●前回ご案内した下記商品の価格が漏れていましたので、再度ご案内いたし
ます。
<MEMORIES>
ME1084/6 3枚組 \5080
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
1975年8月4日ライヴ
カルロス・クライバー指揮
バイロイト祝祭管、
ブリリオート、リゲンツァ、モル、マクリントル、ミントン、
シュタインバッハ、ツェドニク、ヒルブラント他
伝説のクライバー・バイロイト音楽祭登場。74年、75年、76年と3年連続で出
演するも、これ以外の出演はありませんでした。DG盤ではモーツァルト歌いの
プライスにイゾルデ役を与えるという反則技でしたが、やはり当盤のような
演奏が聞きたいものです。全盛期のクライバーらしいエネルギー全開、炎の
ような情熱が全曲を貫く凄絶なライヴです。
==================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<RCA RED SEAL US>
88697049272 \1450
ピーター・ピアーズ &ジュリアン・ブリーム
ダウランド、エリザベス王朝期を歌う
「Absence」「What Then Is Love?」「I Saw My Lady Weep」
「If She Forsake Me」「Dear, If You Change」「Come, Phyllis」
「Stay, Time」「It Was a Lover and His Lass」「Weep You No More」
「When Laura Smiles」「Fair, Sweet, Cruel」「Shall I Sue?」
「Sweet, Stay Awhile」「Who Is It?」「Can She Excuse?」
「Come, Heavy Sleep」「Wilt Thou Unkind, Thus Leave Me?」
「Sorrow, Stay」「The Lowest Trees Have Tops」
「Time's Eldest Son, Old Age」「In Darkness Let Me Dwell」
「Say, Love, If Ever Thou Did'st Find」
ダウランドや、トーマス・モーリー、フィリップ・ロセター、トーマス・
フォード、のエリザベス王長期の歌曲集です。この録音は、当時非常に少な
かったリュート歌曲集の先駆けのもので、ダウランドの歌曲を愛してやまな
かった名テノール、ピーター・ピアーズが最も好んで歌ったもの。またギタ
ーだけでなく当時数少ないリュート奏者であったブリームとのデュエットで
名録音と言われている1枚です。最近のバロック唱法歌手による歌い方とは
全く違いますが、その感情表現は、他には比類のないものです。
<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)イタリア>
88697031162 \1900
アントニオ・ブリオスキ:6つのシンフォニー
ト長調(1733), ニ長調(1734), 変ホ長調(1734), 変ロ長調(1741),
二長調(1741), 二長調(1741)
ヴァンニ・モレット(指揮)
アタランタ・フーギエンス(オリジナル楽器使用)
アントニオ・ブリオスキは、1730-1750頃にミラノ付近で活躍した知られざ
る作曲家。ここに収録されたシンフォニーは、古典派の交響曲として知られ
る最初期のもの。彼は当時人気も高く、多作な初期の交響曲作曲家で、作品
の多くは1730年代に、あるいはもっと以前に作曲されたと推定される。交響
曲の大部分が3声または4声の弦楽オーケストラのためのもので、3楽章構成
によっている。また、ほとんどの楽章はソナタ形式または2部形式であり、
第1楽章はソナタ形式をとることが標準となっている。ソナタ形式の楽章は
大規模な展開を示し、サンマルティーニのものより明瞭な輪郭を示している
のが特徴となっている(ヴィヴァルディのシンフォニアとは、全く異なった
様式)。ミラノに吹き込む新鮮な息吹を感じる、爽やかな曲感。そしてオリ
ジナル楽器による、はじける様な快活な楽しい演奏は、とてもリラックスさ
せてくれます。
【録音:2005年9 月25-29 日、ミラノ】
<ARS MUSICI>
AM14032 \1450
シューマン:「子供の情景」Op.15
「アラベスク Op.18」 「3つの幻想的小曲 Op.111」
「美しいヘートヴィヒ Op.106」 「2つのバラード Op.122」
「暁の歌 Op.133」 「主題と変奏」
アンゲリカ・ネベル(p)
2006年はモーツァルト・イヤーで盛り上がったが、実はシューマンの没後150
年の年でもあった。ここでは、「子どもの情景」を始めとした小品集。まず、
