クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-07 No.14

2006年07月14日 09時47分32秒 | Weblog
<Gimell>
CDGIM 992 \2080
GIMSA 592(SACD-Hybrid) \2850
エリザベス王朝の調べ-タリス・スコラーズ、ウィリアム・バードを歌う
ウィリアム・バード(1542/43-1623):
目覚めていよ/悲しみと不安が/怒りたもうな/導きたまえ、おお主よ/
おお主よ、御身のしもべエリザベスが/マニフィカト(大典礼曲)/4声の
ミサ曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ
1973年にピーター・フィリップスによって創設されて以来、世界最高のア・
カペラ・グループとして古楽界に君臨し続けるタリス・スコラーズ。グルー
プ名に冠しているタリスをはじめ、ジョスカン、パレストリーナ、アレグリ、
ビクトリア、グレーロ、そしてバードなどルネサンス時代の作品の演奏への
評価は絶大であり、世界中のファンに大きな感動を与えている。今回の新譜
は、先だってDVD-Videoとしてリリースされた「エリザベス王朝の調べ
(GIMDN 902)」を多くのリクエストに答える形でCD化されたものであり、
イギリスのテュークスベリー大聖堂で行われたコンサートを収めた待望の
1枚なのである!テュークスベリー大聖堂でのウィリアム・バードの作品に
おける演奏の素晴らしさはDVD-Videoで既に証明済みなだけに、ファンにとっ
て嬉しいリリースとなること間違いなし!




<CCn'C>
CCn'C 00702 \2080
アブソリュート・ミックス ――
P・ヒンデミット:小管弦楽のための室内音楽第1番Op.24-1
マイケル・ドアティ(1954-):
デッド・エルヴィス、シング・シング・ジョン・エドガー・フーヴァー
ジェームズ・マクミラン(1959-):...as others see us...
チャールズ・コールマン(1968-):ヤング・ワーズ
コンロン・ナンカロウ(1912-1997):ス
タディ第2番(イヴァ・ミカショフ編曲)
ジョン・アダムズ(1947-):《室内交響曲》より ロードランナー
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ベンノ・ザックス編曲)
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、
アブソリュート・アンサンブル
「CCn'C」の製作統括を行うクリスチャン・ヤルヴィは、その名の通り父は
ネーメ・ヤルヴィでありエストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の次男である。
アブソリュート・アンサンブルはクリスチャンが1993年に創設し自ら音楽監
督を務めるアンサンブル。コンサートのライヴを収録した「アブソリュート
・ミックス」にはヒンデミットやドアティ、ナンカロウ、アダムズなど近代
&現代音楽ファンにとって魅惑の面々による作品がズラリと並んでいる。ド
イツ・レコード批評家賞を受賞した「アブソリュート・ミックス」。炸裂す
るクリスチャンのタクトとアブソリュート・アンサンブルのパフォーマンス
は圧巻!

CCn'C 01712 \2080
セレスティアルス ――
ペーテル・ヴァヒ(1955-):
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲ニ長調《Chant Of the
Celestial Lake》
ウルマス・シサスク(1960-):
レオニダス、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲Op.78
マーリカ・ヤルヴィ(フルート)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、タリン室内管弦楽団
マーリカ・ヤルヴィは、パーヴォやクリスチャンと同じくエストニアの巨匠
ネーメ・ヤルヴィを父に持つヤルヴィ一族の女流フルート奏者である。ヴァ
ヒ、シサスクの両人とも現代エストニアを代表する作曲家として様々な作品
を発表している。クリスチャン率いるタリン室内管のサポートを得たマーリ
カのフルートからは迸る感情を存分に聴き取ることが出来るだろう。

CCn'C 02022 \2080
トレイン・ソングス ――
J・ボン・ジョヴィ:ホームバウンド・トレイン
ゲルノット・ウォルフガング:ユーゴスラヴィアン・レイルロード・ソング
トム・ウェイツ:ダウンタウン・トレイン、トレイン・ソング
ミヒャエル・ラダノヴィッチ:
モンドライン、ザ・トレイン・ウィル・ブリング・ハー・バック・トゥー・
ミー、アバウト・トレイン
ビリー・ストレイホーン:A列車で行こう
トーマス・マンデル:トレイン・フロム・オッシア
ジョン・コルトレーン:グランド・セントラル
イアン・アンダーソン:ロコモティフ・ブレス
J・シュトラウス(ラダノヴィッチ編曲):トレイン・デ・プレジール
パット・メセニー:ジャコ
スプリング・ストリング・クヮルテット
Extraplatteのブルー・スモーク・オン・ヨハン・シュトラウス(EX 601-2)
では、シュトラウスとディープ・パープルの作品を組み合わせるという仰天
の演奏を聴かせてくれたスプリング・ストリング・クヮルテット。電車に関
する作品を集めた今回のアルバムでもスプリング・ストリング・クヮルテッ
トの超絶技巧が爆発する!




<Anleut>
A 034 \2180
C・P・E・バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタハ長調WQ.136
同ニ長調WQ.137
チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト短調Wq.88
ローレンツ・デュフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
ヴィオラ・ダ・ガンバの権威デュフシュミットと、オランダを代表する鍵盤
楽器奏者アスペレンの強力タッグによるアルバムが登場!デュフトシュミッ
トはスイスのバーゼル音楽院で学び、25歳という若さでグラーツ音大の客員
教授に就任。同時に2つの音楽祭の芸術監督にも任命され、古楽器アンサン
ブルのアルモニコ・トリビュート・オーストリアの音楽監督としても活躍中。
オランダの生んだ鍵盤楽器、特にチェンバロの重鎮として世界に名高いアス
ペレンの正確なタッチと多彩な表現に満ちた演奏がデュフシュミットのヴィ
オラ・ダ・ガンバを更に際立たせている。ちなみにデュフトシュミットは
今回の録音では、ヤコブ・スタイナー1679年製のヴィオラダ・ガンバを使用
している。




<Extraplatte>
EX 647-2 \2180
ウィーン・クラリネット・コネクション-Cafe Europa ――
F・メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》序曲
H・サルムホッファー:O bijav
P・グレインジャー:岸辺のモリー
A・クケルカ:Czernowitzer Skizzen
H・ヘードル:四重奏曲第2番、Out of Love、Itchy Fingers
F・シューベルト:即興曲第2番
T・タイシンク:Duna Lied
伝承曲:美しきミンカよ
M・カーティス:クレツマー・ウェディング
J・コスマ:枯葉
ウィーン・クラリネット・コネクション
「ウィーン・クラリネット・コネクション」はウィーン・クラリネット界の
巨星、オッテンザマー&シュミードルにクラリネットを学んだヘルムート・
ヘードルを中心に結成されたクラリネット四重奏団。コンサートのライヴを
収録した「Cafe Europa」には、メンデルスゾーンやシューベルトといった
クラシック作品の編曲版からメンバー自作の作品、コスマの「枯葉」など幅
広いレパートリーを収録。楽器を存分に鳴らした重厚なクラリネットの響き
は見事!

EX 662-2 \2180
エグザイル ――
アレクサンドル・ツェムリンスキー(1871-1942):Walzergesange Op.6
エゴン・ヴェレス(1885-1974):
Wie ein Bild Op.3、Lieder der Madchen Op.7a、
Kirschblutenlieder Op.8、Einsamkeit
フランツ・ミトラー(1893-1970):5つの歌
ヴィクトル・ウルバンチチ(1903-1958):
Der Traum、Die Elfe、Lustwandelnd schritt ein Madchen、
O Suse Mutter!、Fruhling、Vision der Schonheit
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):3つの歌Op.22
ジュディス・コペツキー(ソプラノ)、
ユリア・ティンホフ(ピアノ)
ナチスの台頭によって祖国から逃れなければならなかった作曲家たちの歌曲
を集めた作品集。ウィーンのソプラノ奏者であるジュディス・コペツキーは、
ウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場、プラハ国立歌劇場などで活躍し、
プレートル、ギーレン、シルマー、ハーゼルベックなどの指揮者とも共演を
重ねている。




<Pepperland>
PEP 97201 \2180
イェネー・タカーチ(1902-):
小さなソナタOp.51/私のためにOp.76/ちょっと新しいことOp.116
ソナチネお嬢ちゃんOp.118
アイマ・マリア・ラブラ=マック(ピアノ)
エジプトのカイロではアラビア音楽、フィリピンのルソンでは民族音楽の研
究を行うなど音楽学者としての1面を持ち、自らの作品にその特色を反映さ
せるなどしたオーストリアの現代作曲家タカーチのピアノ作品集。ピアノの
ラブラ=マックはフィリピンの女流奏者である。

PEP 03026 \2180
コダーイとハンガリアン・スクール ――
Z・コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7
ゾルタン・セーケイ(1903-2001):Polyphon et Homophon Op.2
イストヴァン・セレニィ(1904-1972):3つのディアローグ
ヤーノシュ・ジュライ・ガール(1924-):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
クララ・フリーデル(ヴァイオリン)、
クリストフ・パンティロン(チェロ)
ハンガリーの大作曲家コダーイや世界的ヴァイオリニストとして名を馳せた
ゾルタン・セーケイなど、20世紀ハンガリーの音楽家たちによるヴァイオリ
ンとチェロのための二重奏曲を集めた民族色に満ちたアルバム。

EX 550-2 \2180
77分で巡る世界一周-
アンダルシアのガスパチョ/ルーアンのジョン・ダウランド/シャルトル/
ラデッキー行進曲/ソフィアからイスタンブールへ/ヴォルガのポルカ/
冬の城/タンゴ/他 全20曲
トリロジー
2本のヴァイオリンとチェロで世界中の様々なスタイルの音楽を77分に渡っ
て演奏。ラデツキー行進曲のパロディーが飛び出すなど予測不能の展開で
音楽による世界一周を実現させた好企画盤!

EX 251-2 \2180
ギターとピアノのための新しい音楽 ――
クラウス・オーベルマイアー&ロベルト・スポール:
ボックス・ミュージック、ガッファ、デライ
トム・ジョンソン:ラショナル・メロディーズIII&IV
クラウス・オーベルマイアー:コーズ
ジョン・ケージ:2声のためのソナタ
クラウス・オーベルマイアー(ギター)、
ロベルト・スポール(ピアノ)、
ディトマール・ヴィスナー(フルート)




<M&A>
M&ACD1187 12枚組 \15800
プラド・カザルス・フェスティヴァル・ライヴ第2集
収録内容(全てモノラル録音)
CD1=メニューイン(Vn)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調(1956年7月7日)
バッハ:パルティータ第2番ニ短調(1955年7月9日)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調(1955年7月8日)
CD2=メニューイン(Vn)、カザルス(チェロ)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調(1955年7月8日)、
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番(1955年7月2日)、
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番(1956年7月3日)
CD3=ゼルキン(P)、ケンプ(P)*
バッハ:イタリア協奏曲(1956年7月11日)、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番(1954年6月20日)、
シューマン:交響的練習曲(1956年7月12日)、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番(ケンプ、1959年7月15日)
CD4=ホルショフスキ(P)
バッハ:平均律より前奏曲とフーガ第14,15,24,17番(1956年7月17日)
モーツァルト:幻想曲(1962年8月1日)、ソナタハ短調(1962年8月1日)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調(1954年6月9日)
CD5=ホルショフスキ(P)
シューマン:クライスレリアーナ(1962年8月1日)、
ブラームス:幻想曲作品116(1958年7月11日)、
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第32番(Vn=メニューイン1956年7月7日)、
カザルス:鳥の歌(Vc=カザルス、1956年7月18日)
CD6
シューベルト:
六つの歌曲(Soprano=ロス・アン・ヘレスP=ホルショフスキ、Vc=カザルス
1956年7月8日)、
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番(Vc=カザルス、P=ホルショフスキ 1958年7月19日)、
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」(Vn=フェラス、P=ケンプ
1959年7月15日)
CD7
モーツァルト:
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのディヴェルティメント(Vn=ヨゼ
フ・フックス、Va=リリアン・フックス、Vc=トルトウリエ 1953年6月16日)
メンデルスゾーン:
ピアノ・トリオ第2番(Vn=フェラス、Vc=カザルス、P=ケンプ 1959年7月15日)
CD8=ヴェーグSQ
モーツァルト:
弦楽五重奏曲ト短調(Va=ウォールフィッシュ 1956年7月11日?)、
ブラームス:弦楽四重奏曲作品51
CD9
バッハ:
カンタータとミサ曲の抜粋(バッハ・アリア・グループ=スティーバー、
スミス、ピアース、ファロウ他)
CD10=カザルス指揮祝祭管
バッハ:
結婚カンタータ「今ぞ去れ、悲しみの影よ」(Soprano=シュターダー 
1953年6月19日)、
バッハブランデンブルク協奏曲第3番(1953年6月19日)、
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番(1953年6月24日)、
モーツァルト:
「どうしてあなたが忘れられましょう」(Soprano=ロス・アン・ヘレス、
コレギウム・ムジクム・ロンドン1959年7月9日)、
モーツァルト:ディヴェルティメントニ短調(ヴェーグ室内管)
CD11=カザルス指揮祝祭管+
ホルショフスキ(P)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(1953年6月24日)、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(1959年7月9日)
CD12=カザルス指揮
モーツァルト:
協奏交響曲(Vn=ヨゼフ・フックス、Va=リリアン・フックス+祝祭管 
1953年7月19日)、
ベートーヴェン:交響曲第4番(コレギウム・ムジクム・ロンドン 
1959年7月8日)




<DELTA CLASSICS>
DCCA-0024 \2575
1チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
2.チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(*)
(1869年オリジナル版)
日本初演、国内初録音(*)
曽我大介(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団
「劇的なドラマを生み出し、形式の異なった音楽に個性を与える能力を持って
いる」-コンドラシンコンクール優勝時の審査員のコメント
というように、曽我の指揮には人々を魅了する何かがある。それは、技術的
なものだけではなく心に訴えかける音楽を作り出す才能が本質的にあるとい
う事でもある。
チャイコフスキー「悲愴」終演後、東京ニューシティ管事務局には電話やメー
ルなどで「悲愴」の演奏についての賛辞が多く寄せられたというから、会場の
お客さんの感動は最高潮だったのであろうそれを証明するのは、「悲愴」3楽
章である。「悲愴」の中でも一番の盛り上がりを見せるこの楽章極稀に3楽章
終了後にぱらぱらと拍手が入る事はあるが、会場全体で大拍手が巻き起こるの
はあまりなく、この大拍手こそ会場全体が曽我の演奏に酔いしれた証拠といえ
よう。
曽我は様々なコンクールに優勝・入賞をする実力者であり、ヨーロッパ(主に
ルーマニアなど)で活躍しているが、国内では2001年から2003年末まで大阪シ
ンフォニカーの音楽監督を勤め、その就任は日本で一番若い音楽監督として注
目を浴び、プログラムも曽我らしい内容でシンフォニカーとのコンビで関西楽
壇を席巻した。今年4月に東京ニューシティ管の首席指揮者に就任、東京圏で
も彼の演奏を聞く機会が増えた事は喜ばしい事でもあり、意外にも純クラシッ
ク作品のアルバムは、今回が初であり大変意欲的な内容である。
「悲愴」のカップリングに選ばれたのが「ロメオとジュリエット」であるが、
今回収録したのは普段私たちが慣れ親しんでる「ロメジュリ」ではなく、チャ
イコフスキー若書きの1869年の初版(オリジナル版)である。
このオリジナル版はコンサートでの演奏も珍しいが、録音も珍しく僅か一種類
しか録音がなくこの曽我盤が一番入手しやすい盤かもしれない。曲を比較する
と、違いが多い事にまず驚かされる。出だしからすでに違う。中間部で現行版
にも使われているメロディーが顔を出すが、その後の展開も大きく違い、終わ
り近くにティンパニーのソロが入っているなど、かなりチャイコフスキーとし
ては試行錯誤したようであり曲の完成度では現行版に譲るとしても、チャイコ
フスキー独特の管弦楽法が味わえる曲であることは確かである。
曽我大介と聞いてあまり「ピン」とこない方には「題名のない音楽会21」であ
の青島広志氏とたびたび共演しているのでTVなどで見たこともある方も多いの
では?青島氏と、のりつっこみができる、唯一の指揮者かもしれない(?)



