クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-03 No.20

2008年03月18日 12時46分05秒 | Weblog
★価格変更のご案内★
既にご注文いただいている商品も、新価格になります。
<Deutsche Grammophon>
4777572 5枚組 \4580 ※価格変更 新価格 \3650
「ムター&カラヤン/DG録音全集 1978-1988」

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Disc Auvers>
DAS 001 \1550
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ D.959 イ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 op.14
河村尚子(ピアノ)
録音:2002年7月
河村は、兵庫県西宮生まれ。1986年家族と渡独後、数々のコンクールで優勝を
かさね、2006年9月には難関のミュンヘン国際コンクールにて第2位を獲得、入
賞記念演奏会では、バイエルン放送交響楽団と共演し、高い評価を得ました。
ドイツをはじめヨーロッパ各国、そして日本でもリサイタルを行っています。
ここにおさめられているのは、彼女が20歳のときの録音。オーヴェル・シュル
・オワーズ音楽祭のレーベル、「Disc Auvers」(発音のディスコヴェールは、
英語のdiscoverと同じ)のサポートを得て制作されました。彼女のまばゆいば
かりにフレッシュな感性に満ちたシューベルトは絶品です。モーツァルトも
大変きちんとしており、すでに大家の風格。プロコフィエフでは、彼女のテク
ニックと構成力の確かさを認識できます。これからも度々日本での公演も予定
されている、期待のピアニストです。





<haenssler>
98 506 \2080
サリエリ:
(1)「アルミーダ」(1771)シンフォニア・イン・パントミーマ
(2)「ダリーゾとデルミータ」序曲(1776)*世界初録音
(3)「パフィオとミッラ、またはチプロの囚人たち」(1778)*世界初録音
マエストーソ / アダージョ-アレグロ・マエストーソ / アレグロ-ラルゲット
-アレグロ・マ・ノン・タント-アレグロ・スピリトーソ / アンダンテ・マエ
ストーソ-アンダンティーノ・コン・モト-アレグロ・スピリトーソ / ノン・
タント・アレグロ-ガヴォッタ-[ノン・タント・アレグロ]
(4)「煙突掃除人」序曲(1781)*世界初録音
(5)「ダナオスの娘たち」(1784)より
序曲 / 舞曲 ウン・ポコ・アダージョ / 舞曲 ウン・ポコ・アンダンテ /
アレグレット / アレグレット / アレグロ・ブリリアンテ / パントミメ
アンダンティーノ・ソステヌート
(6)「オラース兄弟」序曲(1784)*オリジナル版による世界初録音
(7)「カティリーナ」序曲(1790-92)*世界初録音
トーマス・ファイ(指)マンハイム・モーツァルトO.
録音:2007年1月28、29日&9月28、29日&10月28、29日
ハイデルベルク、プファッフェングルント・ゲゼルシャフツハウス
「ハイデルベルクのニューイヤー・コンサート」(98.269)にただ一曲収録され
ていた「タラール」第2幕序曲が鮮烈な印象を残したファイのサリエリ。こんど
は、モーツァルトとマンハイム楽派の作曲家に特化した新設のアンサンブルを
率いて、世界初録音をふくむ本格的なシリーズをスタートさせます。
サリエリ初の出世作で、師グルックの作品をリフォームした「アルミーダ」。
途中、壮麗なファンファーレが鳴り渡る「パフィオとミッラ」は、音楽劇「見
知られたエウローパ」の間に演奏されたバレエ音楽。皇帝ヨーゼフ2世の委嘱
で着手され、サリエリ初のドイツ語オペラとして大成功を収めた「煙突掃除
人」。いつもながらファイの超過激演奏は、これらの重厚なひびきと陰影に富
んだ音楽の魅力を伝えるもので、サリエリの評価を一新するほどの衝撃的内容。
なお、これが第1集となっており、続篇も大いに期待できそうです。

=SWR MUSIC=
93 197 \2250
「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.2」
(1)ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」全曲
(2)プーランク:バレエ「牡鹿」組曲(5曲)
(1)ミヒャエル・ギーレン(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団、
ヨーロッパ合唱アカデミー(合唱指揮:ヨスハルト・ダウス)
(2)マルチェロ・ヴィオッティ(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1997年9月(2)1990年7月
世にも有名な興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の委嘱によって、世
に生み出された傑作の数々をたどるシリーズの第2弾。オケは固定で、指揮が
前回のカンブルランからギーレンとヴィオッティにチェンジ。プーランクが書
いた最初のバレエ「牡鹿」は親しみやすい曲想で人気の高い作品。このところ
新録音にめぐまれなかったので、名匠ヴィオッティのセンスの良い演奏の登場
はうれしいところです。ギーレンによる「ダフニスとクロエ」はかねてより知
られる内容。かつての現代モノでならしたキレ味一辺倒から、ふくよかなサウ
ンドへと移行しつつある時期のもので、ラヴェルが凝らした緻密なオーケスト
レーションを極上のサウンドで堪能できます。




<dB Productions>
DBCD 120 \2300
アンドレイ・シフラ(1773-1850):エチュード第1番
ニコライ・アレクサンドロフ(c.1818-1884):
バラード、マズルカ、夢想、スケルツォ
ヴァシリー・サレンコ(1814-1881):
エチュード第1番、無言歌、エチュード第4番、幻想曲
アレクサンドル・ヴェトロフ(c.1812-1877):カンツォーナ
ニコライ・パヴリスチェフ(1802-1879)/モッテン・ファルク編:
夜想曲 作品41
スラヴコ・フミチ(1912-1945):前奏曲、ズルカ、夜想曲
ヨハン・カスパル・メルツ(1806-1856):夕べのハーモニー
モッテン・ファルク(G)
[使用楽器:ペール・ハルグレン製作8弦ギター(1994年)、河野賢製作6弦ギター
(1978年)]
録音:2006年11月21日-23日 ドゥンケル教会
7本の弦をもちスパニッシュギターとは調律も異なるロシアンギター。長い伝
統をもちながら、西欧に知られることのなかったロシアのロマンティック・ギ
ター音楽。その再生を試みるのはスウェーデンのモッテン・ファルク(1973-)。
スタンダード曲と委嘱作のプログラムにより来日公演を行い、優れたテクニッ
クと深い音楽が聴衆に強い印象を与えました。

DBCD 71 \2300
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K413、
ピアノ協奏曲第14番 変ロ長調 K449
ペール・テングストランド(P) 
リーヴォン・チリンギリアン(指)
カメラータ・ノルディカ

DBCD 93 \2300
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K450、
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
ペール・テングストランド(P) 
リーヴォン・チリンギリアン(指)
カメラータ・ノルディカ
ペール・テングストランド(1968-)とチリンギリアン指揮カメラータ・ノルディ
カ(旧カメラータ・ルーマン)が共演するモーツァルトのピアノ協奏曲。第8番・
第9番(DBCD67)につづく第2作と第3作。テングストランドは1968年、スウェー
デンのヴェクシェー生まれ。ドミニク・ヴェーバー、ロムアルド・ステルン、
ドミニク・メルレ、ハンス・ポールソンらの下でピアノを学びました。1997年
クリーヴランド国際ピアノ・コンペティションの第1位受賞が、国際的キャリ
アの出発点になっています。テングストランドのモーツァルトは、第11番と
第14番のディスクが2007年スウェーデン・グラミー賞にノミネートされました。
ひとつ音、ひとつひとつのフレーズが慈しむように弾かれる、落ち着いた佇ま
いの音楽。コンサート効果を狙わない演奏。モーツァルト協奏曲のこうしたス
タイルの録音は、あるようでいてなかなかなさそうなので貴重です。

DBCD 113 \2300
ジャック・デュフリ(1715-1789):クラヴサン曲集(選集)-三美神
クラヴサン曲集 第1巻(1744)
【アルマンド、クラント、ラ・ダマンジ、ラ・ブソン、メヌエット】
クラヴサン曲集 第2巻(1748)
【ラ・ヴィクトワール、ラ・フェリクス、ラ・ダマンジ】
クラヴサン曲集 第3巻(1758)
【ラ・ド・ヴィエヌーヴ、ラ・フォルクレ、シャコンヌ、三美神、ラ・ド・
ブロンブル、メヌエット】
クラヴサン曲集 第4巻(1768)
【ラ・ポトゥワン、ラ・デュ・ビュク、ラ・ド・ヴォカンソン】
アンデシュ・ダンマン(ハープシコード)
使用楽器:フランダース=フランス・モデル(シールストレムによる複製)
(1996年)
ダジャンクールに学び、主にラモーのクラヴサン音楽をモデルにしたとされる
デュフリ(1715-1789)のクラヴサン曲集。アンデシュ・ダンマンはスウェーデ
ンのヘルシングボリ生まれ。音楽の様式を忠実に守りながらも自由な音楽作り
をする新しい世代のハープシコード奏者のひとりに数えられます。マルメ音楽
大学でピアノを学んだ後、コペンハーゲン大学でヤン・メゴーの作曲法と対位
法のクラスに参加。ルンド大学で音楽学を研究史、ヨーテボリ大学のレイフ・
グラーヴェ=ミュラーについてハープシコード演奏を学びました。レオンハル
ト、シェティル・ハウグサン、コープマンのレッスンも受け、オランダ、ベル
ギー、フランス、ドイツでは歴史的楽器のコレクションを訪ね歩いています。
独奏活動の他、イル・コンチェルティーノ、コンチェルト・コペンハーゲンの
録音やコンサートにも参加してきました。リズム感とテンポ感のいい演奏。
デュフリの書いたさまざまなポートレートが瑞々しい音楽として描かれます。

DBCD 68 \2300
ユハンネス・ユーハンソン(1951-):室内アンサンブルのための作品集
(1)スウィフト・オーバー・ザ・ダーク・ケイヴ(1996)
(室内アンサンブルとテープのための)
(2)フィネガンズ・サークル(1996)
(フルート、ヴィオラ、ギターとコンピュータのための)
(3)ウッドン・ウェイヴズ・アンド・シンバル・ストップス(1994)
(オルガンと室内アンサンブルのための)
(4)ソネット(2003)(ソプラノ、室内アンサンブルとコンピュータのための)
(1)フレードリク・マルムベリ(指)アンサンブル・アルス・ノーヴァ
(2)HOT 3【テリエ・ティヴォング(Fl) トゥールビョーン・ヘーランデル(Va) 
ステファン・オステルシェー(G)】
(3)ハンス・ヘルステーン(Org) ユハンネス・ユーハンソン(指)
アンサンブル・アルス・ノーヴァ
(4)サラ・ヴィレーン(S) アンドレ・シーニ(指)
アンサンブル・アルス・ノーヴァ
ユハンネス・ユーハンソンは、ルンド大学で哲学、科学史、音楽学、マルメ音
楽大学で教会音楽、合唱指揮、作曲法を学びました。スヴェン=エーリク・ユ
ーハンソン、ハンス・エークルンド、ヤン・W・モッテンソン、ブライアン・
ファーニホウに作曲を教わり、コンピュータを使った作曲、エレクトロ=アク
ースティック音楽、視覚芸術との共同作業など、ジャンルにとらわれない音楽
活動を行っています。コンテンポラリーミュージック・グループ、アンサンブ
ル・アルス・ノーヴァを創立し、1996年まで音楽監督を務めました。シェイク
スピアのソネットとマラルメの詩による「ソネット」をはじめとする、想像を
大きく羽ばたかせたサウンドの音楽によるポートレートアルバム。

DBCD 121/122 2枚組 \4600
ヨーゼフ・ハイドン:ピアノソナタ集
ピアノソナタ第12番、第19番、第46番、第30番、第36番、第37番、第48番、
第49番、第50番、第52番、
アンダンテと変奏曲 ヘ短調 HobXVII/6 
ハンス・レイグラーフ(P)
ストックホルム生まれのピアニスト、ハンス・レイグラーフ(1920-)。1972年
から2007年までザルツブルクのモーツァルテウム音楽院の教授を務め、多くの
ピアニストを育てたことで知られます。モーツァルトのピアノソナタ全曲
(DBCD 75/79, DBCD 108)とドビュッシーの前奏曲(DBCD 107)につづく録音はハ
イドン。スウェーデン放送アーカイヴに保存されていた1960年ラジオ録音と、
レイグラーフの希望によりる2007年の再録音がそれぞれ1枚のディスクに収め
られています。87歳のピアニストの穏やかな音楽。普通のことを正確にやれば、
おのずとハイドンの音楽が語ってくれる。そう言いたげなピアノです。




<CALLIOPE>
CAL 9393 \2180
サン=サーンス:ピアノ協奏曲集
(1)第2番 ト長調 op.22 (2)第1番 ニ長調 op.17
アブデル・ラーマン・エル=バシャ
パスカル・ヴェロ(指)ピカルディ管弦楽団
録音:2007年7月
鋼のピアニズムと、熱くたぎる音楽で常に私たちをうならせるピアニスト、エ
ル・バシャの新譜がカリオペレーベルから登場します。エル・バシャは1958年
生まれ、アラブ系レバノン人で、ベイルート出身。マルグリット・ロンの弟子
でもあったアルメニア人のサルキシアンに師事、19歳で国際エリザベート王妃
コンクールに入賞、以来世界中から高く評価されています。今回の曲目はまさ
に華麗なサン=サーンス。第2番の冒頭の彷徨うように始まり、次第に情熱的
に激しくうねるピアノ・ソロから一気に引き込まれてしまいます。第1番のオ
ケとピアノ・ソロの掛け合いは一転して軽妙。エル・バシャの表現とテクニッ
クの幅広さを存分に堪能できる1枚です。

CAL 9388 \2180
ポール・デュカス:ピアノ作品全集
(1)ラモーの主題による変奏曲、間奏曲および終曲
(2)ピアノ・ソナタ 変ホ短調
(3)牧神のはるかな嘆き
(4)ハイドンの名による悲歌的前奏曲
オリヴィエ・シャウズ(ピアノ)
デュカスというと、「アリアーヌと青ひげ」や「魔法使いの弟子」ばかりが取
り上げられますが、ここに収められたのは彼の貴重なピアノ作品。ドビュッシ
ーと親交をもち、ラヴェルよりも少し先輩にあたるデュカスは、きわめて寡作
の人でした。ピアノ曲も、ここに収められているものしか残されていません。
しかし、そのどれもがフランス・ピアノ音楽の極上のエッセンスをもっている
と評され、演奏者に高度なテクニックを要求するもので、今なおピアニストた
ちにとって特別な存在の作曲家です。オリヴィエ・シャウズはフランス出身、
ガブリエル・タッキーノやジャン=クロード・ペヌティエらに師事しました。
あらゆるピアノ曲のなかでも、5本の指に入る難しさといわれることもある、
(1)のラモーの主題による変奏曲をはじめ、見事な演奏を聴かせてくれています。

CAL 9385 \2180
J.S.バッハ:3つの組曲
(1)リュートのための組曲BWV 995(1011)
(2)組曲BWV 1012
(3)リュートのための組曲 BWV 997
パスカル・ベール(ギター)
何度聴いても心に沁みる、バッハのリュート曲。ギターで聴いてもやはり格別
の趣があります。リュートで聴くときよりもひとつひとつの音がどちらかとい
うと力強い感じ。

CAL 9402 \2180
フォーレ:レクイエム
サン=サーンス:ピエ・イエズ、アヴェ・ヴェルム
ル・プティ・シャントゥール・ドゥ・サン=クロワ・ドゥ・ヌイイ
カルロ・カネ(S)、トマ・ルフェーブル、ニコラ・カンブルナ(A)、
エルヴェ・ラミ(T)ジャン=フランソワ・ハットン(Org)
フランソワ・ポルガー(指)
パリ・オペラ座管弦楽団ソリスト
ヌイイの教会の少年合唱のコーラスによる、フォーレとサン=サーンスの世に
も美しい宗教作品集。フォーレのレクイエムの美しさはいうまでもありません
が、サン=サーンスのピエ・イエズのソロも天上から聴こえてくる天使の声の
ように澄みきっており、心が洗われます。

CAL 9374 \2180
女声のための作品集(1870-1940年代)
(1)ブーランジェ:セイレーヌ 
(2)ドビュッシー:春のあいさつ 
(3)ポール・ル・フレム:愛の薄明かり 
(4)ルイ・オーベール:知恵 
(5)フォーレ:小川 
(6)アルフレート・ブリュノー:ノートル・アムール 
(7)クロード・アリュ:クレマン・マロの3つのロンドー 
(8)ショーソン:エレーヌ、夜 
(9)メル・ボニ:レジーナ・チェリ 
(10)カプレ:3声のミサ
カリオペ女声合唱団
レジーヌ・テオドレスコ
フランスが誇る作曲家、ドビュッシーをはじめとする作曲家たちによる合唱曲
集。女流作曲家のメル・ボニによる貴重な作品も含んでいます。

CAL 9384 \2180
(1)ベートーヴェン:七重奏曲op.20 変ホ長調
(2)アドルフ・ブラン(1828-1885):七重奏曲op.40
フランス八重奏団(ジャン=ルイ・サジョ(Cl)、Yuriko Naganuma(Vn)、
ローラン・ジョアンヌ(Va)、ポール・ブロウティン(Vc)、
ミシェル・フォーク(Cb)、
ジャック・タロー(Fg)、アントワーヌ・デグレモン(Hrn))
ベートーヴェンとそのすぐ後の時代に生きた、フランスの作曲家ブランによる
七重奏曲集。ベートーヴェンの作品におけるクラリネットの果たす役割はきわ
めて重要なものですが、名手サジョは見事に優美に演奏しています。




<LSO Live>
LSO 0623(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
ベルリオーズ:
オペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」H.76a, Op.23
グレゴリー・クンデ(チェッリーニ) ローラ・クレイコム(テレーザ)
ジョン・レリア(教皇クレメンス7世) アンドルー・ケネディ(フランチェスコ)
イザベル・カルス(アスカーニオ) ジャック・インブライロ(ポンペーオ)
ダーレン・ジェフリー(バルドゥッチ) 
ピーター・コールマン=ライト(フィエラモスカ)
アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(ベルナルディーノ)
アラスデア・エリオット(カバラティア)
サー・コリン・デイヴィス(指)
ロンドン交響楽団&ロンドン交響合唱団
録音:2007年6月26 & 29日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン /
エンジニア:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン
巨匠デイヴィスがキャリアの総仕上げともいうべき段階に入り、手兵LSOを率
いていままた手がけるベルリオーズ。シリーズ最新作の「ベンヴェヌート・
チェッリーニ」は、前作「キリストの幼時」に先立ち2007年6月に演奏会形式
で上演され、あらためて巨匠の傾ける情熱と驚くほど生き生きとした音楽づく
りがガーディアン紙ほかでも大きく扱われて話題になりました。
ルネサンス時代に実在したフィレンツェの彫金師ベンヴェヌート・チェッリー
ニ(1500-1571)の自叙伝にもとづくこのオペラ。その波乱に富んだ生涯を綴っ
た内容に劣らず、ローマ帰りのベルリオーズが徹底的に自らのやりたいことを
やりつくした結果、初演からたった4回で公演が打ち切りとなり大失敗に終わっ
ています。
ヴァイイーとバルビエの台本は、主人公チェッリーニとテレーザの恋愛模様を
軸に、これに横恋慕するフィエラモスカらの陰謀、さらに教皇より制作を依頼
された像の行く末も絡み、見た目にも絢爛たる謝肉祭の描写さらには流血シー
ンありと、すべてが大団円を迎えるラストまでドキドキハラハラのストーリー
展開が用意されています。
誰もがみとめるベルリオーズの音楽の真髄、すなわち爆発的なエネルギーの原
動力となる鮮明で大胆なリズムおよび、華麗な色彩効果と密接な対位法処理に
象徴される、驚くべき独創性は、本作にしっかりと息づいています。にもかか
わらず、初演の折に聴衆がそうしたのとまったく同じように、その演奏至難さ
ゆえに演奏家からも長らく遠ざけられ、上演はおろか配役することさえもほと
んど不可能とされたのです。そして、デイヴィスによる旧録音(BBC響・1972年)
から30年以上の時を経た今でさえ録音もけっして多いとはいえず、ましてや実
演でかかることは稀というのが現状の「ベンヴェヌート・チェッリーニ」。
ところで、無念のベルリオーズがオペラのエッセンスを掬い取り、あらたに生
み出された序曲「ローマの謝肉祭」にはいくつかの重要な主題が登場します。
これらチェッリーニとテレーザによる愛の二重唱、謝肉祭の場面におけるサル
タレッロのリズムと旋律などはそれでもほんのごく一例にすぎません。こんな
ものではまだまだとても収まり切らないほどオペラ全体は聴きどころの宝庫。
そしていま、このオペラの異常なテンションとほんとうの魅力を伝えることが
出来るのは、まさしく巨匠デイヴィスをおいてほかにいないでしょう。しかも
なんともすばらしいタイミングで、いまのかれはそれが実現可能なLSOとロン
ドン交響合唱団という願ってもない武器を手中に収めているのですから。さら
にソリストについても云うことなし。タイトル・ロールにはネルソン盤でも同
役を務めたクンデに、ノリントン盤でのテレーザ役も高評価のクレイコムと経
験ゆたかなふたりを筆頭に、よくぞここまで揃えたという強力な布陣です。
デイヴィス会心の作、LSOとのあらたなる「ベンヴェヌート・チェッリーニ」。
これぞベルリオーズのスタンダードにふさわしい傑作であることを教えてくれ
るアルバムがついに誕生となります。

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08-03 No.19

2008年03月18日 11時41分20秒 | Weblog
★価格変更&取り扱い中止商品のご案内★
価格変更(値下げ)商品は、既にご注文をいただいているものも、新価格と
なります。取り扱い中止商品は、ご注文キャンセルとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

<APR>
APR 6006 2枚組 \4360 価格訂正※新価格 2枚組 \2180
パデレフスキ-初期録音集

<naive>
V 5130 \3580 価格変更※新価格 \2700
120ページ豪華フルカラーブックレット付き
ビゼー:
「アルルの女」組曲,
「カルメン」前奏曲と間奏曲
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル,リヨン歌劇場合唱団
録音:2007年

<AULOS>
AMC2-035 \1980 ※取り扱い中止
ギドン・クレーメル メロディア録音 名演奏集2 1970/1975年録音 

AMC2-036 \1980 ※取り扱い中止
クレーメル メロディア録音 名演奏集1

<MYTO>
MDCD0007 2枚組 \3050 ※取り扱い中止
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
ジャンフランコ・チェッケーレ(ポリオーネ)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース指揮

<EIGEN ART>
EIGEN ART 10140 \2380 ※取り扱い中止
(1)チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」二短調 op.70
(2)メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20
カメラータ・フレーデン 1996年録音

EIGEN ART 10170 \2380 ※取り扱い中止
ホルスト:組曲「惑星」
ベルンハルト・ギュラー指揮 
南ドイツ青少年フィル 1997年録音

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
CDC-5148992 \1980
ショパン:作品集
舟歌Op.60
マズルカ(3曲)Op.59-1-3
ワルツOp.64-1
ソナタ第3番Op.58
ワルツOp.18
バラード第4番
ワルツ(3曲)Op.64-1-3
即興曲Op.遺作(幻想即興曲Op.55の第1版)
イングリット・フリッター(ピアノ)
天才フリッター、デビュー!
ギルモア・アーティスト賞獲得して実力は折り紙付き。
4年に一度、覆面委員が多くのコンサートを聴く中で決定するギルモア・アー
ティスト賞2006年度(第5回目)の受賞者。(アンスネス-1998年やアンデルジェ
フスキ-2002年が受賞者)アルゼンチン出身でアルゲリッチの勧めによりヨーロ
ッパで研鑽をつみました。2000年のショパン・コンクール2位を獲得。「フリッ
ターは、今日のショパン弾きの中で最も天分があり聴衆に訴えるピアニスト」
(ザ・テレグラフ)とされ、自信を持って世に問うショパン・アルバムです。

CDC-2063222 \1980
スーフェイ・ヤン/北緯40度(スペインと中国のギター作品)
アルベニス/スーフェイ・ヤン編:セビーリャ-スペイン組曲Op.47
コルドバ-スペインの歌Op.232
セギディーリャ-スペインの歌Op.232
ゴス:
中国の庭(ジャスミンの花-Red flowers blooming all over the mountain-
青い蘭)
タレガ:ヴェネツィアの謝肉祭の変奏曲
Zhanhao HE & Gang CHEN/スーフェイ・ヤン編:
The Butterfly Lovers(ヴァイオリン協奏曲)
グラナドス/スーフェイ・ヤン編:詩的なワルツ集
Huiran WANG/スーフェイ・ヤン編:Yi Dance
中国の民謡/ガルシア編:雪の中のスモモの花-A La Mu Han
スーフェイ・ヤン(ギター)
類まれな才能が注目される中国出身のギタリスト、スーフェイ・ヤンの第2作。
中国出身で初めて本格的にクラシック・ギターを西欧で学んだギタリストとし
て内外の注目を浴びるスーフェイ、今作はスペインと中国のギター作品をまと
めた新録音。北京とマドリード、2国の首都がほぼ北緯40度近くにあることか
らアルバム・タイトルが決められました。

CDC-5178522 \1980
プロコフィエフ:作品集
「ロメオとジュリエット」からの10の小品Op.75
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
つかの間の幻影Op.22
上原彩子(ピアノ)
音楽的な深まりを実感させる上原彩子の真骨頂
国内盤(TOCE-56017)が昨年末発売され絶賛された上原の新録音のインターナ
ショナル発売盤のご案内です。

CZS-2061262 2枚組(1枚価格) \1980
オペラ2008
CD1
ゲオルギュー/プッチーニ:歌に生き、愛に生き-「トスカ」
ヴィラゾン/プッチーニ:冷たい手を-「ラ・ボエーム」
デセイ/モーツァルト:夜の女王のアリア-「魔笛」
アラーニャ/ビゼー:花の歌-「カルメン」
サラ・ブライトマン/ヘンデル-ピーターソン編:
私を泣かせてください-「リナルド」
バルトリ/モーツァルト:恋とはどんなものかしら-「フィガロの結婚」
テ・カナワ/チレア:私は芸術家の下僕-「アドリアーナ・ルクヴルール」
ドミンゴ/プッチーニ:妙なる調和-「トスカ」
カラス/ベルリーニ:清らかな女神よ-「ノルマ」
ヘンドリックス/モーツァルト:
どこへ行ったの?あの頃の喜びと嬉しさは-「フィガロの結婚」
ダニエルズ/ヘンデル:オンブラ・マイ・フ-「セルセ」
カバリエ/プッチーニ:ある晴れた日に-「蝶々夫人」
デ・ロスアンへレス/ビゼー:ハバネラ-「カルメン」
ノーマン/オッフェンバック:舟歌-「ホフマン物語」
ハンプソン/ロッシーニ:私は町の何でも屋-「セビリアの理髪師」 他全20曲
CD2
ドミンゴ/ヴェルディ:清きアイーダ-「アイーダ」
ベルゴンツィ/プッチーニ:星は光りぬ-「トスカ」
カラス/ジョルダーノ:亡くなった母を-「アンドレア・シェニエ」
ディ・ステファノ/ヴェルディ:女心の歌-「リゴレット」
ニルソン/モーツァルト:私の名誉を奪おうとした者-「ドン・ジョヴァンニ」
アレン/モーツァルト:もう飛ぶまいぞ、この蝶々-「フィガロの結婚」
ポップ/ドヴォルザーク:月に寄せる歌-「ルサルカ」
コレルリ、ヴォッツァ/マスカーニ:
お母さん、あの酒は強いね-「カヴァレリア・ルスティカーナ」
カラス/カタラーニ:ああ、わがふるさと-「ラ・ワリー」
ビョルリンク/レオンカヴァルロ:衣装をつけろ!-「道化師」
ゲオルギュー/プッチーニ:私のお父さん-「ジャンニ・スキッキ」
マッサール 他/ビゼー:闘牛士の歌-「カルメン」
ベルガンツァ/モーツァルト:
僕にはもう自分がどうなっているのか分からない-「フィガロの結婚」
シルズ、ゲッダ/ヴェルディ:乾杯の歌-「椿姫」
ジャンス/モーツァルト:あの人でなしは私を欺き-「ドン・ジョヴァンニ」
カレーラス/プッチーニ:誰も寝てはならぬ-「トゥーランドット」 
他全20曲 計全40曲
オペラ名曲を名歌手で!! 豪華な2枚組
12Pブックレット