「子どもの情景」。冒頭の“見知らぬ国と人々”。速い!なぜこんなテンポ
で?と思い解説を見てみると、「シューマンの使っていたメトロノームは不
良品だった?」と見出しがついている。その解説によると、シューマンが書
き付けたテンポ表示は、彼が使っていた「ただしくテンポを刻まないメトロ
ノーム」が基準となっているため、それを鵜呑みにして演奏するのは間違い
だというのである。何とも想像力を刺激するエピソードではないか? “ア
ラベスク”と“3つの幻想小曲集”をはさみ、選ばれたのはバラード3曲。こ
れは本来、朗読とピアノのためのメロドラマとして作曲されたもので、最近
ではF=ディースカウの素晴らしい演奏で完全体が聴けるのだが、ここではあ
えてピアノの部分だけが演奏されている。“暁の歌”そして、“主題と変奏”
はシューマンの心の歌。すでにメトロノームなど必要とするはずもない、晩
年のシューマンの朦朧とした音楽をしみじみ味わってみたい。
アンゲリカ・ネベル: ベルリン生まれの女流ピアニスト。ハノーファーと
シュトゥットガルトで学んだ。幅広いレパートリーを持ち、音楽祭への出演
や放送局のために録音してきている。2000年に、ハイドン、ブラームス、メ
シアン、ハルフテルの作品のCD 発売(roner-records)してきている。
1995年よりデュッセルドルフ・ロベルト・シューマン大学の教授を務め、
シューマンの研究を行っている。
<OEHMS CLASSICS>
OC607(SACD-Hybrid) \1550
ヴィンツェント・リューベック:オルガン作品集
「前奏曲」 「前奏曲とフーガ」 「コラール《主イエス・キリストよ、われ
汝の名を呼ぶ》」
ヨーゼフ・ケレメン(org)
ヴィンツェント・リューベック(Vincent Lubeck 1654年 ブレーメン近郊-
1740年2月9日 ハンブルク)は、ドイツ盛期バロック音楽の作曲家・オルガニ
スト。1675年にシュターデのオルガニストとなり、演奏家・作曲家・教師と
して名声を勝ち得る。1702 年にハンブルクの聖ニコライ教会(この教会のパ
イプオルガンは、名匠アルプ・シュニットガーによって建造された、世界で
最も美麗なオルガンの一つであった。) に地位を得、終生にわたってこの座
にあった。また、バッハは青年時代にハンブルクを訪ねた折に、リューベッ
クの演奏にも触れており、バッハの初期のオルガン作品には、彼の影響が歴
然としている。しかし長い生涯のわりに、ごく僅かな作品数しか現存しなく、
ここに収録された記念碑的なコラール《主イエス・キリストよ、われ汝の名
を呼ぶ "Ichruf zu Dir Herr Jesu Christ"》と、《前奏曲とフーガ》は、
彼の最も優れた作品と言われています。。
【録音:2005年7月Ss. Cosmae et Damiani in Stade1675年シュニットガー
製作(1688年&1975年改修)オルガン】
OC584 \1450
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1&2 番、 スケルツォOp4
アンドレアス・ボイデ(p)
陶磁器で有名なマイセンの東10kmにある、Oschatz(オーシャッツ)という街
生まれたピアニスト、アンドレアス・ボイデ。彼の演奏は今までにもマイナ
ー・レーベルからいくつか発売されており、一部の熱狂的なファンの間で語
り草となっていました。この度、OEHMSレーベルからブラームスのピアノ作品
全集をリリースすることになり、ファンとしても大きな喜びとなるはずです。
このアルバム、若きブラームスの力のこもった作品を3曲収録しています。ま
るで、あのベートーヴェンの“ハンマークラヴィーア”を聴いているような
力のこもったピアノ・ソナタ第1番。シューマンの影響が見え隠れする第2番。
そして、まるでショパンの作品を思わせるスケルツォ。どの曲も、晩年の作
品のような渋さはあまり見受けられませんが、意欲的で貪欲に音楽を貪ろう
とするブラームスの気合が聴こえてくるようで微笑ましさすら覚えるでしょ
う。ボイデの演奏は、ブラームスの構造性の確かさをきっちり押さえ、その
上で叙情的な部分も漂わせるという、まさにブラームスを演奏する理想的な
形と言えるもの。これから発売されるであろう、後期の小品集が楽しみでな
りません。
アンドレアス・ボイデ:ドイツのピアニスト。ドレスデンとロンドンでピア
ノを学び、マルコム・フレージャーにも師事。様々なヨーロッパのオーケス
トラと共演、音楽祭に出演し、絶賛を浴びている。また、現代音楽も得意と
しており、初演も行ってきている。2000年にはシューマンの作品の校訂版を
出版。Atheneレーベルより5枚のCDを発売している。
