A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

でんぱ組@大宮ソニックシティ2016.10.9(sun)+【えいたそ野性時代】十の巻『発光の魔術師』

2016年10月13日 00時23分52秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


第4回アニ玉祭(アニメ・マンガまつりin埼玉)
でんぱ組inc アニ玉祭スペシャルコンサート 〜さいたまです I LIKE YOU〜

大宮ソニックシティ大ホール
OPEN 17:00 START 18:00
全席指定 税込6,480円
※未就学児膝上可/お席が必要な場合は未就学児も有料



大宮ソニックシティは2015年4月9日のWWD大冒険TOUR2015以来1年半ぶり。ワンマンライヴは2016年3月24日神奈川・相模女子大フリーンホールでのGOGO DEMPA TOUR 2016~まだまだ夢で終らんよっ!~以来半年ぶりであり、でんぱライヴは(筆者にとっては)2016年9月8日渋谷O-eastでのはやぶさかがやきツアー2016番外編以来1ヶ月ぶり。ブリットポップではあるまいが「ぶり」が三つのトキメキ現場は、コスプレ姿が目立つアニメまつりの真っ只中。「アニメ漫画田舎で憧れていた」えいたそ☆成瀬瑛美さんをはじめメンバー全員テンション最ψ最好調のアッパーなセトリ、邪念に邪魔されスプーン曲がらぬMr.マリックのマジックショー、アニメ『斉木楠雄のΨ難』の主題歌うたうコスプレ姿は、5周年イヤーを全力で駆け抜けるビリビリでんぱのスピード感を満場のヲタと共有する、トキメキ決起集会の様相を呈した。

でんでんぱっしょん アニたま祭スペシャルコンサート〜さいたまですI like you


Set List
1. アキハバライフ
2. キラキラチューン
3. ちゅるりちゅるりら
4. でんでんぱっしょん
5. ユメ射す明日へ
6. 破 to the future
7. Future Diver
8. NEO JAPONISM

<Mr.マリック・コーナー>
もがえい 触れずにピッチャー破壊
りさピン 宙に浮く
みりねむ スプーン曲げ

9. ψです I like you
10. 最ψ最好調

●でんぱ組.inc『最Ψ最好調!』


『週刊少年ジャンプ』にて連載のテレビアニメ『斉木楠雄のΨ難』第2クールオープニング・テーマを収録したシングル。作詞/作曲は浅野尚志が担当。今作は、ブラックミュージックやサーフミュージック、EDM、RAPなどをミックスし、音楽ジャンルのボーダーを越えてPOPSへと昇華させた、でんぱ組.incらしさ溢れる楽しさ全開のパーティーチューン!

デジタルシングルが続いたためフィジカルシングルとしては2015年9月16日「あした地球がこなごなになっても」以来1年2ヶ月ぶりとなる15thシングルが11月2日にリリース。配信(デジタル)化により二.五次元?二次元?暗号ヘと進行した廚二病期間を経て、再び肉体(フィジカル)を取り戻した六人は、各自の特性をマキシマムに先鋭化し、平成元禄六人娘の浮き世姿を開花させた。ここにいるのは単なる三次元の肉体ではなく、二次元、二.五次元、記号・暗号すべてを含み、更に超能力という四次元パワーを身につけた進化形の象徴(シンボル)なのである。

でんぱ組.inc「最Ψ最好調!」MV Full


中でも「でんぱ組の太陽」としてグループの輝きの源(みなもと)であるえいたそ☆成瀬瑛美さんが「発光」という超能力を顕在化したことは、かつて「逆光」と呼ばれながらも説明がつかなかった「太陽を背にしても姿形がハッキリ見える」超常現象が、自ら光を発する超能力(サイキックパワー)であることを明らかにして、「えいたそ学研究」に大いなる進歩を齎(もたら)した。
【えいたそ進化論】第一章『逆光論』ストーンズ/クイーン/TMGE/浅川マキ/エコバニ/ひめキュン他







