディー・ウォーホルのプロデュースでデビューしたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのデビュー作『Velvet Underground & Nico』に収録。ドラッグやSMなどをテーマにした文学的な歌詞、前衛的・実験的なサウンドで後のロックに大きな影響を与えたVUが歌う「RUN RUN RUN」は死への疾走のように聴こえる。くそったれな世界で生きるには表だけではなく裏の世界を知ることも必要なのである。

The Velvet Underground - Run Run Run



●ザ・フー/ラン・ラン・ラン The Who / Run Run Run


ブリティッシュ・ロックの象徴的バンド、ザ・フーの2ndアルバム『クイック・ワン』(1966)の1曲目に収録。モッズのアイドルとしてデビューしたザ・フーがより幅広い人気を獲得しつつあった時期ではあるが、「RUN RUN RUN」は大人への反抗を歌った「マイ・ジェネレーション」に似た粗削りなR&Bナンバー。青臭いと言われても、いつまでも反抗心を忘れてはいけないね。

Run Run Run - The Who



●ザ・シュープリームス/ラン・ラン・ラン The Supremes / Run, Run, Run


ブラック・ミュージックの大スター、ダイアナ・ロスが在籍していたガールズ・グループ、ザ・シュープリームスの2ndアルバム『Where Did Our Love Go(愛はどこへ行ったの)』(1964)に収録。シングル曲が3曲連続で全米No.1ヒットを獲得し、シュープリームスを大ブレイクに導き、モータウン黄金時代のきっかけになった。「Run, Run, Run」も典型的なモータウン・サウンドでソウル・ミュージックの楽しさに満ちている。いつも笑顔で心に歓びを持って生きていこう。

The Supremes - Run, Run, Run [Remastered]



●スライ&ザ・ファミリー・ストーン/ラン・ラン・ラン Sly &The Family Stone / Run, Run, Run


6~70年代ソウル/ファンクの代表的シンガー&プロデューサーのスライ・ストーン率いるスライ&ザ・ファミリー・ストーンのデビュー・アルバム『Whole New Thing(新しい世界)』(1967)に収録。60年代後半、まだ白人中心だったロック・フェスティバルで多大な人気を集めた彼らの原点ともいえるファンキーなスタイルにはブラック・ミュージックのソウル(魂)が宿っている。アイドルのソウル(魂)も消えることはないだろう。

SLY & THE FAMILY STONE - Run, Run, Run



●ザ・ジェスチャーズ/ラン・ラン・ラン The Gestures / Run, Run, Run


60年代半ばアメリカ各地に生まれたガレージ・パンク・バンドの典型。ミネソタ州の田舎町マンカトー出身の平均年齢16歳のティーンエイジャーバンド、ザ・ジェスチャーズが1964年にリリースした唯一のシングルが「ラン・ラン・ラン」。地元ではTOP10に入るヒットになったが、このシングル1枚だけで消えて行った。筆者は80年代に60年代コンピレーションLP『Pebbles』でこの曲を知って以来、最高のガレージパンク曲として愛聴してきた。最近知ったのだが、60年代当時この曲が日本でリリースされ、内田裕也が日本語カバーを発表したという。それを現代のガールズガレージバンド、ザ・ハイマーツがカバーするという奇跡。最高の曲は時代を超えて歌い継がれていく。爆裂女子の曲も生き続けていってほしい。

ジェスチャーズ ラン・ラン・ラン 1965 / Run, Run, Run


内田裕也 ラン・ラン・ラン 1965 / Run Run Run


The Highmarts - ラン・ラン・ラン (Run Run Run)



●大槻真希 / RUN! RUN! RUN!


現在は大槻マキとして活動する女性シンガー、大槻真希が2000年にリリースしたサード・シングル。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』のエンディングテーマに起用され、自身最大のヒット曲となった。同年の1stアルバム『ROCK’N ROLL LOVE LETTER』に収録。プロデュースは80年代バンドブームを代表するビート・パンク・バンド、JUN SKY WALKER(S)のギタリスト森純太。ストレートなビートと分厚いギターが燃えるパンク・スピリットを感じさせる。最強で最狂のパンクロックアイドル爆裂女子は解散しても、パンク・スピリットはメンバーの心の中で燃え続けることだろう。

[MV] Maki Otsuki - RUN! RUN! RUN



●ギターウルフ / ラン・ウルフ・ラン Guitar Wolf / Run Wolf Run


世界で人気を誇るロッケンロールトリオ、ギターウルフが1994年にリリースした2ndアルバム『ラン・ウルフ・ラン』。トレードマークは革ジャン、皮パン、サングラス。一貫して3コードを基本としたシンプルなロックナンバーを、爆音一発録りでレコーディング。そのスタイルを1987年の結成時から34年にわたって貫いている稀有な存在。頑固なまでに信念を貫きとおすこと、ロックンローラーでもアイドルでもそれが最大の武器に違いない。