<日本フィルハーモニー交響楽団>
JPCD-1007 \2100
モーツァルト:
フィガロの結婚序曲(18,Oct,98)
魔笛序曲(26,May,92)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(18,Aug,91)
交響曲39番より3,4楽章(27July,2000)
交響曲40番より1楽章(24,June,94)
交響曲41番より1,3,4楽章(13July,97)
ディヴェルティメントK.136より3楽章
オッコ・カム(フィガロ)
広上淳一(魔笛、アイネ・クライネ、交響曲41番)
山下一史(交響曲40番)
ルカーチ・エルヴィン(交響曲39番、ディヴェルティメント)
今年50周年を迎えた日本フィル。4月には毎年恒例となっている自主制作盤
の新譜をご案内したばかりだが、今年はメモリアル・イヤーということで間
髪いれずに異例の速さで新譜をしかも2タイトル発表してきた。
まずは今年生誕250年で注目されているモーツァルトの名曲を集めた名演集。
この曲目からすれば2枚組みにはなろうかという内容だが、より多くの人に
モーツァルトの名曲を聴いてもらいたいという配慮だろうか、美味しいとこ
ろをぎゅっと詰めた日本フィル自主制作ならではの企画で商業ベースを意識
していたらとても真似のできない事である。
日本フィルに保管されている膨大な音源から、それぞれ一つ一つ吟味しただ
上手いという演奏ではなく、少し傷があってもより熱演のものだったり、指
揮者とオケそして会場が一体となってる演奏だったり音源を選択したスタッ
フはかなり厳しい目で選んだだけあり、どの演奏も秀逸で単なる自主盤の枠
を超えて50年間日本フィルが発信し続けているテーマがこの一枚に凝縮され
ている。これは必聴!

JPCD-1008 \2300
1.メンデルスゾーン:結婚行進曲、
2.ヴェルディ:アイーダより凱旋行進曲、
3.ボロディン:イーゴリ公よりだったん人の踊り、
4.チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギンよりポロネーズ。
5.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
6.チャイコフスキー:白鳥の湖よりワルツ、
7.チャイコフスキー:眠りの森の美女よりワルツ、
8.チャウコフスキー:くるみ割り人形より花のワルツ、
9.ストラヴィンスキー:火の鳥1919年版全曲
下野竜也(1)、飯森泰次郎(2)、小林研一郎(3、5、8)、渡邊暁雄(6)
オッコ・カム(7)ルカーチ・エルヴィン(4、9)
最近のオムニバス盤の主流は、フェードアウトしてでも収録曲が多くかつ、
値段もお手頃という物がクラシック初心者には買いやすいらしい。
しかし、今から20年前位のレコード全盛期はその様なフェードアウトしてま
で曲数を増やすなど、到底無理だったが一曲まるまる聞く事ができ、それが
初心者の手引書みたいな役割を果たしていた。と言う点では、この管弦楽名
曲集は願ってもない内容である。どの曲も全部を聴き通すのはいくら有名曲
でも初心者では厳しいだろう。しかし、この選曲なら一度はCMなどで聞いた
事はある(火の鳥は?だが)はずなので耳あたりも良いのでは?
演奏はいまさら解説する必要が無いと思われるものばかりで、指揮者も創立
指揮者の渡邊暁雄をはじめ、現音楽監督の小林研一郎、関東・関西で活躍し
ている飯森泰次郎、注目度No.1の下野竜也、そして日本フィルとゆかり深い
オッコ・カムにルカーチ・エルヴィンという面々。どの曲もたっぷり聞かせ
ます。今後も日本フィルの自主制作盤からは目が離せません!

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06-07 No.13-1

2006年07月13日 14時04分28秒 | Weblog
<ORFEO>
ORFEOR 702061 \2080
ベルク:初期の7つの歌
マーラー:天上の生活
ツェムリンスキー:トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌(6曲)
ヴォルフ:メリケの詩による5つの歌曲集
R.シュトラウス:
少女の花 Op.22(4曲),花束をつくろうと Op.68-2,愛の神 Op.68-5
+アンコール
(マーラー:誰がこの歌を作ったのか,ヴォルフ:小さなものでも,ペンナ
に私の恋人がいる,リスト:それは、きっと素晴らしいこと)
ディアナ・ダムラウ(S)
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2005年8月31日
今、ドイツの若いソプラノの中では人気・実力とも圧倒的なのが、このディ
アナ・ダムラウ。バイエルン州東部の町、ギュンツブルク出身、ヴュルツブ
ルク音楽院で学び、ドイツの地方劇場で歌った後、1999年にバイエルン国立
歌劇場に「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタでデビュー。以降は
破竹の勢いで、ザルツブルク音楽祭には2001年に初登場以来毎年出演、2004
年12月ににはスカラ座再建公演のサリエリ「見出されたエウローパ」でタイ
トルロールを務めました。2005年にメトにデビュー。ツェルビネッタや「魔
笛」の夜の女王が当たり役のように、高音とコロラトゥーラに優れている一
方、中音域の瑞々しさ、豊かな表現力も卓越していて、リートでも大変高い
評価を得ています。この2005年ザルツブルク音楽祭でのリサイタルでも、特
に後半のヴォルフ、シュトラウスは極上!大歌手でも若い旬の頃しか味わえ
ない滴るような新鮮さがたまりません。

ORFEOR 599061 \2080
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:「ワルキューレ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「エレクトラ」,「影のない女」
からの場面
ウルズラ・シュレーダー=ファイネン(S)
ギュンター・ヴィッヒ(指),ペーター・シュナイダー(指),
アーノルト・クヴェンネト(指)ライン・ドイツオペラ管弦楽団,合唱団
録音:1971-77年
ORFEOのライン・ドイツオペラのライヴシリーズ。ウルズラ・シュレーダー
=ファイネン(1936-2005)は、1970年代に活躍したドラマティック・ソプラ
ノ。1968年からライン・ドイツオペラに所属し、1970年にメトに、1971年に
はバイロイト、1973年にはウィーンにデビューと、かなりの実力者。カール
・ベームも彼女を重用した一人です。しかし1979年にわずか43歳で引退。ス
タジオ録音を全く残さないままだったので、日本では全く知られていないま
までした。この録音は、ライン・ドイツオペラでの貴重なライヴ。彼女の素
材の良さが十分理解できるものです。





<PREISER>
PRCD 20046 2枚組 \2160
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
ハンス・ホッター(Br オランダ人),ヘレーネ・ヴェルト(S ゼンタ),
ベルント・アルデンホフ(T エリック),クルト・ベーメ(Bs ダーラント)
レス・フィッシャー(Ms マリー),ヘルムート・クレプス(T 舵手)
ヴィルヘルミ・シュヒター(指)NDR交響楽団,合唱団
録音:1951年
1951年の放送録音。ホッターは若い頃オランダ人を得意としたものの、残さ
れた録音はあまり多くなく、他に1944年の放送録音(クレメンス・クラウス
指揮)と1950年のメトのライヴ(フリッツ・ライナー指揮)があったくらい。
この録音は、録音状態が良いことで知られていたものです。アルデンホフ、
ベーメら共演も優れ、さらにNHK交響楽団を叩き上げた名匠シュヒターの引
き締まった指揮も見事、聞き応えのある「オランダ人」です。

PRCD 20045 2枚組 \2160
ヴェルディ:「リゴレット」
+ボーナス ジュゼッペ・タッデイ ヴェルディのアリア
(「仮面舞踏会」,「ドン・カルロ」,「シチリアの晩鐘」,「オテッロ」
から)
ジュゼッペ・タッデイ(Br リゴレット),
フェルッチョ・タリアヴィーニ(T マントヴァ公爵),
リーナ・パリューギ(S ジルダ),
ジューリオ・ネーリ(Bs スパラフチーレ),ほか
アンジェロ・クエスタ(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1954年2月
CETRA原盤の名盤の復刻。多くの録音が残されているヴェルディの「リゴレ
ット」の中でも、特に注目に値する録音の一つです。ジュゼッペ・タッデイ
は、1916年生まれで、当時30代後半、若々しいバリトンの声と驚くべき見事
な演技力に舌を巻きます。マントヴァ公は、フェルッチョ・タリアヴィー
ニ、彼も全盛期で、見事な美声を披露してくれています。他社から既にCD
が多数発売されていますが、今回のPREISERのCDは、かなり状態の良いソー
スを使用、しかも加工臭の少ない素直な音で、古めかしさを感じさせないも
のになっています。半世紀前の名盤を楽しみましょう。





<harmonia mundi>
HMC 901919 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ イ短調 op.23-4
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.30-2
モーツァルトの『フィガロの結婚』から「もし伯爵様が踊るなら」による
12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40
ダニエル・ゼペック(Vn)、
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)
使用ヴァイオリン:ザルツブルク製(1700年ca.)(ボン、ベートーヴェン
・ハウス所蔵)
ラ・フォル・ジュルネにはじまった5月の来日でますますファンを魅了させ
たアンドレアス・シュタイアーの次なる新譜は、ダニエル・ゼペックとの
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。ゼペックは、フランクフルトの
音楽大学に学び、その後アルバン・ベルクのメンバーでもあるゲルハルト
・シュルツのもとでも研鑽を積み、ブレーメン室内管弦楽団の奏者として、
またドイツのみならず国際的室内楽奏者として活躍しています。シュタイア
ーともドイツ内外でたびたび共演をかさね、機知に富んだアンサンブルで聴
く者をうならせるコンビです。使用した楽器は、リヒノフスキーがベートー
ヴェンにプレゼントした弦楽器のクヮルテット用4つの楽器の中のヴァイオ
リン。ボンのベートーヴェン・ハウスが初めて録音のための使用を許可した
というなんとも意義深いものです。モーツァルトの「トルコ行進曲」で我々
の度肝をぬいたシュタイアー、ベートーヴェンでも時折光る独創性がなんと
も魅力です。

HMC 901889 \2080
ロカテッリ(1695~1764):
コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)op.1より第2、4、7、8、9番
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ロカテッリは、バロック時代、作曲家としてはもちろんヴァイオリニストと
しても大活躍していました。そんな彼が作曲したコンチェルト・グロッソに
弦楽器奏法の粋が盛り込まれているのは当然のこと。結果として得られた作
品は、弦楽器の変幻自在な魅力に満ちたものです。こんな難しい技法を盛り
込んだ弦楽器ものをパガニーニより100年も前に書いていたとは!ロカテッ
リ、おそるべしです。フライブルク・バロック・オーケストラの面々の妙技
が冴え渡る名演となっています。

HMC 901894 \2080
ボッケリーニ(1734-1805):2つのチェロを伴う弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲集op.18より第3番 変ホ長調(G.287)
弦楽五重奏曲集op.29より第6番 ト短調(G.318)
弦楽五重奏曲集op.41より第2番 ヘ長調(G.347/ op. 37-22)
ロエル・ディールティエンス(指&チェロ)
アンサンブル・エクスプロラシオン
ボッケリーニの弦楽五重奏曲は、どのパートをとっても役割が重要で、さら
にスタイルも実に様々。特にここにおさめられた3曲の五重奏曲は、ボッケ
リーニの真骨頂が味わえる名曲ばかりです。瑞々しい弦の音色、まばゆい音
型、メリハリのある作品が、アンサンブル・エクスプロラシオンのメンバー
たちによって見事に演奏されています。

HMC 901890 \2080
シューマン:蝶々op.2、謝肉祭op.9、ウィーンの謝肉祭の道化op.26
シュテファン・ヴラダー(Pf)
ヴラダーは生粋のウィーン育ちのピアニストです。今やウィーン音楽大学の
教授もつとめ、若干41歳にして名実ともに巨匠の仲間入りを果たした音楽家
の一人。そんな彼の新譜は、シューマンのピアノへの創作意欲がもっとも活
発だったころの作品集です。謝肉祭はクララへの愛の歌、さらにはショパン
へのオマージュなど、詩・文学的な面からみても実に興味深い楽章がちりば
められており、ヴラダーはそれらひとつひとつをかみしめるように、しかし
熱さをもって弾いています。また、「ウィーンの謝肉祭の道化」は謝肉祭の
前の仮面をつけた人々が集うお祭の喧騒が感じられる曲ですが、ヴラダーの
演奏は一人一人の仮面の下までをも想像させるような、イマジネーションと
独創性に満ちたものとなっています。

HMI 987067 \2080
エルネスト・ハルフテル(1905-1989):
シンフォニエッタ 
悲歌 
詩篇
ヴィクトール・パブロ・ペレス(指)
オルケスタ・シンフォニカ・デ・テネリフェ
ハルフテルは、スペインの大作曲家ファリャの愛弟子で、ファリャの絶筆作
品となったオペラ「アトランティダ」を補筆し、カンタータとして世に出し
た人物としても知られています。ダリ、ガルシア・ロルカらと親交をむすび、
スペインの文化界においてなくてはならない存在でした。ストラヴィンスキ
ー、また、1925年から10年間はラヴェルの下で修行をつみ、その作風は新古
典主義的なものが多いです。シンフォニエッタは1928年ごろに書かれ、この
曲によってハルフテルはアメリカでも知られるようになったというものです。





<MANDALA>
MAN 5112 \2180
ファリャ:恋は魔術師、三角帽子、ドビュッシー賛歌
ラファエル・アンディア(G)
オケ作品のギター編曲版というと、どうもしっくりこない場合も時折ありま
すが、このアンディアの編曲は実に見事にきまっています。BGMとしてもよ
し、ギターの妙技を堪能するもよし、夏にぴったりの一枚の登場です。




<PREISER>
PRCD 89409 4枚組 \7120
“スターリン時代のソ連の名歌手たち”
〔登場する歌手(収録順)〕
ナデージダ・オブーホワ(Ms 1886-1961)
キプラス・ピャトラウスカス(T 1886-1968)
ミハイル・ロメンスキー(Bs 1887-1971)
ユーリー・キポレンコ=ドマンスキー(T 1888-1955)
セルゲイ・ミガイ(Br 1888-1959)
エレーナ・カトゥリスカヤ(S 1888-1966)
ニカンドル・ハナーエフ(T 1890-1974)
ヴァレリヤ・バルソワ(S 1892-1967)
ニコ・クムシャシヴィリ(T 1892-1942)
ウラジーミル・ポリトコフスキー(Br 1892-1984)
イワン・ブルラク(Br 1893-1964)
マクシム・ミハイロフ(Bs 1893-1971)
マルク・レイゼン(Bs 1895-1992)
イワン・パトルシンスキー(Bs 1896-1960)
ニコライ・ペチコフスキー(T 1896-1966)
ダヴィド・バドリーゼ(T 1899-?)
ヴィタリー・クリチェフスキー(T 1899-?)
アレクサンドル・ピロゴフ(Bs 1899-1964)
アンドレイ・イワノフ(Br 1900-1970)
ドミートリー・タルホフ(T 1890-1966)
ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤ(S 1900-1997)
イワン・コズロフスキー(T 1900-1993)
イワン・スコプツォフ(Bs 1900-1983)
パンテレイモン・ノリツォフ(Br 1900-1993)
ブロニスラワ・スラトゴーロワ(Ms 1905-1995)
ミハイル・グリーシコ(Br 1901-1973)
セルゲイ・レメシェフ(T 1902-1977)
マリヤ・マクサコワ(Ms 1902-1974)
ニコライ・オーゼロフ(T 1887-1953)
ボリス・グミリャ(Bs 1903-1969)
グリゴーリー・ボリシャコフ(T 1904-1974)
アレクサンドル・バトゥーリン(Bs 1904-1983)
アレクセイ・イワノフ(Br 1904-1982)
ゲオルギー・ネレップ(T 1904-1957)
ソフィヤ・プレオブラジェンスカヤ(Ms 1904-1966)
ニコライ・シチェゴリコフ(Bs 1905-)
エリザーベタ・シュムスカヤ(S 1905-1988)
ヴェラ・ダヴィドワ(Ms 1906-)
ソロモン・フロムチェンコ(T 1907-?)
エレーナ・クルグリコワ(S 1907-1982)
アナトーリ・オルフョノフ(T 1908-1987)
ゲオルギー・ヴィノグラードフ(T 1908-1980)
ナターリヤ・シュピーレル(S 1909-1995)
パヴェル・リシツィヤン(Br 1911-2004)
ダヴィド・ガムレケリ(Br 1911-)
ティート・クージク(Br 1911-1990)
ナデージダ・カザンツェワ(S 1911-)
セルゲイ・シャポシニコフ(Br 1911-1973)
ウラジーミル・イワノフスキー(T 1912-)
アレクセイ・クリフチーニャ(Bs 1912-1974)
ミケリス・フィシェル(T 1915-)
アルトゥール・フリンベルグ(T 1916-)
ミハイル・アレクサンドロヴィチ(T 1917-2002)
イリーナ・マスレンニコワ(S 1918-)
レオカディヤ・マスレンニコワ(S 1918-)
ヴェロニカ・ボリセンコ(Ms 1918-1995)
ザーラ・ドゥルハノワ(Ms 1918-)
ヴェラ・フィルソワ(S 1918-1993)
エフゲニヤ・スモレンスカヤ(S 1919-1989)
アレクサンドル・オグニフツェフ(Bs 1920-1961)
ゲオルク・オーツ(Br 1920-1975)
イワン・ペトロフ(Bs 1920-)
ゴアル・ガスパリャーン(S 1922-)
イリーナ・アルヒポワ(Ms 1925-)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S 1926-)
リマンタス・シパリス(Bs 1927-)
PREISERだからこそのすごいCDが登場!“スターリン時代のソ連の名歌手た
ち”と題されたこのCD4枚組には、全部で67のアリアが収録、スターもいれ
ば、今日ではほとんど無名の歌手もいますが、いずれもがボリショイを沸か
せた名歌手、素晴らしい歌の連続にワクワクします。ロシアオペラのみなら
ず、イタリアオペラ、フランスオペラ、ドイツオペラと、いずれもロシア語
の歌唱ながら、多岐にわたります。