●ICON
世紀を代表する大アーティストの代表的録音をまとめた決定盤的ボックス・シ
リーズ。今回の5点に続き10月度にも続編が予定されています。

CZS-2060102 4枚組 \3950(予定)
デニス・ブレイン
CD1(新リマスター)
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調K495
ハレO サージェント指揮、ターナー指揮(1943年録音)
モーツァルト:ホルン協奏曲第2番変ホ長調K417
フィルハーモニアO ジュスキント指揮(1946年録音)
シュトラウス:ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11
フィルハーモニアO ガリエラ指揮(1947年録音)
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17
w/マシューズ(ピアノ)(1944年録音)
ワーグナー:ジークフリートのホルン・コール(1947年録音)
シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70 
w/ムーア(ピアノ)(1952年録音)
CD2
モーツァルト:ホルン協奏曲第1番-第4番
フィルハーモニアO カラヤン指揮(1953年録音)
モーツァルト:五重奏曲(ピアノと管楽器のための)変ホ長調K452
ホースリー(ピアノ) デニス・ブレイン管楽アンサンブル(1954年録音)
CD3
シュトラウス:ホルン協奏曲第1番、第2番
フィルハーモニアO サヴァリッシュ指揮(1956年録音)
ヒンデミット:ホルン協奏曲 
w/フィルハーモニアO ヒンデミット指揮(1956年録音)
バークリー:三重奏曲(ヴァイオリン、ホルン、ピアノのための)Op.44
パリキアン(ヴァイオリン)、ホースリー(ピアノ) (1954年録音)
CD4(新リマスター)
モーツァルト:音楽の冗談K522 w/フィルハーモニアO カンテッリ指揮
(1955年録音)
モーツァルト:ディヴェルティメント第14番変ロ長調K270
w/デニス・ブレイン・アンサンブル (1957年録音)
ディッタースドルフ-ハース編:パルティータ ニ長調-メヌエットとトリオ 
ハイドン:交響曲第31番ニ長調「ホルン信号」より(1952年録音)
w/O ウェストラップ指揮
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢Op.61-第7曲夜想曲(1954年録音)
イベール:3つの小品(1957年録音)
ジェイコブ:管楽六重奏曲 w/デニス・ブレイン・アンサンブル(1957年録音)
デュカス:ヴィラネッラ(1952年録音)
L.モーツァルト:ホースパイプ協奏曲-第3楽章
モーリー・カレッジSO デル・マール指揮(1956年録音)
以上 デニス・ブレイン(ホルン)
40Pブックレット、各CD紙ケース入り、クラッシュメルボックス

CZS-2060752 3枚組 \2950(予定)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
CD1
トーマ:「ミニョン」より2曲
マスネ:「マノン」より
チレア:「アルルの女」より
ヴェルディ:「椿姫」より
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より2曲
ベルリーニ:「清教徒」より
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より2曲
プッチーニ:「トスカ」より2曲
プッチーニ:「蝶々夫人」より2曲
レオンカヴァルロ:「道化師」より
ヴェルディ:「運命の力」より
プッチーニ:「西部の娘」より2曲
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より
プッチーニ:「トゥーランドット」より
CD2
ヴェルディ:「リゴレット」より3曲
ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」より2曲
ヴェルディ:「仮面舞踏会」より3曲
プッチーニ:「ボエーム」より2曲
プッチーニ:「マノン・レスコー」より2曲
ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
トスティ:マレキアーレ
カルディッロ:コレングレート
ディ・クルティス:帰れ ソレントへ 他 全19曲
CD3(新リマスター)
ベルリーニ:「清教徒」より2曲
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
ヴェルディ:「リゴレット」より3曲
ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」より
ビゼー:「真珠採り」より2曲
プッチーニ:「蝶々夫人」より2曲
*ヴェルディ:「オテロ」より
*マスカーニ:「イリス」より
*ビゼー:「カルメン」より
*グノー:「ファウスト」より
*ミラノSO トニーノ指揮 (1957年録音)
40Pブックレット、各CD紙ケース入り、クラッシュメルボックス

CZS-2062532 4枚組 \3950(予定)
ミレッラ・フレーニ
CD1(新リマスター)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より3曲 
w/クレンペラー指揮(1966年録音)
ベルリーニ:「夢遊病の女」より w/ダウンズ指揮(1966年録音)
ドニゼッティ:「ドン・パスクァーレ」より6曲 w/ムーティ指揮(1982年録音)
ドニゼッティ:「愛の妙薬」より3曲 
w/モリナーリ=プラデッリ指揮(1966年録音)
プッチーニ:「ラ・ボエーム」より2曲 w/シッパース指揮
グノー:「ミレイユ」より w/プラッソン指揮(1979年録音)
グノー:「ロメオとジュリエット」より3曲 w/ロンバール指揮(1968年録音) 
CD2(新リマスター)
ヴェルディ:「オテロ」より4曲 w/カラヤン指揮(1973年録音)
モーツァルト:「フィガロの結婚」より
ベルリーニ:「清教徒」より
ヴェルディ:「椿姫」より 以上 w/フェラリス指揮(1964年録音)
マスカーニ:「友人フリッツ」より4曲 w/ガヴァッツィーニ指揮(1968年録音)
ドニゼッティ:「ランメルムーアのルチア」より 
w/ダウンズ指揮(1966年録音)
チレア:「アドリアナ・ルクヴルール」より第2曲 
w/ヴォットー指揮(1966年録音)
CD3(新リマスター)
ビゼー:「カルメン」より
ビゼー:「真珠採り」より
マスネ:「マノン」より 以上 w/ヴォットー指揮(1967年録音)
グノー:「ファウスト」より2曲 w/プレートル指揮(1978年録音)
ヴェルディ:「運命の力」より4曲 w/ムーティ指揮(1986年録音)
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より w/マジエラ指揮(1966年録音)
プッチーニ:「つばめ」より w/マジエラ指揮(1966年録音)
シャルパンティエ:「ルイーズ」より w/ヴォットー指揮(1967年録音)
マスカーニ:「ロドレッタ」より w/ヴォットー指揮(1967年録音)
プッチーニ:「トスカ」より
プッチーニ:「マノン・レスコー」より 以上 w/マジエラ指揮(1966年録音)
プッチーニ:「トゥーランドット」より2曲 w/ロンバール指揮(1977年録音)
CD4(新リマスター)
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より2曲 w/カラヤン指揮(1978年録音)
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」より w/フェラリス指揮(1964年録音)
ヴェルディ:「アイーダ」より11曲 w/カラヤン指揮(1979年録音)
以上 ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
40Pブックレット 各CD紙ケース入り クラッシュメルボックス

CZS-2060052 4枚組 \3950(予定)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
CD1
バッハ/ブゾーニ編:パルティータ第2番-シャコンヌ(1948年録音)
スカルラッティ:ソナタ ニ短調Kk.9; ハ短調Kk.11 (以上1942年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3(1941年録音)
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35(1948年録音)
グリーグ:「抒情小曲集」より 憂うつ; ゆにかごにて(1939年録音)
モンポウ:歌と踊り第1番(1942年録音)
アルベニス:入江のざわめき(マラゲーニャ)Op.71-8(1942年録音)
グラナドス:スペイン舞曲Op.37-5-アンダルーサ(1939年録音)
CD2
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番、第23番 w/カラッツィオーロ指揮
(1953年録音)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 w/グラシス指揮(1951年録音)
CD3
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11; ト長調Hob.XVIII:4
w/シュトウツ指揮(1975年録音)
シューマン:謝肉祭Op.9(1975年録音)
CD4(新リマスター)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.40 
以上 w/グラシス指揮(1957年録音)
シューマン:「子供のためのアルバム」Op.68 より3曲(1975年録音)
ショパン:マズルカ第47番イ短調Op.68-2;スケルツォ第2番変ロ長調Op.31
ワルツ第9番変イ長調Op.69-1 (以上1942年録音)
ドビュッシー:水の反映
以上 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
40Pブックレット 各CD紙ケース入り クラッシュメルボックス

CZS-2061022 7枚組 \6900(予定)
ソロモン
CD1(新リマスター)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」 
w/メンゲス指揮(1955年録音)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37(1956年録音)
CD2
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54 以上 w/メンゲス指揮(1956年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90(1956年録音)
CD3(新リマスター)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」(1951年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」(1952年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ヴァルトシュタイン」
(1952年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」(1952年録音)
CD4(新リマスター)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」(1954年録音)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106
「ハンマークラフィーア」(1952年録音)
CD5
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 
w/ドブロウェン指揮(1947年録音)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
w/ドブロウェン指揮(1949年録音)
CD6(新リマスター)
D.スカルラッティ:ソナタ ヘ長調L.384
バッハ/ブゾーニ編:カンタータBWV140-「目覚めよと呼ぶ声あり」
(以上1948年録音)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331(1952年録音)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 (以上1955年録音)
CD7
リスト:ハンガリー幻想曲 w/ジュスキント指揮(1948年録音)
スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20(1949年録音)
ブリス:ピアノ協奏曲変ロ長調 w/ボールト指揮(1943年録音)
以上 ソロモン(ピアノ)
40Pブックレット 各CD紙ケース入り クラッシュメルボックス

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08-03 No.18-1

2008年03月15日 13時04分38秒 | Weblog
<TESTAMENT>
SBT13 1426 13枚組 \11250
ケンペ/リング コヴェントガーデン・ライヴ 1957
ワーグナー:「ニーベルングの指環」(全曲)
《ラインの黄金》(1957年9月25日)
ヴォークリンデ・・・・ジョーン・サザーランド
ヴェルグンデ・・・・ウネ・ハーレ
フローシルデ・・・マルジョリー・トーマス
アルベリヒ・・・・オタカール・クラウス
フリッカ・・・・ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ
ヴォータン・・・ハンス・ホッター
フライア・・・・エリザベート・リンダーマイアー
ファーゾルト・・・・・クルト・ベーメ
ファーフナー・・・・・フレデリック・ダルベルク
フロー・・・・エドガー・エヴァンス
ドンナー・・・・ローベルト・アルマン、
ローゲ・・・・エーリッヒ・ヴィッテ
ミーメ・・・・ペーター・クライン、
エルダ・・・・・マリア・フォン・イロスヴァイ
《ヴァルキューレ》(1957年9月27日)
ジークムント・・・ラモン・ヴィナイ、
ジークリンデ・・・・ジルヴィア・フィッシャー
フンディング・・・・フレデリック・ダルベルク、
ヴォータン・・・ハンス・ホッター
ブリュンヒルデ・・・・ビルギット・ニルソン、
フリッカ・・・・・ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ
《ジークフリート》(1957年10月1日)
ミーメ・・・・ペーター・クライン、
ジークフリート・・・ヴォルフガング・ヴィントガッセン
さすらい人・・・・ハンス・ホッター、
アルベリヒ・・・オタカール・クラウス
ファーフナー・・・・フレデリック・ダルベルク、
森の小鳥・・・ジャンネッテ・ジンクレール
ブリュンヒルデ・・・・ビルギット・ニルソン
《神々の黄昏》(1957年10月4日)
第1のノルン・・・マリア・フォン・イロスヴァイ、
第2のノルン・・・コンスタンチェ・シャックロック
第3のノルン・・・エイミー・シュアルド、
ブリュンヒルデ・・・ビルギット・ニルソン
ジークフリート・・・ヴォルフガング・ヴィントガッセン、
グンター・・・ヘルマン・ウーデ
ハーゲン・・・クルト・ベーメ、
グートルーネ・・・エリザベート・リンダーマイアー
ヴァルトラウテ・・・マリア・フォン・イロスヴァイ、
アルベリヒ・・・オタカール・クラウス
ヴォークリンデ・・・ジョーン・サザーランド、
ヴェルグンデ・・・ウネ・ハーレ
フローシルデ・・・マルジョリー・トーマス
ロイヤル・コヴェントガーデン管弦楽団&合唱団
指揮:ルドルフ・ケンペ
録音:1957年9,10月 コヴェントガーデン(ライヴ)mono
1950年代、様々な歌劇場で毎年のように上演されていた「指環」の全曲演奏。
このケンペ&コヴェントガーデンの1957年ライヴは、一連のクナ&バイロイト
とともに最高の名演として高く評価されているものです。まず歌手たちの顔ぶ
れをご覧下さい!主役にはホッター、ニルソン、ヴィントガッセン、ヴィナイ
・・・・など当時最高のワーグナー歌手を配置し、ベーメ、ウーデ、クラウス、
ミリンコヴィチなどの実力派がしっかりと脇を固めます。当時30歳のサザーラ
ンドのヴォークリンデも非常に魅力的です。そして、何と言っても素晴らしい
のがケンペの指揮でしょう。1953年にコヴェント・ガーデンに登場、その後20
年に渡り数々のオペラ上演を行いロンドンの聴衆、歌手、楽団員から絶大なる
信頼を受けたケンペ、(とは言え、音楽監督の座は辞退)前年(1956年)は病気の
ために一時休養を取ったものの、この年、1957年はシーズン開始から精力的に
活動し、「蝶々夫人」「エレクトラ」そして「指環」を立て続けに振ったので
した。もちろんこの「指環」は聴衆からも批評家からも大絶賛、溢れるような
音の洪水と高らかな歌声に全ての人が歓喜したという伝説の公演記録です。後
にケンペは1960年にバイロイトに登場、そこでの一連の「指環」でも素晴らし
い演奏を残しているのは言うまでもありません。
なおこの復刻は、ヘアウッド卿(エリザベス女王のいとこで、イギリスを代表
するオペラ専門家)の所蔵する高音質、高品質の原盤を使用したものです。




<LPO>
JLPO-0032 \2100
ブルックナー:交響曲第8番
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1981年 10月 29日ライヴ録音ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
1981年と言えば、テンシュテットが“急病”のため北ドイツ放送響との演奏旅
行をキャンセル。そのおかげであの凄絶なコンドラシンのマーラーが世に出た
年です。若干の月日も経過し、ロンドン・フィルの前に現れたテンシュテット
ですが、こちらは目の覚めるような素晴らしいブルックナーを聴かせます。こ
の翌年には EMIとのセッション録音を行いましたが、やはりテンシュテットの
魅力はライヴにあると言えましょう。音質は若干古めかしいですが、それを超
えた迫力が聴き手を魅了します。




<NAXOS>
8.570069 \1000
ラウタヴァーラ:
1.アポテオシス-交響曲第6番「ヴィンセンティアーナ」第4楽章の改編
マンハッタン三部作(2.白昼夢/3.悪夢/4.夜明け)
5.交響曲第8番「旅」
ピエタリ・インキネン(指揮)
ニュージーランド交響楽団
1980年生まれ、ヴァイオリンの腕も超一流、もちろん指揮者としても大活躍。
期待の新鋭指揮者インキネンが、ナクソスでシベリウスに続いて取り組んだの
がエイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-)です。中でも、本作の中心をなす交
響曲第8番は、人生を交響的音楽になぞらえたというラウタヴァーラの真情が
ほとばしる雄大さがあります。この第8番は、2009年にインキネンの指揮で日
本初演が予定されている作品。ぜひ一足先に味わってください。




<Glossa Platinum>
GCD P32103 \2300
愛の力-13世紀ブラバントの神秘家、修道僧と吟遊詩人 ――
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、ゴスヴィン・デ・ボシュ、
ブラバントのハデウェイヒ、ブラバント公アンリIII世、タサン、
カラサウス、ジルベール・ド・ベルヌヴィル、ペラン・ダンジクール、
ジャン・エラールの作品
ヴィレース修道院のグレゴリオ聖歌
ナザレト修道院のグレゴリオ聖歌
作曲者不詳の作品を収録
ビョルン・シュメルツァー(ディレクター)、
アンサンブル・グランドラヴォア
グロッサ(Glossa)がその秘めたる才能と無限の可能性を見出し、瞬く間に檜舞
台に登場したビョルン・シュメルツァー率いるベルギーの声楽&古楽器アンサ
ンブル「アンサンブル・グランドラヴォア」。
デビュー盤であり、古楽シーンに新たな風を吹き込んだフランドル楽派の巨匠
オケゲムの作品集「Caput(頭)」(GCD P32101)、同じくフランドルの大作曲家
バンショワの作品集「Joye(喜び)」(GCD P32102)に続くグランドラヴォアのリ
リース第3弾はオケゲムとバンショワから時代を遡った「13世紀ブラバントの
音楽」の再現という壮大なプロジェクト。
13世紀ブラバントの文化や経済の繁栄の中から生まれ、人々の生活と密接に結
びついていた当時の“音楽”。神秘家であり歴史上初の女性作曲家と言われる
ビンゲン、同じく13世紀の神秘家ハデウェイヒ、吟遊詩人エラール、そして
ヴィレースとナザレトの2つの修道院で歌われたグレゴリオ聖歌など、「神秘
家」、「修道僧」、「吟遊詩人」という3つの幅広いグループの“音楽”を1つ
に結び付けることにより13世紀ブラバントの音楽の再現を成功させているので
ある!
またシュメルツァー&グランドラヴォアはこれらの音楽が多く演奏されたので
はないかと推測されているルーヴェンのドメニコ会修道院をレコーディングの
舞台に選ぶなど、「13世紀ブラバントの音楽」に対する飽くなき探究心は計り
知れない。
これらのまだまだ謎の多い中世の音楽が現代に広まるのも、妥協無き姿勢で向
き合うアーティストがいるからこそ。音楽史の視点から見ても非常に意義深い
録音である。
2008年1月、ルーヴェン・ドメニコ会修道院(ベルギー)での録音。
アーティスト紹介-
ビョルン・シュメルツァー&アンサンブル・グランドラヴォア
「アンサンブル・グランドラヴォア」は、ベルギーの民族音楽学者であり音楽
家でもあるビョルン・シュメルツァー(写真右)によって1999年に結成された声
楽と古楽器によるベルギーの芸術家集団。
レパートリーこそ違えども、モンテヴェルディ&ジェズアルドのマドリガーレ
で大ブレイク中の「ラ・ヴェネクシアーナ」と肩を並べるアンサンブルとして
急速に注目を集めている古楽ファン要注目のアーティストである。




<Channel Classics>
CCSSA 26408(SACD-Hybrid) \2850
エミリー・バイノン-フルート&フレンズ ――
ヒラリー・タン(1947-):
フルート、ヴィオラとハープのための《アマージンの歌より》
アミー・ビーチ(1867-1944):フルートと弦楽四重奏のための《主題と変奏》
サリー・ビーミッシュ(1956-):
フルートとピアノのための《私の娘に贈る言葉》
セア・マスグレイヴ(1928-):フルートとオーボエのための《即興曲》
ルイーズ・ファランク(1804-1875):
フルート、チェロとピアノのための《三重奏曲》Op.45
エミリー・バイノン(フルート)、ヘンク・ルービング(ヴァイオリン)、
マリイン・ミーンダース(ヴァイオリン)、ローランド・クラーマー(ヴィオラ)、
ダニエル・エッサー(チェロ)、セプ・フローテンハウス(ピアノ)、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)、
ペトラ・ファン・デル・ハイデ(ハープ)
首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンの登場でスタートしたチャ
ンネル・クラシックスの「ロイヤル・コンセルトへボウの首席奏者シリーズ」
待望の第2弾は、首席フルート奏者エミリー・バイノン!
帝王マリス・ヤンソンスとのコンビにより、新たな黄金期を迎えているロイヤ
ル・コンセルトヘボウ管の木管セクションを支える現在唯一の女性首席奏者が
録音に望むにあたって最も悩んだのは70分の収録時間を構成するプログラムだ
ったという。悩みぬいたバイノンが膨大な数のフルートのレパートリーの中か
らこの録音のため選び出したのは、イギリスとオランダの女流作曲家によって
書かれた5作品!フルートのための新たなレパートリーを最高の演奏と最高の
録音で知ることの出来る新たなバイブルの登場だ!フルート&管楽器関係者
必聴!

CCSSA 25508(SACD-Hybrid) \2850
ティンブランド ――
S・レブエルタス(ネルソン編):ラジオ向きの
A・ピアソラ(スチュワート編):オブリビン
コスタリカ民謡(ネルソン編):カバリート・ニコヤーノ
C・ヴェローソ(モレレンバウム編):ミケランジェロ・アントニオーニ
D・プリート:エコー・ディメンションズ
H・ヴィラ=ロボス(スチュワート編):
ブラジル風バッハ第5番より アリア、ブラジル風バッハ第1番
T・レオン:サオコ
A・ララ:En par de los levantes de la aurora
H・パスコアル:ティンブランド
ピシンギーニャ&ラセルダ(スチュワート編):1×0
メリディアン・アーツ・アンサンブル
金管五重奏+ドラムという編成で画期的かつ独創的なアルバムを打ち出してき
たメリディアン・アーツ・アンサンブル。
通算9枚目にして結成20周年記念リリースは、レブエルタスやピアソラ、ヴィラ
=ロボスからブラジルの超個性派ミュージシャン、パスコアルの作品など、ラ
テン・アメリカと南米の個性豊かな作品がズラリと揃ったユニークなアルバム
に仕上がっている。
1997年に招かれたマイアミの亜熱帯音楽祭で触れたラテンの文化からの影響を
受けたというメリディアン・アーツ・アンサンブルの燃え上がるような熱演に
期待!




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5815 \2080
20世紀のチェロと弦楽のための作品集 ――
W・ルトスワフスキ:グラーヴェ-チェロと弦楽のためのメタモルフォーゼ
E・マコンキー:エピリオン
P・ヒンデミット:葬送音楽
P・パターソン:チェロ協奏曲Op.90
M・コピィトマン:カディッシュ
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ウィリアム・ボートン(指揮)、南西ドイツ室内管弦楽団
母国イギリスを代表するチェリストとしての責務を背負いながら国際的な舞台
に立ち続ける名手ラファエル・ウォルフィッシュの最新録音となる弦楽オーケ
ストラの伴奏を伴う近現代作品集。
ルトスワフスキ、ヒンデミットといった大御所からイギリスのマコンキーとパ
ターソン、イスラエルのコピィトマンといった5人の作曲家の作品をウォルフィ
ッシュがチェロを通じて紐解いていく。ウォルフィッシュの近現代作品の解釈
は世界的に高く評かれており、近年ではツェムリンスキーの世界初録音
(NI 5806)が記憶に新しいところ。2006年11月22日-24日の録音。

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08-03 No.18-2

2008年03月15日 13時04分00秒 | Weblog
<Amon Ra>(Amon Raはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SAR 16 \2180
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集第2巻 ――
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》
同第8番ト長調Op.30-3
ラルフ・ホームズ(ヴァイオリン)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ディーリアスやハーティ、シベリウスなどの名演で一世を風靡しながらも47歳
という若さでこの世を去ったイギリスのヴァイオリニスト、ラルフ・ホームズ
が死の数ヶ月前に録音を行ったベートーヴェン。1736年クレモナ製のストラ
ディヴァリによる演奏。1984年1月の録音。

CD-SAR 12 \2180
J・N・フンメル:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ――
ソナタ ニ長調Op.50/同変ホ長調Op.5-3/夜想曲Op.99
ラルフ・ホームズ(ヴァイオリン)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ラルフ・ホームズがベートーヴェンの1年前、すなわち死の約1年前に収録を行
ったフンメル。ホームズが奏でるストラディヴァリとバーネットの弾くフォル
テピアノの一体感が有無を言わさぬ説得力を醸しだしている。
1983年1月の録音。

CD-SAR 11 \2180
2本のフルートのための音楽 ――
J・S・バッハ:トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039
G・F・ヘンデル:ソナタOp.2-5
J・ハイドン:三重奏曲第1番
W・A・モーツァルト:恋とはどんなものかしら
L・ドゥルーエ:パイジェッロの《うつろな心》による変奏曲
E・ケーラー:花のワルツOp.87
プレストンズ・ポケット
スティーヴン・プレストンとリザ・ベズノシウクのコンビが、バロック・フル
ートとクラシカル・フルートを用いて温もりに満ちた音楽を聴かせてくれる。
ちなみに初リリースの際にはピリオド楽器の模範的演奏と高く評された演奏で
もある。1983年1月の録音。

CD-SAR 50 \2180
17世紀の愛の諸相 ――
R・ジョーンズ:Now what is love?
L・ロッシ:Guardatevi Ola
作曲者不詳:愛らしく美しい瞳
A・ピッチニーニ:トッカータ第1番
A・ストリッジョ:Se piu del canto mio
J・ダウランド:行け輝く涙、男ひとりに女ひとり
J・ダニエル:Grief keep within
E・ムリニエ:Enfin la beaute
G・バタイユ:Ma bergere non legere
P・ゲドロン:Cesses mortels de soupirer
H・パーセル:
愛はチェリアの眼差しに身を固める、もし恋が甘いものなら、
おお平和な物陰に、こだまする歌を聞け
N・マッテイス:組曲ニ長調
グレンダ・シンプソン(メゾソプラノ)、
バリー・メイソン(リュート&バロック・ギター&キタローネ)
16世紀から17世紀のイギリス、フランスとイタリアで生まれた“愛の歌”をメ
ゾソプラノとギターの二重奏で届けてくれるアルバム。グレンダ・シンプソン
の歌声とバリー・メイソンのギターが愛に揺れる複雑な心情を巧みに表現して
いる。1990年4月の録音。




<Quartz>(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2058 \2180
ダニエル・パールのための歌 ――
デイヴィッド・ヒース(1956-):
ダニエル・パールのための歌/モロッコ幻想曲/真実があなたを自由にする
/ピアノ協奏曲《情熱》より 緩序楽章/ケルト/ゴットリーブ/憎しみに勝
てるのは愛だけ
J・コルトレーン(ヒース編):ナイマ/自由の展望
E・エルガー(ヒース編):希望と栄光の国/ダニエル・パールのための悲歌
ジョン・アンダーソン(オーボエ)、アンドルー・ルーカス(オルガン)、
サイモン・ハラーム(サクソフォン)、
チャールズ・ハーツェルウッド(指揮)、
BBCコンサート・オーケストラ、
デヴィッド・ヒース(フルート&ピアノ&指揮)、他
ジョン・コルトレーンとマイルス・デイヴィスの音楽を自らの基盤として1975
年から作曲を始めたデイヴィッド・ヒースの作品集。
アルバムの最初と最後に収録された「歌」と「悲歌」は、2002年にパキスタン
で誘拐され命を落としたウォールストリート・ジャーナルの記者ダニエル・パ
ールに捧げられている。ジャンルの枠にとらわれないヒースの作風が印象的。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7947 \1700
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923-2005) ――
グラナドス:トナディーリャスH.136より
ファリャ:7つのスペイン民謡/タラゴのアレンジによるスペイン民謡集/他
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)、様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」のニュー・リリースはスペインの名ソプラノ、アンヘ
レスの1949年から1953年にかけての録音の復刻。同郷のグラナドス、ファリャ、
そして民謡集からは熱きスペインの血潮が伝わってくる。
「プリマ・ヴォーチェ」は、歴史にその名を残す名歌手たちの歌声が収録され
た78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリー
ズ。ニンバス・レーベルのテクノロジーが実現させた貴重な音源の宝庫である。

NI 7946 \1700
ティート・ゴッビ(1913-1984) ――
モーツァルト:歌劇《ドン・ジョヴァンニ》よりおいで窓べに可愛い娘、
歌劇《フィガロの結婚》より、もう飛ぶまいぞこの蝶々、さあ眼をあけろ
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より 私は町のなんでも屋/他
ティート・ゴッビ(バリトン)、様々なアーティスト
同じく「プリマ・ヴォーチェ」のニュー・リリースとなるティート・ゴッビの
アリア集。モーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディなどイタリアの大作曲家た
ちによるオペラ・アリアは1942年から1950年にかけての録音。

NI 7887 \1700
ティト・スキーパ(1889-1965)-ナポリ民謡を歌う(録音:1925年-1938年) ――
民謡:海に来たれ!/プッツィ=ペッツィア:愛の苦しみ/ファルヴォ:ガッ
パーリア/ディ・カプア:オ・ソレ・ミオ/他
ティト・スキーパ(テノール)、ミラノ・スカラ座管弦楽団、他
祖国イタリア、アメリカを活躍の舞台とした名リリック・テノール、ティト・
スキーパのイタリア歌曲集。特に「オ・ソレ・ミオ」での優美な歌声は絶品。