Run Wolf Run


走り出す
マイク握って
準備OK

爆裂女子-BURST GIRL- / GREAT FXXKING MY WORLD【OFFICIAL MUSIC VIDEO】


爆裂女子の曲を歌い継ぐため爆団バンドは活動を続けます。



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【地下アイドルへの招待】バイオリン女子に萌ゆ~小嶋りん(キスエク)/kurumi(アイオケ)/RiO(ex-RY's)/高岡薫(AKB48)/JILL(あんきも)

2021年10月03日 01時06分18秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


10年前に地下アイドルにハマる以前はバンド女子に萌えていた筆者だが、最近はギターやドラムよりクラシカルな楽器を弾く女子に惹かれる傾向がある。サックスやフルートなどの管楽器もいいが、今一番気になるのはバイオリン。ピアノの稽古に飽きたお嬢さまが次に習う楽器はバイオリンが似合う。かつては本気でやろうとすると何千万の高額な楽器を手に入れる必要があったが、エレクトリック・バイオリンの普及で身近な楽器になった。クラシック界では昔から美人バイオリニストが脚光を浴びてきたが、今やアイドル界にも美少女バイオリニストが求められる時代が到来した。そんな実力と美貌を備えたバイオリン女子を紹介しよう。

●小嶋りん(XOXO EXTREME)


筆頭は筆者の推しメン、プログレッシブ・アイドルXOXO EXTREME(キスエク)のりんりんこと小嶋りん。桐朋学園高校・大学バイオリン科出身で絶対音感の持ち主でもある。以前から生誕ライブ等でバイオリンを披露することはあっても、あくまで余技という印象だったが、昨年ギターレスロックバンドre-in.Carnation(リンカネ)に参加したことをきっかけにバイオリンへのモチベーションが高まったという。今年8月14日の生誕ライブでは、キスエク(歌と踊り)の他に、バイオリンでリンカネと、サエキけんぞう率いるジョリッツにフル出演、さらにみんなのこどもちゃん(しなもん)、MANACLEと各1曲コラボ、という八面六臂の活躍を見せた。その後もアイドルグループmomograciのワンマン公演にゲスト出演するなど活動の場が広がりそう。2021年春頃から全開したお嬢様キャラと相まって、優雅さと創造性に満ちたばいおりんりんのプレイがアイドルシーンを面白くするに違いない。

re-in.Carnation ー2021.8.14 小嶋りん生誕ライブ「今宵、オルフェウス邸へご招待致しますわ」小岩オルフェウス



●kurumi(アイオケ)


「歌と本物の演奏とダンスを融合したアイドルグループ」として活動する8人組ユニット。2014年に結成された声優ユニット、キャンディボイスを前身とし、アイドルオーケストラRY's~RY'sと名称が変わり、2020年7月23日に新体制となり、現在はアイオケ名義で活動している。アイドルとクラシック音楽を融合した楽曲が特徴で、イントロや間奏などにクラシックの名曲が組み込まれているものが多い。ファンの総称は楽団員。バイオリン担当のkurumiは音大を首席で卒業したプロのバイオリン奏者である。フルートとキーボードも参加した華やかなパフォーマンスは一度生で観たいものだ。

『革命のベルを鳴らせ』music video



●踊るヴァイオリニストRiO(ex-RY's)


アイオケの前身ユニットRY's(リィーズ)でRIO / 荻原理緒として活動中の2018年1月に踊るヴァイオリニストRiOとしてソロ・デビュー。デビューシングルがオリコン インディーズウィークリーチャート6位。 2019年4月14日、RY‘sを卒業し、ソロヴァイオリニストとしての 活動に専念している。現在の活動はアイドル現場ではないが、 モデル並みのスタイルとルックスで大胆に踊りながら弾く姿がヲタク心を刺激する。物販でチェキとか撮れるのだろうか。

RiO「Monochrome Ruins」MV



●JILL(Unlucky Morpheus)


アイドルではないが、ヴィジュアル系ヘヴィメタルバンド、Unlucky Morpheus(あんきも)のJILLは東京藝術大学出身で国内外のコンクールにて多くの受賞経験を誇るバイオリン奏者。バンド内ユニットQUADRATUM From Unlucky Morpheusでヘヴィメタルのカバーをしているのがカッコイイ。他にケミストリーやJUJUなど数多くのJ-POPアーティストと共演する実力派だが、なんといってもゴスロリファッションとキュートなルックスがヲタク心をくすぐる。物販でチェキとか撮れるのだろうか(そればっかり)。

【Cover】Yngwie Malmsteen - Far Beyond The Sun (Violin Cover)



●高岡薫(AKB48チーム8/ザ・エイトルズ)


