A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【特報】7月26日(金)阿佐ヶ谷TABASAにて「アイドルソング」に特化したスピンオフイベント『アイドル盤魔殿』開催決定!

2024年07月04日 00時03分57秒 | 素晴らしき変態音楽

アイドル盤魔殿~Disque Daemonium d'Idoles
2024年7月26日 fri 阿佐ヶ谷TABASA
19:00 Open/Start
Charge 1,000yen + 1 drink

予約リンク⇒https://www.asagayatabasa.com/events/aidorubanmadono-disque-daemonium-didoles

出演: 
DJ Manticore a.k.a. 剛田武
DJ Bothis a.k.a.  Ryo Yamada(T.A.Z主催)
DJ Silence a.k.a.宇田川岳夫
DJ TKD
DJ  Racco a.k.a. 丸芽 志悟
DJ lain-asakura a.k.a 浅倉玲音

 

⚫︎イントロダクション
世界に埋もれた円盤を顕彰する硬派なアンダーグラウンドミュージックDJイベントである盤魔殿の「アイドルソング」に特化したスピンオフパーティー。
今回は盤魔殿レジデントDJのなかでも、とりわけアイドル文化に造詣が深く、現在も日々様々な地下アイドルの現場に参入している盤魔殿主催のDJ Manticore a.k.a.剛田剛と、90年代にハロプロの洗礼を受けて以来アイドルにハマったり抜け出したりを繰り返すDJ Bothis a.k.a.Ryo Yamadaの両者をプレゼンターとして、蒐集はしたものの共有する機会に恵まれなかったアイドルソング音源たちをお披露目すべく、満を持して開催する。

そもそも「アイドル」という概念の解釈は時代と共に移ろい行くものであるが、現代において一般的な共通認識とされている「恋愛感情を持つ熱狂的なファンが売上のメイン層を占めている歌手、俳優、タレント」「成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人物」をアイドルと見なす日本独自のアイドルへの解釈を盤魔殿的に拡大し、地下音楽愛好者にとってのアイドル=崇拝する対象としての偶像とは何かを模索する。

いわゆる地下音楽と言われる、少数派による少数派へ向けた音楽ばかりに耳を傾けていると、周りの音が聴こえなくなり、どうしても大衆受けするメジャーな音楽など商業主義の偽物で、少数派による地下音楽こそが本物の音楽だ、という視野狭窄に陥りがちである。そして逆に、メジャーな音楽にしか免疫がない人間にとっては、少数にしか受け入れられない地下音楽に価値など認めないという、両者の間には深くて暗い河が流れてしまっている現状があるのではないかと思う。私DJ Bothis a.k.a.  Ryo Yamadaの私見ではあるが、そのような両者の溝を埋めてくれるのがズバリ「アイドル」という存在なのではないかと思う。どういうことかというと、2000年代に入ってからのアイドル戦国時代から地下に向かって伸びてきたインディーズ=地下アイドルブームという水脈を通じて、若い女性「アイドル」が、大衆受けする王道のアイドルソングから、玄人好みの変態ノイズまでをも網羅することによって、両陣営の間を行き来し、いがみ合うメジャーファンとインディーファンの間に流れる深くて暗い川へ橋を架ける巫女のような存在となっているような気がしてならない。そのような「アイドル」を両陣営が互いに崇拝することにより雪解けが起こり、メジャー音楽ファンとインディー音楽ファンは「アイドル」を媒介として互いに敬遠していたジャンルの音楽にも触れるようになり、その中で「若い女性アイドル」だけに限定されない、「自分だけのアイドル」を見つける旅路に出るというわけである。

というわけで、今回はひと足先にそのような旅路に出たアイドル探求者=盤魔殿レジデントDJ &ゲストDJたちが独自のアイドル論とアイドル音源たちを引っ提げて、一時的に旅を中断し阿佐ヶ谷TABASAへと結集する。「アイドル」という存在を通して新しい音楽を探求したいと考えている諸兄姉は、是非ともご参集のほど。

TIME TABLE

19:00-19:30    DJ Manticore a.k.a. 剛田武
19:30-20:00 DJ lain-asakura a.k.a 浅倉玲音
20:00-20:30 DJ Silence a.k.a.宇田川岳夫
20:30-21:00 DJ TKD
21:00-21:30 DJ  Racco a.k.a. 丸芽 志悟
21:30-22:00 DJ Bothis a.k.a.  Ryo Yamada