【録音:2005年7月25-28日 ケルン放送 ビスマルク・ザール】
OC589 \1450
ブラームス:
「5つの歌 Op.104*」「3つの歌 Op.42より第3番」「12の歌とロマンス
Op.44より《愛の歌》《山は険しく》《渓流のほとりの牧場》」
メンデルスゾーン:
「6つの歌 Op.59 より第5&6 番」「最初の春の日Op.48 より第5 番」
シューマン:「ロマンス第2集 Op.91」
ブルックナー:「慰めの音楽」
シューベルト:「菩提樹」
レーガー:「Es waren zwei Konigskinder」「Trutze nicht」
フリッツ・シュタイン:「Das Heimattal」、
ジルヒャー:「Untreue」
フランツ・ビーブル:
「Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfus gehn」
ミヒャエル・グレーザー
ペーター・ダイクストラ*(指揮)
バイエルン放送合唱団
1946年に創立された長い伝統を誇るバイエルン放送合唱団。クーベリックや
コリン・ディヴィス、ロリン・マゼールなどの多くの大指揮者と共演し、当
時の現代作品から古典的な作品まで大変幅広いレパートリーを持つことで知
られています。このアルバムは、当団体が1990年から2004年までに録音した
ロマン派の小品を集めたもの。ブラームスやメンデルスゾーン、ドイツでは
おなじみのジルヒャー、そしてブルックナー、レーガーと言ったドイツ合唱
音楽を聴く際にはどうしてもはずすことのできない作品がぎっしり詰め込ま
れています。もう一つの注目点。2005年重鎮M・グレーザーの引退に伴い、当
時弱冠26歳の若さを誇るP・ダイクストラが音楽監督に就任したことで、この
合唱団の色合いがどのように変化したのかを感じることもできるはず。(新
旧2人の指揮者の聞き比べは“MACHET DIE TORE WEIT -クリスマス・キャロル
集 OC 535” でも可能) 合唱ファン必聴の1枚といえるでしょう。
【録音:1990年-2004年 バイエルン放送スタジオ、他】
<OTAKEN RECORDS>
TKC-306 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調「告別」op.81a
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番 ト長調「かっこう」 op.79
(4)シューベルト:即興曲変ロ長調 op.142-3 D.935
(5)ショパン:練習曲ヘ短調op.25-2
(6)シューマン:予言鳥op.82-7
(7)モーツァルト:トルコ行進曲-ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331より
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ (1)-(7))
(1)グィード・カンテルリ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団
録音:
(1)1956年3月18日、(2)(3)1954年3月30日
(4)-(7)1956年4月11日
いずれもニューヨーク・カーネギーホールに於ける実況録音
原盤:
(1)米ペンザンスPR 39
(2)(3)米ロンドンLL.1108-9 金文字赤レーベル
(4)-(7)独デッカ SLA 25036-Dの10面より
私たちはその人の風貌やその人に対する世評によってその人に対する固定観
念を持ってしまいがちになります。私ども一般リスナーのバックハウスの演
奏に対するイメージはキレが良いとは決して言えないもこもこした音、しか
しその中より自ずと滲み出るあの風貌とマッチした不器用だが風格ある演奏、
といったものではないでしょうか?これが名盤と言われるベートーヴェンや
ブラームスの正規録音盤によって長年私どもが培ってきたバックハウスのイ
メージと言ってほぼ間違いのないところでしょう。ところがこの度、能楽師
にしてバックハウス音盤収集家の幸信吾(こう しんご)氏提供の音源に
よって私どものバックハウスの演奏イメージは完全にくつがえされました。
ちなみに氏は「バックハウスの真の良さを多くの人々に知っていただきたい
との一念で」代理店を通じ当方にご自身のLPコレクションのCD化をリクエス
トしてこられ、今回はそれに答えるものです。ともかくホロヴィッツのチャ
イコフスキーで前回にわかに注目を集めた米ペンザンスレーベルからのベー
トーヴェンの第4コンチェルトはポリーニより指がまわり、アルゲリッチよ
り音楽が推進する名演奏です。そしてアンコールの「トルコ行進曲」。おそ
らくこれを越える演奏は後にも先にもないのではないでしょうか?