AKB48チーム8のメンバーで結成されたバンド形式のイベント限定ユニット、ザ・エイトルズ(THE EIGHTLES!!)でバイオリンを弾くのが愛媛県出身の高岡薫。ニックネームはかおるんば。子供の頃にバイオリンを習っていたらしい。AKBグループについては全く知識がないので人気のほどは分からないが、他の楽器(特にギター)のメンバーがかなりたどたどしいのに比べて、彼女の余裕のあるバイオリン・プレイが頼もしい(それ以上に暴走気味のドラムが凄い)。

Intro+Rock da yo,Jinsei waロックだよ、人生は・・・(band ver.)-The Eightlesザ・エイトルズ|Team 8 3rd Anniversary Concert


バイオリン
魔性の魅力に
メロメロン



8月末に開催された「アイドルと芸術展」に小嶋りんちゃんが出品した作品「初めて作曲したメロディー」(複製版)のバイオリンソロ音源に演奏を加えて二次創作しました。推しのアイドルとバーチャルコラボできてヲタク冥利に尽きます。ありがとう!

終末の冒険譚/小嶋りん & ひろミサ



ウレイノアルセカイ/小嶋りん & ひろミサ




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【地下アイドルへの招待】2021年5月 変容するアイドルたちのニュー・リリース~でんぱ組inc/キスエク/MANACLE/えいたそ☆成瀬瑛美

2021年05月19日 01時02分36秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2021年5月、昨年4月の緊急事態宣言発出から13か月過ぎた今、コロナ禍で変貌した我々の生活は依然として先行き不明だが、アイドルたちはそれぞれ新しい活動へと進化を続けている。コール(声出し)やモッシュ、リフトといったアイドルライブの重要な要素の多くが禁止された現場でも、最高のパフォーマンスを見せようとする努力と意志に溢れた姿は、自粛続きで意気消沈している我々に希望の光と癒しをもたらしてくれる救いの女神に違いない。自粛の1年間に大きく変容した3組の推しアイドルが揃って新作をリリースした2021年5月は、筆者のポジティブストーリーのはじまりの月と呼べるかもしれない。

●でんぱ組.inc


2021年2月にえいたそこと成瀬瑛美が卒業し、残った古川未鈴、相沢梨紗、藤咲彩音、鹿目凛、根本凪に、愛川こずえ、小鳩りあ、天沢璃人、高咲陽菜、空野青空という5名の新メンバーを加え10人組になった新体制でんぱ組の初のCDシングル『プリンセスでんぱパワー! シャインオン!/千秋万歳!電波一座!』。えいたそ卒業ライブのアンコールで披露された「プリンセスでんぱパワー! シャインオン!」はミュージカル仕立ての豪華絢爛なナンバー。新メンバーを先輩メンバーが叱咤激励するストーリーが新たな門出に相応しい。そして3月下旬に開催された「でんぱ組.inc 公開ダンスリハーサル」で振り入れ過程を公開した「千秋万歳!電波一座!」は猛スピードで展開する電波ソング。でんぱ組の新たなスタイルを予感させる秀逸な2曲で、5月22日開催のONE-MAN LIVE『Dear☆Stageへようこそ2021』が楽しみでならない。

【字幕】でんぱ組.inc「プリンセスでんぱパワー!シャインオン!」Music Video/Dempagumi.inc " Princess Dempa Power ! Shine On ! " MV



●XOXO EXTREME


2019年9月にオリジナルメンバーの楠芽瑠が卒業して以降、一色萌、小嶋りん、浅水るりの3人組で活動していたプログレッシブアイドル、キスエクことXOXO EXTREME(キスアンドハグ・エクストリーム)は、2020年8月に現役東大生・真城奈央子が、11月に現役女子高生・星野瞳々(研修生)が加入して5人組になった。其の5人でレコーディングした2ndアルバム『Le carnaval des animux-動物学的大幻想曲- 』をリリース。全曲動物の名前がタイトルになっていて、3分強の英語詞ロックナンバー「Altair(孤高の荒鷲)」、10分超えのミュージカル風組曲「ねずみは沈む船を見捨てるか」、3人組時代に発表された「フェニキスの涙」など、バラエティに富んだ曲が満載。変拍子や複雑な展開の多い楽曲はプログレと呼ぶしかないが、それを見事に歌って踊る5人のパフォーマンスは、他のどんなプログレバンドにも真似できまい。個人的にはフルートをフィーチャーした「十影」と「Hibernation(冬の眠り)」のライブ・パフォーマンスを観るのが楽しみである。

Ride a Tiger / XOXO EXTREME



●MANACLE


2020年3月にネクロ魔ことNECRONOMIDOLを電撃脱退した柿崎李咲と今泉怜に、元ネクロ魔の高辻ひなと元AIBECKの茉音が加わり9月にデビューしたニュー・グループ。「手錠に繋がれた日常からの解放」がコンセプト。ダークなゴシックロック、アップテンポのエレポップ、激しいダンスナンバーといった多彩な音楽性と、キュートな振付と切れ味鋭いダンスは、地下アイドル・シーンで頭一つ抜けたクオリティを誇る。実は筆者はデビュー・アルバム『Liberation』をまだ入手していないが、全曲披露された3月の初ワンマンLIVE『〜始まりの晩餐〜』の感動は未だに心の中で輝いている。5月23日『ボクらの復活祭〜MANACLE 1st ALBUM Liberation リリースイベント〜』が待ちきれない。

MANACLE / Look at me!