PRCD 89650 \1780
ニカンデル・ハナーエフ、アリア集
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」
ワーグナー:「ジークフリート」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
チャイコフスキー:「スペードの女王」
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」
シャポーリン:「デカブリストたち」
からのアリア
ニカンデル・ハナーエフ(T)
録音:1937-53年
全てロシア語の歌唱。ニカンデル・ハナーエフ(1890-1974)は、1930、40年
代のボリショイ劇場を代表するドラマティック・テノール。特にチャイコフ
スキーの「スペードの女王」のゲルマンが当たり役でした。その他ヴェル
ディのオテッロや、ワーグナーのジークフリートなど、ド迫力の歌です。

PRCD 89656 \1780
ナデージダ・オブーホワ アリア集
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」,
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,「雪娘」,「サトコ」,
ボロディン:「イーゴリ公」,
チャイコフスキー:「スペードの女王」,
ビゼー:「カルメン」,
マスネ:「ウェルテル」,
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ナデージダ・オブーホワ(Ms)
ナデージダ・オブーホワ(1886-1961)は、1920年代に活躍したボリショイの
偉大なメッゾ。モスクワの音楽一家に生まれ、恵まれた環境で学びました。
1916年にボリショイにデビュー、すぐにトップ・メッゾになりました。
1930年代にはコンサート活動が主となりましたが、声の状態は極めてよく、
ここに収録されているのはその頃の録音です。

PRCD 89664 \1780
エリザヴェータ・シュムスカヤ アリア集
ワーグナー:「ローエングリーン」,
ヴェルディ「トラヴィアータ」,
グノー:「ファウスト
チャイコフスキー:
「オルレアンの乙女」,「イオランタ」,「エウゲニ・オネーギン」
マスネ:「マノン」,
ドリーブ:「ラクメ」,
ビゼー:「真珠とり」
レオンカヴァッロ:「道化師」,
プッチーニ:「ボエーム」,からのアリア,場面
エリザヴェータ・シュムスカヤ(S)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(1905-1988)は、1940年代を中心に活躍した
ソプラノ。声そのものは軽めながら、類いまれな表現力で極めて広範囲な役
を歌っていました。

PRCD 89645 \1780
アレクセイ・イワノフ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,
ワーグナー:「タンホイザー」,
グノー:「ファウスト」,
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」,「ホヴァーンシチナ」,
ルビシュタイン:「デーモン」,
チャイコフスキー:「マゼッパ」,
ボロディン:「イーゴリ公」,
レオンカヴァッロ:「道化師」
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,からのアリア
アレクセイ・イワノフ(Br)
アレクサンドル・オルロフ(指),ワシリー・ネボルシン(指),
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指)
ボリショイ歌劇場管弦楽団,他
録音:1947-1952年
アレクセイ・イワノフ(1904-1982)は、1938年から1967年まで30年近くボリ
ショイ劇場で活躍したバリトン。1945年には、終戦直後のウィーンに招かれ
「トスカ」のスカルピアを歌っているほど名声の高かった人物で、表現力は
抜群。全てロシア語の歌唱。

PRCD 89648 \1780
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ アリア集
ヴェルディ:「アイーダ」,
チャイコフスキー:「オルレアンの少女」,「マゼッパ」,
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」,
タニェーエフ:「オレステア」,
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,からのアリア,場面
ソフィア・プレオプラジェンスカヤ(Ms)
録音:1946,1951年
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(1904-1966)はペテルブルグ生まれのメッ
ゾソプラノ。ボリショイ全盛期の当時にあって、レニングラードに留まり続
け、キーロフ劇場を拠点としていました。ことにチャイコフスキーの「オル
レアンの少女」のジャンヌ・ダルク役を得意としました。

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06-07 No.13-2

2006年07月13日 14時03分59秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 3819 \1650
ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェク:ピアノ協奏曲集
ハ長調Op.18 
変ホ長調Op.20
ヤン・シモン(P)
ヴラディミール・ヴァーレク(指)プラハ放送SO.
録音:2005年3月21-23日、2006年3月21-23日、4月5日
プラハ、チェコ放送第1スタジオ
ベルリオーズ、パガニーニ、クララ・シューマン、そして若きワーグナーら
とも親交のあったトマーシェク(1774?1850)。19世紀前半プラハの楽壇で
中心にあったボヘミアの作曲家です。ウィーンに出て活躍したグループと、
19世紀の国民楽派との橋渡しをした役割も重要とされています。
多くの歌曲やオペラなども残していますが、見落とせないのがエクローグ・
狂詩曲・ディテュランボスといったピアノ曲。これらは技巧と内容とのバラ
ンスが見事で、先駆的なアイデアは弟子のヴォジーシェクやシューベルト、
シューマンら後世のお手本とされるほど。彼はまたロマン派に顕著な性格的
小品の創始者ともいわれています。
おそらく1803年から1805年にかけて書かれた2つの協奏曲。当時の古典派の
様式をよく伝える一方で、ときに時代を先取りするような書法も垣間見えて
刺激的です。まずピアノ好きの方であれば、独奏曲同様に独特のセンシティ
ヴでメロディアスな魅力に引き込まれること間違いないでしょう。

SU 3877 \1650
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲第2番「猿山より」(打楽器つき版)
パヴェル・ハース四重奏団
コリン・カリー(パーカッション)
数々のコンクールで入賞を果たし、「ここ数年のうちに有名になるのは間違
いなし」とストラッド、インディペンデントなど各紙が太鼓判を押す気鋭の
アンサンブル、ハース・カルテット。ヤナーチェクの名作と、その弟子で第
2次大戦下ガス室に送られ非業の死を遂げたハースの作品は、今年6月の初来
日公演でも取り上げたのと同じ演目です。
ハース26歳の作「猿山より」は、チェコ=モラヴィア高地で過ごした夏の休
日を回想して書かれたもの。師を思わせるメロディの魅力と、作品の特徴と
してジャズのアドリブ語法の指示が強調されるように、実体は完全にハース
の音楽となっています。
デビュー盤は実演での高評価をそのまま裏付けるような内容で、このたびス
プラフォンはその才能に惚れ込み専属契約を結びました。
[ハース四重奏団の経歴]
2004年   (フィレンツェ)ヴィットリオ・E・リムボッティ賞
2005年5月 (チェコ)プラハの春国際音楽コンクール第1位
2005年6月 (イタリア、レッジョ・エミリア)パオロ・ボルチアーニ・コ
ンクール優勝

SU 3876 \1650
メンデルスゾーン:交響曲集
第3番イ短調Op.56「スコットランド」
第4番イ長調Op.90「イタリア」
イジー・ビエロフラーヴェク(指)プラハ・フィルハーモニア
録音:2006年4月28-30日プラハ、ルドルフィヌム
現代チェコの巨匠ビエロフラーヴェクが1994年に自ら創設した手兵プラハ・
フィルハーモニア。オケの結成以来レパートリーの中心に据えてきたメンデ
ルスゾーンを録音しました。ハルモニア・ムンディやスプラフォンでのモー
ツァルト演奏も活き活きとして気持ちの良いものでしたが、ここでも弦の美
しさなどとりわけ印象的。録音も優秀です。

SU 3886 \1350
ヤナーチェク:
ラシュスコ舞曲集 
弦楽のための組曲 
弦楽のための牧歌
フランティシェク・イーレク(指)
ブルノ・フィルハーモニックO.
録音:1991、1992年

SU 3887 \1350
ヤナーチェク:
タラス・ブーリバ 
オーケストラのためのアダージョ 
オーケストラのための組曲Op.3 
序曲「嫉妬」 
コザックの舞曲 
セルビアのコロ舞曲 
ヴァイオリン弾きの子供 
交響詩「ブラニーク山のバラード」
フランティシェク・イーレク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
録音:1986、1991 & 1992年

SU 3888 \1350
ヤナーチェク:
シンフォニエッタ 
ドナウ交響曲 
ヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」 
シュルークとヤウ
カロリーナ・ドヴォルジャーコヴァー(S)
イヴァン・ジェナティー(Vn)
フランティシェク・イーレク(指)
ブルノ・フィルハーモニックO.(ブルノ国立フィル)
録音:1986、1992年
モラヴィアの中心ブルノに生まれ、長いことブルノ・オペラの首席指揮者を
務めたイーレクは、数多くの初演経験を持ちヤナーチェクのスペシャリスト
として知られます。1958年ブルノで、イーレク自身の肝煎りで初めて開催さ
れたヤナーチェク音楽祭では管弦楽作品だけでなく、すべてのオペラのリハ
ーサルと演奏を手がけています。
ここではたとえば、絶対に外せないシンフォニエッタやタラスも、ほかのオ
ケで聴くのとは一味もふた味も違う味わいで興味が尽きません。民謡をベー
スにしながらユニークな音楽語法に長けたヤナーチェク。その名をポピュラ
ーにした立役者イーレクによる記念碑的なシリーズは、膨大なカタログを誇
るスプラフォンのなかでもその価値がはかりしれないものです。




<naive>
V 5067 \1650
佐渡 裕-スーパー・ワールド・オーケストラ2006年ライヴ
ラヴェル:ボレロ 15'28"
ビゼー:
「カルメン」組曲 第1番 
第1幕への前奏曲 1'59" 
アラゴネーズ 1'12" 
間奏曲 2'15" 
闘牛士の歌 2'47"
「カルメン」組曲 第2番 
ハバネラ 2'01" 
ジプシーの踊り 4'29"
ポール・デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 10'40"
ベルリオーズ:断頭台への行進(「幻想交響曲」より) 4'58"
佐渡 裕(指揮)
スーパー・ワールド・オーケストラ
2006年6月ライヴ録音
ついに佐渡がナイーブ・レーベルから登場!オケはなんとスーパー・ワール
ド・オーケストラです。メンバーは、すべて世界最高水準の奏者達によって
構成されており、まさに音楽界の「ドリーム・チーム」といったところ。演
奏曲目も、佐渡のエネルギッシュさが遺憾なく発揮されるプログラミングで、
盛り上がること間違いなし。すべてライヴ録音ということもあって、丁々発
止のアンサンブル、ちりばめられたソロ・パートの上手さ、すべてが息をつ
く間もなく押し寄せてきます。




<Profil>
PH 06012 \2080
ブルックナー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘン・フィルハーモニー
録音:1995年11月29日、12月1日
遂に正規盤で登場。音質もクリヤーで温かみがあり最高に素晴らしいものが
ございます。この頃のヴァントは巨匠ぶりが尋常でないだけに、しかも曲も
曲。人知を超えた崇高さで、いつなんどき聴いても無条件で感動させられて
しまいましょう。すごい1枚でございます。しかし、当時のミュンヘン・
フィルはベルリン・フィルと肩を並べていただけあってその美しさうまさは
絶品。形容のしようがございません。

PH 05041 \2080
ブラームス:セレナーデ第1番
フォン・ウェーバー:クラリネット協奏曲Op.74
ヘルムート・ギーサー(Cl)
ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送交響楽団
録音:1968年10月2日、1977年11月25日 
共にケルンのヴァルラフプラッツ・ザール
これも素晴らしい録音。60年代のブラームスもヴァントの伝記作家にして当
シリーズ監修人ヴォルガング・ザイフェルト教授の一番のお薦め演奏だけあ
って50歳代のヴァントの切れ味の良いリズムと独特の気品。これは大変な名
演。ウェーバーもドイツドイツした味わい深さが素晴らしい1枚でございま
す。管楽器マニアにはもうお馴染みのヘルムート・ギーサーは長年ケルン
放響の首席を務めたかの地の伝説的クラリネット奏者。




<WERGO>
WER 6680 \1850
ヘンツェ:鉄条網の向こうのオルフェウス、アリスタエウス
ロビン・グリットン(指)ベルリン室内合唱団
マルティン・ヴットゥケ(語り手)、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリン放送交響楽団
1926年生まれのヘンツェは、今年で御年齢80歳。ますますその創作意欲は衰
えず、我々に新しいものを提示し続けてくれています。今回は、ちょっと前
の作品ではありますが、いずれも世界初録音。いずれも「オルフェウスとエ
ウリディーチェ」の物語にまつわる内容のものです。神話の世界の時代、音
楽の名人オルフェウスと結婚して間もないエウリディーチェは、蛇にかまれ
て命をおとします。黄泉の国からエウリディーチェを連れ戻すために、オル
フェウスは地獄の番人に得意の歌を聴かせて門を開かせることに成功します
が、地上に戻るまで決してエウリディーチェの方を振返ってはならない、と
いう約束を破ってしまい、エウリディーチェと再び引き裂かれてしまう、と
いう悲しいおはなし・・・。2曲とも、詩の主体は時にオルフェウス、時に
エウリディーチェ、時に傍観人、と様々ですが、この悲話を現代音楽劇に置
き換えたものとなっています。2曲目の題名アリスタエウスは詩の中にでて
くる人物で、エウリディーチェを死にいたらしめた蛇を先祖にもつとされて
います。かたや清澄な無伴奏合唱の世界、かたや色彩豊かな絡み合う管弦楽
を伴うドラマと、ヘンツェの芸術の真骨頂を味わうことができます。

WER 6564 \1850
エンノ・ポッペ(1969-):作品集
木材(クラリネットとアンサンブルのための/1999、2000年)
骨(アンサンブルのための/2000年)
オイル(アンサンブルのための/2001年)
ウィーン・クラング(音)
フォーラム、エルネスト・モリナーリ(Clソロ)、
ステファン・アスバリー(指)
4エンノ・ポッペは10歳にして作曲のコンテストで優勝したというまさに天
才。ブックレットの中で、「シャベルを手に取り、森に行け。暗い穴を見つ
けたらすぐさま掘り返せ。あなたにちょっとでも幸運が宿っていれば、あな
たは木か骨か油を掘り当てるだろう?。」自然界の物質は古来より不変で、
200年以上前に生きたベートーヴェンと我々を結びつけるものもこうした自
然界のものである、という一風かわったオーガニック作曲家ですが、しかし
作り上げる音世界は意外と前衛的。しかし、味方を変えれば原始的な世界と
も申せましょう。




<AUDITE>
AU 92512(SACD-Hybrid) \2180
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」op.26
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調D.959
河村尚子(P)
録音:2003年3月
ハノーヴァー国立音楽芸術大学の演奏家過程で学ぶかたわら、ヴィオッティ、
カーサ・グランデなどで1位となるなどヨーロッパのコンクールさらにはリ
サイタル、コンサートで活躍中の河村尚子のデビュー・レコーディングアル
バム。シューマン、シューベルトというロマン派の二大看板をカワイ・ピア
ノを使用して粒立ちの良い美しい音色で端正に弾きあげています。この年代
ならではの瑞々しい感性がSACDの素晴らしい録音によって余すところなく収
録されています。1981年生まれと若く今後の活躍が本当に楽しみなピアニス
トです。

AU 92516(SACD-Hybrid) \2180
ブラームス:
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調op.99 
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調op.38
ティルマン・ヴィック(Vc) パスカル・ドヴァイヨン(P)
録音:2003年12月
ブラームスの30代に書かれた第1番(1865)と、そのおよそ20年後に作曲さ
れた第2番のチェロ・ソナタ(1886)をSACDマルチチャンネルの素晴らしい
音質で収録したハイブリッドCD。渋くて重厚な響き、それこそがブラームス
という人は別として、ハノーヴァーを中心に活動し、すでに多くのCDをリリ
ースしているヴィックのよく歌い、しかも爽やかで引き締まっていた演奏の
ほうがブラームスの孤高の魅力を一層引き出しているのではないでしょうか。