オタケンレコード 太田憲志
<BRILLIANT CLASSICS>
BRL 93221 100枚組 \20000
マスター・ワークス 100CD
ブリリアント・クラシックス創設10周年の企画目玉アイテム!
モーツァルト
ベートーヴェン
メンデルスゾーン
ブラームス
シューベルト
ヘンデル
テレマン
ドヴォルザーク
バッハ
ヴィヴァルディ
各10-CDセットです
BRL 8402 10枚組 \4080
「ダヴィド・オイストラフ・プレイズ:室内楽作品集」
CD-1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番
「羊飼の娘セリメーヌ」による12の変奏曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
マルティヌー:
Poco allegro
Adagio
Scherzo; Trio
Lento; Moderato; Poco allegro; Piu allegro; Allegro; Allegro vivo
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ第1番
CD-2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番
フンメル:ピアノ三重奏曲第2番
CD-3
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ヴラディゲロフ:
『ブルガリア組曲』-「歌」第2番
ラセニスタ
ブルガリアの民族舞踊による幻想曲
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』-「パスピエ」
とだえたセレナード
コダーイ:ハンガリーの民族舞踊
アルベニス:『夢』-「愛の歌」第3番
ファリャ / クライスラー編:スペイン舞曲
サラサーテ:ナヴァーラ
CD-4
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番
メロディ op.35b
3つのオレンジへの恋-「行進曲」
シンデレラ-「冬の妖精」
ヴァイオリン・ソナタ第2番
CD-5
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番
レーガー:無伴奏ヴァイオリン・プレリュード
ヴィエニャフスキ:
アンダンテ
アジタート・エ・ヴィゴローソ
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
ベートーヴェン:セレナード
CD-6
バルトーク:
ヴァイオリン・ソナタ第1番
6つのルーマニアの民俗舞踊
スーク:
ウン・ポコ・トリステ
ブルレスカ
メトネル:ノクターン第1番ニ長調
イザイ:哀しき詩曲
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調
ザルチスキ:マズルカ ト長調
CD-7
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのためのソナタ第2番
ヴァイオリン・ソナタ第5番へ短調
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ『悪魔のトリル』
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ロカテッリ:カプリース
CD-8
シューベルト:幻想曲 ハ長調
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
ドヴォルザーク:マズルカ
スメタナ:From my homeland no. 2
チャイコフスキー:
瞑想曲
ワルツ=スケルツォ
CD-9
カトワール:ヴァイオリン・ソナタ第1番
カトワール:ヴァイオリン・ソナタ第2番
カトワール:エレジー
シマノフスキ:神話-3つの詩
CD-10
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
フリーダ・バウアー(ピアノ)
イーナ・コレゴルスカヤ(ピアノ)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
アブラム・マカロフ(ピアノ)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
グリゴリー・マダトフ(フルート)
ミハーリ・テリアン(ヴィオラ)
イーナ・コレゴルスカヤ(ピアノ)
アレクサンダー・ゴルデンヴェイザー(ピアノ)
BRL 8395 5枚組 \2200
ギター協奏曲 名曲集
ロドリーゴ/ポンセ/カルッリ