5月病
それは推しへの
恋煩い

●えいたそ☆成瀬瑛美(でんぱ組.inc)


2021年2月16日チームスマイル・豊洲PIT『でんぱ組inc/ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! 〜バビュッといくよ未来にね☆〜』映像DVD/BL+特典CD。卒業してもえいたそ愛は変わりません!

でんぱ組.inc「ウルトラ☆マキシマム☆ポジティブ☆ストーリー!! 〜バビュッといくよ未来にね☆〜」Trailer Movie


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【私のB級サイケ蒐集癖】第33夜:女子サイケの楽園三角形~フェミニン・コンプレックス/エース・オブ・カップス/フィメール・スペシーズ

2021年05月14日 00時51分54秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


この年にして女子地下アイドルにハマっている筆者だが、ロックを聴き始めた中坊の頃から女子ミュージシャンや女子バンドが好きだった。というか男子の禊として幼時から女子への興味は大いに芽生えていた(幼稚園の学級会で同級の女子から「○○君からキスされた」と名指しで糾弾された想い出あり)ので、好きな音楽に好きな女子を求めるのは当然の成り行きだろう。だから1980年代に60年代サイケに目覚めた筆者がサイケ女子に憧れたのも自然だった。しかし、ジャニス・ジョプリンやグレース・スリック(ジェファーソン・エアプレイン)をはじめとして女性ヴォーカリストは多数いるが、全員女子のサイケバンドはほとんど見つからない。コンピレーションLP『Girls In The Garage』が出て、やっとオールガールのガレージ/サイケバンドが存在することを確認したが、各バンド1曲2曲では物足りなかった。パンク/ニューウェイヴ以降オールガールバンドは珍しくなくなったが、60年代の男性上位社会の中では女子がロックバンドをやることなど、非常識なことと思われていたに違いない。そんな時代に女子だけでロックバンドを続けることはイバラの道だったかもしれない。そんな時代を生き抜いた不屈のサイケ女子バンドは尊い。

●フェミニン・コンプレックス The Feminine Complex


メンバー:Mindy Dalton (g,vo), Judi Griffith (tambourine, vo), Lana Napier (ds), Pame Stephens (key), Jean Williams (b)
ナッシュビル州テネシーのメイプルウッド・ハイスクールの女子高生が結成。1966年秋にガールズバンドを結成しようとNapierとWilliamsがDaltonとGriffithを誘って結成。4人とも高校の女子バスケットボールチーム部員でもあり、チーム名と同じThe Povitsをバンド名にした。1967年にStephensが加入しバンド名をFeminine Complexに変え、ナッシュビルのパーティやクラブでライヴ活動を行う。男性グループばかりのローカル・シーンで全員女子のバンドは人気を集め67~68年にかけてテネシー州内をツアーするニューヨークでNBCテレビショーに出演し、1910フルーツガム・カンパニーと共演したこともあった。ナッシュビルのベテランA&R、Dee Kilpatrickが設立した新レーベルAthena Records第1弾アーティストとして契約しアルバム『Livin’ Love』を制作。デモテープはバンドで演奏したが、アルバムはセッション・ミュージシャンによる演奏だった。しかし68年秋に新学期が始まると、大学に進学したStephensが脱退、NapierとWilliamsもバスケット部に復帰するために脱退。DaltonとGriffithはデュオでバンドを続けようとするが間もなく解散した。
1996年にTeenbeatレーベルが『Livin’ Love』とデモテープ集を再発し、広く世に知られるようになった。