AU 92511(SACD-Hybrid) \2180
マリンバ・スカルプチャー(彫刻)
パヴァッサー:彫刻3 
カイザー:ハリケーンの目 
マチアス・シュミット:3つのスケッチ 
ロソロ:エヴェリン・グレニー「小さな祈り手」による変奏曲 
安倍圭子:コザックの思い出 
スティーブ・ライヒ:名古屋マリンバ 
イグナトヴィッツ:トッカータ 
安倍圭子:わらべ歌リフレクションII
カタジナ・ミツカ、フランツ・バッハ、
エッカート・ストローマー(マリンバ)
録音:2003年12月
4マリンバの名手として世界的に活躍しているカタジナ・ミツカ(1972-)の
素晴らしいテクニックをSACDの高音質で堪能できる一枚。自身もマリンバの
名手である安倍圭子の作品やミニマル・ミュージックのライヒの作品など収
録作品も多彩で誰が聴いても楽しめる内容になっています。

AU 92521(SACD-Hybrid) \2180
ソロ・ド・コンクール-トランペットとピアノのためのフランス音楽
シャリエール:ソロ・ド・コンクール 
リュッフ:モビル 
ゴーベール:カンタービレと小スケルツォ 
バレ:コンクールの小品 
ビッチュ:4つの変奏曲 
サン=サーンス(ビュセ編):変ホ調のファンタジー 
シャイヨー:コンクールの断片 
フローラン・シュミット:3つの部分からなる組曲op.133
ハンネス・ロイビン(Tp) ルーカス・マリア・キューン(P)
録音:2005年10月
トランペットとピアノという珍しい組合せの作品集。いずれもパリ高等音楽
院トランペット科の最終試験用に書かれた課題作ですが管に強みを誇るフラ
ンス音楽の伝統がうかがえる力作が揃っていて、単なる課題曲集に留まって
いません。ドイツの気鋭の奏者による好演を捉えたSACDのハイ・クオリティ
にも注目したい一枚です。

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06-07 No.12-1

2006年07月13日 14時01分10秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 23506(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
G・マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
リサ・ミルン(ソプラノ)、ビルギット・レンマート(アルト)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団、ハンガリー放送合唱団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のマーラー第2弾であり、チャンネル・
クラシックスでのリリース4枚目となる今回の新譜は初の声楽付き作品とな
る大作、マーラーの「復活」!
ブダペスト祝祭管は、イヴァン・フィッシャーとゾルタン・コチシュによっ
て設立されたオーケストラ。全ての楽員を2年契約と定め、更新時には必ず
オーディションを実施するという世界でも稀に見る厳しい姿勢は非常に有名
である。
イギリスとドイツを代表する世界的ソリストを迎えての今回の「復活」。更
に磨きがかかったI・フィッシャー&ブダペスト祝祭管による壮大で荘厳な
マーラーへの注目度は非常に高い!(SACD Hybrid盤のみのリリースとなりま
す)

CCSSA 24106(SACD-Hybrid) \2850
G・ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.7“館のアルバム” ――
《老年のいたずら第8集-館のアルバム》より 気取った前奏曲/現代の見本
/反舞踏的ワルツ/反牧歌的前奏曲/生粋のタランテッラ/夢/いわゆる劇
的な前奏曲/未来の見本
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
チャンネル・クラシックスがデヤン・ラツィックと共に世界に誇るピアニス
ト、パオロ・ジャコメッティが1998年より進めるロッシーニのピアノ作品全
集もいよいよ佳境。1970年にミラノで生まれ、現在はユトレヒト音楽院で教
授を務めるなどオランダを中心に精力的な活動を行っているジャコメッティ。
味わい深い解釈と卓越したテクニックで奏で続けてきたロッシーニ・シリー
ズも、次回作のVol.8で完結予定となっている。また前作で弾いていた1858年
製のエラールから、ショパンが好んだとされるフランスのプレイエルの1858
年製ピアノへと使用楽器を変更している点もポイント。

CCS 14998 \2080
O・レスピーギ:歌曲全集Vol.3 ――
アルメニアの詩人の語る4つの詩P132/2つの抒情詩P123/5つの抒情詩P108
/4つの抒情詩P125/La donna sul sarcofago P121/La statua P122/4つ
のスコットランド民謡の編曲P143
エリザベッタ・スカノ(ソプラノ)、
レオナルド・デ・リージ(テノール)、
アンドレア・カッツェル(ソプラノ)、
レイニルド・メース(ピアノ)
日本では「ローマ三部作」、「シバの女王ベルキス」、「リュートのための
古風な舞曲とアリア」などの影に隠れてしまっているが、歌曲関係者やファ
ンの中で非常に根強い支持を得ているレスピーギの歌曲集。
レスピーギの歌曲集はローマ・サンタ・チェチーリア音楽院教授時代の門下
生であり、妻でもあったエルザ・レスピーギの協力を得て作曲が行われたこ
とでも有名である。今回の第3集の歌い手にはイタリア歌曲のスペシャリスト
であるスカノらを起用しており、充実のアルバムに仕上がっている。

●Canal Grande
The very best of 15 years Channel Classics
チャンネル・クラシックスの創立15周年記念リリース第2弾(第1弾は、モー
ツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3/ポッジャー(CCSCAT 20067)
は、同レーベルの歴史を飾ってきたアーティストたちによる名盤のミッド・
プライス・シリーズ「カナル・グランデ(Canal Grande)」!
今回のリリースの内容は過去15年間の間に行われたリリースの中から、チャ
ンネル・クラシックスの録音において特に重要な役割を担った15タイトルを
選び出したものとなっている。
アーティストもポッジャー、ウィスペルウェイ、インマゼール、オランダ・
バッハ協会、ジェンツ、ラツィック、I・フィッシャーなど同レーベルを代
表する豪華面々が顔を揃えており、演奏と録音、統一されたデザインのパッ
ケージなどチャンネル・クラシックスが自信を持って発信する記念シリーズ
である!

CG 06001 \1650
W・A・モーツァルト:
交響曲第29番イ長調K.201/ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調/
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
ユルゲン・クスマウル(指揮)、
アムステルダム・モーツァルト・プレーヤーズ
左利きのヴィオラ奏者であり、古楽のスペシャリストであるユルゲン・クス
マウルがオランダの腕利きたちを率いたモーツァルト・アルバム。
(通常盤規格番号/CCS 1190)

CG 06002 \1650
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ長調K.466/同第21番ハ長調K.467
ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)、アニマ・エテルナ
今も眩い輝きを放ち続けるベルギーの巨匠インマゼールと、ピリオド・オー
ケストラ、アニマ・エテルナのコンビによるモーツァルトの名盤中の名盤。
(通常盤規格番号/CCS 2391)

CG 06003 \1650
L・ボッケリーニ:弦楽五重奏&四重奏&三重奏曲集
ボッケリーニ四重奏団、アンナー・ビルスマ(チェロ)
鈴木秀美を中心としたボッケリーニ四重奏団に、オランダが生んだバロック
・チェロの第一人者ビルスマを迎えた超一流アーティストによる味わい深き
ボッケリーニ。
(通常盤規格番号/CCS 3692)

CG 06004 \1650
G・P・テレマン:室内楽作品集
フロリレジウム
初期の録音にはポッジャーも参加しており、現在も様々な録音に取り組み名
演を生み出している古楽器アンサンブル「フロリレジウム」。
(通常盤規格番号/CCS 5093)

CG 06005 \1650
パンドルフィ・メアリ:ヴァイオリン・ソナタ集(1660)
アンドリュー・マンゼ(ヴァイオリン)、
リチャード・エガー(チェンバロ)
M今を時めく“バロック・ヴァイオリンの鬼才”アンドリュー・マンゼがチャ
ンネル・クラシックスに行った壮絶で圧倒的な凄演!
(通常盤規格番号/CCS 5894)

CG 06006 \1650
F・シューベルト:弦楽四重奏曲ハ長調Op.163
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、オルフェウス・クヮルテット
世界最高のチェリストの一人として数えられるウィスペルウェイが、1994年
に録音を行ったシューベルト最晩年の作品を収録。
(通常盤規格番号/CCS 6794)

CG 06007 \1650
J・ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調/同第2番ニ長調/交響曲第104番ニ長調
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、フロリレジウム
ウィスペルウェイが1710年Barak Norman作のチェロを用いてフロリレジウム
と共に録音に臨んだみずみずしさを感じさせてくれるハイドン。
(通常盤規格番号/CCS 7395)

CG 06008 \1650
A・ピアソラ:タイムレス・タンゴ
アルフレッド・マルクッチ(バンドネオン)、
アンサンブル・ピアチェヴォーレ
アルゼンチンのブエノスアイレス出身で、現在はベルギーを活動の拠点とす
るバンドネオンの名手マルクッチによる魅惑のタンゴの数々。
(通常盤規格番号/CCS 10997)

CG 06009 \1650
D・スカルラッティ&G・F・ヘンデル:ギター作品集
カトナ・トウィンズ
ギター作品にも積極的な姿勢を見せるチャンネル・クラシックスが、ハンガ
リーのカトナ兄弟によるギター・デュオ「カトナ・トウィンズ」を起用した
ファン必聴盤。
(通常盤規格番号/CCS 14298)

CG 06010 \1650
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集Vol.2
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV.1006
同ソナタ第2番イ短調BWV.1003/同ソナタ第3番ハ長調BWV.1005
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
感動の渦を巻き起こしたバロック・ヴァイオリンの天女ポッジャーの記念碑
的名演奏!
(通常盤規格番号/CCS 14498)

CG 06011 \1650
L・A・ルブラン:オーボエ協奏曲集Vol.1
バート・シュニーマン(バロック・オーボエ)、
ラジオ・チェンバー・オーケストラ
現代のバロック・オーボエのスペシャリスト、シュニーマンが18世紀ドイツ
で当代随一のオーボエ奏者という評価を受けたルブランの作品を響かせる。
(通常盤規格番号/CCS 16198)

CG 06012 \1650
愛と哀しみの歌-モンテヴェルディ、フレスコバルディほか 作品集
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会、他
オランダが世界に誇る85年の歴史を持つ声楽&器楽グループによる「愛と哀
しみ」をテーマとした17世紀のマドリガーレ集。オランダのソプラノ歌手、
ゾマーの透明で艶やかな歌声も絶品。
(通常盤規格番号/CCS 17098)

CG 06013 \1650
王室礼拝堂のジェントルマンたち-16世紀イギリスの合唱作品集
ピーター・ダイクストラ(指揮)、ジェンツ
瞬く間にスターダムへと上り詰めた驚異の男声ア・カペラ・グループ「ジェ
ンツ」のチャンネル・クラシックス・デビュー盤。ノーマルCD盤は既に廃盤
となっていただけに、嬉しい復活!ちなみにジェンツは今年10月から11月に
かけて待望の再来日公演が決定している。
(通常盤規格番号/CCS 18998は廃盤となっており、現役盤はCCSSA 18902の
SACD-Hybridのみ)

CG 06014 \1650
J・ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ハ長調
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19(第1楽章カデンツァ:ラツィック)
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
ヘリベルト・ベイゼル(指揮)、ボン・クラシック・フィルハーモニー
ザグレブの生んだピアノ界の若き天才ラツィック。ベートーヴェンの第1楽章
では自作のカデンツァを用いるなど、その才能を存分に発揮したハイ・パフォ
ーマンス。SACD Hybrid盤のみリリースとなっていたが今回ノーマルCD盤が
初登場!
(通常盤規格番号/CCSSA 19703/SACD Hybrid盤 )

CG 06015 \1650
S・ラフマニノフ:交響曲第2番/ヴォカリーズ
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス移籍第1弾
であると同時に、同レーベルによる大編成オーケストラのレコーディング
第1弾として新たな一歩を踏み出した記念的なアルバム。「指揮台の上で聴
く音楽」というコンセプトで収録が行われた録音は、演奏、音質の両面で絶
賛を博したことは記憶に新しい。
(通常盤規格番号/CCS 21698)





<PentaTone>
PTC 5186 120(SACD-Hybrid) \2850
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
M・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、
ハインツ・ワルベルク(指揮)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最
新作。20世紀を代表する大ヴァイオリニスト、グリュミオーの至芸を堪能で
きる1枚。

PTC 5186 125(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
ミッシャ・ディヒター(ピアノ)、
クルト・マズア(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最
新作。ディヒターは、第3回チャイコフスキー国際コクール(1966年)で第
2位を獲得した名ピアニスト。





<Phaedra>
DDD 292018 \2180
R・シューマン:謝肉祭Op.9/森の情景Op.82/子供の情景Op.15
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(ピアノ)
ベーンハウアーは、シューマン夫妻の研究家としても名高いベルギーのベテ
ラン・ピアニスト。このシューマン・アルバムは自らの研究の成果を発揮し、
穏やかで優しさを感じさせてくれるベーンハウアーのシューマンへの想いが
詰まった美演である。

DDD 92033 \2180
In Flanders' Fields Vol.33
ロデウィック・モルテルマンス(1868-1952):
歌劇《海の子供たち》より 夜明けと日の出/ミニヨン《君よ知るや南の国》
/交響詩《朝の気分》/交響詩《ヘリオス》/イン・メモリアム/交響詩
《春の神話》
ニーナ・ステンメ(ソプラノ)、
ツォルト・ハマル(指揮)、
フランダース放送管弦楽団&合唱団フランダース放送管弦楽団・合唱団、
フェルナンド・テルヴィ(指揮)、BRTNフィルハーモニック管弦楽団 
特に叙情的な歌曲やピアノ小品で有名なアントワープ生まれの作曲家モルテ
ルマンスの管弦楽作品集。特に2005年のバイロイト音楽祭の「トリスタンと
イゾルデ」に出演したスウェーデンのソプラノ、ニーナ・ステンメが歌う
「ミニヨン《君よ知るや南の国》」には注目!1988年&1999年の録音。

DDD 292015 \2180
F・シューベルト:ピアノソナタ イ短調D.784
J・ブラームス:7つの幻想曲Op.116
F・リスト:オーベルマンの谷
C・ドビュッシー:組み合わされたアルペッジョのための
A・スクリャービン:練習曲嬰ニ短調Op.8-12
ニコラ・カロ (ピアノ) 
ニコラ・カロは1979年ベルギーのアントワープ出身という気鋭のピアニスト。
王立フレミッシュ音楽院、スヴェーリンク音楽院で学んだのち、数々のコン
クールで入賞。1999年の国際ショパン音楽祭にはゲストとして招かれるなど
活発な活躍を見せている。

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06-07 No.12-2

2006年07月13日 14時00分39秒 | Weblog
<QUERSTAND>
VKJK0608(SACD-Hybrid) 2枚組 \2450(7月19日ご注文分までの特別価格)
通常価格 \3380
マーラー:交響曲第2番ハ短調 「復活」
ファビオ・ルイージ指揮
MDR交響楽団(ライプツィヒ放送響)、
クリスティアーネ・エルツェ(S)、藤村実穂子(Ms)
録音:2005年4月17日、ゲヴァントハウス,ライプツィヒ、ライヴ
※ァビオ・ルイージとMDR交響楽団のマーラー・シリーズ、今回はついに大
作「復活」である。「復活」は、かつては情念おどろおどろしい演奏が主流
であったが、ルイージは、イタリア人らしい流麗なフォルムと旋律の歌わせ
方、ドイツ人好みの見通しの良い骨格のしっかりした音楽、この二つの要素
を見事に融合させ、「復活」から驚くほど瑞々しい、青年マーラーの想いを
引き出している。ルイージはまだ今ほど注目されていない頃、1997年にウィ
ーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮して「復活」(ORF、CD154)の
ライヴ録音を残しており、その頃からマーラーにユーゲントシュティル風の
美を復活させたと大きな評判を取ったものだった。その8年後の録音、ルイ
ージは大きな成長を遂げ、2007年からドレスデン州立歌劇場の音楽監督を務
めるだけの大指揮者に上ってきた。その成果がこの演奏にはっきりと聞いて
取れるだろう。

VKJK0615 \1680
モーツァルト:
フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調
ヴェスペレ・ソレムネス ハ長調 K.339-ラウダーテ・ドミヌム
レクイエム K.626、
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 他
マンフレート・ホーネック(指)
スウェーデン放送交響楽団,
スウェーデン放送合唱団
録音:2001年11月15日
マンフレート・ホーネックの指揮したモーツァルトのレクイエムのCD、だが
一ひねりが効いている。静かな鐘の音で始まると、まずグレゴリオ聖歌<永
遠の安息を死者にお与え下さい>が聞こえる。されにモーツァルトから父へ
宛てた手紙の朗読を挟み込み、モーツァルトのレクイエムが演奏される。こ
れもサンクトゥス以下をカット、そこに<涙の日>の未完成断片のままの演
奏が置かれ、そしてアヴェ・ヴェルム・コルプスが演奏され、最後に静かな
鐘の音で締めくくられる。単なるレクイエムの演奏とも、また一般的な宗教
儀式における演奏ともことなった、独自の構成である。ホーネックは読売日
本交響楽団に頻繁に客演しているので、日本でもなじみの深い指揮者だろう。
オーストリア生まれ、ウィーン・フィルのヴィオラ奏者を経て、指揮者に転
向して成功を収め、2007年からはシュトゥットガルト歌劇場の音楽監督に就
任予定。