【えいたそ野性時代】十の巻『発光の魔術師』

九つのキーワードにより変遷してきた『えいたそ野性時代』はえいたそが超能力をカミングアウトしたことにより爛熟期を迎えた。『野性(WILD NATURE)』の先に『超能力(SUPER NATURAL)』があることは、次なる時代の台頭を意味する無血革命の予兆である。革命のシンボル(象徴)は“発光の魔術師”なるなる成瀬(瑛美)に違いないので、時代の節目の『発光』現象をスペクトル解析することは、新世代への啓示(A Young Person's Guide to Eitaso)として極めて重要である。

はっこう【発光】
《名・ス自》光を出すこと。光を放つこと。主に、熱放射(黒体放射) (恒星、炎、白熱灯などの光)やルミネセンス(冷光)が知られる。その他、荷電粒子線の制動放射による発光、 チェレンコフ光などがある。
(英)Luminescence; Photogenesis; Emission、発光するLuminous; Glow 








●ゆらゆら帝国『発光体』


「発光体」(はっこうたい)は、日本のバンドゆらゆら帝国の1枚目のシングルである。1998年7月8日発売。メジャーデビューシングル。

21世紀アイドルのテーマ発光体(Luminous Body)を18年前に歌ったのがアングラとメジャーの狭間で拡大した90’sサイケロックのシンボルゆら帝である事実は、マイナス(地下)からスタートし、地下(ディアステージ)と地上(幕張メッセ)の両方を支配するでんぱ組の正統性を表している。瑛美が弾くレスポールJr.は坂本慎太郎のSGの兄弟分のギター。

ゆらゆら帝国 - 発光体



●ROSSO『発光』


『Emissions』(エミッションズ)は、日本のロックバンド、ROSSOの3枚目のアルバム。2006年6月7日。本作の発表をもって、ROSSOは活動を休止した。そのため、本作は現時点でROSSOがリリースした最後の作品となっている。

元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケ(vo)と元BLANKEY JET CITYの照井利幸(b)を中心に2001年に結成されたロケンローカルテット「ロッソ(イタリア語で赤)」は解散したわけではないという。『えいたそ超常時代』の訪れに反応して、現在The Birthdayで活動するチバとイマイアキノブ(g)、浅井健一とPOTIACSを結成するも1年半で脱退した照井、今はどこに?の佐藤稔(ds)の4人が再び終結し再発光する日が来るかもしれない。

発光 rosso (emission)



●クレイジーケンバンド『発光!深夜族』


比類なき日本語ロックバンド、クレージーケンバンド(以下CKB)の3rdアルバム『ショック療法』(2000.6.10発売)に収録。小西康陽のレーベルからの発売となった本作は、アジアンでゴージャスなCD装丁もさることながら、中身はさらにゴージャスで濃密。

イーネッ!で知られる横山剣率いる「時代の最先端を爆走し、ナウなフィーリング・エイジ達の度肝を抜く、東洋一のサウンドマシーン」。CKBが歌う『発光』は深夜の暴走族のヘッドライトに照らされるマブい女の後姿。瑛美のプリケツが眩しい光の残像となってオイラの瞼に突き刺さるぜ。

クレイジーケンバンド/発光!深夜族 [TOUR 2009]



●AC/DC『エミッション・コントロール』


AC/DCの通算16枚目のオリジナル・アルバム『ロック・オア・バスト(Rock Or Bust)』(2014)収録。前作同様、プロデューサーはブレンダン・オブライエン、ミックス・エンジニアはマイク・フレイザーと鉄壁の制作陣を起用。徹頭徹尾、重戦車のごとき剛健なロックン・ロールで押しまくる!