Feminine Complex - Hide & Seek



●エース・オブ・カップス The Ace Of Cups


メンバー:Mary Gannon (b), Marla Hunt (org, p), Denise Kaufman (g, hca), Mary Ellen Simpson (g), Diane Vitalich (ds)
1967年にサンフランシスコで結成。バンド名はタロットカードの「カップのエース」から取られた。1967年春にデビュー、同年6月ジミ・ヘンドリックスのゴールデン・ゲート・パークでのフリー・コンサートのオープニングを務める。気に入ったジミはメロディ・メイカーのインタビューで名前を出して推薦した。サンフランシスコのマトリックスやアヴァロン・ボールルーム、フィルモアの常連バンドとしてジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サービス、ザ・バンドなどと共演し注目を集める。レコード契約の話もあったが、条件的にマネージャーが同意せず決まらなかった。また70年代になるとメンバーの結婚・出産などで活動に支障をきたし、72年に活動を停止した。2003年にACEレコードがデモやライヴ音源の編集盤『It's Bad for You But Buy It!』をリリース。それぞれ別の道に進んだバンド・メンバーは折に触れて共演してきたが、2011年にフェスに出演したことをきっかけに再結成の話が進み、2018年に正式な1stアルバム『Ace of Cups』、2020年に2nd『Sing Your Dreams』をリリースした。70歳超えのロックバンドである。

"Stones" by the Ace of Cups band — Footage from Revolution, 1968



●フィメール・スペシーズ The Female Species


メンバー(60年代):Vicki Gossett (vo,g), Ronni Gossett (vo,b), Linda Peters (g), Dawna Uyeno Snow (key,vo), Michelle Molner (ds)
1966年カリフォルニア州ウィッターでヴィッキーとロニーのゴセット姉妹がビートルズに憧れて結成、ビーハイブヘアとミニスカートのガールズバンドになった。60’sヒット曲のカヴァーに他にゴセット姉妹のオリジナルナンバーも手掛けた。1966年にアセテート10インチレコードを制作。しかし正式なレコード契約を得ることなく初期メンバーは脱退し、70年代、ゴセット姉妹はメンバーを変えながらラスベガス、ロサンゼルス、ナッシュビルへと活動拠点を移しながら活動し、80~90年代はソングライターとしてナッシュビルの音楽出版社と契約して作曲活動を続けた。彼女たちの活動をまとめた編集アルバム『Tale Of My Lost Love』が2021年にリリースされた。前半は60年代ガレージロック/サイケデリック時代の録音、後半はポップス/フォーク/カントリーに移行した70年代の録音を収録。ガレージサイケ期のメランコリックなナンバーはレアサイケの傑作。70年代のカーペンターズに通じるポップセンスも悪くない。Spotifyの同アルバムにはCD2としてカバー曲を含むガレージナンバーが追加されていて、とてもいい。

Stop And Think It Over


オール女子
ガレージサイケに
萌えている

Ace of Cups – Feel Good [Official Video]
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【えいたそ妄想論全データ】『えいたそ文化論』『えいたそ進化論』『えいたそ改革論』『えいたそ野性時代』『えいたそモダニズム(未完)』『えいたそ人形劇場』 #えいたそ #成瀬瑛美 #でんぱ組

2021年02月17日 02時33分29秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


7年前の2014年4月にスタートし現在まで連載している<えいたそ妄想論>は、アイドルグループでんぱ組.incの推しメンであるえいたそこと成瀬瑛美さんのキャラクターや行動や発言を基にキーワードを選び、関連する楽曲やアーティストを探して来て勝手に分析して、えいたその魅力を解明しようというものである。好きなアイドルと好きな音楽を結びつける妄想力は、2014年2月に出版された『でんぱ組.incの妄想大百科』に影響されたもの。徐々に特典会などで接触した際にえいたそ本人からお題(キーワード)を出してもらうという、ヲタク冥利に尽きる関係を築くことができた。それにしても7年間に70話近い妄想記事を書き続けることができたことは、えいたそが持つ尽きることのない才能のおかげに違いない。2021年2月16日にでんぱ組.incを卒業したえいたそが、これからも筆者の妄想力を刺激するような個性的なソロ活動をしてくれることに大いに期待したい。


えいたそ文化論 Cultural Stuides of EITASO
【えいたそ文化論】その壱『太陽』~フロイド/デッド/クリムゾン/クロマニヨンズ/TMGE/AKB/EWF/他 2014年04月12日
【えいたそ文化論】その弐『マキシマム』~R&B/ジョイ/サーカス/ホルモン/パーク/プリースト 2014年04月21日
【えいたそ文化論】その参『イエロー』前編~YMO/イエモン/マシンガン/バルーン/ページ/愛なき世界 2014年04月30日
【えいたそ文化論】その参『イエロー』後編~ビートルズ/初音ミク/ドノヴァン/桜田淳子/ザッパetc. 2014年05月01日
【えいたそ文化論】最終章『えいたそ☆成瀬瑛美とは?』 2014年05月22日


