クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-01 No.21-2

2007年01月21日 10時01分43秒 | Weblog
<Cavalli>
CCD 225 \2180
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):弦楽四重奏曲集第2巻
弦楽四重奏曲イ長調Op.1-1/同ハ短調/同ハ長調Op.1-5/同ホ長調/
同ト長調Op.1-6
ヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団
18世紀ドイツで生まれマンハイムで音楽教育を受けたのち、その活躍の場を
北欧のスウェーデンへと移したクラウス。今回のリリースは第1弾(CCD 224)
の続編となっている。コンチェルト・ケルンのディレクター兼コンサート・
マスターのエルハルト、国際ヨーゼフ・マルティン・クラウス協会に会長で
あると同時にアルペジョーネの使い手として大きな話題を呼んだダルムシュ
タットを擁するヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団による綿密な
構成による演奏はお見事。

CCD 275 \2180
恋する果実 ――
W・バード:ブラウニング、プレリュードとグラウンド
J・ダウランド:《ラクリメ、または7つの涙》より
クリストファー・タイ(ca.1505-1572):
In Nomine、Amavit eum dominus、O lux beata trinitas
アウグスティーヌ・バッサーノ(?-1604):
パヴァーナ、ガリアルダ、コラント
A・ホルボーン:組曲より/他 全23曲
ビー・ファイブ・リコーダー・コンソート
リコーダー奏者であり、音楽学者としても世界的に活躍しているペドロ・メ
メルスドルフ教授の下で学んだ5人の若手リコーダー奏者が奏でるエリザベ
ス朝時代のコンソート音楽集。

CCD 284 \2180
フリードリヒ・ハンミッヒJr制作のバセットホルン ――
W・A・モーツァルト:ディヴェルティメント K.439b-4
ゲオルク・デュルチェツキー(1745-1819):
ディヴェルティスマン第1番-第3番
ヨハン・ヨーゼフ・ロスラー(1771-1813):パルティータ
アントン・スタッドラー(1753-1812):18の三重奏曲より
クラリモニア
モーツァルトが非常に重要視していた楽器であるバセットホルン。1800年頃
ウィーンで工房を営んでいたフリードリヒ・ハンミッヒJrが制作したクォリ
ティの高い銘器を用いた録音なのである。ドイツ出身の3人のスペシャリスト
が奏でるバセットホルンの音色は、柔らかく包み込むような魅力を持ってい
る。

CCD 142 \2180
ルーマニアのピアノ作品集 ――
マルティアン・ネグレア(1893-1973):夜想曲変ホ長調
シギスムント・トドゥツァ(1908-1991):パッサカリア
G・エネスコ:
トッカータ、サラバンド、メロディ、ブルレスケ、Carillon nocturne
ダン・デデュー(1967-):前奏曲、Les Baricades Misterieuses
パウル・コンスタンティネスク(1909-1963):
ピアノのための3つの小品より
ダニエル・ゴイティ(ピアノ)
1991年のジョルジュ・エネスコ国際コンクール、1992年のシュナーベル国際
コンクールを制覇した名手の演奏によるルーマニア一色のピアノ・アルバム。
東欧音楽ファンは要チェック!

CCD 277 \2180
ヤーコプ・リヒマン(ca.1680-1726):
ヴィオラ・ダ・ガンバと6つの通奏低音のためのソナタOp.1
サビーナ・レアマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハラルト・マルテンス(ヴィオローネ)、
セップ・ホーレンシュタイナー(アーチリュート)、
ミヒャエル・エーベルト(オルガン&チェンバロ)
18世紀のドイツとフランドルにおいて、作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
として活躍したとされるリヒマンの現存する唯一の作品の録音。





<Thorofon>
CTH 2469 \2180
アン・ギャルド! ――
藤井敬吾(1956-):マンドリンとギターのためのソナタ
ステフェン・ファンク・ピアーソン(1952-):マウンテン・ムーア
ハイメ・ミルテンバウム・ツェナモン(1953-):とまどい第6番
アルフォンソ・カルロス・ミゲル(1956-):バック・トゥ・シリウス
マキシモ・ディエゴ・プジョル(1957-):カフェ・パラ・ドス
A・ピアソラ:オブリヴィオン
J・フランセ:ディヴェルティスマン
シュテフェン・トレッケル(マンドリン)、
ミヒャエル・トレスター(ギター)
権威ある「Echo Klassik」の受賞経験を持つギターのトレスターと、多くの
国内外のコンクールで入賞経験を持つマンドリンのトレッケルのコンビによ
るマンドリン&ギター・デュオの近代作品集。凄腕のアーティストによる演
奏で撥弦楽器の魅力を余すことなく伝えてくれるアルバムである。

CTH 2537 \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909-):
ピアノ協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/オーボエと弦楽オーケストラのた
めの室内協奏曲/弦楽オーケストラのための交響曲第2番
アンドレア・リーバークネヒト(フルート)、
フランソワ・ルルー(オーボエ)、
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)、
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)、
ミュンヘン室内管弦楽団
トロフォン(Thorofon)が積極的にリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテ
ラン、ゲンツマーの作品集に超一流のソリストが集結!元ケルン放送響の首
席奏者リーバークネヒト、ヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者であり現
在最高と称されるルルー。そして元ベルリン・フィルのコンサート・マスタ
ー、クスマウルなど豪華な面々がその妙技を存分に披露してくれている。

CTH 2541 \2180
2005年国際シューベルト・ピアノ・コンクール優勝記念 ――
F・シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958、春の想い(リスト編曲)、
水の上にて歌わん(リスト編曲)
R・ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
P・I・チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):
演奏会用組曲《くるみ割り人形》
川島基(ピアノ)
10歳からピアノを始めた川島は東京音楽大学大学院を主席で修了。その後ベ
ルリン芸術大学などドイツで研鑽を積み、2005年国際シューベルト・ピアノ
・コンクールで見事に優勝を飾った期待の逸材。現在はベルリンに居を構え
活発な演奏活動を展開している。(ブックレットには日本語曲目表記&プロ
フィールが掲載)




<Antes Edition>
BM-CD 31.9216 \2180
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40/交響曲第3番イ短調Op.44
アンドレアス・ジェッター(ピアノ)、
ディートリヒ・シェラー=マンノ(指揮)、
モルドヴァ・フィルハーモニック管弦楽団
アンドレアス・ジェッターはロシアで研鑚を積み、モスクワ・フィル、香港
フィル、ブカレスト・ナショナル・ラジオ管などと共演を行ったきたドイツ
のピアニスト。旧ソ連の小国モルドバ共和国のオーケストラの演奏も興味深
いところ。1999年&2000年のライヴ録音。

BM-CD 31.9219 \2180
カール・ミヒャエル・コンマ(1913-):夕べの幻想/変容
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)、飯森範親(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
1994年にレベッカ・ラスト&フリードリッヒ・エーデルマン夫妻が皇居桃華
楽堂で御前演奏を行った「皇太子ご成婚慶祝曲」の作曲者であるドイツの大
ベテランが書き上げた管弦楽作品集。1993年&2003年の録音。

BM-CD 31.9222 \2180
エミール・フォン・レズニチェク(1860-1945):
交響曲第5番《舞踏交響曲》/歌劇《ドンナ・ディアナ》より
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
ドイツ語圏の歌劇場の指揮者を歴任し、ベルリン音楽アカデミーの一員にも
選出されたオーストリアの作曲家。交響曲第5番は副題の通り、舞踏会のシー
ンを思い描かせてくれる作品である。

BM-CD 31.9223 \2180
マックス・シェーンヘル(1903-1984):
弦楽のためのバラード、序曲、グロテスクな踊り、バーデン・ダンス、
組曲《ミュージカル・フェスタ》
L・ボッケリーニ:
マドリードの通りの夜の音楽(シェーンヘル編曲による弦楽オーケストラ版)
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
オーストリア放送管弦楽団の創設者としてその名を残す指揮者であり作曲家
でもあったマックス・シェーンヘルの作品集。ボッケリーニの作品のアレン
ジも併録されている。

BM-CD 31.9224 \2180
J・ケージ:Sounds of Venice(ヴァージョン1&2)
ステファン・リーネンカンパー(1963-):Mind the Gap...
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):Stykyra
ヴィオレタ・ディネスク(1953-):Ismail si Turnavitu
ベルント・フランケ(1959-):Half-way house
エッケルト・バインケ(1956-):68
デュオ・コンラディ=ゲーレン
様々な奏法を駆使したギター・デュオによるコンテンポラリー・アルバム。





<Rondeau>
ROP 6012 \2180
ディスカントゥの音楽II ――
F・シューベルト:詩篇第23番D.706,Op.132、セレナード
ロベルト・フックス(1847-1927):
冬の歌Op.66-2、妖精と小人Op.66-1、Letzter Wille Op.65-1
マルタ・アルター(1904-1976):Two Plato Settings
ヴィータウタス・ミスキニス(1954-):アヴェ・マリス・ステラ第2番
ジークフリート・ストローバッハ(1929-):アヴェ・マリア
クヌート・ニーステッド(1915-):Der Olbaum spricht Op.177
ポール・スタンホープ(1969-):ジオグラフィーVI
ヘンリク・コールディング=ヨルゲンセン(1944-):オザンナ!
ヤーコ・マントヤルヴィ(1963-):Presudo-Yoik Lite
シモーネ・ブルックナー(ソプラノ)、
スザンヌ・アイホルン(フルート)、
スザンヌ・ユッツ=ミルツチスキ(ピアノ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
1989年より活動を行っているドイツの女声合唱団「ミュンヘン女声合唱団」
のロンドー(Rondeau)移籍第1弾。 19世紀から20世紀、そして21世紀にか
けて作曲された高声のための合唱曲を収録。ちなみにニーステッドの作品は
2003年にミュンヘン女声合唱団の委嘱によって作曲された作品。

ROP 4023 \2180
パウル・ゲルハルト(1607-1676)-バロックの詩人とルター派の牧師
オットー・サンダー(語り)、マルティン・ペツォルト(テノール)、
トルステン・ラウ(オルガン)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と
評されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集。

ROP 7002 \2180
ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ-1977年 ――
諸人こえあげ(全19曲)
ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、ハノーファー少年合唱団
クォリティの高い合唱アルバムを次々と送り出しているロンドーが取り組む
「ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ」。宗教作品を中心とした
録音は1977年1月の収録。

ROP 6013 \2180
ペーター・ウィートリヒ:きよしこの夜-ルートヴィヒ・トーマの作品による
モニカ・バウムガルトナー(語り)、
マルリス・ニューマン(ハープ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
ドイツの小説家、劇作家ルートヴィヒ・トーマ(1867-1921)の作品と同じ
くドイツの作曲家ウィートリヒの楽曲を組み合わせた合唱とハープのための
作品。





<Quartz>
QTZ 2051 \2080
J・S・バッハ(エシュパイ編曲):
ゴルトベルク変奏曲BWV.988(木管四重奏版)
ホームカミング木管アンサンブル
旧ソ連の奇才アンドレイ・エシュパイの手によって新たな姿へと変貌を遂げ
た永遠の名曲「ゴルトベルク変奏曲」!1997年から活動を始めたホームカミ
ング木管アンサンブルはロシアとドイツの演奏家によるオーボエ、イングリ
ッシュ・ホルン、ファゴットという一風変わった編成による木管アンサンブ
ルである。

QTZ 2050 \2080
J・S・バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027
同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調BWV.1029/シャコンヌ
井上祐子(ヴィオラ)、キャスロン・スタロック(ピアノ)
英国王立音楽院の教授の任にあり、1852年フランス製のJ・B・ヴィオームの
ヴィオラを駆使してイギリスを拠点に活躍中の井上祐子によるバッハ・アル
バム。解説は井上祐子自身によるものであり、このアルバムは制作のきっか
けを与えてくれた両親へ捧げられている。(ブックレットには日本語解説&
プロフィールが掲載)

QTZ 2046 \2080
リチャード・ブラックフォード(1954 -):完全なる鏡
イン・ホワン(ソプラノ)、ボー・スコウフス(バリトン)、
リチャード・ブラックフォード(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、ボーンマス交響合唱団、
バラード・レーン・オウレパラトリー・スクール・コアー
オックスフォード大学べリオール・カレッジでコンポーザー・イン・レジデ
ンスを務めるイギリスの作曲家ブラックフォードの自作自演盤。「完全なる
鏡」は英国王立音楽院で1996年3月に初演が行われた声楽付きの作品。

QTZ 2052 \2080
マルヤン・モゼティヒ(1948-):Affairs of the Heart
エレーナ・ランガー(1974-):プラッチ(世界初録音)
A・シュニトケ:ヴァイオリンとチェロ、ヴィオラのための協奏曲
エド・ベネット:Sometimes It Rains
ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)、マキシム・リサノフ(ヴィオラ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)、
マイケル・トムズ(指揮)、
ニュー・プラハ・フィルハーモニア、
西カザフスタン・フィルハーモニック管弦楽団
旧ソ連圏出身のアーティストたちの共演によるヴァイオリンのための作品集。
指揮者のマイケル・トムズはクォーツ・レーベルのクリエイティヴ・ディレ
クターでもある。西カザフスタン・フィルやニュー・プラハ・フィルなどマ
ニアの興味をそそるオケの起用も面白い。





<Amon Ra>
CD-SAR 43 \2080
カルロス・セイシャス(1704-1742):チェンバロのためのソナタ集 ――
ソナタ ニ短調/同ニ短調/同イ長調/同嬰へ短調/同ホ長調/同ハ短調/
同ト短調/同ニ短調/同変ロ長調/同変ホ長調/同ト短調
ロバート・ウーリー(チェンバロ)
ドメニコ・スカルラッティの下で学んだポルトガルの作曲家セイシャス。そ
の作品の多くは1755年のリスボン大地震で失われてしまい、限られた作品の
みが現存している。1785年ホアキン・ホセ・アントゥネス製というポルトガ
ルの非常に珍しいチェンバロを使用。1988年12月の録音。

CD-SAR 52 \2080
レア・バロック・フルート協奏曲集 ――
G・タルティーニ:フルート協奏曲ト長調
J・J・クヴァンツ:フルート協奏曲ホ短調
J-C・ノード:フルート協奏曲ニ長調Op.11-1
F・ベンダ:フルート協奏曲ト長調
ニール・マクラーレン(フルート)、
ケンブリッジ・バロック・カメラータ
タルティーニやクヴァンツなどのフルート協奏曲をイギリスのソリストがピ
リオド楽器で収録したタイトル。珍しい録音も収録されており、ピリオド楽
器ファンやバロック・ファンには特に嬉しいところ。1991年1月の録音。

CD-SAR 56 \2080
ヨハネス・レジス:O admirabile commercium
ヤーコブ・オブレヒト:Factor orbis、Salve crux
ジョスカン・デ・プレ:Peter rerum serie
アントワーヌ・ブルーメル:Nato canunt omnia、Anthoni usque limina
ギョーム・デュファイ:Ave regina celorum
ジェイムズ・ウッド(指揮)、
ニュー・ロンドン室内合唱団
指揮者のウッドによって1981年に結成されたニュー・ロンドン室内合唱団に
よるフランドル楽派の合唱作品集。1991年11月の録音。

CD-SAR 57 \2080
ミシェル・コレット(1709-1795):
ソナタ ニ短調/同ニ長調/同ニ長調/同ホ短調/同イ長調/同ヘ長調/
同ニ短調/同ト長調/同ホ短調
ヌーヴォー・クヮルテット
コミック協奏曲の作者として知られるフランスの作曲家コレットのソナタ集。
ヌーヴォー・クヮルテットはピリオド楽器によるフルート、ヴァイオリン、
チェロ、チェンバロの四重奏団。1991年9月の録音。





<Iber Musica>
IM 003-3 \2180
エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ
フェルレル・フェルラン(1966-):
シンフォニエッタ第1番《エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ》/ホビントゥ/
コンスエロ・シスカル/交響幻想曲《エル・キホーテ》/エル・カラコル・
ミファソ/ジャンヌ・ダルク/スペイン序曲《ティオ・アルベローラ》
フェルレル・フェルラン(指揮)、
バンダ・プリミティヴァ・デ・パイポルタ

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07-01 No.20-1

2007年01月20日 11時56分46秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMC 901953 \2250
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲
(1)第6番 ト長調 作品101 
(2)第8番 ハ短調 作品110 
(3)第11番 ヘ短調 作品122
エルサレム弦楽四重奏団
アレクサンダー・パヴロフスキー(Vn1)、アミハイ・グロス(Vn2)、
セルゲイ・ブレスラー(Vla)、キリル・ズロトニコフ(Vc)
2004の初来日につづき、今回が2度目の来日となる、エルサレム弦楽四重奏
団。4人の間にただよう音楽の空気感は、なんとも気高くよい雰囲気です。
若手ながら技巧にはしることなく、常に作品に対して真摯な態度で接してい
るのがよくわかる、知性にも裏打ちされた演奏をするクヮルテット。チェロ
の奏者が使用している楽器は、ジャクリーヌ・デュ・プレが愛用していたセ
ルジオ・ペレッソンで、ダニエル・バレンボイムより貸与されている逸品で
す。第6番は1956年の作。この年ショスタコーヴィチは4つの作品しかのこし
ていないだけに、重要な作品。田園的な明るい雰囲気が魅力の一曲です。
第8番は、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の中でも名曲のひとつ。「ファ
シズムと戦争の犠牲者の思い出に」捧げられており、自身の旧作から様々な
主題を転用しており、作曲者の自伝的作品ともいえるものです。クヮルテッ
トのメンバーは、ひとつひとつの主題の意味を徹底的に追求して演奏してお
り、説得力抜群です。第11番は、アンサンブルの難しい技巧が用いられた作
品。瞑想的な雰囲気をもった作品で、クヮルテットのもつ叙情性がひかります。




<ALPHEE>
ALPHEE 9502003 \2250
「ネルソン・フレイレ・イン・コンサート」
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K.332
(2)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
(3)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30
(4)ドビュッシー:「映像第1集」より 水の反映
(5)同:「映像第2集」より 金色の魚
(6)ヴィラ=ロボス:カボークロの伝説
(7)同:オリオンの三つ星
(8)アルベニス:組曲「イベリア」より エボカシオン
(9)同:ナヴァーラ
ネルソン・フレイレ(P)
録音:1984年3月25日カナダ、トロント、ロイ・トムソン・ホール(ライヴ)
[カナダ放送制作]
1944年ブラジル生まれのフレイレは、リリカルで透明感ある音色の美しさで
お客を呼べる数少ない現代のヴィルトゥオーゾ。
前日にチューリヒから8時間のフライトでトロント入りし、翌日昼間の2時に
開演となったトロントでのリサイタルは、用意した2500席が完売したといい
ます。美質がよく顕れたシューマンやモーツァルトに、ドビュッシーに加え
て、ルーツを感じさせずにおかないラテンのプログラムまで内容もヴァラエ
ティに富んでいます。使用楽器はスタインウェイ。

ALPHEE 0604017 \2250
(1)ショーソン:ピアノ四重奏曲イ長調Op.30
(2)フランク:ピアノ五重奏曲へ短調Op.14
アンサンブル・ミュジク・オブリク
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー、マルシャル・ゴティエ(Vn)
シルヴィア・シミオネスク(Va) ディアナ・リゲティ(Vc) 
マリア・ベローウソヴァ(P)
録音:2005年11月23 & 24日パリ5区、サン=マルセル教会
ハルモニア・ムンディ・フランスのルクーやカプレの室内楽曲でおなじみの
器楽集団アンサンブル・ミュジク・オブリク。フランス室内楽シリーズの続
編ともいうべき、なんともおしゃれなアルバムを作りました。
“ショーソンはわたしたちの世代の誰よりもフランクの直系にあたる”と
デュパルクに言わしめたように、師弟による室内楽の名作を収録しています。
フランクはサン=サーンスに献呈されながら拒否されたいわくつきの作品。
そのわけは曲に通低する、フランクの弟子オルメスへの激しい思いのたけを
感じ取ったからといわれます。死の2年前に書かれたピアノ四重奏は、ショー
ソンにしては異例ともいえる明るく喜びいっぱいのムードが特徴。演奏も超
一級でおすすめです。




<harmonia mundi FRANCE / JVC>
JMXR 24202 \3180
日本語解説・帯付
2chオリジナルマスター使用
「タランチュール=タランテラ」
アンティドトゥム・タラントゥレー(毒グモの解毒剤)/コレア(舞曲)/
タランテラ第1・第2・第3旋法/神秘な防壁/ナポリのタランテラ;フリギア
旋法ブクステフーデの固執低音によるナポリのタランテラによるリトルネロ
われは喜ぶ:詩篇第121番/タランテーラ/タランテラ、またの名クラウズラ/
タランテーラ第1・第2・第3番/タランテラ;ヒポドリア旋法/ラ・タランテ
ーラ/スコットランドのジグ/タランテーラ/タランテーラス/カントリーダン
ス「走る歩兵」/ラ・タランテーラ/魔法使いたちの踊り/タランテーラI-VI
/ナーナ・アンダルーサ(アンダルシアの子守歌)/タラント・デアルメリア
グレゴリオ・パニアグワ(指)
アトリウム・ムジケー古楽合奏団
録音:1976年10月/xrcdリマスタリング:2006年9月12日
急拍子のナポリ舞曲“タランテラ”はイタリア南部タラントの地名に由来す
るといわれ、またいわゆる音楽療法のひとつ、毒グモ“タランチュラ”に咬
まれた際にこれを踊ると治るという民間伝承と結びついてきました。これを
テーマに医学も修めたパニアグワが研究を重ねて、自由に遊んだ傑作アルバ
ム「タランチュール=タランテラ」。文献資料をもとに自ら制作した古楽器
のヴァラエティ豊かな音色が、うきうきする楽しさとなんともいえない安ら
ぎを与えてくれます。

JMXR24201 \3180
日本語解説・帯付
2chオリジナルマスター使用
「古楽狂想-ラ・フォリア」
生命の泉-天使的早発性痴呆の-ソファミレドによる/途方もなき-微小なる栄
光の-ガラスの/フォリアに寄せる祈り-名声は飛んで行く-レモン風・南欧風
/肝要なる・根源的の(一名《何ひとつ我に関せず》)-正調インド風-逆流的
/貴族的倹約の/繊細なる-深き淵より//壁の外に/通俗的なる//人々に知られ
ざる-そこはかとなくやわらかき/北欧的にして荒涼たる-平凡にして金色な
る/いとも高貴なる-退嬰的かつ退廃的なる/牧人らの-数学的:怒りの日-黄
昏の-無名の-わが霊魂は悲し-武装せる強き騎馬兵の-大胆の:運勢は助く-
包皮なき-教会風の/劇場風かつ偽善的の-田園の-いまひとつの完全にインド
風な/天界的忍耐の-偽装的逃亡および凱旋の車
グレゴリオ・パニアグワ(指)
アトリウム・ムジケー古楽合奏団
録音:1980年6月/xrcdリマスタリング:2006年9月12日
原題「スペインのフォリア」。こちらも「古代ギリシャの音楽」同様にロン
グセラーを続ける、もはやまったく説明不要の名盤中の名盤です。フォリア
とはスペイン(イベリア半島)起源の舞曲で、‘狂気’というトスカーナ語
に由来して正気を失うほどにとても騒々しいもの。ここでも細かい理屈など
吹き飛ぶ痛快なつくりはまさにアイデアの勝利!なお、このタイトルはSACD
化(HMC.801050)もされており、こちらとの聴き比べもまたオーディオ・
ファイルには楽しみなところです。



<Harmonia Mundi France>
HMC 901926 \2250
ブラームス:歌曲集
私の思いはあなたの許へ,調べのように僕に,サッフォー風の頌歌,
野にひとり,夜鶯,落胆,古い歌,夜鶯に,乙女は語る,君の青い目,
秘密,セレナード,永遠の愛について,死はすがすがしい夜,
教会の墓地にて,五月の夜,余韻,スペインの歌,乙女の歌,日曜日の朝に,
愛の誠,甲斐のないセレナード,乙女,テレーゼ,乙女の歌,狩り,
鍛冶屋,恋しい人のもとへ,日曜日,乙女の歌,子守歌
ベルナルダ・フィンク(Ms)
ロジャー・ヴィニョールズ(P)
ヤーコプスが絶大な信頼をおくメッゾソプラノ、ベルナルダ・フィンク。彼
女はアルゼンチン生まれですが、両親はスロヴェニアからの移民。数々のバ
ロック声楽曲で名高いフィンク、しかしリート・ファンの間では、ドイツリ
ートでも高く評価されている人です。既にシューマンの「女の愛と生涯」
(HMC 901753)などで高い評価を得ています。そしてブラームス。メッゾな
らではの滋味溢れるブラームスをたっぷり楽しめます。伴奏には、英国の名
伴奏ピアニスト、ロジャー・ヴィニョールズを迎え、万全です。




<avanti classic>
KDW 1(SACD-Hybrid) \2700
日本語解説・帯付
ファイヤー・ダンス
カールマン・チェーキ、ロビー・ラカトシュ編曲:
1.炎の踊り―ジプシー・ボレロ―ツィツコム・パラフレーズ
(J.シュハ・バログ)
2.パパ、見守っていて (ミシェル・ルグラン)
3.チフリコ (ルーマニア伝承曲) ―ゴット・ア・マッチ (チック・コリア)
4.バラノチカのキャンディー (ロシア伝承曲)
5.私の行くところにはいつも (R.ラカトシュ)
6.ディヴェルティメント (レオー・ヴェイネル)
7.残されし恋には (シャルル・トレネ)
8.イントロ (R.ラカトシュ)
9.さくらさくら (日本古謡)
10.ジャンゴ (ジョン・ルイス)
11.ビハリの思い出に (イヴォ・チャーンパイ) ―ヘイレ・カティ
(ヤーノシュ・ビハリ)
12. 6月11日の夜想曲 (カールマン・チェーキ)
ロビー・ラカトシュ&アンサンブル
ロビー・ラカトシュ(Vn)  ラースロー・ボーニー(第2Vn)
カールマン・チェーキ(P)
エルネスト・バンゴー(ツィンバロン)
オスカール・ネーメト(コントラバス)
アッティラ・ロントー(Gtr)
ハンガリーの伝説的なジプシー・ヴァイオリニストの家系に生まれ、ブダペ
ストのベーラ・バルトーク音楽院でクラシック音楽も学び、弱冠19歳にして
首席で卒業、数々の巨匠たちとの共演を果たし、その腕前をメニューインも
絶賛したという鬼才、ロビー・ラカトシュ。その類稀なるテクニックとセン
スで世界中を沸かせ続けています。レーベル移籍後の第一弾、4年ぶりのオ
リジナル・アルバムとなる本作は、ジプシーをルーツにもちながらも、トラ
ッドにとどまらず、ジャズ界の巨匠たちの作品から、日本古謡の《さくらさ
くら》まで、ジャンルの壁をいとも簡単に飛び越え、まさに“燃え上がる”
ような怒涛のパフォーマンスを繰り広げています。知られた名曲の、知られ
ざる魅力を引き出す、脅威の演奏集団ラカトシュ・アンサンブルの魅力を、
存分にご堪能ください。

5414706 10242(SACD-Hybrid) \2450
クレズマー・カルマ
ロビー・ラカトシュ&アンサンブル
ロビー・ラカトシュ&アンサンブルによる、2007年最新作。彼が率いるアン
サンブルに加え、フランツ・リスト室内管弦楽団、ユダヤ人シンガー、ミリ
アム・フックス、イタリアのアコーディオン名手アルド・グラナートらが参
加し、クレズマー(東欧起源のユダヤ音楽)風味濃厚な仕上がりとなっていま
す。もちろん、ジプシーをルーツにタンゴ、ジャズ、ファンク等々さまざま
な要素を取り込んで自分のカラーに染めてしまう、ユニークなエンターテイ
メント性と、怒涛の超絶テクニックも健在です。




<GRAND SLAM>
GS 2019 \2250
マーラー:大地の歌
キャスリーン・フェリアー(A)
ユリウス・パツァーク(T)
ブルーノ・ワルター(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1952年5月15、16日ウィーン、ムジークフェラインザール
使用ソース:Decca (U.K.) LXT 2721/2
■制作者よりこの復刻盤の意義について
マーラーの弟子、ブルーノ・ワルターによって初演され、初の全曲録音も行
われた「大地の歌」。そのワルターは1952年5月、ウィーン・フィル、フェ
リアー、パツァークの顔合わせでこの曲を英デッカに録音しましたが、これ
は発売以来、この曲の決定盤、ワルターの最高傑作として変わらぬ人気を誇
っています。CD時代になってもいち早くCD化され、最近では英デッカのオリ
ジナル・マスター・テープから96kHz/24ビットによる復刻CDも発売されま
した。このデッカによる素晴らしい音質の最新リマスター盤がカタログにあ
る以上、さらに復刻CDを重複させる意味はないようにも思われます。しかし、
このデッカ盤は本家による復刻CDとして尊重しつつも、現代的な感覚で化粧
を施したその音質には好みが別れるとも言えるでしょう。
GRAND SLAMシリーズでは初期LPの音質を可能な限り忠実に再現するように
心がけてきましたが、今回の「大地の歌」も同様の方針で制作しました。言
いかえれば、デッカのCDの音作りとは対照的なものです。LPからの復刻ゆえ
に盤に起因するノイズは避けられませんが、初期のモノーラルLPらしい明確
で引き締まった音質を獲得出来ました。他の復刻CDとはひと味違った感動を
もたらすものと確信しています。 (平林 直哉)
■解説書について
ワルター自身によるフェリアーの回想録を掲載します。彼女との出会いから
永遠の別れを簡潔につづったものですが、その愛情溢れる筆致は実に印象深
いものです。特にワルターがフェリアーと「大地の歌」の〈告別〉をピアノ
・リハーサルしている時、フェリアーが作品の素晴らしさに感動し、泣き出
したという下りは非常に感動的です。また、いつものように復刻に使用した
オリジナルLPの初出の批評(英グラモフォン誌)を抜粋掲載します。さらに、
パツァークの珍しい写真(サイン入り)やプログラム等も使用しています。
●おことわり LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。




<TDK>
TDKOC 022 \2450
ロベルト・シューマン:
海辺の夜-ロマンスとバラード第1集 op.45から第3曲
春の夜に霜がおりた-ロマンスとバラード第4集op.64 から第3曲「悲劇」II
ゆるやかに走る僕の馬車-4つの歌 op.142から第4曲
リーダークライスop.24
詩人の恋op.48
[アンコール:きみはあたかも一輪の花、自由の心、新緑、うつくしき未知、
ひとりでいる]
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
小林道夫(P)
録音:1974年10月17日 東京文化会館におけるライヴ
(アンコール:1974年10月13日)
20世紀最高のバリトン歌手フィッシャー=ディースカウ、来日公演の記録が
発売されます。
大歌手ディースカウほど高い技術と音楽性でドイツ歌曲を聴かせ、どの歌手
のなかでも飛び抜けた存在であったことは言うまでもなく、その豊かな声量
に聴衆は驚かされ、ホール全体に響き渡り歌詞が鮮明に脳裏に焼きつきます。
1974年50歳を目前にした絶頂期のディースカウが東京文化会館で繰り広げた、
至高のオール・シューマン・プログラムをご堪能下さい。

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07-01 No.20-2

2007年01月20日 11時56分08秒 | Weblog
<audite>
AU 95580 \2080
シューベルト:「冬の旅」
ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「アラベラ」からのアリア,場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヘルマン・ロイター(P)
録音:1952年
天下の大バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌った
「冬の旅」には、いったいいくつ録音があるのか、かなりのマニアでも分か
らなくなる状態(レコード会社への録音が7種、ライヴと映像を含めると、
10種を超えるそうな)。このCDは、1952年、ケルン放送への録音をCD化した
もので、正規盤はこれが初出。F-Dが復員した直後の、一番若い時の「冬の
旅」の録音(1948年)と、初のレコード用録音であったジェラルド・ムーア
の伴奏によるEMI録音(1955年)のちょうど間になります。1950年代前半は、
F-Dが、有望な青年歌手から国際的なスターへと駆け上がっていくまっただ
なか、その勢いをこの録音からも感じ取れることでしょう。





<FUGA LIBERA>
FUG 521 \1850
グラズノフ:
(1)交響曲第5番 変ロ長調 Op.55
(2)ピアノ協奏曲第1番ヘ短調 Op.92
セヴェリン・フォン・エッカートシュタイン (Pf)(2)、
ワルター・ウェラー(指)ベルギー国立O
グラズノフのピアノ協奏曲第1番は知名度こそ高くありませんが、聴き込むと
はまってしまう秘曲。この曲のピアノ・パートはピアノ・マニアの間で教祖
的な人気を誇るレオポルド・ゴドフスキが作曲者の依頼で念入りに書き直し
ていて、全く彼流の超絶技巧となっています。管弦楽はグラズノフならでは
の極彩色のオーケストレーション、メロディもロシア的な憂愁とバレエ音楽
のようなチャーミングなものまで豊富、1曲でゴドフスキとグラズノフが同時
に楽しめる優れもの。若手注目株のエッカートシュタインが見事な技巧と絶
妙な歌いまわしで驚きの名演を見せています。グラズノフを得意とするワル
ター・ウェラーの作品を熟知した解釈も魅力です。

FUG 516 \1850
マーラー/シェーンベルク&リーン編:大地の歌
アンドレ・ポスト(Ten)、マルグリート・ライセン(Ms)
オクサリス【シリー・ラウプ、フレデリク・ウルセル(Vn)、エリザベス・
スマルト(Va)、マルティーン・ヴィンク(Vc)、ケーンラート・ホフマ
ン(Cbs)、トーン・フレット(Fl)、ナタリー・ルフェーブル(Cl)、カレル
・ショーフス(Ob)、ゲールト・フィリップス(Fag)、 シモン・ハスペス
ラハ(Hrn)、ピエト・クイケン(P)、ディルク・ルイーメス(Hrm)、
バルト・ヴァンデルベーケ&ガブリエル・ロフェル(Perc))
録音:2005年8月
マーラー晩年の東洋的色彩に彩られた異色な交響曲の室内楽編曲版です。ち
なみにマーラー自身の手によるピアノ伴奏版も存在していますが、こちらは
1989年に国立音大講堂でサヴァリッシュのピアノ伴奏で世界初演されていま
す。この室内楽版は冒頭のスコア21ページ分を1920年にシェーンベルクが手
がけたものの未完に終わっていた草稿をライナー・リーンが加筆し1983年に
完成したもの。オリジナルが独唱2名と3管(ホルン4管)編成に加え、多彩
な打楽器を伴った大編成なのに比べるとぎりぎりまできりつめた編成である
点に。演奏自体はごくごくオーソドックスなので、この編曲版から浮かび上
がるマーラーの秘密を探求するにはちょうど良いといえるでしょう。もちろ
ん巨大編成のみが可能にする管弦楽の咆哮や浩々とした宇宙的広がりをここ
に求めることはできません。しかし「線」が一層明瞭になったことで明らか
になったのは、マーラーがどれほど大きな編成であっても小編成室内楽に匹
敵する緊密で凝縮された密度の音楽を書けた天才であったという事実です。
「告別」での弦のたゆたいなどは時にオリジナル合奏より孟浩然や銭起の詩
に肉薄しているように思わせる瞬間が確かに感じ取れます。オクサリスは
1993年にベルギーのブリュッセル音楽院の学生が設立したもので、優れた
アンサンブルとともに、華麗なコスチュームでも注目されている気鋭の団
体です。

FUG 518 \1850
ジョンゲン:
(1)ピアノ三重奏曲 ロ短調op.10 
(2)ヴァイオリンとピアノのための水彩画op.59 
(3)ピアノ三重奏のための2つの小品op.95
アンサンブル・ジョセフ・ジョンゲン
エリオット・ローソン(Vn)、マルク・ドゥロビンスキー(Vc)、
ディアヌ・アンデルセン(P)
録音:(1)(3)2006年4月、(2)2006年6月
近代ベルギーを代表する作曲家でありながら、なぜか日本では知られざる存
在に留まっていたジョセフ・ジョンゲン(1873-1953 ヨンゲンとドイツ風
に表記されている場合が多い)の魅力が一聴してわかるお薦めの1枚です。
初期作品のピアノ三重奏曲op.10(1896/7)では美しい旋律の魅力は認めら
れるにせよ、まだ故国の偉大な先輩フランクのエピゴーネンという印象です
が、「水彩画」(1918)やピアノ三重奏曲のための2つの小品(1931)に至
るとこれはもう唖然とするほかありません。同時代の偉大なフォーレやド
ビュッシー、ラヴェルに伍してまったく遜色を感じさせない高みに達した
作曲家がいくら時代の波に幾らかずれていたとはいえ「知られざる大作曲
家」に落ち着いてしまっているのは不思議というほかありません。もっと
も本国ベルギーでは再評価が著しく次々と新しい録音が登場しているよう
です。ここで演奏しているジョンゲンの名を冠したアンサンブルはアンデ
ルセン女史を中心として2002年に結成された新しい団体ですが、気品と音
色の点で作品にとてもフィットした演奏を行っています。

FUG 520 \1850
テレマン:クリスマス・カンタータ集
(1)いざ来たれ、異邦人の救い主よ TWV1:1174
(2)終焉の日は間近に迫り TWV1:301
(3)われらにみどりごがお生まれになった TWV1:1451
(4)たたえられよ、イエス・キリスト TWV1:612
グレタ・ド・レイグル、ヨハネッテ・ゾマー (Sop)、
スティーヴ・ドュガルダン (A)、
ミカエル・ステンベク (Ten)、ヒューブ・クラセンス (Bs)、
ポール・ドムブレヒト(指)イル・フォンダメント
生前は大バッハやヘンデルよりも人気があったテレマン。彼は10代の頃から
宗教音楽を書き始め、膨大な数が残されているものの、あまり聴く機会があ
りません。ここではクリスマス用に書かれた4篇のカンタータをベルギーの
古楽アンサンブルが好演、テレマンの音楽の魅力を再認させてくれます。

FUG 701 \1850
アヴァンゲール(戦前) 1911-1914
大戦前のピアノ音楽によるカレイドスコープ(万華鏡)
(1)ラフマニノフ:練習曲「音の絵」op.33(全9曲中第4番を除く8曲) 
(2)シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲op.19 
(3)ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ 
(4)プロコフィエフ:サルカズム(風刺)op.17 
(5)フォーレ:夜想曲第11番 嬰へ単調op.104-1
ヤン・ファンデ・ウェーヘ(P)
録音:2005年6月
暦上では20世紀であっても、1914年8月までは文化も覇権も実質的に19世紀
から連続していました。オーストリアの対セルビア宣戦布告とそれを受けた
帝政ロシアの総動員令、さらにロシアの総動員令を期にドイツ帝国は予ねて
から立案していたシュリーフェンプランを発動し、独陸軍の実に7/8にあた
る大軍団で西部国境の向うへと怒涛の進軍を開始したその時に19世紀は完全
に潰え、新しい激動の世紀に突入したといえるでしょう。その第1次世界大
戦前の束の間の平和な時期に花開いた彩り豊かな作品を絶妙の順で配したの
がこのアルバムです。ソロピアニストとしての活動に加え、室内楽、歌曲伴
奏でも主にフランドル地域で活躍しているファンで・ウェーへはリサイタル
である特定の時期の作品をプログラムに載せることで知られているというこ
とですが、難曲をそれと感じさせないテクニックと、重厚で陰影に富む音色
がとても魅力的な優れたピアニストです。

FUG 519 \1850
組曲のエスプリ(精神)
(1)マレ/ムクレ、S.ハリンク編:組曲「昔のフランスの古い踊り」 
(2)ストラヴィンスキー/ピアティゴルスキー、S.ハリンク編:
チェロとピアノのための「イタリア組曲」 
(3)トゥルニエ:
「イマージュ」第4組曲 a)魔法の鳥籠 b)雪の中でなる鐘 c)ロシア農民
の踊り 
(4)ファリャ/マレシャル&S.ハリンク編:
スペイン民謡組曲(全7曲中第2曲を除く6曲) a)ムーア人の衣装 b)アス
トゥリアス地方の歌 c)ホタ d)子守歌 e)うた f)ポーロ
デュオ・ハリンク
ソフィー・ハリンク(Hrp)、マリー・ハリンク(Vc)
ソフィーとマリーのハリンク姉妹の伸びやかで緻密なハープとチェロのアン
サンブルが上質な時の流れをきっと約束してくれるアルバムです。17、18世
紀のマレと、20世紀の作曲家の作品が収められていますが不思議なほど違和
感がないのはストラヴィンAスキーの作品が「プルチネッラ」の室内楽版で
あることと、その他の曲も穏やかな作風のものが集められているからでしょ
う。ベルギー楽壇で最も将来を嘱望されているチェリストのマリーと、ハー
ピストの枠を超え、「音楽家」として活躍の場を広げているソフィーの素晴
らしい実力を窺い知ることができる注目の一枚です。




<MIRARE>
MIR 028 \2300
フォーレ:
(1)レクイエム(1893年版)op.48 
(2)アヴェ・ヴェルム・コルプスop.65-1 
(3)アヴェ・マリアop.67-2 
(4)タントゥム・エルゴop.55
フォーレ/メサジェ:
(5)ヴレヴィユの漁師達のミサ(のちに小ミサ曲に改作)
アナ・クインタンス(S) ペーター・ハーヴェイ(Br)
ミシェル・コルボ(指)シンフォニア・ヴァルソヴィア
ローザンヌ声楽アンサンブル
昨年5月の東京国際フォーラムで開催された「ラ・フォルジュルネ」音楽祭
でも久々イに来日し、モーツァルトの声楽曲を指揮、その健在ぶりと感動的
な演奏でファンを魅了したコルボとシンフォニア・ヴァルソヴィアによる新
録音は、フォーレ。レクイエムのどこまでも澄み切った世界は、コルボが現
在いかに高い境地に達しているかを示すもの。ソプラノソロによるサンク
トゥスはまさに天上から降り注ぐような歌声、理想的なレクイエムの姿がこ
こにあります。のちに「小ミサ曲」として改作された「ヴレヴィユの漁師達
のミサ」も収録されているのが心憎いところです。録音も秀逸。





<AMBROISIE>
AMB 110 \2300
(1)シェーンベルク:浄夜(弦楽六重奏版)
(2)R.シュトラウス:メタモルフォーゼ(変容)
(1)デイヴィッド・グリマル(1Vn)、アクセル・シャッヒャー(2Vn)、
クリストフ・コルツェルスキ(Vl)、
マヤ・ラズーリー=コルツェルスキ(2Vl)、
フランソワ・サルケ(Vc)、アントワーヌ・レデリン(Vc)
(2)ル・ディソナンス
特に古楽に定評のあるアンブロワジーレーベルから、新ウィーン楽派好きに
はたまらないカップリングの二曲の登場です。「浄夜」は弦楽六重奏版、研
ぎ澄まされた官能的な音色に心がどうにかなってしまいそうな逸品にしあ
がっています。「メタモルフォーゼ」は、どちらかというとあたたかな音色
による音楽作りですが、得られる響きはこれまた至福のとろけ具合となって
います。この室内楽を率いるグリマルは、そのピンと張った音色と集中力に
は定評のあるヴァイオリニスト。彼の統率によるアンサンブルは一糸乱れぬ
完璧さです。録音も、弦の美しい響きをたくみにとらえたもので、さすが
様々な時代の楽器の様々な編成のものを録りつづけてきたアンブロワジーレ
ーベル、といったところです。




<Profil>
PH 07015 \2180
(1)ハイドン:ヴァイオリン協奏曲ト長調
(2)ミヒャエル・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
(3)モーツァルト:アダージョ ホ長調KV.261
ルーカス・ハーゲン(Vn & 指)カメラータ・ザルツブルク
ザルツブルクに生まれモーツァルテウムで学んだルーカス・ハーゲン。卒業
後もクレーメルについて学び、指揮者アーノンクールや作曲家リゲティから
も多大なる影響を受け、第1ヴァイオリンを務めるハーゲン四重奏団は現代
屈指の名カルテットとして広く知られるところです。7年に渡りヨーロッパ
室内管を率い、またアバド指揮のルツェルン祝祭管のメンバーとしても多彩
な活躍を繰り広げています。
このアルバムはこれまで室内楽録音が中心であった彼が、ソリストとしての
高い力量を示した意欲作。首席指揮者ノリントンのもとモダン楽器にピリオ
ド・アプローチを採用したスタイルによる精鋭アンサンブルをバックに、師
クレーメルのごとくヴァイオリンが鋭く切り込むさまはまことに清清しいか
ぎり。使用楽器はオーストリア国立銀行収蔵の、アントニオ・ストラディ
ヴァリ制作「Rawark」。



<MA Recordings>
M・A Recordingsは、録音の天才タッド・ガーフィンクル氏が1988年に設立。
修道院、教会や城といった自然な音響空間で、2本の特別なタッド氏手作り
のマイクだけを使うワンポイント録音が信条、しかもミキシング一切なし。
まさに真のピュアサウンドで高度のマイクセッティングが要求される天才芸
でございます。
「エメラルド・オーディオファイルCD」
より多彩な音で音楽を楽しむためMA Recordingsは、今回の新譜より「エメ
ラルド・オーディオファイルCD」で発売。「エメラルド・オーディオファイ
ルCD」とはダークグリーンの特殊加工のポリカーボネートで出来ています。
より正確なデータの読み込みを可能とし、解像度が通常CDより格段に向上し
ながら堅さのない自然な音質を提供できる高品質CD。XRCD並みのクオリティ
とも思われます。

M 073A \2800
国内仕様
エメラルドオーディオファイルCD
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 Vol.1
第1番ト長調 BWV1007、第2番ニ短調 BWV1008、第3番ハ長調 BWV1009
マーティン・ツェラー
(バロック・チェロ/使用楽器:シュタイナー1673年製)
スイス出身のチェリスト、マルチン・ツェラーによる名器シュタイナーで演
奏されたJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲。絹を撫でるような、魅力的な音色
で奏でられ、かつてない感動に包まれる演奏です。
マルチン・ツェラーはチューリッヒとロンドンの音楽院でチェロを学んだ後、
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の巨匠アウグスト・ヴェンツィンガーがスイスに
開いた「バーゼル・スコラ・カントルム」にてクリストフ・コワンにバロッ
ク・チェロをパオロ・パンドルフォにヴィオラ・ダ・ガンバを学ぶ。現在は
チューリッヒ音楽大学教授、ヒンデミット財団所属の音楽センターでバロッ
ク・チェロを教える。また、アンサンブル・ラ・キメーラのメンバーでMAレ
コーディグスからこの他にもいくつか録音があります。
使用楽器はドイツ・チロルの名器、ヤコブ・シュタイナーの1673年製。現在、
使用できる形で保存されている唯一の楽器です。ヤコブ・シュタイナー
(1621-1683)は、クレモナの製作者たちが有名になる以前、音楽家たちに
最も注目されていた製作家。膨らみが大きく、甘く、柔らかい音色が特徴
的です。



<BBC LEGENDS>
BBCL 4203 \2080
ステレオ
(1)バッハ:パルティータ ハ短調BWV.826
(2)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 変ロ長調K.570
(3)ショパン:夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1、同 第8番変ニ長調Op.27-2
(4)同:マズルカ第15番ハ長調Op.24-2
(5)ドビュッシー:組曲「子供の領分」
ミエチスワフ・ホルショフスキ(P)
録音:(1)-(4)1983年6月13日(5)1984年6月9日スネイプ、モールティングス
(オールドバラ音楽祭ライヴ)
既出の2枚(BBCL.4122、BBCL.4171)にも聴かれるようにほとんど奇跡のよ
うな音楽で、ピアノ・ファンから絶大な支持を集めるホルショフスキ。カザ
ルスとの運命的な出会いを経たのち、90歳を迎えるあたりから各地で行なっ
たライヴの数々は、かけがえのないものばかり。83年のオールドバラでのリ
サイタルは、スタジオ盤の平均律が名高いバッハに、直系の弟子ミクリに学
んだショパン、きらきらとした光を放つモーツァルトと、巨匠にとって不動
の作曲家の名前が並びます。さらに86年のプラド・ライヴでも弾いていたド
ビュッシー。ここでも幻のピアニストの至芸を存分にご堪能いただけます。

BBCL 4204 \2080
ステレオ
(1)チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」組曲、第2幕より
(2)ショスタコーヴィチ:
バレエ「ボルト」組曲 第1幕より序曲、官僚の踊り、間奏曲 / 第2幕より
御者の踊り
(3)ストラヴィンスキー:「バレエの情景」
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー(指)BBC SO.
録音:(1)(2)1987年8月18日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ラ
イヴ) (3)1981年4月29日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(ライヴ)
チャイコフスキーは、組曲のほかに第2幕からの音楽も加えたオリジナルの
選曲。全曲録音も見事なものでしたが、ライヴはまた格別です。後年のロイ
ヤル・ストックホルム・フィルとの全曲盤でも知られる「ボルト」は社会主
義リアリズム路線の作品。人を喰ったような味わいはこの指揮者にしか出せ
ないものです。1980年代といえばロジェヴェンのまさに絶頂期。あまり耳に
する機会のないストラヴィンスキーも含めて、天才的手腕が遺憾なく発揮さ
れた内容となっています。

BBCL 4205 \2080
ステレオ
(1)クレンペラー:メリー・ワルツ
(2)ヴォーン・ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲
(3)ラヴェル:スペイン狂詩曲
(4)ブラームス:交響曲第4番ホ短調
(5)ノヴァーチェク:常動曲
ストコフスキー
(1)-(4)ニュー・フィルハーモニアO. (5)ロンドンSO.
録音:(1)-(4)1974年5月14日(5)1964年9月21日ロンドン、ロイヤル・アルバ
ート・ホール(ライヴ)
クレンペラーが世を去った翌年に「オーケストラの魔術師」ストコフスキー
が、亡き巨匠の手兵ニュー・フィルハーモニアと行なったライヴ。音楽を楽
しく聞かせることにかけては他に並ぶもののいないサービス精神旺盛な彼の
こと。融通無碍なるブラームス、カラフルで爆発的なラヴェルとどれをとっ
ても満足度100パーセント。さらに巨匠を偲んで代表作メリー・ワルツを、
前プロの一曲目に取り上げているのが面白いところです。

BBCL 4206 \2080
ステレオ
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV.482
(2)同:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV.595
(3)同:アダージョとフーガ ハ短調KV.546
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(1)(2)ベンジャミン・ブリテン(指)イギリス室内O.
録音:(1)(3)1967年6月13日スネイプ、モールティングス(ライヴ) 
(2)1965年6月16日サフォーク、ブライスバラ・チャーチ(ライヴ)
巨人リヒテル、オールドバラにおける朋友ブリテンとの夢のようなモーツァ
ルト。ここに収められた内容はすべて“ブリテン・ザ・パフォーマー”
(BBCB.8005、BBCB.8010)としてリリース済みですが、廃盤のため長らく入
手難の状態が続いていました。ちなみに27番と同日にはシューマンの序奏と
アレグロ・アパッショナートも演奏されています(BBCL.4196)。

BBCL 4207 2枚組 \3180
モノラル
(1)ウォルトン:パルティータ
(2)ドビュッシー:交響詩「海」
(3)ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調Op.44
(4)ヘンデル:「王宮の花火の音楽」組曲
(5)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
(6)ディーリアス:パリ、大都会の歌
(7)R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
コンスタンティン・シルヴェストリ(指)ボーンマスSO.
録音:(1)(2)1965年5月7日(3)1967年12月1日(4)1967年11月20日
(5)1966年12月6日(6)1967年3月2日(7)1967年1月5日
ボーンマス、ウィンターガーデン(ライヴ)
チェリビダッケと同じルーマニア生まれで、方向性こそ違うものの大胆なほ
どユニークな音楽というところが共通するシルヴェストリ。エルガー、チャ
イコフスキーほか(BBCL.4182)につづいて手兵ボーンマス響とのとってお
きのライヴ集が登場します。べったりと濃厚に歌い上げるラフマニノフ、キ
レた感じのベートーヴェン。そしてヘンデルやシュトラウスに聴く豪放なス
ケールなどにその個性が際立っています。

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07-01 No.11

2007年01月18日 20時18分35秒 | Weblog
<M&A>
M&ACD1197 \1980
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ワルター指揮
ニューヨークフィル 1941年2月2日ライヴ
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ミトロプーロス指揮
ニューヨークフィル 
1948年10月24日ライヴ ヨゼフ・シゲティ(Vn)
シゲティ+ワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーン。時には
音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みが感激もので
す。過激なロマン主義といった趣きで、ワルターの雄大なバックも最高です。
ブラームスはかつてでたことのある演奏ですが、別音源です。ミトロプーロ
スの深い呼吸の中でシゲティの真摯なアプローチが闊達に響きます。いずれ
も名手マーストンによる復刻で、音質も当時としては極上です。




★SUPRAPHON Special Sale のご案内★
ご注文受付:1月29日まで
※ご注文があり次第お取り寄せいたします。在庫がなくなった場合は
ご注文はキャンセルとなりますので、お早めにご注文下さい。

0013 2 \900
ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」
ズデニク・ハラバラ指揮

0045 2 \450
ヤナーチェク:歌劇「運命」
フランティシェク・イーレク指揮

10 3471 2 \900
ヤナーチェク:歌劇「利口な牝狐の物語」
ノイマン指揮

11 1276 2 \900
スメタナ:歌劇「リブシェ」 3枚組
コシュラー指揮

11 1800 2 \900
ドヴォルザーク:歌劇「悪魔とカーチャ」
ピンカス指揮

11 2122 2 \900
スメタナ:歌劇「2人のやもめ」
フランティシェク・イーレク指揮

11 2141 2 \900
ドヴォルザーク:オラトリオ「聖ルミドラ」
スメタチェク指揮

11 2153 2 \900
ヤナーチェク:歌劇「ブロウチェク氏の旅行」
フランティシェク・イーレク指揮

11 2177 2 \900
スメタナ:歌劇「秘密」、歌劇「ヴィオラ」
コシュラー指揮

11 2185 2 \900
スメタナ:歌劇「ダリボル」
コルンボルク指揮

11 2201 2 \900
スメタナ:歌劇「悪魔の壁」
ズデニク・ハラバラ指揮

11 3291 2 \900
ヤナーチェク:歌劇「カーチャ・カバノヴァー」
マッケラス指揮

3078 2 \450
ドウォルザーク:歌劇「王様と炭焼き」
シャロプカ指揮

3586 2 \900
マルチヌー:チェロ作品集
ヴェクトモフ(Vc)

3658 2 \450
ヤコブ・ヤン・リーバ:チェコクリスマスミサ
スメタチェク指揮

3668 2 \450
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
スーク(Vln)

●アンチェル・エディション
3670 2 \450
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番、2番
リヒテル、バログホヴァー(pf)

3671 2 \450
カベラーチ:作品集
アンチェル指揮

3672 2 \450
マルチヌー:カンタータ「花束」
チェコフィルハーモニー
3675 2 \450
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
エリック ベルフ(pf)

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07-01 No.10-1

2007年01月18日 20時18分07秒 | Weblog
<Profil>
PH 07003 \2180
(1)レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
(2)シューマン:
4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調Op.86
(3)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(4)ヨハン・ゴットリープ・ナウマン:テ・デウム
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)シュターツカペレ・ドレスデン
(4)ドレスデン国立歌劇場Cho.
録音:
(1)1990年3月10日(3)1990年3月14日(4)1980年12月18日ドレスデン、
ゼンパーオーパー(ライヴ)
(2)1981年10月15日ドレスデン、クルトゥアパラスト(ライヴ)
1975年から85年までの在任中に首席指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは、
ベートーヴェンやシューベルト、ブルックナーの優れた録音を残して、今な
お分かち難いドレスデン国立歌劇場管との記憶を私たちに刻みました。その
印象を蘇らせるかのように、ここにまた魅力いっぱいのアルバムがProfilよ
りリリースされます。
まず一曲目は有名な「トルコ行進曲つき」ソナタの第1楽章冒頭主題を用い、
管弦楽法を凝らしたレーガーの代表作。次々と交替する各パートの名技が際
立つ一方で、それでいながら大きな流れの中でバランスを崩すことなくすべ
て溶け合うさまが絶妙です。つづいて、ドレスデン在住時代の1849年にシュ
ーマンが書き上げたコンツェルトシュテュック。首席ペーター・ダムらホル
ン・セクションの存在感は絶大で、いぶし銀の柔らかい音色と変幻自在のア
ンサンブルに心躍ります。
ドレスデンに生没したナウマンは、宮廷作曲家、宮廷楽長としてウェーバー
以前の当地の楽壇において重鎮であった音楽家。壮麗にして祝典ムードに包
まれたテ・デウムには、成功したオペラや宗教曲の持ち味が詰まっています。
そして、ほとんど世界最古の伝統を誇るオケの指揮台に当時立っていたウェ
ーバー。昨秋ミョンフンとの来日公演でのアンコール「魔弾の射手」序曲は
語り草となりました。ここでも黒い森を思わせる、どこか暗く深みある響き
は独特で「実際このオケなくしてはこの曲を描き尽くすことなどかなわない
のではないか」とさえ思えてくるほど。
気がつくとレーガーを除いたすべてがドレスデンにゆかりあるプログラムと
いうのも大満足。ブロムシュテットはいつものように極上の響きを引き出す
にとどまることなく、スタジオ録音だけでは決して窺い知れない躍動感あふ
れる音楽作りをみせるあたりに新鮮な驚きを覚えます。



<ACCENT>
ACC 25304(SACD-Hybrid) \2380
J.S.バッハ:カンタータ集Vol.4
カンタータ第16番:主なる神よ,あなたを私たちは誉めたたえますBWV16
カンタータ第153番:愛する神よ、みそなわせ、わが敵のいかにあるやを
BWV153
カンタータ第65番:彼らみなシバより来たらんBWV65
カンタータ第154番:わが最愛のイエスは失われりBWV154
シギスヴァルト・クイケン(指) ラ・プティット・バンド
エリザベト・ヘルマンス(S) ペトラ・ノスカイオヴァ(A)
ヤン・コボウ(T) ヤン・ファン・デル・クラッベン(Br)
録音:2006年1月 ブリュッセル
クイケン&ラ・プティット・バンドが進めているバッハのカンタータ全曲録
音の第4弾。ここでは、ライプツィヒ時代のカンタータで新年のために書かれ
たカンタータが収められています。カンタータ第16番『主なる神よ,あなたを
私たちは誉めたたえます』は1月1日に初演された新年用の曲。清々しい第3曲
のアリアなど、新年にふさわしい爽やかな作品です。教会暦では、新年が過
ぎるとすぐに顕現節(1月6日)。この日のために書かれたカンタータ65番
『人々シバよりみな来たりて』は、ホルンの入った華やかな楽器編成の名作
です。154番ではアリアの軽やかさは、穏やかな気持ちにさせてくれます。
ヤン・コボウは技巧的なアリアも難なくこなし、レチタティーヴォでの巧み
な歌唱を聴かせてくれます。

ACC 30023 2枚組 \2080
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」全曲
シギスヴァルト・クイケン(指)ラ・プティット・バンド
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント,ルネ・ヤーコプス,
マグダレーナ・ファレヴィッチ
録音:1982年2月アントワープ
再発:ACC 48223

ACC 30128 2枚組 \2080
「メランコリー解題」
(CD1)
ダウランド:
ラクリメ、または7つの涙の曲集(7つの情熱的なパヴァーヌの形式による)
トラバーチ:
風変わりな協和音 、5度半音階の5声のガリアルダ、トラバーチ風、
フレスコバルディ:荒々しい第9のカプリッチョ、
サルヴァトーレ:ドゥレッツェとリガトゥーラ、
ロマーノ:半音階によるソプラノ声部スケルツォ、
カッツァーティ:ギシラルディのアレマーナ、バルケリーナのジグ
(CD2)
作曲者不詳:「わが雄々しき心よ」、
ジョスカン・デ=プレ:「悲しみと愁いにあふれるけれど」 
ナルバエス:「皇帝の歌(あなたと別れた千々の悲しみ)」、
デ・ローレ:「おお、眠りよ、静かにうるんで暗く」、
カストロ:「私はあまりにも恋に悩み」、
マレンツィオ:「もしも死に先だつ苦しみが」、
ラッスス:
「神の後裔なるキリストよ(親愛なるアンナよ、来てください)」、
カイモ:「泣け、棄てられた谷々よ」、
ラッスス:「恐れ、おののきて願う」、
ガリレーイ:「わが歌におけるように」、
同:「わが硬き石よそのままにあれ」、
ヴィチェンティーノ:「ひとり物思いにふけり」、
ウィルビー:「甘い夜よ、来たれ」、
マレンツィオ:「ただひとり物思いに沈みながら」、
カプスベルガー:アルペッジャータ第2番、
サラモーネ・ロッシ:「この苦き涙は」、
カッツァーティ:「影の踊り」、
ジェズアルド:
「情けをと私は泣きながら叫ぶのだが」(5声のマドリガーレ集第5巻)
ロベルト・フェスタ(指)アンサンブル・ダエダルス
再発:(CD1/ACC 98128) (CD2/ACC 98130)




<haenssler>
98 274(SACD-Hybrid) 2枚組 \3500
J.S.バッハ:ロ短調ミサ BWV 232
ヘルムート・リリング(指)
ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
マーリス・ペーターセン(S I)、ステッラ・デュフュー(S II)、
アンケ・フォンドゥンク(A)、ローター・オディニウス(T)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(B/ 清きみ霊といのちの主をわれは信ず)、
フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ(B/ 主のみ聖なり)
録音:2005年2月
バッハの演奏史を語る上で欠くことのできない存在、ヘルムート・リリング
によるロ短調ミサ曲です。オリジナル楽器による演奏が増えてきた中で、す
べて現代の楽器を用いての演奏はかえって新鮮であります。冒頭の合唱の
「キリエ」という叫びに続くオーボエのかけあいも、現代の楽器で聴くと響
きが比較的明るく感じ、全ての声部がよりくっきりと聴こえてくるようです。
第1部の終曲合唱「聖霊とともに」のトランペットの輝くような音色も見事。
終曲合唱の「平和をあたえたまえ」も合唱、オケ、すべての人の万感の思い
が120%込められた演奏。広いコンサートホールのベストポジションで、ゆっ
たりと座っているような贅沢な気分になれる録音です。ゲルハーヘルによる、
牧歌的で美しいバスのアリアもポイントです。




<ELOQUENTIA>
EL 0606 \2180
パッヘルベル:
(1)カノンとジーグ
(2)音楽の喜び第4番 ホ短調
(3)音楽の喜び第1番 ヘ長調
(4)Partie4声 ト長調
(5)音楽の喜び第2番 ハ短調
(6)音楽の喜び第5番 ハ長調
(7)Partie4声 嬰へ短調
(8)音楽の喜び第6番 変ロ長調
(9)音楽の喜び第3番 変ホ長調
(10)Partie5声 ト長調
アルモニー・ウニヴェルセル〔フロリアン・ドイター(指、Vn)モニカ・
ヴァイスマン、デイヴィッド・グリドゥン(Vn&Vla) ディアドル・ダウリ
ング(Vla)ディミトリ・ディヒター(Vc) デイン・ロバーツ(コントラ・
ヴァイオリン、ヴィオローネ) ミカエル・デュッカー(リュート、テオ
ルボ) フィリップ・グリスヴァード(Cem&Org)〕
パッヘルベルというと、一曲目の「カノンとジーグ」ばかりが有名になりす
ぎていますが、17世紀南ドイツのきわめて重要な作曲家で、彼がいなかった
らJ.S.バッハの作品も少し違った方向にいったかもしれない、といえるくら
いに重要な作曲家です。パッヘルベルの貴重な作品集です。パッヘルベルが
生きていた当時の作曲家の仕事には、オリジナリティよりもむしろ、依頼主
の要求(教会であれ宮廷であれ)に見合った音楽をいち早くつくることが求
められていた時代でした。しかし、室内楽となると話は別でした。パッヘル
ベルの作品は、ビーバーの室内楽作品にくらべて、演奏上の技巧的な華やか
さはあまりありませんが、そのシンプルながらも美しい旋律の絡み合いは、
聴くものを魅了してやみません。録音も秀逸。一音一音がきわめて鮮やかで
研ぎ澄まされていながら、ふくよかな仕上がり。

EL 0603 \2180
「悔恨のタランテッラ」
-タランテッラ舞曲のルーツ音楽-
ピノ・デ・ヴィットーリオ(声、キタラ・バテンテ、クラシック・ギター)、
マルチェッロ・ヴィターレ(キタラ・バテンテ、クラシック・ギター)、
レオナルド・マッサ(バロック・チェロ、クラシック・ギター)、
ガブリエレ・ミラクレ(打楽器)
ここにおさめられているタランテッラの数々は、リストのピアノ曲に代表さ
れるような急速な三連音符をともなう舞曲の祖先。タランテッラとは、もと
もとは南イタリアの民衆の間に伝わるいわば治療のための音楽でした。その
名称は猛毒をもつ"タランチュラ蜘蛛"に由来すると言われています。毒蜘蛛
に噛まれたら、毒素は、激しく踊って汗とともに排出すべし。そのために雇
われた楽士は、種々の症状に合った各種のタランテッラを準備して、時には
夜を徹し、あるいは数日通して、治療(すなわち演奏)に臨みました。地中
海文明の幕明けとともに生まれたとも言われるタランテッラは、アフリカや
イスラムの音楽、土着の民間宗教の影響を色濃く受けながら、人々の間で受
け継がれてきました。ここに収録されているのは、イタリアのさまざまな地
方に伝わるタランテッラの数々。一度聴いたら心から離れない、不思議な魅
力に満ちています。
ここでメイン・ヴォーカルもつとめるピノ・デ・ヴィットーリオは、タラン
ト地方出身の俳優でもあります。聴く者の腹の底までしみわたるような、不
思議なパワーをもった声は圧倒的です。2004年の≪東京の夏音楽祭≫でも来
日し、人々を熱狂させました。また、この録音では、キタラ・バテンテ(バ
テンテ・ギター)という、前から見るとバロックギターのようですが、背面
がリュート型に膨らんでいるという楽器が用いられており、なんともいえな
い渋い魅力的な音色です。




<naive>
V 5069 \2080
メンデルスゾーン:
(1)交響曲第4番「イタリア」(2)交響曲第5番「宗教改革」
エマニュエル・クリヴィヌ(指)
ラ・ションブル・フィルハーモニック
ラ・ションブル・フィルハーモニックは、クリヴィヌによって結成されたオ
ーケストラ。その作品の時代にあった編成をその作品ごとにとる、きわめて
フレキシブルな形態をとっており、個々のメンバーのレベルは世界のトップ
クラス。ここに収録されたメンデルスゾーンの演奏は、実に色彩鮮やか、ひ
とつひとつのフレーズが実に颯爽と薫り立つ演奏です。「イタリア」をかけ
た途端に広がる明るい音世界、弦の美しさ、管楽器の音の粒立ちのよさ、ど
れをとっても実にキラキラと輝かしい「イタリア」に仕上がっています。続
く「宗教改革」は一変、実に厳しい表情ながら決して鈍重になることなく、
鮮烈な内容となっています。実にさわやかな一枚です。

E 8907 \2080
(1)ヘンデル:「嵐から」(歌劇『ジューリオ・チェーザレ』より)
(2)ヘンデル:「私を泣かせてください」(歌劇『リナルド』より)
(3)マルティン・イ・ソレール:
『こらしめられたわがまま女』よりセギディーリャ・デ・ヴィオランテ
(4)モーツァルト:「そよ吹く風」(歌劇『イドメネオ』より)
(5)モーツァルト:「ツァイーデ」よりのアリア
(6)モーツァルト:コンサート用アリア
(7)ロッシーニ:
「この心は喜びに踊っているわ」(歌劇『どろぼうかささぎ』より)
(8)ロッシーニ:
「いとしい人を呼び、ため息をつくの」(歌劇『絹のはしご』より)
(9)ヘンデル:カンタータHMV140よりアリア
(10)トルドラ:La zagala alegre
(11)グラナドス:トナディーリャス
(12)ラヴェル:むこうの教会へ(5つのギリシア民謡より)
(13)モンサルヴァーチェ:黒人の子守歌
(14)Ovalle:ブラジル風の歌op.21
(15)カントルーブ:羊飼いのおとめ(オーヴェルニュの歌より)
(16)カントルーブ:紡ぎ女(オーヴェルニュの歌より)
(17)カントルーブ:子守歌(オーヴェルニュの歌より)
マリア・バーヨ(ソプラノ)
(10)-(14)マルコルム・マルティヌー(Pf)
(1)(2)(9)スキップ・センペ&カプリッチョ・ストラヴァガンテ
(3)クリストフ・ルセ&ル・タラン・リリク
(4)-(6)ヴィクトール・パブロ・ペレス&オルケスタ・シンフォニカ・デ・
ガルシア
(7)(8)アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ
(15)-(17)ヴィクトール・パブロ・ペレス&オルケスタ・シンフォニカ・
デ・テネリフェ
マリア・バーヨのベスト・アルバム。バーヨのもつエレガンスさ、カリスマ
性、そして一度聴いたら忘れられない不思議な力をもつ歌声を、存分に堪能
できる一枚です。伴奏陣も実に豪華で、実に贅沢なつくりです。

V 5058 \2080
コーロワ、モーツァルト、ブラームス、ハッセ、ケルビーニ、デュルフレ、
ベルリオーズ、ヴェルディ、サン=サーンス、フォーレ、ビーバー、
デュサパン、
ラヴェル(トランスクリプション編曲)らのレクイエムからの抜粋
エキルベイ(指)&アクサントゥスほか多数
ナイーブレーベルから今までにリリースされた、「レクイエム」と冠された
作品のうちの聴きどころを選りすぐったもの。一曲目のコーロワのレクイエ
ムなど、あらためてその美しさに驚かされるばかりです。通してかければ究
極の癒し、一曲一曲聴いても、それぞれの作品についてのあらたな発見があ
る、奥深い一枚です。

MO 782178 \2080
オリヴィエ・メッラーノ(1971年-):作品集
(1)ペルペトゥス・アニマルム・モートゥス第1番(アルトのための、2005年)
(2)リヴィエレ(弦楽四重奏曲第1番、2005年)
(3)天使の椅子(オルガンを含む、2005年)
(4)そして、炎のような舌があらわれ
(7つの電子ギター、1つの電子ベース、2人の歌手のための、2005年改訂)
(5)電子の歌(2005年)
(6)eterre(チェンバロのための、2003年)
(7)ペルペトゥス・アニマルム・モートゥス第2番(4声のための、2005年)
ドビュッシー弦楽四重奏団、オリヴィエ・メッラーノほか
1971年生まれのオリヴィエ・メッラーノの作品集。エレクトリック・ギター
などを用いてはいますが、響きは実に美しく、クラシックを基礎に学んだ作
曲家であることがうかがわれます。3曲目の「天使の椅子」は、チェンバロの
ソロから始まる佳作。オルガンの荘厳な響きと相俟って、不思議な世界が展
開されています。

MO 782177(DVD-Video) \3300
デュサパン:歌劇「ファウスト、最後の夜」
ヨナタン・シュトックハンマー(指)
リヨン国立歌劇場管弦楽団
Georg Nigl(ファウスト、Br)、
ウルバン・マルムベルク(メフィストフェレス、Br)ほか
デュサパンによるオペラの映像の登場です。題材はゲーテの「ファウスト」。
デュサパンはファウストという人物について、「現代にはびこっている、ナ
ルシスティックで異常な精神の病理を体現しているような人物である」と語
っています。黄昏時から物語は始まり、朝焼けの時刻に物語は終わります。
まさにファウストの最後の夜の恐ろしい心の闇をえぐりだすこのオペラの演
出は、なんとペーター・ムスバッハ。日本公演もあった、ケント・ナガノに
よる武満の「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」の世界とどこか似た舞台が寒々
と観る者の心に忍び寄ります。

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07-01 No.10-2

2007年01月18日 20時17分36秒 | Weblog
<GENUIN>
GEN86057 \1980
シューベルト:「3つのピアノ・ソナタ」
ピアノ・ソナタイ長調op. 120, D664/へ短調D625/ハ短調D958
パウル・バドゥラ=スコダ(P)
録音:1972年ウィーン・モーツァルト・ザール
ウィーンの名ピアニスト、バドゥラ=スコダは1966年から1971年までウィス
コンシン大学付きの演奏家として指導しました。この録音はその後に行われ
ました。演奏者自身、この録音は、そこでの仕事と長いシューベルト研究の
成果で、自分の芸術のピークに達し、記録しておくべきだと思い、32年後の
今でも、その時シューベルトの意図に近づくことができたと感じていると述
べています。

GEN86067 \1980
「ピアノによるフィガロの結婚のロマンス」
モーツァルト(フンメル編曲):「フィガロの結婚」序曲/
カルクブレンナー(1785-1849):序奏とロンド/
ベートーヴェン:「伯爵様が踊るなら」のによる12の変奏曲WoO40/
フンメル:「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」による幻想曲/
モーツァルト(マルクス・ライデスドルフ編曲):愛の神よ照覧あれ/
モーツァルト(タールベルク編曲):恋とはどんなものかしらop. 70-20/
フェルディナント・リース(1784-1838):
「貞節な恋人たち」の主題による7つの変奏曲op. 66-1/
モーツァルト(マルクス・ライデスドルフ編曲):
なくしてしまったわ、私は不幸ね/
チェルニー:華麗な変奏曲op. 493
バベッテ・ドルン(P)
2005年8月録音
「フィガロの結婚」中の曲の編曲や、それを主題とした作品が集められてい
ます。カルクブレンナーは一時ショパンも師事した大ピアニストで、ピアノ
技巧の開発に貢献し、このロンドでも華やかな技巧が用いられています。ベ
ートーヴェンの変奏曲はヴァイオリンのオブリガート付きの作品です。リー
スはベートーヴェンにピアノを学んだピアニストで、様々なジャンルの多数
の作品を作曲しました。
ドルンはドイツのブラウンシュヴァイクで生まれ、1991年国際シューベルト
・ピアノ・コンクールに入賞しました。室内楽にも熱心で、また、知られて
いない作品を研究し、「ドン・ジョヴァンニ」中の曲による作品も録音して
います(GEN86052)。

GEN86078 \1980
「リミックスされた『魔笛』」
ディーター・シュネーベル(1930-):「娘か…」-魔笛の濃縮/
デーヴィッド・ラング(1957-):おおイシスとオシリスの神よ/
ロルフ・リーム(1937-):ああ女王様/
カローラ・バウクホルト(1959-):追伸/
ゴードン・カンペ(1976-):3つに切られた/
ヴァルター・ツィンマーマン(1949-):踊りと痛み/
ペーター・アプリンガー(1959-):白は美しい/
トーマス・ヴィッツマン(1958-):
パミーナの映像(コンピュータによるヴィデオ・トラック付き)
フィリップ・アルムブルスター指揮
マンハイム国立劇場の楽団員たち
2006年7月録音
ここに収録された作品はマンハイム国立劇場が委嘱したものです。モーツァ
ルト生誕200年に当たる1956年に、ドナウエッシンゲン音楽祭のために「魔笛」
に関連した作品を作曲することを、国際現代音楽協会会長シュトローベルが
作曲家たちに頼みましたが、何人かに断られました。それから50年たち、作
曲家たちのモーツァルトとの関係は変わっただろうかと考えて、マンハイム
国立劇場は同じ依頼をしました。応じなかったのはバウクホルトだけでした
が、最後になって送られて来ました。同劇場のクヴィット氏は、反応の数だ
けでも、モーツァルトは現代作曲家たちから50年前ほど隔たっていないこと
を示しているのではないかと述べています。しかし、作品自体はあまりモー
ツァルトの原型をとどめず、前衛的傾向のものが多くなっています。

GEN85518 \1980
「甘き喜びのうちに-トランペットとオルガンのためのクリスマス音楽」
クレープス(1713-1780):コラール編曲「目を覚ませ、と呼ぶ声あり」/
ベルンハルト・クロル(1920-):キリスト生誕協奏曲op. 158から/
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1822-1890):
ノエル「真夜中に目を覚ました」「我は神の大天使なり」/
フランク:
「オルガニスト」からの3つのノエルの編曲「来たれ、崇高な救世主」
「我らは町の中のここにいる」「それは小さい天使だった」/
イヴォン・ブレル(1932-):古いノエルによる変奏曲op. 89/
レーガー:マリアの子守歌/
ハンス・ウヴェ・ヒールシャー(1945-):
クリスマスのカンタータ「甘き喜びのうちに」op. 56
コンチェルティーノ・ア・トレ(カール=ハインツ・ハルダー(Tp)、
ミヒャエル・エッケルレ(Org)、モーリッツ・コーン(Tp))、
アレクサンドラ・ルスティフ(S)
2005年7月録音
カンタータ以外はトランペットとオルガンのニ重奏のための作品です。クロ
ルはベルリンで生まれ、1945年から1979年までオーケストラのホルン奏者と
して活動しました。広範囲に渡る作品はヒンデミットやレーガーの伝統を受
け継いでいます。フランスの作曲家ブレルの作品は後期ロマン派的な様式で
書かれています。ヒールシャーはオルガン・カリヨン奏者としても活動して
います。このカンタータはこのCDのために作曲され、5つの部分がそれぞれ
クリスマス・キャロルに基づいています。コンチェルティーノ・ア・トレは
2001年に結成され、あまり聴かれない作品や穏健な現代作品に力を入れてい
ます。

GEN86070 \1980
「サンスーシ宮殿とヴェルサイユ宮殿-フルートとチェンバロのためのヴィ
ルトゥオーソ音楽」
C.H. グラウン(1704-1759):フルート・ソナタト長調/
J.G. ミューテル(1728-1788):
フルート・ソナタニ長調/メヌエットと変奏曲(チェンバロ曲)/
C.P.E. バッハ(1714-1788):ハンブルク・ソナタト長調Wq. 133/
ボワモルティエ(1689-1755):組曲op. 35-6/
クープラン(1668-1733):
クラヴサン曲集から「恋のナイチンゲール」/王宮のコンセール第3番/
ドンジョン (1839-1912):ナイチンゲール/
ラモー(1683-1764):クラヴサン曲集から「鳥のさえずり」/
ドビュッシー(1862-1918):パンの笛
オブリガート合奏団
【インメ=ヤンネ・クレット(Fl)、アンケ・デネルト(Chem)】
2006年4月録音
豪華なヴェルサイユ宮殿は18世紀の音楽、舞踊、演劇の背景をなし、壮麗で
堂々とした作品は絶対権力の象徴で、宮廷の客をもてなすためにバレエや歌
劇が上演されました。プロシアのフリードリヒ大王のサンスーシ宮殿でもフ
ランスの趣味と室内楽は高く評価されました。グラウン、C.P.E. バッハ、
ミューテルらの宮廷作曲家たちは音楽の夕べを催し、フルート愛好家の大王
がそこで演奏するための作品も作曲しました。J.S. バッハの生徒ミューテル
と次男C.P.E. バッハはギャラント様式を発展させ、個性的で表現力豊かな
新しい音楽を創造することになります。

GEN86071 \1980
「サルスエラ-スペインのアリア集」
チャピ:
「セベデオの娘たち」から「とらわれ人の歌」/「ふるさと」から「羊飼い
の歌」「前奏曲」/
ルーナ:「ユダヤの子」から「スペインの歌」/
ヒメネス:
「テンプラニカ」からテンプラニカのロマンス「グラナダ山脈」/「金の塔」
から前奏曲/
バルビエーリ:「ラバピエスの理髪師」から「いとしい人の歌」/
フェルディナンデス・カバリェーロ:
「ホアキン氏」からバラードと朝の歌「澄んだ穏やかな夜」他
ノエミ・ナデルマン(S)、
トーマス・ヘルツォーグ指揮
ヴュルテンブルク・フィル・ロイトリンゲン
2006年5月録音
サルスエラはスペインの歌劇で、17世紀にマドリード郊外の離宮サルスエラ
で演じられた歌入り劇がサルスエラと呼ばれるようになりました。18世紀末
にはイタリア・オペラが全盛となりましたが、1850年頃にマドリードにスペ
インの国民的歌劇を作ろうとする作曲家たちが現れました。1874年に初演さ
れたバルビエーリの「ラバピエスの理髪師」はその先駆で、ロッシーニの
「セビーリャの理髪師」を皮肉った題名が示すように、イタリア・オペラの
技巧的なアリアを退け、もっと単純で地方色の濃い音楽から成っています。
ここにはこの作品以降、20世紀初めまでのサルスエラが収録されています。




<ARTS>
47715-8(SACD-Hybrid) \2080
バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV.1046
ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV.1047
ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV.1048
ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV.1049
ディエゴ・ファソリス(指揮)
イ・バロッキスティ
ドゥイリオ・ガルフェッティ(リーダー、ヴァイオリン・ソロ)
録音:2004年12月スイス ルガーノ、
バッハの管弦楽組曲全曲(47649-8)に続く、ファソリスとイ・バロッキス
ティのバッハのオーケストラ作品は、ブランデンブルク協奏曲。ファソリス
は活気あるキビキビとしたテンポで演奏している。明るい美しさはもちろん、
ピリリとしていながら過激さに走ることのない、極めてすぐた演奏である。
SACD hybridでの発売。録音の優秀さも特筆すべき。

47716-8(SACD-Hybrid) \2080
バッハ:
ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050
ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV.1051
フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1044
ディエゴ・ファソリス(指揮)
イ・バロッキスティ
録音:2004年12月、2005年7月 スイス ルガーノ、
ファソリスのバッハは、スイスの清流のように流れが美しい。派手な見得を
切るわけではないのに、音楽には飛沫が立ち上がるような新鮮さがある。有
名な第5番はもちろん、一般的には渋い曲とされる第6番ですら、清々しさを
感じるほどだ。三重協奏曲も緻密な演奏である。

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07-01 No.9-1

2007年01月17日 19時02分15秒 | Weblog
★今回はお買い得セールのご案内です★

●チェリビダッケ特別セール
ご注文期間:1月29日まで
※ご注文をいただき次第随時商品確保をいたしますが、セール数量に制限が
ある商品もあり、品切れとなった時点でご注文はキャンセルとさせていただ
きますので、お早めにご注文下さい。

EMI 5565182 ハイドン:交響曲第103番、104番 \680
EMI 5565192 モーツァルト/ハイドン:交響曲第40番、他 \680
EMI 5565202 ドビュッシー:海/イベリア \680
EMI 5565212 ベートーヴェン:交響曲第4、5番 \680
EMI 5565222 チャイコフスキー:交響曲第5番 \680
EMI 5565232 チャイコフスキー:交響曲第6番 \680
EMI 5565242 ワーグナー:管弦楽作品集 \680
EMI 5565252 シューマン:交響曲 第3、4番 \680
EMI 5565262 ムソルグスキー:展覧会の絵 \680
EMI 5565272 シューベルト:交響曲第9番 \680
EMI 5565282 バルトーク:管弦楽の為の協奏曲 \680
EMI 5566892 ブルックナー:交響曲第3番 \680
EMI 5566902 ブルックナー:交響曲第4番 \680
EMI 5566912 ブルックナー:交響曲第5番 2枚組 \1,360
EMI 5566942 ブルックナー:交響曲第6番 \680
EMI 5566952 ブルックナー:交響曲第7番 2枚組 \1,360
EMI 5566962 ブルックナー:交響曲第8番 2枚組 \1,360
EMI 5566992 ブルックナー:交響曲第9番 2枚組 \1,360
EMI 5567022 ブルックナー:ミサ曲第3番 \680
EMI 5568382 ベートーヴェン:交響曲第2、4番 \680
EMI 5568392 ベートーヴェン:交響曲第3番 \680
EMI 5568402 ベートーヴェン:交響曲第6番 \680
EMI 5568412 ベートーヴェン:交響曲第7、8番 \680
EMI 5568422 ベートーヴェン:交響曲第9番 \680
EMI 5568432 ブラームス:交響曲第1番/レクイエム 2枚組 \1,360
EMI 5568462 ブラームス:交響曲第2-4番 2枚組 \1,360
EMI 5568492 シューマン:交響曲第3番 \680


●EMI Graat recordings of the Century特別セール 各1枚 \1050
ご注文期間:1月29日まで
※ご注文をいただき次第随時商品確保をいたしますが、セール数量に制限が
ある商品もあり、品切れとなった時点でご注文はキャンセルとさせていただ
きますので、お早めにご注文下さい。

EMI GRC 5626152
プレヴィン/ブリテン:レクイエム 他        

EMI GRC 5626202
ブーレーズ/バレンボイム/バルトーク:ピアノ協奏曲        

EMI GRC 5626472
プレートル/デルヴォー/プーランク:協奏曲集          

EMI GRC 5626532
ヴィシュネフスカヤ/ロシア歌劇&歌曲集           

EMI GRC 5627502
フィッシャー/モーツァルト:ピアノ協奏曲第21、22番

EMI GRC 5627552
ディースカウ/シューマン:リーダークライス      

EMI GRC 5628802 2枚組 \2100
シュナーベル/ベートーヴェン:ピアノソナタ集 

EMI GRC 5628842
アラウ/ショパン:ピアノソナタ第3番      

EMI GRC 5628962
ルートヴィッヒ/シューベルト:歌曲集          

EMI GRC 5668902
アルバンベルク四重奏団/シューベルト:弦楽四重奏曲集      

EMI GRC 5668932
パールマン/アシュケナージ/ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集1-3

EMI GRC 5668992
プレヴィン/オルフ:カルミナ・ブラーナ       

EMI GRC 5669022
オイストラフ/ロストロポーヴィチ/リヒテル
ベートーヴェン/ブラームス:2&3重協奏

EMI GRC 5669052
フランソワ/クリュイタンス/ラヴェル:ピアノ協奏曲 他       

EMI GRC 5669062
メニューイン/ワルター/ズスキント/メンデルスゾーン/ブルッフ:VL協奏曲 

EMI GRC 5669072
ディースカウ/ムーア/シューベルト:美しい水車小屋の娘    

EMI GRC 5669112
ワルター/フェリアー/マーラー:亡き子をしのぶ歌       

EMI GRC 5669142
ビーチャム/グリーグ:ペール・ギュント組曲     

EMI GRC 5669762
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集    

EMI GRC 5669802
ラトル/ヤナーチェク:シンフォニエッタ     

EMI GRC 5669842
ビーチャム/シューベルト:交響曲 第3,5&6番  

EMI GRC 5669872
ベルガンサ/ムーティ/ヴィヴァルディ:マニフィカト/グロリア 

EMI GRC 5669892
シュワルツコップ/オペレッタ・アリア集          

EMI GRC 5670642 3枚組 \3150
シュワルツコップ/カラヤン/モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ

EMI GRC 5672392
チッコリーニ/サティ:ピアノ作品集          

EMI GRC 5675542
シフラ/リスト:ハンガリー狂詩曲集       

EMI GRC 5675582
ディースカウ/ムーア/シューベルト:歌曲集          

EMI GRC 5675662
リパッティ/ブーランジェ/ショパン/リスト/ラヴェル:ピアノ作品集

EMI GRC 5675832
ミルシテイン/スタインバーグ/ベートーヴェン/ブラームス:VLN協奏曲

EMI GRC 5675852
ギーゼンキング/ベートーヴェン:ピアノソナタ集 熱情 他

EMI GRC 5677742
リパッティ/カラヤン/シューマン:P協/モーツァルト:P協21

EMI GRC 5678912
ケンペ/R.シュトラウス:管弦楽作品集     

EMI GRC 5679932
ボリス・クリストフ/ムスルグスキー:歌曲集         



●EMI Great Conductors of the Century 特別セール 各2枚組 \1150
ご注文締め切り:1月22日 ※2月中旬入荷予定
※ご注文分のみの入荷となります。また本国の品切れ等で入荷が無かった商品
は、キャンセルとさせていただきますので、ご了承下さい。

EMI 5628632
シューベルト:交響曲第3番、他/クーベリック・コンダクツ

EMI 5628662
モーツァルト:交響曲第36番、他/ライナー・コンダクツ

EMI 5628692
シベリウス:交響曲第4番、他/カラヤン・コンダクツ

EMI 5628722
メンデルスゾーン:交響曲第4番、他/チェリビダッケ・コンダクツ

EMI 5628752
ベートーヴェン:交響曲第3、5、9番/フルトヴェングラー・コンダクツ

EMI 5629392
ブラームス:交響曲第4番、他/トスカニーニ・コンダクツ

EMI 5750912
ドヴォルザーク:交響曲第8番、他/アンチェル・コンダクツ

EMI 5750942
Rコルサコフ:シェエラザード、他/アンセルメ・コンダクツ

EMI 5751002
マーラー:交響曲第2番、他/バルビローリ・コンダクツ

EMI 5751032
メンデルスゾーン:交響曲第4番、他/ブッシュ・コンダクツ

EMI 5751062
ベルリオーズ:幻想交響曲、他/クリュイタンス・コンダクツ

EMI 5751092
ベートーヴェン:交響曲第3番、他/フリッチャイ・コンダクツ

EMI 5751122
リスト:交響詩集/ゴロワノフ・コンダクツ

EMI 5751152
モーツァルト:交響曲第40番、他/エーリヒ・クライバー・コンダクツ

EMI 5751182
チャイコフスキー:交響曲第5番、他/クーセヴィツキー・コンダクツ

EMI 5751212
ボロディン:交響曲第2番、他/マルコ・コンダクツ

EMI 5751242
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲、他/マルケヴィチ・コンダクツ

EMI 5751272
ブラームス:交響曲第4番、他/オーマンディ・コンダクツ

EMI 5751302
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、他/シューリヒト・コンダクツ

EMI 5751332
ベートーヴェン:交響曲第6番、他/ワルター・コンダクツ

EMI 5754592
シューベルト:交響曲第4番「悲劇的」、他/ボールト・コンダクツ

EMI 5754622
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919)、他/ジュリーニ・コンダクツ

EMI 5754652
ベートーヴェン:交響曲第2番、他/クレンペラー・コンダクツ

EMI 5754712
マーラー:交響曲第6番/ドビュッシー:海、他
/ミトロプーロス・コンダクツ

EMI 5754742
ベートーヴェン:交響曲第2番、他/モントゥー・コンダクツ

EMI 5754772
ベートーヴェン:交響曲第9番、他/ミュンシュ・コンダクツ

EMI 5754802
シベリウス:交響曲第1番、他/ストコフスキー・コンダクツ

EMI 5754832
ドヴォルザーク:交響曲第9番、他/ターリヒ・コンダクツ

EMI 5754862
ワーグナー:管弦楽作品より/コーツ・コンダクツ

EMI 5759382
チャイコフスキー:交響曲第4番、他/ビーチャム・コンダクツ

EMI 5759442
ブルックナー:交響曲第8番、他/ベーム・コンダクツ

EMI 5759532
ブルックナー:交響曲第7番、他/ムラヴィンスキー・コンダクツ

EMI 5759562
ベートーヴェン:交響曲第8番、他/シェルヒェン・コンダクツ

EMI 5759622
チャイコフスキー:交響曲第5番、他/セル・コンダクツ



●Sony Essential特別セール
ご注文締め切り:1月22日 ※2月中旬入荷予定
※ご注文分のみの入荷となります。また本国の品切れ等で入荷が無かった商品
は、キャンセルとさせていただきますので、ご了承下さい。

SONY 46328 \950
ベートーヴェン:交響曲第3番/セル

SONY 46329 \950
ベルリオーズ:幻想交響曲/オーマンディ

SONY 46330 \950
ブラームス:交響曲第4番、他/セル

SONY 46331 \950
ドヴォルザーク:交響曲第9番/オーマンディ

SONY 46333 \950
モーツァルト:交響曲第35、40、41番/セル

SONY 46334 \950
チャイコフスキー:交響曲第4番/オーマンディ

SONY 46335 \950
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/スターン/オーマンディ

SONY 46336 \950
ショパン:ピアノ協奏曲第1、2番/ワッツ

SONY 46337 \950
ドボルザーク:チェロ協奏曲/ロゼ

SONY 46339 \950
チャイコフスキー:協奏曲集/メータ/ギレリス/オイストラフ

SONY 46343 \950
シューベルト:ピアノ五重奏曲/ブタペスト弦楽四重奏団

SONY 46345 \950
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番/カザドシュ

SONY 46347 \950
スペイン・ギター曲集/ウィリアムズ

SONY 46532 \950
ベートーヴェン:交響曲第1、6番/セル

SONY 46533 \950
ベートーヴェン:交響曲第9番/セル

SONY 46534 \950
ブラームス:交響曲第1番、他/セル

SONY 46535 \950
マーラー:交響曲第4番/セル/デイヴィス

SONY 46536 \950
メンデルスゾーン:交響曲第3番、他/セル

SONY 46537 \950
リムスキー・コルサコフ:シェエラザード/オーマンディー

SONY 46538 \950
チャイコフスキー:交響曲第5番/オーマンディ

SONY 46539 \950
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲/ズ-カーマン

SONY 46540 \950
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲/ズーカーマン

SONY 46541 \950
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1、4番/オーマンディ

SONY 46542 \950
メンデルスゾーン:協奏曲集/スターン

SONY 46548 \950
オペラ・アリア集/ヴァリアス・アーティスツ

SONY 46549 \950
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番/フライシャー

SONY 47651 \950
ベートーヴェン:交響曲第2、5番/セル

SONY 47652 \950
ブラームス:交響曲第2、3番/セル

SONY 47654 \950
マーラー:交響曲第6番//セル

SONY 47655 \950 サンサーンス:交響曲第3番/オーマンディ

SONY 47656 \950 Rシュトラウス:ツァラトゥストラはかく/オーマンディ

SONY 47657 \950
チャイコフスキー:交響曲第6番/オーマンディ

SONY 47658 \950
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1、3番/フライシャー/セル

SONY 47659 \950
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、他/フランチェスカッティ

SONY 47665 \950
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第/ブタペスト弦楽四重奏団

SONY 47668 \950
オルフ:カルミナブラーナ/オーマンディ

SONY 47669 \950
バリオス:ギター作品集/ジョン・ウィリアムス

SONY 47670 \950
グレゴリオ聖歌/ヴァリアス

SONY 48158 \950
ベートーヴェン:交響曲第4、7番/セル

SONY 48159 \950
ビゼー:カルメン組曲第1、2番/オーマンディ

SONY 48161 \950
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集/セル

SONY 48162 \950
ムソルグスキー:展覧会の絵/セル

SONY 48163 \950
ラヴェル:ボレロ/オーマンディ

SONY 48164 \950
Jシュトラウス:ウィンナワルツ集オーマンディ

SONY 48165 \950
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2、4番/フライシャー/セル

SONY 48167 \950
リスト:ピアノ協奏曲第1、2番/アントルモン

SONY 48174 \950
ドビッシー:2つのアラベスク/アントルモン

SONY 48175 \950
ワーグナー:管弦楽作品集/セル

SONY 48266 \950
モーツアルト:セレナーデ集/セル/ラインスドルフ

SONY 48267 \950
レスピーギ:ローマの松/オーマンディ

SONY 48268 \950
シューベルト:交響曲第8、9番/セル

SONY 48269 \950
シューマン:交響曲第1、2番/クーベリック

SONY 48270 \950
シューマン:交響曲第3、4番/クーベリック

SONY 48271 \950
シベリウス:フィンランディア/オーマンディ

SONY 48272 \950
Rシュトラウス:英雄の生涯/オーマンディ/セル

SONY 48274 \950
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番/ズーカーマン

SONY 48276 \950
サンサーンス:ピアノ協奏曲第2番/オーマンディ

SONY 48281 \950
マーラー:交響曲第8番/ギーレン

SONY 48283 \950
サティ:ピアノ作品集/アントルモン

SONY 48285 \950
ヘンデル:水上の音楽/マルゴワール

SONY 53252 \1,900
ヴェルディ:レクイエム/オーマンディ

SONY 53256 \950
ドビュッシー:海、夜想曲/オーマンディ 2枚組

SONY 53257 \950
グリーグ:ペールギュント組曲、他/ディヴィス

SONY 53511 \950
Rシュトラウス:家庭交響曲、他/セル/オーマンディ

SONY 53514 \950
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集/スターン

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07-01 No.9-2

2007年01月17日 19時01分42秒 | Weblog
SONY 53517 \950
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/オーマンディ

SONY 53518 \950
マーラー:大地の歌、他/デイヴィス

SONY 53531 \1,900
ベートーヴェン:後期ピアノソナタ集/ローゼン 2枚組

SONY 60293 \950
ヘンデル:マニフィカート/ビッグス

SONY 60311 \950
レスピーギ:鳥、教会のステンドグラス/オーマンディ

SONY 60711 \950
ヴィヴァルディ:四季/ブリュッヘン

SONY 60880 \1,900
バッハ:6つのチェロ組曲 2枚組/ビルスマ

SONY 61693 \950
R.シュトラウス:アルプス交響曲/デイヴィス/マートン

SONY 61694 \950
モーツァルト:ピアノソナタ集/リリ・クラウス

SONY 61695 \950
モーツァルト:ハイドン弦楽四重奏曲/アルティス弦楽四重奏曲

SONY 61703 \950
オルフ:カトゥーリ・カルミナ/バーンスタイン

SONY 61704 \950
ウェストミンスター聖歌集/ネアリー

SONY 61716 \950
アランフェス協奏曲/ウィリアムス

SONY 62400 \950
ホルスト:惑星
ウォルトン:ファサード/バーンスタイン/オーマンディ

SONY 62401 \950
コープランド:管弦楽曲集/プレヴィン

SONY 62406 \1,900
ボロディン:交響曲管弦楽曲集 2枚組/デイヴィス

SONY 62409 \1,900
ショスタコーヴィチ:交響曲第4、10番 2枚組/オーマンディ

SONY 62413 \950
ドビュッシー/ラヴェル:弦楽四重奏曲集/東京弦楽四重奏団

SONY 62424 \950
モーツァルト:フルート協奏曲/ズーカーマン

SONY 62425 \950
ギター・リサイタル/ウィリアムズ

SONY 62638 \950
サン=サーンス:動物の謝肉祭/オーマンディ

SONY 62639 \950
モーツァルト:ホルン協奏曲集/クレヴェンガー

SONY 62640 \950
バロック作品集/ヴァリアス

SONY 62642 \950
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番/オーマンディ

SONY 62645 \950
V.ウィリアムズ:管弦楽曲集/オーマンディ

SONY 62649 \950
ハイドン:協奏曲集、他/オーマンディ/ランパル他

SONY 62652 \950
モーツァルト:オーボエ協奏曲、他/オーマンディ/バレンボイム

SONY 62659 \950
ベルリオーズ:レクイエム/オーマンディ

SONY 62663 \950
モーツァルト:ドンジョバンニ ハイライト/マゼール

SONY 62664 \950
リスト:ピアノソナタロ短調/ローゼン

SONY 62743 \950
ヘンデル:作品集/ヴァリアス

SONY 62833 \950
ジョプリン:ピアノ・ラグ集/イートン

SONY 62946 \1,900
バッハ:ブランデンブルク協奏曲 2枚組/レオンハルト

SONY 62949 \1,900
バッハ:イギリス組曲 2枚組/レオンハルト

SONY 62972 \950
バッハ:リュート組曲/ウィリアムス

SONY 62973 \950 バッハ:リュート組曲第2集/ウィリアムス

SONY 63001 \1,900
ヘンデル:メサイア 2枚組/マルゴワール

SONY 63013 \950
ヴェルディ:アリア、合唱曲集/カナワ/カレーラス/バルツァ

SONY 63034 \950
アメリカの作曲家による作品集/ヴァリアス

SONY 63035 \950
シェーンベルク:浄夜//ブーレーズ/バレンボイム

SONY 63036 \950
シューベルト:弦楽五重奏曲/ゼルキン/フランク

SONY 63037 \950
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23、24番/セル/カサドゥシュ

SONY 63038 \950
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22、27番/カサドゥシュ/セル

SONY 63042 \950
シューベルト:ピアノソナタ、他/ゼルキン

SONY 63062 \950
ベートーヴェン:序曲集/セル

SONY 63063 \950
カントルーブ:オーベルニュの歌/フォン・シュターデ

SONY 63185 \1,900
バッハ:オルガン作品集 2枚組/レオンハルト

SONY 63231 \1,900
バッハ:鍵盤楽曲集 2枚組/ローゼン

SONY 63247 \1,900
エルガー:チェロ協奏曲 2枚組/デュ・プレ

SONY 63257 \1,900
ラフマニノフ:交響曲集 2枚組/オーマンディ

SONY 64133 \950
エッセンシャル・フィッリプ・グラス/ヴァリアス・アーティスト

SONY 67174 \950
ドヴォルザーク:交響曲第7番、第8番/デイヴィス

SONY 67177 \950
モーツアルト:協奏交響曲集/セル/オーマンディ

SONY 67178 \950
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21、26番/セル/プレヴィン

SONY 67182 \950
フォーレ/デュリュフレ:レクイエム/デイヴィス

SONY 87741 \950
バルトーク:管弦楽の為の協奏曲/バーンスタイン

SONY 87742 \1,900
ブルックナー:交響曲第4、5番 2枚組/オーマンディ

SONY 87743 \1,900
ブルックナー:交響曲第8番 2枚組/メータ

SONY 87744 \2,700
ドビュッシー:ピアノ独奏曲全集 4枚組/クロスリー

SONY 87745 \950
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲/オーマンディ

SONY 87746 \2,700
アイヴズ:交響曲第1-4番 3枚組/マイケル・ティルソン・トーマス

SONY 87747 \2,700
プロコフィエフ:ピアノソナタ全集 2枚組/ブロンフマン

SONY 87748 \950
ラヴェル:ピアノ協奏曲、他/ブーレーズ/オーマンディ

SONY 87749 \950 ニールセン:フルート協奏曲、他/バーンスタイン

SONY 87797 \950 ベルリオーズ:夏の夜、他  /小澤征爾

SONY 87947 \1,900
バッハ:無伴奏ヴァイオリンの為のソナタ 2枚組/シェリング

SONY 87948 \950
バーバー:協奏曲/管弦楽曲集/バーンスタイン/スターン

SONY 87949 \2,700
バルトーク:ピアノ独奏作品集 4枚組/シャーンドル

SONY 87950 \950
フランク:交響曲ニ短調/ジュリーニ/クロスリー

SONY 87951 \1,900
メシアン:峡谷から星たちへ 2枚組/クロスリー/サロネン

SONY 87952 \950
ムソルグスキー:展覧会の絵/ジュリーニ

SONY 87953 \1,900
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集 2枚組/ブロンフマン/メータ

SONY 87954 \950
ショスタコーヴィチ:交響曲第5、9番/バーンスタイン

SONY 87955 \950
ストラヴィンスキー:交響曲集/ティルソン=トーマス

SONY 87956 \950
グレート・ソプラノ・アリア/スコット/テ・カナワ

SONY 87967 \950
アイヴズ:弦楽四重奏曲、他/ジュリアード弦楽四重奏団

SONY 89284 \950
チャイコフスキー:バレエ音楽集/オーマンディ

SONY 89286 \950
プッチーニ:オペラアリア集/カナワ/カレーラス

SONY 89288 \950
モーツァルト:レクイエム/リリング

SONY 89289 \950
マーラー:交響曲第5番/マゼール

SONY 89291 \950
ファリャ:恋は魔術師/アントルモン

SONY 89308 \950
ブラームス:ドイツ・レクイエム/マゼール

SONY 89369 \950
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー/アントルモン/オーマンディ

SONY 89373 \950
ギター名演集/ウィリアムス

SONY 89732 \950
バルトーク:ピアノ協奏曲第1-3番/ブロンフマン/サロネン

SONY 89734 \950
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2、3番/プロンフマン

SONY 89735 \1,900
チャイコフスキー:白鳥の湖 2枚組/ティルソン=トーマス

SONY 89740 \950
プロコフィエフ:ロミオとジュリエット/サロネン

SONY 89776 \950
スメタナ:交響詩「わが祖国」/メータ

SONY 89777 \950
モーツァルト:ミサ ハ短調/アバド/ボニー

SONY 89778 \1,900
チャイコフスキー:くるみ割り人形 2枚組/トーマス・ティルソン

SONY 89779 \950
V.ウィリアムス:交響曲第4番/バーンスタイン

SONY 89783 \950
マーラー:交響曲第1番/マゼール

SONY 89784 \1,900
マーラー:交響曲第2番 2枚組/マゼール

SONY 89785 \1,900
マーラー:交響曲第7番 2枚組/マゼール

SONY 89786 \1,900
マーラー:交響曲第9番 2枚組/マゼール

SONY 89893 \1,900
マーラー:交響曲第3番 2枚組 マゼール/バルツァ

SONY 89894 \950
ストラヴィンスキー:春の祭典、火の鳥/サロネン

SONY 89895 \2,700
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲前期 3枚組/ジュリア-ド四重奏団

SONY 89896 \2,700
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲中期 3枚組/ジュリアード四重奏団

SONY 89897 \2,700
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲後期 3枚組/ジュリアード四重奏団

SONY 89898 \950
グリーグ:ペール・ギュントより/サロネン/ヘンドリクス

SONY 89899 \950
ブラームス:セレナーデ第1、2番/ティルソン・トーマス

SONY 89900 \950
メシアン:トゥーランガリーラ交響曲/サロネン

SONY 89901 \950 シューマン:ピアノ協奏曲、他/セル/オーマンディ

SONY 89902 \1,900
シェーンベルク:グレの歌 2枚組/メータ/ホッター/レイクス

SONY 89903 \950
ヤナーチェク:シンフォニエッタ/マイケル・ティルソン・トーマス

SONY 89904 \950
バーンスタイン:交響曲第7番/ショスタコーヴィチ

SONY 89905 \1,900
ブラームス:ピアノ協奏曲集 2枚組/ゼルキン/セル

SONY 89934 \1,900
ウォルトン:管弦楽作品集 2枚組/セル

SONY 89974 \2,700
ニールセン:交響曲集第1-6番 2枚組/オーマンディ/バーンスタイン

SONY 89975 \2,700
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ集 3枚組/スターン/イストミン

SONY 89976 \1,900
エルガー:交響曲第1、2番 2枚組/バレンボイム

SONY 89977 \1,900
サン=サーンス:ピアノ協奏曲集 2枚組/アントルモン/プラッソン

SONY 89978 \1,900
シューベルト:弦楽四重奏曲12-15番 2枚組/ジュリアード四重奏団

SONY 89979 \2,700
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 4枚組/スターン/イストミン/ローゼ

SONY 89980 \1,900
ヴィヴァルディ:12のヴァイオリン協奏曲 2枚組/ズカーマン

SONY 89981 \1,900
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 2枚組/ランパル/シモーネ


SONY 90375 \2,700
シューベルト:交響曲全集 4枚組/バレンボエム

SONY 90376 \950
ヴァイル:管弦楽作品集/トーマス

SONY 90377 \950
シューベルト:ピアノトリオ/インマゼール

SONY 90378 \950
アダン:ジゼルより/トーマス

SONY 90379 \1,900
ハイドン:4つのミサ曲集 2枚組/ターフェルムジーク

SONY 90380 \2,700
シューベルト:ミサ曲集 4枚組/ヴァイル

SONY 90476 \950
バッハ:ゴールドベルク変奏曲/ローゼン

SONY 90477 \950
ブラームス:六重奏曲第1、2番/ラルキブデッリ

SONY 90480 \950
ルトスワフスキー:交響曲第4番/サロネン

SONY 90481 \950
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集/ブロンフマン

SONY 91124 \950
イギリスのギター音楽集/ジョン・ウィリアムス

SONY 93045 \3,050
ベートーヴェン:交響曲全集 5枚組/マゼール

SONY 93051 \3,050
ラフマニノフ:ピアノ作品全集 5枚組/ラレード

SONY 93057 \2,700
シベリウス:交響曲全集 5枚組/マゼール

SONY 93062 "\2,700 " チャイコフスキー:交響曲全集 4枚組/ア

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07-01 No.8-1

2007年01月17日 16時51分12秒 | Weblog
★レコード・クリーニング・サービス開始のお知らせ★
以前からご要望をいただいておりました、キースモンクス・クリーニング・
マシーンによるアナログ・レコードのクリーニングサービスを開始いたします。

●キースモンクス・クリーニング・マシーン:
このクリーニングは、レコード盤面に洗浄液を広げて、はけにより盤面のほ
こりを浮き立たせ、その後バキューム方式ですべて吸い上げてしまうもので
す。盤面のコーティング等は一切行わず盤面には何も残りませんので、音質
の変化はほとんどありません(レコードプレス時の剥離剤が取れるため、音
質がクリアーになるという意見もありますが)。ほこり・カビはほぼ90%以
上取り除くことが出来ますが、シリコン系のレコードスプレーを使用したり
表面のコーティング剤等を使用したものは、一度の洗浄では完全に取り除く
ことが出来ません。数回の洗浄サービスは今のところお受けいたしませんの
で、一度の洗浄効果にてご了承願います。SPレコードは今のところ行ってお
りませんが、ご要望がありましたらご相談下さい。

●料金:LP 1枚(両面) \300
(25cm盤、17cm盤も行えますが、料金は同一です)

●レコードは宅急便等でお送りいただくか、直接当店にお持ち下さい。
数日間お預かりしてからのお引渡しとなります。お送りいただく費用と返送
費用はどちらもご負担いただきます。返送費用は下記をご参照下さい。
輸送途中の破損等につきましては宅急便業者の対応となりますので、多額の
保障は期待できません。また、1枚づつ手作業でクリーニングを行いますので
クリーニング中の不慮の事故も起こらないとは限りません。その場合も、多
額の保障は行えませんので、市場取引価格の高い盤を依頼される場合もその
点はご了承願います(保障は基本的に発売当時の定価となります)。
レコードの発送をされる前に、必ずメール等でご連絡下さい。お返事を差し
上げた後に発送をお願いいたします。

返送料金
\500:南東北・関東・信越・北陸・中部(宅急便)
\600:北東北・関西(宅急便)
\700:中国(宅急便)
\800:四国(宅急便)
\900:九州・北海道(宅急便)
\1000:沖縄(宅急便)

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Alquimista>
ALQ 013 \2450
パッヘルベル:「カノンとジーグ」 ニ長調
マルチェッロ:「ヴェニスの愛」ニ短調
ゼレンカ:「ヒポコンドリア」 イ長調
ヘンデル:「忠実な羊飼い」ニ短調
バッハ:「アリア」ニ長調 
ヴィンサント〔三宮正満(Ob1&dir)、尾崎温子(Ob2)、功刀貴子(Fg)、
永谷陽子(Fg2)、荒木優子(Vn solo)、長岡聡季(Vn1)、
中丸まどか(Vn1)、川久保洋子(Vn2)、山口幸恵(Vla)、懸田貴嗣(Vc)、
西澤誠治(Cb)、鈴木優人(Cem)〕
収録:2006年5月2-4日 ハクジュホール
ヴィンサントとは“聖なるワイン”を意味するイタリアの食後酒。深い琥珀色
をしていて、香りは甘く、貴族的なまでに優雅。人生の贅沢な楽しみ。日本の
古楽界を代表するオーボエ奏者・三宮正満(さんのみや・まさみつ)率いるピ
リオッド楽器アンサンブル「ヴィンサント」の演奏には、愉悦が横溢している。
洗練、颯爽、そして時に甘美に・・・その演奏は、スプマンテのような弾ける
イキのよさだって兼ね備えている。―ライナーノーツより抜粋(木幡一誠)―
名曲「ヴェニスの愛」も古楽器による演奏は非常に珍しいもの。また、パッヘ
ルベル作品も、カノンは幅広く人口に膾炙していますが、その後に続くジーグ
と一緒に演奏される場合、アッタッカで演奏されるのでカノンが比較的速いテ
ンポでないとおかしいものです。「間口は広く、しかしマニアックなものも」
と語る三宮の並々ならぬ各曲への愛情と意気込みが感じられます。
通奏低音チェンバロを鈴木雅明のご令息、鈴木優人がつとめるほか、ほかのメ
ンバーもBCJ、OLCはじめ日本国内外のオーケストラ、アンサンブルで活躍する
若手を中心とした、たのしみなメンバーです。





<BIS>
BIS SA 1551(SACD-Hybrid) \2380
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.34
(1)第1番「何と美しいことでしょう、暁の星が照り輝くのは」BWV1
(2)第126番「我らを保たせたまえ、主よ、あなたの御言葉のもとに」BWV126
(3)第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神」BWV127
キャロリン・サンプソン(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
127番《主イエス・キリスト、真の人にして神》が聴きもの。とりわけ美しい
のが第3曲のアリアで、2本のリコーダーと弦のピツィカートが刻む「死の鐘」
に乗ってオーボエとソプラノが歌う「天国での安らぎ」。これは全カンタータ
中、最も美しいアリアと言っても過言でないものです。続くトランペットとバ
スが語るこの世の終わりの描写とあいまって、劇的に音楽化されたキリスト教
の奥義を目の当たりにすることができます。

BIS SA 1598(SACD-Hybrid) \2380
コルネットの黄金時代
(1)ハーバート・クラーク:お披露目/波の花嫁
(2)カール・ヘーネ:スラヴ幻想曲
(3)グリーグ:ロンダーネにて
(4)パーシー・コード:ゼルダ
(5)テオドル・ホーホ:北欧幻想曲
(6)ジョン・ハートマン:ファシリータ
(7)オスカル・ボルグ:夏の気分
(8)ディニク:ホラ・スタッカート
(9)フランク・サイモン:柳のさざめき
(10)ヘルマン・ベルシュテット:ナポリ
ウーレ・エドヴァルド・アントンセン(コルネット)、
インガル・ベルグビィ(指)王立ノルウェー海兵バンド
「モーリス・アンドレ以来の逸材」と称されたアントンセン期待の新録音。
スーザ・バンドのコルネット奏者として名を馳せたハーバート・クラークを
はじめ、この楽器の名手たちが作曲したものを集めており、さすが楽器の機
能を熟知した人たちならではの沸き立つような魅力に酔わされます。アント
ンセンの香り高く完璧な演奏も驚愕。

BIS SA 1301(SACD-Hybrid) \2380
プロコフィエフ:
バレエ音楽「ロミオとジュリエット」(1)第1組曲 (2)第2組曲 (3)第3組曲
アンドリュー・リットン(指)ベルゲン・フィル
名指揮者アンドリュー・リットンがBIS初登場。それもベルゲン・フィルとの
共演というのが興味津々。曲はSoftbankのCFで使われて人気が出たプロコフィ
エフの「ロミオとジュリエット」。グリーグで名を売った同オケですが、プロ
コフィエフでも絶妙なリズム感を聴かせてくれます。

BIS 1525 \2250
シベリウス:
(1)火の起源 Op.32(1902年オリジナル版)/同曲(1910年改訂版)
(2)サンデルスOp.28 (1898年オリジナル版)/同曲(1915年改訂版)
(3)おまえに勇気があるか Op.31の2 (1911年第2版)/同曲(1914年第4版)
(4)カンタータ「放たれた女王」 Op.48(1910年女声合唱版)
(5)フィンランド狙撃兵行進曲 Op.91の1(1918年男声合唱と管弦楽版)
(6)急流下りの花嫁たち Op.33(1943年合唱版)
(7)恋する人(1894年テノール、男声合唱と弦楽版)
トムミ・ハカラ(Br)、トム・ナイマン(Ten)、イール男声Cho、
オスモ・ヴァンスカ(指)ラハティSO
BISならではのあっぱれ徹底企画。声楽を含む管弦楽作品を集めているものの、
いずれも通常聴くことのできない版によるのが特別。全10曲中7曲が世界初録
音。なかでも「恋する人」の1894年テノール、男声合唱と弦楽オケ版が絶品。
まるで初めて聴くような新鮮さです。

BIS 1427 \2250
シュニトケ:チェロとピアノのための作品集
(1)チェロソナタ第1番(1978)
(2)同第2番(1993/4)
(3)無伴奏チェロのための即興曲(1993)
(4)ムジカ・ノスタルジカ(1992)
(5)エピローグ-バレエ音楽「ペール・ギュント」より(1993)
トーレイヴ・テデーン(Vc)、ローランド・ペンティネン(Pf)
BIS久々の新録音によるシュニトケ作品。シュニトケには大物チェロ奏者の友
人が多かったため、優れたチェロ曲を残しています。テデーンとペンティネン
余裕の演奏で、暗く病的なシュニトケの世界を愉しむことができます。

BIS 1665/66 3枚組 \4500
ラフマニノフ:交響曲全集
(1)交響曲第1番ニ短調 Op.13 (2)同第2番ホ短調 Op.27 
(3)同第3番イ短調 Op.44 (4)ユース・シンフォニー 
(5)交響詩「ロスチスラフ王子」 (6)ヴォカリーズ(作曲者編)
オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指)
スコティッシュ・ナショナルO
壮大な演奏と欧米で絶賛されているヒューズのラフマニノフの交響曲が待望の
セット発売。3枚組ながら2枚価格なうえ、若書きの「ユース・シンフォニー」
や交響詩「ロスチスラフ王子」も入っているのが魅力です。

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07-01 No.8-2

2007年01月17日 16時50分39秒 | Weblog
<ALPHEE>
ALPHEE 9308002 \2250
サント=コロンブ:2挺のヴィオールのためのコンセール集
アンヌ・マリ・ラスラ(Gamb)、シルヴィ・モケ(Gamb)
録音:1993年1月
マレの師であり、ヴィオールの名演奏家にして作曲家として知られるサント・
コロンブが2挺のヴィオールを対等な扱いで作曲したコンセール集。クイケン
やサヴァールの門下で有名な団体で活躍していたラスラとモケは、2挺のヴィ
オール各々が旋律と伴奏を巧みに受け渡しあいながら複雑に絡み合うことで
表現される、清澄で瞑想的な世界を聴かせてくれます。

ALPHEE 9506045 2枚組 \3380
ロック:コンソート・ミュージック集
「我が従兄弟のためのコンソート集」(24曲5組曲)、
「4声部のためのコンソート集」(24曲6組曲)
アンサンブル・オルランド・ギボンズ(J.アンタイ、ラスラ、モケ、上村香
(Gamb))
録音:1991年スイス、ヌーシャテル州、フェナン寺院
王政復古時代のイギリスに生き、歌劇や器楽曲で知られるロックの、コンソー
ト集の名品による2枚組。各々がサヴァールやクイケンという名手の門下で、
かつ、レ・ザール・フロリサンやラ・プティット・バンドのような有名な団体
で活躍していた4人の、息の合ったアンサンブルが、ロックの雅やかな世界を
余すことなく再現しています。

ALPHEE 9611007 \2250
グレゴリオ聖歌:レクイエム
グレゴリアン・ド・メディテラネ聖歌隊
録音:1994年10月シルヴァカーヌ修道院
フランスの各時代、各地域に残されたグレゴリオ聖歌の歌い方を生かし、単
声で歌うのみならず、オルガヌムやフォブルドンによるポリフォニーの曲を
適宜混ぜた録音。特に、「ディエス・イレ(怒りの日)」は、短長のリズム
によるラテン語詩の格を生かした、特徴ある歌い方となっています。




<DOREMI>
DHR 7882 \1980
「リヒテル第12集 / 1958年ブダペスト & 1986年高崎ライヴ集」
(1)ブラームス:ピアノ五重奏曲へ短調Op.34
(2)シューマン:
パガニーニのカプリースによる6つの演奏会練習曲Op.10より 第4番、
第5番 & 第6番
(3)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(1)タートライ四重奏団(ヴィルモシュ・タートライ / ミハーイ・スーチュ
/ ジェルジ・コンラート / エデ・バンダ)
録音:(1)1958年2月13日ブダペスト、アカデミー・オブ・ミュージック(ラ
イヴ)
(2)1986年10月16日高崎、音楽センター(ライヴ)
同じ年にボロディン・カルテットとも録音を残しているピアノ五重奏は、2月
9日から17日にかけて7回にわたって行なわれたブダペスト公演でのもの。50
年代絶頂期のリヒテルとハイドンの全集録音で知られるタートライとの熱の
こもった演奏が楽しめます。
いっぽう亡くなる10年ほど前、リサイタル・パートは高崎公演から。この年
の日本公演は9月18日の上越市に始まり10月21日の長野まで全14回、ソロ・リ
サイタルのほかカガン、グートマン、バシュメットとの共演も含む大掛かり
なものでした。初出レパートリーのシューマン、88年ライヴとほとんど同傾
向のパガニーニ変奏曲はときに思索的でさえあり、いずれもかつての強く重
い打鍵に円熟の味わいを加えています。ちなみに当日はほかにハイドンのソ
ナタ2曲(第48番と第52番)も弾いています。