ヴィヴァルディ/ジュリアーニ
カステルヌォーヴォ=テデスコ
モレノ/サプカ/マッカーリ
ミッケーリ/フェリチ(以上、ギター)
ます。
<MEMORIES>
ME1084/6 3枚組 \5080
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
1975年8月4日ライヴ
カルロス・クライバー指揮
バイロイト祝祭管、
ブリリオート、リゲンツァ、モル、マクリントル、ミントン、
シュタインバッハ、ツェドニク、ヒルブラント他
伝説のクライバー・バイロイト音楽祭登場。74年、75年、76年と3年連続で出
演するも、これ以外の出演はありませんでした。DG盤ではモーツァルト歌いの
プライスにイゾルデ役を与えるという反則技でしたが、やはり当盤のような
演奏が聞きたいものです。全盛期のクライバーらしいエネルギー全開、炎の
ような情熱が全曲を貫く凄絶なライヴです。
==================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<RCA RED SEAL US>
88697049272 \1450
ピーター・ピアーズ &ジュリアン・ブリーム
ダウランド、エリザベス王朝期を歌う
「Absence」「What Then Is Love?」「I Saw My Lady Weep」
「If She Forsake Me」「Dear, If You Change」「Come, Phyllis」
「Stay, Time」「It Was a Lover and His Lass」「Weep You No More」
「When Laura Smiles」「Fair, Sweet, Cruel」「Shall I Sue?」
「Sweet, Stay Awhile」「Who Is It?」「Can She Excuse?」
「Come, Heavy Sleep」「Wilt Thou Unkind, Thus Leave Me?」
「Sorrow, Stay」「The Lowest Trees Have Tops」
「Time's Eldest Son, Old Age」「In Darkness Let Me Dwell」
「Say, Love, If Ever Thou Did'st Find」
ダウランドや、トーマス・モーリー、フィリップ・ロセター、トーマス・
フォード、のエリザベス王長期の歌曲集です。この録音は、当時非常に少な
かったリュート歌曲集の先駆けのもので、ダウランドの歌曲を愛してやまな
かった名テノール、ピーター・ピアーズが最も好んで歌ったもの。またギタ
ーだけでなく当時数少ないリュート奏者であったブリームとのデュエットで
名録音と言われている1枚です。最近のバロック唱法歌手による歌い方とは
全く違いますが、その感情表現は、他には比類のないものです。
<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)イタリア>
88697031162 \1900
アントニオ・ブリオスキ:6つのシンフォニー
ト長調(1733), ニ長調(1734), 変ホ長調(1734), 変ロ長調(1741),
二長調(1741), 二長調(1741)
ヴァンニ・モレット(指揮)
アタランタ・フーギエンス(オリジナル楽器使用)
アントニオ・ブリオスキは、1730-1750頃にミラノ付近で活躍した知られざ
る作曲家。ここに収録されたシンフォニーは、古典派の交響曲として知られ
る最初期のもの。彼は当時人気も高く、多作な初期の交響曲作曲家で、作品
の多くは1730年代に、あるいはもっと以前に作曲されたと推定される。交響
曲の大部分が3声または4声の弦楽オーケストラのためのもので、3楽章構成
によっている。また、ほとんどの楽章はソナタ形式または2部形式であり、
第1楽章はソナタ形式をとることが標準となっている。ソナタ形式の楽章は
大規模な展開を示し、サンマルティーニのものより明瞭な輪郭を示している
のが特徴となっている(ヴィヴァルディのシンフォニアとは、全く異なった
様式)。ミラノに吹き込む新鮮な息吹を感じる、爽やかな曲感。そしてオリ
ジナル楽器による、はじける様な快活な楽しい演奏は、とてもリラックスさ
せてくれます。
【録音:2005年9 月25-29 日、ミラノ】
<ARS MUSICI>
AM14032 \1450
シューマン:「子供の情景」Op.15
「アラベスク Op.18」 「3つの幻想的小曲 Op.111」
「美しいヘートヴィヒ Op.106」 「2つのバラード Op.122」
「暁の歌 Op.133」 「主題と変奏」
アンゲリカ・ネベル(p)
2006年はモーツァルト・イヤーで盛り上がったが、実はシューマンの没後150