えいたそ進化論 EITASO Evolution Theory
【えいたそ進化論】試論~でんぱ組.incに学ぶ『マキシマリズム(最大主義)』<現代キーワード解説> 2014年11月17日
【えいたそ進化論】第一章『逆光論』ストーンズ/クイーン/TMGE/浅川マキ/エコバニ/ひめキュン他 2014年11月26日
【えいたそ進化論】第二章「エターナリズム」松田聖子/GLAY/水樹奈々/森口博子/バングルズ 2014年12月06日
【えいたそ進化論】第三章「永遠説」サン・ラ/ドンチェ/フロイド/あがた/AKB/ピチカ/ブルハ/クロマ 2014年12月10日
【えいたそ進化論】第四章「不滅学」エンケン/巻上公一/B'z/KAT-TUN/ラノベ/ビタミンR 2014年12月17日
【えいたそ進化論】第五章「不死身考」ハイロウズ/タイマーズ/スピッツ/ゴーバンズetc 2014年12月27日
【えいたそ進化論】遂に完結!最終章「有限性理論」灰野敬二/テレヴィジョン/ピンク・フロイド 2015年01月18日


えいたそ改革論 Teoria della riforma di EITASO
【えいたそ改革論】Chapter 1『パイナップル』浅井健一/松田聖子/ブルーハーツ/時東ぁみetc. 2015年06月25日
【えいたそ改革論】Chapter2『バカソング』でんぱ組/外道/乃木坂46/Theピーズ/山口百恵/細川たかし 2015年07月07日
【えいたそ改革論】Chapter3『パイナップルII』プログレ/ガレージ/アイドル/エキゾ/ジャズ/ラップ 2015年07月17日
【えいたそ改革論】Chapter4『ひまわり♀』伊藤咲子/SPEED/AKB48/FLOWER/東京女子流etc. 2015年07月23日
【えいたそ改革論】Chapter5『ひまわり♂和』福山雅治/ユニコーン/オザケン/坂田明 2015年07月31日
【えいたそ改革論】Chapter6『ひまわり♂洋』ウェラー/デッド/ビーチ・ボーイズ/ファッグスetc 2015年08月05日
【えいたそ改革論】Chapter7『トロピカル#1』でんぱ組/エレキシ/BEGIN/THE ポッシボーetc. 2015年08月10日
【えいたそ改革論】Chapter8『トロピカル#2』Theピーズ/J.ホワイト/ベック/カエターノ/クレイドル 2015年08月17日
【えいたそ改革論】Chapter9『極楽鳥』オレンジペコー/鏡音リン/C.パーカー/S.ホワイトetc. 2015年08月31日
【えいたそ改革論】Chapter10『パラダイス』ホフ/こじまゆ/アリプロ/エレカシ/イエモンetc. 2015年09月01日
【えいたそ改革論】Finale『自転車』アイマス/ジュディマリ/クイーン/乃木坂/アジカン/フロイド+【結論】『えいたそ改革』とは一体何だったのか? 2015年09月07日
【賛美と啓示と改革からのゾンビーナ】ヘンリー・カウ/クリムゾン/ELP/でんぱ組 2015年10月18日


えいたそ野性時代 EITASO WILD AGE
でんぱ組.inc@中野サンプラザ 2016.2.9(tue)+【えいたそ野性時代】一の巻『おキツネ様』 2016年02月11日
【えいたそ野性時代】二の巻『本能の導き』+でんぱ組.inc@本庄市民会館/さいたま市文化センター 2016年03月18日
【えいたそ野性時代】三の巻『日曜日の幻想』VU/ハイロウズ/スピッツ/PUFFY/阿部薫 2016年06月12日
【えいたそ野性時代】四の巻『妄想のススメ』でんぱ組/魚返一真/NMB48/妄キャリ/まねきケチャ/筋少 2016年06月23日
【えいたそ野性時代】伍の巻『時代をドライブ』ビートルズ/松田聖子/サニーデイ/ピンク・フロイド他 2016年06月28日
でんぱ組×SPYAIR@ZEPP TOKYO 2016.7.6(wed)+【えいたそ野性時代】六の巻『キラメク伝説』 2016年07月10日
【えいたそ野性時代】七の巻『キラメク伝説再び』百恵/高中/ヘンリー・カウ/MSG/PIL/ベビメタ 2016年07月31日
でんぱ組×Vegas@ZEPP TOKYO 2016.8.25(thu)+【えいたそ野性時代】八の巻『輝きの彼方』 2016年08月27日
でんぱ組×Wienners@渋谷O-east 2016.9.8(thu)+【えいたそ野性時代】九の巻『未来のロマン』 2016年09月11日
でんぱ組@大宮ソニックシティ2016.10.9(sun)+【えいたそ野性時代】十の巻『発光の魔術師』 2016年10月13日