NI 7885/6 2枚組 \2580
アレクサンドル・キプニス(1891-1978)-
オペラ・アリアと歌曲集(録音:1922年-1939年) ――
ヴェルディ:歌劇《シモン・ボッカネグラ》より 悲しい胸の思いは、
歌劇《ドン・カルロ》より 彼女は決してわしを愛していない
シューベルト:野ばら、魔王、さすらい人/他
アレクサンドル・キプニス(バス)、様々なアーティスト
アレクサンドル・キプニスは、アメリカのチェンバロ奏者イーゴリ・キプニス
(1930-2002)の父であり、メトロポリタン歌劇場で名演を生んだウクライナ生ま
れのバス奏者。

NI 7881 \1700
ローレンス・ティベット(1896-1960)-
ブロードウェイからハリウッドまで(録音:1927年-1936年) ――
ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より/グルーエンバーク:《皇帝ジョー
ンズ》より/他
ローレンス・ティベット(バリトン)、様々なアーティスト
分厚く豊かな歌声で大スターとして名を馳せたアメリカのバリトン、ローレン
ス・ティベット。「ポーギーとベス」での圧倒的存在感は他の歌手の存在が薄
れてしまうほど。




<VMS>
VMS 200 \2300
ハープのための協奏曲集 ――
K・D・ディッタースドルフ:ハープ協奏曲イ長調
J-G・アルブレヒツベルガー:
ハープ協奏曲第1番ハ長調、ハープと管弦楽のためのパルティータ ヘ長調
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)、
プラメン・デュロフ(指揮)、ソフィア・ソロイスツ
Cスザンナ・クリンチャロワはパリを拠点としているブルガリア、ソフィア出
身の女流ハープ奏者。
ベルギー国立管、ソフィア・フィル、東京都響、関西フィル、サンフランシス
コ室内管などに招待されるなどソリストとして国際的な規模での活動を展開中。
艶やかで輝かしいハープの音色がデッタースドルフとアルブレヒツベルガーの
作品に生命力を与えている。




<Extraplatte>
EX-ED 026 2枚組 \4600
トーマス・ペルネス(1956-):歌劇《魔笛06》
アレクサンダー・カイムバッハー(テノール)、
レベッカ・ネルセン(ソプラノ)、
ヴァルター・コベラ(指揮)、
アマデウス・アンサンブル・ウィーン、ウィーン・ノイエオーパー合唱団、
モーツァルト・イヤーに沸いた2006年。本場ウィーンのウィーン・モーツァル
ト・イヤー2006のために現代オーストリアの中堅作曲家トーマス・ペルネスに
よって作曲されたオペラ「魔笛“06”」。
もちろんモーツァルトの「魔笛」をもじっているのだが、一般的なオペラのス
タイルにとどまらず、語りあり、叫びあり、効果音あり、ジャズあり、といっ
た斬新な現代の「魔笛」が繰り広げられている。

EX 760-2 \2300
カペラ・インコグニタ-夜 ――
G・ムファット:合奏協奏曲第12番
G・F・ヘンデル:歌劇《アルチーナ》からの劇音楽
H・I・F・ビーバー:セレナーダ第5番
H・パーセル:歌劇《妖精の女王》からの場面
A・ヴィヴァルディ:協奏曲《夜》
L・センフル:Tag und auch Nacht、Ich stuend an einem Morgen
G・P・テレマン:序曲《眠り》
カペラ・インコグニタ
1997年に結成されたオーストリアの若手奏者たちによる新進気鋭のバロック・
アンサンブル、カペラ・インコグニタ。
ヘンデルやテレマン、パーセル、ヴィヴァルディなどバロック時代の大作曲家
たちの作品を収録したこのアルバムのコンセプトは「夜の闇による空間」であ
るという。

EX 707-2 \2300
エンボディメント
ミア・ザベルカ&ワン・ナイト・バンド
2002年から活動を始めたエレクトロニック・バンド、ミア・ザベルカ&ワン・
ナイト・バンドによるオーストリアのコンテポラリー・アルバム。




<Jecklin>
JS 308-2 \2300
無伴奏クラリネットのための現代スイスの作品集 ――
ルドルフ・レンヘル(1960-):ラルレッキーノ
アルフレッド・ケラー(1907-1987):カンツォネッタ
ペーター・エッシャー(1915-):小品
ジャック・ウィルドベルガー(1922-):ディアーリオ
ステファン・バウムガルトナー(1946-):デボラ
レネ・アームブラスター(1931-1991):4つの小品
フーゴ・プフィスター(1914-1969):組曲
クラウディオ・カヴァディーニ(1935-):プロ・ジリ
ダニエル・シュナイダー(クラリネット)
20世紀-21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。ソリスト、室内楽奏者として活躍しながらヴィンター
トゥーア音楽院で後進の指導にもあたっているスイスのクラリネット奏者ダニ
エル・シュナイダーが高度な表現力を必要とする無伴奏作品を披露。
1994年5月の録音。

JS 307-2 \2300
ウルバン・マーダ(1955-):スプレン
ラート・トシュップ(指揮)、カメラータ・チューリッヒ、他
M「スイスの風景」シリーズ。エドウィン・フィッシャー財団作曲賞の受賞経
験を持つ1955年生まれのスイス人作曲家ウルバン・マーダの作品集。
1996年の録音。

JS 306-2 \2300
チューリッヒ中央図書館の楽譜部門 ――
ウラディミール・フォーゲル(1896-1984):
Horformen、Varietude、インターバル
オトマール・シェック(1886-1957):ピアノのための2つの小品op.29
チェスワフ・マレク(1891-1985):トッカータOp.27-2、Landliche Szenen
ジャネット・フィッシャー(ソプラノ)、ヴェルナー・ベルチ (ピアノ)、
ラート・トシュップ(指揮)、カメラータ・チューリッヒ
「スイスの風景」シリーズ。貴重な資料を数多く所蔵していることでも有名な
チューリッヒ中央図書館蔵書の楽譜がテーマ。スイスの国民的作曲家シェック
の作品を忘れずに組み込むところはさすが。1993年12月&1994年12月の録音。

JS 295-2 \2300
エルマノ・マッジーニ(1931-1991):室内楽作品集 ――
トルソIII/同VIII/同IX/同X/カントXI/アテム/カントI-III
トリオ・ツェムリンスキー
「スイスの風景」シリーズ。イタリアのイントラーニャで設立されたエルマノ
・マッジーニ財団の主導によって紹介が行われているマッジーニの室内楽作品
集。1993年の録音。

JS 304-2 \2300
パーカッション ――
エリク・ゴーディベール(1936-):フォイヤージュ
ジェラール・ザンスタグ(1941-):ディフラクションズ
ダニエル・オット(1960-):Zampugn
ミヒャエル・ジャレル(1958-):アソナンスVII
ピエール・ファヴレ(1937-):サウンド・テイル
セルジオ・メノッツィ(1960-):Quand les Tenebres Viendront
アンサンブル・ドゥ・CIP・ジュネーヴ、他
「スイスの風景」シリーズ。ジュネーヴの打楽器アンサンブルによるスイスの
作曲家たちの作品を収録したパーカッション・アルバム。
1992年&1994年の録音。

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08-03 No.17-1

2008年03月14日 15時43分19秒 | Weblog
<Arte Verum>
バーバラ・ヘンドリックスのレーベル、Arte Verumは、2006年1月、ヘンドリッ
クス自身によって設立されました。レパートリーは、リートから歌曲、室内楽、
オーケストラ歌曲からジャズにいたるまで、多岐に渡ってリリースされる予定
です。

ARV 199 \1250 ※5月末までの入荷分特価 \1080
シューベルト:歌曲集
(1)「私に言わせないで」ミニョンの歌op.62-2
(2)「大人になるまでこのままに」ミニョンの歌op.62-3
(3)君よ知るや南の国D.321
(4)「ただあこがれを知る者だけが」ミニョンの歌op.62-4
(5)アヴェ・マリア
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
録音:2003年、2007年
今年5月のラ・フォル・ジュルネに来日が決定しているソプラノの名花、ヘン
ドリックス。演奏曲目ばかりが収められているシューベルトの歌曲集がリリー
スされます。ヘンドリックスの、真珠を思わせる愛らしい声は健在。「アヴェ
・マリア」など、敬虔な雰囲気に心打たれる名演となっています。ペンティ
ネンの好サポートも注目に値します。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 217 \2250
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1873年第1稿)
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2007年5月22日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザ
ール(ライヴ)
ことし2008年1月末から2月の初めにかけて、当コンビでは3度目となる日本全国
8か所におよぶ列島縦断ツアーを敢行して、一大旋風を巻き起こしたノリントン
&手兵シュトゥットガルト放送響。練り上げられた演奏のすばらしさはもとよ
り、楽章の合間に指揮台から客席に向けて汗を拭うポーズをとって笑いをとる
などのサービス精神満点のステージ・マナーでも、マエストロは天性のエンタ
ーテイナーぶりを発揮して会場に詰め掛けた多くのファンを魅了したのは記憶
にあたらしいところ。この興奮も冷め遣らぬうちに、はやくも当コンビが着手
するのは衝撃のブルックナー・シリーズ。第1弾の第3交響曲では、ノリントン
による前回のロンドン・クラシカル・プレイヤーズ(95年)のときと同じく、作
曲者が崇拝するワーグナー作品からの引用が顕著な第1稿を採用しています。
オリジナル楽器による旧盤も刺激に満ちたものでしたが、今回はそれにもまし
て、ポイントといえるのが響きのこのうえない透明感。オケの精度が格段に向
上しているため、ノリントンの意図はよりすみずみまで徹底されています。と
りわけ、「ワルキューレ」の眠りの主題や「タンホイザー」を想わせる音型が
現れる第2楽章の静けさと佇まいは絶品。ふんわりと夢のように浮遊するやわ
らかい弦の感触。いっそう研ぎ澄まされたピュアトーンの威力が最高に発揮さ
れた場面は一度聴いたら忘れられません。なお、前回の録音ではその急速テン
ポも刺激的な要因として評判となりましたが、それでも旧録音との比較では演
奏時間も全体で3分以上長くなっているのも新録音の特徴といえます。
オルガン的とたとえられ従来分厚い響きの魅力が語られ、ともすればピリオド
・アプローチの鬼門とさえいわれてきたブルックナーのシンフォニー。ノリン
トンは長年の手兵シュトゥットガルトを随え、ここにまったくあたらしいブル
ックナー像を打ち立てたといっても言い過ぎではありません。





<赤渋楽譜出版>
AGCD 125 \2250
「エボニー・フォレスト」-クラリネットてんこ盛り
(1)ハロルド・オーウェン:4本のBbクラリネットのための室内音楽
(2)シャロン・デイヴィス:クラリネットとピアノのためのデュオ・ソナタ、
 ソプラノ(歌)、Bbクラリネットとピアノのための 「人からは自由だと呼ば
れるけど」
(3)ボリス・ピリン:バスクラリネットのためのスケルツォ・バルバロ
(4)ウィリアム・シュミット:
コントラバスクラリネットとピアノのためのソナチネ
(5)ライナー・ブラウン:クラリネットクワイアのための「交響曲」
録音(1)1971年8月26日 カルフォルニア州ハリウッド、ウィルシャー・ユナイ
テッド・メソジスト教会
(2)1986年3月25日 カルフォルニア州ラミラダビオラ大学
(3)1976年1月30日(4)1977年11月21日(5)1976年2月6日(6)1971年10月18日
カルフォルニア州ハリウッド、ウィルシャー・ユナイテッド・メソジスト教会
演奏は、ジュリアン・スピアー始め、ダイアン・ラング、デビッド・アトキン
ス、ロサンゼルス・クラリネットソサエティなど、アメリカトッププレイヤー
による録音。クラリネットクワイアの定番、R・ブラウン氏の「交響曲」も収録
されている貴重な音源。
3オクターブ以上の音域を誇る、最も普及したBbクラリネットからオーケストラ
でしばしば使用される甘美な音色のバスクラリネット、アルトクラリネット(バ
セットホルンとともに失われてしまった低音域をカバー)そして、最も遠い親戚
にあたるコントラバスクラリネット(コントラアルトとも呼ばれる)に至るまで、
このアルバムでは様々な組み合わせによる作品が勢ぞろいし、クラリネットの
森のさざめきが聴こえてきそうです。





<FABULA CLASSICA>
FAB 12076 \1350
(1)ムレ:トランペットと弦楽合奏のための二つのシンフォニア
(2)ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ニ長調RV93
(3)アントニオ・パスクッリ(1842-1924):
オーボエと弦楽のための「椿姫」のヴィオレッタに寄せる同情
(4)ロッシーニ:
クラリネットと弦楽のための「モゼ」と「湖上の美女」の主題による変奏曲
(5)ショパン:ピッコロと弦楽のための「シンデレラ」の主題による変奏曲
(6)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークK525
(7)パガニーニ:ヴァイオリンと弦楽のための「モゼ」の主題による変奏曲
(8)ドリゴ:セレナード
(9)ボッケリーニ:マドリードの通りの夜の音楽
(10)グリーグ:弦楽合奏のための「春」Op.34
(11)シャルパンティエ:「テ・デウム」-序曲
クラウディオ・シモーネ(指)イ・ソリスティ・ヴェネティ
弦楽の魅力だけでなくトランペット、マンドリン、オーボエ、クラリネット、
ピッコロと弦楽合奏のアンサンブルが楽しめます。特にオペラのテーマに基づ
くパラフレーズは興味深く、パスクッリの「ヴィオレッタに寄せる同情」は
「椿姫」ファンは聴き逃せません(10分弱の曲)。

FAB 12035 \1350
モノラル
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調BWV.1050
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調D.200
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調op.60
ウォルフガング・サヴァリッシュ(指)RTSI管弦楽団録音:1964年(ライブ)
1964年、この演奏が放送用としてスイスのイタリア語圏向けラジオ放送局によ
って録音された時点でサヴァリッシュはドイツ指揮界の巨匠の地位を継承する
存在として誰もが認める存在でした。なにしろこの7年前の1957年には、それ
までの最年少でバイロイト・デビューを飾っていたのですから。ここで聴ける
演奏でも、端正であり同時にふくよかさを持つ彼の音楽の特質をはっきりと覗
うことができます。シューベルトの第3交響曲のようなある意味、取り扱い注
意の難曲で、決して単調さを感じさせない手腕にはまさに脱帽もの!
録音もモノラルながら、オリジナルの録音が良いため細部まで明瞭に聴き取る
ことができます。

FAB 12049 \1350
(1)J.S.バッハ:
パルティータ第4番 ニ長調BWV.828、コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
(2)ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番 変ホ長調op.82
(3)シューマン:交響的練習曲op.13、5つの変奏曲
(4)J.S.バッハ:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」
アレクシス・ワイセンベルク(P)録音:1982年(ライブ)
早めのテンポ、胸がすくような素晴らしいテクニック、まるでトップアスリー
トの引き締まったボディのようなワイセンベルクの演奏をたっぷり味わってい
ただける1枚です。虚飾を排したバッハ、ハイドンの爽快さ。そしてシューマ
ンの怒涛のフィナーレまで憎らしくなるほどクールに徹した演奏は独墺系の重
厚な演奏とは一線を画するものですが、とにかく目くるめくようなスパテクに
圧倒されることは間違いありません。しかもこれはライブ演奏。なのにこの綻
びのなさはいったい何?快速だけど、けっして軽量ではない彼ならではの演奏
をお楽しみください。

FAB 1250 \1350
モノラル
ブラームス:(1)間奏曲 変ホ短調op.118-6 (2)狂詩曲 ト短調op.79-2
ベートーヴェン:(3)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」op.57
ショパン:
(4)夜想曲 ハ短調op.48-1 (5)バラード第3番 変イ長調op.47 
(6)マズルカ ハ長調op.24-2 (7)マズルカ 変ロ短調op.24-4 
(8)スケルツォ 嬰ハ短調op.39 (9)マズルカ イ短調op.67-4 
(10)ワルツ 変ト長調op.70-1 (11)練習曲 ハ短調「革命」op.10-12
ヴィトルト・マルクジンスキ(P)録音:1963年(ライブ)
ポーランド出身の往年の名ショパン弾き、マルクジンスキ(1914-1977)が1963年
スイスで行った演奏会を収録した興味深いライブレコーディング。ブラームス
とベートーヴェンでは「地上の人」だったマルクジンスキが後半のショパン・
プログラムに入ると大変身!天がける天使のように軽やかで滋味深い演奏を繰
り広げ始めます。特にマズルカの自然な息遣いは作品と演奏者が一体となった
稀有な例といってよいでしょう。

FAB 1256 \1350
モーツァルト:(1)幻想曲 ハ短調 K.475(2)ピアノ・ソナタ ハ短調K.457
リスト:
(3)コンソレーション第1番-第6番、(4)葬送、(5)ウィリアム・テルの礼拝堂
(6)リゴレット・パラフレーズ
アルド・チッコリーニ(Pf)録音:1981年(ライブ)
今月来日予定のチッコリーニ、56歳のアブラの乗り切った頃の録音。




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 756081 \2080
レオンカヴァッロ:「道化師」
プラシド・ドミンゴ(T カニオ)
イレアナ・コトルバス(S ネッダ)
マッテオ・マヌグエッラ(Br トニオ)
ハインツ・ツェドニク(T ベッペ)
ヴォルフガング・シェーネ(Br シルヴィオ)

アダム・フィッシャー(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1985年6月6日,ウィーン
凄いライブが出てきました!1985年、ウィーン国立歌劇場での「道化師」です。
なんと言ってもカニオがドミンゴ!しかも1980年代半ばという、ドミンゴ全盛
期のカニオです。気迫の歌唱には唯圧倒!そしてネッダはなんとコトルバス、
これは珍しい記録です。トニオをマヌグエッラが渋く好演。さらにベッペに
ツェドニク、そしてシルヴィオにはシェーネという、ウィーンらしい配役がま
た嬉しいもの。指揮は、当時まだ35歳だったアダム・フィッシャー。翌年スカ
ラ座にデビューするなど、国際的な名声を高めている頃で、勢いが感じられま
す。充実の「道化師」、オペラファンならぜひ!





<2L>
2L 48SACD(SACD-Hybrid) \2280
ウーラ・ヤイロ(1978-):ピアノのための音楽
ニューヨークの雪、北国、ミシェール、線、ハドソン川、
ロクスベリー・パーク、ストーン・ローズ、一月、舗道、マンハッタン、
四月、マディソン、シエナ、北国 II、のどかな日
ウーラ・ヤイロ(P) トム・バーバー(フリューゲルホルン)
ダーヴィド・クシュロン(Vn) ヨハンネス・マッテンス(Vc)
録音:2007年8月5日-8日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
様々なスタイルの作曲家でにぎわっている現代ノルウェーの音楽界。近年、合
唱音楽ファンから「これ誰?」と注目されているのが、ウーラ・ヤイロです。
ヤイロは、ジャズとクラシカルのピアノと作曲を学び、ノルウェー音楽アカデ
ミーを卒業後、ロンドンの王立音楽大学とニューヨークのジュリアード音楽院
に留学しています。現在、ニューヨーク・シティ在住。作曲のほか、ピアニス
トとしてソロ、あるいはみずからのアンサンブル、ウーラ・ヤイロ・グループ
を率いたグローバルな音楽活動を行っています。
フリューゲルホルン、ヴァイオリン、チェロとの共演曲を含むピアノ作品集。
心から愛する ニューヨーク、そして2年間を過ごしたロサンジェルス。その経
験と思い出から生まれた15曲が録音されました。ジャズとクラシカルとポピュ
ラーミュージックが握手。アメリカの都会で書かれながらルーツは祖国ノル
ウェーにある音楽。人なつこさと温もり、そして秘めた情熱が感じられるで
しょう。

2L 47SACD(SACD-Hybrid) \2280
スティーグ・ニルソン - SOLO+
オイスタイン・ソンメルフェルト(1919-1994):
ユキノシタ・ソナタ 作品69A(1985)
シェティヴ・ヴォスレフ(1939-):ヴァイオリン・ソロ(1980 rev.1989)
ヴォルフガング・プラッゲ(1960-):決闘(2007)(2つのヴァイオリンのための)
シェル・モルク・カールセン(1947-):
ヴァイオリン・ソロのためのファンタジア・レリジョーザ
ビョルン・クルーセ(1946-):メメント・モリ(2004)
テリエ・ビョルクルン(1945-):
2つのヴァイオリンのための3つのコントラスツ(2007)
スティーグ・ニルソン(Vn) アンデシュ・シェルベリ・ニルソン(Vn)
録音:2006年11月、2007年3月ウッレンスヴァング教会
(ロフトフース、ハルダンゲルフィヨルド)
スティーグ・ニルソンはスウェーデン生まれ。エンドレ・ヴォルフ、ティボー
ル・ヴァルガ、フランコ・グッリにヴァイオリンを学び、1971年にノルウェー
国立オペラの首席奏者に就任しました。1977年からはオスロ・フィルハーモニ
ック管弦楽団のコンサートマスター。ソロイスト、室内楽奏者として北欧の音
楽シーンに欠かせないヴァイオリニストのひとりです。ニルソンが演奏したこ
とで名前を広く知られるようになった作曲家たちも多く、たくさんの作品が彼
に献呈されています。
デュオ2曲を含むニルソンのソロアルバム「SOLO+」。山腹のゴツゴツした地面
にしっかりと根を張る小さなユキノシタを描くソンメルフェルトの標題的なソ
ナタ。息の長い旋律がさまざまに変容するヴォスレフの「ヴァイオリン・ソ
ロ」。ノルウェーとハンガリーの民謡からインスピレーションを得たモチーフ
をもつプラッゲの「Duels(決闘)」 では、2つのヴァイオリンがユーモラスな
"追跡" をくりひろげます。カールセンの「ファンタジア・レリジョーザ」
(宗教的幻想曲)は雰囲気ゆたかな小品。ニルソンとの共同作業から生まれまし
た。クルーセの「メメント・モリ」(死を想え)。生まれた時から死ぬ時まで、
人生がいかに貴重なものかを語る同名のバレエの一部として作曲されました。
テリエ・ビョルクルンの曲では2つのヴァイオリンが対話。繊細なメロディと
リズミカルなモチーフ、ジャズとクラシック、さまざまな対照がみられます。
アンデシュ・シェルベリ・ニルソンはスティーグの子。オスロのバラット=
ドゥーエ音楽学校で学んだ後、ベルリンに留学。ストックホルムでウルフ・
ヴァリーンに師事。2008年にノルウェー国立音楽アカデミーのディプロマ・
コースを修了する予定です。 ニルソン父子のヴァイオリンをリアルに、そ
の場の空気とともに捉えた録音は、ハルダンゲルフィヨルドにあるウッレン
スヴァング教会で行われました。

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08-03 No.17-2

2008年03月14日 15時42分41秒 | Weblog
2L 45SACD(SACD-Hybrid) \2280
グリーグ:合唱のための作品集
男声合唱のためのアルバム 作品30、子供の歌 作品61〔子供の歌、家畜を呼
ぶ声、ハリング、働きものの馬のためのおやすみの歌、クヴォーリングのハ
リング、海、クリスマスツリーに寄せる歌、この世で一番愚かなこと、 スプ
リングダンス「夜になって出かけると」、若者オーレ、漁師の歌、もっとも
美しい女、大きな白い群、ならず者、ロットナムのクヌート、ノルウェーの山、
寝過ごしてしまった、祖国を讃える歌、小さなトーラ〕、春 作品33-2(トマス
・ベック 編曲)、聖霊降臨祭の賛美歌 作品23-25、アヴェ・マリス・ステッ
ラ EG150、4つの詩篇 作品74〔美しきかな神の子よ、神の子は安らぎを与え
給えり、イエス・キリストはよみがえり給えり、天つみ国に〕
グレクス・ヴォーカリス 
カール・ホグセット(指) 
マグヌス・スターヴェラン(T)
録音:2007年2月、5月 リス教会(ノルウェー)
ライプツィヒ学生時代の「ドナ・ノビス・パーチェム」(1862)と 白鳥の歌「4
つの詩篇」。グリーグの合唱作品には最初と最後の曲で44年の開きがあります。
その間にグリーグの音楽はどう展開し、どのように発展していったか。土の香
りのする音楽からノルウェーの宗教家を新しい音楽に再生した芸術作品まで。
グリーグの合唱曲には、ピアノのための作品や歌曲と同じように、彼の作曲家
人-生がそのまま反映しています。「大いなる神秘」でノルウェーと世界の人々
の心をとらえたグレクス・ヴォーカリスとカール・ホグセットのグリーグ・ア
ルバム。19の歌が組み替えられ、人生の歓びと悲しみの表情がくっきりと浮か
び上がってくる2つの歌集「男声合唱のためのアルバム」と「子供の歌」(グリ
ーグによる女声合唱のための編曲)。「春」と「アヴェ・マリス・ステッラ」
はエバーグリーン。「ペール・ギュント」のフィナーレ近くで歌われる賛美歌。
ノルウェー民俗音楽の隠れたハーモニーに気づかせる「4つの詩篇」。熟考さ
れたアルバム構成により、グリーグという作曲家のダイナミックな姿が見えて
きます。リス教会で行われた録音には、アナログ・クオリティをもたらすとさ
れるDXD(Digital eXtreme Definition)フォーマットが使われました。
11.2896Mbit/s はDSD録音の4倍のデータ量。DSDに量子化する前段階で余裕を
もって編集することも可能になりました。教会に響いた音楽が臨場感と空気感
をもって伝わってくる素晴らしい録音です。

2L 44SACD(SACD-Hybrid) \2280
モッテン・ゴートハウグ(1955-):室内楽作品集
弦楽四重奏曲第2番 イ長調 作品31(1986)、
イェンス・ビョルネボーの詩による6つの歌 作品56(2002)*
【見知らぬ男の顔/ばら/永遠の戦場/油、パンとワイン/ブレンダン・ビーアン
の担架の側で/わが心】
ピアノ五重奏曲 嬰ヘ短調 作品59(2005)**
アンサンブル・ビョルヴィーカ
シェル・トムテル(Vn) ドミニク・グリフィス(Vn)
ヴィトルド・セラフィン(Va) ヤン・クープ(Vc)
ペール・アンドレアス・トンデル(B)* エレン・ウゲルヴィーク(P)*
トゥーレ・ディングスタード(P)**
録音:2007年4月 ソフィエンベルグ教会(オスロ)
「ゴートハウグの音楽を聴くと、人生のもつ数知れない表情を想い描いてしま
う」(ヴォルフガング・プラッゲ)。モッテン・ゴートハウグはノルウェーの作
曲家。鳥の歌に美を感じ、自然へ深い関心を寄せる。プロコフィエフをはじめ
とするネオクラシカルの作曲家に共感しています。表現の手段よりも内容を大
切に考えるタイプの作曲家。モダニストの音楽から距離を置き、伝統的な音楽
語法で聴き手とコミュニケートする姿勢を貫いています。さまざまなジャンル
の音楽を手がけ、とりわけ室内楽曲と歌曲に興味を持っています。新古典的、
イ長調という調性をもつ弦楽四重奏曲第2番。有機的なつながりのある4つの楽
章から構成された作品です。嬰ヘ短調のピアノ五重奏曲ではスケルツォのトリ
オに、リンデマンの収集した『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』の
旋律が素材として使われています。6つの歌曲のテクストとなる詩を書いたイェ
ンス・ビョルネボーは画家、教師としても活動したノルウェーの作家。ノル
ウェー社会や西洋文明に対する強い社会批評的内容の小説や戯曲や詩やエッセ
イを残しました。6つの歌曲のためにはビョルネボーの作品のうちでも抒情的
性格の強い詩が選ばれています。




<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9954 \1980
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
弦楽四重奏曲全集第5集
弦楽四重奏曲第12番ト長調Op.77
弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.86
タネーエフ四重奏団
録音:1981-82年
今回が完結編となるミャスコフスキー弦楽四重奏曲の第5集。この全集は以前
RUSSIAN DISCから発売されていた名盤です。2曲ともミャスコフスキー晩年の
作品で、この頃に作曲された他の作品同様、比較的分かりやすいのが特徴です。
特に第13番第4楽章はエネルギッシュでリズム、テンポのバランスが良く演奏
されております。

NF/PMA9957 \1980
ボリス・チャイコフスキー(1925-96)歴史的録音集
(1)ロシア民謡の主題による幻想曲
(2)弦楽オーケストラの為のシンフォニエッタ
(3)イギリスの主題による奇想曲
(4)スラヴ狂詩曲
(1)-(3)アレクサンドル・ガウク指揮
モスクワ放送交響楽団
(4)サムイル・サモスード指揮
モスクワ・フィルハーモニー管
録音:(1)1952年、(2)1955年、(3)1954年、(4)1957年
最近さかんに録音が行われるようになったボリス・チャイコフスキーをロシア
の大物ガウクの演奏で聴ける歴史的録音です。
ボリス・チャイコフスキーはショスタコーヴィチに師事していたこともあり、
その影響が随所に見受けられます。現代音楽とは全く無縁とも言える作風です。