<COVIELLO>
COV 40613 \2180
ギリシャの風景-ステラ・ドゥフェクシスによる歌曲集
シューベルト:
ギリシャの神々(断片) D.677、アティス D.585、メムノンD.541、
恋する女の手紙D.673、双子座に寄せる舟乗りの歌D.360
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌(パンの笛、髪、水の精の墓)
ショーソン:7つの歌より“ヘベ”
ラヴェル:
5つのギリシャ民謡(花嫁の歌-花嫁の目覚め、向こうの教会へ、
私とくらべられる伊達男はだれ、乳香を摘む女たちの歌、何と楽しい)、
トリパトス  他
ステラ・ドゥフェクシス(Ms) アクセル・バウニ(P)
コミッシュオーパー専属歌手で数々のオペラにも出演しているドイツの女性
歌手ステラ・ドゥフェクシスによる、ギリシャにまつわる歌曲を集めたアル
バムです。シューベルト、ドビュッシー、ラヴェルなどの作曲家による作品
やコナディス、クリスティアン・ジョスト、ディミトリス・ミトロプーロス
といったギリシャ出身の作曲家による歌曲などを収録しています。ステラ・
ドゥフェクシスの豊かな声量でギリシャ民謡風に魅力的な作品に仕上げてい
ます。





<harmonia mundi>
HMA 1951167 \1080
(1)リュリ:怒りの日 
(2)同:ミゼレーレ
(3)デュモン:メモラーレ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)シャペル・ロワイヤル
録音:1986年
大規模な編成によるフランス風のモテット集です。リュリは、ルイ14世に仕
え、フランス・バロック・オペラの基礎を築いた人物。彼の比較的珍しい宗
教音楽を、ヘレヴェッヘの指揮による極めて美しい演奏によって聴くことが
できます。賑々しいトランペットのファンファーレで始まる「テ・デウム」
の絢爛豪華な世界、劇的な「怒りの日」の表現は見事です。デュモンは、ル
イ14世時代の王室礼拝堂で多くの宗教作品をのこした人物です。

HMA 1951740 \1080
J.S.バッハ:
(1)チェンバロ協奏曲ニ短調BWV 1052
(2)ヴァイオリン、フルートとチェンバロのための三重協奏曲BWV1044
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル:
(3)クラヴィーア協奏曲変ロ長調
ベルリン古楽アカデミー
(1)ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
(2)クリストフ・フンゲバース(Fl)、ゲオルク・カルヴァイト(Vn)、
ツヴィ・メニカー(フォルテピアノ)
(3)クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
当アルバムはオルガン作品に基づくバッハの三重協奏曲や、バッハの息子の
世代で、最晩年のバッハの知遇を得たというドイツの作曲家ヨハン・ゴット
フリート・ミューテル(1728-1788)のクラヴィーア協奏曲など珍しい作品が
並びます。ミューテルの作品は、「疾風怒濤(感情過多様式)」期特有の感
覚で、古典ともバロックともつかない不思議な魅力に満ちています。

HMA 1951037 \1080
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1705-1755):クラヴサン曲全集
ウィリアム・クリスティ(ウィリアム・ダウド・クラヴサン)
録音:1979年10月
現代における、ルネッサンス、バロック音楽の大家の一人、ウィリアム・ク
リスティの若き日の貴重な鍵盤独奏の録音です。ロワイエはパリの音楽界や
宮廷で重要なポストについていた音楽家。ロワイエの音楽は、イタリア色の
強いサヴォワ公国で育ったせいか、活気あふれる付点リズム、急速な音階、
明快な和声や色彩豊かな転調、輝かしい声楽書法など、イタリアの音楽様式
の影響が色濃くみられます。

HMA 1951787 \1080
テレマン:パリ四重奏曲
協奏曲第1番ト長調、協奏曲第2番ニ長調、ソナタ第1番イ長調、
ソナタ第2番ト短調,組曲第1番ト長調、組曲第2番ロ短調
フライブルク・バロック・コンソート
〔カール・カイザー(Fl)、ペトラ・ミュレヤンス(ヴィオロン)、
クリスティン・フォン・デア・ゴルツ (Vc)他〕
「パリ四重奏曲」とも呼ばれるこの曲集は、当時ハンブルクで絶大な人気を
誇っていたテレマンをパリの人々が呼び寄せた際の作品です。テレマンなら
ではの美しいメロディとしっかりした構成が特徴。ドイツの若い団体フライ
ブルク・バロック・コンソートがフレッシュな演奏を繰り広げています。

HMA 1951688 \1080
「失われた響きをもとめて・・・」
G.ガブリエリ:オルガンを含む合奏によるソナタとカンツォーナ集
(1)第9旋法による8声のカンツォーナ*
(2)7声によるカンツォーナ 第5番**
(3)第1旋法による10声のカンツォーナ*
(4)第9旋法による12声のカンツォーナ*
(5)8声によるカンツォーナ 第8番**
(6)8声によるカンツォーナ 第10番**
(7)Ricercar del primo tono
(8)第12旋法による10声のカンツォーナ
(9)第2カンツォーナ(6曲のカンツォーナより)
(10)エコー効果の第12旋法による10声のカンツォーナ*
(11)第7旋法による8声のカンツォーナ*
(12)7声によるカンツォーナ 第6番**
(13)第12旋法による10声のカンツォーナ*
(14)8声によるカンツォーナ 第9番**
(15)第8旋法による12声のカンツォーナ*
(16)8声によるカンツォーナ 第12番
(17)10声によるカンツォーナ 第14番
(18)12声によるカンツォーナ 第16番
*サクラ・シンフォニア集第1巻(1597)より
**カンツォーナとソナタ(1615)より
ブルース・ディッキー、シャルル・トゥト(Org/ボローニャ、聖ペトロニオ
教会のオルガン)
コンチェルト・パラティーノ
録音:2000年
ガブリエリの有名なソナタやカンツォーナを、ヴェネツィアのサン・マルコ
教会で演奏されていた当時の姿で再構築しようとするすべての試みは、ある
ひとつの大きな理由によって阻まれてきました。その理由とは、ガブリエリ
の死後、当時教会にあった、ふたつのバシリカ風オルガンがなくなってしま
ったということです。このCDは、当時の2台のオルガンによるステレオ効果
を得るために、ボローニャにある聖ペトロニオ教会で演奏、録音されていま
す。この教会には、ガブリエリが楽長を務めていた当時のサン・マルコ教会
と同様、2台のオルガンが配置されています。

HMA 1951482 \1080
F.モンポウ:管弦楽作品集
(1)街はずれ(管弦楽編曲:マニュエル・ロザンタール1936年)
(2)子供の情景(管弦楽編曲:アレクサンデル・タンスマン、1936年)
(3)インプロペリア
(4)夢のたたかい(作曲者自身による管弦楽編曲、1965年)
ジュゼッペ・ポンス(指)ヴァレンシア・リウレ劇場室内管弦楽団
(3)ビルヒニア・パラモン(Sp)、(3)イエジィ・アルティシ(Br)
(3)(4)バレンシア合唱団(合唱指揮:フランコ・ペラーレス)
カタロニアが生んだ音の詩人モンポウ。彼のピアノ曲の独特な魅力は日本で
も多くのファンを持っていますが、管弦楽作品はきわめて珍しいです。1963
年作の「インプロペリア」はラテン語による独唱、合唱と管弦楽のための大
作。「夢のたたかい」は原曲のピアノ伴奏をモンポウ自身の手でオーケスト
レーション。ともに独特の詩情が色彩化され興味深いものとなっています。
モンポウの代表的なピアノ作品2つを、彼の盟友タンスマンとロザンタール
がオーケストレーション。内容がより具体的で、新たな発見ができるものと
なっています。

HMA 1951129 \1080
クラウディオ・モンテヴェルディ:
(1)西風が戻り (2)ああ、恋する人はどこにいるのか 
(3)愛の炎を燃さぬ者は
ベネデット・フェルラーリ・デラ・ティオルバ(1604-1681):
(4)宗教的カンタータ「この鋭いとげ」
クラウディオ・モンテヴェルディ:
(5)アリアンナの嘆き (6)すてきな羊飼いさん 
(7)ああ、お前は何と愛らしいのか
(8)「さあ、私はあなたを見て喜び」(歌劇「ポッペアの戴冠」より第3幕
幕切れの二重唱
ルネ・ヤーコプス(指)コンチェルト・ヴォカーレ
ヘルガ・ミューラー=モリナーリ(メゾ・ソプラノ)、
ルネ・ヤーコプス(カウンター・テノール)、
ウィリアム・クリスティ(チェンバロ)、
コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)、
ヤープ・テル・リンデン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルネサンスからバロックへの音楽史上の大転換点に位置する大作曲家モンテ
ヴェルディ。サン・マルコ大聖堂楽長として晩年を過ごしたヴェネツィアで
は、優れた音楽家達が彼の周辺に集まり、新しい音楽を推進していきました。
端正なヤーコプスの美声が、そんな時代の活況を見事に映し出します。

HMA 1951967 \1080
ラヴェル:ピアノ・トリオ
ショーソン:ピアノ・トリオ ト短調Op.3
トリオ・ヴァンダラー
〔ヴァンサン・コック(Pf)、ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディ
アン(Vn)、
ラファエル・ピドゥ(Vc)〕
録音:1999年
トリオ・ヴァンダラーはたびたび来日している人気室内楽グループ。緻密に
計算されたバランス、デュナーミクのコントロール、ていねいでこまやかな
フレージング、そして一人一人の奏でる音の美しさ、すべてがまさに完璧な
トリオです。音楽史上に燦然と輝くラヴェルの作品と、ショーソンの若き日
の、繊細な美しさを湛えた作品、どちらもエスプリたっぷりに、息をもつか
せぬ美しい演奏で聴かせてくれています。

HMA 1957030 \1080
Zarambeques-17、18世紀のスペインのギター音楽
アルモニオージ・コンチェルティ〔ホアン・カルロス・リベラ(バロック・
ギター)コンスエロ・ナヴァス(テオルボ) ホアン・ミゲル・ニエト(バ
ロック・ギター)〕
17、18世紀のスペインでは、舞曲がその黄金期を迎えていました。様々な土
地から伝わった舞曲と、スペイン独自の舞曲の様式が渾然一体となって生ま
れた楽曲の数々は、今なお色褪せることない輝きを放っています。ギターの
名手たちによる色彩豊かな即興と変奏も見事です。

HMA 195760 \1080
「プロヴァンス地方のオルガン」
ルイ・クープラン、フランソワ・クープラン、フレスコヴァルディ、
ロバーデイ、
ムファットらの作品集
フランソワ・シャペレ、ミシェル・シャピュイ、
ルシエンヌ・アントニーニ、ルネ・サオルジャン(Org)
録音:1971年、1974年
15世紀から17世紀初頭にかけて、フランドル楽派の勢力は絶大で、ポリフォ
ニー音楽はヨーロッパ全土に広まっていきました。音楽家たちはこぞってポ
リフォニー音楽を作曲し、その勢いで、多くのオルガンが、名オルガン・ビ
ルダーたちによって続々と建造されました。このCDでは、フランスに数多く
のこされている名オルガンを、フランスを代表するオルガニストたちが演奏
しています。

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07-01 No.7-1

2007年01月17日 16時48分39秒 | Weblog
★今回のご案内は、昨年11月分でご案内が漏れていた商品となります。
既に発売済みのものもございますので、よろしくお願いいたします。

<Glossa>
GCD 921202 \2180
A・ヴィヴァルディ:
12のヴァイオリンと低音のためのソナタ集Op.2(全12曲)より 第2番/第3番
/第4番/第7番/第1番/第9番/第5番
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、アンサンブル・アウロラ
バロック・ヴァイオリンの世界的奏者エンリコ・ガッティ待望の新作が遂に
登場!Glossa(グロッサ)の専属契約第1弾となったストラデッラのオラトリ
オ「スザンナ」(GCD 921201)に続くリリース第2弾は、なんと後期イタリア
・バロックの大御所ヴィヴァルディというファン感涙のプログラム。
当時のデンマーク王フレゼリク4世に献呈された「ソナタ集Op.2」は全12曲で
構成され、1709年にヴェネツィアで出版が行われた作品番号の付いた最初の
ヴァイオリン・ソナタ集である。
1993年と1998年の2度に渡って「アントニオ・ヴィヴァルディ賞」を受賞して
いるガッティ。母国最大の巨匠の作品に立ち向かう姿勢と気迫の凄まじさは
想像に難くない。
そしてアルカナ時代同様ガッティ自身の解説によるブックレットに加えて、
グロッサの洗練されたジャケットデザインは今回も健在。ファンの渇望を潤
すガッティからの最高のプレゼントとなるだろう!




<Timpani>
1C 1115 \2250
ジョセフ・ギイ・ロパルツ(1864-1955):弦楽四重奏曲全集Vol.2
弦楽四重奏曲第4番ホ長調/同第5番ニ長調《幻想曲風》/同第6番へ長調
スタニスラス弦楽四重奏団
モーツァルトやショスタコーヴィチのアニヴァーサリーで沸く2006年。その
傍らでブームを巻き起こしているフランスの作曲家ロパルツ。クセナキスの
シリーズと並び、ティンパニー(Timpani)の柱となったロパルツのシリーズ
に新たなタイトルが登場!
今回の第2集では1934年から1948年にかけて作曲が行われた後期の3作品を収
録。中でも第5番と第6番は世界初録音となる。
スタニスラス弦楽四重奏団はフランスの室内楽団スタニスラス・アンサンブ
ルの弦楽セクションのメンバーによって1984年に結成されたアンサンブル。
ロパルツに縁の深いフランスの都市ナンシーを中心に活動の場としており、
デュティーユやクラムなどの作品やコンテンポラリーなど現代作品の演奏に
定評がある。

2C 1110 2枚組 \4500
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):室内楽作品全集Vol.1
幻想即興曲Op.4/ヴァイオリン・ソナタOp.36/セレナードOp.7/子守歌Op.8
/アンダンテ/ピアノ五重奏曲Op.41/木管五重奏のための《田園曲》/カッ
ツォネッタOp.19/ソナタ・ダ・カメラOp.48/演奏会用前奏曲Op.53/前奏曲
とフーガOp.41-1/オーボエとピアノのための小品Op.5/田園風演奏曲Op.30
/演奏会用独奏曲Op.35/スペインの踊り子/バレエ《Giration》/
Nuit Divine
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち
好調ティンパニーの新たなるプロジェクトは、作曲家&指揮者として19世紀-
20世紀フランス音楽界に大きな足跡を残したピエルネの室内楽作品のコンプ
リート!
今回リリースとなる第1巻では、弦楽器と木管楽器のために書かれた作品を中
心に17曲を収録。
演奏はティンパニーへ数々の録音を行っている高機能オーケストラ、ルクセ
ンブルク・フィルの実力者たちが勢揃い。実力に違わぬ充実の演奏を披露し
てくれている。ちなみに、このピエルネの室内楽作品全集は全2巻での完結が
予定されている。




<Channel Classics>
CCSSA 80206(SACD-Hybrid) \2850
二胡の歌 ――
Idyllic Tune/Weeping River of Sorrow/Celebrating the Harvest of
Graps/Ode to Shanmenxia Gorge/Birdsong echoing in a quiet valley
/A Bunch of Flowers/Moon reflected in the Twin Spring Lake/Ballad
of North Henan Province
ユ・ホン・メイ(二胡)、ウーリン(中国琴)、
リュウ・イン・シャン(楊琴)、チェン・ジェ(ピアノ)
以外と聴くことの少ない中国の演奏家による中国の作品をチャンネル・クラ
シックスの超優秀録音で楽しむことの出来る「チャンネル・オヴ・チャイナ」
第3弾。ユ・ホン・メイは、ルックスのみならずそのキャリアも華々しい二胡
の演奏家。中国の権威ある「チャイナ・ゴールデン・レコード・アウォード」
おいて「ベスト・ソロ・レコーディング賞」を獲得するなど、広大な中国の
中でもその実力が抜きん出ていることが証明されている。

CCSSA SEL 4606(SACD-Hybrid) \2080
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ4 ――
L・V・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Op.135より
G・ロッシーニ:《老年のいたずら》第8集より
G・マーラー:交響曲第6番《悲劇的》より、交響曲第2番《復活》より
B・セイガー&T・ワイン:恋はごきげん
他 全17曲
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団、
ピーター・ダイクストラ(指揮)、ジェンツ、
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)、他 
チャンネル・クラシックスのアーティストたち
録音、演奏とも世界中から高い評価を受けているチャンネル・クラシックス
のSACDサンプラー第4弾。過去3枚のサンプラーに収録されている曲と重複す
るトラックは無く、今年発売となったアルバムの音源が多数収録されている。




<Signum Classics>
SIGCD 090 \2180
景色と時間 ――
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):The Seasons of his Mercies
ジョン・マッケイブ(1939-):Scenes in America Deserta
キリルス・クレーク(1889-1968):4つのダヴィデの詩篇
ジャクソン・ヒル(1941-):リメンバード・ラヴ
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-):冬の家
J・シベリウス:愛人
Z・コダーイ:夕べの歌
ボブ・チルコット(1955-):Even Such Is Time
キングズ・シンガーズ、アンドリュー・スウェイト(トレブル)
シグナム・クラシックスへの移籍以降、積極的に新作のリリースを続けるキ
ングズ・シンガーズのニュー・アルバム。今年の5月から6月にかけて行われ
た最新録音となる今回の最新盤では、キングズ・シンガーズのために作曲さ
れたベネットの「The Seasons of his Mercies」やマッケイブの「Scenes
in America Deserta」、エストニアの作曲家クレークやシベリウス、コダー
イなどによる多彩な作品を歌い上げる。またイギリスの天才トレブル奏者ア
ンドリュー・スウェイトがゲストとして録音に参加しており、キングズ・シ
ンガーズとのコラボレーションによる相乗効果に期待が高まる!なおキング
ズ・シンガーズは来る12月に来日公演の開催が予定されている。

SIGCD 087 \2180
ジュディス・ウェアー(1954-):歌曲集 ――
On buying a horse/Ox Mountain Was Covered By Trees/エキゾチックか
らの歌曲/スコッチ・ミンストレルシー/欲望の声/スペインの歌曲集/ハ
ラルド王の伝説/セレナード
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)、
アンドリュー・ケネディ(テノール)、
アイリッシュ・ティナン(ソプラノ)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
ジョン・タヴナーと共にロンドンで音楽を学んだ女流作曲家ジュディス・ウェ
アーは、ジェシー・ノーマンのための作品の作曲やミネソタ管弦楽団からの
委嘱作品を手がけ、1995年から1998年までバーミンガム市交響楽団の提携作
曲家を務めた。また1995年から2000年まではロンドンのスピタルフィールズ
音楽祭の芸術監督として辣腕を振るうなどイギリス随一の女流作曲家として
活躍中。

SIGCD 089 2枚組 \4360
ウェストミンスター大聖堂のオルガン ――
J・ブラームス:
大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、ぼくらはそぞろ歩いた、
アダージョ
R・ワーグナー:
ジークフリート牧歌、楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕
への前奏曲
マルセル・デュプレ(1886-1971):
3つの前奏曲とフーガ、クリスマス変奏曲、喚起、行列と連祷
ロバート・クィニー
オルガン演奏の録音に大きな意欲を注いでいるシグナムからウェストミンス
ター大聖堂のオルガンを使用したアルバムが登場!今回のリリースが初のソ
ロ・アルバムとなるロバート・クィニーは、2000年から2004年までウェスト
ミンスター大聖堂の副音楽監督を務め、現在はウェストミンスター寺院の副
オルガン奏者の任にある。壮大なブラームスやワーグナーの演奏からは荘厳
な雰囲気が漂っている。





<Brana Records>
BR 0013 \1780
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
A・アレンスキー:ピアノ協奏曲ヘ短調Op.2
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、
ウィーン楽友協会管弦楽団、
ジーリ・ワルドハンス(指揮)、
ブルノ・フィルハーモニック管弦楽団
ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知ら
れるフェリシア・ブルメンタールが遺した録音のリリースを行う「Brana
Records(ブラーナ・レコーズ)」。1954年にヨーロッパへと戻ったブルメン
タールによって1957年にウィーンで録音が行われた王道チャイコフスキーと、
1967年ミラノでの録音となる秘曲アレンスキーのカップリング。チャイコフ
スキーでは、ブルメンタールとギーレンの芸術性の融合によって実現した生
命力にあふれる演奏を披露。アレンスキーの協奏曲の掘り下げた解釈もお見
事の一言に尽きる。

BR 0021 \1780
スペインとポルトガルの鍵盤楽器のための作品集Vol.1 ――
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ 変ハ短調より、同ニ長調より
ラファエル・アングル(1730-1816)アリア ニ短調
マテオ・ペレス・デ・アルベニス(c.1755-1831):ソナタ ニ短調
カンタロス(c.1760):ソナタ ハ短調
カルロス・セイシャス(1704-1742):
ソナタ イ短調、トッカータ ホ短調、ソナタ 変ロ長調
ジャシント:トッカータ ニ短調
ジョアン・デ・ソウザ・カルヴァーリョ(1745-1798):トッカータ ト短調
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)
1942年にブラジルへと渡ったブルメンタール。そんなブルメンタールにとっ
てスペインとポルトガルの作品の数々はまさに打って付け。南米の地におい
て肌で感じたラテンの気質を音楽へと昇華させた情熱と躍動感に満ちた演奏
が並ぶ。

BR 0024 \1780
変奏曲集 ――
C・ツェルニー:ハイドンの主題による変奏曲Op.73
C・シュターミツ:ピアノ協奏曲へ長調
G・J・フォーグラー:「Marlborough s'en va-t-en guerre」による変奏曲
フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、
ヘルムート・フロシャウアー(指揮)、
ウィーン室内管弦楽団、
イェルク・フェルバー(指揮)、
ヴュルテンベルク室内管弦楽団、
アルベルト・ゼッダ(指揮)、
プラハ・ニュー・チェンバー・オーケストラ
ドイツとオーストリアの作曲家による変奏曲と協奏曲を集めたアルバム。中
でもシュターミツのピアノ協奏曲第2楽章でのピアノとオーケストラの織り成
すハーモニーは絶品。1968年、1963年の録音。

BR 0011 \1780
それは夢? ――
J・シベリウス:葦よそよげ、少女が野原で歌っている
J・マスネ:もし花に目があったなら、青い目を開けて愛しい人
H・デュパルク:戦いに寄せて、悲しみの歌
G・フォーレ:河のほとりで/他 全23曲
アネット・セリーヌ(ソプラノ)、
クリストファー・グールド(ピアノ)
ブラジルのソプラノ奏者アネット・セリーヌは、パルマ・レッジョ劇場での
モーツァルトのアリア・コンサートでヨーロッパ・デビューを果たした実力
者。20世紀ブラジル歌曲のスペシャリストとしても高名である。





<Christophorus>
CHR 77281 \2180
F・リスト:
バッハの主題による変奏曲/前奏曲《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》/
コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ
ゲルハルト・ワインベルガー(オルガン)
ワインベルガーは、ドイツの名門デトモルト音楽大学でオルガン科と教会音
楽学の教授を務め、ライプツィヒ・新バッハ協会のディレクターとしても活
動するドイツの世界的オルガン奏者。

CHR 77282 \2180
トッカータ-ハープのためのバロック音楽と新しいバロック音楽 ――
J・S・バッハ:小品ト長調
G・F・ヘンデル:パッサカリア、主題と変奏ト短調、ダヴィデ王のハープ
マルセル・グランジャニー(1891-1975):古典形式による小組曲
ゴットフリート・カークホフ(1685-1746):アリアとリゴードン
ジャン=バティスト・ルイエ(1653-1728):トッカータ
ルイ・シャルパンティエ(1902-1964):古風な形式の小品
ジョヴァンニ・バティスタ・ペシェッティ(1704-1766):
ソナタ第6番ハ短調
ジョン・パリー(1710-1782):ソナタ第1番ニ長調
ニーノ・ロータ(1911-1979):サラバンドとトッカータ
フォルカー・セルマン(ハープ)
フォルカー・セルマンは、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でハープ
を学び、現在はケルンWDR響やフランクフルト放送響に客演を行い、アーノー
ンクールやバルシャイ、ビシュコフといった指揮者と共演を重ねる期待のハ
ープ奏者である。

CHR 77279 \2180
ヴァイセンベルクのオトフリート(c.800-870):
福音書-シャルルマーニュ王時代の詩と音楽
ウィルフリード・ロンバッハ(指揮)、アンサンブル・オフィチウム
ヴァイセンベルクのオトフリートについてその多くはいまだ知られていない
が、フルダ修道院長であり大司教として高名なラバヌス・マウルスの弟子で
あり中世ドイツ文学の歴史にその名を残している。





<Thorofon>
CTH 2532 \2180
ウィーンの夜会
J・シュトラウス(シュルツ=エヴラー編曲):
《美しく青きドナウ》によるアラベスク
L・ゴドフスキー:アルト=ウィーン
C・タウシク:軍隊行進曲
A・グリューンフェルト:ウィーンの夜会Op.56
F・シューベルト(リスト編曲):ウィーンの夜会第6番、同第7番
F・クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ、愛の喜び
E・コルンゴルト:シュトラウスの物語Op.21
フランツ・フォーラバー(ピアノ)
13枚に及ぶシューマンのピアノ作品全集を完結させたグラーツ出身のピアニ
ストであるフォーラバー。J・シュトラウスやウィーンにちなんだ超絶技巧
を要する作品を集めた迫力満点のウィンナ・アルバム!