えいたそモダニズム EITASO Modernism
【えいたそモダニズム】Episode 1『バタフライの掟』ソニックス/BUMP/カエラ/お奈々/マライア/エビ中/チャットモetc. 2016年11月11日
【えいたそモダニズム】Episode 2『ボールの奇跡』でんぱ組/ジャニス/XTC/ゲス乙/dCprG/ハイロウズ/ザ・フーetc. 2016年12月09日
【えいたそモダニズム】Episode 3『おもちの気持ち』バンプ/ゲス/坊屋三郎/あすぱ恋/Negicco/高橋優/ベリーズetc. 2017年01月03日
【えいたそモダニズム】Episode 4『ときめきバースデイ』ビートルズ/ブルハ/ユッコ/バースデイ/ノベンバ/ニック・ケイヴ etc. 2017年02月17日
【えいたそモダニズム】Episode 5『カラフル世界』クリーム/レッポコ/9nine/チーパレ/まどマギ/さえかの/グドモ/橋本孝之etc. 2017年02月20日
【えいたそモダニズム】Episode 6『サインはピース』有頂天/レノン/モー娘。/アプガ/ホフ/いきものがかり/EXTREMEetc. 2017年03月06日
【えいたそモダニズム】Episode 7『ゴーゴー成瀬』スターリン/けいおん/SPEED/ワム!/スパイダース/CKB/ストーンズetc. 2017年05月29日
【えいたそモダニズム】Episode 8『ゴーゴー瑛美』N813(エイミ)/GOGO7188/ゴーゴーズ/ゴーバニ/フラゴー/スパゴー/ベルゴー/ゴーペン 2017年06月05日
【えいたそモダニズム】Episode 9『セクシー813(エイミ)』TG/ロッド/ノーランズ/Wink/モー娘。/大森靖子/クウチュウ戦/OKAMOTO'S/テツコ 2017年07月02日
【えいたそモダニズム】Episode 10『縄(ロープ)の罠』蜉蝣/The Clash/クロマニヨンズ/山崎ハコ/AKB48/ラルクetc. 2017年07月13日
【えいたそモダニズム】Episode 11『秋葉の絆』レンジ/ルリアン/エレカシ/アンカフェ/バロック/リザード/デザイア etc. 2017年08月17日
【えいたそモダニズム】Episode 12『幸せスーパーマーケット!』クラッシュ/レインコーツ/ミスチル/コズミック・ジョーカーズ/エド・シーランetc. 2017年10月26日
【えいたそモダニズム】Episode 13『レッツ文化』TMGE/バニラズ/アーバン/NEW ORDER/おとぎ話/波動拳/カルチャー・クラブetc. 2017年11月06日
【えいたそモダニズム】Episode 14『幸運の7(セヴン)』でんぱ組.inc/AKB48/森高千里/Dr.フィールグッド/クリス・スクワイア/ボブ・ジェームス/ラヴetc. 2018年01月06日
【えいたそモダニズム】Episode 15『自慢のノド』The Birthday/The SALOVERS/エアロスミス/BiS/KITTIE/デス・イン・ヴェガス/ナンテンマンetc. 2018年02月23日
【えいたそモダニズム】Episode 16『神のお守り』ビーチ・ボーイズ/テンプターズ/ピストルズ/KISS/ゆら帝/ハナエ/偶ドロ/ハイライズetc. 2018年03月10日
【えいたそモダニズム】Episode 17『報復の轍』ホルモン/ザッパ/WANIMA/マイヘア/ユーミン/9mm/溺愛etc. 2018年03月25日
【えいたそモダニズム】Episode 18『成層圏からこんにちは』タンジェリン・ドリーム/ポラリス/NOBODY/ストラトヴァリウス/宇宙大怪獣ドゴラetc. 2018年04月30日
【えいたそモダニズム】Episode 19『王道チャイルド』ビートルズ/ストーンズ/ジミヘン/パープル/クリムゾン/クラプトン/エアロ/ガンズetc. 2018年05月13日
【えいたそモダニズム】Episode 20『最高のサイコ』〜ソニックス/ラモーンズ/T.ヘッズ/ジザメリ/ジョン・ライドン/BOØWY/ネクロ魔/でんぱ組 2018年05月20日
【えいたそモダニズム】Episode 21『コスモな大宇宙』〜でんぱ組/冨田勲/F.E.F.B./エンケン/レイジー/バクチク/フィッシュマンズ/ザッパ/サン・ラ 2018年08月30日
【えいたそモダニズム】Episode22『学園トゥインクル』〜でんぱ組/フィンガー5/福山雅治/ラモーンズ/シンディ・ローパー/横浜銀蝿/アリス・クーパーetc. 2019年01月06日
【えいたそモダニズム】Episode23『夢のパッション』〜フリクション/ブルハ/INU/ねむきゅん/ハミシス/ブクガ/でんぱ組 2019年01月26日
【えいたそモダニズム】Episode 24『きらヤバ☆生誕!』〜エアロ/頭警/バニーズ/チャットモ/マイルス/ジャレット/宮下富実夫 2019年02月18日
【えいたそモダニズム】Episode 25『こぶしをあげぽよ』〜でんぱ/こぶし/ハコ/モ!/民生/氣志團/モーターヘッド/スタクラ/AKBetc. 2019年03月05日
【えいたそモダニズム】Episode 26『サザンクロスの力』ヒデキ/柳ジョージ/バンプ/ゴーイング/ペニシリン/制服向上委員会/CS&N/サバス/ソニックetc. 2019年04月26日
【えいたそモダニズム】Episode 27『いのちのかたち』乃木坂46/瀬川瑛子/BiSH/エレカシ/泉まくら/竹内まりや/9mm/クロマニヨンズ/ヒカシュー/でんぱ組 2019年07月08日
【えいたそモダニズム】Episode 28『飾りの秘密』明菜/タイガース/スジバン/ポール・モーリア/ブランキー/こじまゆ/平沢進/チバユウスケ/でんぱ組 etc. 2019年07月14日
【えいたそモダニズム】Episode 29『テンの声』Ten Years After/10-FEET/天鼓/TEN/テンテンコ/きどりっこ/松永天馬/Dotstokyo/でんぱ組etc. 2019年08月05日
【えいたそモダニズム】Episode 30『アヒル・デ・フェスタ』レジデンツ/グリムス/M.マクラーレン/ステレオラブ/NWW/D.ジョンストン/K.チーフス/でんぱ組etc. 2019年09月11日
【えいたそモダニズム】Episode 31『レコード・ジャンボリー』〜ハイロウズ/三上寛/エアロ/フジファブリック/安藤裕子/TH eROKERS/森尾由美/マジカルパワーマコetc. 2019年12月07日
【えいたそモダニズム】Episode Extra(番外編)『引きこもり時代に効果あり!元気が出るえいたそ配信スクショ集』~成瀬瑛美/でんぱ組.inc 2020年04月10日
【えいたそモダニズム】Episode 32『救いのインターネット』~でんぱ組/アーバンギャルド/かもめ合唱団/SABOTEN/ハバナイ/笹口/ダフ・マッケイガン/水玉オンラインetc. 2020年04月12日
【えいたそモダニズム】Episode 33『シャツの細道』~Shirts/ヤバT/明菜/愛理/キリンジ/サニーデイ/TMGE/AKB/NSP/ヘアカット100/ドクロズ/J.ジャクソンetc. 2020年05月18日
【えいたそモダニズム】Episode 34『限りなく透明に近いでんぱ』~長谷川きよし/キャプテン・ビーフハート/ピンクレディー/乃木坂46/BiSH/でんぱ組 etc. 2020年08月05日
【えいたそモダニズム】Episode 35『でんぱチルドレン』~T.レックス/ブラック・サバス/浅井健一/ブクガ/ネクロ魔/ハイロウズ/スティーヴ・ミラー・バンド/サリアンジー 2020年11月16日
【えいたそモダニズム】Episode 36『ポジティブ女子ストーリー』~でんぱ組/爆裂女子/ももクロ/BiSH/SCANDAL/PUFFY/GLIM SPANKY/EMPiRE/TPD etc. 2021年02月08日