VKJK0210 \1680
リスト:
コラール「私達へ、魂の救いを求める人達へ」による幻想曲とフーガ
オルソン:前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 Op.39
デュプレ:エヴォカシオン
ヨハネス・ウンガー(オルガン)
録音:2001年9月
デンマーク第二の都市、オーフスの大聖堂での収録。この大聖堂のオルガン
は、度重なる増強によって、極めてパワフルで表現力豊かなものになってい
る。これは特にリストの大作、幻想曲とフーガで大きな強みを発揮している。
この曲は後にピアノ4手のために編曲され、そちらでも知られているが、や
はりオルガンの方が醍醐味がある。ほとんどオルガンによる交響詩といった
趣のリストならではの音楽に目を見開いてしまうだろう。ヨハネス・ウンガ
ーは、ライプツィヒとコペンハーゲンで学び、2003年からはライプツィヒの
トーマス教会のアシスタント・オルガニストを務めている。

VKJK0520 \1680
「サウンドウェイズ・フォー・ギター&ピアノ」
寺島陸也:牧歌第1番
ハイドン:弦楽四重奏曲第8番Op.2-2, Hob.III-8-アダージョ
ポンセ:ギター・ソナタ、
ベットガー:ストア
ボッケリーニ(ブリーム編):導入とファンダンゴ、
ヴォルシナ:衝撃
クリス・ビロブラム(ギター)
ラインハルト・ヴォルシナ(ピアノ)
録音:2005年7月、
クリス・ビロブラムは1972年テューリンゲンのアルンシュタット生まれ。ワ
イマールのリスト音楽院で学んでいる。このアルバムでは古典派と近代のギ
ター作品を取り混ぜている。寺嶋陸也は1964年生まれ、東京藝術大学の大学
院を修了。トーマス・ベットガーは1957年生まれのドイツの作曲家。

VKJK0605 \1680
ベトヒャー:青いスズメバチ(18の即興演奏)
アンドレアス・ベトヒャー(ヴィブラフォン、ピアノ、マリンバ 他)
アンドレアス・ベトヒャーによる18の即興演奏。使用楽器は、ヴィブラフォ
ン、ピアノ、マリンバ、など。

VKJK0609 \1680
シューマン:合唱作品集I
ロマンスとバラード第1集 Op.67、ロマンス第1集 Op.69
ロマンスとバラード第2集 Op.75、ロマンス第2集 Op.91
3つの歌 Op.114
ハワード・アーマン(指揮)
MDR放送合唱団
録音2003年11月,2004年4月,2005年9月、
シューマンの作品の中でも、合唱曲集はかなり重要な分野であるが、いまだ
知るひとぞ知る存在に留まっているのは残念だ。作品67と作品75は無伴奏混
声合唱曲、他の3曲はごく簡素なピアノ伴奏がある。いずれもシューマンな
らではの深いロマンティシズムが美しい。ハワード・アーマンはロンドン生
まれ、1998年からMDR放送合唱団の音楽監督に就任している。

VKJK0616 \1680
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
フランク:前奏曲、アリアと終曲
リスト:バラード第2番 ロ短調
プルッグマイヤー=フィリップ:自由な即興曲
ウテ・プルッグマイヤー=フィリップ(ピアノ)
録音:2005年7月、
ウテ・プルッグマイヤー=フィリップの名は、ある一部の人たちには熱狂的
に知られている、つまり彼女はピアノの即興演奏のカリスマ的名手なのであ
る。このCDでは、お得意の即興演奏に加え、ブゾーニ、フランク、リストの
良く知られた作品も収録、彼女がロマン派のピアノ曲においても優れた演奏
者であることを示している。

※廃盤のお知らせ
好評を得ておりました「ハイティンク、シュターツカペレ・ドレスデン首席
就任コンサート(ブラームス:交響曲第1番他)品番:VKJK0414」は廃盤と
なりました。





<Reference>
RR106 \2080
シルクロード・アンサンブルのピアニスト、ソロ・デビュー!
ジョエル・ファン(Pf)/ワールド・キー
1.サイグン:アクサク・リズムによるスケッチ(トルコ)
2.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 作品28より(ロシア)
3.スッカーリ:La nuit du Destin(シリア)
4.El-Dabh:Sayera(エジプト)
5.陳基鋼(チェン・ギガン):Instants d'un opera de Pekin(中国)
6.リスト:
ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ(ハンガリー)
7.ボルコム:...la belle rouquine(アメリカ)
8.スカルソープ:夜の(オーストラリア)
9.シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 作品22より(ドイツ)
10.ヴァスクス:Kantate(ラトヴィア)
ジョエル・ファン(Pf)
ジョエル・ファンは1969年ニューヨーク生まれの中国系アメリカ人ピアニス
ト。ヨーヨー・マ率いるシルクロード・アンサンブルのメンバーで、ワール
ド・ツアーにも同行、コンサートの中ではヨーヨー・マの伴奏を務めるなど、
大スターからの信頼も厚い俊英ピアニストです。記念すべきデビュー盤とな
る今回のアルバムは、世界各地のピアノ曲を集めたもの。シルクロード・プ
ロジェクトに参加していただけに、中東やアジアなどの珍しい作品も選ばれ、
ありがちな名曲集とは一線を画す内容になっています。

RR107 \2080
ヴァージル・フォックス
ザ・バッハ・ガーメット-1976年サンフランシスコ・ライヴ!
1.幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
2.反復フーガ
3.羊たちは安らいで草を食む (狩のカンタータ BWV208 より)
4.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
5.マタイ受難曲より ファイナル BWV244
6.プレリュードとフーガ イ短調 BWV543
7.G線上のアリア BWV1068
8.プレリュードとフーガ ニ長調 BWV532
9.主イエス=キリストよ、われ汝を呼ぶ BWV639
ヴァージル・フォックス(Org)
録音:1976年、聖メアリー大聖堂、サンフランシスコ (ライヴ)
今年30周年を迎えるリファレンス。オーディオ・ファイル・メーカーとして
知られる同レーベルのエンジニアは、創立の年である1976年、ヴァージル・
フォックスのコンサートの録音を依頼されます。今や伝説となった手製の3
チャンネル・アナログ・レコーダーを用い、キース・ジョンソン博士が録音
として残したのがこのテープ。もちろん、メジャー・レーベルにも多くの録
音を残しているフォックスですので、権利のクリアには大変な時間を要した
ようですが、この記念すべき年に遂にリリースとなります!
3チャンネル・マスターをリファレンスが誇るHDCD技術を使ってCDフォーマッ
トに変換している点にも注目です。オーディオ・ファイル・メーカーの腕の
見せ所といわれるオルガン物ですので、アメリカ随一のオルガニスト、ヴァ
ージル・フォックスの音楽がどう蘇っているか、聞き逃せないリリースです。




<TELARC>
SACD60141(SACD-Hybrid) \3350
ラウンド・アップ ウェスタン映画主題歌集
1.ウエスタン・サウンド(効果音)
 牧場のシーン-ラウンド・アップ-疾駆する馬-馬のいななき
2.ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲より フィナーレ
3.荒野の7人
4.「ザ・フューリーズ」組曲
ラウンドアップ:TVウエスタン・メドレー
5.ボナンザ
6.ローハイド
7.幌馬車隊
8.ライフルマン
9.西部開拓史
10.OK牧場の決闘
11.ポップス・ホー・ダウン
12.大いなる西部
13.ハイヌーン(真昼の決闘)
14.コヨーテの鳴き声とキャンプファイアーのシーン(効果音)
15.タイ・ヤイ・ユピ・ユピ・イェイ
16.シェナンドー
17.レッド・リヴァー・ヴァレー
18.峠のわが家
19.ラレドの通り
20.シルバラードからのテーマ集
フランキー・レイン (Vo)、ロン・マックロビー(口笛)、
5月祭男声合唱団
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:1986年
Telarcで最もマルチチャンネル化のリクエストが多かったアルバム!
「ラウンド・アップ」はカンゼルが1986年に録音した西部劇のテーマ曲集で、
音楽のみならず馬のいななきや疾走音などの様々な効果音を収録し、当時の
オーディオ・ファン達をうならせたアルバムです。時代は変わり、SACDマル
チチャンネルが普及してくると、このアルバムも当然マルチチャンネル化の
リクエストが増えていったのですが、残念ながら2チャンネルのマスターし
か存在せず、どうしたらマルチチャンネル化できるかテラークのエンジニア
達も試行錯誤を繰り返してきました。そして、今回ようやくその方法が見つ
かり5.1チャンネル・サラウンドで蘇りました。詳細はブックレットや
TELARCのホームページ上で公開されていますが、複数のステレオ・マスター
の音を細分化し、それを再編集することで実現したようです。シンシナティ
・ポップスのはじけんばかりの楽しい演奏と、それを取り巻く効果音がサラ
ウンドの大迫力で堪能できます!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80106 \1350
スター・トレック-壮麗なスペース・トリップ
1. ドーシー:アセント
2. R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき(冒頭)
3. J.ゴールドスミス:スター・トレック メイン・テーマ
4. カレッジ:スター・トレック
TV「宇宙大作戦」のオリジナル・パイロット
5. フィリップス:宇宙空母ギャラクティカ メイン・テーマ
6. J.ウィリアムズ:スーパーマン 愛のテーマ
7. J.ウィリアムズ:スター・ウォーズ
スローン・ルーム&エンド・タイトル
8. J.ゴールドスミス:エイリアン クロージング・タイトル
9. J.シュトラウス:美しく青きドナウ
10. ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」よりアダージョ
11. R.シュトラウス:
ツァラトゥストラはかく語りき(冒頭-オリジナル・ヴァージョン)
ドン・ドーシー(Keybord)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ/指揮:エリック・カンゼル

CD80361 \1350
シンティレイション-コンドナシス・ハープ・リサイタル
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、序奏とアレグロ
サルゼード:シンティレイション、星のきらめき
ドビュッシー:アラベスク、亜麻色の髪の乙女、神聖な舞曲と世俗的な舞曲
グランジャーニー:幻想曲
ガーシュウィン:前奏曲 第2番
ヨランダ・コンドナシス(Hp)

CD80626 \1350
ザ・ベスト・オブ・ラフマニノフ
1. 交響曲第2番より アダージョ
2. ヴェスプレより Bogoroditsye Devo, Raduisya (Rejoice, O Virgin)
3. 前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 (オーケストラ版)
4. 前奏曲 ト短調 作品23-5
5. 「鐘」より アレグロ 作品35
6. 14の歌より ヴォカリーズ 作品34-14
7. 前奏曲 嬰ハ短調
8. 交響的舞曲より アンダンテ・コン・モート 作品45
9. パガニーニの主題による狂詩曲より アンダンテ・カンタービレ
10. ピアノ協奏曲 第2番 (抜粋)
11. ヴェスプレより Khvalite Imya Gospodne
12. ピアノ協奏曲 第3番より ファイナル
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:アンドレ・プレヴィン
ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ
シルヴィア・マクネアー(S)
ボルティモア交響楽団/指揮:デイヴィッド・ジンマン
シンシナティ・ポップス・オーケストラ/指揮:エリック・カンゼル
ラン・ラン(Pf)
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ、他

CD80629 \1350
ザ・ベスト・オブ・ショパン
1. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
2. 夜想曲 作品15-1
3. ワルツ 第4番 作品34-3
4. 夜想曲 嬰ハ短調 作品27-1
5. 夜想曲 イ長調 作品28-7
6. 前奏曲 ホ短調 作品28-4
7. 前奏曲 ハ短調 作品28-20
8. 夜想曲 作品9-2
9. 夜想曲 作品72-1
10. 前奏曲 変ニ長調 作品28-15 「雨だれ」
11. ワルツ 嬰ハ短調 作品64-22
12. バラード 第3番 変イ長調 作品47
13. ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18
14. アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
15. 英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
ジョン・オコーナー、ジョン・キムラ・パーカー、
マルコム・フレージャー(Pf)
ヨランダ・コンドナシス(Hp)、他

CD80632 \1350
ザ・ベスト・オブ・バーバー
1.「悪口学校」序曲 作品5
2.ヴァイオリン協奏曲 作品1-アンダンテ
3.弦楽のためのアダージョ
4.ノックスヴィル-1915年夏 作品24
5.ピアノ協奏曲 作品38-カンツォーネ
6.神の子羊
ロバート・マクダフィ(Vn)、ジョン・キムラ・パーカー(Pf)
シルヴィア・マクネアー(S)
アトランタ交響楽団/指揮:ヨエル・レヴィ
セントルイス交響楽団/指揮:レナード・スラットキン
ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ
指揮:ロバート・ショウ
よくある作曲家別コンピと侮るなかれ。上記3つのベスト・オブ・シリーズ
は2003年にトップ・プライスで発売されていたものです。さすがにトップ・
プライスではなかなか買う気になれない感じもしますが、今やDGのトップ・
ピアニストになったラン・ランの音源を含んだラフマニノフや他のレーベル
では作り得ないアメリカン・レーベルならではの「バーバー」など、テラー
クの魅力がいっぱい詰まった好企画盤。「最初からミッドで出してれば・・
・」なんて気もしますが、ミッド化されて一躍輝きを増すシリーズです!





<KLEOS>
KL5138 \2080
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ長調 作品9-3
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
トリオ・デ・サーロ
アニ・カファフィアン(Vn)、バーバラ・ウェストファル(Va)、
グスタフ・リヴィナス(Vc)
トリオ・デ・サーロはトスカーナでの音楽祭「インコントリ・イン・テッラ
・ディ・シェナ」のために結成されたトリオ。実際のライヴも各地のプレス
で高い評価を得ています。





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0025 \2415
モーツァルト:セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(36年/37年録音)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(*)(15,May,1954)
モーツァルト:交響曲第40番(10,June,1949)
フルトヴェングラー(指揮)
ルフェビュール(p),BPO
フルトヴェングラーはモーツァルトをあまり得意にはしていなかった(?)
と言われているが、それは本当の事なのだろうか?
今回収録した3曲はモーツァルトの超有名曲でしかも各ジャンルに於ける代表
的な名曲であることは周知の事実であり、いろんな演奏家の録音と容易に比
較できる。
録音年代も違い、フルトヴェングラーのモーツァルト演奏のスタイルの変遷
を知る上でも面白いかもしれないが、これらの演奏を聞く限りとても「得意
ではなかった」というのは感じられらないが、あえて言うなら、全てフルト
ヴェングラー節になってしまっているところであろうか?しかし、そのスタ
イルで判断するのは無謀であり、「アイネ・クライネ」はやや重たさを感じ
るものの、強弱などがこの上なく美しい名演である。
ピアノ協奏曲は、54年にルガノでルフェビュールをソリストに迎えたもので
あり、出だしから感情豊かに始まる。この曲は出だしで全てが決まると言わ
れてるだけあり、テンポ設定などは抜群である。ルフェビュールのピアノも
一楽章から素晴らしい演奏を展開し、この曲で一番有名な二楽章の出だしは
極めて美しくはじまる。三楽章では、フルトヴェングラーとルフェビュール
はぶつかりあいながらピアノを引き立てドラマティックに終わる。正に究極
の20番といえる。
40盤は49年の物で他に2種類(44年、48年)の録音が残されているが、この
40番は重々しい演奏ではなくどちらかといえばきびきびした演奏である。こ
の演奏と44年は一楽章の提示部の反復はない。ライヴ故の傷は仕方がないが、
ベルリン・フィルの合奏力が伺える名演でもある。
ノイズを極力排除したというものの、マスターに起因するノイズは発生しま
す。予めご了承ください。尚、録音日は諸説ありますが、今回一般的に知ら
れている日を明記しております。
アイネ・クライネはSP盤からの復刻でありPolydor67156-8( 781 1/2 GE1、
679 1/2 GS1、680 1/2 GS1、681 1/2 GS1、785 1/2 GE1)です。
尚、ピアノ協奏曲二楽章(トラック6)において欠落がありますが、これは
使用音源によるものです。

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06-07 No.11

2006年07月12日 12時45分48秒 | Weblog
★ファンタジスタ!モーツァルト-モーツァルトと仲間たち
(IVY社製作、タワーレコード・オリジナル企画)
CD10枚組 \2500 のお取り扱いを開始いたしました。
詳細はHPをご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/mozart/mozart.html