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07-01 No.7-2

2007年01月17日 16時48分02秒 | Weblog
<Caprice>
CAP 21773 \2300
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-):鉄条網の向こうのオルフェウス
D・ショスタコーヴィチ:革命詩人の詩による10の詩Op.88
エリク・エリクソン(指揮)、エリク・エリクソン室内合唱団 
スウェーデンに舞い降りた合唱の神様、エリク・エリクソンが1945年に自ら
創設した手兵エリク・エリクソン室内合唱団の最新録音を含む注目盤。録音
はヘンツェが1986年6月、ショスタコーヴィチが2005年2月に行われており、
現在と約20年前のエリク・エリクソン合唱団の歌声を堪能することができる。
ヘンツェとショスタコーヴィチの組み合わせという意欲的なプログラミング
もこのアルバムの魅力の1つ。

CAP 21742 \2300
ニクラス・シヴェレーヴ・プレイズ・スクリャービン ――
A・スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19《幻想ソナタ》/練習曲嬰ハ短調Op.2-1
/同嬰ヘ短調Op.8-2/同変ロ短調Op.8-11/同嬰ニ短調Op.8-12/詩曲《焔に
向かって》Op.72/24の前奏曲Op.11より/5つの前奏曲Op.16より/3つの小品
Op.45/2つの小品Op.57/アルバムの綴りOp.58/2つの小品Op.59/4つのマズ
ルカ/ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ短調Op.30
ニクラス・シヴェレーヴ(ピアノ)
北欧音楽ファンにだけでなく、様々な分野から多くの注目を集めているスウェ
ーデンのピアノ奏者シヴェレーヴのスクリャービン・アルバム!古典派から
現代音楽までのクラシック、ジャズ、そして作曲と多彩な活動を繰り広げて
いるシヴェレーヴ。収録曲にはピアノ・ソナタと小品を織り交ぜられており、
色彩美を感じさせてくれる芸術性に富んだアルバムである。シックなジャケッ
トも印象的。

CAP 21739 \2300
アラン・ペッテション(1911-1980):
歌曲集《裸足の歌》より/弦楽のための協奏曲第1番/同第2番
オーレ・ペーション(バリトン)、
ペッテル・スンドクヴィスト(指揮)、ムジカ・ヴィテ
20世紀を生きたスウェーデンの偉大なるシンフォニストであるペッテション
の作品集。全24曲の歌曲による「裸足の歌」はここではその中から抜粋され
た11曲を収録。スウェーデン最高のバリトン奏者の1人に数えられるペーショ
ンの歌声は豊かでそして深い。スウェーデンの室内管弦楽団ムジカ・ヴィテ
の潤いに満ちた音色がまた見事な雰囲気を醸し出している。




<Danacord>
DACOCD 657 \2180
F・ショパン:ピアノ作品集 ――
ロンド ハ短調Op.1/マズルカ嬰ハ短調Op.6-2/同ヘ短調Op.7-3/同変ニ長調
Op.30-3/同嬰ハ短調Op.30-4/同ヘ短調Op.63-2/同イ短調Op.68-2/同変ニ
長調Op.64-1/ワルツ イ短調Op.34-2/同ホ短調/バラード ト短調Op.23
ニナ・カフタラージェ (ピアノ)
カフタラージェは、デンマークを代表するチェリストであり義父でもあるブ
レンダール・ベンクトソンとのデュオ・アルバム(DACCOD 644)をダナコー
ドからリリースしているデンマークの女流ピアノ奏者。




<Rondo>
RCD 8362 \2180
ヴァン・ホルンボー(1909-1996):フルートのための室内楽作品集 ――
四重奏曲Op.90/フルート・ソナタop.71/ソナチナ・カプリチョーサOp.27b
/六重奏曲Op.114
クラウス・エトルップ・ラーセン(フルート)
アネッテ・セアゴー・イェンセン(クラリネット)
アンタル・モイセル(ファゴット)
エルッキ・パロラ(ヴァイオリン)
アツソ・レート(ヴィオラ)
キルスティ・ヴァユリネン(チェロ)
レオニド・マクシモフ(ピアノ)
ニールセンにもその才能を認められたデンマークの作曲家ホルンボー。交響
曲が代表作として知られているが、室内楽曲など小編成の作品でも素晴らし
い作品を残している。このアルバムの主役であるフルート奏者ラーセンはデ
ンマーク王立歌劇場管、オールボー響の奏者を歴任。ソリストとしてもチボ
リ響やヘルシンキ・フィルと共演を果たすなど第1線で活躍中のアーティスト
である。




<Point>
PCD 5163 \2180
スヴェン・ニールセン(1937-):Solversange
ペア・ドルド・ニールセン(1950-):Canzoni al tempo
ペア・スクリヴェル(1962-):海の夢
ヤン=オーケ・ヒッレルード(1938-):Veni Emmanuel
I・ピツェッティ:レクイエムより
他 全14曲
モーエンス・ダール(指揮)、オールボー大学室内合唱団
デンマークのオールボー大学室内合唱団による20世紀の合唱作品集。若さと
生命力に満ちた歌声で北欧の作品を中心に選曲された収録曲を演奏している。




<Danica>
DCD 8229 \2180
デンマークの新しい賛歌集(全16曲)
クラウス・ベスタガード・イェンセン(指揮)、聖アネ少女合唱団
Amid the city's bustle/Sankt Annae Pigekor




<2L>
2L 33(SACD-Hybrid) 2枚組 \2850
トリュグヴェ・マドセン(1940-):24の前奏曲とフーガOp.101
イェンス・ハーラル・ブラトリ(ピアノ)
日本では特にチューバのための作品でその名を知られる現代ノルウェーを代
表する作曲家トリュグヴェ・マドセン。ショスタコーヴィチの「24の前奏曲
とフーガ」との出逢いがマドセン自身の「前奏曲とフーガ」を作曲する切っ
掛けになったという。ラテンのリズムやジャズの要素も併せ持った新たなる
「前奏曲とフーガ」の姿がここにある。ピアノのブラトリは、14歳でノルウェ
ー放送ジュニア・オーケストラとグリーグのピアノ協奏曲で共演を行い話題
を呼んだノルウェーの実力者である。

2L 36(SACD-Hybrid) \2850
シーグル・イスランスモーン(1881-1964):レクイエムOp.42
ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(ソプラノ)、
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾ・ソプラノ)、
ウルフ・オイエン(テノール)、トロン・ハルスタイン・ムー(バス)、
テリエ・ボイェ・ハンセン(指揮)、
クリスチャンサン交響楽団、ノルウェー・ソロイスト合唱団
オスロ音楽院に学び、ライプツィヒではレーガーの下で作曲を学んだノルウェ
ーの音楽家イスランスモーンのレクイエム。ノルウェーのヴァルドレス地方
の民謡が重要なモチーフとして使われている「レクイエム」は、ロマンティ
シズムにあふれた北欧の隠れた名作である。今回の録音では、指揮者を務め
るハンセンによる改訂版の楽譜を用いて演奏が行われた。美しく親しみやす
いイスランスモーンのレクイエムに演奏者陣の好演が華を添えている。

2L 37(SACD-Hybrid) \2850
4人のピアニストのための作品集 ――
トリュグヴェ・マドセン:グロテスクとアラベスク
ヴォルフガング・プラッゲ(1960-):海Op.93、合奏協奏曲第3番Op.108
ビョルン・クルーセ(1946-):ブーギー・リテンション
アウローラ・クヮルテット
ベルリン、モスクワ、ギリシャ、サンクトペテルブルク出身の4人のピアニス
トによるアウローラ・クヮルテットは、2002年に結成され国際的な活躍を見
せているアンサンブル。ノルウェーの作曲家マドセンの「グロテスクとアラ
ベスク」は、5楽章それぞれに「ドミトリ」、「モーリス」、「リヒャルト&
アルノルト」、「クロード」、「セルゲイ」といった大作曲家たちのファー
ストネームが題名として付けられている興味深い作品である。

2L 38(CD+SACD) \2850
W・A・モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218/同第3番ト長調K.216/
同第5番イ長調K.219
マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)、 
オイヴィン・ギムセ(ディレクター)、トロンハイム・ソロイスツ
ノルウェーのレーベル「2L」のモーツァルト・アルバム!今回のアルバムの
収録ではソリストであるトゥーシェンを取り囲むようにトロンハイム・ソロ
イスツが配置されており、まさにソリストとオーケストラの対話による演奏
を実感できる興味深い録音に仕上がっている。ソリストのマリアンネ・トゥ
ーシェンは、最近ではアムランとの共演によるブラームスのピアノ四重奏曲
集をリリースするなどハイペリオンを中心に称賛を浴びているレオポルド弦
楽三重奏団でヴァイオリン奏者を務めている名手である。
※CDとセットになっているSACDはハイブリッド盤ではないため、通常のCDプ
レーヤーでは再生できません。ご注意下さい。




<Bergen Digital>
BD 7047CD \2180
ノルウェーのクリスマス曲集 ――
Det kimer na til julefest/さあ鐘よ鳴れ/Jeg Lofter Opp Til Gud Min
Sang/Juleklokker/Gud sin egen sonn oss gav/Til jord kom fred og
gleda/他 全12曲
アン=ベス・ソルヴァング(メゾ・ソプラノ)、
オッタル・グリムスター(指揮)、アルタ・モテット合唱団
1963年に結成され40年以上の歴史を持つノルウェーの合唱団とベルゲン・
フィルやトロンヘイム響との共演などで活躍中のメゾ・ソプラノによるノル
ウェーの独唱付き合唱作品集。

BD 7048CD \2180
J・S・バッハ:コラール《わが喜びなるイエス》BWV.1105
A・シェーンベルク:地には平和Op.13、Hvad est du dog skjon
ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):
Et dices in die illa、詩篇121番
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、ベルゲン大聖堂聖歌隊
ノルウェー内外から様々な賞を授与されているベルゲン大聖堂聖歌隊の2003
年と2004年に収録が行われた音源を収めた最新盤。マルゲンスネスによって
1971年に創設されたベルゲン大聖堂聖歌隊は、パレストリーナなどの聖歌か
らコンテンポラリーまでを幅広くレパートリーとしている。

BD 7049CD \2180
アイヴィン・グローヴェン(1901-1977):
Efter Tidens Leilighed/Barnets Aasyn/Paa Hospitalet Om Natten/Til
Sylvan/Hellige Tone/Pa Heksmo/Den Tyngste Sorg Og Moda/Hugen/
Salme/他 全16曲
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、ベルゲン大聖堂聖歌隊
ノルウェーの作曲家であり、民族音楽学者でもあったアイヴィン・グローヴェ
ンの合唱作品集。マンゲルスネス&ベルゲン大聖堂聖歌隊の演奏による2002
年の録音。




<NGMF>
NGMF 109 2枚組 \4360
ノルウェー近衛兵バンド創立150周年記念盤 ――
L・アンダーソン:トランペット吹きの休日
K・アルフォード:マッド少佐
O・ソマーフェルト:軍隊序曲
S・マイアーズ:カヴァティーナ
J・ハルヴォルセン:Hilsen til Norges Kongegar
J・ファレル:レリーフ・コラム
他 全38曲
シェル・マッティンセン(指揮)、ノルウェー近衛兵バンド、他
1856年に結成され、今年2006年で創立150周年という節目を迎えたノルウェー
近衛兵バンド。DISC-1には1966年から2002年の演奏が収録されており、
DISC-2には現在の指揮者マッティンセンとの2005年に行われた演奏が収録さ
れている。





<MTG Classy>
MTGCD 77223 \2180
声とドラム ――
ヤヴィ/クロックワークス/歌と涙/スヴェフII/ラムロサス/声とドラム
/深き淵より
シリ・トリエセン(声)、シス打楽器アンサンブル
ノルウェー・ソロイスツ・コアー、
ヤン・カーレ・ヒスタッド(サクソフォーン)、
スヴェヌンンク・サンド(ベース)




<Sonor Records>
SONCD 2016 \2180
O・ニールセン:Bli' det poesi ta Slekt
R・ノーマン:Alfred og Oline
K・ローエン:Dompapen
C・ニールセン:Loddvig
C・ハルトマン:Avskjed med Mai/他 全15曲
カーレ・イエッセン(バリトン)、アンドレアス・ランナン(ピアノ)




<Guild>
GMCD 7292 \2180
チューリッヒのピアノ作品集 ――
ワルター・シュルテス(1894-1971):創作主題による変奏曲Op.1
エミール・フレイ(1889-1946):ソナタ第2番Op.36、
ロベルト・フロイント(1852-1936):夜想曲Op.2
アンドリュー・ゾリンスキー(ピアノ)
古典派からコンテンポラリーまで幅広く精通しているロンドン出身のピアノ
奏者ゾリンスキーがたどるスイスのピアノ作品集。1870年から1930年にかけ
て作曲が行われた4作品を収録したゾリンスキーは、2005年には来日を果たす
などヨーロッパだけでなく広い活動範囲を持った気鋭のピアニストである。




<Guild Light Music>
GLCD 5127 \1350
軽音楽の黄金時代-コール・ポーターへのサリュート ――
ビギン・ザ・ビギン/ナイト・アンド・デイ/Just One Of Those Things/
I Love Paris/キス・ミー・ケイト/I Love You/In The Still Of The
Night/Love For Sale/Wunderbar/他 全21曲
様々なアーティスト

GLCD 5126 \1350
軽音楽の黄金時代-最高のソリストたち ――
Don't Blame Me/Dance Of The Three Old Maids/All The Things You Are
/Last Rhapsody/Skeleton In The Cupboard/Today And Every Day/High
And The Mighty/Valse Des Folies/The Elephants'Tango/他 全25曲
様々なアーティスト




<Amstel Classics>
CD 2006-02 \2180
クレツマー・クラシックス ――
M・ムソルグスキー:凱旋行進曲
A・ドヴォルザーク:交響曲第4番より
F・シューベルト:死と乙女
J・デ・メイ:エクストリーム・メイク=オーヴァー
P・ドイル:ヘンリーV世
A・ロイド・ウェッバー:ウーマン・イン・ホワイト
J・デ・メイ:クレツマー・クラシックス(作曲&編曲:J・デ・メイ)
ヨハン・デ・メイ(指揮)、フライブルク・ウィンド・オーケストラ、他




<Anglo Records>
AR 011-3 \2180
メリー・ゴーランド-コンサートバンドのための作品集 ――
P・スパーク:
ガラ・ファンファーレ/コンサートマーチ《センチュリオン》/平和を求め
て.../メリー・ゴーランド/マッカーサー・パーク/シーズンズ
他 全12曲
様々なアーティスト




<De Haske>
DHR 04-016-3 \2180
ユリゼンの書 ――
P・スウェルツ:シラノ
J・ハデルマン:ゲルニカ
J・カーナウ:プレトリウス変奏曲
J・デ・ハーン:ユリゼンの書
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、
レメンス音楽院シンフォニック・バンド、他

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07-01 No.6

2007年01月16日 18時41分54秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
734192(DVD-Video) \3350
「ポートレイト/ヒラりー・ハーン」
1. ベルリン: バックステージ [3’10]
<演奏>コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
2. Moderato nobile [4’30]
3. フィラデルフィア:カーティス音楽院にて[13’50]
4. ドレスデン:プレイング・バッハ・アット・
“イエロー・ラウンジ” [3’58]
5. ロンドン:アビーロード・スタジオでの録音 [7’48]
<演奏>コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
6. Romance. Andante [3’29]
7. 香港にて [8’22]
<演奏>コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
8. Finale. Allegro assai vivace [8’46]
9. ベルリン:次なる旅 [3’36]
<演奏>(追加)
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調 K.301(293a) [14’39]
10. Allegro con spirito [8’34]
11. Allegro [6’05]
コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 (全曲) [26’17]
12. Moderato nobile [9’25]
13. Romance. Andante [8’25]
14. Finale. Allegro assai vivace [8’27]
ボーナス・トラック
「インタビュー:ヒラリー・ハーン&ナタリー・シュウ」
カーティス音楽院でのハーンとの協演 (ナタリー・シュウ)
初めてのモーツァルト録音について (ヒラリー・ハーン)
プログラムの選曲に関し(ヒラリー・ハーン、ナタリー・シュウ)
パートナーシップ(ヒラリー・ハーン)
プロモPV
ピクチャー・ギャラリー
ディスコグラフィ
ヒラリー・ハーン(Vn. & ナレーション)
ナタリー・シュウ(Pf. & ナレーション)
セントポール室内管弦楽団 指揮:ヒュー・ウォルフ(1、(9
ベルリン・ドイツ交響楽団 
指揮:ケント・ナガノ(2、(8、(12、(13、(14
ロンドン交響楽団 指揮:サー・コリン・デイビス(5
香港フィルハーモニック・ソサエティ・リミテッド 
指揮:ギュンター・ヘルビッヒ(7
2004年収録
彼女自身の名義としては初の映像商品となる本作は2005年ドイツにてドキュ
メント番組「ヒラリー・ハーン-旅の途中」としてテレビ放映され当時、大
きな反響を呼びました。
ロード・ムービーのスタイルで作られたその内容は、大陸から大陸へと続く
ヒラリー・ハーンの旅を追い、舞台上はもとよりリハーサルやツアーのオフ
を通じ普段は見ることのない彼女自身の素顔に迫るものです。
DVDリリースではドキュメンタリーのほかにベルリン・ドイツ交響楽団
(指揮:ケント・ナガノ)とのライブ映像や最近のコンサートからのビデオ
の抜粋、更には絶妙なリサイタル・パートナーである「ナタリー・シュー」
とのインタビューを収録。その他ボーナス・トラックにはピクチャー・ギャ
ラリーも収録。





<Australia ELOQUENCE>
★ご予約締切日:1月22日
締切日までのご注文分のみ発注いたします。再発注の予定は今のところありま
せんので、ご注意下さい。

PO 442 8235 2枚組 \1680
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番、第15番
ムソルグスキー:ホヴァンシチナより前奏曲、他
ムソルグスキー/ショスタコーヴィチ編:「死の歌と踊り」
ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団、他

PO 442 8274 2枚組 \1680
サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集
ロジェ、ベラ・ダヴィドヴィチ、カンパネッラ、タリアフェロ(pf)
デュトワ指揮、フィルハーモニア管弦楽団、
ヤルヴィ指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
フルネ指揮、ラムルー管弦楽団、他

PO 442 8197 2枚組 \1680
F.クープラン:オルガン・ミサ曲集
ジリアン・ヴィーア(Org)

PO 476 9907 2枚組 \1680
序曲集
バーンスタイン:「キャンディード」、
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」、「絹のはしご」、「泥棒かささぎ」、
ウェーバー:「オベロン」、「魔弾の射手」、
ヴェルディ:
「運命の力」、「椿姫」第1幕への前奏曲、「椿姫」第3幕への前奏曲、
「シチリア島の夕べの祈り」
スッペ:「詩人と農夫」
J.シュトラウスII世:「こうもり」
ビゼー:「カルメン」第1幕への前奏曲、「カルメン」第4幕への前奏曲
モーツァルト:
「フィガロの結婚」、「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」よりスケルツォ、ノクターン
ドヴォルザーク:「謝肉祭」
ベートーヴェン:「エグモント」
ズービン・メータ指揮、
ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団、
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0031 \2415
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(ピッチ修正版)
(ボーナストラックとして、ピッチ未修正の第1楽章付き)
(16-20,Dec,1944)
フルトヴェングラー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フルトヴェングラーの復刻を続けている弊社に、以前から「ウラニアのエロ
イカ」の復刻を要望される問い合わせがお客様からありました。
今回、満を持して「ウラニアのエロイカ」を出来るだけLPに近いデザインで
マニアックに拘って作ってみました。
その内容は、ジャケット、裏面、レーベル面(盤面)を出来るだけオリジナ
ルに近い形でデザインし尚且つ、紙ジャケット仕様にして、高価で入手が難
しいオリジナルLPをお手軽に持っているような擬似感覚に近いものにしてみ
ました。多分、弊社のような超インディーズ・レーベルで紙ジャケを発売す
るのは初ではないでしょうか?
勿論デザイン・外観以外にも拘りました。結局のところピッチを修正するか、
そのままにするかかなり悩みましたが、圧倒的に修正での発売を希望するお
客様からのご意見が多かった為、全楽章ピッチを修正し、ボーナストラック
として、未修正の1楽章を収録しました。
音質は、42年の第9(DCCA-0004-5)やバイロイトの第9(DCCA-0029)などで
大変好評を得ている「第2世代復刻」技術を注入、オリジナルLPにある盤面ノ
イズ(バチバチ音)を可能な限り排除し、今まで耳障りだったノイズを気に
することなく存分に「ウラニアのエロイカ」を堪能できます。
限定盤ではありませんが、在庫切れになった場合紙ジャケットなので再プレ
ス(追加製造)まで日数が通常時よりもかなり掛かる事が予想されておりま
す。繰り返しになりますが、オリジナルに近い形でデザイン製造しています
が100%オリジナルを再現しているわけではありません。ご注意下さい。

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07-01 No.5

2007年01月12日 15時45分02秒 | Weblog
<Gimell>
CDGIM 041 \2080
グレゴリオ・アレグリ(1582-1652):ミゼレーレ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1582-1652):
スターバト・マーテル、教皇マルチェルスのミサ、汝はペテロなり
G・アレグリ:ミゼレーレ(デボラ・ロバーツによる装飾版)
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ
イギリスのみならず世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨す
るタリス・スコラーズが、1980年の初録音から20年以上の月日を経て同じ場
所で自らの代名詞とも言うべきアレグリの「ミゼレーレ」を遂に再録音!
しかも今回の最新録音盤には、ハイCまで登場する装飾音型を即興風に歌う広
く知られた演奏だけでなく、タリス・スコラーズの中心メンバーであるソプ
ラノ奏者デボラ・ロバーツによる装飾を採り入れた2種類の「ミゼレーレ」を
収録。加えてタリス・スコラーズが1度目の「ミゼレーレ」と同じく1980年に
収録を行ったパレストリーナの大作、「教皇マルチェルスのミサ」の新録音
も併録するなど、システィーナ礼拝堂のために書かれた至高の合唱芸術を収
録した究極無二のアルバムに仕上がっている。




<Chandos>
CHSA 5047(SACD-Hybrid) \2850
R・ヴォーン=ウィリアムズ:
海の交響曲(交響曲第1番)/劇音楽《すずめばち》序曲
スーザン・グリットン(ソプラノ)、ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団
長きにに渡ってシャンドスの看板を背負うイギリス音楽のスペシャリストであ
る名匠ヒコックス。ヒコックスの膨大なレパートリーの中でもヴォーン=ウィ
リアムズは特に重要な存在として録音や演奏機会は非常に多い。ヒコックスの
ヴォーン=ウィリアムズ・チクルス最新盤となる「海の交響曲」は、グリット
ンやフィンリーといった一流アーティストを迎えて2006年6月に行われたコン
サートのライヴ録音。スタジオでのセッション録音を基本としているシャンド
スにとってコンサートのライヴ録音のリリースは非常に珍しく興味深いポイン
トの1つである。この1月からゲルギエフを主席指揮者に迎えるなど飛ぶ鳥を落
とす勢いを見せるロンドン交響楽団と、イギリス音楽のスペシャリストによる
ファン必聴盤の登場!