【第47回】でんぱ組.incえいたそ成瀬瑛美に「卒業」について聞いてみた


推しメンの
隠れた謎を
探りたい


えいたそ人形劇場 EITSO Puppet Theater
新連載スタート!【えいたそ人形劇場】第一話『えいたそちゃんがやってきた』の巻 2015年09月09日
【えいたそ人形劇場】第二話『オヘンロさんはマイヒーロー!』の巻 2015年09月16日
【えいたそ人形劇場】第三話「えいたそちゃん、でんぱ組のライヴに参戦」の巻 2015年09月27日
【えいたそ人形劇場】第四話「えいりやんと黄色いジャケット記念撮影会」の巻 2015年10月09日
【えいたそ人形劇場】第五話「えいたそちゃん、でんぱ組の忘年会に行く」の巻 2015年12月14日
【えいたそ人形劇場】番外編:聖なる夜のハードコアパンク祭り 2015年12月26日
【えいたそ人形劇場】でんぱ組観戦記~GOGO DEMPA TOUR@NHKホール 2016.3.3(thu) 2016年03月05日
【えいたそ人形劇場】でんぱ組「最Ψ最好調!」2ショット撮影会@パシフィコ横浜 2016.11.6(sun) 2016年11月07日
【えいたそ人形劇場】でんぱ組.inc「軽井沢っほい?忘年会.inc〜最Ψ最高 超楽しい!〜」2016.12.10(sat)-11(sun) 2016年12月12日
【えいたそ人形劇場】でんぱ組.inc『WWDBEST〜でんぱ良好!〜』リリース記念イベント 2016.12.25 (sun) 2016年12月29日
【えいたそ人形劇場】でんぱ組.inc 成瀬瑛美卒業マンガ企画『明日はえいたその卒業式』2021.2.14(sun) #えいたそ卒マンガ 2021年02月14日


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