年の年でもあった。ここでは、「子どもの情景」を始めとした小品集。まず、
「子どもの情景」。冒頭の“見知らぬ国と人々”。速い!なぜこんなテンポ
で?と思い解説を見てみると、「シューマンの使っていたメトロノームは不
良品だった?」と見出しがついている。その解説によると、シューマンが書
き付けたテンポ表示は、彼が使っていた「ただしくテンポを刻まないメトロ
ノーム」が基準となっているため、それを鵜呑みにして演奏するのは間違い
だというのである。何とも想像力を刺激するエピソードではないか? “ア
ラベスク”と“3つの幻想小曲集”をはさみ、選ばれたのはバラード3曲。こ
れは本来、朗読とピアノのためのメロドラマとして作曲されたもので、最近
ではF=ディースカウの素晴らしい演奏で完全体が聴けるのだが、ここではあ
えてピアノの部分だけが演奏されている。“暁の歌”そして、“主題と変奏”
はシューマンの心の歌。すでにメトロノームなど必要とするはずもない、晩
年のシューマンの朦朧とした音楽をしみじみ味わってみたい。
アンゲリカ・ネベル: ベルリン生まれの女流ピアニスト。ハノーファーと
シュトゥットガルトで学んだ。幅広いレパートリーを持ち、音楽祭への出演
や放送局のために録音してきている。2000年に、ハイドン、ブラームス、メ
シアン、ハルフテルの作品のCD 発売(roner-records)してきている。
1995年よりデュッセルドルフ・ロベルト・シューマン大学の教授を務め、
シューマンの研究を行っている。
<OEHMS CLASSICS>
OC607(SACD-Hybrid) \1550
ヴィンツェント・リューベック:オルガン作品集
「前奏曲」 「前奏曲とフーガ」 「コラール《主イエス・キリストよ、われ
汝の名を呼ぶ》」
ヨーゼフ・ケレメン(org)
ヴィンツェント・リューベック(Vincent Lubeck 1654年 ブレーメン近郊-
1740年2月9日 ハンブルク)は、ドイツ盛期バロック音楽の作曲家・オルガニ
スト。1675年にシュターデのオルガニストとなり、演奏家・作曲家・教師と
して名声を勝ち得る。1702 年にハンブルクの聖ニコライ教会(この教会のパ
イプオルガンは、名匠アルプ・シュニットガーによって建造された、世界で
最も美麗なオルガンの一つであった。) に地位を得、終生にわたってこの座
にあった。また、バッハは青年時代にハンブルクを訪ねた折に、リューベッ
クの演奏にも触れており、バッハの初期のオルガン作品には、彼の影響が歴
然としている。しかし長い生涯のわりに、ごく僅かな作品数しか現存しなく、
ここに収録された記念碑的なコラール《主イエス・キリストよ、われ汝の名
を呼ぶ "Ichruf zu Dir Herr Jesu Christ"》と、《前奏曲とフーガ》は、
彼の最も優れた作品と言われています。。
【録音:2005年7月Ss. Cosmae et Damiani in Stade1675年シュニットガー
製作(1688年&1975年改修)オルガン】
OC584 \1450
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1&2 番、 スケルツォOp4
アンドレアス・ボイデ(p)
陶磁器で有名なマイセンの東10kmにある、Oschatz(オーシャッツ)という街
生まれたピアニスト、アンドレアス・ボイデ。彼の演奏は今までにもマイナ
ー・レーベルからいくつか発売されており、一部の熱狂的なファンの間で語
り草となっていました。この度、OEHMSレーベルからブラームスのピアノ作品
全集をリリースすることになり、ファンとしても大きな喜びとなるはずです。
このアルバム、若きブラームスの力のこもった作品を3曲収録しています。ま
るで、あのベートーヴェンの“ハンマークラヴィーア”を聴いているような
力のこもったピアノ・ソナタ第1番。シューマンの影響が見え隠れする第2番。
そして、まるでショパンの作品を思わせるスケルツォ。どの曲も、晩年の作
品のような渋さはあまり見受けられませんが、意欲的で貪欲に音楽を貪ろう
とするブラームスの気合が聴こえてくるようで微笑ましさすら覚えるでしょ
う。ボイデの演奏は、ブラームスの構造性の確かさをきっちり押さえ、その
上で叙情的な部分も漂わせるという、まさにブラームスを演奏する理想的な
形と言えるもの。これから発売されるであろう、後期の小品集が楽しみでな
りません。
アンドレアス・ボイデ:ドイツのピアニスト。ドレスデンとロンドンでピア
ノを学び、マルコム・フレージャーにも師事。様々なヨーロッパのオーケス
トラと共演、音楽祭に出演し、絶賛を浴びている。また、現代音楽も得意と
しており、初演も行ってきている。2000年にはシューマンの作品の校訂版を
出版。Atheneレーベルより5枚のCDを発売している。