<WATERLILY>
WLA 078 \2080
リスト:管弦楽作品集
前奏曲
ゲーテ記念祭の祝祭行進曲(コチシュ編)
忘れられたワルツ第2番(コチシュ編)
オーベルマンの谷(コチシュ編)
忘れられたワルツ第3番(コチシュ編)
華麗なマズルカ(コチシュ編)
マゼッパ
ゾルタン・コチシュ(指)ハンガリー国立フィル
録音:2006年1月
今年6月末から7月にかけて来日中のコチシュとハンガリー国立フィルの新譜
です。リストの管弦楽作品を収録。なんとうち5曲はコチシュの手による編
曲。ハンガリー三羽烏の一人のピアニストとして鮮烈なデビューを果たし、
指揮者としても順調にキャリアをかさね、さらにアレンジまで手がけるとは、
コチシュの世界のますますの充実振りがうかがえます。「忘れられたワルツ
第3番」の深遠な世界も、ピアニストとして曲を熟知したうえでの編曲とあっ
て、単なるオーケストラ化ではなく、リストの宗教的な世界を拡大させた
見事な編曲となっています。「前奏曲」や「マゼッパ」も、コチシュの指揮
によって、ハンガリー国立フィルの熱い血潮を感じさせる音色と、怒涛のよ
うな推進力が120パーセント爆発した演奏となっています。





<LSO Live>
LSO 0092 \1050
LSO 0592(SACD-Hybrid) \1850
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
トワイラ・ロビンソン(S)カレン・カーギル(A)
ジョン・マック・マスター(T)ジェラルド・フィンリー(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)ロンドンSO. & Cho.
録音:2006年4月29 & 30日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
巨匠ハイティンク&ロンドン響によるベートーヴェン・シリーズにいよいよ
第九が登場します。現在もリリースは進行中ですが、今年の4月をもって全
録音を終えた当プロジェクトの掉尾を飾ったプログラムです。
ここまで通して聴いてこられた方はお分かりのように、ハイティンク=物分
りの良い、おとなしいアプローチをイメージすると大間違い。アグレッシブ
で緊張感に満ちた前半2楽章。ピリオド演奏も顔負けのパンチ力に鮮烈な響
きが特徴です。アンダンテではとめどなく溢れ出る美しさに引き込まれます。
そして「合唱」が加わるフィナーレ。前評判どおりのフィンリーの雄雄しい
歌い出しにもしびれますが、なかでもロンドン響コーラスはいつも通り万全
の出来栄えで、人間ベートーヴェンが込めた魂の賛歌を圧倒的な表現力で歌
い尽しています。コーダのトゥッティは、まさに至福とほかたとえようもな
く震えが止まらないほど。
残すところ4曲、いまを生きる、わたしたちの時代の新たなベートーヴェン。
全集の完成がほんとうに待ち遠しいかぎりです。





<SUPRAPHON>
●ターリヒ・エディション3タイトル
SU 3829 \1350
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492 
同:歌劇「魔笛」序曲K.620
同:交響曲第33番変ロ長調K.319 
同:交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」
チャイコフスキー:組曲第4番ト長調Op.61「モーツァルティアーナ」
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
スロヴァキア室内フィルハーモニックO.
チェコ・フィルハーモニックO.
スロヴァキア・フィルハーモニックO.
録音:1950年6月20日、1951年ブラチスラヴァ、政府庁舎大ホール
1954年6月9日、1954年11月18-19日プラハ、
ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
ターリヒの幅広いレパートリーのなかでも、スメタナやドヴォルザークと並
んでひときわ高い評価を得ていたのがモーツァルト。輝きに満ち、磨き抜か
れた美しさが結晶化したような音楽が魅力です。「魔笛」序曲と2曲の交響曲
は貴重なライヴ録音。モーツァルトへのオマージュ的内容のチャイコフスキ
ーは、49年新設時に首席指揮者を務めたスロヴァキア・フィルとのもの。

SU 3830 2枚組 \2700
ドヴォルザーク:スターバト・マーテルOp.58, B 71
スーク:アスラエル交響曲Op.27
[ボーナス・トラック]ターリヒは語る-1952年5月28日録音セッション
ドラホミーラ・ティカロヴァー(S)マルタ・クラーソヴァー(A)
べノ・ブラフト(T)カレル・カラシュ(Bs)
ヤン・キューン(合唱指揮)プラハ・フィルハーモニックCho.
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1952年1月8、9、12-14日
1952年5月22‐29日プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
ドヴォルザークの推薦でプラハ音楽院時代に援助を受けたターリヒにとって
は、チェコのほかのどの音楽家以上にその作品への敬意と愛着もひとしおで
した。また、ターリヒは同時代をともに生きたスークのスペシャリストでも
ありました。
3人の子供たちの相次ぐ急逝が作曲動機となったドヴォルザーク。“死の天
使”という表題を持ち、スークの師であり義父ドヴォルザークと自身の妻で
ドヴォルザークの娘オタイリーへの哀悼を込めた壮大な葬送シンフォニー。
ターリヒにゆかりの深い二人が書いた2曲は、内省的で苦痛の表明そして克服
という内容が共通する作品です。ともに半世紀以上も前のものになりますが、
その絶大なる説得力ゆえ代表的録音としてのポジションを保持し続けていま
す。およそ5分間にわたりターリヒの肉声が聞けるボーナス・トラック。その
アスラエル交響曲の録音中、指揮者69歳の誕生日に団員へ向けてのスピーチ
が収められています。

SU 3831 \1350
ドヴォルザーク:序曲&管弦楽曲集
序曲「自然の王国で」Op.91, B 168 
序曲「謝肉祭」Op.92, B 169
序曲「オテロ」Op.93, B 174
弦楽オーケストラのためのワルツOp.54, B 105より
第1番イ長調、第4番ニ長調
ポロネーズ 変ホ長調B 100 
歌劇「ルサルカ」Op.114, B 203第2幕 よりポロネーズ
[ボーナス・トラック]弦楽オーケストラのためのワルツOp.54, B 105より
第1番イ長調、第4番ニ長調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
チェコ・フィルハーモニックO. 
プラハ・ソロイスツ・オーケストラ
録音:1948年12月24日、1952年3月20日、1951年2月14日、1951年4月28日
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
1940年4月録音場所不明
ターリヒは次のような言葉を残しています。「ドヴォルザークはどのように
大自然が聴こえるかを心得ていました。対象を形あるものとしてではなく、
音楽を魂の価値あるものへと変えてしまうのです。」ここに収められた小品
の数々は、耳にするだけで風景が思い浮かぶほどにスラヴのエッセンスが
ぎっしり詰まっています。




<IDIS>
IDIS 6492 \1550
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」
モーツァルト:交響曲第34番 ハ長調 K.338
カール・ベーム(指)NDR交響楽団
録音:1956年10月29日
カール・ベームが1956年にNDR交響楽団に客演した際の録音。初出かもしれ
ません。62歳のエネルギッシュなベームの音楽が楽しめます。

IDIS 6494 \1550
「ファウスト」序曲
「リエンツィ」序曲
「パルジファル」-聖金曜日の音楽
「神々の黄昏」-ジークフリートのラインへの旅
ジークフリート牧歌
グイド・カンテッリ(指)
NBC交響楽団,ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団,
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1951-1956年
夭折の天才、カンテッリのワーグナー集。

IDIS 6490/91 2枚組 \3100
バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004(2種)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1021
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016(2種)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
アドルフ・ブッシュ(Vn)
録音:1928-1943年
アドルフ・ブッシュのバッハ録音を集めたもの。

IDIS 6493 \1550
シャルパンティエ:「メデ」(抜粋)
イルマ・コラッシ(S メデ),ポール・ドレンヌ(T ジャソン),
ナディア・ソトロ(S クレユーズ),ほか
ナディア・ブーランジェ(指)合奏団,合唱団
録音:1953年
ナディア・ブーランジェによる、フランス・バロック・オペラの先駆的演奏。




<MN Records>
MNRCD 109 \2250
マイケル・ナイマン:
Acts of Beauty(アクツ・オブ・ビューティ)(世界初録音)
EXIT no EXIT(出口のない出口)(世界初録音)
クリスティーナ・ザヴァッローニ(ソプラノ)、
センティエーリ・セルヴァッジ、カルロ・ボッカドーロ(指)
アンドリュー・スパーリング(バス・クラリネット)、
ナイマン・クヮルテット
「アクツ・オブ・ビューティ」はナイマンの歌曲集の第3作目にあたるもの。
詩は16世紀のヴィンツェンツォ・カルターリによるもので、歌詞の題材は、
人々の美醜を決めるのは顔ではなくオシリである(!)という、ちょっとえ
ぐい内容です。今までとは一味ちがうナイマンの新しい側面を見ることがで
きる作品です。二曲目の「出口のない出口」は、うってかわって器楽曲。
サッカーファンの死に捧げた「After Extra Time」(ベッカム・クロスの改
訂版)に次ぐサッカーつながりの作品です。「After Extra Time」ではアナ
ウンサーでもあるジョン・モトソンの声も入っていましたが、ここではバス
・クラリネットがモトソンの声を楽器で再現しているという一風かわった趣
向もまた一興です。

MNRCD 108 \2250
マイケル・ナイマン:
ツェランによる6つの歌曲
カストリオット・レクジェピのバラード(世界初録音)
ヒラリー・サマーズ(A)、マイケル・ナイマン・バンド
サラ・レオナード(S)、ナイマン・クヮルテット
「ツェランによる6つの歌曲」は、1990年に作曲されました。パウル・ツェラ
ンは「アウシュビッツの後に詩を書くことは野蛮だ」で知られる、アウシュ
ビッツを体験し、セーヌ川に投身して亡くなったルーマニア人の詩人です。
詩の内容は恐怖や空虚といったものを表しており、ナイマンの曲づけととも
に、ツェランの故郷であるルーマニアへの郷愁を感じさせる内容です。歌手
のヒラリー・サマーズはこれまでにもナイマンと共演を重ねているだけあっ
て、しっくりと決まっています。「カストリオット・レクジェピのバラード」
は、旧ユーゴの紛争で一家を亡くし、ただ一人生き残った18ヶ月の赤ん坊が、
6ヶ月後に両親に引き取られるといった内容を扱った歌曲です。両方とも明
らかにクラシック音楽にジャンル分けされる作風です。





<コウベレックス・レーベル(日本)>
KRS-446 \2800
「美の都・パリのオルガン芸術」土橋薫(オルガン)
ニコラ・ド・グリニ:
讃歌「来たれ創造主なる聖霊よ」(讃歌をテノールで、5声 / 5声
のフーガ / 2重奏/ クロモルヌのレシ / グラン・ジュによる対話)
フランソワ・クープラン:
「修道院のためのミサ」より「ヴォア・ユメーヌによる対話」
「聖体奉挙、テノールをティエルスで」
ルイ・クロード・ダカン:
ノエルXII 「スイスのノエル、グラン・ジュと2重奏」
ジャン・ジャック・ボーヴァルレ=シャルパンティエ:
ノエル「神様、あなたのお恵みで」
セザール・フランク:コラール 第1番
カミーユ・サン=サーンス:前奏曲とフーガ 第3番 op.99-3
シャルル=マリー・ヴィドール:
オルガン交響曲 第5番より 第4楽章 アダージョ、第5楽章 トッカータ
クロード=ベニュー・バルバストル:ラ・マルセイエーズとサ・イラ
土橋薫(オルガン)
録音 2006年1月15日、4月6日、収録 いずみホール(仏・ケーニッヒ社製オル
ガン)、
全14曲 66分
音楽家や芸術家の集まる場所として文化が花開いた"パリ"をキーワードに作
品を集めたアルバム。いずみホールは関西の音楽発信コンサートホールとし
て重要な役割を担っているが、ケーニッヒ社製のフランス様式のオルガンは、
16年が経過して弾き込まれ、楽器そのものの響きが深まった感がある。曲目
はいずみホールが自主企画したコンサート(2006年1月)のプログラム内容で、
ライブ録音を含む土橋薫の充実した演奏を楽しむことができる。リード管や
"プラン・ジュ"のバランスのとれた音づくりで生き生きと演奏される、フラ
ンス古典の名作グリニー「讃歌:来たれ創造主なる聖霊よ」。ロマン派オル
ガンを代表するフランク「コラール」1番では、作曲者の意図するロマンティ
ックオルガンの音色が見事に再現され、オーケストラ的で叙情的な音楽性が
土橋の演奏で豊かに表現されている。

土橋 薫(オルガン)
大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科卒。東京芸術大学大学院修了。西ドイ
ツ・ウェストファーレン州立教会音楽学校留学。国内外各地での演奏活動で
好評を博す。現在、大阪音楽大学、相愛大学音楽学部、及び甲南女子大学の
講師。LIC はびきのオルガン講座講師。日本オルガニスト協会会員。

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06-07 No.10-1

2006年07月12日 12時44分50秒 | Weblog
★ファンタジスタ!モーツァルト-モーツァルトと仲間たち
(IVY社製作、タワーレコード・オリジナル企画)
CD10枚組 \2500 のお取り扱いを開始いたしました。
詳細はHPをご覧下さい。

http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/mozart/mozart.html

<Decca>
4757787 2枚組 \3700
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」全曲(1935年オリジナル版)
アルヴィー・パウエル(Bs)、マルキータ・リスター(S)、
ニコル・カベル(S)、ロバート・マック(T)、他
ブレア少年合唱団
ナッシュヴィル交響楽団&合唱団
テネシー州立大学バンドのメンバー
指揮:ジョン・マウチェリー
「ポーギーとベス」のが初演されたのは1935年のこと。その公演はブロードウェ
イのアルヴィン劇場で行われて成功を収めましたが、実は、現行ヴァージョンと
は異なった形で演奏されていたのです。このリハーサル時に使用されたガーシュ
ウィンの書き込み入りスコアが発見され、そこに記されたガーシュウィンの指示
に従って変更・追加された編集版を再現したのがこのディスクです。
1987年、音楽学者のチャールズ・ハム氏は、ガーシュウィンによる「ポーギーと
ベス」の編集(変更)に注目しました。彼は、1935年のブロードウェイ初演時に
ガーシュウィンがリハーサルで使ったスコアに書き残していた表記について調査
した結果、そこでは、対話部分とアクションを短縮して、リピート部分をカット
していたことが明らかになったのです。また、第1幕のストリートでのお祭り場
面に11の楽器編成によるバンドによるパフォーマンスを加えています。(この
CDではテネシー州立大学バンドのメンバーが参加)
このオリジナル版は、現行の3時間を超える長大な作品をガーシュウィン自身の
手で編集した短縮版であり、ガーシュウィン自身、この版で上演することをベ
ストとしたとされます。対話(セリフ)部分やアクション部分を引き締めて反
復を省略したことによって、音楽的充実度を高めることに成功したといえるで
しょう。通常CD3枚分の長さを擁した長大な作品ですが、この録音は2枚にコン
パクトに収まっています。
ここで歌っている題名役のパウエルとリスターは、2004年9月にオーチャード・
ホールで行われた「ポーギーとベス」(東急文化村の15周年記念公演)に出演
して好評を博しており、ポギベス歌いとしての名声を欲しいままにしている逸
材。そして、アメリカ音楽に精通したジョン・マウチェリーを指揮者に迎えて、
まさに万全の「ポギベス」演奏が登場したといっても過言ではありません。マ
ゼール盤(DECCA)、ラトル盤(EMI)といった名盤に続く、久々の新録音の誕
生です