短パンランドセルでSGを弾き倒すアンガス・ヤングは死ぬまでロック少年。掃除機のコンセント表示から名前を取っただけあり、交流(AC)直流(DC)の電気発光をコントロール(Emission Control)するのはお手のモノ。ステージ中を駆け回ってヘドバンしながらギターを弾くアンガスのスタイルは、瑛美のプレイに影響を与えたかもしれない。

AC/DC - Emission Control



●ミステリー・ジェッツ『ルミネセンス』


全員イギリスのテムズ川中流、イール・パイ・アイランド出身。2006年にフジ・ロック・フェスティバルにて初来日を果たし、ここ日本でも根強い人気を誇るUKの異端児、ミステリー・ジェッツの4thアルバム『ラッドランズ』(2012)に収録。

コミューン生活を送る実の親子を中心とする5人組。いぶし銀の光を放つサウンドの核にはシド・バレットがいるという。『神秘的な(Mystery)ジェット機』という名前は「哀れな(Misery)ジェット機」の書き間違い。間違いなんて気にしない!というポジティヴ精神は瑛美の生き方と共通する。

Mystery Jets // Luminescence (East Village Arts Club, Liver



●ザ・ホラーズ『ルミナス』


ザ・ホラーズ(英: The Horrors)は、イギリスのインディー・ロックバンド。2005年にエセックス・サウスエンドにて結成。2014年5月5日、4thアルバム『Luminous』を発売。セルフプロデュースで制作された。

UKガレージサイケの人気バンドの現在のところ最新作。デビュー当時はゴシックファッションでダークネスを標榜していた彼らが、真逆の『発光』を謳いだしたのは、まさかゆら帝に肖(あやか)った訳ではなかろうが、サイケ野郎が自ら光を放ちたがるのは自然の摂理。光を求める性向からえいたそ推しになる日も近いかも。

The Horrors - So Now You Know



●ClariS『ルミナス』
 

2012年発売、当時現役高校生だったクララとアリスの女の子2人組ユニット、ClariSの通算6枚目となるシングル。劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』(前篇)の主題歌。

元々アニソンシンガーを目指していた瑛美にとって、アニソンユニット「クラリス」は憧れの存在に違いない。魔法少女のテーマ曲が『発光』と名付けられた裏には、発光することを夢眠(ゆめみ)る少女たちの禁断の願いが籠められている。つまり瑛美の『発光』の告白は、少女時代の夢への急接近を意味するのである。

ClariS - Luminous [osu!]



●エドガー・ウィンター・グループ『謎の発光物体』The Edgar Winter Group With Rick Derringer


原題の通りエドガー・ウィンター(key)とリック・デリンジャー(g)が火花を散らすロックンロール・アルバム。多彩なアレンジで、ダン・ハートマン(b)、チャック・ラフ(ds)も含めたグループの脂がのった演奏が堪能できる。伝説的な邦題も話題になった。〔1975年作品〕

洗濯機のホースにしか見えない謎の発光物体をジャケットにしたエドガーも凄いが、そのまま邦題にしたレコード会社担当者も凄い。何でも許されたロックの幸福な時代へのノスタルジーは、新たな時代を築き上げるための糧となる。親父ロックの代名詞ウィンター兄弟のビリビリ電気に瑛美も痺れるだろう。

EDGAR WINTER WITH RICK DERRINGER ( D.K.R.C. )1974



●ララージ『アンビエント3:発光』Laraaji Produced By Brian Eno - Ambient 3 (Day Of Radiance)


「聴く事も出来るが無視する事も出来る音楽」「環境の一部としての音楽」というブライアン・イーノの考えを具体化した「アンビエント」シリーズの第三弾(1980年発表)。エレクトリック・ツィター奏者ララージによるエスニックな瞑想音楽。

ニューヨークのワシントン・スクエア・パークでエレクトリック・ツィターを演奏していたところをブライアン・イーノに発見され、イーノのプロデュースでレコード・デビューしたアンビエント版男シンデレラ。現在ヨガ・スタジオやワークショップを含め、世界各地で活動するララージの『発光』サウンドは、スポーツジム通いに精を出す瑛美のワークアウトのBGMにもぴったり。

Laraaji - The Dance #1








野性時代
そこからはじまる
えいたそ開化

▼不可避的に発光するえいたそ(Light Emitting Eitaso Inevitable)




saiki kusuo no psi nan opening2


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