NF/PMA9955 \1980
ガヴリーリン(1939-1999):歌曲集
(ロシアのノート/オフィーリアの2つの歌/都市の眠り/許して/四季)
ミラ・シュキルティル(MS)
ユーリ・セロフ(P)
録音:2007年7月28-29日、
ヴァレリー・アレクサンドロヴィチ・ガヴリーリンは1999年の60才で亡くなっ
た作曲家。ガヴリーリンの歌曲はトラック1では古風な作風と思いきや、トラッ
ク2では驚かされ、従来の歌曲とは違います。部分部分で、歌というより声を発
しています。

NF/PMA9956 \1980
「ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン -19世紀の超絶技巧作品集」
ヴィエニャフスキ:演奏会ポロネーズ/伝説曲/創作主題による変奏曲
エルンスト:ロッシーニの「オテロ」のアリアによる幻想曲
パガニーニ:変奏曲「魔女たちの踊り」/カンタービレ/ラ・カンパネラ
サラサーテ:バスク奇想曲
リディア・コヴァレンコ(Vn)
イゴール・ウリアシュ(P)
録音:2007年9月1-4日、
有名なものからそうでない曲まで、いずれも難易度が高い作品ばかり収録され
たアルバム。ヴァイオリンを余すことなく弾ける人のための曲であり演奏者を
選ぶ曲とも言えるでしょう。コヴァレンコはこれらの超絶技巧作品を難なく弾
きこなしています。




<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99028 \3000
伊福部 昭:ヴァイオリン協奏曲(ピアノ・リダクション)
(1) ヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲
(ヴァイオリン協奏曲第1番)(1948/1971)
(2) ヴァイオリン協奏曲第2番(1978)
佐藤久成(ヴァイオリン)、岡田 将(ピアノ)
録音:2006年6月5日、秩父ミューズパーク音楽堂
この録音は伊福部昭が2006年2月に亡くなり、その直後の6月に録音されたもの
です。このピアノ伴奏版は伊福部が自らアレンジしたもので、出版もされてお
り(全音楽譜出版社)この版では初録音となります。聴きなれたこの作品がフレ
ッシュに蘇りました。
腕のたつ若い演奏家、佐藤久成と岡田将による演奏についてミッテンヴァルト
の稲原氏は「二人は荒削りな部分がありながらも、最後まで緊張感を失わず、
ひたすら伊福部音楽に向き合った。その演奏は私の想像をはるかに超え、まさ
に私の心を揺さぶる音楽となった。」とライナー・ノートで述べています。





<SION RECORDSレーベル(日本)>
SCD-016 \3150
『三絃 野澤徹也 4 パッセージ』
水野修孝:ソロ三味線のための「パッセージ3章」
松岡政長:「冬の夢」-三味線・箏・17絃箏の三重奏
新実徳英:「をとこ・をんな」-三絃とボーカリーズによる音楽
木山光:「D・T・TRAIN」-for Shamisen & Shakuhachi
杵屋正邦:「風」-三絃独奏曲
三木稔:「月の兎」-わらべ語り風 歌楽
野澤徹也 (三絃)
今回集められた作品は、作曲家が自己の原点と未来をしっかりと見つめるとこ
ろから生まれているように思う。阿部定事件を題材に邦楽発声を駆使し、恐ろ
しいほどの迫真力で聴く者を虜にする新実徳英の「をとこ・をんな」。無駄な
く考え抜かれた楽器法と歌の自在さで色彩豊かに構成する三木稔の「月の兎」。
この2作品は日本語の発声と物語への取り組みを。水野修孝はジャズと日本音楽
の親和性を「ソロ三味線のためのパッセージ3章」に。木山光は原始的なまでの
エネルギーをロックやノイズ音楽の語法を用いて「D・T・TRAIN」を。松岡政長
は一つ一つの音を大切に美しいメロディーを愛しむように「冬の夢」を儚げに
描く。この3作品は音楽の多様な同時代性を、それぞれ聴かせる。そして音楽の
目まぐるしい変遷を邦楽と洋楽の狭間で体験し作曲を行った杵屋正邦作品「風」。
どれも三味線が持っている独自の響きや民族、文化、時代が育ててきた特性を
自分なりに音楽へ響かせて新しい作品に仕上げている。(音楽評論 西耕一)
野澤徹也(三味線)
三絃を西潟明子氏に師事。現代邦楽研究所研究科修了。花園大学文学部史学科
卒業。’99年、’00年の全国邦楽コンクールにて二年連続優秀賞受賞。’00年、
ビクター伝統文化振興財団邦楽技能者育英賞受賞。’05年東京邦楽コンクール
第1位受賞。同世代の作曲家への委嘱活動も活発に行い、現代三味線音楽の普
及発展に力を注ぐ。NHK教育TV全国放送「日本音楽の祭典」、NHKFM「邦楽百番」、
「邦楽のひととき」、TOKYO FM「トランス・ワールド・ミュージック・ウェイ
ズ」等、テレビ、ラジオへの出演多数。洗足学園音楽大学・現代邦楽コース非
常勤講師。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5115 3枚組 \2150
バーンスタイン指揮 1953年アメリカDECCA録音集
Disc.1
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
(2)シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61 第1,2楽章
Disc.2
(2)シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61 第3,4楽章 
(3)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98 
(4)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 op.95 第1楽章
Disc.3
(4)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 op.95 第2,3,4楽章
(5)チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74 
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・スタジアム交響楽団
1953年6,7月 録音

ANDRCD5126 2枚組 \1750
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」 1937年
エツォ・ピンツァ(ドン・ジョヴァンニ)、
エリーザベト・レートベルク(ドンナ・アンナ)
ディーノ・ボルジョーリ(ドン・オッターヴィオ)、
マルギット・ボコール(ツェルリーナ)
ヴェルジリオ・ラッザーリ(レポレロ)、
ルイゼ・ヘレツグルーバー(ドンナ・エルヴィーラ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィル
ブルーノ・ワルター指揮
1937年8月2日 ザルツブルグ ライヴ録音
MELODRAMレーベルから発売あり。
音質は古めかしく、一般的ではありません。
若き日のワルターを知る上で貴重なアルバムです。

ANDRCD9035 2枚組 \1750
マルケヴィチ指揮 名演奏集
Disc.1
(1)ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
RIAS交響楽団 1952年9月18日  ※URANIAレーベルから発売あり。
(2)モーツァルト:交響曲第34番 ハ長調 KV.338
ベルリン・フィル 1954年2月  ※DGレーベルから発売あり。
Disc.2
(3)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ベルリン・フィル 1953年1月31日  ※TAHRAレーベルから発売あり。
(4)モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」 ニ長調 KV.504
ベルリン・フィル 1954年2月  ※DGレーベルから発売あり。
指揮は全て イゴール・マルケヴィッチ
良い音質です。




<WALHALL>
初出!ワーグナー:楽劇「ニューベルングの指輪」全曲
ルドルフ・ケンペ指揮 1957年9、10月
※所々でマスターに起因する、雑音(シャリシャリした音)、音の揺れ、
傷が聴かれますが、演奏そのものの音は良く聴ける状態です。

WLCD0227 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(ニューベルングの指輪) 1957年
ハンス・ホッター(ヴォータン)、ロバート・オールマン(ドンナー)
エドガー・エヴァンス(フロー)、エーリッヒ・ヴィッテ(ローゲ)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッチ(フリッカ)、
クルト・ベーメ(ファジルト)
オタカール・クラウス(アルベリヒ)、ペーター・クライン(ミーメ)
エリーザベト・リンダーマイアー(フレイア)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
ルドルフ・ケンペ指揮 1957年9月25日

WLCD0228 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」(ニューベルングの指輪) 1957年
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)、
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッチ(フリッカ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、ハンス・ホッター(ヴォータン)
シルヴィア・フィッシャー(ジークリンデ)、
フリードリヒ・ダルベルク(フンディング)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
ルドルフ・ケンペ指揮 1957年9月27日

WLCD0229 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」(ニューベルングの指輪) 1957年
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)、
ペーター・クライン(ミーメ)
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、
オタカール・クラウス(アルベリヒ)
フリードリヒ・ダルベルク(ファフナー)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
ルドルフ・ケンペ指揮 1957年10月1日

WLCD0230 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(ニューベルングの指輪) 1957年
ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)、クルト・ベーメ(ハーゲン)
エリーザベト・リンダーマイアー(グートルーネ)、
ヘルマン・ウーデ(グンター)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団
ルドルフ・ケンペ指揮 1957年10月4日




<MYTO>
MDCD0007 2枚組 \3050
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
ジャンフランコ・チェッケーレ(ポリオーネ)、
イヴォ・ヴィンコ(オロヴェーゾ)
エレーナ・スリオティス(ノルマ)、
フィオレンツァ・コッソット(アダルジーザ)
アンナ・ディ・スタジオ(クロティルデ)、
フランコ・カステッラーナ(フラーヴィオ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
オリヴィエーロ・デ・ファブリティース指揮 1971年8月30日 東京
良い音質です。

MDCD0008 2枚組 \3050
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
ジョルジョ・メリーギ(リッカルド)、ピエロ・カプッチッリ(レナート)
レイラ・ジンチェル(アメーリア)、アドリアーナ・ラッツァリーニ(ウルリカ)
ジョヴァンナ・サンテッリ(オスカル)、カルロ・メリチアーニ(シルヴァーノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
ニーノ・ヴェルキ指揮 1973年4月8日
良い音質です。





<TACET>
TACET 163 \2380
ヴィヴァルディ:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 op.8-1~4 「四季」
(2)6つのヴァイオリン協奏曲 op.12から第1番 ト短調 RV.317
(3)ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV.257
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
ポーランド室内フィル
ヴォイチェフ・ライスキ指揮 2007年6月録音
真空管使用の機器のみで録音されたTACETレーベルが得意とする高音質盤です。

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08-03 No.16-1

2008年03月14日 15時40分42秒 | Weblog
<MARQUISレーベル(カナダ)>
カナダのMarquis(マーキス)を取り扱うことになりました。このレーベルは
1981年に設立され、クラシックやジャズを中心にワールドミュージックなども
扱っており、タイトル数も200を超えています。Marquis は優秀なカナダ人演
奏家ならびに海外のクラシック演奏家を抱えており、トランペットのジェンス
・リンドマンや、サンクト・ペテルスブルク弦楽四重奏団などがいます。彼ら
のレコーディング作品は世界各地で認められています。また、世界屈指の美声
と非凡な歌唱力によって、ソロのボーイ・ソプラノとして発掘されたアレッド
・ジョーンズや、カナダ出身でトロント交響楽団、カナダ放送交響楽団で活躍
したフルート奏者ロバート・ エイトケンなどのオリジナル音源もあり、また、
品番でMAR83000台はORION RECORDの復刻で、往年の巨匠の録音も取り扱ってお
ります。尚、今回、ご紹介する商品はクラシック系のみとなっておりますので、
あらかじめご了承下さい。

MAR81101 \1980
「2人の遊び」-フルート名曲集
ゴセック:タンブーラン/サティ:ジムノペディ/クープラン:ティク・トク
・ショク/グルック:精霊の踊り/ドビュッシー:小さな羊飼い、月の光/
フォーレ:シシリエンヌ、子守歌/イベール:間奏曲/ゴーベール:オリエン
タル/リュリ:ガヴォット/ゴーベール:マドリガル/ラヴェル:ハバネラ
形式の小曲
ロバート・エイトケン(fl)
エリカ・グッドマン(Hrp)

MAR81115 \1980
「黒人霊歌集」
エルマ・アイゼラー・シンガーズ

MAR81117 \1980
「サルゼードが編曲したハープ作品集」
サルゼード、ヘンデル、ペスチェッティ、コレッリ、ハイドンの作品
ジュディ・ローマン(Hrp)

MAR81119 \1980
「クラリネットのための作品集」
グレインジャー:岸辺のモリー/ダニー・ボーイ/ストラスペイとリール/
グリーグ:ソルヴェイグの歌/アニトラの踊り/ディーリアス:水彩画/エル
ガー:朝の歌/ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡集/デイヴ・ブルーベッ
ク:ブルー・ロンド・アラ・トルコ/シドニー・ベチェット:小さな花/アレ
ック・テンプルトン:バッハ・ゴーズ・トゥ・タウン/ピエトロ・ヨン:ユモ
レスク/ジョン・ブラットン&ジェイムズ・ケネディ:テディ・ベアのピク
ニック
ジェイムズ・キャンベル(cl)
アレグリ・クァルテット

MAR81127 \1980
「ブリテン&ヴォーン=ウィリアムズ:歌曲集」
ブリテン:ウィリアム・ブレイクの歌と格言/サリーの園/鋤で耕す少年/お
前はニューキャッスル生まれではないのか/とりねこの林/若く朗らか未亡人
ヴォーン=ウィリアムズ:ローリング・イン・ザ・デュー/子羊を探しに/5つ
の神秘的な歌/他
ケヴィン・マクミラン(Br)

MAR81129 \1980
「ヘンデル、スカルラッティ、ヴィヴァルディ:声楽作品集」
ヘンデル:「ルクレチア」より
D.スカルラッティ:「サルヴェ・レジーナ」より
ヴィヴァルディ:「主が建て給うのでなければ」より
キャサリーン・ロビン(MS)
サーティーン・ストリングス

MAR81137 \1980
「ギター作品集」
ホルヘ・モレル、フェルナンド・ブスタマンテ、アントニオ・ラウロ、
ファリャ、ルイス・ピポ、レオ・ブローウェル、デラマーサの作品
レイチェル・ゴーク(G)

MAR81149 \1980
海のためのケルトのミサ
イハリファックス・カメラータ・シンガーズ

MAR81151 \1980
シューベルト:白鳥の歌 D. 957、他
ケビン・マクミラン(Br)
レフ・ナトチェニー(P)

MAR81153 \1980
「クラリネット作品集」
プーランク:無窮動/エリントン:カム・サンデイ/グールド:パヴァーム/
ニモンズ:島/ラヴェル:ハバネラ/シェアリング:3分間/タイユフェール:
アラベスク/グリック:祈人/ディノヴィ:プリティ・レディ・ブルース/
シックリー:3つの哀歌/ベイカー:踊り/ファン:奇想曲/ディノヴィ:ディ
ヴェルティメント/ジャンゴ・ラインハルト:ヌアージュ
ジェイムズ・キャンベル(cl)
ジーン・ディノヴィ(P)

MAR81155 \1980
「ベンジャミンのための子守歌」
民謡、フィンレイ、シューマン、オッフェンバック、ポルガー、シューベルト、
ブラームス、シャーマン兄弟、フンパーディンク、ドビュッシー、R.シュトラ
ウスの子守歌に限らない作品
ドナ・ベネット(S)
ブライアン・フィンレイ(P)

MAR81157 \1980
「ホルンのための室内楽作品集」
グノー:ホルンとピアノのための6つのメロディー
ライネッケ:ホルンとオーボエ、ピアノのための三重奏曲Op.188
ライネッケ:ホルンとピアノのための夜想曲Op.112)
ジェームズ・サマーヴィル(Hr)
レナ・シャロン(P)
ジェイムズ・メイソン(ob)

MAR81161 \1980
「パーラー・グランドVol.1」
ベートーヴェン:エリーゼのための/メンデルスゾーン:紡ぎ歌/シューマン:
トロイメライ/シンディング:春のささやき/シュット:夢/ヘンゼルト:も
しも私が小鳥なら/ルビンシテイン:ロマンス/リスト:愛の夢/エルガー:
愛の挨拶/カルガノフ:アラベスク/パデレフスキ:古風なメヌエット/マス
ネ:メロディ/マクダウェル:野ばらに寄す/フォーレ:無言歌/ラフマニノ
フ:前奏曲/ドヴォルザーク:ユモレスク/ゴッチョーク:瀕死の詩人/ゴー
ティエ:秘密
ロバート・シルバーマン(P)

MAR81165 \1980
「20世紀のハープ作品集」
トゥルニエール/ヒンデミット/タイユフェール/ブリテン/ビューアの作品
ジュディ・ローマン(Hrp)

MAR81169 \1980
「ケルトの記憶」
ジョン・ライド将軍:組曲/ハミッシュ・マッカン:3つのスコットランド舞曲
/ヘブリディーズの伝承曲:スカイ島のボート・ソング、他/エリック・ロバ
ートソン:スコットランドの聖歌による3つの前奏曲/3つのスコットランド・
リール
バーンズ・ミュージカル・ソサエティ

MAR81171 \1980
「How do I love thee?」-ジョン・アクセルロッド:ブラウニング、バイロン、
キーツ他による歌曲集

MAR81173 \1980
ブリテン:弦楽四重奏曲第三番
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第三番
ペンデレツキ四重奏団

MAR81175 \1980
賛美歌集「Joy of God」
ヨークミンスター・パーク合唱団

MAR81179 \1980
「An American Affair」
コープランド/グアルネリ/アイブス/コリリアーノの作品
イネッサ・ガランテ(S)、
ロジャー・ヴィニョルズ(P)

MAR81181 \1980
「バッハ・ミーツ・ケープブレトン」
ソナタ組曲/少女の為のうるさい舞曲集/ピンキー・ハウス・メドレー/イー
・ビー・ジグ/チェイサー付のパーセル/シャコンヌ/マブー炭鉱からの音楽
/ホエー・ガー・ギター/ニール・ゴーのラメント/バッハ・ミーツ・ケープ
・ブレトン/別離
デイヴッド・グリーンバーグ(バロックVn)

MAR81183 \1980
「ショスタコーヴィチ&シュニトケ:弦楽四重奏曲」
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲
シュニトケ:弦楽四重奏曲
ペンデレツキ弦楽四重奏団

MAR81185 \1980
ブリテン:カンティクル(全5曲)
パーセル(ブリテン編):3つの賛美歌
オールドバラ・コネクション

MAR81187 \1980
ブラームス:弦楽四重奏曲
シューベルト:弦楽四重奏曲
ジェームズ・グリフェット(T)、
クリフォード・ベンソン(P)

MAR81191 \1980
「パノラマ-スペインと南米の音楽」
トローバ、ポンセ、ラウロ、ブローウェル、ダニエルのギター作品
レイチェル・ゴーク(G)

MAR81193 \1980
「情熱と敬虔」
ハイドン:ナクソスのアリアンナHob. XXVIb:2/C.P.E.バッハ:5つの宗教歌
曲/ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌Op.48/シューベルト:ゲー
テの詩による歌曲
キャサリーン・ロビン(MS)
ポール・ニコルソン(P)

MAR81197 \1980
「エロティコス・ロゴス」
クリストス・ハツィス(1953-):
サッフォーの詩による3つの歌曲、エロティコス・ロゴス、アルカナ
モニカ・フィッチャー(S)、
ロナルド・グレイダナス(C-T)、
ロバート・エイトケン(指揮)

MAR81199 \1980
「我が心の飛翔」-カナダの作曲家の合唱曲集
トロント少年少女合唱団

MAR81201 \1980
「パーラー・グランドVol. 2」
シューベルト:セレナーデ/メンデルスゾーン:春の歌/アルベニス:タンゴ
/ブリッジ:ローズマリー/ダカン:かっこう/リャードフ:音楽玉手箱/グ
ルック:聖霊の踊り/ピエルネ:小さな鉛の兵隊行進曲/ゴダール:朝に/
シャミナード:スカーフの踊り/ウェーバー:舞踏への招待/ゴドフスキー:
古きウィーン/トーメ:かざらぬ告白/グレインジャー:カントリー・ガーデ
ンズ/バダジェフスカ:かなえられた祈り/ネヴィン:ナルキッソス/ラヴァ
レー:蝶々/ショパン:ワルツ嬰ハ短調
ロバート・シルバーマン(P)

MAR81205 \1980
「チャーム・アンド・パッション・オヴ・ユース」
シベリウス:
序曲へ短調、金管七重奏のための小組曲、金管七重奏のためのアレグロ、
ティエラ
メリライネン:パルティータ
ラウタヴァーラ:我らが時代のレクイエム
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
フィンランド・ブラス・アンサンブル

MAR81207 \1980
「マレ:ヴィオール曲集」
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ヴィオール)、
コンティヌオ・グループ・バッタリア

MAR81209 \1980
「マイ・エンジェル」
オマー・ダニエル:ギター作品集
レイチェル・ゴーク(G)

MAR81211 \1980
「キンロックの幻想」-ケルトのフィドルからバロックのソナタまで
ポータ・バロック:【デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)、テリー・マッケナ
(G)、デヴィッド・サンダール(Cemb)】

MAR81217 \1980
「ユーカリ」
サティ、プーランク、クルト・ワイルの歌曲
パトリシア・オキャラガン(MS&Vo)、ジェニー・クローバー(P)

MAR81219 \1980
「優雅な炎」
リンダ・ブシャール:優雅な炎/軽業師へ捧げる歌/めまい
トレヴァー・ピノック(指揮)
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団

MAR81221 \1980
「青いクチナシ」
ハル・イスビッツ:ラグタイム集
ジョン・アーピン(ピアノ)
※ラグタイム

MAR81223 \1980
「さすらい人の帰還」-ケルトとバロックの融合
デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)&ポータ・バロック

MAR81225 \1980
「ギャラクシー・トリオ」
※クロスオーバー
ギャラクシー・トリオ(クラシックとジャズのヴァイオリン・トリオ)

MAR81227 \1980
「ノエル-古いカナダのクリスマス音楽」
エルマ・アイゼラー・シンガーズ

MAR81229 \1980
「バンフからの音楽」
メンデルスゾーン、バリオス、ブラームス、アクロン、グノー、マルタン、
バルトーク、ヘザー・シュミットの器楽曲、室内楽曲
様々な演奏家

MAR81231 \1980
「アガメムノンとの滑空」-マルコム・フォーサイス作品集
アマンダ・フォーサイス(Vc)

MAR81233 \1980
「スロー・フォックス」
パトリシア・オキャラガン(MS&シンガー) ※クロスオーバー

MAR81237 \1980
「フォールに学ぶ」-グレン・ビューア作品集
3つの詩/弦楽四重奏曲第1番、第2番/リチョット・ミサ
ペンデレツキ四重奏団
アンネ・マリー・ドノヴァン(MS)

MAR81239 \1980
「エネスコ:インプレッションズ」
ヴァイオリン・ソナタ「遺作」/ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.25/子どもの
心象/フォーレの名による断片/奉献曲
オルフェオ・デュオ(Vn&P)

MAR81241 \1980
「ピアノのためのロマンティックな舞曲集」
レーガー:ワルツ 第1,4,6番Op.22/ワルツ第7,9番Op.9/シューベルト:2
つのトリオを持つドイツ舞曲と2つのレントラー D.618/6つのポロネーズ
D.824 第6番/ブラームス:ハンガリー舞曲 第5-8番/モシュコフスキ:ポー
ランド舞曲より I-III. IV/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番/グリーグ:
ノルウェイ舞曲 第1-4番
デュオ・タージオン(Pデュオ)

MAR81243 \1980
「Bless Ye The Lord(賛美歌)」
ヨークミンスター・パーク合唱団

MAR81245 \1980
「チューン・アンティル・ドーン」
デイヴッド・グリーンバーグ(バロックVn)、ダグ・マカフィー(P)

MAR81249 \1980
「ウェールズの歌」
ブリン・ターフェル(B/Br)

MAR81253 \1980
「ソング・オブ・ザ・ライツ(オーストラリア&ニュージーランド・ライブ)」
トロント少年少女合唱団

MAR81255 \1980
「Come Ye Makers of Song(オーストラリア&ニュージーランド・ライブ)」
トロント少年少女合唱団

MAR81265 \1980
「忘れられた歌、忘れられた愛」
ドヴォルザーク/ツェムリンスキー/チャイコフスキー/ドホナーニの歌曲
ウエンディ・ニールセン(S)

MAR81269 \1980
「ファンファーレ-スタットフォードからのシェークスピアの音楽」
様々な演奏家

MAR81271 \1980
ウェーバー:
クラリネット協奏曲第1番、グラン・デュオ・コンチェルタンテOp.48
ハインリヒ・ベールマン(1784-1847):クラリネット五重奏曲
ジェイムズ・キャンベル(cl)
ポール・フリーマン指揮
ロンドン交響楽団、アレグリ四重奏団

MAR81273 \1980
「ナイチンゲールの便り」-クラリネット作品集
ポール・リード:「ヴィクトリア・キッチン・ガーデン」組曲/ゲルハルト・
ヴエンシュ:イン・モード・アンティコ/ジェルジ・アラーニ:ラプソディア
/プーランク:クラリネット・ソナタ/ドン・ハダッド:アンダンテとアレグ
ロ/アーノルド:ソナチネ
ジェローム・サマーズ(cl)
ロバート・コートガード(P)

MAR81277 \1980
「窓から外に捨てなさい」-16-18世紀のポピュラー音楽
テリー・マッケナ(ギター・リュート・マンドリン)

MAR81279 \1980
「ボウファイア」
リチャード・ウッド(ケルティック・フィドル) ※クロスオーバー

MAR81285 \1980
「飛べよ、青い鳥」-南米の歌曲集
グァスタビーノ、グァルニエリ、ヒナステラ、ブチャルド、
ヴィラ=ロボスの作品
アガーテ・マーテル(S)
マルク・ボルドー(P)

MAR81289 \1980
「ジュディ・ローマン・フェイヴァリッツ」
サルゼード:古い様式の主題による変奏曲Op. 30/ヒンデミット:ハープ・
ソナタ/ヴァインツヴァイク:15の小品(抜粋)/サルゼード:飛行、田園詩的
な詩、不安/ビューア:5つの舞曲(抜粋)/ブリテン:ハープ・ソナタOp.83
(抜粋)/マレイ・シェーファー:アリアドネの冠
ジュディ・ローマン(hrp)

MAR81291 \1980
「トリオ・ノルテ」
トリオ・ノルテ(スパニッシュG、ギプシーVn、アコーディオン)

MAR81293 \1980
「羊の声を聞け」-ナサニエル・デット(1882-1943):合唱作品集
ナサニエル・デット合唱団

MAR81295 \1980
「フライング・ソロ」-ジェンズ・リンデマン(トランペット)
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/ファッツ・ウォーラー:ハンドフル・オヴ
・キーズ/ウィリアムス&ヘンダーソン:シュガー・ブルース/オブラドルス
:エル・ヴィート/ヘンダーソン:「アメージング・グレイス」変奏曲/グレ
インジャー:ダニー・ボーイ/ガーシュイン:3つの前奏曲/他リスト、ショ
パン、フバイ、バーバー、アベス、トロウプ、アルチュニアン、パリッシ&マ
クリーンの小品
ジェンズ・リンデマン(Trp)
※カナディアン・ブラス・メンバー
ジェニファー・スノー(P)
ブラッド・エリス(P)

MAR81297 \1980
「イルミネーションズ」
スルール・アーヴィング・グリック:ダヴィデ王ソナタ/マレイ・シェーファ
ー:ワイルド・バード/グレン・ビューア:抽象的な踊り/ケリー=マリー・
マーフィ:イルミネーションズ/レイモンド・リューディーク:オルフェウス
の竪琴
ジュディ・ローマン(Hrp)

MAR81299 \1980
「ファンタジー・フランセーズ」
フランソワ・ボルネ:華麗なる幻想曲/アンリ・ビュッセル:前奏曲とスケル
ツォOp.35/シャミナード:コンチェルティーノOp.107/エネスコ:カンター
ビレとプレスト/フォーレ:幻想曲Op.79/ルイ・ガンヌ:アンダンテとスケ
ルツォ/ゴーベール:幻想曲/ゴーベール:夜想曲とアレグロ・スケルツァン
ド/アルベール・ペリロウ:バラード/タファネル:アンダンテ・パストラル
とスケルツェッティーノ
スーザン・エップナー(fl)
リディア・ワン(P)
エップナーはジュリアード音楽院卒業後、日本、カナダ、フランス、ポルトガ
ル、イギリス、ハンガリー、クロアチア、米国などのオーケストラと競演。
ソロのリサイタルも行っている。

MAR81301 \1980
「セレナーデ」-弦楽伴奏によるフルート小品集
ハンソン、フォーレ、ヘンデル、グルック、ラヴェル、ブロッホ、
ラフマニノフ、バルトークの小品
スーザン・エップナー(fl)
小松長生指揮
カナダ室内アンサンブル

MAR81303 \1980
「ラテン・アメリカン・ジャーニー」 ミニョーネ、ナザレー、
グァスタビーノ、ピアソラ、ピント、ポンセ、レクオーナのピアノ作品
デュオ・タージオン(ピアノ・デュオ)

MAR81305 \1980
「ライジングサン」
民謡:マラゲーニャ/ビル・フェーラン:リヴァー・ダンス/アレン・ヴィズ
ッティ:ライジング・サン(富士山/京都の寺院/新幹線)/ガーシュイン:サム
ワン・トゥ・ウォッチ・ミー/クインシー・ジョーンズ:ソウル・ボサ・ノヴ
ァ/ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/ザクセ:コンチェルティーノ/カール
・ヘーネ:スラヴ幻想曲/黒人霊歌:ジェリコの戦い/ジョセフ・ホロヴィッ
ツ:2本のトランペットのための古典コンチェルティーノ/民謡:約束に立つ
こと、エリスケイの愛の歌
ジェンズ・リンデマン(Trp)
※カナディアン・ブラス・メンバー

MAR81307 \1980
「リメンバランス(記憶)」
ブリテン、ブルグミュラー、トマジ、ティーフェンバック、ジョン・バージ、
ホヴァネス、アレクシナ・ルーイー、ハワード・ケーブル、マレイ・シェー
ファー、民謡
スチュアート・ロートン(Trp)
スチュアート・ロートンはカナディアン・ブラスのオリジナル・メンバー(当
時19歳)のひとり。カナディアン・ブラスが活動し始めてまもなくグループを
去りました。理由は大学進学のためでしたが、カーチス大学を卒業するとすぐ
に、指揮者のクラウディオ・アバドによってイタリアのスカラ座の主席に任命
され、そして、ついに2003年カナディアン・ブラスに復帰。

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08-03 No.16-2

2008年03月14日 15時39分58秒 | Weblog
MAR81309 \1980
「ライネッケとその友達の作品集」
ライネッケ:三重奏曲Op.274(クラリネット、ホルン、ピアノ)
ノルベルト・ブルグミュラー:二重奏Op.15(クラリネットとピアノ)
シューマン:3つのロマンスOp. 94
メンデルスゾーン:3つの小品(クラリネット、ホルン、ピアノ)
ジェイムズ・キャンベル(cl)
ジェームズ・サマーヴィル(Hr)
レナ・シャロン(P)、
ステファン・シルヴェストレ(P)
ジェイムズ・キャンベルは現代のクラリネット名演奏家として世界的に有名な
奏者。録音もメジャー・レーベルからマイナー・レーベルまで数多くある。ま
た、初演者として作曲家から信頼され、数多くの曲を献呈されている。
現在、インディアナ音楽大学教授。
ジェームズ・サマーヴィルはカナダ出身のホルニストで、ミュンヘン国際コン
クールの最高位を受賞。ソリストとしてドイツ・グラモフォンやTelarcに録音
を残している。カナダのメジャー・オーケストラを経て1998年シーズンより
ボストン交響楽団の主席奏者を務めています。

MAR81311 \1980
「ソング・フォー・オール・シーズン」
バッハ、エルガー、ホルスト、ウィルコックス、ペンデレツキ、
ドビュッシー、ペーリニッツ、ハットフィールド、ダーレー、ハレイの合唱曲
トロント少年少女合唱団

MAR81315 \1980
「ネイキッド・ビューティ」
パトリシア・オキャラガン(MS&シンガー)
※クロスオーバー

MAR81323 \1980
「フランスの室内楽作品集」
ドビュッシー:フルート・ヴィオラとハープのためのソナタ/ラヴェル:序奏
とアレグロ/ルーセル:フルートとハープのためのセレナーデOp.30/ジョリ
ヴェ:リノスの歌
ヴァルデペニャス(Cl)、エリカ・ラウム(Vn)、パティパタナコーン(Vn)、
スティーヴィン・ダン(Va)、アマンダ・フォーシス(Vc)

MAR81325 \1980
「スプリング・エニー・デイ・ナウ」
デイヴッド・グリーンバーグ(バロックVn)

MAR81327 \1980
「キャロルの祭典」
ブリテン:キャロルの祭典Op.28/ジョン・ラター:ダンシング・デイ
他プレトリウス、民謡、ケーブル、、ホルスト、バッハの作品
トロント少年少女合唱団

MAR81329 \1980
「ブラームス:ピアノ三重奏曲」
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番Op.8/第3番Op.101
トリオ・ソリスティ

MAR81333 \1980
「モザイク」
キュイ:5つの小品Op.56/イベール:2つの間奏曲/ミルトン・バーンズ:
タンゴ99/モーツァルト:トリオ・ソナタ(原曲:ヴァイオリンとヴィオラの
ための二重奏ト長調)/モゼティヒ:グッバイ・マイ・フレンド
トリオ・ライラ(フルート、ヴィオラ、ハープ)

MAR81335 \1980
「プレトリウス:クリスマスの祈り」
トロント・コンソート

MAR81337 \1980
「午後の空想」
ドビュッシー、ルクレール、バッハ、ベイカー、メンデルスゾーン、デュボア、シ
ューマン、グリエール、チャイコフスキー、モシュコフスキー、マクダウェル、
の小品と伝承曲
ジェイムズ・キャンベル(cl)
チャールズ・ウェッブ(Org)

MAR81341 \1980
「ベスト・オブ・アレッド・ジョーンズ」
モーツァルト、ヘンデル、メンデルスゾーン、グイン・ウィリアムス、
ジョルダーニ、ヒューズ、バッハ、グノー、フォーレ、カッチーニ、
シューベルト、フランク、の他伝承曲
アレッド・ジョーンズ(ボーイ・ソプラノ)

MAR81343 \1980
「バロック・ハープ」
C.P.E.バッハ:ソナタ ト長調Wq.139/J.S.バッハ:フランス組曲第1番
スカルラッティ:ソナタ(K.15/K.33/K.53/K.11/K.27/K.208/K.2/K.1/
K.380/K.14/K.9)
ジュディ・ローマン(Hrp)

MAR81347 \1980
「クラシック・トランペット」
バルダサール:コルネット・ソナタ第1番/ヘルテル:トランペット協奏曲
第1番/マルチェロ:協奏曲第3番/タルティーニ:トランペット協奏曲/ネル
ーダ:トランペット協奏曲/バッハ:アリア/ヘンデル:トランペットのた
めの組曲
ジェンズ・リンデマン(Trp)
ジョン・ジルベル(Hr)
ジュリー・フォトー(Hr)
他、弦楽器奏者
リンデマンは、カナディアン・ブラス・メンバー。ジョン・ジルベルは、モン
トリオール響首席ホルン奏者。

MAR81349 \1980
「ユダヤのラプソディ」
ティモフェーエフ・アンサンブル(G、Vc、cl、アコーディオン、打楽器)

MAR81351 \1980
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 イ短調Op.13
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 「アメリカ」
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
サンクト・ペテルスブルク弦楽四重奏団

MAR81357 \1980
「ダヴィンチ・コレクション-レオナルドの時代のイタリア音楽」
トロント・コンソート

MAR81359 \1980
「ロシアのミュージック・ボックス」
バラキレフ:ピアノ・ソナタ、トッカータ/リャードフ:前奏曲(6曲)、おど
けたワルツ、ロシアの主題、4つの断片op.64、マズルカop.57-3/メトネル:
4つのおとぎ話/プロコフィエフ:年取った祖母のお話op.31
アニヤ・アレクセーエフ(P)

MAR81361 \1980
「ハウ・スィート・ザ・サウンド」
ガルッピ、ハイドン、フォーレ、ドビュッシー、ブラームス、ロバート・エ
ヴァンス、スルール・アーヴィング・グリック、エレノア・デーリー、コダ
ーイ、ハレイの作品
トロント少年少女合唱団

MAR81365 \1980
「シューベルトと友人たち」 シューベルト:歌曲集
オールドバラ・コネクション

MAR81367 \1980
グレン・ビューア:傷ついた空によって
ジル・フルニエ(Cb、エレキB)、ケン・ゴールド(sax)、
スコット・グッド(Trb)、グレッグ・ロウ(G)、リチャード・ムーディ(Va)、他

MAR81369 \1980
「イントロデュース・シャイン・ワン」
バッハ(マルチェロ編):協奏曲BWV.974/モーツァルト:ピアノ・ソナタK.330
/ラヴェル:ラ・ヴァルス/スクリャービン:詩曲Op.32、ワルツOp.38、詩曲
「炎にむかって」Op.72/ガーシュイン(アール・ワイルド):練習曲第3番「わ
たしの好きな人」、第4番 「エンブレイサブル・ユー」/ガーシュイン:アイ
・ガット・リズム、前奏曲第1番
シャイン・ワンXiayin Wang(P)

MAR81371 \1980
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番(作品73)
ブリテン:弦楽四重奏曲 第2番 ハ長調
ジュピター弦楽四重奏団

MAR81373 \1980
「リフレクションズ」
マスネ:タイスの瞑想曲/フォーレ:シシリエンヌ/サン=サーンス:白鳥/
ゴダール:スケルツォ/ショパン:夜想曲Op.9-.2/ラフマニノフ:ヴォカリ
ーズ/ドホナーニ:ハンガリー牧歌/ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女/ラ
ヴェル:無き王女のためのパヴァーヌ、ハバネラ形式の小品/ドン・トンプソ
ン:リフレクションズ/グラナドス:「ゴイェスカス」間奏曲/カサド:レク
イエブロス
コーンラード・ブレーメンダル(Vc)
エリカ・グッドマン(Hrp)

MAR81390 \1980
「リアル・エモーショナル・ガール」
パトリシア・オキャラガン(MS&シンガー) ※クロスオーバー

MAR81503 2枚組 \3960
「星降る、星降る夜(2-CD set)」
[CD1] ショパン:舟歌Op.60/子守歌Op.57/夜想曲(Op.9-1、Op.9-2、Op.
15-2、Op.27-1、Op.32-1、Op.48-1、Op.62-1、Op.72-1)
[CD2] リスト:夕べの調べ/ドビュッシー:音と香りは夕べの大気の中に漂う、
そして月は荒れた寺院に落ちる、月の光がそそぐテラス、花火、月の光、ジャ
ンボの子守歌/ラヴェル:絞首台/フォーレ:夜想曲第1番/グリフェス:夕べ
の湖/シューマン:夕べに、トロイメライ、眠っている子供、詩人のお話
ロバート・シルバーマン(P)

MAR82501 2枚組 \3960
「パーラー・グランドVol.1&2(2-CD set MAR161 & MAR201)」
曲目:MAR161 & MAR201を参照
ロバート・シルバーマン(P)

MAR83101 \1550
「ローリンド・アルメイダの芸術」
ガリレイ:小組曲/ヴィゼ:組曲ニ短調
J.S.バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」、無伴奏チェロ組曲第6番-ガヴォッ
ト、フルート・ソナタBWV.1031-シチリアーナ、小フーガ ト短調、「羊たちは
安らかに草を食み」、平均率クラヴィーア曲集-前奏曲ハ長調、「眠れる人よ、
目覚めよ」、マニフィカト-「身分の低い私を」、パルティータBWV.825-「メヌ
エットI & II」、G線上のアリア
ローリンド・アルメイダ(G)
ガット弦を使ったクラシカル・スタイルのギタリストだが、ハーモニーのセン
スはモダンで、リズムはスウィングすら感じさせる。クラシック・ギターのテ
クニックに支えられたアルメイダであるが、その音楽性はサンバ、ボサノヴァ、
ジャズなど非常に幅広いことで知られる。ホワイト・ハウスの多くの催事に招
かれている事や、クラシック・ギターの録音でグラミー賞を受賞するなど華々
しい経歴もある。また作編曲家としても優れ、非常に多くの映画音楽も手掛け
ている。

MAR83102 \1550
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリンとチェロのための3つのデュオ
(2)チェロ・ソナタOp.17、魔笛の主題による7つの変奏曲
(1)ルッジェーロ・リッチ(Vn)
ミハーイ・ヴィリツライ(Vc)
(2)ボニー・ハンプトン(Vc)
ネイザン・シュワルツ(P)

MAR83103 \1550
ボッケリーニ:フルートとハープシコードのための6つのソナタOp.5
シェリドン・ストークス(fl)
ベス・カープ(Cemb)

MAR83104 \1550
リスト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
エンドレ・グラナート(Vn)
フランソワーズ・レグナ(P)
エヴェリンデ・トレンクナー(P)
エンドレ・グラナート(スウェーデン)は、ハイフェッツ門下。公式記録では、
エリザベート王妃国際音楽コンクール(1967年)ヴァイオリン部門9位。最近の
ハリウッド映画のサントラに「エンドレ・グラナート」の名前がクレジットさ
れていることがあるが、同一人物と思われる。

MAR83105 \1550
サミュエル・コールリッジ=テイラー:24の黒人の旋律集Op.59
フランセス・ウォーカー(P)
1875年ロンドン生まれの混血のイギリス人作曲家。アメリカ合衆国において作
曲する指揮者として名を馳せ、「黒いマーラー」とも呼ばれた。近年、再評価
されつつある作曲家のひとり。

MAR83106 \1550
ロゼッティ:ハープのための6つのソナタ(作品2)
デュセック:
ソナタ(Op.34-1、Op.34-2、「リッチモンド・ヒルの少女」、Op.21-1)
スーザン・マクドナルド(Hrp)

MAR83107 \1550
ヴィヴァルディ:主を怖れるものは幸いなりRV.597
モンテヴェルディ:われ喜びに満てり/カンターテドミノ
ヴィクトリア: おお、大いなる神秘/ヴィクトリア:すべて道ゆく人よ
ギボンズ:来たれ、創造主よ
ハイドン:神なる聖ヨハネの小ミサ(小オルガンミサ)
シャンドル・シャルゴ(指揮)
カルメル・バッハ祝祭合唱団&管弦楽団
ポール・ヒル合唱団&室内管弦楽団

MAR83108 \1550
モーツァルト:ホルン五重奏曲 ホ短調K.407
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調K.370
モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調K.452
ジョン・バロウズ(Hr)、
レイ・スティル(Ob)
フランク・グレイザー(P)
ファイン・アーツ弦楽四重奏団
ニューヨーク木管五重奏団

MAR83109 \1550
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調Op.50
ダンディ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.59
アンリ・テミアンカ(Vn)
ジェフリー・ソロウ(Vc)
ドリス・スティーヴンソン(P)
アンリ・テミアンカは、1906年生まれのイギリス出身のヴァイオリニスト。
1935年(当時28歳)ワルシャワの第1回ヴィエニアフスキー国際コンクールで
第3位を獲得。(ちなみに、その時の第1位はジネット・ヌヴーで、第2位は
ダビッド・オイストラフ)

MAR83110 \1550
バッハ:ヴァイオリン・ソナタBWV.1020-1023
ロカテルリ:ソナタ ト短調Op.5-2/ナルディーニ:ソナタ ニ長調
スティーヴン・スタリック(Vn)
ケネス・ギルバート(Cemb)

MAR83111 \1550
「スティーヴン・スタリックの芸術」
フィオッコ、ヘンデル、モーツァルト、シューマン、ブラームス、パガニーニ、
プロコフィエフ、ファリャ、シマノフスキ、ノヴァチェク、サン=サーンス、
サラサーテ、ルクレール、ハイドンの小品
スティーヴン・スタリック(Vn)
エロワーズ・ニワ(P)、リズ・バウチャー(P)、
ダグラス・ガムレイ(指揮)
ロンドン祝祭管弦楽団
スティーヴン・スタリックは、1960-1962年の間、アムステルダム・コンセル
トヘボウ管弦楽団の第一コンサートマスターを務めていた名ヴァイオリニスト。
オーケストラでもソリストとしても彼の名録音は多く、特に知られているもの
ではリムスキー=コルサコフ:シェエラザード(ビーチャム指揮/ロイヤル・
フィル)があります。そして、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の
彼の後任は、あのクレバースが起用されています。

MAR83112 \1550
コープランド:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ/パッサカリア/4つのピアノ・ブルース/猫とねずみ
ロバート・シルバーマン(P)

MAR83113 \1550
「バロック・オルガン・マスターズ」
ブクステフーデ:前奏曲・フーガとコラール ハ長調、シャコンヌ
ベーム:コラール・パルティータ、前奏曲とフーガ ニ短調
ヴァルター:協奏曲(トレッリ作品の編曲)、コラール・パルティータ「イエス、
我が喜び」
ケネス・ギルバート(Org)
ケネス・ギルバートは、1931年カナダ出身のハープシコード・チェンバロ奏者
で音楽教師でもある。オルガンをモーリス・デュリュフレらに、チェンバロを
グスタフ・レオンハルトらに師事。ひたむきに古楽器演奏に献身しており、と
りわけフランス・バロック音楽の権威として名高い。演奏会や録音には、歴史
的な銘器を用いていることで知られ、非常に人気が高い。現在はフランス古楽
界の重鎮としての地位を確立している。

MAR83114 \1550
「マレ&ハイドンの組曲とソナタ」
マレ:フォリア/組曲ト短調/ヒューム:ヒューム大佐のガリアルド
ハイドン:ソナタ(イ長調、変ホ長調、ヘ長調、ホ長調)
ペギー・サンプソン(Gamb)
スザンヌ・シャピロ(Cemb)

MAR83115 \1550
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ウォード=ステインマン:チェロとピアノのためのデュオ
エドガー・ラストガーデン(Vc)
ジョン・ウィリアムズ(P)

MAR83116 \1550
ボニファシオ・アシオリ:鍵盤楽器のためのソナタ ト長調、ハ長調
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調Op.331、変奏曲Op.455
カスリン・デガイアー(シエナのピアノフォルテ)
ウラジミール・プレシャコフ(1785年製ブロードウッドグランドピアノ)

MAR83117 \1550
「ヴィルトゥオーゾ・チェロ」
セルヴェ:セヴィリアの理髪師、ドニゼッティの連隊の娘、温泉の思い出/
ショパン:夜想曲 ホ短調Op.9-2/ダヴィドフ:噴水にて/フォーレ:夢のあ
とに/ポッパー:ピンニング・ソング/サン=サーンス:白鳥/ウェーバー:
ロンド
ジョエル・クロスニク(Vc)
キャメロン・グラント(P)

MAR83118 \1550
R.シュトラウス:ピアノ・ソナタ ロ短調Op.6、情緒のある風景Op.9
アイスラー:ピアノのための小品Op.3
カサドシュ:ピアノ・ソナタ 第2番Op.31
キャロル・コルバーン(P)

MAR83119 \1550
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調Op.94 bis
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調BWV.1005
レオニード・コーガン(Vn)
エフライム・ケーニヒ(P)
言わずと知れたヴァイオリン界の至宝レオニード・コーガン。20世紀の最も偉
大なロシア人ヴァイオリニストの中のひとり。このCDに収録されている2曲を
カタログを使って探したが、見つけられなかった。

MAR83120 \1550
グラナドス、クライン、マルティヌー:ピアノ三重奏曲
ゴッサム・トリオ

MAR89020 \1980
「ロマンティック・フルート」
フォーレ:子守歌/カタロニアの歌:アメリアの遺言/ライネッケ:ウン
ディーネ/モーツァルト:フルート四重奏曲ハ長調K.285b/クーラウ:
三重奏曲Op.119/ゴーベール:マドリガル/ドビュッシー:月の光/
ペスチェッティ:ハープ・インタリュード/カステルヌオーヴォ=テデス
コ:ソナチネOp.205/フット:夜の小品/グルック:メヌエットと聖霊の
踊り/ジョン・ラター:ダンシング・デイ/サティ:ジムノペディ第1番/
フォーレ:シシリエンヌ/宮城道雄:春の海/カタロニアの歌:盗賊の歌
ロバート・エイトケン、レイチェル・ガウク、エリカ・グッドマン、
スーザン・ヘップナー、ジュディ・ローマン、グロリア・サーリネン、
リディア・ワン

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08-03 No.15

2008年03月13日 16時11分48秒 | Weblog
★先日ご案内いたしました新譜情報の内、下記の4点は価格に間違いがござい
ましたので、訂正させていただきます。ご注文数に変更等がございましたら、
ご連絡下さい。よろしくお願いいたします。

<Deutsche Grammophon>
4777430 2枚組 \1880 ※訂正後の価格 \1980
ベートーヴェン:
CD 1
弦楽三重奏曲変ホ長調作品3
セレナード ニ長調作品8
CD 2
弦楽三重奏曲作品9
第1番ト長調
第2番ニ長調
第3番ハ短調
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn)
ブルーノ・ジュランナ(Va)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
録音:1988年1月 パリ

4777435 2枚組 \1880 ※訂正後の価格 \1980
ロッシーニ:歌劇《ランスへの旅》全曲
カティア・リッチャレッリ
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ
レッラ・クベルリ
フランシスコ・アライサ
ヨーロッパ室内管弦楽団 プラーハ・フィルハーモニー合唱団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1984年8月 ペサロ、イタリア

4777584 2枚組 \1880 ※訂正後の価格 \1980
ヴェルディ:《レクイエム》全曲
シャロン・スウィート
フローレンス・クィーヴァー
ヴィンソン・コウル
サイモン・エステス
エルンスト・ゼンフ室内合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1989年4月4日、イエス=キリスト教会、ベルリン

4777587 2枚組 \1880 ※訂正後の価格 \1980
「バーンスタイン/ショスタコーヴィチ:交響曲第1&7番」
ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番ヘ短調作品10
交響曲第7番ハ長調作品60《レニングラード》
シカゴ交響楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1988年6月、シンフォニーホール、シカゴ(ライヴ)

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Sony Classical (Germany)>
8869728782-2 \1650
収録予定曲目
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
シベリウス:交響曲第5番
※ボーナストラック
シベリウス:交響曲第5番の冒頭部分 ピアノ・ソロ
グレン・グールド
ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
とんでもない音源が、ソニー・クラシカルの正規盤として登場します。
1957年5月24日から26日の3日間、ベルリンのホッホシューレ・ザールにて行わ
れたヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
のコンサートは、ヒンデミットの「交響曲 画家マチス」、ベートーヴェンの
「ピアノ協奏曲第3番」を前半に、後半にはシベリウスの「交響曲第5番」を
置いたものでした。ピアノ・ソロは、すでにデビュー・アルバム「J.S.バッハ
:ゴールドベルク変奏曲」を世に問い、話題を集めていた若きグレン・グール
ド! 1956年に「J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲」の個性的なLPでCBS(現
ソニー・クラシカル)からレコード・デビューを果たしたカナダのピアニスト、
グレン・グールドは、1964年3月のシカゴ公演を最後に、一切のコンサート活動
を停止します。よって、彼のディスコグラフィのほとんどはスタジオ録音によ
るものなのですが、公式、非公式にはいくつかのライヴ・ディスクが存在しま
す。今回「正規盤」としてリリースされるこの「ベートーヴェン:ピアノ協奏
曲第3番」の録音は、以前からプライヴェート盤のかたちでその存在が知られて
いた演奏です。 また、後半に演奏されたシベリウスの「交響曲第5番」が収め
られていることも注目です。カラヤンによるシベリウスの「交響曲第5番」は、
これまで4種類の録音が知られてきました。シベリウスを得意としてきたカラ
ヤンのこのライヴ音源は、今年生誕100年を迎える巨匠の盤暦において、貴重
なものになることは間違いないでしょう。




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 011 \2300
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番K.467、第22番K.482
ピエール・バルビゼ(pf)
ジャン=ピエール・ランパル指揮、室内管弦楽団
フランスの名ピアニスト、ピエール・バルビゼ(1922-1990)はソリストとして
より室内楽においての活動が目立ち、特にかの天才ヴァイオリニスト、クリス
チャン・フェラスの伴奏者として有名です。このディスクは唯一のモーツァル
トの協奏曲録音で、ソリストとしてのバルビゼが聴ける貴重な音源です。また、
伴奏指揮はあの偉大なるフルーティスト、ジャン=ピエール・ランパルで、堅
実な指揮でバルビゼの煌びやかで典雅なピアノを盛り立てています。
原盤:仏BAM LD-078からの復刻。録音:1950年代
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解
説も封入しております




<OPUS ARTE>
OA 0989D 2枚組 \5480
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》(ショスタコーヴィチ版)
リセウ大歌劇場2007
イヴァン・ホヴァンスキー公: ウラディーミル・オグノヴェンコ
アンドレイ・ホヴァンスキー公: ウラディーミル・ガルーシン
ヴァシーリイ・ゴリーツィン公: ロバート・ブルベイカー
シャクロヴィートゥイ: ニコライ・プチーリン
ドシフェイ: ウラディーミル・ヴァネエフ
マルファ: エレーナ・ザレンバ
代書屋: グレアム・クラーク
エンマ: ナターリア・ティムチェンコ
指揮:ミヒャエル・ボーダー
リセウ大歌劇場管弦楽団&合唱団
演出:シュタイン・ヴィンゲ
美術・装置:クロエ・オボレンスキー
衣裳:クラウディ・ガスティーヌ
照明:デヴィ・カニングハム
振付:インゲル=ヨハンヌ・ルッター
合唱指揮:ホセ・ルイス・バッソ
2007年5月26、29日 リセウ大歌劇場(バルセロナ)にてライヴ収録
収録時間 全プログラム190分(本編177分)
字幕 英・仏・独・西・伊・カタルーニャ
極上の澄んだ響きで奏される「モスクワ河の夜明け」で幕が開くと、そこに
待っている光景は……。その構想があまりにも壮大だったためか、未完成のま
ま作曲家が他界してしまった、ムソルグスキーのロシア版大河オペラ《ホヴァ
ンシチナ》。ボリショイやマリンスキーなどロシアの歌劇場の十八番であり、
その重厚な演奏が魅力となっている作品だが、このバルセロナでのプロジェク
トでは、その陰影の深さに重点を置いた舞台に仕上がっている。ホヴァンスキ
ー公やドシフェイなどの主要な役柄をロシアの重量級で固めながら、改革派ゴ
リーツィンには頭が切れそうだが精神的に弱そうなアメリカ人テノール、ブル
ベイカーを、そして"いじめられキャラ"全開、現代屈指のミーメ歌いであるク
ラークを代書屋に器用するなど、キャスティングもすばらしい。マルファを歌
うザレンバの表現力には要注目だ。(解説:鈴木淳史)

OA BD7003 D 2枚組 \5480
「夏の夜の夢」(全2幕・バランシン版)
パシフィック・ノースウェスト・バレエ1999
オベロン(妖精の王) ポール・ギブソン
タイタニア(オベロンの妃) パトリシア・バーカー
パック(オベロンに仕える小妖精) セス・ベリストン
ヘレナ(デメトリアスが好き) リサ・アップル
ハーミア(ライサンダーが好き) ジュリー・トビアソン
ライサンダー(ハーミアが好き) ロス・イヤースリー
デメトリアス(ハーミアが好き) ジェフリー・スタントン
シーシアス(アテネの大公) バトクフレル・ボールド
ヒポリタ(シーシアスの許婚) アリアナ・ラローン
蝶 中村 かおり
タイタニアの騎士 チャールズ・ニュートン
ボトム ティモシー・リンチ 他
振付: ジョージ・バランシン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
演出:フランシア・ラッセル
芸術監督:ケント・ストーウェル
演奏:スチュワート・カーショー指揮
BBCコンサート管弦楽団
リビー・クラブトリー(ソプラノ) ジュディス・ハリス(メゾ・ソプラノ)
収録:1999年2月 ロンドン、サドラーズ・ウェルズ劇場
【特典映像】 ◇キャストギャラリー
製品仕様
収録時間 全プログラム94分
字幕 なし
ディスク仕様 Blu-ray Disc
※通常のDVDプレーヤーではご覧になれません
夏の夜、妖精王と悪戯好きな小妖精と恋人たち………
惚れ薬が巻き起こした恋のハプニング。おなじみシェイクスピアの人気喜劇に
メンデルスゾーンの軽妙な音楽を付けた、ユーモアと詩情あふれるバレエ作品
で、「結婚行進曲」も挿入曲として使われています。バランシン版は2幕仕立
てで、2幕はディヴェルティスマンが入ります。
昨年のHD-DVD発売に続く、バレエ作品初のブルーレイディスク商品です。





<MEMORIES>
MR2049/50 2枚組 \3380
ブラームス:交響曲全集
第1番(1940年10月13日ライヴ)
第2番(1940年4月9-11日スタジオ録音
第3番(1931年5月10日スタジオ録音)
第4番(1938年11月29-30日スタジオ録音)
メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管
今までありそうでなかったメンゲルベルク+コンセルトヘボウ管によるブラー
ムス:交響曲全集。長時間収録が可能になり2枚のCDに収まっており、お買い
得です。演奏は、第1番フィナーレに見られるような、コーダをどこまでも延
ばすような過激な表現意欲に満ちており、この辺りはミュンシュなどに強い影
響を与えていることが分ります。第3番は、一番録音年代が古いものの実に良
い音質で、トロトロに甘美なロマン主義演奏の最右翼です。第4番は、古典的
風格を守っておりグイグイと引張る推進力に敬服致します。第2番も圧倒的な
逞しさを誇る名演です。既出の盤があるものはノイズの取り過ぎで、真の音が
削がれているのに対し、MEMORIES盤はノイズをむしろ残してエコーを付けたり
しない誠実な復刻に好感が持てます。

MR2051/52 2枚組 \3380
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
(コンセルトヘボウ管、1943年5月録音)
「ロザムンデ」序曲(ドレスデンフィル、1940年録音)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
(オランダ放送フィル、1950年スタジオ録音)
パウル・ファン・ケンペン指揮
今や忘れられかけているオランダの巨匠パウル・ファン・ケンペン。メンゲル
ベルク時代からコンセルトヘボウ管に出演し、戦後もベルリンフィルと見事な
ベートーヴェン、コンセルトヘボウとの剛直なチャイコフスキーは名盤の誉れ
高いものです。当盤の演奏は、いずれも堂々たる風格で立派な演奏で、「ザ・
グレート」における雄大なスケールは特筆すべきものがあります。「ロマン
ティック」は、かつてレコード芸術誌上で諸井誠氏が「幼少の頃メンゲルベル
ク指揮コンセルトヘボウのロマンティックを愛聴」と記述しておられましたが、
そんなディスクは存在せず、SPでロマンティックの全曲と言えば、オランダ繋
がりで当ケンペン盤と勘違いされたものと思われます。これも快速のテンポで
押し切った名演。既出のTAHRA盤が入手困難な状況にあり、この復活はマニアに
は喜ばれることでしょう。

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08-03 No.14-1

2008年03月13日 16時09分37秒 | Weblog
<CLASSICAL RECORDS>
CR 078 \1780
ヴァイオリン名曲をチェロで
J・S・バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 から アリア(*)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から シャコンヌ
パガニーニ(1782-1840):ロッシーニの主題による一弦のための変奏曲
(オペラ「エジプトのモーゼ」の主題による変奏曲)(*)
サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン Op.20(+)
ブラームス(1833-1897):F・A・E・ソナタ から スケルツォ ハ短調(*)
J・S・バッハ:
ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV1017 から シチリアーノ(*)
ルスタム・コマチコフ(チェロ)
ナターリャ・アルダシェワ(ピアノ(*))
イリーナ・クリコワ(ピアノ(+))
録音:国立テレビ&ラジオ放送会社「文化」、第1および第5スタジオ

CR 081 \1780
ラヴェル(1875-1937):
ソナティネ/亡き王女のためのパヴァーヌ
古風なメヌエット/水の戯れ/鏡
イ・ヘギョン(ピアノ)

CR 082 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
イ・ヘギョン(ピアノ)

CR 083 \1780
ゲンリフ・ネイガウスの芸術 Vol.3
ショパン(1810-1849):
練習曲ヘ短調 Op.posth.No.1/同変ニ長調 Op.posth.No.2
同変イ長調 Op.posth.No.3/子守歌 Op.57
マズルカ
変ホ短調 Op.6 No.4/嬰ハ短調 Op.41 No.1/ホ短調 Op.41 No.2
嬰ハ短調 Op.50 No.3/ロ長調 Op.56 No.1/ハ短調 Op.56 No.3
イ短調 Op.59 No.1/変イ長調 Op.59 No.2/ヘ短調 Op.63 No.2
嬰ハ短調 Op.63 No.3
夜想曲嬰ハ短調 Op.27 No.1/同ロ長調 Op.32 No.1
マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4
夜想曲
ヘ短調 Op.55 No.1/変ホ長調 Op.55 No.2/ホ長調 Op.62 No.2
ロ長調 Op.9 No.3/嬰ヘ長調 Op.15 No.2
ワルツ変イ長調 Op.42
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ)

CR 084 \1780
ゲンリフ・ネイガウスの芸術 Vol.4
ショパン(1810-1849):
ポロネーズ幻想曲変イ長調 Op.61
幻想曲ヘ短調 Op.49
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ)

CR 085 2枚組 \3560
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「眠れる森の美女」
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
サンクトペテルブルク国立アカデミー・フィルハーモニー交響楽団
録音:1980年、サンクトペテルブルク・レコーディング・スタジオ
バレエ指揮の名人フェドートフ(1933-2001)。オーケストラは当時のレニング
ラード・フィルなのでしょうか・・・

CR 086 \1780
シューマン(1810-1856):
幻想的小品集 Op.12
クライスレリアーナ Op.16
イ・ヘギョン(ピアノ)

CR 087 \1780
ベートーヴェン(1770-1828):
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12 No.3
ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24
マクシム・フェドートフ(ヴァイオリン)
ガリーナ・ペトロワ(ピアノ)

CR 088 \1780
サムエル・フェインベルクの芸術 Vol.3
J・S・バッハ(1685-1750):
オルガン・ソナタ ハ長調 BWV529 から ラルゴ(サムエル・フェインベルク編曲)
トッカータ ニ長調 BWV912/半音階的幻想曲とフーガ BWV903
コラール幻想曲(サムエル・フェインベルク編曲)
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV662
ただ神の摂理に任す者 BWV647
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV663/同 BWV711
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548(サムエル・フェインベルク編曲)
イタリア風アリアと変奏曲 BWV989/幻想曲とフーガ イ短調 BWV904
サムエル・フェインベルク(ピアノ)

CR 089 2枚組 \3560
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ・ソナタ集
第7番ニ長調 Op.10 No.3/第9番ホ長調 Op.14 No.1
第14番嬰ハ短調「月光」Op.27/第23番ヘ短調「熱情」Op.53
第26番変ホ長調「告別」Op.81/第32番ハ短調 Op.111
ヴェラ・ゴルノスタエワ(ピアノ)

CR 090 \1780
ワレーリー・カステルスキー・プレイズ・スクリャービン
スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23/5つの前奏曲 Op.15 から Nos.1,2,4,5
5つの前奏曲 Op.16/7つの前奏曲 Op.17 から Nos.1-3,5-7
4つの前奏曲 Op.11/2つの前奏曲 Op.27/4つの前奏曲 Op.31
4つの前奏曲 Op.33/3つの前奏曲 Op.25/4つの前奏曲 Op.37
4つの前奏曲 Op.39/4つの前奏曲 Op.48/3つの前奏曲 Op.49
2つの前奏曲 Op.67/炎に向かって(詩曲)
ワレーリー・カステルスキー(ピアノ)

CR 091 \1780
ピアノの三世紀
アレッサンドロ・マルチェッロ(1684-1747)/
J・S・バッハ(1685-1750):アダージョ
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ニ短調 K.397
ショスタコーヴィチ(1906-1975):格言集 Op.13
ショパン(1810-1849):子守歌 Op.57
シューマン(1810-1856):トッカータ Op.7
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
ワシーリー・シチェルバコフ(ピアノ)

CR 092 \1780
シューマン(1810-1856):
クライスレリアーナ Op.16
幻想曲ハ長調 Op.17
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
録音:2003年5月14、16日、モスクワ音楽院大ホール

CR 093 \1780
ラフマニノフ(1873-1943):
絵画的練習曲集 Op.39
楽興の時 Op.16
アンナ・シェレスト(ピアノ)

CR 094 \1780
ニキータ・ムンドヤンツ ピアニスト&コンポーザー
リスト(1811-1886):ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(*)
ニキータ・ムンドヤンツ(1989-):
変奏曲(2002)/福音書の寓話による三部作(2002)
序奏とフーガ(2000)/ベラルーシ民謡の主題による変奏曲
チェロとピアノのためのソナティナ(1999)(+)/ピアノ・ソナタ(2004)
ピアノ、ヴァイオリン、クラリネットとチェロのための四重奏曲(2005)(#)
プロコフィエフ(1891-1953):
交響曲第5番 から スケルツォ(ニキータ・ムンドヤンツ編曲;2004)
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ)
ウラディーミル・ジーワ(指揮(*))
モスクワ交響楽団(*)
エフゲニー・トンハ(チェロ(+))
オリガ・ヴォルコワ(ヴァイオリン(#))
ドミートリー・オストロフスキー(クラリネット(#))
リム・ドン・クク(チェロ(#))
録音:2002年1月2日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/
2006-2007年(*以外)

CR 095 \1780
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
バルトーク(1881-1945):ハンガリー農民の15の歌
プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
アレクサンドル・ムンドヤンツ(ピアノ)

CR 096 \1780
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ
ト長調 K.124 L.232/ト短調 K.476 L.340/ト長調 K.470 L.304
ロ短調 K.87 L.33/ト長調 K.125 L.487
ベートーヴェン(1770-1828):15の変奏曲とフーガ変ホ長調(エロイカ変奏曲)
シューマン(1810-1856):6つの間奏曲 Op.4
リスト(1811-1886):メフィスト=ワルツ
ニキータ・ムンドヤンツ(ピアノ)

CR 097 \1780
ミハイル・ウトキン(1952-):チェロのための編曲集
[チェロと弦楽合奏のための編曲](*)
J・S・バッハ(1685-1750):アリア(管弦楽組曲第3番 から)
ハイドン(1732-1809):セレナード(弦楽四重奏曲 Op.17 から)
パラディス(1759-1824):シチリアーナ変ホ長調
ヴァレンティーニ(1681-1753):メヌエット ト長調
サンマルティーニ(1698-1775):
アリオーソ(ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ から)
ラモー(1683-1764):タンブーラン(コンセール第3番 から)
マスネ(1842-1912):悲歌
F・クープラン(1668-1733):トランペット(組曲ニ長調 から)
サン=サーンス(1835-1921):白鳥(「動物の謝肉祭」から)
ドヴォルジャーク(1841-1904):ユモレスク Op.101 No.7
シューマン(1810-1856):トロイメライ Op.15 No.7
[チェロとピアノのための編曲](+)
シューマン:子供のためのアルバム Op.68 から
無題,勇敢な騎手,無題,収穫の歌
チャイコフスキー(1840-1893):子供のアルバム Op.39 から
木製の兵隊の行進,ワルツ,イタリアの歌,楽しい夢,バーバ=ヤーガ
カレン・ハチャトゥリアン(1920-):バレエ「チポリーノ」(1974)から
かぼちゃの踊り,花のワルツ,メヌエット,ギャロップ
[クラリネット、チェロとピアノのための編曲](+/#)
ドビュッシー(1862-1918):
アンダンテ・エスプレッシヴォ(ピアノ三重奏曲ト長調 から)
スケルツォ-インテルメッツォ(ピアノ三重奏曲ト長調 から)
吟遊詩人(前奏曲集第1巻 から)
ゴリウォッグのケークウォーク(「子供の領分」から)
ミハイル・ウトキン(チェロ)
アンドレイ・イストミン(指揮(*))
カンテリーナ室内管弦楽団(*)
マリーナ・ゴロホリンスカヤ(ピアノ(+))
ワレーリー・ゴロホリンスキー(クラリネット(#))
録音:2002-2007年、ライヴ

CR 098 \1780
ブラームス(1833-1897):
8つのピアノ小品 Op.76
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ)

CR 100 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
ミハイル・ヴォスクレセンスキー(ピアノ)
レオニード・ニコラーエフ(指揮)
パーヴェル・スロボトキン・センター・モスクワ室内管弦楽団
録音:2007年3月20日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ

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08-03 No.14-2

2008年03月13日 16時09分07秒 | Weblog
<MELODIYA>
MELCD 1000156 \1780
グラズノフ(1856-1936):
幻想曲「森」Op.19
幻想曲「海」Op.28
東洋的狂詩曲 Op.29
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1990年

MELCD 1000194 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第2番ハ短調 Op.17(改訂版)(*)
弦楽セレナード ハ長調 Op.48(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1970年(+)

MELCD 1000196 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第4番ヘ短調 Op.36(*)
交響詩(幻想曲)「運命」Op.77(+)
イタリア奇想曲(#)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1970年(+)/1987年(#)

MELCD 1000197 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第5番ホ短調 Op.64(*)
交響的幻想曲「テンペスト」Op.18(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1970年(+)

MELCD 1000198 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(*)
交響的バラード「ヴォエヴォダ」Op.78(+)
アンダンテ・カンタービレ(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1989年(+)

MELCD 1000547 \1780
ハイドン(1732-1809):
ピアノ三重奏曲ト短調 Hob.XV:19(*)
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ三重奏曲ト長調 K.564(+)
シューマン(1810-1856):
ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.63(#)
エミール・ギレリス(ピアノ)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
録音:1952年(*)/1953年(+)/1958年(#)

MELCD 1000660 \1780
ロシアのクリスマス
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」から 5曲(*)
チャイコフスキー/ガウク編曲:「四季」Op.37bis から 十二月「クリスマス」(#)
ウラディーミル・レビコフ(1866-1920):
オペラ「クリスマス・ツリー」から ワルツ(+)
グラズノフ(1856-1936):バレエ「四季」Op.37 から 冬(#)
プロコフィエフ(1891-1953):オペラ「戦争と平和」から ワルツ(**)
チャイコフスキー:
伝説 Op.54 No.5(++)
混声合唱のための9つの教会音楽作品 から ケルビムの歌 第3番(++)
不詳:ウクライナのクリスマス・キャロル(##)
永遠なる神生まれたもう(リュトケヴィチ編曲)
今日、歌いながら(ステツェンコ編曲)
チェドリク(レオントヴィチ編曲)
おお、早く、早く(ストゥプニツキー編曲)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
ボリス・ハイキン(指揮(+))
ボリショイ劇場管弦楽団(*/+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(#))
ソヴィエト国立交響楽団(#)
ユーリー・レーントヴィチ(指揮(**))
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル(**)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮(++))
ソヴィエト国立文化省室内合唱団(++)
エフゲニー・サヴチュク(指揮(##))
ウクライナ国立アカデミー合唱団ドゥムカ(##)

MELCD 1000962 \1780
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調(*)
ブラームス(1833-1897):
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24(+)
チャイコフスキー(1840-1893):カンタータ「モスクワ」(#)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(*))
キリル・コンドラシン?(指揮(*))
ソヴィエト国立交響楽団?(*)
マリア・ユーディナ(ピアノ(+))
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮(#))
モスクワ放送交響楽団&合唱団?(#)
録音:1948年(*/+)/1947年(#)
(*)(#)の演奏者についてはオイストラフ、ゴロワーノフ以外記載されていない
ため、同一音源の可能性の高い既発売盤のデータから推測しております。

MELCD 1001175 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「白鳥の湖」 Op.20 抜粋
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1988年

MELCD 1001253 \1780
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集 Vol.2
おお、神、まことなる神よ BWV767/フーガ ト短調 BWV578
前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV552/同ハ短調 BWV549/同ホ短調 BWV533
和声の小迷宮 BWV591/前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
レオニード・ロイズマン(オルガン)
録音:1962-1964年、モスクワ音楽院大ホール

MELCD 1001261 \1780
2台のピアノのための作品集
J・S・バッハ(1685-1750):
2台のピアノのための協奏曲ハ長調 BWV1061(*)
モーツァルト(1756-1791):
弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546(+)
モーツァルト/ブゾーニ編曲:
自動オルガンのための幻想曲ヘ短調 K.608(+)
ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ「春の祭典」(+)
ニコライ・ペトロフ、アレクサンドル・ギンディン(ピアノ)
録音:2003年10月6日、チャイコフスキー国立音楽院大ホール、ライヴ(*)
2006年3月17日(+)

MELCD 1001300 \1780
世紀の偉大な指揮者たち ゴロワーノフ、フルトヴェングラー
ベートーヴェン(1770-1828):
交響曲第5番ハ短調「運命」Op.67 から 第3楽章(*)
交響曲第7番イ長調 Op.92 から 第2楽章(*)
メンデルスゾーン(1809-1847):
「真夏の夜の夢」から 序曲 Op.21,スケルツォ Op.61 No.1(+)
ヘンデル(1685-1759):合奏協奏曲ニ短調 Op.6 No.10(#)
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「サルタン皇帝の物語」から くまばちの飛行(+)
モーツァルト(1756-1791):
セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525(**)
チャイコフスキー(1840-1893):序曲「1812年」Op.49(++)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮(*/#/**))
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(*/#)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(**)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮(+/++))
モスクワ放送交響楽団(+/++)
録音:1943年(*)/1952年(+)/1944年(#)/1949年(**)/1948年(++)

MELCD 1001319 2枚組 \3560
ロシアの作曲家たちによるワルツとポロネーズ集
リャードフ(1855-1914):
ポロネーズ ハ長調「プーシキン記念」Op.49/同ニ長調 Op.55
アレンスキー(1861-1906):組曲第3番 Op.33 から ポロネーズ
ナプラヴニク(1839-1916):オペラ「ドゥブロフスキー」から ポロネーズ
グリンカ(1804-1856):オペラ「皇帝に捧げし命」から ワルツ
アレンスキー:組曲第3番 Op.33 から ワルツ
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「白鳥の湖」Op.20 から ワルツ
バレエ「眠れる森の美女」Op.66 から ワルツ
バレエ「くるみ割り人形」Op.71 から ワルツ
グリンカ:オペラ「皇帝に捧げし命」から ポロネーズ
チャイコフスキー:
バレエ「白鳥の湖」Op.20 から ポロネーズ
オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24 から ポロネーズ
グラズノフ(1865-1936):
バレエ「ライモンダ」Op.57から 大ワルツ(*)
バレエ「恋愛合戦(お嬢さん女中)」Op.61 から ワルツ
組曲「バレエの情景」Op.52 から ワルツ
ルビンシテイン(1829-1894):ヴァルス・カプリス Op.86(1870)
チャイコフスキー:オペラ「エフゲニー・オネーギン」Op.24 から ワルツ
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「クリスマス・イヴ」から ポロネーズ
オペラ「パン・ヴォエヴォーダ」から ポロネーズ
ムソルグスキー(1839-1881):
オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」から 序奏とポロネーズ(+)
グラズノフ:組曲「バレエの情景」Op.52 から ポロネーズ
チャイコフスキー:
オペラ「チェレヴィチキ」から ポロネーズ
バレエ「眠れる森の美女」Op.66 から ポロネーズ
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1963年(*)/1974年(+)/1982年(*,+以外)




<VISTA VERA>
VVCD 00149 \1780
ザーラ・ドルハノワ Vol.1
シューマン(1810-1856):歌曲集「女の愛と生涯」Op.42
シューベルト(1797-1828):
子守歌 Op.98 No.2/ます Op.32
歌曲集「美しい水車屋の娘」Op.25 から どこへ?,水車屋と小川
アヴェ・マリア Op.52 No.6/糸を紡ぐグレートヒェン Op.2(*)
水に寄せて歌う Op.72(*)/魔王 Op.1(*)
グリーグ(1843-1907):小屋 Op.18 No.7/君を愛す Op.5 No.3
ラヴェル(1875-1937):
「シェエラザード」から 魔法の笛/ハバネラ形式のヴォカリーズ
ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡(*)
ザーラ・ドルハノワ(メゾソプラノ)
B・コゼル(ピアノ(*以外))
N・スヴェトラノワ(ピアノ(*))
録音:1950-1963年、モスクワ音楽院大ホール、他

VVCD 00150 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.6 
コンスタンチン・シミョーノフ(1910-1987)
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲「マンフレッド」ロ短調 Op.58
幻想序曲「ロミオとジュリエット」
コンスタンチン・シミョーノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1960年3月5日、モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール、
ライヴ

VVCD 00152 \1780
アルファ&オメガ Vol.1 管弦楽小品名曲集
オギンスキ(1765-1833):祖国への別れ(ポロネーズ)
サムイル・サモスード(指揮) 〔1952〕
ナプラヴニク(1839-1916):ファンダンゴ
アレクサンドル・オルロフ(指揮) 〔1946〕
ムソルグスキー(1839-1881):
オペラ「ホヴァンシチナ」から モスクワの川の夜明け(序奏)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮) 〔1952〕
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「眠れる森の美女」から ワルツ
サムイル・サモスード(指揮) 〔1953〕
ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズ Op.34 No.14
セルゲイ・ラフマニノフ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団 〔1937〕
リャードフ(1855-1914):キキモラ Op.63/バーバ=ヤーガ Op.56
アレクサンドル・ガウク(指揮) 〔1948〕
プロコフィエフ(1891-1953):プーシキン・ワルツ第2番
サムイル・サモスード(指揮) 〔1951〕
ムソルグスキー:スケルツォ変ロ長調
アレクサンドル・オルロフ(指揮) 〔1946〕
リャードフ:音楽玉手箱 Op.32
ボリス・ハイキン(指揮) 〔1953〕
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
オペラ「サルタン皇帝の物語」から くまばちの飛行
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮) 〔1952〕
レビコフ(1866-1920):オペラ「クリスマス・ツリー」から ワルツ
ボリス・ハイキン(指揮) ボリショイ劇場管弦楽団 〔1961〕
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」から 白鳥のひなたちの踊り
アレクサンドル・ガウク(指揮) 〔1948〕
グリンカ(1804-1857):
オペラ「ルスランとリュドミラ」から チェルノモールの行進
サムイル・サモスード(指揮) ボリショイ劇場管弦楽団 〔1953〕
グリンカ:オペラ「ルスランとリュドミラ」序曲
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮) 〔2002〕
スヴィリドフ(1915-1998):劇付随音楽「吹雪」から ワルツ
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」から
アンダンテ・ノン・トロッポ、ダ・ダクシオン,スペインの踊り
ハチャトゥリアン(1903-1978):バレエ「ガヤネー」から 剣の舞
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮) 〔1988〕
モスクワ放送交響楽団(特記以外)
〔録音年〕

VVCD 00153 \1780
マリア・ユーディナの遺産 Vol.15
ストラヴィンスキー(1882-1971):
2台のピアノのための協奏曲(*)
ピアノとヴァイオリンのための協奏的二重奏曲(+)
2台のピアノのためのソナタ(#)
サーカス・ポルカ(**)
ピアノ、管楽器、コントラバスとティンパニのための協奏曲(++)
マリア・ユーディナ(ピアノ)
ヴィクトル・デレヴャンコ(ピアノ(*))
ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン(+))
マリーナ・ドロズドワ(ピアノ(#))
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(++))
モスクワ放送交響楽団(++)
録音:1963年(*/+)/1962年(#)/1964年(**)/1968年(++)

VVCD 00154 \1780
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.7 レオ・ギンズブルク(1910-1987)
J・S・バッハ(1685-1750):
ブランデンブルク協奏曲第1番 BWV1046(*)
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564(L・ヴェイネル編曲)(+)
パッサカリア ハ短調 BWV582(L・ヴェイネル編曲)(#)
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(**)
ボリス・ゴルトシテイン(ヴァイオリン(**))
レオ・ギンズブルク(指揮)
モスクワ放送交響楽団
録音:1952年(*)/1951年(+)/1959年11月25日(#/**)

VVCD 00155 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.12
ベートーヴェン(1770-1827):
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調/ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ショパン(1810-1849):バラード第3番変イ長調 Op.47
リスト(1811-1886):
「詩的で宗教的な調べ」から 葬送曲/忘れられたワルツ 第1番嬰ヘ長調
メフィスト=ワルツ 第2番
ショパン:練習曲ホ長調 Op.10 No.3/同嬰ハ短調 Op.10 No.4
リスト:
「巡礼の年 第2年 イタリア」から ペトラルカのソネット 第104番
小人の踊り(演奏会用練習曲)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年10月22、28日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ




<SVETLANOV FOUNDATION>
SVET 38-003/1-3 3枚組 \5340
グリンカ(1804-1857):管弦楽作品集
愛国の歌(アレクサンドル・ガウク編曲)/祈り
友情の思い出(夜想曲 Op.99 よりフンメル編曲)
序曲ト短調/序曲ニ長調/カマリンスカヤ
2つのロシアの主題による序曲
スペイン序曲第1番「ホタ・アラゴネーサ」
スペイン序曲第2番「マドリッドの夏の夜」(スペインの主題による幻想曲)
幻想的ワルツ/劇付随音楽「ホルムスキー公」
ポルカ第1番変ロ長調(バラキレフ編曲)
オペラ「イワン・スサーニン」から
序曲,クラコヴィエンヌ,マズルカ,ワルツ
オペラ「ルスランとリュドミラ」から
序曲(*),ナイナ城での踊り,トルコ舞曲,アラブ舞曲,レズギンカ,
チェルノモールの行進
アンダンテ・カンタービレとロンド ニ短調
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*以外)
ボリショイ劇場管弦楽団
録音:1957-1990年





<ART CLASSICS>
ART 088 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.1
ラフマニノフ:
交響曲第1番ニ短調 Op.13(*)
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18(+)
ワディム・ルジェンコ(ピアノ(*))
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:1994年(*)/2002年、ライヴ(+)

ART 089 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.2
ラフマニノフ:
交響的舞曲集 Op.45(*)
2つの絵画的練習曲 Op.37 Nos.2, 7(レスピーギ編曲)(+)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:2003年、ライヴ(*)/1994年(+)

ART 090 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.3
リャードフ(1855-1914):
プーシキン生誕百年記念ポロネーズ Op.49
古い時代から Op.21
スケルツォ第1番 Op.16
挽歌 Op.67/音楽玉手箱 Op.32
アマゾネスの踊り Op.65
黙示録より Op.66
アントン・ルビンシテイン像除幕式祝賀ポロネーズ Op.55
8つのロシア民謡 Op.58
キキモラ Op.63
魔法にかけられた湖 Op.62
バーバ=ヤーガ Op.56
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:1994年

ART 091 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.4
ラフマニノフ:交響的幻想曲「岩」Op.7(*)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」Op.74(+)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:1994年(*)/2001年、ライヴ

ART 092 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.5
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90(*)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(+)
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ(+))
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:2003年(*)、2001年(+)、ライヴ

ART 093 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.6
リスト:ファウスト交響曲 R.425
ドミートリー・ヴォロパエフ(テノール)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
サンクトペテルブルク・スモーリヌイ大聖堂合唱団
録音:2001年、ライヴ

ART 094 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.7
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37(*)
リスト:「ファウスト」からの2つのエピソード R.427
ワディム・ルジェンコ(ピアノ(*))
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:2002年、ライヴ

ART 095 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.8
チャイコフスキー/アレクサンドル・ガウク編曲:「四季」Op.37bis(*)
R・シュトラウス:オペラ「ばらの騎士」Op.59 からの組曲(+)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:1994年(*)/2001年、ライヴ

ART 096 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.9
リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調(*)/死の舞踏(*)
R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 Op.27(+)
デニス・マツーエフ(ピアノ)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:2003年(*)、2002年(+)、ライヴ

ART 097 \1780
指揮者イワン・シュピレル Vol.10
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.23
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
イワン・シュピレル(指揮)
クラスノヤルスク交響楽団
録音:2003年、ライヴ

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08-03 No.13-1

2008年03月13日 16時07分50秒 | Weblog
<ROYAL OPERA HOUSE HERITAGE SERIES>
ROHS 008 4枚組 \6200
ワーグナー:《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
ジョン・トムリンソン(Br ザックス)
エスタ・ヴィンベルイ(T ワルター・フォン・シュトルツィング)
ナンシー・グスタフソン(S エファ)
カスリーン・ウィン・ロジャース(Ms マグダレーネ)
ヘルベルト・リッペルト(T ダーヴィット)
トーマス・アレン(Br ベックメッサー)
グウィン・ハウエル(Bs ポーグナー)

ベルナルト・ハイティンク(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1997年7月7日
ついにこの録音が登場!ハイティンク指揮の「マイスタージンガー」のライヴ
です!ハイティンクは、1987年から2002年まで、コヴェントガーデン王立歌劇
場の音楽監督を務めていました。その任期中でも、語り草になるほど大評判だ
ったのが、この「マイスタージンガー」でした。ハイティンクの資質からして
「マイスタージンガー」が打ってつけなのは容易に想像がつくでしょう。明る
く柔らかく自然体でありながら、大らかな豊かさに溢れ、しかも説得力が強い。
さらにライヴならではの起伏や昂揚もあって、まさに「充実している」としか
言い様のない演奏です。幕切れ後の大喝采も当然の大名演。また、惜しくも
2002年に亡くなってしまった、スウェーデンの名テノール、エスタ・ヴィンベ
ルイの瑞々しいワルターが今となっては極めて貴重なワーグナー役の録音にな
ってしまいました。その他、トムリンソン、アレン、グスタフソン、リッペル
ト、ハウエルと、当時のロイヤル・オペラ最高の布陣です。録音も良好。

ROHS 009 2枚組 \3100
MONO
ヴェルディ:「仮面舞踏会」
エイミー・シュアード(S アメーリア)
ジョン・ヴィッカース(T グスターヴォ)
エットレ・バスティアニーニ(Br レナート)
レジーナ・レズニク(Ms ウルリカ)
ジョーン・カーライル(S オスカル)
マイケル・ラングドン(Bs ホーン)
デイヴィッド・ケリー(Bs リッビング)

エドワード・ダウンズ(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1962年2月23,27日
なんと言っても、バスティアニーニのレナートが魅力です。バスティアニーニ
は英国とはあまり縁がなく、コヴェントガーデン王立歌劇場への出演はこれ一
回だけだったそうです。しかし、バスティアニーニのノーブルなレナートは、
英国の紳士たちをも唸らせたと伝えられています。録音の存在は知られていた
ものの、これが初出です。もう一つの魅力は、ヴィッカースがグスターヴォは
これが唯一の録音。シュアードは、1924年ロンドン生まれの純英国ソプラノ。
1950-60年代の英国を代表するドラマティック・ソプラノで、1968年にはバイ
ロイトでクンドリーを歌っています。

ROHS 010 2枚組 \3100
グルック:「アルセスト」
ジャネット・ベイカー(Ms アルセスト)
ロバート・ティアー(T アドメート)
ジョナサン・サマーズ(Br ヘラクレス)
モールドウィン・デイヴィス(T エヴァンドル)
ジョン・シャーリー=クワーク(Br 大祭司)
マシュー・ベスト(Br 預言者)
フィリップ・ジェリング(Bs 伝令官)

チャールズ・マッケラス(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1981年12月12日
グルックのフランス語のオペラは、今でこそ人気がありますが、かつては上演
が非常に珍しいものでした。この1980年の上演では、ジャネット・ベイカーと
ロバート・ティアーという、1980年代のロイヤル・オペラを代表する名歌手が
共演、さらに知性派のマッケラスが指揮した、当時最先端の上演でした。ベイ
カーの気品ある歌は、四半世紀以上経った今聞いても実に感動的です。





<ALIUD>
ACDHA 008(SACD-Hybrid) \2250
「サルタレッロ」
ガスパロ・ザネッティ:
1 喜びのバス・ダンス/ガリアルダ、
2「イル・マタチーノ」/「ツォッパ」、
3「優美なるラウラ(大公のアリア)」[パヴァーナ/ガリアルダ/サルタレッ
ロ/カナリオ]、
4 パッソ・エ・メッツォ/サルタレッロ/リプレーザ、
5 イントラーダ、バレットと「カラヴァッツォ侯爵」のガリアルダ、
6「哀れなるリカルド」のサルタレッロ、
7「帝国」のサルタレッロ、
8「フラスカーダ」のサルタレッロ、
9「イル・ロマッツォ」のサルタレッロ、
10「亜麻の花」のサルタレッロ、
11「男爵」のサルタレッロ、
12「バタッリャ(戦争)」のサルタレッロ、
13パヴァニッリャ、
14「ラ・マントヴァーナ」、
15「キューピッドの通廊」/ガリアルダ/カナリオ、
16「帝国」のバス・ダンス/「ニンフ」のバス・ダンス、
17「美しきペドリーナ」、
18ベルガマスカ
サンティーノ・ガルシ(1542-1604):
19「ラ・ニンファルディーナ」、
20ガリアルダ、
21「ラ・リスフェルティーナ」のガリアルダ、
22ガリアルダ、
23コッレンタ、
24「ムッツァの小聖像」のガリアルダ
アンサンブル・ブラッチョ
録音:2005年11月14-17日オランダ、フリースランド州ヤウレ、メノ派(再洗礼
派)教会
ザネッティは17世紀前半のミラノで活躍したヴァイオリニスト。唯一の作品集
である「生徒-ヴァイオリンとその他の楽器の奏法を習得するための」(1645)
は、当時の運指法、運弓法など、ヴァイオリン属の技法を伝えています。ガル
シは16世紀後半パルマで活躍したリュート奏者。17世紀前半にも作品が知られ
ており、ザネッティの作品集に編曲された作品が3曲収録されています。
サルタレッロは早い動きと跳躍を特徴とする舞曲。特に有名な「大公のアリア」、
「美しきペドリーナ」など、17世紀前半の名曲の編曲や、その旋律を取り入れ
た作品からなるザネッティの曲集から、アンサンブル・ブラッチョは、当時の
躍動感あふれる雰囲気を見事に引き出しています。

ACDHN 017(SACD-Hybrid) \2250
「セポルクロ」
シュメルツァー:レクイエム
(1レクイエム・エテルナム/キリエ・エレイソン、2サンクトゥス/オザンナ
/ベネディクトゥス、3アニュス・デイ)、
4 フェルディナント3世の死によせる哀歌、
5 5声のためのソナタ第8番(宗教的・世俗的合奏曲集より)、
6-16「セポルクロ(愛情の濃さ)」、
17 5声のためのソナタ第7番(宗教的・世俗的合奏曲集より)、
18 4声のためのソナタ第10番(宗教的・世俗的合奏曲集より)
ヨーシー・リーアン(S)、エリーザベート・ドッビン(S)、
エルスベート・ゲルリトセン(A)、クーン・ファン・スターデ(T)、
ハンス・ショリング(Bs)、イル・コンチェルト・バロッコ
録音:2006年10月26-28日オランダ、ヘルダーランド州ワルンスフェルド、プロ
テスタント教会
17世紀後半、ハプスブルク宮廷で活躍したシュメルツァーは、ドイツの器楽曲
発展の流れの中で欠くことのできないヴァイオリニスト、作曲家。このアルバ
ムは、器楽曲の評価が高い彼には珍しい、声楽曲を主とした収録となっていま
す。彼の声楽曲は、皇帝一家のみの親密な雰囲気の中で演奏されたと思われ、
小編成の引き締まった構成が特徴です。
なお、表題となっている「セポルクロ」という語は、本来「埋葬地、墓地」を
意味しますが、17世紀後半のウィーンでは、キリストの受難を題材とし、聖週
間に演奏された、宗教的音楽劇の独特な形式を意味していました。

ACDHA 009(SACD-Hybrid) \2250
「テレマン組曲集」
テレマン:
組曲イ短調、コンチェルト ニ短調TWV43:d2、5声のための組曲TWV55:d6
イル・コンチェルト・バロッコ
録音:2005年10月6、10、11日オランダ、オーバーライセル州ウェールセロ、
司教区プロテスタント教会
クッサー、ムファットから始まり、テレマン、J.S.バッハで頂点を迎えた組曲
という曲種は、18世紀前半のドイツ・バロック音楽を特徴付けるものでした。
中でもテレマンの作品は華やかさに満ちており、楽器の使用法などにも他に見
られない工夫が施されています。例えば、1曲目の第2曲や第6曲の中間部にお
いて、通奏低音なしで、独奏フルートと2挺のヴァイオリンの伴奏だけで演奏
させ、また、3曲目において、組曲では通常ソロには使わないヴィオラ・ダ・
ガンバを独奏に用い、第1ヴァイオリンと重ねて響きを豊かにしています。


ACDHA 007(SACD-Hybrid) \2250
J.S.バッハ:
ソナタ ロ短調BWV1030、ソナタ ニ短調(原調:ハ短調)BWV1017、
ソナタ イ長調BWV1032、ソナタ ヘ長調(原調:ホ長調)BWV1016
ロナルド・メルカー(Bfl)、福田理子(Cemb)
録音:2005年8月2、3日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタン
ト教会
ソロ、アンサンブルを問わず、多くのコンクールで優勝し、レパートリーも古
楽から現代音楽までと幅広い名手メルカー。いまや中堅世代となった彼が持て
る技術を注ぎ込んだバッハの作品集は、作曲家の精神世界を垣間見せてくれる
渾身の演奏。元来、フルートのために書かれたソナタ2曲のほかに、ヴァイオ
リンのために書かれたソナタ2曲を移調して録音している点にも、作品に対す
る彼の強い意欲が感じられます。

ACDHN 018(SACD-Hybrid) \2250
「ルビオ・ハープシコード」
バード:パヴァーヌ、ガイヤルド
シルト:パドゥアーナ・ラクリメ
フレスコバルディ:「アリア(ラ・フレスコバルディ)」(5つの変奏曲)
シャイデマン:ガリアルダ ニ調(2つの変奏曲)
フローベルガー:
組曲ハ長調(フェルディナンド4世の哀歌、クラント、サラバンド、ジグ)
シャンボニエール:シャコンヌ
パーセル:ア・ニュー・グラウンド
ゲオルク・ベーム:前奏曲、フーガと後奏曲
J.S.バッハ:アンダンテ ヘ長調、半音階的幻想曲とフーガ ニ短調より11曲、15曲
ヨハン・ブロウワー(Cemb)
録音:1995年5月10、11日オランダ、グローニンゲン州、ウェステルワイトウェ
ルデ、教会
デイヴィッド・ルビオはイギリスの楽器製作者。この録音では彼が製作した4種
のコピー楽器(リュッケルス、ジュスティ、ヴォドリ、タスカン)が、作曲家の
時代に合わせて演奏されています。ヨハン・ブロウワーはレオンハルト、コー
プマン、インマゼールに師事した俊才。ルビオの楽器とは1979年に出会い、以
来、その楽器を用いて演奏活動を展開しています。この録音では、その楽器の
選択によって、作曲家各々の曲が持つ特徴を丹念に表現しています。

ACDHL 005(SACD-Hybrid) \2250
「流れよ、わが涙」
オルティス:
「甘き記憶は」
(ピエール・サンドラン(1490-1561頃)作シャンソンの器楽編曲)、
「甘き記憶は」によるレセルカーダ第2番、レセルカーダ第3番、
レセルカーダ第1番、レセルカーダ第2番
ギボンズ:ファンタジア(ラ・サンポーニャ)、ファンタジア(イル・ラメント)、
ファンタジア
シンプソン:前奏曲、ディヴィジョン
ヒューム:「タッチ・ミー・ライトリー」、「タバコ」
カプスベルガー:カナリオ
サンス:フォリア(即興による前奏曲付き)
ラクリメ・アンサンブル:フォリア即興
ファルコニエリ:
ブランド「りんごの木について言うと」、「快い調べ」、「流れの上に」、
「ラ・ベネデッタ」、ブランド「ロ・スピリティッロ」
ダウランド:
ラクリメ・パヴァーヌ、「流れよ、わが涙」、
「流れよ、わが涙」(ファン・アイク編装飾的変奏)
ラクリメ・アンサンブル
録音:2005年8月2-4日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタント
教会
時代を彩った旋律、この録音で言えば「甘き記憶は」、「ラ・フォリア」、
「流れよ、わが涙」など、その旋律を引用したり変奏したりして作られた器楽
曲が集められた録音です。リコーダーのメルカーをはじめとするラクリメ・ア
ンサンブルの面々は、その様々な変奏技法や曲種の持つ特徴を生かし、当時の
器楽曲が持つ多様な世界を表現してくれています。

ACDHA 006(SACD-Hybrid) \2250
「ヘヴン(天国)」
作曲者不詳(14世紀):「トリスターノの嘆き」
作曲者不詳(14世紀):サルタレッロ
アウレリオ・ヴィルジリャーノ(16世紀後半):リチェルカータ
ファン・エイク:「人は夜何をする」(1649)
J.S.バッハ:パルティータ イ短調BWV1013(1717)
アントン・ヘベルル:ソナタ・ブリランテより(1811)
テレマン:ファンタジア第3番ニ短調(1732)
フランス・ブリュッヘン:エチュード第4番(1957)
ロナルド・メルカー:
「チベット」(2004)、「タルド」(2004)「ヘヴン(天国)」(2006)
ガーシュウィン:「サマータイム」(1934/35)
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:「イエスタデイ」(1965)
ロナルド・メルカー(Bfl、Perc)、カリン・ファン・ヴェッツェル(Perc)、
メレル・メルカー(Vo)、アンドリュー・リード(ベース)、
ライナウト・ヴェーバース(Syn)、ボ・メルカー(Syn)
録音:2005年8月2、3日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタント
教会
中世から現代まで様々な曲を取り上げたこの録音では、主にリコーダー・ソロ
の作品を取り上げ、自由な発想による様々なアプローチで演奏し、リコーダー
の可能性に挑戦したメルカーの力演が光ります。一転して、自作3曲と「サマー
タイム」、「イエスタデイ」では、珍しい打楽器やシンセサイザー、ヴォーカ
ル、ベースと、それまでの世界とは180度異なったアプローチで作品を表現し
ています。


ACDHA 011 \2250
「アースクェイク(地震)!」
アルフレッド・ウィラリング:ソリドゥス
ピーター・グラハム:ザ・レッド・マシーン
イヴォール・ボサンコ:マイ・アンチェンジング・フレンド
トルステイン・オーゴード=ニルソン:夜想曲
リチャード・フィリップス:「喜びの歌」
ヤン・デ・ハーン:「アースクェイク(地震)!」
ロバート・バーナット:「ダンラップス・クリーク」(CDレイヤーのみ収録)
リアンヌ・ボトマ(ヘンドリク・デ・ベーア編):
「メロディー・バイ・メロディー」
アラン・フェルニー:「スウィング・ロウ」
ポール・ゾーン:「コパニスタ」
フランス=エールト・ブルフグレーフ(指)、ソリ・ブラス
録音:2006年5月24、26、27日オランダ、フリースランド州ゴルレダイク、
デ・スカンス
オランダ・ブラスバンド・チャンピオンシップで4回の優勝経験を持つソリ・ブ
ラス。(ちなみに、ソリ・ブラスのソリはソリ・デオ・グロリアのソリです。)
今回の録音は、ブラスバンドが持つ、表現についての様々な可能性の追求をテ
ーマに構成されています。表題の「アースクェイク(地震)!」は、かつて、ソ
リ・ブラスの指揮者だったデ・ハーンによって書かれた、2005年チャンピオン
シップの委嘱作であり、この大会において、ソリ・ブラスが特別演奏を披露し
た作品でもあります。
バラエティにとんだ収録曲ですが、どの曲も、ブラスバンドが持つかっこよさ
を共通して持っており、ソリ・ブラスがそのよさを十全に生かして演奏してい
ます。

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08-03 No.13-2

2008年03月13日 16時07分19秒 | Weblog
<CAvi-music>
4260085 530984 \2450
シューベルト:
ピアノ・ソナタ変ロ長調 D.960、3つの小品D.946
ラルス・フォークト(P)
ラルス・フォークトは1970年ドイツ生まれ。1990年リーズ国際コンクールで第
2位を獲得。以来、世界各地で演奏活動を行い、各国の名オーケストラと共演。
サイモン・ラトルをはじめ多くの指揮者、共演者から高い評価を受けているピ
アニスト。また彼の主宰する室内楽音楽祭、シュパヌンゲン音楽祭も毎年多く
の一流アーティストたちが参加しCDも定期的に発売されています。彼はこれま
でEMI専属演奏家として録音してきましたが、彼も信頼するアンドレアス・フォ
ン・イムホフ氏が主催するCAvi-musicレーベルへ移籍し、今後録音活動を行い
ます。第1弾はシューベルト。1音1音丁寧に歌い上げた感情豊かな演奏で、じ
わじわと心に染み入る感動的な音楽を聴かせてくれます。考え抜かれた音楽に
豊かなニュアンス、細部まで磨き込まれた完成度の高い演奏です。名演も名録
音も多くある作品ですが、フォークトの演奏は一聴の価値あり!

4260085 531226 \2450
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調Op80、第2番ニ長調Op94b、
「三つのオレンジの恋」-行進曲(ハイフェッツ編)、
「ロミオとジュリエット」-仮面(ハイフェッツ編)、
「シンデレラ」-ワルツ(フィヒテンゴルツ編)
エリック・シューマン(Vn)ヘンリ・シーグフリードソン(P)
4エリック・シューマンは1982年生まれ、母は日本人でピアニスト、父はデュッ
セルドルフ・オペラハウスのヴァイオリン奏者という音楽一家で育った新進気
鋭のヴァイオリン奏者。4歳よりデュッセルドルフの鈴木メソード、その後、
父より手ほどきを受け、9歳よりロシアの大家、ザハール・ブロン教授の下で
学ぶ。11歳で全ドイツ学生音楽コンクールにて最年少、最高点で優勝。その後
もロシア、ポーランド、ギリシャの国際コンクールで優勝、ロン=ティボー国
際コンクール入賞、スイス・シオンの国際ヴァイオリン・コンクールで第2位
と輝かしい受賞歴を持っています。12歳でステージ・デビューを飾った時には
「天才少年」と評され多くの聴衆を魅了しました。その後も世界を舞台に活躍、
日本でも度々コンサートを行い高く評価されています。またクリストフ・エッ
シェンバッハが音楽監督を務めるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に
ソリストとして招かれ大絶賛を受け、以後クリストフ・エッシェンバッハとも
度々共演、2008年5月には王子ホールでのリサイタルで共演予定。
彼の音楽は現代的なさらりとした演奏ではなく、特筆すべき美音と圧倒的な集
中力で、若さだけではない真の実力を感じさせるヴァイオリニストです。

4260085 531196 2枚組 \4050
ルール・ピアノ・フェスティヴァル エディションVol.18
CD1:ベートーヴェン:
(1)序曲「コリオラン」Op62 
(2)合唱幻想曲(ピアノ、合唱、管弦楽のための)Op80 
(3)ピアノ・ソナタ第29番Op106「ハンマークラヴィーア」
CD2:
(1)グルック:精霊の踊り 
(2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番Op103 
(3)R.シュトラウス:
歌劇「サロメ」Op.54より「サロメの舞―7つのヴェールの踊り」 
(4)フランツ・リスト:死の舞踏
CD1:(2)ヘルベルト・シュッフ(P)(3)アレクサンダー・ロンクィッヒ(P)
(1)(2)ドルトムント・コンツェルトハウス・コールアカデミー交響合唱団、
デュイスブルク・フィルハーモニカー、ジョナサン・ダーリントン(指)
ライヴ録音:(1)(2)2007年5月12日(デュイスブルク)
(3)2007年5月25日(ゲルゼンキルヘン)
CD2:(1)(2)(3)(4)ボーフムシンフォニカー、スティーブン・スローン(指)
(2)(4)マルク=アンドレ・アムラン(P)
ライヴ録音:2007年6月30日(デュイスブルク)
昨年2007年に行われたルール・ピアノ・フェスティヴァルからオーケストラと
ピアノの作品を中心に収録。1979年ルーマニア生まれ、現在ドイツに移住し活
躍しているピアニスト、ヘルベルト・シュッフと地元デュイスブルク・フィル
ハーモニカーによる演奏のベートーヴェンの合唱幻想曲。弱冠16歳でアントニ
オ・カーサグランデ・ピアノコンクール第1位を獲得し、卓越した技巧と並々
ならぬ表現力で各地の音楽祭などに出演しているアレクサンダー・ロンクィッ
ヒによる「ハンマークラヴィーア」。2枚目は言わずと知れたヴィルトゥオー
ゾピアニスト、マルク=アンドレ・アムランによるサン=サーンスのピアノ協
奏曲第5番とリストの死の舞踏。アムランの華麗な妙技が炸裂しています。


4260085 531158 3枚組 \5600
ルール・ピアノ・フェスティヴァル エディションVol.17
CD1:
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第4番Op.7 
(2)パウル・ウラニツキーのバレエ「森の娘」のロシア舞踊による12の変奏曲
WoO.71 
(3)ピアノ・ソナタ第10番Op.14-2 
(4)ピアノ・ソナタ第25番Op.79 
(5)バガテルOp.119より第3番ニ長調、第6番ト長調、第7番ハ長調、
第10番イ長調、第11番変ロ長調、Op.126より第6番変ホ長調
CD2:
(1)ハイドン:ピアノ・ソナタ変ホ長調 Hob. XVI:49
(2)シューマン:3つの幻想小曲集 Op.111
(3)ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調 Op22
(4)メトネル:忘れられた調べ 第1集より回想ソナタ Op.38-1
(5)アルフレッド・カセッラ:
スカルラッティアーナOp.45(2台ピアノのための編曲)
CD3:
(1)チェン・イ(1953-):
2台のピアノのための組曲「チャイナ・ウエスト」(世界初演)
(2)ヤン・ミューラー=ヴィーラント(1966-):
ピアノのための6つの変奏「黒から白への離脱」(世界初演)
(3)カイヤ・サーリアホ(1952-):前奏曲(世界初演)、バラード(ドイツ初演)
(4)ウィルヘルム・キルマイヤー(1927-):
エードゥアルト・メーリケの詩による歌曲集
(5)ヴォルフガング・リーム(1952-):ゲーテ歌曲集(世界初演)
CD1:(1)(2)アレクサンダー・ロンクィッヒ(P)
(3)イリーナ・ザッハレンコヴァ(P)(4)(5)タマラ・ステファノヴィッチ(P)
ライヴ録音:(1)(2)2007年6月25日(3)2007年7月8日 (4)(5)2007年6月21日
CD2:(1)タマラ・ステファノヴィッチ(P) (2)ベン・キム(P) 
(3)キム・ソンウク(P) (4)オルガ・シェプス(P) 
(5)ヤアラ・タール(P)&アンドレアス・グロートホイゼン(P)
ライヴ録音:(1)2007年6月21日(2)2007年7月7日(3)2007年7月8日
(4)2007年5月24日(5)2007年6月19日
CD3:(1)滑川真希(P)&デニス=ラッセル・デイヴィス(P) 
(2)タマラ・ステファノヴィッチ(P) (3)ローランド・ペンティネン(P) 
(4)(5)クリストフ・プレガルディエン(T)ジークフリート・モーゼル(P)
ライヴ録音:(1)2007年6月4日(2)2007年6月21日(3)2007年7月2日
(4)(5)2007年6月3日



<HUNGAROTON>
HCD 32486 \2080
ジェルジ・コーシャ(1897-1984):
「ホーム・コンサート-歌曲&室内楽曲集」
(1)天地創造の礼賛に-シャーンドル・ヴェレシュの詩にもとづく-アルトとチェ
ロのための(1936)
(2)モノマネ-シャーンドル・ヴェレシュの詩にもとづく-声楽とピアノのため
の(1976)
(3)アンダンテとヴィヴァーチェ-チェロとピアノのための(1948)
(4)無常の反駁-ガーボル・デヴェチェリの遺作詩集による歌曲集-声楽とピア
ノのための(1972)
(5)ディヴェルティメント-ピアノのための(1960)
(6)余生-アンナ・ハイナルの詩による3つのカンタータ-ソプラノとハルモニウ
ムまたはオルガンのための(1978)
(7)“ハッピー・ナンセンス”-エドゥヴァルト・リアー(アンナ・ハイナル訳)
の詩による(1978・1979)
アンナ・コロンディ(S) ユッタ・ボコル(Ms) 
ユディト・キシュ=ドモンコシュ(Vc)
ガーボル・コーシャ(ハルモニウム、P &打楽器)
[ハンガリー、フンガロトン・スタジオにおける収録]
10歳でバルトーク門下となりピアノを師事、さらにドホナーニのもとでも研鑽
を積んだコーシャは、同郷の名手フバイやシゲティ、フーベルマンらの伴奏を
務めた名手。大戦間期の1920年代にピアニストとして、同時に作曲家として
ヴェイネルやライタと一緒に独創的な才能を開花させ、自国ハンガリーでは
バッハ演奏の権威としても知られています。
コーシャにとって舞台やリハーサル室が限られた創作の場というわけではなく、
日曜の午後、自宅で家族や友人、音楽院の学生とともに開いた“コーシャの室
内楽コンサート”が重要な役割を担いました。語り草となったこの催しは、中
断を経たものの1936年からコーシャが亡くなるまで続きました。
ホーム・コンサートと題されたこのアルバムはまさに、その模様を再現したも
の。演奏スペースからくる楽器編成の制約もあって、傾向としては劇的な効果
を狙ったものというよりも、むしろしっとり静かに沁みる内容となっています。
1995年に“ホーム・コンサート”を復活蘇演し、作曲者の息子で自身もマルチ
プレーヤーとして活躍するガーボル・コーシャがここでも演奏を担当していま
す。歌曲はすべてハンガリー語歌唱。

HCD 32482 \2080
ペーテル・トート(b.1965):合唱作品集
(1)ハンガリーのマドリガル集-伝承詩による(11曲) 
(2)スターバト・マーテル(シャーンドル・ヴェレシュ) 
(3)アヴェ・マリス・ステラ 
(4)グローリア・イン・エクセルシス(シャーンドル・カーニャーディ) 
(5)悲しいワルツ(シャーンドル・ヴェレシュ) 
(6)炎(イェネー・ドゥシダ) 
(7)シャルム(ラースロー・ナジ) 
(8)カンティオ(ミハーイ・チョコナイ・ヴィテーズ) 
(9)愛、おお、大いなる愛(ラースロー・ナジ) 
(10)眠れぬ夜(シャーンドル・ヴェレシュ)
(1)(6)ラースロー・タマーシ(指)
デブレツェン・ケルチェイ合唱団
(2)(4)(7)(8)ジュジャーンナ・ミンドセンティ(指)
ムジカ・ノストラ合唱団
(3)(5)(10)マーテー・サボー・シポシュ(指)
デブレツェン・コダーイ合唱団
(9)カールマーン・シュトラウス(指)
ハンガリー放送合唱団
録音:(1)(3)(6)(10)2007年4月13-16日デブレツェン、デーリ・ミュージアム
(4)(8)2007年5月17日フンガロトン・スタジオ (7)(9)ハンガリー放送
日本でもおなじみ、ハンガリー合唱界の大御所ミクローシュ・コチャールに作
曲を師事したトートの合唱作品をまとめたもの。アヴェ・マリス・ステラのみ
ラテン語、ほかはすべてハンガリー語歌唱。

HCD 32418 \2080
ラースロー・ドゥブロヴァイ(b.1943):
(1)祝祭音楽
(2)トランペット協奏曲第2番
(3)打楽器とオーケストラのための協奏曲
(4)Timbre Symphony(音色のシンフォニー)
ベンチェ・ホルヴァート(Tp) ゾルターン・ミハーイ・ヴァルガ(Perc.)
ラースロー・コヴァーチュ((1)(3)(4)指)
フィリップ・ドゥ・シャランダル((2)指)
ハンガリー放送O.[ハンガリー放送収録]
ドゥブロヴァイは民俗楽器をさかんに取り入れた独自の作風で現代ハンガリー
を代表する作曲家。自身書下ろしのライナーノートによると、ステレオ効果満
点のファンファーレが印象的な祝祭音楽は、ハンガリーの千年紀を記念して書
かれた4つの管弦楽作品のひとつ。ここでの演奏は当初のブラス・バンド用で
はなく、フルオケ用に編曲された版によるもの。
1990年代ハンガリーから優秀な演奏家が次々と輩出されるようになったことが
作曲動機と語る第2トランペット協奏曲は、とくにフィナーレのロンド楽章で奏
者に超絶技巧を要求する難曲。1998年ハンガリー有数のアマディンダ打楽器ア
ンサンブルのために書いたパーカッション・シンフォニーで、ここでも演奏に
参加するヴァルガの驚異的なソロに強く打たれ、かれのために書こうと決意し
た打楽器協奏曲。マリンバ、シロフォンほかいろいろな楽器へとソロが交替し
てゆくおもしろさが光ります。
音色に強いこだわりをもつ作曲者の持ち味が前面に出ている‘音色のシンフォ
ニー’。2000年という20世紀最後の節目の年に合せて書かれたこの作品は、そ
れぞれにタイトルをもつ全6楽章からなり、音色に対するイマジネーションが
自由に展開されてゆきます。

HCD 32460 \2080
ラースロー・ドゥブロヴァイ(b.1943):
(1)語りと管弦楽のための交響的絵画「1956」-ティボル・ジュルコヴィチュの
詩集による
(2)バレエ「彫刻家」(概要:ヨージェフ・ガーティ作)
ガーボル・コンツ(語り)
ハンガリー放送SO.
(1)フィリップ・ドゥ・シャランダル(指) 
(2)ラースロー・コヴァーチュ(指)
録音:2002年&2006年ハンガリー放送、第6スタジオ
1956年はハンガリーの人びとにとってはけっして忘れることができない特別な
年。それはハンガリーで起きた反政府デモに始まる民主化の動きがソ連軍の武
力介入によって鎮圧された、いわゆるハンガリー動乱の起きた年だから。当時
のドゥブロヴァイも例外ではなく、多感な少年時代にこの事件を目の当たりに
して強い衝撃を受けたひとり。それから半世紀を経て、ハンガリーに生まれた
作曲家としてあらためて向き合った渾身の作がこの1956。終曲のマエストーソ
にいたる40分ほどの楽曲は、事件をそのまま連想させる“自由”や“葬送行進
曲”と銘打たれた6つの楽章の間に、それぞれインテルルディウム(短い間奏)
が挿入され交互に演奏されるというスタイルとなっています。もちろんハンガ
リー語による歌唱。



<ALTUS>
ALT 150 \2450
日本語解説書付
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ガリー・ベルティーニ(指)ケルン放送交響楽団
録音:1989年8月31日
精度の高さと各楽器間のバランスは絶妙だ。細部まで磨き上げられたフレージ
ングと音程の統一感は素晴らしい。それでいて恣意的な所は微塵も見られない。
音楽にすべて自然に語らせている。作品全体が大きく深い呼吸を保ちつつ、一
瞬たりとも緩むところがない。それでいて、温かさにあふれたこの演奏は、聞
くものに大きな感銘を与える。

ALT 151 \2450
日本語解説書付
ブルックナー:交響曲第7番
ガリー・ベルティーニ(指)
ケルン放送交響楽団
録音:1988年5月14日
この演奏の精緻さからは、ひょっとしたらマーラーが指揮したらこんなブルッ
クナーが鳴り響いたのでは、と思う。

ALT 152 \2450
日本語解説書付
リヒャルト・シュトラウス:「英雄の生涯」
ガリー・ベルティーニ(指)
ケルン放送交響楽団
録音:1984年2月4日
冒頭から大きく深く包み込むような響きには驚かされる。マエストロがオーケ
ストラに対していつも求めていた、響きの柔らかさと透明感がまさしく表出さ
れる様は誠に心地よい。多くの指揮者、オーケストラが陥る、技術のデモンス
トレーションとは一線を架す。この全体像は、チェリビダッケと並び、この作
品の内包したエネルギーを表出した稀有な演奏ではないだろうか。
コメント(井上喜惟:指揮者)

ALT 149 \2450
ベートーヴェン:(1)交響曲第8番 (2)交響曲第7番
ローター・ツァグロゼク(指)
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧ベルリン響)
(1)録音:2006年 11月(2)録音:2007年 9月
コンツェルトハウス(旧シャウスピールハウス) ベルリン(ライヴ)
4斬新かつドイツ的なベートーヴェン。恐るべき切れ味の鋭さはゾーリンゲン
のナイフのごとく。躍動するリズム感はガトリング砲のごとし。ツァグロゼク
・コンツェルトハウス管の渾身の決定的名演です。音響面を改修されたコン
ツェルトハウスの響きの美しさも特徴的です。

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08-03 No.12

2008年03月10日 16時27分02秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10455 \2080
グレインジャーによる吹奏楽のための編曲作品集 ――
作曲者不詳(13世紀):乙女は天使に
G・de・マショー:バラード第17番
ジョスカン・デ・プレ:ラ・ベルナルディーナ
A・d・カベソン:ドリア旋法による前奏曲
A・フェッラボスコ:4つの音符のパヴァーヌ
J・ジェンキンス:5声のファンタジー第15番
J・S・バッハ:
行進曲BWV Anh.122、カンタータ第85番《われはよき牧人なり》BWV.85より、
コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》BWV.622
F・リスト:ハンガリー幻想曲S.123
C・フランク:コラール第2番
G・フォーレ:トスカナのセレナードOp.3-2
E・グーセンス:民謡
K・パーカー:ダウン・ラングフォード・ウェイ
イヴァン・ホヴォラン(ピアノ)、
クラーク・ランデル(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
1年に1度のペースで1つの“テーマ”に沿った独創的なアルバムを打ち出すなど、
日本でも高い人気を誇るイギリス・トップ・クラスの吹奏楽団ロイヤル・ノー
ザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ(以下RNCM)
の2008年最新作は同楽団にとって3度目となるパーシー・グレインジャーの作品
集!第3巻となる今回のグレインジャー作品集は、吹奏楽のためのオリジナル作
品を収録した第1巻(CHAN 9549)&第2巻(CHAN 9630)とは趣きを変え、グレ
インジャー自身が他の作曲家の作品にアレンジを施した編曲作品を“テーマ”
としている。
リストとパーカー以外の収録曲は、グレインジャーのアレンジによる23曲の編
曲作品を集めた「ウィンド・バンドのための宝石(Gems for Winds)」と題さ
れた編曲集に収められている作品。
13世紀の作曲者不詳の作品に始まり、マショー、ジョスカン、バッハ、フラン
ク、フォーレ、グーセンスなど中世から近現代までの音楽史を、グレインジャ
ーの魔法のような編曲術でたどることが出来るのである。
またグレインジャーによる編曲版としてはほとんど録音が存在していなかった
作品を数多く収録されており、吹奏楽の新たなコンサート・レパートリーの発
掘にも一役買うことになるだろう。

CHAN 0750 \2080
F・シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D.950
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
パメラ・ヘレン・スティーブン(メゾソプラノ)、
マーク・パドモア(テノール)、ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、
マシュー・ローズ(バス)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、コレギウム・ムジクム90
自他共に認める現代最強のイギリス音楽の達人、リチャード・ヒコックスがも
う1つの大きな柱としているウィーン古典派の作曲家によるミサ曲シリーズから
シューベルトが登場!
ハイドン、ベートーヴェン、フンメルと続き、国際的な評価を得てきたヒコッ
クス&コレギウム・ムジクム90のシリーズに加わるシューベルトの第1弾は最晩
年の作品「ミサ曲第6番」。
既に病に冒されていたシューベルトが死の直前となる1828年の夏に完成させた
最後のミサ曲は、不安や祈りといった深い精神性を備えながらも劇的で、そし
て力強さすら感じさせる名曲中の名曲である。
ヒコックス&コレギウム・ムジクム90は2007年7月25日に行われたプロムスのコ
ンサートで「ミサ曲第6番」を取り上げて大喝采を浴びており、直後の2007年7月
26日&27日に同じキャストで収録されたこの録音に対する期待は非常に大きい。
当代きっての名テノール、マーク・パドモアやヒコックスからの信頼も厚いス
ーザン・グリットンなどソリスト陣も超一級。ヒコックスとコレギウム・ムジ
クム90の新たなページがここから始まる。
ちなみにこの録音は長年にわたってコレギウム・ムジクム90のマネージャーを
務め、2007年11月に他界したフランチェスカ・マクマヌスに捧げられている。

CHSA 5061(SACD-Hybrid) 2枚組 \5700
フランツ・シュミット(1874-1939):オラトリオ《7つの封印の書》
ヨハネス・チャム(テノール/ヨハネ)、
ロベルト・ホル(バス・バリトン/神の声)、
サンドラ・トラットニック(ソプラノ)、
ミシェル・ブリート(メゾソプラノ)、
ニコライ・シュコフ(テノール)、
マンフレート・ヘム(バス)、ロベルト・コヴァチ(オルガン)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、
ウィーン・トーンキュスラー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団
父は巨匠ネーメ・ヤルヴィ、兄には快進撃を続けるパーヴォ・ヤルヴィを持つ
エストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の若き異端児クリスチャン・ヤルヴィがフ
ランツ・シュミットの大作を携えシャンドスに初登場!
新約聖書、ヨハネ黙示録の最後の審判を描いたオラトリオ「7つの封印の書」
は、フランツ・シュミット最晩年の代表作。演奏には多くの声楽ソリスト、オ
ルガン、大編成オーケストラ、混声合唱を要するなど、壮大なスケールで描か
れた「最後の審判」は近代オラトリオを代表する傑作として名高い。
自身が創設したアブソリュート・アンサンブルの音楽監督、ノールランド歌劇
場交響楽団(スウェーデン)の首席指揮者などのポストを歴任してきたクリス
チャン・ヤルヴィは、現在オーストリアの名門トーンキュスラー管弦楽団の首
席指揮者と音楽監督を兼務しており、急速なスピードでの進化を世に示してい
る。特に近現代作品、大編成作品の演奏と解釈においては父ネーメと兄パーヴォ
をも凌ぐ世界的評価と実績を持つクリスチャン・ヤルヴィ。このフランツ・
シュミットがさらなる飛躍の大きな契機となるだろう。
2005年9月29日&10月2月、ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ録音。

CHAN 10460 \2080
エドガー・レスリー・ベイントン(1880-1956):
ピアノと管弦楽のための《幻想的協奏曲》/組曲《ゴールデン・リヴァー》/
パヴァーヌ、牧歌とバッカナール/管弦楽のための3つの小品
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、BBCフィルハーモニック
スタンフォードに作曲を学び、ダイソンと親交を深めながらも1934年からのシ
ドニー赴任が1つのきっかけとなり、英国楽壇から次第に姿を消していった不遇
の作曲家エドガー・ベイントン。
オーストラリアに移住する前には第1次世界大戦で抑留を経験し、帰国後はニュ
ーカッスル・アポン・タイン音楽院の院長も務めたベイントン。ここには移住
前の1900年代初頭に作曲されたメロディックでロマン派音楽的要素を持った4つ
の重要作が収録されている。
独創的なアプローチを見せる注目作「幻想的協奏曲」のソリストは、シャンド
スでもお馴染みの名女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハット。歴史
に埋もれていたイギリスの傑作が再び陽の目を見ることとなる。

●Chandos Classics
CHAN 10457X \1780
A・バックス:管弦楽作品集Vol.9 ――
バレエ音楽《ロシアの踊り子の実態》/黄昏から夜明けまで
ブライデン・トムソン(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
今は亡きスコットランドの名匠ブライデン・トムソンが初期のシャンドスに遺
したバックスの復刻盤。
ディアギレフのロシア・バレエ団のために書かれたバレエ音楽「ロシアの踊り
子の実態」はほとんど録音が存在しておらず、トムソン盤の復活はバックスの
舞台音楽の妙を現代に伝える大きな役割を果たすことだろう。
24bitデジタルリマスターによるCHAN 8863からの移行再発売。


●Chandos Opera In English
CHAN 3155 \1780
偉大なオペラ・アリア集(英語版)Vol.19-トーマス・アレン ――
W・A・モーツァルト:
歌劇《魔笛》より 私は鳥刺し、歌劇《フィガロの結婚》より もう飛ぶまいぞ
この蝶々
G・ヴェルディ:
歌劇《ファルスタッフ》より これは夢か?まことか?、
歌劇《ドン・カルロ》より われらの胸の友情を/他
トーマス・アレン(バリトン)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、
クレア・ラター(ソプラノ)、スーザン・グリットン(ソプラノ)、
グィン・ヒューズ・ジョーンズ(テノール)、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラ・シリーズの
最新作。“ナイト”の称号を持つイギリスの名バリトン奏者、トーマス・アレ
ンのアリア・アルバムもこれが第2集。ちなみに第1集はCHAN 3118としてリリー
スされている。




<Avie>
AV 2148 2枚組(1枚分価格) \2180
パースペクティブIII ――
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28《田園》、同第23番ヘ短調Op.57《熱情》
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
2007/08シーズンにはサロネン&ロサンゼルス・フィル、ドホナーニ&フィルハ
ーモニア管などとの共演が決まっているスイスのピアニスト、アンドレアス・
ヘフリガー。
3枚目となるソロアルバム「パースペクティブIII」はベートーヴェンとシュー
ベルトの二本立て。抑揚のある感情表現、包み込むような温かいピアノの音色
など、豊かな音楽的才能は偉大なる父エルンストのから譲り受けたものなのだ
ろう。





<Signum Classics>
SIGCD 117 2枚組 \3500
フィリップ・グラス(1937-):弦楽四重奏曲全集 ――
弦楽四重奏曲第3番《ミシマ》/同第2番《カンパニー》/
同第3番《バクザック》/同第1番/同第5番
スミス・クァルテット
三島由紀夫を描いた映画作品「MISHIMA(ミシマ)」のサウンドトラックを弦楽四
重奏のために書き換えた弦楽四重奏曲第3番「ミシマ」など、フィリップ・グラ
スの弦楽四重奏曲を網羅した注目盤。グラス=ミニマル専門という先入観は
「ミシマ」や「バクザック」など才気のほとばしる作品によって一変させられ
る。スミス・クァルテットはライヒのディファレント・トレインズ(SIGCD 064)
や現代イギリスの作品を収録したゴースト・ストーリーズ(SIGCD 088)など現代
作曲家の作品のスペシャリスト集団。現代音楽の取り組みに対する世界的評価
は非常に高い。




<Deux-Elles>
DXL 1118 \2180
全ての都市の花 ――
パーソンズ:The Song Called Trumpets
ホルボーン:Wanton、Paradizo、My Selfe
バード:The Bells
J・ベネット:Venus' Birds
バード:The Queen's Good Night
作曲者不詳:Pakington's Pownde
バード:Miserere、Christe Qui Lux
ダウランド:Flow my Teares、Semper Dowland, Semper Dolens
アドソン:Courtly Masquing Ayre
ハウスマン:All ye who love
ウィグソープ:Rowland
作曲者不詳(ライオンズ編):Fortune My Foe
作曲者不詳:Fortune My Foe
ファーナビー:Pawles Wharfe
バード:The Leaves be Green
アドソン:The Bull Maske、Adson's Maske
バード:Fair Britain Isle
バッサーノ:Fantasia
モーリー(ライオンズ編):O Mistris Myne
ファーナビー(ライオンズ編):The Lord Zouche's Maske
ファーナビー:Grayes Inne Maske
アドソン:Courtly Masquing Ayre(2種)
イングリッシュ・コルネット・アンド・サクバット・アンサンブル
イギリス音楽の黄金時代(1580-1620)にロンドンで演奏されていた作品をコル
ネットとサクバットの心地よい音色で奏でたルネサンスの作品集。
1999年にダンディン・コンソートとの共演によりエジンバラとアバディーンで
演奏されたモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」によって一躍その
名を広めたイングリッシュ・コルネット・アンド・サクバット・アンサンブル
(ESCE)。
デビュー盤「アチェンド」(DXL 913)で成功を収めたESCEは、他の世界的ピリ
オド・アンサンブルとの共演など新たなプロジェクトを推し進めるなど脚光を
浴びている。演奏だけでなく録音面も非常に優秀。





<Gala>
GL 100.633 3枚組 \3840
R・シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》
マルガレーテ・ボイマー(ソプラノ)、ティアナ・レムニッツ(メゾソプラノ)、
ウルズラ・リヒター(ソプラノ)、クルト・ベーメ(バス)、
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
リヒャルト・シュトラウスを自らの十八番としていた巨匠ケンペがドレスデン
国立歌劇場の音楽監督を務めていた時代に収録された「ばらの騎士」。手兵を
率いての貴重な記録と言える。1950年12月21日-23日、ドレスデンでの録音。

GL 100.627 3枚組 \3840
P・I・チャイコフスキー:歌劇《オルレアンの少女》(ロシア語歌唱)
イリーナ・アルヒポワ(メゾソプラノ)、
ヴラディスラフ・ピアヴコ(テノール)、
ジャン・ピエール・マルティ(指揮)、
フランス放送フィルハーモニック管弦楽団&合唱団、他
1975年パリでの録音。カップリングとして1983年3月22日にウィグモア・ホール
で録音されたアルヒポワとピアヴコが歌うアリアが収録されている。

GL 100.629 3枚組 \3840
ノエル・カワード(1899-1973):カンバセーション・ピース(全曲)
様々なアーティスト
俳優、作家、脚本家、映画監督など多才な顔を持ったノエル・カワードの舞台
作品。リリー・ポンスやリチャード・バートン、イヴォンヌ・プランタンらが
出演。1951年1月26日の録音。

GL 100.802 2枚組 \2560
R・ワーグナー:歌劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(抜粋)
ルドルフ・ゴンサール(バリトン)、ゲオルク・シュテルン(バス)、
ウタ・グラーフ(ソプラノ)、カール・リーブル(テノール)、
カール・バンベルガー(指揮)、
フランクフルト州立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
1956年、フランクフルトでの録音。ボーナス・トラックとしてフェルディナント
・ライトナーの指揮によるもう1種の演奏(1951年-53年の録音)を収録している。

GL 100.805 2枚組 \2580
インゲ・ボルク-第2集 ――
R・シューマン:歌劇《ゲノヴェーヴァ》(抜粋/録音:1950年5月16日)
R・シュトラウス:歌劇《エレクトラ》(抜粋/録音:1965年2月22日&1999年)
D・ショスタコーヴィチ:歌劇《ムチェンスク群のマクベス夫人》
(抜粋/録音:1964年10月5日)
インゲ・ボルク(ソプラノ&語り)、
アンタル・ドラティ(指揮)、ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
インゲ・ボルクの代名詞でもある「エレクトラ」は演奏の抜粋だけでなく、
1999年にローマで収録されたインゲ・ボルク自身による語りも収録されている。

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08-03 No.11

2008年03月06日 18時56分25秒 | Weblog
★価格変更のご案内★
前回ご案内いたしました下記商品は価格変更(値下げ)となります。
よろしくご検討ください。

<RCA RED SEAL>
88697270722 15枚組 \8550 ※価格変更 \6800
完全初回生産限定盤
モンセラート・カバリエ、オリジナル・ジャケット・エディション

================================

<naive>
V 5130 \3580
★120ページ豪華フルカラーブックレット付き
ビゼー:
「アルルの女」組曲,
「カルメン」前奏曲と間奏曲
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル,リヨン歌劇場合唱団
録音:2007年
ミンコフスキがnaiveに移籍!デビューCDは、ビゼーの「アルルの女」と「カ
ルメン」!ミンコフスキは近年「カルメン」を積極的に取り上げて大好評を得
ていました。このビゼーの二大傑作の録音も大名演!「アルルの女」は、通常
演奏される第1組曲(4曲),第2組曲(4曲)に加え、合唱曲を伴なった音楽などを
7曲を両組曲の間に置き、劇附随音楽の主要な音楽をあらかた網羅しています。
有名なファランドールの熱狂はさすがミンコフスキ!「カルメン」は、前奏曲
と、間奏曲3つを収録。2008年のミンコフスキはますますの飛躍間違いなし!
今後naiveでの活躍にご期待ください!

V 5116(DVD-Video) \3580
accentus transcriptions
アクサントゥス-トランスクリプション集
【第1部】
(1)「恋人の青い眼」-マーラー:『さすらう若人の歌』より第4曲
(2)「魅惑の笛」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
(3)マーラー:
「いかなるドイツの空も」〔原曲:交響曲第5番第4楽章アダージェット〕
(ジェラール・ペソン編1958年)
(4)「つれない人」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
(5)「温室にて」-ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より第3曲
(6)「葬送の歌」-シューベルト:『死と乙女』
(7)「夜と夢」-シューベルト:『夜と夢』D 827
(8)バーバー:
「アニュス・デイ」〔弦楽のためのアダージョOp.11を作曲者本人が編曲〕
【第2部】
(1)「冬」-ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」
(2)ドビュッシー:「夕べの鐘」(クリュトゥス・ゴットヴァルト編)
(3)「妖精の園」-ラヴェル:『ラ・メール・ロワ』より第5曲
(4)「眠りの森の美女のパヴァーヌ」-ラヴェル:
『マ・メール・ロワ』より第1曲
(5)「死の大地」-プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より
(6)「別離と忌避」-マーラー:『若き日の歌』第12曲
(7)「雪の上の足跡」-ドビュッシー:『前奏曲集』第1集より第6曲
(8)「私はこの世に捨てられて」-マーラー:
リュッケルトの詩による歌曲集より
(9)「ラクリモーサ」-ショパン:練習曲変ホ短調op.10-6
ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス
録音:2001年&2006年
2007年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日し、その端正な指揮姿で聴衆を魅
了したロランス・エキルベイ率いる、名人ヴォーカル集団アクサントゥス。
「トランスクリプションズ」(V 4947、V 5048)は、ヨーロッパを中心に大ブレ
イクしたタイトル。クラシックの名曲を合唱用に編曲し、様々な詩人が詩をつ
けたものですが、その独特のいやしの世界と声の重なりの魅力に誰もがとりこ
になりました。2枚リリースされている「トランスクリプション集」から選り
すぐりの作品たちを、アンディ・ゾマー監督の美しい映像で目でも耳でもたの
しんでしまえるのがこのDVD。幻想的な風景、演奏シーンがうまくコラージュ
されており、見ていて心が浄化されてゆき、日常のいやなことが身体から抜け
出て、昇華してゆくのを感じます。




<Bel Air>
BAC 032(DVD-Video) \4950
プルースト-失われたときを求めて【バレエ】
振付:ローラン・プティ
コーエン・ケッセルス(指)パリ・オペラ座管弦楽団
アルベルティン:エレオノーラ・アッバニャート
若き日のプルースト:エルヴェ・モロー、
シャルリュス男爵:マニュエル・レグリ
サン・ルー:マチュー・ガニオ、
ヴェルデュラン夫人:ステファニー・ロンベール
収録:2007年3月/パリ・オペラ座(ガルニエ)/ライヴ収録
今年の5月に来日も決定している、今もっとも熱いバレエ、パリ・オペラ座。
これは、プルーストの「失われた時を求めて」のいくつかのシーンをバレエに
したてたもの。音楽も、物語や時代背景と縁のあるものが選ばれています。
今をときめくダンサー達が勢ぞろいしている舞台。小説の中では、パリの社交
界における淫らな男女関係のことも書かれていますが、バレエの中にもどきど
きしてしまう官能の世界が広がっています。男性3名と女性1名の4人によって
踊られる「知られざる世界との出会い」では、女性が上半身裸身で登場。舞台
のバックスクリーン全体が白く明るくなっているので、ほとんどシルエット
しか見えませんが、ドビュッシーのハープと弦楽のための舞曲の音楽と共に、
ミステリアスな中に官能の世界が広がっています。また、特筆すべきはマチュ
ー・ガニオの妖しい美しさでしょうか。彼は、小説中に登場するサン・ルー役
で登場しています。サン・ルーは非常に好ましい性格の青年で、男性の勇気と
美しさの象徴のような存在ですが、結婚していながら同性愛の傾向もある人物。
「背徳」の恋に迷いながらも溺れてゆくさまを、アクロバティックな動きもし
ながら、フォーレの「エレジー」のメロディーとともにマチューは見事に演じ
ています。社交界の華やかなシーンや、社交界の美しい女性たちによる華麗な
群舞なども多く見られ、非常に見ごたえのある一大物語です。





<HUNGAROTON>
HCD 32542 \2080
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽四重奏曲全集Vol.1
(1)第1番[二重フーガとロンド]Op.5(1923)
(2)第3番Op.11(1929)
(3)第4番Op.12(1930)
アウアー四重奏団
ヴィルモシュ・オラー、ガーボル・ベラーン(Vn)
チャバ・ガールフィ(Va)
アーコシュ・タカーチュ(Vc)
録音:2007年11月15-20日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ

HCD 32543 \2080
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽四重奏曲全集Vol.2
(1)第5番Op.20(1934)[弦楽四重奏のための5つのエチュード]
(2)第7番Op.49(1950)
(3)第9番Op.57(1953)
アウアー四重奏団
ヴィルモシュ・オラー、ガーボル・ベラーン(Vn)
チャバ・ガールフィ(Va)
アーコシュ・タカーチュ(Vc)
録音:2007年ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
20世紀前半のハンガリーにおけるずば抜けた作曲家、民俗音楽学者、教師のひ
とりと考えられているライタ(1892-1963)。バルトークの親密な仲間で、ハンガ
リー音楽の研究に多大な影響を及ぼしました。総数69の作品は映画音楽にいた
るまで全ジャンルにおよび、パリでダンディに師事した経験もあり、作風はみ
ずから公言するようにフランス印象派に、また同様にハンガリーや東欧の民俗
音楽にも通じたもの。
このたび全集シリーズとして2枚同時リリースとなる弦楽四重奏は、創作活動を
通じてひんぱんに書かれ、1953年の作品58まで全部で10曲を数えます。時期も
ほとんど重なることからバルトークの弦楽四重奏に大いにインスパイアされて
書かれ、ハンガリー内外のアンサンブルによって演奏されてきました。ちなみ
に1920年代にライタはまたアメリカのロート、自国ではヴェーグ、タートライ
といったカルテットを指導しています。
ライタの国際的名声を得るきっかけをつくった弦楽四重奏第3番。アメリカン・
エリザベス・スプラーグ=クーリッジ財団から賞金を授与され、欧米の多くの
都市で初演されています。このほか息子のアベル夫婦に捧げられた第9番では、
フィナーレにトランシルヴァニアの舞曲による主題が聞こえるなど、じつに多
彩。バルトークが書いた不滅の6曲に次ぐ充実の内容となっています。演奏を
手がけるアウアー四重奏団は1990年リスト音楽院の学生たちによって結成され
たアンサンブルで、幾多のコンクール入賞歴のほかすでに録音も多数。

HCD 32462 \2080
エマヌエル・モール(1863-1931):チェロ・ソナタ集
第1番ハ短調Op.22 / 第2番イ短調Op.53 / 第3番イ短調Op.76
ペーテル・サボー(Vc)
アドリエンネ・クラウス(P)
録音:2007年1月29日-2月2日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
いまではほとんど忘れるにまかせたままのモールは、ハンガリーに生まれたピ
アニスト、オルガニストで作曲家。自身の名前を冠した楽器のデザインも考案
しています。ちなみに、かのリリー・レーマンが欧米で演奏旅行する際に、伴
奏者、ピアニスト、指揮者として同行したのがかれ。作曲家としては8つの交響
曲、3つのピアノ協奏曲、4つのヴァイオリン協奏曲のほかオペラもいくつか書
くほど、かなりの多作家でもありました。
彼はまたカザルスのお気に入りで、才能を高く買っていた師をはじめ、クライ
スラー、イザイ、フレッシュらからも作曲を依頼されています。その‘カザル
スの楽器’のために書かれたソナタは、急-緩-急の3楽章形式、ロマン派の様
式、ピアノ・パートに比重を置くところが共通していて、すべて世界初録音。
名手アルフレート・ピアッティに捧げられた第1番は、アダージョがブラーム
スの間奏曲のねっとりした世界観を思わせるもの。これも名手ルートヴィヒ・
ルベルに献呈された第2番は、作品番号がかぶる、未出版の同じ調性による交
響曲と主題、着想が同じだと考えられています。正式には“ピアノとチェロの
ためのソナタ”というタイトルをもち、ピアノが主役となっている第3番は、
カザルスの一番弟子でマネージャーとなる、チャールズ・キースゲンに捧げら
れています。リスト音楽院でクルターグ、ラドシュに同じく師事したデュオに
よる息の合った演奏でどうぞ。



<harmonia mundi>
HMU 807463 \2500
「天上のハーモニー」
トマス・タリス:大司教パーカーのための9つの詩編歌
ウィリアム・バード:モテット、ペンテコステのためのミサ曲
スティレ・アンティコ
録音:2007年5月(All Hallows教会/ロンドン)
「終祷のための音楽」(HMU 807419/ 907419)でデビュー、美しいハーモニーで
私たちの心を浄化した古楽のヴォーカルアンサンブル、スティレ・アンティコ
の第2弾は、タリスほかのミサ曲。教会の素晴らしい音響空間の中で、タリス
やバードの美しい多声音楽が鳴り響くさまは感動的です。タリスの「大司教パ
ーカーのための9つの詩編歌」は、プロテスタントの音楽美学の結晶のような
作品で、禁欲的で、何よりも聖書の言葉がくっきりと響くことが重視されてい
ます。一方、カトリックのバードの作品は、強い表現力で、言葉のもつ感情に
訴える要素を極限まで表現しつくしています。ここに収められている作品は比
較的小規模の合唱グループを想定して書かれており、テーブルを囲んで、また、
個人所有のチャペルなどで演奏されることが多かったようです。スティレ・ア
ンティコは、曲によって編成を変えながら、ピュアで美しい歌を聴かせてくれ
ています。

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