4757495 2枚組 \1850
Relaxing Adagios
リラクシング・アダージョ
(モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章、V.ウィリアムズ:グリーンス
リーヴス幻想曲、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」-第1楽章、
ボッケリーニ:メヌエット、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」-
第2楽章、ビゼー:歌劇「カルメン」-間奏曲、ヴィヴァルディ:「四季」-
“冬”、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」-第2楽章、フォーレ:
レクィエム-“サンクトゥス”他、全33曲)
CD1
1. Bach Double Concerto: slow movement Szeryng/Hasson/ASMF
/Marriner 06:29
2. Delibes Lakme duet Sutherland/Bonynge 05:06
3. Borodin Nocturne from String Quartet 2 Borodin Qt 08:09
4. Satie Gymnopedie no 1 Pascal Roge 02:34
5. Satie Gnossienne no 3 Pascal Roge 03:07
6. Mozart Piano concerto no 21/slow movement Ashkenazy/LSO 07:47
7. Vaughan Williams Fantasia on Greensleeves ASMF/Marriner 04:20
8. Schubert String Quintet/Adagio (excerpt) Takacs/Perenyi 05:48
9. Beethoven Moonlight Sonata - opening movement Radu Lupu 07:04
10. Bach Sheep may safely graze Stuttgart CO/Munchinger 04:31
11. Casals Te lucis ante terminum (Song of the Birds) New Colllege
/Higginbottom 02:20
12. Faure Dolly Suite (Berceuse) Katia & Marielle Labeque 02:56
13. Guridi Aritz adarean Marisa Robles 02:08
14. Boccherini Minuet Stuttgart/Munchinger 03:40
15. Dvorak New World Symphony Largo extract VPO/Kondrashin 04:23
16. Bizet Intermezzo from Carmen MSO/Dutoit 02:33
17. Vivaldi Winter from 4 Seasons SCO/Munchinger 02:15
CD2
1. Gluck Dance of the Blessed Spirits Stuttgart/Munchinger 06:34
2. Handel Largo (Crux fidelis) New College/Higginbottom 02:25
3. Hofstetter Serenade SCO/Munchinger 04:02
4. Respighi Italiana from Ancient Airs and Dances Suite 111
I Musici 02:50
5. Mozart Clarinet Concerto: Slow movement Jack Brymer 07:27
6. Offenbach Barcarolle OSR/Bonynge 04:00
7. Puccini Humming Chorus VPO/Karajan 02:56
8. Beethoven Piano Concerto no 5/slow movement Ashkenazy
/Cleveland Orchestra 07:41
9. Rodrigo Fantasia para un gentilhombre Bonell/MSO/Dutoit 04:41
10. Saint-Saens The Swan Julian Lloyd Webber/ECO/Cleobury 03:12
11. Grieg Morning Lgo/Masur 04:18
12. Bach Air on a G String SCO/Munchinger 03:50
13. Boccherini Andante cantabile Segovia/Jorda 06:15
14. Chopin Nocturne op 9/2 Bolet 05:17
15. Faure Sanctus (Requiem) OSM/Dutoit 03:05
16. Rachmaninov Adagio from Symphony 2 (conclusion) RCO
/Ashkenazy 06:50"
クラシック音楽の宝庫DECCAが贈る、究極のリラクゼーション・アルバム!
既出CD: Baroque Adagios (470 460-2); Christmas Adagios (468 503-2);
Movie Adagios (468 506-2); Evening Adagios (470 780-2); Romantic
Adagios (466 710-2); Mozart Adagios (460 191-2); Vivaldi Adagios
(460 950-2); Violin Adagios (467 675-2); Romantic Piano Adagios
(470 777-2); Romantic Adagios II (473 596-2); Midnight Adagios
(475 004-2); Heavenly Adagios (475 345-2); Beethoven Adagios
(475 6646); Cello Adagios (475 6016); Guitar Adagios (475 6121);
Choral Adagios (475 6124); Lover's Adagio (475 7483); Tchaikovsky
Adagios (475 6658); Dreaming Adagios (475 7489)


●DECCA&PHILIPS オリジナルス
今年3月に開始されたDECCA&PHILIPS版オリジナルス。ご存知、DGが10年に渡り
リリースを続けミッド・プライス・シリーズの代名詞にまで育てあげた同シリ
ーズが3レーベルにまで拡大するといううれしいニュースでしたが、今回新た
に30タイトルが加わります。

4757710 \1350
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14
ブロッホ:バール・シェム(ハシディズム教徒の生活の3つの情景)
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
ジョシュア・ベル(Vn)
ボルティモア交響楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
録音:1996年1月

4757711 \1350
バルトーク:
管弦楽のための協奏曲
舞踊組曲
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽*
シカゴ交響楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1981年1月&1989年11月*

4757712 \1350
ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」
ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
ドビュッシー:3つのビリティスの歌
プーランク:
歌曲(オルケニーゼの歌、ホテル、小さな水差し、ハートのクイーン、華やか
な宴、祭りに出かける若者たちは)
レジーヌ・クレスパン(S)
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1963年9月&1967年5月

4757713 2枚組 \2600
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」全曲
ピーター・ピアーズ(T)、クレア・ワトソン(S)、ジェイムズ・ピーズ(Br)、他
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ベンジャミン・ブリテン
録音:1958年12月

4757716 \1350
メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 作品20
ボッケリーニ:五重奏曲 ハ長調 作品37-7
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:ネヴィル・マリナー
録音:1967年6&11月

4757717 \1350
ムソルグスキー:
組曲「展覧会の絵」(オリジナル版)
組曲「展覧会の絵」(管弦楽版;アシュケナージ編)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf+指揮)
録音:1982年6&9月

4757718 3枚組 \3900
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
"ニコライ・ギャウロフ(Bs)、オリヴェイラ・ミリャコヴィツ(Ms)、
ナジェジダ・ドブリアーノヴァ(S)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン少年合唱団、ソフィア放送合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1970年11月

4757722 \1350
シャイー・コンダクツ・プッチーニ
交響的前奏曲(1876)、交響的奇想曲(1882)、歌劇「ヴィルリ」前奏曲、
同-要請の踊り(第2幕間奏曲)、歌劇:「エドガール」第1幕前奏曲、
同-第3幕前奏曲、ミヌエットI、ミヌエットII、ミヌエットIII、
歌劇:「マノン・レスコー」第3幕間奏曲、菊
ベルリン放送交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1982年9月

4757723 4枚組 \5200
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」全曲
シェリル・ミルンズ(Bs)、ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
ミレッラ・フレーニ(S)、
ニコライ・ギャウロフ(Bs)、ジョン・トムリンソン(Bs)、
デッラ・ジョーンズ(Ms)、
エリザベス・コンネル(Ms)、他
アンブロジアン・オペラ合唱団
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1978-79年

4757728 \1350
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
プーランク:オルガン協奏曲*
ピーター・ハーフォード(Org)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1982年6月&1992年2月*

4757729 \1350
D.スカルラッティ:ソナタ集
(イ短調 K.175、ハ長調K.513、ホ短調 K.402、ホ長調 K.403、ト長調 K.144、
ハ短調 K.115、ハ短調 K.116、変ホ長調 K.474、変ホ長調 K.475、
ト長調 K.449、ト短調 K.450、変ロ長調 K.544、変ロ長調 K.545、
ニ短調 K.516、ニ短調 K.517)
アンドラーシュ・シフ(Pf)
録音:1987年9月

4757730 \1350
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」-序曲、ポルカ、フリアント
同:連作交響詩「わが祖国」-モルダウ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(第1,3,8,10,9番)
同:交響的変奏曲 作品78*
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン交響楽団*
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス
録音:1962年3&4月、1970年7月

4757731 2枚組 \2600
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」全曲
オットー・エーデルマン(Bs)、イラ・マラニウク(Ms)、
リザ・デラ・カーザ(S)、
ヒルデ・ギューデン(S)、ジョージ・ロンドン(Br)、
アントン・デルモータ(T)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1957年5&6月

4757734 \1350
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
チョン・キョンファ(Vn)
ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
録音:1970年6月

4757735 2枚組 \2600
ヴェルディ:レクィエム、聖歌四篇*
ジョン・サザーランド(S)、マリリン・ホーン(Ms)、
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
マルッティ・タルヴェラ(Bs)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シカゴ交響楽団&合唱団*
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1967年10月&1978年5月*

4757757 2枚組 \2600
アルビノーニ:
5声の協奏曲集 作品7(12曲)
ソナタ集 作品2-6&5
ハインツ・ホリガー(Ob)、モーリス・ブルグ(Ob)
イ・ムジチ合奏団

4757760 \1350
ブレンデル-J.S.バッハ名演集
(イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971、コラール前奏曲「イエスよ、わたしは主
の名を呼ぶ」 BWV.639(ブゾーニ編)、前奏曲(幻想曲) イ短調 BWV.922、
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903、コラール前奏曲「来たれ、異教徒
の救い主よ」 BWV.659(ブゾーニ編)、幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904)
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
録音:1976年5月

4757761 3枚組 \3900
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
テオ・アダム(Bs)、ルチア・ポップ(S)、マルヤーナ・リポヴシェク(A)、
エバーハルト・ビュヒナー(T)、オラフ・ベーア(Br)、
ロバート・ホル(Bs)、他
ライプツィヒ放送合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:ペーター・シュライアー
録音:1984年8&9月

4757765 2枚組 \2600
ベルリオーズ:
レクィエム 作品5*
葬送と勝利の大交響曲 作品15
ロナウド・ダウド(T)、デニス・ウィック(T)
ワンズワース・スクール少年合唱団
ロンドン交響楽団、同合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1969年6月&11月*

4757768 \1350
ショパン:
24の前奏曲 作品28、前奏曲 嬰ハ短調 作品45、
前奏曲 変イ長調、即興曲全曲(4曲)
クラウディオ・アラウ(Pf)
録音:1973年4月&1980年8月

4757769 3枚組 \3900
グノー:歌劇「ファウスト」全曲
キリ・テ・カナワ(S)、フランシスコ・アライサ(T)、
エフゲニー・ネステレンコ(Bs)、
アンドレアス・シュミット(Br)、パメラ・コバーン(S)、
マリヤーナ・リポヴシェク(A)、他
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1986年2月

4757773 \1350
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16*
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
スティーヴン・コヴァセヴィチ(Pf)
BBC交響楽団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1970年9月&1971年1月*

4757774 2枚組 \2600
ヘンデル:
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴」 HWV.75-第1部
合奏協奏曲 ハ長調 「アレグザンダーの饗宴」 HWV.318
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴 」HWV.75-第2部
ドナ・ブラウン(S)、キャロライン・ワトキンソン(Ms)、
アシュリー・スタッフォード(C-T)、ナイジェル・ロブソン(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1987年6月
合奏協奏曲ハ長調は、オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」初演時にも第2幕
の前に演奏された作品。

4757777 \1350
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 k.271 「ジュノーム」*
ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246 「リュッツォウ」
内田光子(Pf)
イギリス室内管弦楽団
指揮:ジェフリー・テイト
録音:1989年10月&1990年2月*

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06-07 No.10-2

2006年07月12日 12時43分51秒 | Weblog
4757778 \1350
プロコフィエフ:オラトリオ「イワン雷帝」全曲作品116
リューボフ・ソコロワ(Ms)、ニコライ・プチーリン(Br)、他
マリインスキー歌劇場合唱団
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:1996年9月
61年、スタセーヴィチによるオラトリオ編。

4757779 \1350
ラフマニノフ:
前奏曲 イ長調 作品3-9、前奏曲 嬰ヘ短調 作品23-1、絵画的練習曲 
イ短調 作品39-4、幻想的小品集 第3曲 メロディ ホ短調 作品3-3、
前奏曲 ロ短調 作品32-10、前奏曲 ハ短調 作品23-7、前奏曲 ヘ短調 
作品32-6、絵画的練習曲 ヘ短調 作品33-1、絵画的練習曲 ハ短調 
作品39-7、前奏曲 変ロ短調 作品32-2、幻想的小品集 第5曲 セレナード
作品3-5、ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36(オリジナル版)
ゾルタン・コチシュ(Pf)
録音:1994年9月、ブダペスト (op.36)、12月、ノイマルク

4757780 \1350
ラモー:「優雅なインドの国々」組曲
18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1992年10月

4757781 \1350
ロッシーニ:荘厳ミサ曲(グロリア・ミサ)
スミ・ジョー(S)、アン・マレイ(A)、フランシスコ・アライサ(T)、
ラウル・ヒメネス(T)、サミュエル・レイミー(Bs)
アカデミー&コーラス・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1992年

4757782 2枚組 \2600
シェーンベルク:グレの歌
ジェイムズ・マクラッケン(T)、ジェシー:ノーマン(S)、
タティアナ・トロヤノス(A)、
デイヴィッド・アーノルド(Br)、他
タングルウッド祝祭合唱団
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
録音:1979年4月

4757785 4枚組 \5200
ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」全曲
ジョージ・ロンドン(Br)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)、
ハンス・ホッター(Bs-Br)、ジェス・トーマス(T)、
グスタフ・ナイトリンガー(Br)、他
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
録音:1962年


●Decca OST
1703629 \1850
オリジナル・サウンド・トラック
「レディー・イン・ザ・ウォーター」
ジェイムス・ニュートン・ハワード
ボブ・ディラン
「シックス・センス」「サイン」「ヴィレッジ」など少々怖い系で大ヒットを
続けるM.ナイト・シャマラン。すでに映画館では予告編が上映されていて話題
の最新作「レディー・イン・ザ・ウォーター」のサントラ登場!主演は、前作
「ヴィレッジ」で盲目の少女を演じた"ブライス・ダラス・ハワード"、「サイ
ドウェイ」のダメ男役で高い評価を得た"ポール・ジアマッティ"。音楽を担当
するのは"シックス・センス"から"ヴィレッジ"シャマラン映画全てを手がけて
きたジェームズ・ニュートン・ハワード(プリティ・ウーマン/キング・コン
グ/バッドマン・ビギンズ)。巨匠、ボブ・ディラン作の4トラックまで含み
ます。(「時代は変る」「エヴリ・グレイン・オブ・サンド」「悲しきベイ
ブ」「マギーズ・ファーム」)全て豪華ラインナップ!!今年秋の公開まで
このサントラでちょっと怖い思いをしていて下さい。




<Arion>
ARN68714 \2180
マルカントワーヌ・シャルパンティエ (1643-1704):
ポール・ロワイヤルのためのミサ曲 H.5
ギョーム・ガブリエル・ニヴェール (1632-1714):
オルガン曲集 第1-3巻より
フレデリック・ムニョース(Org)
アンサンブル・アリアンナ
指揮:マリー=ポール・ヌヌ
ルイ王朝期、リュリと並び立ったとされるシャルパンティエ。残された作品
も多く、フランス楽壇の巨人であることは間違いないのですが、実は生年す
らはっきりしないところもあり、作品の録音も多いとはいえません。ニヴェ
ールは、3巻にわたるオルガン曲集を出版していますが、これに含まれる作品
はすべて、典礼時に聖歌隊と交互に演奏されることを目的に作られたもので
す。(ニヴェールのこの出版がこうした曲集の初めてのもので、後のフランス
楽派のスタンダードになっています。)今回のアルバムでは、こうした習慣
が忠実に再現され、シャルパンティエのミサ曲と交互に、ニヴェールの作品
が現れる構成になっています。
こうした興味深い試みを歴史的遺産でもあるサン・ポン・ド・トミエール教
会で収録したのがこのアルバム。この教会のオルガンも歴史的に大変貴重な
ものです。アンサンブル・アリアンナは、パリ近郊の有名な修道院学校の女
生徒で構成された声楽アンサンブルで、前作のヘンデル&ヴィヴァルディの
カンタータ集(ARN 68635)では、モンテヴェルディ賞も受賞。若いながらも
その実力はすでに証明済み。アルバム構成から収録場所、プレイヤーとすべ
てにおいて最高の選択がなされた一枚です。
アートワークも非常に美しい、デジパック仕様。

ARN68015 \2180
シャルパンティエ:真夜中のミサ H.9
同:讃歌「主の生まれ給いし時」 H.314
同:器楽のためのノエル H.534
マリー=クロード・ヴァラン(S)、ジャン=ルイ・バンディ(B)、
ジル・ラゴン(C-T)
ナント声楽アンサンブル
指揮:ポール・コレオ

ARN68037 \2180
シャルパンティエ:「サロモンの判決」 H.422
同:聖クサヴィエへの敬意を表す讃歌 H.355
ナント声楽アンサンブル
アンサンブル・ストラディヴァリア
指揮:ポール・コレオ
シャルパンティエの新録新譜発売にあわせて、Arionが誇る過去のシャルパン
ティエ作品を2作、復活させます。上の一枚は、完全にクリスマスをモチーフ
にしたもので、8月新譜は季節ハズレではありますが、真夏に聴こうがその価
値が薄れることなどない極上のアルバムです。(とはいえ、今年のクリスマ
ス特集には忘れずラインナップして頂きたい一枚でもあります。)多くの傑
作を残しながらも、録音が多いとはいえないシャルパンティエにじっくり耳
を傾けてみるには絶好の機会です。

ARN68461 \2180
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 作品83
弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 作品110
弦楽四重奏曲 第13番 ロ短調 作品138
ドビュッシー弦楽四重奏団
99年にリリースが開始されたドビュッシーQのショスタコーヴィチ弦楽四重奏
曲全集。2006年、ショスタコーヴィチ・イヤーを迎え、同時にその評価も高
まり、すでに第1巻が手に入らないことにご批判も頂いておりました。アニ
ヴァーサリー・イヤーということもありここに復活とあいなりました。これ
で、全6巻15曲が揃います。ご存知、6巻目にはル・ゲが参加したピアノ五重
奏曲も併録。
Vol.2 第3,7,10番 ARN 68506
Vol.3 第1,5,12番 ARN 68534
Vol.4 第6,9,11番 ARN 68596
Vol.5 第2,14番 ARN 68674
Vol.6 第15番&P五重奏 ARN 68675





