<Cavalli>
CCD 225 \2180
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):弦楽四重奏曲集第2巻
弦楽四重奏曲イ長調Op.1-1/同ハ短調/同ハ長調Op.1-5/同ホ長調/
同ト長調Op.1-6
ヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団
18世紀ドイツで生まれマンハイムで音楽教育を受けたのち、その活躍の場を
北欧のスウェーデンへと移したクラウス。今回のリリースは第1弾(CCD 224)
の続編となっている。コンチェルト・ケルンのディレクター兼コンサート・
マスターのエルハルト、国際ヨーゼフ・マルティン・クラウス協会に会長で
あると同時にアルペジョーネの使い手として大きな話題を呼んだダルムシュ
タットを擁するヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団による綿密な
構成による演奏はお見事。
CCD 275 \2180
恋する果実 ――
W・バード:ブラウニング、プレリュードとグラウンド
J・ダウランド:《ラクリメ、または7つの涙》より
クリストファー・タイ(ca.1505-1572):
In Nomine、Amavit eum dominus、O lux beata trinitas
アウグスティーヌ・バッサーノ(?-1604):
パヴァーナ、ガリアルダ、コラント
A・ホルボーン:組曲より/他 全23曲
ビー・ファイブ・リコーダー・コンソート
リコーダー奏者であり、音楽学者としても世界的に活躍しているペドロ・メ
メルスドルフ教授の下で学んだ5人の若手リコーダー奏者が奏でるエリザベ
ス朝時代のコンソート音楽集。
CCD 284 \2180
フリードリヒ・ハンミッヒJr制作のバセットホルン ――
W・A・モーツァルト:ディヴェルティメント K.439b-4
ゲオルク・デュルチェツキー(1745-1819):
ディヴェルティスマン第1番-第3番
ヨハン・ヨーゼフ・ロスラー(1771-1813):パルティータ
アントン・スタッドラー(1753-1812):18の三重奏曲より
クラリモニア
モーツァルトが非常に重要視していた楽器であるバセットホルン。1800年頃
ウィーンで工房を営んでいたフリードリヒ・ハンミッヒJrが制作したクォリ
ティの高い銘器を用いた録音なのである。ドイツ出身の3人のスペシャリスト
が奏でるバセットホルンの音色は、柔らかく包み込むような魅力を持ってい
る。
CCD 142 \2180
ルーマニアのピアノ作品集 ――
マルティアン・ネグレア(1893-1973):夜想曲変ホ長調
シギスムント・トドゥツァ(1908-1991):パッサカリア
G・エネスコ:
トッカータ、サラバンド、メロディ、ブルレスケ、Carillon nocturne
ダン・デデュー(1967-):前奏曲、Les Baricades Misterieuses
パウル・コンスタンティネスク(1909-1963):
ピアノのための3つの小品より
ダニエル・ゴイティ(ピアノ)
1991年のジョルジュ・エネスコ国際コンクール、1992年のシュナーベル国際
コンクールを制覇した名手の演奏によるルーマニア一色のピアノ・アルバム。
東欧音楽ファンは要チェック!