<出演者プロフィールと聴かせどころ>
●DJ Manticore a.k.a. 剛田武 


地下音楽愛好家兼ブロガー。異端音楽DJイベント「盤魔殿」&自主レーベル「Les Disques Du Daemonium」主宰。即興アンビエントユニット「MOGRE MOGRU」、フリージャズバンド「CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE」、ガラクタテクノ「盤魔殿レジデンツ」などで演奏活動。

『俺をエレクトさせるOnnaたち』をテーマに、生涯思春期男の煩悩をさらけ出す選曲でお贈りとりす。

●DJ Bothis a.k.a.  Ryo Yamada(T.A.Z主催)


盤魔殿レジデントDJ。2018年より地無し延べ管尺八を奥田敦也師に師事。2024年より一時的自律ゾーンの出現を目指す音楽イベント「T.A.Z」を主催。

かつてノイズ・インダストリアルを聴きすぎて荒んでしまった私の心を優しく慰めてくれたのが、ポップでメルヘンないわゆる「アイドル」という存在。アイドルの定義をいくらでも拡大解釈可能な本イベントにおいて、私DJ Bothisは、あえて「90年代以降に自分が聴いてきた女性アイドル」という縛りで、「楽曲派」という言葉ができる前から高いクオリティーの楽曲をリリースしてきたアーティストたちを取り上げていきたいと思います。

チームしゃちほこ - 愛の地球祭 / Team Syachihoko - Ai no Chikyu-sai [OFFICIAL VIDEO]
 
●DJ Silence a.k.a.宇田川岳夫


私にとって永遠のアイドルである女性ヴォーカルを使用した音楽。

●DJ TKD


DJとして、下北沢ZOO、乃木坂DEEP、恵比寿MILK、鶯谷デパートメントH、渋谷頭BAR「きみにおちるよる」「NEWSWAVENIGHT」「3RD MIND」等でプレイ。サエボーグのパフォーマンス音楽担当。ケロッピー前田とのユニット。持田保の恐山Vibrationのトラック担当。

インダストリアルでポストロックだと思う地下アイドルを集めてみました。ご賞味ください。

ボロノイズ

●DJ Racco a.k.a. 丸芽 志悟


1997年変態音響ユニット、Racco-1000を始動。2011年に「自然発生音楽」を標榜するライヴ・ユニットとして再始動し現在に至る。2000年より寡活DJ業に進出し、イベント主催など積極的に行う。テイチク・クロニクル・シリーズ、コロムビア『ガールズ伝説」など、和モノ・アイドル関係CD再発監修仕事も多数。現在、十代前半の頃妄想した音楽世界を再構築する「フニルネッサンス・プロジェクト」を構想進行中。

過去の広範囲に至る音楽経験の中で、アイドル(及び萌え)要素が感じられると判断した作品をかき集め、自分なりに再構成するDJを目指しています。
A. 60~70年代B級以下アイドル
B. 80年代以降自主制作アイドル
C. その他、屈折したアイドル要素を感じさせる妙なレコード

●DJ lain-asakura a.k.a 浅倉玲音


DJ/VJ/BASSIST
DJはJAZZ、tapecollage、goatranse、idolを主にVJはサイケ、抽象、marble
bass演奏はアンビエント、現代音楽、即興。
ジャズギターを弾くことから音楽を始めて状況し中央線ジャズに入り人形を作り始め純正率に出会いポエトリーリーディングユニットに入り女子ボーカルバンドでベースを弾きその後ソロベースでフリージャズ、アンビエント、現代音楽を演奏。
当時、CD紹介するムック誌がありましてでもどんな音をするのか分からないから買い漁り(主にdisk union)特殊なCDを持っていたのでバント深夜イベントにてバンドライブ後のラウンジにてDJブッキングされDJ始める。SCORN、ハルシノゲン、ジョンゾーン、藤枝守、ベンニール、ビルラズウェルなど、ラウンジDJを得意としてジャンル問わず流す。

アイドルという偶像を自らのフィールドのDJとして曲の良さ、エピソードの濃さ、可愛い嬉しい悦びの舞。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする