クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-03 No.11

2008年03月06日 18時56分25秒 | Weblog
★価格変更のご案内★
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よろしくご検討ください。

<RCA RED SEAL>
88697270722 15枚組 \8550 ※価格変更 \6800
完全初回生産限定盤
モンセラート・カバリエ、オリジナル・ジャケット・エディション

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<naive>
V 5130 \3580
★120ページ豪華フルカラーブックレット付き
ビゼー:
「アルルの女」組曲,
「カルメン」前奏曲と間奏曲
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル,リヨン歌劇場合唱団
録音:2007年
ミンコフスキがnaiveに移籍!デビューCDは、ビゼーの「アルルの女」と「カ
ルメン」!ミンコフスキは近年「カルメン」を積極的に取り上げて大好評を得
ていました。このビゼーの二大傑作の録音も大名演!「アルルの女」は、通常
演奏される第1組曲(4曲),第2組曲(4曲)に加え、合唱曲を伴なった音楽などを
7曲を両組曲の間に置き、劇附随音楽の主要な音楽をあらかた網羅しています。
有名なファランドールの熱狂はさすがミンコフスキ!「カルメン」は、前奏曲
と、間奏曲3つを収録。2008年のミンコフスキはますますの飛躍間違いなし!
今後naiveでの活躍にご期待ください!

V 5116(DVD-Video) \3580
accentus transcriptions
アクサントゥス-トランスクリプション集
【第1部】
(1)「恋人の青い眼」-マーラー:『さすらう若人の歌』より第4曲
(2)「魅惑の笛」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
(3)マーラー:
「いかなるドイツの空も」〔原曲:交響曲第5番第4楽章アダージェット〕
(ジェラール・ペソン編1958年)
(4)「つれない人」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
(5)「温室にて」-ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より第3曲
(6)「葬送の歌」-シューベルト:『死と乙女』
(7)「夜と夢」-シューベルト:『夜と夢』D 827
(8)バーバー:
「アニュス・デイ」〔弦楽のためのアダージョOp.11を作曲者本人が編曲〕
【第2部】
(1)「冬」-ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」
(2)ドビュッシー:「夕べの鐘」(クリュトゥス・ゴットヴァルト編)
(3)「妖精の園」-ラヴェル:『ラ・メール・ロワ』より第5曲
(4)「眠りの森の美女のパヴァーヌ」-ラヴェル:
『マ・メール・ロワ』より第1曲
(5)「死の大地」-プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より
(6)「別離と忌避」-マーラー:『若き日の歌』第12曲
(7)「雪の上の足跡」-ドビュッシー:『前奏曲集』第1集より第6曲
(8)「私はこの世に捨てられて」-マーラー:
リュッケルトの詩による歌曲集より
(9)「ラクリモーサ」-ショパン:練習曲変ホ短調op.10-6
ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス
録音:2001年&2006年
2007年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭で来日し、その端正な指揮姿で聴衆を魅
了したロランス・エキルベイ率いる、名人ヴォーカル集団アクサントゥス。
「トランスクリプションズ」(V 4947、V 5048)は、ヨーロッパを中心に大ブレ
イクしたタイトル。クラシックの名曲を合唱用に編曲し、様々な詩人が詩をつ
けたものですが、その独特のいやしの世界と声の重なりの魅力に誰もがとりこ
になりました。2枚リリースされている「トランスクリプション集」から選り
すぐりの作品たちを、アンディ・ゾマー監督の美しい映像で目でも耳でもたの
しんでしまえるのがこのDVD。幻想的な風景、演奏シーンがうまくコラージュ
されており、見ていて心が浄化されてゆき、日常のいやなことが身体から抜け
出て、昇華してゆくのを感じます。




<Bel Air>
BAC 032(DVD-Video) \4950
プルースト-失われたときを求めて【バレエ】
振付:ローラン・プティ
コーエン・ケッセルス(指)パリ・オペラ座管弦楽団
アルベルティン:エレオノーラ・アッバニャート
若き日のプルースト:エルヴェ・モロー、
シャルリュス男爵:マニュエル・レグリ
サン・ルー:マチュー・ガニオ、
ヴェルデュラン夫人:ステファニー・ロンベール
収録:2007年3月/パリ・オペラ座(ガルニエ)/ライヴ収録
今年の5月に来日も決定している、今もっとも熱いバレエ、パリ・オペラ座。
これは、プルーストの「失われた時を求めて」のいくつかのシーンをバレエに
したてたもの。音楽も、物語や時代背景と縁のあるものが選ばれています。
今をときめくダンサー達が勢ぞろいしている舞台。小説の中では、パリの社交
界における淫らな男女関係のことも書かれていますが、バレエの中にもどきど
きしてしまう官能の世界が広がっています。男性3名と女性1名の4人によって
踊られる「知られざる世界との出会い」では、女性が上半身裸身で登場。舞台
のバックスクリーン全体が白く明るくなっているので、ほとんどシルエット
しか見えませんが、ドビュッシーのハープと弦楽のための舞曲の音楽と共に、
ミステリアスな中に官能の世界が広がっています。また、特筆すべきはマチュ
ー・ガニオの妖しい美しさでしょうか。彼は、小説中に登場するサン・ルー役
で登場しています。サン・ルーは非常に好ましい性格の青年で、男性の勇気と
美しさの象徴のような存在ですが、結婚していながら同性愛の傾向もある人物。
「背徳」の恋に迷いながらも溺れてゆくさまを、アクロバティックな動きもし
ながら、フォーレの「エレジー」のメロディーとともにマチューは見事に演じ
ています。社交界の華やかなシーンや、社交界の美しい女性たちによる華麗な
群舞なども多く見られ、非常に見ごたえのある一大物語です。





<HUNGAROTON>
HCD 32542 \2080
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽四重奏曲全集Vol.1
(1)第1番[二重フーガとロンド]Op.5(1923)
(2)第3番Op.11(1929)
(3)第4番Op.12(1930)
アウアー四重奏団
ヴィルモシュ・オラー、ガーボル・ベラーン(Vn)
チャバ・ガールフィ(Va)
アーコシュ・タカーチュ(Vc)
録音:2007年11月15-20日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ

HCD 32543 \2080
ラースロー・ライタ(1892-1963):弦楽四重奏曲全集Vol.2
(1)第5番Op.20(1934)[弦楽四重奏のための5つのエチュード]
(2)第7番Op.49(1950)
(3)第9番Op.57(1953)
アウアー四重奏団
ヴィルモシュ・オラー、ガーボル・ベラーン(Vn)
チャバ・ガールフィ(Va)
アーコシュ・タカーチュ(Vc)
録音:2007年ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
20世紀前半のハンガリーにおけるずば抜けた作曲家、民俗音楽学者、教師のひ
とりと考えられているライタ(1892-1963)。バルトークの親密な仲間で、ハンガ
リー音楽の研究に多大な影響を及ぼしました。総数69の作品は映画音楽にいた
るまで全ジャンルにおよび、パリでダンディに師事した経験もあり、作風はみ
ずから公言するようにフランス印象派に、また同様にハンガリーや東欧の民俗
音楽にも通じたもの。
このたび全集シリーズとして2枚同時リリースとなる弦楽四重奏は、創作活動を
通じてひんぱんに書かれ、1953年の作品58まで全部で10曲を数えます。時期も
ほとんど重なることからバルトークの弦楽四重奏に大いにインスパイアされて
書かれ、ハンガリー内外のアンサンブルによって演奏されてきました。ちなみ
に1920年代にライタはまたアメリカのロート、自国ではヴェーグ、タートライ
といったカルテットを指導しています。
ライタの国際的名声を得るきっかけをつくった弦楽四重奏第3番。アメリカン・
エリザベス・スプラーグ=クーリッジ財団から賞金を授与され、欧米の多くの
都市で初演されています。このほか息子のアベル夫婦に捧げられた第9番では、
フィナーレにトランシルヴァニアの舞曲による主題が聞こえるなど、じつに多
彩。バルトークが書いた不滅の6曲に次ぐ充実の内容となっています。演奏を
手がけるアウアー四重奏団は1990年リスト音楽院の学生たちによって結成され
たアンサンブルで、幾多のコンクール入賞歴のほかすでに録音も多数。

HCD 32462 \2080
エマヌエル・モール(1863-1931):チェロ・ソナタ集
第1番ハ短調Op.22 / 第2番イ短調Op.53 / 第3番イ短調Op.76
ペーテル・サボー(Vc)
アドリエンネ・クラウス(P)
録音:2007年1月29日-2月2日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
いまではほとんど忘れるにまかせたままのモールは、ハンガリーに生まれたピ
アニスト、オルガニストで作曲家。自身の名前を冠した楽器のデザインも考案
しています。ちなみに、かのリリー・レーマンが欧米で演奏旅行する際に、伴
奏者、ピアニスト、指揮者として同行したのがかれ。作曲家としては8つの交響
曲、3つのピアノ協奏曲、4つのヴァイオリン協奏曲のほかオペラもいくつか書
くほど、かなりの多作家でもありました。
彼はまたカザルスのお気に入りで、才能を高く買っていた師をはじめ、クライ
スラー、イザイ、フレッシュらからも作曲を依頼されています。その‘カザル
スの楽器’のために書かれたソナタは、急-緩-急の3楽章形式、ロマン派の様
式、ピアノ・パートに比重を置くところが共通していて、すべて世界初録音。
名手アルフレート・ピアッティに捧げられた第1番は、アダージョがブラーム
スの間奏曲のねっとりした世界観を思わせるもの。これも名手ルートヴィヒ・
ルベルに献呈された第2番は、作品番号がかぶる、未出版の同じ調性による交
響曲と主題、着想が同じだと考えられています。正式には“ピアノとチェロの
ためのソナタ”というタイトルをもち、ピアノが主役となっている第3番は、
カザルスの一番弟子でマネージャーとなる、チャールズ・キースゲンに捧げら
れています。リスト音楽院でクルターグ、ラドシュに同じく師事したデュオに
よる息の合った演奏でどうぞ。



<harmonia mundi>
HMU 807463 \2500
「天上のハーモニー」
トマス・タリス:大司教パーカーのための9つの詩編歌
ウィリアム・バード:モテット、ペンテコステのためのミサ曲
スティレ・アンティコ
録音:2007年5月(All Hallows教会/ロンドン)
「終祷のための音楽」(HMU 807419/ 907419)でデビュー、美しいハーモニーで
私たちの心を浄化した古楽のヴォーカルアンサンブル、スティレ・アンティコ
の第2弾は、タリスほかのミサ曲。教会の素晴らしい音響空間の中で、タリス
やバードの美しい多声音楽が鳴り響くさまは感動的です。タリスの「大司教パ
ーカーのための9つの詩編歌」は、プロテスタントの音楽美学の結晶のような
作品で、禁欲的で、何よりも聖書の言葉がくっきりと響くことが重視されてい
ます。一方、カトリックのバードの作品は、強い表現力で、言葉のもつ感情に
訴える要素を極限まで表現しつくしています。ここに収められている作品は比
較的小規模の合唱グループを想定して書かれており、テーブルを囲んで、また、
個人所有のチャペルなどで演奏されることが多かったようです。スティレ・ア
ンティコは、曲によって編成を変えながら、ピュアで美しい歌を聴かせてくれ
ています。

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