CCD 277 \2180
ヤーコプ・リヒマン(ca.1680-1726):
ヴィオラ・ダ・ガンバと6つの通奏低音のためのソナタOp.1
サビーナ・レアマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハラルト・マルテンス(ヴィオローネ)、
セップ・ホーレンシュタイナー(アーチリュート)、
ミヒャエル・エーベルト(オルガン&チェンバロ)
18世紀のドイツとフランドルにおいて、作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
として活躍したとされるリヒマンの現存する唯一の作品の録音。
<Thorofon>
CTH 2469 \2180
アン・ギャルド! ――
藤井敬吾(1956-):マンドリンとギターのためのソナタ
ステフェン・ファンク・ピアーソン(1952-):マウンテン・ムーア
ハイメ・ミルテンバウム・ツェナモン(1953-):とまどい第6番
アルフォンソ・カルロス・ミゲル(1956-):バック・トゥ・シリウス
マキシモ・ディエゴ・プジョル(1957-):カフェ・パラ・ドス
A・ピアソラ:オブリヴィオン
J・フランセ:ディヴェルティスマン
シュテフェン・トレッケル(マンドリン)、
ミヒャエル・トレスター(ギター)
権威ある「Echo Klassik」の受賞経験を持つギターのトレスターと、多くの
国内外のコンクールで入賞経験を持つマンドリンのトレッケルのコンビによ
るマンドリン&ギター・デュオの近代作品集。凄腕のアーティストによる演
奏で撥弦楽器の魅力を余すことなく伝えてくれるアルバムである。
CTH 2537 \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909-):
ピアノ協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/オーボエと弦楽オーケストラのた
めの室内協奏曲/弦楽オーケストラのための交響曲第2番
アンドレア・リーバークネヒト(フルート)、
フランソワ・ルルー(オーボエ)、
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)、
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)、
ミュンヘン室内管弦楽団
トロフォン(Thorofon)が積極的にリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテ
ラン、ゲンツマーの作品集に超一流のソリストが集結!元ケルン放送響の首
席奏者リーバークネヒト、ヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者であり現
在最高と称されるルルー。そして元ベルリン・フィルのコンサート・マスタ
ー、クスマウルなど豪華な面々がその妙技を存分に披露してくれている。
CTH 2541 \2180
2005年国際シューベルト・ピアノ・コンクール優勝記念 ――
F・シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958、春の想い(リスト編曲)、
水の上にて歌わん(リスト編曲)
R・ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
P・I・チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):
演奏会用組曲《くるみ割り人形》
川島基(ピアノ)
10歳からピアノを始めた川島は東京音楽大学大学院を主席で修了。その後ベ
ルリン芸術大学などドイツで研鑽を積み、2005年国際シューベルト・ピアノ
・コンクールで見事に優勝を飾った期待の逸材。現在はベルリンに居を構え
活発な演奏活動を展開している。(ブックレットには日本語曲目表記&プロ
フィールが掲載)
<Antes Edition>
BM-CD 31.9216 \2180
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40/交響曲第3番イ短調Op.44
アンドレアス・ジェッター(ピアノ)、
ディートリヒ・シェラー=マンノ(指揮)、
モルドヴァ・フィルハーモニック管弦楽団
アンドレアス・ジェッターはロシアで研鑚を積み、モスクワ・フィル、香港
フィル、ブカレスト・ナショナル・ラジオ管などと共演を行ったきたドイツ
のピアニスト。旧ソ連の小国モルドバ共和国のオーケストラの演奏も興味深
いところ。1999年&2000年のライヴ録音。
BM-CD 31.9219 \2180
カール・ミヒャエル・コンマ(1913-):夕べの幻想/変容
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)、飯森範親(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
1994年にレベッカ・ラスト&フリードリッヒ・エーデルマン夫妻が皇居桃華
楽堂で御前演奏を行った「皇太子ご成婚慶祝曲」の作曲者であるドイツの大
ベテランが書き上げた管弦楽作品集。1993年&2003年の録音。
BM-CD 31.9222 \2180
エミール・フォン・レズニチェク(1860-1945):
交響曲第5番《舞踏交響曲》/歌劇《ドンナ・ディアナ》より
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
ドイツ語圏の歌劇場の指揮者を歴任し、ベルリン音楽アカデミーの一員にも
選出されたオーストリアの作曲家。交響曲第5番は副題の通り、舞踏会のシー
ンを思い描かせてくれる作品である。
BM-CD 31.9223 \2180
マックス・シェーンヘル(1903-1984):
弦楽のためのバラード、序曲、グロテスクな踊り、バーデン・ダンス、
組曲《ミュージカル・フェスタ》
L・ボッケリーニ:
マドリードの通りの夜の音楽(シェーンヘル編曲による弦楽オーケストラ版)
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
オーストリア放送管弦楽団の創設者としてその名を残す指揮者であり作曲家
でもあったマックス・シェーンヘルの作品集。ボッケリーニの作品のアレン
ジも併録されている。
BM-CD 31.9224 \2180
J・ケージ:Sounds of Venice(ヴァージョン1&2)
ステファン・リーネンカンパー(1963-):Mind the Gap...
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):Stykyra
ヴィオレタ・ディネスク(1953-):Ismail si Turnavitu
ベルント・フランケ(1959-):Half-way house
エッケルト・バインケ(1956-):68
デュオ・コンラディ=ゲーレン
様々な奏法を駆使したギター・デュオによるコンテンポラリー・アルバム。
<Rondeau>
ROP 6012 \2180
ディスカントゥの音楽II ――
F・シューベルト:詩篇第23番D.706,Op.132、セレナード
ロベルト・フックス(1847-1927):
冬の歌Op.66-2、妖精と小人Op.66-1、Letzter Wille Op.65-1
マルタ・アルター(1904-1976):Two Plato Settings
ヴィータウタス・ミスキニス(1954-):アヴェ・マリス・ステラ第2番
ジークフリート・ストローバッハ(1929-):アヴェ・マリア
クヌート・ニーステッド(1915-):Der Olbaum spricht Op.177
ポール・スタンホープ(1969-):ジオグラフィーVI
ヘンリク・コールディング=ヨルゲンセン(1944-):オザンナ!
ヤーコ・マントヤルヴィ(1963-):Presudo-Yoik Lite
シモーネ・ブルックナー(ソプラノ)、
スザンヌ・アイホルン(フルート)、
スザンヌ・ユッツ=ミルツチスキ(ピアノ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
1989年より活動を行っているドイツの女声合唱団「ミュンヘン女声合唱団」
のロンドー(Rondeau)移籍第1弾。 19世紀から20世紀、そして21世紀にか
けて作曲された高声のための合唱曲を収録。ちなみにニーステッドの作品は
2003年にミュンヘン女声合唱団の委嘱によって作曲された作品。
ROP 4023 \2180
パウル・ゲルハルト(1607-1676)-バロックの詩人とルター派の牧師
オットー・サンダー(語り)、マルティン・ペツォルト(テノール)、
トルステン・ラウ(オルガン)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と
評されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集。
ROP 7002 \2180
ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ-1977年 ――
諸人こえあげ(全19曲)
ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、ハノーファー少年合唱団
クォリティの高い合唱アルバムを次々と送り出しているロンドーが取り組む
「ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ」。宗教作品を中心とした
録音は1977年1月の収録。
ROP 6013 \2180
ペーター・ウィートリヒ:きよしこの夜-ルートヴィヒ・トーマの作品による
モニカ・バウムガルトナー(語り)、
マルリス・ニューマン(ハープ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
ドイツの小説家、劇作家ルートヴィヒ・トーマ(1867-1921)の作品と同じ
くドイツの作曲家ウィートリヒの楽曲を組み合わせた合唱とハープのための
作品。
<Quartz>
QTZ 2051 \2080
J・S・バッハ(エシュパイ編曲):
ゴルトベルク変奏曲BWV.988(木管四重奏版)
ホームカミング木管アンサンブル
旧ソ連の奇才アンドレイ・エシュパイの手によって新たな姿へと変貌を遂げ
た永遠の名曲「ゴルトベルク変奏曲」!1997年から活動を始めたホームカミ
ング木管アンサンブルはロシアとドイツの演奏家によるオーボエ、イングリ
ッシュ・ホルン、ファゴットという一風変わった編成による木管アンサンブ
ルである。
QTZ 2050 \2080
J・S・バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027
同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調BWV.1029/シャコンヌ
井上祐子(ヴィオラ)、キャスロン・スタロック(ピアノ)
英国王立音楽院の教授の任にあり、1852年フランス製のJ・B・ヴィオームの
ヴィオラを駆使してイギリスを拠点に活躍中の井上祐子によるバッハ・アル
バム。解説は井上祐子自身によるものであり、このアルバムは制作のきっか
けを与えてくれた両親へ捧げられている。(ブックレットには日本語解説&
プロフィールが掲載)
QTZ 2046 \2080
リチャード・ブラックフォード(1954 -):完全なる鏡
イン・ホワン(ソプラノ)、ボー・スコウフス(バリトン)、
リチャード・ブラックフォード(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、ボーンマス交響合唱団、
バラード・レーン・オウレパラトリー・スクール・コアー
オックスフォード大学べリオール・カレッジでコンポーザー・イン・レジデ
ンスを務めるイギリスの作曲家ブラックフォードの自作自演盤。「完全なる
鏡」は英国王立音楽院で1996年3月に初演が行われた声楽付きの作品。
QTZ 2052 \2080
マルヤン・モゼティヒ(1948-):Affairs of the Heart
エレーナ・ランガー(1974-):プラッチ(世界初録音)
A・シュニトケ:ヴァイオリンとチェロ、ヴィオラのための協奏曲
エド・ベネット:Sometimes It Rains
ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)、マキシム・リサノフ(ヴィオラ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)、
マイケル・トムズ(指揮)、
ニュー・プラハ・フィルハーモニア、
西カザフスタン・フィルハーモニック管弦楽団
旧ソ連圏出身のアーティストたちの共演によるヴァイオリンのための作品集。
指揮者のマイケル・トムズはクォーツ・レーベルのクリエイティヴ・ディレ
クターでもある。西カザフスタン・フィルやニュー・プラハ・フィルなどマ
ニアの興味をそそるオケの起用も面白い。
<Amon Ra>
CD-SAR 43 \2080
カルロス・セイシャス(1704-1742):チェンバロのためのソナタ集 ――
ソナタ ニ短調/同ニ短調/同イ長調/同嬰へ短調/同ホ長調/同ハ短調/
同ト短調/同ニ短調/同変ロ長調/同変ホ長調/同ト短調
ロバート・ウーリー(チェンバロ)
ドメニコ・スカルラッティの下で学んだポルトガルの作曲家セイシャス。そ
の作品の多くは1755年のリスボン大地震で失われてしまい、限られた作品の
みが現存している。1785年ホアキン・ホセ・アントゥネス製というポルトガ
ルの非常に珍しいチェンバロを使用。1988年12月の録音。
CD-SAR 52 \2080
レア・バロック・フルート協奏曲集 ――
G・タルティーニ:フルート協奏曲ト長調
J・J・クヴァンツ:フルート協奏曲ホ短調
J-C・ノード:フルート協奏曲ニ長調Op.11-1
F・ベンダ:フルート協奏曲ト長調
ニール・マクラーレン(フルート)、
ケンブリッジ・バロック・カメラータ
タルティーニやクヴァンツなどのフルート協奏曲をイギリスのソリストがピ
リオド楽器で収録したタイトル。珍しい録音も収録されており、ピリオド楽
器ファンやバロック・ファンには特に嬉しいところ。1991年1月の録音。
CD-SAR 56 \2080
ヨハネス・レジス:O admirabile commercium
ヤーコブ・オブレヒト:Factor orbis、Salve crux
ジョスカン・デ・プレ:Peter rerum serie
アントワーヌ・ブルーメル:Nato canunt omnia、Anthoni usque limina
ギョーム・デュファイ:Ave regina celorum
ジェイムズ・ウッド(指揮)、
ニュー・ロンドン室内合唱団
指揮者のウッドによって1981年に結成されたニュー・ロンドン室内合唱団に
よるフランドル楽派の合唱作品集。1991年11月の録音。
CD-SAR 57 \2080
ミシェル・コレット(1709-1795):
ソナタ ニ短調/同ニ長調/同ニ長調/同ホ短調/同イ長調/同ヘ長調/
同ニ短調/同ト長調/同ホ短調
ヌーヴォー・クヮルテット
コミック協奏曲の作者として知られるフランスの作曲家コレットのソナタ集。
ヌーヴォー・クヮルテットはピリオド楽器によるフルート、ヴァイオリン、
チェロ、チェンバロの四重奏団。1991年9月の録音。
<Iber Musica>
IM 003-3 \2180
エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ
フェルレル・フェルラン(1966-):
シンフォニエッタ第1番《エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ》/ホビントゥ/
コンスエロ・シスカル/交響幻想曲《エル・キホーテ》/エル・カラコル・
ミファソ/ジャンヌ・ダルク/スペイン序曲《ティオ・アルベローラ》
フェルレル・フェルラン(指揮)、
バンダ・プリミティヴァ・デ・パイポルタ
CCD 225 \2180
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792):弦楽四重奏曲集第2巻
弦楽四重奏曲イ長調Op.1-1/同ハ短調/同ハ長調Op.1-5/同ホ長調/
同ト長調Op.1-6
ヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団
18世紀ドイツで生まれマンハイムで音楽教育を受けたのち、その活躍の場を
北欧のスウェーデンへと移したクラウス。今回のリリースは第1弾(CCD 224)
の続編となっている。コンチェルト・ケルンのディレクター兼コンサート・
マスターのエルハルト、国際ヨーゼフ・マルティン・クラウス協会に会長で
あると同時にアルペジョーネの使い手として大きな話題を呼んだダルムシュ
タットを擁するヨーゼフ・マルティン・クラウス弦楽四重奏団による綿密な
構成による演奏はお見事。
CCD 275 \2180
恋する果実 ――
W・バード:ブラウニング、プレリュードとグラウンド
J・ダウランド:《ラクリメ、または7つの涙》より
クリストファー・タイ(ca.1505-1572):
In Nomine、Amavit eum dominus、O lux beata trinitas
アウグスティーヌ・バッサーノ(?-1604):
パヴァーナ、ガリアルダ、コラント
A・ホルボーン:組曲より/他 全23曲
ビー・ファイブ・リコーダー・コンソート
リコーダー奏者であり、音楽学者としても世界的に活躍しているペドロ・メ
メルスドルフ教授の下で学んだ5人の若手リコーダー奏者が奏でるエリザベ
ス朝時代のコンソート音楽集。
CCD 284 \2180
フリードリヒ・ハンミッヒJr制作のバセットホルン ――
W・A・モーツァルト:ディヴェルティメント K.439b-4
ゲオルク・デュルチェツキー(1745-1819):
ディヴェルティスマン第1番-第3番
ヨハン・ヨーゼフ・ロスラー(1771-1813):パルティータ
アントン・スタッドラー(1753-1812):18の三重奏曲より
クラリモニア
モーツァルトが非常に重要視していた楽器であるバセットホルン。1800年頃
ウィーンで工房を営んでいたフリードリヒ・ハンミッヒJrが制作したクォリ
ティの高い銘器を用いた録音なのである。ドイツ出身の3人のスペシャリスト
が奏でるバセットホルンの音色は、柔らかく包み込むような魅力を持ってい
る。
CCD 142 \2180
ルーマニアのピアノ作品集 ――
マルティアン・ネグレア(1893-1973):夜想曲変ホ長調
シギスムント・トドゥツァ(1908-1991):パッサカリア
G・エネスコ:
トッカータ、サラバンド、メロディ、ブルレスケ、Carillon nocturne
ダン・デデュー(1967-):前奏曲、Les Baricades Misterieuses
パウル・コンスタンティネスク(1909-1963):
ピアノのための3つの小品より
ダニエル・ゴイティ(ピアノ)
1991年のジョルジュ・エネスコ国際コンクール、1992年のシュナーベル国際
コンクールを制覇した名手の演奏によるルーマニア一色のピアノ・アルバム。
東欧音楽ファンは要チェック!
CCD 277 \2180
ヤーコプ・リヒマン(ca.1680-1726):
ヴィオラ・ダ・ガンバと6つの通奏低音のためのソナタOp.1
サビーナ・レアマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ハラルト・マルテンス(ヴィオローネ)、
セップ・ホーレンシュタイナー(アーチリュート)、
ミヒャエル・エーベルト(オルガン&チェンバロ)
18世紀のドイツとフランドルにおいて、作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
として活躍したとされるリヒマンの現存する唯一の作品の録音。
<Thorofon>
CTH 2469 \2180
アン・ギャルド! ――
藤井敬吾(1956-):マンドリンとギターのためのソナタ
ステフェン・ファンク・ピアーソン(1952-):マウンテン・ムーア
ハイメ・ミルテンバウム・ツェナモン(1953-):とまどい第6番
アルフォンソ・カルロス・ミゲル(1956-):バック・トゥ・シリウス
マキシモ・ディエゴ・プジョル(1957-):カフェ・パラ・ドス
A・ピアソラ:オブリヴィオン
J・フランセ:ディヴェルティスマン
シュテフェン・トレッケル(マンドリン)、
ミヒャエル・トレスター(ギター)
権威ある「Echo Klassik」の受賞経験を持つギターのトレスターと、多くの
国内外のコンクールで入賞経験を持つマンドリンのトレッケルのコンビによ
るマンドリン&ギター・デュオの近代作品集。凄腕のアーティストによる演