【録音:2005年7月25-28日 ケルン放送 ビスマルク・ザール】
OC589 \1450
ブラームス:
「5つの歌 Op.104*」「3つの歌 Op.42より第3番」「12の歌とロマンス
Op.44より《愛の歌》《山は険しく》《渓流のほとりの牧場》」
メンデルスゾーン:
「6つの歌 Op.59 より第5&6 番」「最初の春の日Op.48 より第5 番」
シューマン:「ロマンス第2集 Op.91」
ブルックナー:「慰めの音楽」
シューベルト:「菩提樹」
レーガー:「Es waren zwei Konigskinder」「Trutze nicht」
フリッツ・シュタイン:「Das Heimattal」、
ジルヒャー:「Untreue」
フランツ・ビーブル:
「Feinsliebchen, du sollst mir nicht barfus gehn」
ミヒャエル・グレーザー
ペーター・ダイクストラ*(指揮)
バイエルン放送合唱団
1946年に創立された長い伝統を誇るバイエルン放送合唱団。クーベリックや
コリン・ディヴィス、ロリン・マゼールなどの多くの大指揮者と共演し、当
時の現代作品から古典的な作品まで大変幅広いレパートリーを持つことで知
られています。このアルバムは、当団体が1990年から2004年までに録音した
ロマン派の小品を集めたもの。ブラームスやメンデルスゾーン、ドイツでは
おなじみのジルヒャー、そしてブルックナー、レーガーと言ったドイツ合唱
音楽を聴く際にはどうしてもはずすことのできない作品がぎっしり詰め込ま
れています。もう一つの注目点。2005年重鎮M・グレーザーの引退に伴い、当
時弱冠26歳の若さを誇るP・ダイクストラが音楽監督に就任したことで、この
合唱団の色合いがどのように変化したのかを感じることもできるはず。(新
旧2人の指揮者の聞き比べは“MACHET DIE TORE WEIT -クリスマス・キャロル
集 OC 535” でも可能) 合唱ファン必聴の1枚といえるでしょう。
【録音:1990年-2004年 バイエルン放送スタジオ、他】
<OTAKEN RECORDS>
TKC-306 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調「告別」op.81a
(3)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番 ト長調「かっこう」 op.79
(4)シューベルト:即興曲変ロ長調 op.142-3 D.935
(5)ショパン:練習曲ヘ短調op.25-2
(6)シューマン:予言鳥op.82-7
(7)モーツァルト:トルコ行進曲-ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331より
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ (1)-(7))
(1)グィード・カンテルリ指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団
録音:
(1)1956年3月18日、(2)(3)1954年3月30日
(4)-(7)1956年4月11日
いずれもニューヨーク・カーネギーホールに於ける実況録音
原盤:
(1)米ペンザンスPR 39
(2)(3)米ロンドンLL.1108-9 金文字赤レーベル
(4)-(7)独デッカ SLA 25036-Dの10面より
私たちはその人の風貌やその人に対する世評によってその人に対する固定観
念を持ってしまいがちになります。私ども一般リスナーのバックハウスの演
奏に対するイメージはキレが良いとは決して言えないもこもこした音、しか
しその中より自ずと滲み出るあの風貌とマッチした不器用だが風格ある演奏、
といったものではないでしょうか?これが名盤と言われるベートーヴェンや
ブラームスの正規録音盤によって長年私どもが培ってきたバックハウスのイ
メージと言ってほぼ間違いのないところでしょう。ところがこの度、能楽師
にしてバックハウス音盤収集家の幸信吾(こう しんご)氏提供の音源に
よって私どものバックハウスの演奏イメージは完全にくつがえされました。
ちなみに氏は「バックハウスの真の良さを多くの人々に知っていただきたい
との一念で」代理店を通じ当方にご自身のLPコレクションのCD化をリクエス
トしてこられ、今回はそれに答えるものです。ともかくホロヴィッツのチャ
イコフスキーで前回にわかに注目を集めた米ペンザンスレーベルからのベー
トーヴェンの第4コンチェルトはポリーニより指がまわり、アルゲリッチよ
り音楽が推進する名演奏です。そしてアンコールの「トルコ行進曲」。おそ
らくこれを越える演奏は後にも先にもないのではないでしょうか?
オタケンレコード 太田憲志
<BRILLIANT CLASSICS>
BRL 93221 100枚組 \20000
マスター・ワークス 100CD
ブリリアント・クラシックス創設10周年の企画目玉アイテム!
モーツァルト
ベートーヴェン
メンデルスゾーン
ブラームス
シューベルト
ヘンデル
テレマン
ドヴォルザーク
バッハ
ヴィヴァルディ
各10-CDセットです
BRL 8402 10枚組 \4080
「ダヴィド・オイストラフ・プレイズ:室内楽作品集」
CD-1
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第3番
「羊飼の娘セリメーヌ」による12の変奏曲
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
マルティヌー:
Poco allegro
Adagio
Scherzo; Trio
Lento; Moderato; Poco allegro; Piu allegro; Allegro; Allegro vivo
ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ第1番
CD-2
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番
フンメル:ピアノ三重奏曲第2番
CD-3
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
ヴラディゲロフ:
『ブルガリア組曲』-「歌」第2番
ラセニスタ
ブルガリアの民族舞踊による幻想曲
ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』-「パスピエ」
とだえたセレナード
コダーイ:ハンガリーの民族舞踊
アルベニス:『夢』-「愛の歌」第3番
ファリャ / クライスラー編:スペイン舞曲
サラサーテ:ナヴァーラ
CD-4
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番
メロディ op.35b
3つのオレンジへの恋-「行進曲」
シンデレラ-「冬の妖精」
ヴァイオリン・ソナタ第2番
CD-5
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番
レーガー:無伴奏ヴァイオリン・プレリュード
ヴィエニャフスキ:
アンダンテ
アジタート・エ・ヴィゴローソ
プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ
ベートーヴェン:セレナード
CD-6
バルトーク:
ヴァイオリン・ソナタ第1番
6つのルーマニアの民俗舞踊
スーク:
ウン・ポコ・トリステ
ブルレスカ
メトネル:ノクターン第1番ニ長調
イザイ:哀しき詩曲
ヴィエニャフスキ:伝説 ト短調
ザルチスキ:マズルカ ト長調
CD-7
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのためのソナタ第2番
ヴァイオリン・ソナタ第5番へ短調
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ『悪魔のトリル』
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ロカテッリ:カプリース
CD-8
シューベルト:幻想曲 ハ長調
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
ドヴォルザーク:マズルカ
スメタナ:From my homeland no. 2
チャイコフスキー:
瞑想曲
ワルツ=スケルツォ
CD-9
カトワール:ヴァイオリン・ソナタ第1番
カトワール:ヴァイオリン・ソナタ第2番
カトワール:エレジー
シマノフスキ:神話-3つの詩
CD-10
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
フリーダ・バウアー(ピアノ)
イーナ・コレゴルスカヤ(ピアノ)
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
アブラム・マカロフ(ピアノ)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
グリゴリー・マダトフ(フルート)
ミハーリ・テリアン(ヴィオラ)
イーナ・コレゴルスカヤ(ピアノ)
アレクサンダー・ゴルデンヴェイザー(ピアノ)
BRL 8395 5枚組 \2200
ギター協奏曲 名曲集
ロドリーゴ/ポンセ/カルッリ
ヴィヴァルディ/ジュリアーニ
カステルヌォーヴォ=テデスコ
モレノ/サプカ/マッカーリ
ミッケーリ/フェリチ(以上、ギター)