CHAN 10404 \2080
HK・グルーバー(1943-):
フランケンシュタイン!!/大騒ぎ/暗闇での踊り
HK・グルーバー(指揮&歌)、
BBCフィルハーモニック
独墺圏の作曲家、アンサンブル・モデルンの指揮者、クルト・ワイルの権威と
して知られ、実はウィーン少年合唱団のメンバーとしても活躍。自らタクトを
振ると思えばいきなり歌(?)を歌い始めるなど、常に数歩先を歩き続ける
ハインツ・カール・グルーバー。作曲家としてのグルーバーは、難解な現代
音楽とは一味違う独自のユーモアとウィットに富んだ作品を次々と発表し成
功を収めている。そんな奇才グルーバーの作品集が、作曲者自らがBBCフィル
を率いてなんとシャンドスから初登場!グルーバーの代表作の1つ「フランケ
ンシュタイン!」は管弦楽版が収録されており、この版は世界初録音となる。
シャンドスの新路線!?次々と繰り広げられるグルーバー・ワールドをお楽
しみに!

CHAN 0732 \2080
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(c.1525-1594):
年間のオッフェルトリウム集より
リチャード・マーロウ(指揮)、
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
デュリュフレ、メンデルスゾーンに続くマーロウ&ケンブリッジ・トリニティ
・カレッジ合唱団のシャンドス移籍第3弾はシャンコンヌからのパレストリー
ナ。1593年に出版が行われた「年間のオッフェルトリウム集」は1年間分68曲
に及ぶオッフェルトリウムを収めた壮大な典礼作品である。ニュートンの出身
校としても知られ、1332年からの長き歴史と伝統を持つトリニティ・カレッジ
が誇る名門合唱団。貴重な音源を含むパレストリーナ・アルバムで更に名声を
高めることは間違いない。

CHAN 10406 \2080
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003)管弦楽作品集Vol.2 ――
交響曲第1番《エレヴァミーニ》/同第5番《アケロ》/
エディス・シットゥウェルの墓碑/弦楽のためのレント
ラモン・ガンバ(指揮)、
アイスランド交響楽団
“シャンドス映画音楽シリーズ”を代表するマエストロ、ラモン・ガンバが音
楽監督をつとめるアイスランド交響楽団を引き連れての2枚目となるウィリア
ムソン作品集。マルコム・ウィリアムソンはシドニーで生まれ、12歳からシド
ニー音楽院で作曲をウジェーヌ・グーセンスに師事。ウィリアムソンは1950年
にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を研究。1975年10月には女王付
き楽長にも任命されるなど作曲家としてだけでなく音楽家として幅広い活躍を
見せた。ちなみに交響曲第5番は世界初録音。交響曲第1番と弦楽のためのレン
トも音源が少なく貴重な録音となっている。

CHAN 10339X \1750
アラン・ロースソーン(1905-1971):
ピアノ協奏曲第1番/同第2番/2台ピアノのための協奏曲
ジェフリー・トーザー(ピアノ)、
タマラ・アンナ・シスロウスカ(ピアノ)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィルハーモニック
歯科学と建築学を学びながらも作曲家へと転身を遂げたロースソーンのピアノ
協奏曲を集めたアルバム。24/96kHzデジタル・リマスターによる移行再発売。

CHAN 3138 2枚組 \3500
L・ヤナーチェク:歌劇《マクロプーロス事件》(英語歌詞版/世界初録音)
シェリル・バーカー(ソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)
イングリッシュ・ナショナル・オペラ・オーケストラ&合唱団、他
Chandosとピーター・ムーア財団の共同制作による英語版オペラ・シリーズの
最新作。巨匠マッケラスによるヤナーチェク!




<Arcobaleno>
AAOC-94632 \1880
F・リスト:
《巡礼の年》より ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」、オーベルマンの谷/
超絶技巧練習曲第10番ヘ短調/同第12番変ロ短調《雪かき》/《詩的で宗教
的な調べ》より 第7曲「葬送曲」/パラフレーズ集~ワーグナー:イゾルデ
の愛の死、
ヴェルディ:《トロヴァトーレ》~ミゼレーレ
グノー:《ファウスト》からのワルツ
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)
ショパンの12の練習曲Op.10&Op.25(AAOC-94362)がニューヨーク・タイムズ
誌で高く評価されたフランスの女流ピアノ奏者ヴェロニク・ボンヌカズ。これ
まで様々なコンクールでの受賞歴やイタリア国営放送への出演、コンサートの
開催など積極的な活動をおこなっている。幼少から称賛を浴びてきた高い技術
に支えられえた華麗なリストを聴かせてくれている。





<NUOVA ERA>
NE224173 \1800
メノッティ:歌劇「テレフォン」
アンネ・ヴィクトリア・バンクス(ソプラノ)
ジャン・ルカ・リッチ(バリトン)
シルヴィア・コンスタンツォ(ピアノ)
パオロ・ヴァリエーリ指揮オーケストラ・ダ・カメラ・ディ・ミラノ
「テレフォン(電話)」1946年に作曲され1947年に初演されました。
結婚を申し込みに来た男の前で、女に次々にかかってくる電話。ついに男は
外に出て女に電話をかけ、結婚の承諾をとりつける。
※NE7122のジャケット装丁を変えての再発売アイテムです。
つきましてはNE7122は、廃盤と成ります。

NE224094 \1800
ドニゼッティ:歌劇「リータ」
アデリーナ・スカラヴェッリ(リータ)
ピエトロ・バッロ(ベッペ)
アレッサンドロ・コルベッリ(ガスパロ)
フェデリコ・アメンドーラ指揮シチリア・ダ・カメラ管弦楽団、合唱団
「リータ」一幕
些細な事で、亭主に張り手をかます程の気の強い宿屋の女将を弱気な亭主と
死んだはずの以前の亭主で賭けをして押し付けあうが、結局は元のさやに納
まってハッピーエンドという喜劇でドニゼッティの遺作。
冒頭のリータのアリア「Van la casa e l'albergo a gonfie vele(家も宿
屋もうまくいく)」が有名です、
※NE7045のジャケット装丁を変えての再発売アイテムです。
つきましてはNE7045は、廃盤と成ります。




<ANDROMEDA>
ANDRCD9009 \1150
シューマン:
(1)クライスレリアーナop.16 (1942年録音)
(2)謝肉祭op.9 (1943年録音)
(3)ピアノ・ソナタ第1番op.11 (1942年録音)
(4)ダヴィット同盟舞曲集op.6 (1942年録音)
(5)幻想曲 ハ長調op.17 (1947年録音)
(6)「トロイメライ」(「子供の情景」op.15から) (1938年録音)
ワルター・ギーゼキング(Pf)
1938-47ベルリンでの録音

ANDRCD9010 6枚組 \2650
クナッパーツブッシュ指揮ブルックナー:交響曲選集
ブルックナー:
(1)交響曲第3番
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 1954年10月11日
(2)交響曲第4番「ロマンティツク」
ベルリン・フィル 1944年9月8日
(3)交響曲第5番
ウィーン・フィル 1956年6月
(4)交響曲第7番
ウィーン・フィル 1949年8月30日
(5)交響曲第8番
ベルリン・フィル 1951年1月8日
(6)交響曲第9番
ベルリン・フィル 1950年1月28日
指揮は全てハンス・クナッパーツブッシュ
数々のクナッパーツブッシュ演奏における復刻で定評あるGebhardtグループ
(Archipel,LivingStage,Walhall,Andromeda)が自信をもってお届けするブ
ルックナーの交響曲選集です。




<CARUS>
83.172 \1850
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー:作品集
(1)Concertus de Sancta Cruce
(2)Missa Sancti Dominici
(3)Litaniae Laureyanae VI
(4)Vesperae seu Paslmi Vespertini pro toto Anno
(5)IV Antiphonae pro toto Anno
ユルゲン・オックス指揮ラスタット・ホフカペレ 2006年10月録音
(1)以外は全てWorld premiere recording です。
ヨハン・カスパル・フェルディナント・フィッシャー(Johann Caspar
Ferdinand Fischer 1656-1746)ボヘミアで生まれ、ドイツで活躍。バーデン
辺境伯ルートヴィヒ=ヴィルムヘルムの宮廷楽長をつとめるました。ドイツ鍵
盤音楽の発展の上で重要な役割を果たした作曲家です。

83.176 \1850
ヨゼフ・スヴィデル(Jozef Swider)作品集
世界初録音!
ヨゼフ・スヴィデル:テ・デウム、宗教的合唱曲(14曲)
ヤン・ウカシェフスキ指揮ポーランド室内合唱団
ヨゼフ・スヴィデル(Jozef Swider 1630-ポーランド)
カトヴィツェ(ポーランド)、ペトラッシ(ローマ)の音楽大学で学び、現
在カトヴィツェ音楽大学で和声及び作曲技法の教授として後進の育成にあた
る、現代ポーランドを代表する作曲家の一人です。
本アルバムに収められた曲は、まったく難解では無く、美しい和声と郷愁を
覚える単旋律で構成された透明感ある楽曲ばかりです。

83.181 \1850
ゴットヴァルト編曲によるラヴェル、世界初録音含む!
カプレ、メシアン、ドビュッシー、ベルグ、ホリガー、
ワーグナー、マーラーの作品集(無伴奏合唱)
(1)ラヴェル:
「ため息」(「メラルメの3つの詩」より)「鐘の谷」(「鏡」より)
(2)カプレ:オラトリオ「イエスの鏡」より3曲
(3)メシアン:
「イエスの不滅性への賛歌」(「世の終わりの為の四重奏曲」より)
(4)ドビュッシー:「ため息」(「メラルメの3つの詩」より)
(5)ベルグ:
「ナイチンゲール」「室内にて」「夢に見た栄光」(7つの初期歌曲より)
(6)ハインツ・ホリガー:「Voglein Schwermut」、「秋」
(7)ワーグナー:「温室にて」、「夢」(ヴェーゼンドンク歌曲集より)
(8)マーラー:「私はこの世に捨てられて」(「最後の7つの歌」より)
マーカス・クリード指揮 SWRヴォーカル・アンサンブル、シュトゥツトガルト
2003-2006年録音
作品のテキストにおけるさまざまな言葉と音型を切り取り、それぞれの作曲
家にまつわるモチーフを足してコラージュ風に再配置し新しい容姿に生まれ
変わらせるゴットヴァルト独特の作曲(編曲)技法の妙に驚かされるアルバ
ムです。

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07-01 No.4

2007年01月12日 15時44分29秒 | Weblog
<Denis Kuznetsov>
DKCD 1 2枚組 \1650
【CD1】
(1)ショパン:ポロネーズ変イ長調 Op.61「幻想」
(2)同:バラード第4番ヘ短調 Op.52
(3)同:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
(4)リスト:スペイン狂詩曲
(5)同:ラ・カンパネラ
(6)ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番変ロ短調 Op.36(第2稿)
【CD2】
(1)シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 OP.6
(2)チャイコフスキー:ピアノソナタ ト長調Op.37
デニス・クズネツォフ (Pf)
1982年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でゴルノスタエヴァ女史に師事。11歳
の時モスクワ青少年ピアノコンクールで優勝したのを皮切りに、内外のコンク
ール多数入賞を果たしているロシア期待の新星。ブレハッチとコブリンが第2位
となった2003年の浜松国際コンクールにも出場しました。チャイコフスキーと
ラフマニノフのソナタで見せる超絶技巧と大柄かつ個性的な解釈は、往年のロ
シアの巨匠たちを彷彿させるものがあります。今後ピアノ界最注目のひとりと
申せましょう。




<haenssler>
98 268 \2080
ハイドン:交響曲集
(1)第69番ハ長調Hob.I-69「ラウドン」
(2)第87番イ長調Hob.I-87
(3)第86番ニ長調Hob.I-86
トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO.
録音:(1)2006年3月22 & 23日(2)2006年3月14 & 15日メーレンバッハ、
ビュルガーハウス
(3)2006年7月5 & 6日プファッフェングルント、ゲゼルシャフトハウス
“先鋭のアーノンクール”と“熱狂のバーンスタイン”とに学んだファイの手
になるハイドンは面白くないわけがありません。モダンのピッチによるノン・
ヴィブラート奏法の弦、金管楽器のみピリオド楽器を採用という独自のスタイ
ルから繰り出される音楽はいつ聴いても新鮮で刺激的。
ティンパニも加わりパリ・セットのなかでももっとも編成が大きく華やかな響
きで知られる86番ほか、シリーズ第7弾となるこのたび「パリ・セット」6曲す
べてが揃います。





<HUNGAROTON>
HDVD 32441(DVD-Video) \4850
225'00"
NTSC / リージョン 0
音声:ハンガリー語・英語
字幕:ハンガリー語・英語・独語・仏語
ハイドン:
(1)カプリッチョ ト長調Hob. XVII:1
(2)ソナタ ホ短調Hob. XVI:34
(3)ファンタジア ハ長調Hob. XVII: 4
(4)ソナタ ハ短調Hob. XVI:20
(5)変奏曲 ヘ短調Hob. XVII:6
(6)ソナタ 変ホ長調Hob. XVI:52
アンドラーシュ・シフ(P)
録音:2005年9月21日フェルテード、エステルハージ城(ライヴ)
フンガロトン・スタジオ(※解説映像)
バッハのイギリス組曲(HDVD.32371)に続いて、シフのコンサート・ライヴが
映像作品として登場します。ここ数年で急速に円熟味を深め、大家の道を着実
に歩むシフがこのたび取り上げたのはハイドン。有名な「ヘ短調変奏曲」のほ
か、短調作品の比率が急激に高まる、いわゆる疾風怒濤期の代表作とされるハ
短調ソナタに、その発展型としてのホ短調ソナタなどいずれ劣らず洗練された
美に浸ることが出来ます。活き活きとした演奏のためにライヴにこだわり、
じっくりと吟味したアルバム制作を続けるシフ。ハイドンからこれだけ多くの
表情を引き出し、アルバム一枚を聴かせてしまうとはさすがというほかありま
せん。





<Ondine>
ODE 1094(SACD-Hybrid) \2300
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 作品78『オルガン付き』
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 ト短調
バーバー:祝祭トッカータ
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
フィラデルフィア管弦楽団 
オリヴィエ・ラトリー(Org:フレッドJ.クーパー記念オルガン使用)
録音:2006年5月(ライヴ)  フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン
プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ
エンジニア:エヴェレット・ポーター、チャールズ・ギャニオン
「オケコン」「チャイ5」「マラ6」と続いたエッシェンバッハ&フィラデル
フィア管との録音も佳境にさしかかり、今回登場するのは「オルガン付き」!
ヴェリゾン・ホールに据え付けられた6938本のパイプと110のストップを備え
た巨大オルガンが活躍するサン=サーンスのオルガン交響曲と、プーランクの
オルガン協奏曲、バーバーのオルガンと管弦楽のための祝祭トッカータという
オルガン三昧のプログラムです。
ソロはパリのノートルダム寺院大聖堂正オルガニストのオリヴィエ・ラトリー。
彼の魅力は何と言っても光り輝くクリスタルのような音色です。凄腕のラトリ
ーの超絶技巧と豊かな音色を堪能できます。
ヴェリゾン・ホールのこの巨大オルガンは、2006年5月11日に初披露され、こ
の新オルガンのために作曲されたジェラルド・レビンソンの“Toward Light”
が初演されました。ヨーロッパのオペラハウスのような構造のヴェリゾン・ホ
ールの特徴を活かした非常に伸びやかなサウンドです。





<RCO>
RCO 06004 14枚組 \14000
「ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラのアンソロジー 1970-1980」
[CD1]
(1)シベリウス:交響曲第7番/ユージン・オーマンディ(指)
(1969年11月27日)
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第4番[初出]/キリル・コンドラシン(指)
(1971年1月10日)
[CD2]
(1)ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」/カレル・アンチェル(指)
(1970年1月21日)
(2)エルガー:交響的習作「ファルスタッフ」
/サー・コリン・デイヴィス(指)(1970年6月20日)
(3)デ・レーウ:管楽のシンフォニー/ベルナルト・ハイティンク(指)
(1971年10月30日)
[CD3]
(1)シベリウス:エン・サガop.9/キリル・コンドラシン(指)
(1971年1月14日)
(2)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
/ダニエル・ワイエンベルク(Pf)、カレル・アンチェル(指)
(1970年1月21日)
(3)フランク:交響曲/カレル・アンチェル(指)(1970年1月21日)
[CD4]
(1)ルトスワフスキ:織り込まれた言葉
/ピーター・ピアーズ(T)、ルトスワフスキ(1971年12月12日)
(2)ウォルトン:ブリテンの即興曲による即興/ヨーゼフ・クリップス(指)
(1972年1月27日)
(3)マルタン:ピアノ協奏曲第2番
/パウル=バドゥラ・スコダ(Pf)、クリップス(指)(1972年1月27日)
(4)ストラヴィンスキー:「結婚」
/ドロシー・ドロウ(S)、ソフィア・ファン・サンテ(Ms)、
エリック・タッピー(T)、ジュール・バスタン(B)、
テオ・ブルンズ(Pf)、ラインベルト・デ・レーウ(Pf)、
ダニエル・ワイセンベルク(Pf)、ジャン・ウィン(Pf)、
デ・ネーベル(指)(1971年11月14日)
[CD5]
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
/フリッツ・ジョエル・ウォーターマン(Vn)、ベンツィ(指)
(1971年3月14日)
(2)タデウシュ・バイルド:主題のない変奏曲/ハンス・フォンク(指)
(1971年2月13日)
(3)ベルリオーズ:ロミオとジュリエット/ジュリーニ(指)(1972年7月5日)
[CD6]
(1)J.ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
/ヘルマン・クレッバース(Vn)、ティボール・デ・マチュラ(Vc)、
ハンス・フォンク(指)(1971年2月11日)
(2)嘆きの歌/ハンネケ・ファン・ボルク(S)、ノルマ・プロクター(A)、
エルンスト・ヘフリガー(T)、オランダ放送合唱団、
ハイティンク(指)(1973年2月14日)
[CD7]
(1)ベートーヴェン:交響曲第4番/ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)
(1972年3月19日)
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲op.77
/イツァーク・パールマン(Vn)、ヴィレム・ファン・オッテルロー(指)
(1972年3月19日)
[CD8]
(1)J.S.バッハ:結婚カンタータ「今ぞ去れ、悲しみの影よ」
/エリー・アメリンク(S)、オイゲン・ヨッフム(指)(1973年4月5日)
(2)モーツァルト:ホルン協奏曲第4番変ホ長調K.495
/バリー・タックウェル(Hrn)、フェルディナント・ライトナー(指)
(1973年1月7日)
(3)シューマン:交響曲第3番/フェルディナント・ライトナー(指)
(1973年1月7日)
[CD9]
(1)ベルク:ぶどう酒/エリー・アメリンク(S)、ラインスドルフ(指)
(1973年12月2日)
(2)マデルナ:ヴァイオリン協奏曲
/テオ・オロフ(Vn)、ディエゴ・メイソン(指)(1975年10月26日)
(3)ブーレーズ:カミングズは詩人である
/NCRV声楽アンサンブル、ジルベルト・アミ(指)(1974年1月27日)
(4)ベリオ:Calmo(マデルナの追悼のための音楽)
/ディエゴ・メイソン(指)(1975年10月26日)
(5)ヤン・ファン・ヴリーメン:ピアノと3つの器楽のグループのためのソナタ
/テオ・ブルンズ(Pf)、エルネスト・ブール(指)(1974年6月16日)
[CD10]
(1)チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲イ長調[初出]
/ロストロポーヴィチ(Vc)、コンドラシン(指)(1977年3月14日)
(2)弦楽のための協奏曲ニ長調/サー・コリン・デイヴィス(1975年6月11日)
(3)スクリャービン:交響曲第3番ハ長調「神聖な詩」
/コンドラシン(指)(1976年5月4日)
[CD11]
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
/クラウディオ・アラウ(Pf)、オイゲン・ヨッフム(指)(1977年4月21日)
(2)ベリオ:シュマンIV
/ヴェルナー・ハーバース(Ob)、ルチアーノ・ベリオ(指)(1977年1月9日)
(3)エッシャー:シンフォニア
/ラインハルト・デ・レーウ(指)(1976年5月2日)
[CD12]
(1)レーガー:セレナーデop.95/オイゲン・ヨッフム(指)(1976年1月22日)
(2)ヒナステラ:ハープ協奏曲
/ヴェラ・バーディングス(Hrp)、ロペス・コボス(指)(1977年11月3日)
(3)ジョリヴェ:トランペット協奏曲
/モーリス・アンドレ(Tp)、ジャン・フルネ(指)(1976年3月11日)
[CD13]
(1)ストラヴィンスキー:12の楽器のためのコンチェルティーノ
/スパンヤード(指)(1978年1月8日)
(2)ボン:春/ロベルタ・アレクサンダー(S)、ハイティンク(指)
(1979年10月28日)
(3)ブルックナー:交響曲第9番/ジュリーニ(指)(1978年1月22日)
[CD14]
(1)モーツァルト:交響曲第35番「ハフナー」
/ニコラウス・アーノンクール(指)(1979年3月30日)
(2)カプレ:エピファニ(公現祭)
/ヤーン・デクロース(Vc)、フルネ(指)(1978年2月10日)
(3)メンデルスゾーン:交響曲第4番/コンドラシン(指)(1979年11月18日)
今年もまたまたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のアンソロジーの登場で
す。今回のボックスは14枚組、1970年代の演奏をあつめたもの。60年代にヨッ
フムとハイティンクという二大巨頭の指揮者のもとに様々な活動をしていたコ
ンセルトヘボウは、64年ハイティンク一人が首席指揮者となり、以降1988年の
シャイーの就任に至るまで、実に24年間という異例の長さの「ハイティンク時
代」となります。コンビネーション抜群のハイティンクとのコンサート以外に
も、様々な豪華客演指揮者のコンサートが目白押しだった70年代の貴重な音源
が、ぎゅぎゅっと凝縮の14枚ボックスになりました!
なんといっても特筆すべきは、コンドラシンの初出ものの数々。コンセルトヘ
ボウと組むと、まさに爆発的なエネルギーを湛えた演奏を展開していたコンド
ラシンの、貴重な録音を聴くことができます。なかでも、様々な情念が渦を巻
くショスタコーヴィチの第4番(CD1)に、ロストロポーヴィチとの「ロココの主
題による変奏曲」(CD10)は期待を裏切らない出来ばえ。。なんともコンドラ
シンファン泣かせの演目で、若き日のロストロのチェロも聴き応え充分です。
「エン・サガ」(CD3)も、管の迫力に誰しもが思わず身を乗り出してしまう
ような、ただならぬ雰囲気が漂っています。ほかにも、アーノンクールのお宝
発掘的なライヴ録音あり、ライトナーが振った貴重なシューマンの第1番あり。
そしてソリスト陣も往年のオーケストラをささえた豪華トップ奏者たちがずら
り。[CD8]のホルンのタックウェルは、デニス・ブレインの後継者といわれた
天才。正確無比ながらあたたかく柔らかい音色が炸裂です。棒を振るライトナ
ーのいぶし銀のような味わいもさらなる魅力です。[CD12]のジョリヴェのトラ
ンペット協奏曲も、不世出の名手、モーリス・アンドレをソリストに迎え、
若き日のフルネの爆発ぶりに驚かされます。どのディスクをとっても語りつ
くせぬ点ばかり。亡くなる3年前のアンチェルによる協奏曲ものも興味津々で
す。装丁も美麗箱に入り、この価格。言うことなしのボックスセットでござ
います。
※すべて通常盤のみでの発売です。

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