奏で撥弦楽器の魅力を余すことなく伝えてくれるアルバムである。
CTH 2537 \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909-):
ピアノ協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲/オーボエと弦楽オーケストラのた
めの室内協奏曲/弦楽オーケストラのための交響曲第2番
アンドレア・リーバークネヒト(フルート)、
フランソワ・ルルー(オーボエ)、
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)、
アレクサンダー・リーブレイヒ(指揮)、
ミュンヘン室内管弦楽団
トロフォン(Thorofon)が積極的にリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテ
ラン、ゲンツマーの作品集に超一流のソリストが集結!元ケルン放送響の首
席奏者リーバークネヒト、ヨーロッパ室内管のソロ・オーボエ奏者であり現
在最高と称されるルルー。そして元ベルリン・フィルのコンサート・マスタ
ー、クスマウルなど豪華な面々がその妙技を存分に披露してくれている。
CTH 2541 \2180
2005年国際シューベルト・ピアノ・コンクール優勝記念 ――
F・シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958、春の想い(リスト編曲)、
水の上にて歌わん(リスト編曲)
R・ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
P・I・チャイコフスキー(プレトニョフ編曲):
演奏会用組曲《くるみ割り人形》
川島基(ピアノ)
10歳からピアノを始めた川島は東京音楽大学大学院を主席で修了。その後ベ
ルリン芸術大学などドイツで研鑽を積み、2005年国際シューベルト・ピアノ
・コンクールで見事に優勝を飾った期待の逸材。現在はベルリンに居を構え
活発な演奏活動を展開している。(ブックレットには日本語曲目表記&プロ
フィールが掲載)
<Antes Edition>
BM-CD 31.9216 \2180
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40/交響曲第3番イ短調Op.44
アンドレアス・ジェッター(ピアノ)、
ディートリヒ・シェラー=マンノ(指揮)、
モルドヴァ・フィルハーモニック管弦楽団
アンドレアス・ジェッターはロシアで研鑚を積み、モスクワ・フィル、香港
フィル、ブカレスト・ナショナル・ラジオ管などと共演を行ったきたドイツ
のピアニスト。旧ソ連の小国モルドバ共和国のオーケストラの演奏も興味深
いところ。1999年&2000年のライヴ録音。
BM-CD 31.9219 \2180
カール・ミヒャエル・コンマ(1913-):夕べの幻想/変容
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)、飯森範親(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
1994年にレベッカ・ラスト&フリードリッヒ・エーデルマン夫妻が皇居桃華
楽堂で御前演奏を行った「皇太子ご成婚慶祝曲」の作曲者であるドイツの大
ベテランが書き上げた管弦楽作品集。1993年&2003年の録音。
BM-CD 31.9222 \2180
エミール・フォン・レズニチェク(1860-1945):
交響曲第5番《舞踏交響曲》/歌劇《ドンナ・ディアナ》より
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
ドイツ語圏の歌劇場の指揮者を歴任し、ベルリン音楽アカデミーの一員にも
選出されたオーストリアの作曲家。交響曲第5番は副題の通り、舞踏会のシー
ンを思い描かせてくれる作品である。
BM-CD 31.9223 \2180
マックス・シェーンヘル(1903-1984):
弦楽のためのバラード、序曲、グロテスクな踊り、バーデン・ダンス、
組曲《ミュージカル・フェスタ》
L・ボッケリーニ:
マドリードの通りの夜の音楽(シェーンヘル編曲による弦楽オーケストラ版)
マンフレッド・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
オーストリア放送管弦楽団の創設者としてその名を残す指揮者であり作曲家
でもあったマックス・シェーンヘルの作品集。ボッケリーニの作品のアレン
ジも併録されている。
BM-CD 31.9224 \2180
J・ケージ:Sounds of Venice(ヴァージョン1&2)
ステファン・リーネンカンパー(1963-):Mind the Gap...
アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):Stykyra
ヴィオレタ・ディネスク(1953-):Ismail si Turnavitu
ベルント・フランケ(1959-):Half-way house
エッケルト・バインケ(1956-):68
デュオ・コンラディ=ゲーレン
様々な奏法を駆使したギター・デュオによるコンテンポラリー・アルバム。
<Rondeau>
ROP 6012 \2180
ディスカントゥの音楽II ――
F・シューベルト:詩篇第23番D.706,Op.132、セレナード
ロベルト・フックス(1847-1927):
冬の歌Op.66-2、妖精と小人Op.66-1、Letzter Wille Op.65-1
マルタ・アルター(1904-1976):Two Plato Settings
ヴィータウタス・ミスキニス(1954-):アヴェ・マリス・ステラ第2番
ジークフリート・ストローバッハ(1929-):アヴェ・マリア
クヌート・ニーステッド(1915-):Der Olbaum spricht Op.177
ポール・スタンホープ(1969-):ジオグラフィーVI
ヘンリク・コールディング=ヨルゲンセン(1944-):オザンナ!
ヤーコ・マントヤルヴィ(1963-):Presudo-Yoik Lite
シモーネ・ブルックナー(ソプラノ)、
スザンヌ・アイホルン(フルート)、
スザンヌ・ユッツ=ミルツチスキ(ピアノ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
1989年より活動を行っているドイツの女声合唱団「ミュンヘン女声合唱団」
のロンドー(Rondeau)移籍第1弾。 19世紀から20世紀、そして21世紀にか
けて作曲された高声のための合唱曲を収録。ちなみにニーステッドの作品は
2003年にミュンヘン女声合唱団の委嘱によって作曲された作品。
ROP 4023 \2180
パウル・ゲルハルト(1607-1676)-バロックの詩人とルター派の牧師
オットー・サンダー(語り)、マルティン・ペツォルト(テノール)、
トルステン・ラウ(オルガン)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と
評されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集。
ROP 7002 \2180
ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ-1977年 ――
諸人こえあげ(全19曲)
ハインツ・ヘニッヒ(指揮)、ハノーファー少年合唱団
クォリティの高い合唱アルバムを次々と送り出しているロンドーが取り組む
「ハノーファー少年合唱団アーカイヴ・シリーズ」。宗教作品を中心とした
録音は1977年1月の収録。
ROP 6013 \2180
ペーター・ウィートリヒ:きよしこの夜-ルートヴィヒ・トーマの作品による
モニカ・バウムガルトナー(語り)、
マルリス・ニューマン(ハープ)、
カトリン・ウェンデ=エーメル(指揮)、ミュンヘン女声合唱団
ドイツの小説家、劇作家ルートヴィヒ・トーマ(1867-1921)の作品と同じ
くドイツの作曲家ウィートリヒの楽曲を組み合わせた合唱とハープのための
作品。
<Quartz>
QTZ 2051 \2080
J・S・バッハ(エシュパイ編曲):
ゴルトベルク変奏曲BWV.988(木管四重奏版)
ホームカミング木管アンサンブル
旧ソ連の奇才アンドレイ・エシュパイの手によって新たな姿へと変貌を遂げ
た永遠の名曲「ゴルトベルク変奏曲」!1997年から活動を始めたホームカミ
ング木管アンサンブルはロシアとドイツの演奏家によるオーボエ、イングリ
ッシュ・ホルン、ファゴットという一風変わった編成による木管アンサンブ
ルである。
QTZ 2050 \2080
J・S・バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番ト長調BWV.1027
同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調BWV.1029/シャコンヌ
井上祐子(ヴィオラ)、キャスロン・スタロック(ピアノ)
英国王立音楽院の教授の任にあり、1852年フランス製のJ・B・ヴィオームの
ヴィオラを駆使してイギリスを拠点に活躍中の井上祐子によるバッハ・アル
バム。解説は井上祐子自身によるものであり、このアルバムは制作のきっか
けを与えてくれた両親へ捧げられている。(ブックレットには日本語解説&
プロフィールが掲載)
QTZ 2046 \2080
リチャード・ブラックフォード(1954 -):完全なる鏡
イン・ホワン(ソプラノ)、ボー・スコウフス(バリトン)、
リチャード・ブラックフォード(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、ボーンマス交響合唱団、
バラード・レーン・オウレパラトリー・スクール・コアー
オックスフォード大学べリオール・カレッジでコンポーザー・イン・レジデ
ンスを務めるイギリスの作曲家ブラックフォードの自作自演盤。「完全なる
鏡」は英国王立音楽院で1996年3月に初演が行われた声楽付きの作品。
QTZ 2052 \2080
マルヤン・モゼティヒ(1948-):Affairs of the Heart
エレーナ・ランガー(1974-):プラッチ(世界初録音)
A・シュニトケ:ヴァイオリンとチェロ、ヴィオラのための協奏曲
エド・ベネット:Sometimes It Rains
ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)、マキシム・リサノフ(ヴィオラ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)、
マイケル・トムズ(指揮)、
ニュー・プラハ・フィルハーモニア、
西カザフスタン・フィルハーモニック管弦楽団
旧ソ連圏出身のアーティストたちの共演によるヴァイオリンのための作品集。
指揮者のマイケル・トムズはクォーツ・レーベルのクリエイティヴ・ディレ
クターでもある。西カザフスタン・フィルやニュー・プラハ・フィルなどマ
ニアの興味をそそるオケの起用も面白い。
<Amon Ra>
CD-SAR 43 \2080
カルロス・セイシャス(1704-1742):チェンバロのためのソナタ集 ――
ソナタ ニ短調/同ニ短調/同イ長調/同嬰へ短調/同ホ長調/同ハ短調/
同ト短調/同ニ短調/同変ロ長調/同変ホ長調/同ト短調
ロバート・ウーリー(チェンバロ)
ドメニコ・スカルラッティの下で学んだポルトガルの作曲家セイシャス。そ
の作品の多くは1755年のリスボン大地震で失われてしまい、限られた作品の
みが現存している。1785年ホアキン・ホセ・アントゥネス製というポルトガ
ルの非常に珍しいチェンバロを使用。1988年12月の録音。
CD-SAR 52 \2080
レア・バロック・フルート協奏曲集 ――
G・タルティーニ:フルート協奏曲ト長調
J・J・クヴァンツ:フルート協奏曲ホ短調
J-C・ノード:フルート協奏曲ニ長調Op.11-1
F・ベンダ:フルート協奏曲ト長調
ニール・マクラーレン(フルート)、
ケンブリッジ・バロック・カメラータ
タルティーニやクヴァンツなどのフルート協奏曲をイギリスのソリストがピ
リオド楽器で収録したタイトル。珍しい録音も収録されており、ピリオド楽
器ファンやバロック・ファンには特に嬉しいところ。1991年1月の録音。
CD-SAR 56 \2080
ヨハネス・レジス:O admirabile commercium
ヤーコブ・オブレヒト:Factor orbis、Salve crux
ジョスカン・デ・プレ:Peter rerum serie
アントワーヌ・ブルーメル:Nato canunt omnia、Anthoni usque limina
ギョーム・デュファイ:Ave regina celorum
ジェイムズ・ウッド(指揮)、
ニュー・ロンドン室内合唱団
指揮者のウッドによって1981年に結成されたニュー・ロンドン室内合唱団に
よるフランドル楽派の合唱作品集。1991年11月の録音。
CD-SAR 57 \2080
ミシェル・コレット(1709-1795):
ソナタ ニ短調/同ニ長調/同ニ長調/同ホ短調/同イ長調/同ヘ長調/
同ニ短調/同ト長調/同ホ短調
ヌーヴォー・クヮルテット
コミック協奏曲の作者として知られるフランスの作曲家コレットのソナタ集。
ヌーヴォー・クヮルテットはピリオド楽器によるフルート、ヴァイオリン、
チェロ、チェンバロの四重奏団。1991年9月の録音。
<Iber Musica>
IM 003-3 \2180
エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ
フェルレル・フェルラン(1966-):
シンフォニエッタ第1番《エコ・ドゥ・ラ・モンターニュ》/ホビントゥ/
コンスエロ・シスカル/交響幻想曲《エル・キホーテ》/エル・カラコル・
ミファソ/ジャンヌ・ダルク/スペイン序曲《ティオ・アルベローラ》
フェルレル・フェルラン(指揮)、
バンダ・プリミティヴァ・デ・パイポルタ