<MD+G>
60413972 \2080
90413976(SACD-Hybrid) \2950
チャイコフスキー:ピアノ作品集
1.ポロネーズ
2.子守歌 作品16-1
3.おお、その歌を歌ってくれ 作品16-4
4.なぜそんなに 作品16-5
5.常動曲
6.四季
7.ドゥムカ
レフ・ヴィノクール(Pf)
録音;2006年3月
レフ・ヴィノクールはサンクトペテルブルク出身の36歳。13歳の時になんと
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルと共演してデビューしたという
技巧派ピアニストです。クララ・シューマン・コンクールに優勝、95年のブ
ゾーニ国際コンクールでは5位に入賞しています。既にARTE NOVAやTELOSレ
ーベルから数枚のアルバムをリリース。MDGデビュー盤はお国物チャイコフ
スキーのピアノ作品集です。「四季」をメインに据え、ピアノ曲のみならず
歌曲からの編曲も収録。テクニックもさることながら、美しいタッチも魅力
的です。
同時にSACDハイブリッド盤もリリース。すでに高い評価を得ているMDG独自
の「2+2+2」録音によるマルチチャンネル・サウンドがお楽しみいただけま
す。管弦楽作品やオルガン録音に絶大な威力を発揮すると思われがちなこの
技術ですが、一番難しいともいわれるピアノ録音においての有効性も是非、
ご体感ください。

30813932 \2080
90813936(SACD-Hybrid) \2950
「14人のフルーティスト、セカンド・アルバム」
フルート・ウェイヴ
1.ヘンデル:シバの女王の入場
2.ラヴェル:「クープランの墓」より前奏曲-メヌエット-リゴードン
3.ヴェルディ:歌劇 「椿姫」前奏曲
4.モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」 序曲
5.メンデルスゾーン:劇音楽 「真夏の夜の夢」より スケルツォ
6.バッハ:協奏曲 ハ短調 BWV1060
7.マシューズ:海とフルートの波
8.ディニク:ホラ・スタカート
9.マンシーニ:「ピンク・パンサー」組曲
ベルリン14人のフルーティストたち
アンドレアス・ブラウ(Fl)、他
録音:2005年6月
ベルリン・フィル首席奏者ブラウが中心となって1996年に結成された「ベル
リン14人のフルーティストたち」。ベルリンのオーケストラの首席奏者たち
が揃いも揃ったゴージャスなアンサンブルとしてしられ、第1作「ダンシン
グ・フルート」もスマッシュ・ヒットとなりました。4年振りとなるセカン
ド・アルバムがようやく登場です。タイトルの「フルート・ウェイヴ」は彼
らが現代作曲家ジークフリート・マシューズに委嘱した新作。他にもクラシ
ックの名曲に混じってマンシーニの「ピンク・パンサー」組曲が収録されて
います(ピンク・パンサーはドイツで人気なのでしょうか?ベルリン・フィル
の金管アンサンブルもよく演奏しています)。メンバーのほとんどがベルリ
ンの主要オケ・メンバーという強者ぞろい。ピッコロからサブコントラバス
・フルートという巨大フルートまでを駆使し、フルート属の無限の可能性を
見事に導き出しています。

30913842 \2080
テレマン:組曲、ソナタと協奏曲集 Vol.4
協奏曲 ト長調 TWV43:G5
組曲 ホ長調 TWV55:E2
協奏曲 変ロ長調 TWV52:B1
ソナタ ニ長調 TWV41:D1
協奏曲 イ短調 TWV43:a3
ムジカ・アルタ・リパ
録音:2005年5月
まもなく結成四半世紀を迎えるドイツの古楽器アンサンブル、ムジカ・アル
タ・リパのテレマン集第4巻。今までの3枚は各国の音楽専門誌で高い評価を
得ています。
Vol.1 MDG 309 1189-2 \2080
Vol.2 MDG 309 1250-2 \2080
Vol.3 MDG 309 1314-2 \2080

61314132 \2080
シュライエルマヒャー:室内楽作品集
オート・ファクトリー・ウィズ・ホーン・ルーム
オーボフォン
ヴィオラとバス・クラリネットのための3つの小品
メルスブルガー序曲ウィズF.L.
ネットワーク
ザクセン・ブラス・アンサンブル
ノリコ・キタムラ、アネリー・シュヴァネベック、ロベルト・マッテス、
クリスチャン・レショウスキ、ミニョン・リー、
サンドラ・クライン(Ob,E.Hr)
ドロテア・ヘムケン(Vla)、フォルカー・ヘムケン(B.Cl)、
ミヒャエル・ショーンハイト(Org)、
アンサンブル・アヴァンギャルド
シュテファン・シュライエルマヒャー(Pf,サンプリング)
録音;2002-2006年
現代音楽のピアニストとして、ケージの全集をはじめMDGに多くの録音を残し
ているシュライエルマヒャー。今回のアルバムでは、なんと彼自身の作品、
とりわけ室内楽がフィーチャーされています。「オート・ファクトリー」は
高級車メーカーBMWの委嘱で2005年に書かれた作品。9人の金管奏者の演奏に
工場のノイズが絡みます。ノイズのサンプリングではシュライエルマヒャー
自身が行っており、こんなところでも多才ぶりを発揮。オーボフォンは6人の
オーボエ奏者のために2003年に書かれた作品。「3つの小品」はゲヴァントハ
ウス管のバス・クラリネット奏者でバス・クラ作品をいつも探しているヘム
ケンのために、シュライエルマッヒャーが2003年から2005年にかけて毎年誕
生日プレゼントとして書いた作品で、同じオケのヴィオラ奏者である奥さん
との二重奏ができるように書かれています(このCDではご本人達が演奏して
います!)。さらにメルゼブルガー序曲は、メルゼブルク(テンシュテットの
故郷でもあります)の大聖堂のオルガンが2004年に再建された際、その献堂
式のために書かれた作品で、F.L.はフランツ・リストのこと。リストはこの
大聖堂の最初のオルガン献堂式に作品を書く予定でしたが、間に合わなかっ
たという史実があります。そして「ネットワーク」はドイツの学術研究機関
であるマックス・プランク協会のメルクル議長退任に際して2002年に書かれ
た作品。
とにかく、シュライエルマヒャーの圧倒的な才能と仕事量に多面的に触れる
ことができる貴重なアルバムです!

60102502 \2080
ゴルトベルク:チェンバロ協奏曲全集
協奏曲 変ホ長調
協奏曲 ニ短調
ワルデマール・デーリング(Cem)
ソフィア・ソロイスツ
指揮:エミール・タバコフ
録音:1986年
バッハのゴルトベルク変奏曲は、弟子であったこのゴルトベルクが仕えてい
た王様の不眠症を治すために書かれた作品です。そのゴルトベルクはバッハ
に学び、チェンバロの名手でもありましたが、少ないながらも作品を残して
おり、このアルバムは彼の協奏曲を録音したもの。今回久々に再発売されま
す。




<AMBITUS>
AMB96887 \2180
Classic4Sax - ディッファレント・ストーリーズ
フローリオ:四重奏曲 (アレグロ・デ・コンチェルト)
ラヴェル:ボレロ
バーンスタイン:
「ウェスト・サイド・ストーリー」より アイ・フィール・プリティ、
バルコニーのシーン、チャチャ、アメリカ
フロレンツォ:サド-アメリカ
ドリヴェラ:ワパンゴ
ハンス=ヨアヒム・マルクス:シェーファーリート
ペック:ドラスティック・メイジャース
ウィルバーニー:ウラ・イン・アフリカ
マイケル・ナイマン:トニーへの歌
カーティス:クレツマー・トリプティシュ
ブラームス:こんばんは、おやすみなさい
Classic4Sax
ラス・オーセンビュルグ (S-Sax)、ヴォルフラム・バーチュ (A-Sax)、
カローラ・エルスナー (T-Sax)、キャサリーナ・トムセン (B-Sax)
ドイツでは、サックス四重奏がブームなのでしょうか?先月もMDGからアリア
ージュ・カルテットの「真夏の夜の夢」が発売となったばかり。同じくMDGに
は「24のカプリース」をサックスで録音してしまったラフ・ヘケマが参加す
るアカレファクス・リード重奏団も在籍し、木管アンサンブルでのアレンジ
物録音がどれも好評を得ています。今回のAMBITUS盤も好企画。ディッファレ
ント・ストーリーズとタイトルにありますが、これは伝統とは異なる現代音
楽作品という意味と、よく知られた作品の別の側面という意味を同時に含ん
でいます。とりあげられている作曲家も多彩で、バーンスタインがいると思
えば、マイケル・ナイマンからブラームス、さらには初めて名前を聞く作曲
家まで。楽器の移り変わりが妙でもあるラヴェルの「ボレロ」まで含まれて
おり、サックス4本でどんなアプローチが聴けるのかも大変たのしみ(演奏時
間は4分くらい)な一枚です。

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06-07 No.9-1

2006年07月08日 12時34分28秒 | Weblog
★お知らせ★
今月より「グッディーズ店主のクラシック音楽試聴記」blogを開始いたしまし
た。右下のリンクからご覧になれます。よろしくお願いいたします。
______________________________________________________________________

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Piano21>
P 21020-A 2枚組 2180
ロシアン・ミュージック ――
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30、前奏曲嬰ハ短調Op.3-2《鐘》、
前奏曲ニ長調Op.23-4、前奏曲ト短調Op.23-5
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23、秋の歌
S・プロコフィエフ:
せき立てるように、前奏曲ハ長調、トッカータハ長調Op.11
R・シチェドリン:ユーモレスク
A・スクリャービン:練習曲嬰ト短調Op.8-9
N・リムスキー・コルサコフ(シフラ編):熊蜂の飛行
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ホルスト・ニューマン(指揮)、
ライプツィヒ放送管弦楽団、
モーリス・スーザン(指揮)、
リール放送交響楽団
2004年にリリースされたモーツァルト&バッハの3タイトルに続くカツァリス待
望の新譜が遂に登場!
文字通りロシア音楽一色の最新盤は、「シプリアン・カツァリス・アーカイヴ
ス」と銘打った貴重な音源の中の1970年代のライヴ録音&セッション録音によ
るもの。
プログラムのメインはなんといってもラフマニノフとチャイコフスキーの協奏
曲!ソロに比べると格段に協奏曲録音が少ないカツァリスだが同時にロシア物
の録音も非常に少なく、若き日のカツァリスによる非常に貴重なレパートリー
を堪能出来る注目盤あることは間違いない。
大規模な協奏曲と対比するようにシフラ編曲の「熊蜂の飛行」が収録されてい
る点もミソ。超絶技巧の現人神による驚嘆の演奏の数々。





<Chandos intro>
CHAN 2020 1650
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番Op.73《皇帝》/《プロメテウスの創造物》序曲Op.43/
交響曲第5番《運命》Op.67
ジョン・リル(ピアノ)、
ワルター・ヴェラー(指揮)、バーミンガム市交響楽団
シャンドスの過去の名盤の復刻を行う新シリーズがスタート。“シャンドス・
イントロ”は以前リリースが行われていた音源や現在も発売中の音源から新た
にカップリングを行い、デジタル・リマスターを施したミッド・プライス・シ
リーズ。
世界中から高く評価されてきた演奏を多数盛り込んだプログラミングに加えて、
美しく情緒豊かな風景をジャケットに用いている点もこれまでのシャンドスの
ラインナップとは一味違った特色であり大きなセールス・ポイント!
1970年チャイコフスキー国際コンクールの覇者、ジョン・リルの「皇帝」がメ
イン・プロ!24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2021 1650
E・エルガー:
エニグマ変奏曲Op.36/威風堂々第1番/チェロ協奏曲Op.85/朝の歌Op.15-2
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ボーマンス・シンフォニエッタ
シャンドスの初期を支えたギブソンとデル・マーのマエストロ・コンビが、そ
れぞれイギリスのオーケストラを率いた作品集。24-bit/96kHzデジタル・リマ
スターによる新装再発売盤。

CHAN 2022 1650
S・プロコフィエフ:
バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より/交響曲第1番《古典交響曲》/
ピーターと狼/組曲《キージェ中尉》より トロイカ/組曲《3つのオレンジ
への恋》より 行進曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
エストニアが世界に誇る巨匠のタクトによるプロコフィエフ。輝かしいサウン
ドで人気作品を網羅することの出来るカップリングに仕上がっている。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2023 1650
A・ハチャトゥリアン:
バレエ組曲《スパルタクス》第2番/バレエ音楽《ガイーヌ》より/
組曲《仮面舞踏会》/交響曲第3番《シンフォニー・ポエム》
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
フョードル・グリュシュチェンコ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
根強い人気を獲得し続けるハチャトゥリアンの代表作を1枚に集結させたタイト
ル。中でも「交響曲第3番」は15本のトランペットが用いられる壮大な作品とし
て有名。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2024 1650
C・ドビュッシー:
月の光/組曲《子供の領分》/牧神の午後への前奏曲/小組曲/レントより
おそく/喜びの島/管弦楽のための3つの交響的素描《海》
コリン・フレミング(フルート)、デレク・ベル(ツィンバロン)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、アルスター管弦楽団
得意とするレパートリーで見事なパフォーマンスを披露し好評を博したトル
トゥリエのドビュッシー。フルートのフレミングは現在もアルスター管の首席
奏者を務めている。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2025 1650
F・メンデルスゾーン:
交響曲第4番《イタリア》/序曲《フィンガルの洞窟》/ピアノ協奏曲第1番
/八重奏曲より スケルツォ/結婚行進曲/カプリッチョ・ブリランテ
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、他
イギリスの名門室内オーケストラ、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズを
従えたハワード・シェリーの弾き振りも収録!24-bit/96kHzデジタル・リマス
ターによる新装再発売盤。

CHAN 2026 1650
G・ホルスト:
組曲《惑星》/ブルック・グリーン組曲/セント・ポール組曲
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ベストセラーとして親しまれているギブソンの「惑星」とヒコックスの指揮に
よる小編成オーケストラのための組曲を1枚に収めた注目盤。ジャケットも内容
に相応しく印象的。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2027 1650
D・ショスタコーヴィチ:
交響曲第5番《革命》/祝典序曲/ピアノ協奏曲第2番/2人でお茶を
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ドミトリ・ショスタコーヴィチ・Jr(ピアノ)、
マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮)、
イ・ムジチ・モントリオール
父ヤルヴィがシャンドスに録音を行ったショスタコーヴィチの交響曲集の中か
ら第5番《革命》をピックアップ。お馴染みショスタコーヴィチの息子&孫に
よる演奏も併録。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2028 1650
R・ヴォーン=ウィリアムズ:
揚げひばり/すずめばち序曲/グリーンスリーヴスによる幻想曲/
ロンドン交響曲(交響曲第2番)
マイケル・デイヴィス(ヴァイオリン)、
ブライデン・トムソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ともにバックスを中心としたイギリス音楽のスペシャリストであるブライデン
・トムソンとヴァーノン・ハンドリーによるヴォーン=ウィリアムズの世界。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2029 1650
P・グレインジャー:
カントリー・ガーデンズ/緑の茂み/ある朝早く/穴掘りに出た豚がいた/
羊飼いの歌/シャロー・ブラウン/リンカーンシャーの花束/固定されたド
/ストランド街のヘンデル/日曜日が来ればわたしは17歳/楽しい鐘の音/
岸辺のモリー/モリスもどき/イングリッシュ・ダンス
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
デイヴィット・アーチャー(トランペット)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
ティモシー・レイニッシュ(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、他
シャンドスの1大シリーズである「グレインジャー・エディション」などの音
源を中心としたグレインジャーのベスト盤。様々な編成や楽器でグレインジャ
ーの魅力を味わえる!24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。





<Natives>
CDNAT 06 2枚組 4360
F・クープラン:2つのミサからなるオルガン小品集
教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
フランスのオルガン専門レーベル「ナティーヴ(Natives)」の取り扱いを開始
します!
モスクワ出身のロシア人オルガン奏者シェボルキーナは、モスクワ音楽院で学
んだのち、フランスに渡りオルガンの世界的権威マリー=クレール・アランに
師事した経歴を持つ。
1996年からはミシェル・シャピュイと共にヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオル
ガニストを務めるなど、世界有数のオルガン奏者として第1線で活躍中。神聖な
響きを醸し出すクープラン・アルバムもヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガ
ンを使用して行われた録音である。
76ページのカラー・ブックレットも充実した内容となっており、クォリティは
非常に高い仕上がりとなっている。

CDNAT 01 2枚組 4360
クロード・バルバストレ(1724-1799):
ノエルのための組曲第1番-第4番/マニフィカト/協奏曲ニ長調/
前奏曲とフーガ ニ短調/マルセイエーズ行進曲とサ・イラ
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)、
ミシェル・シャピュイ(オルガン)
18世紀フランスの名オルガン奏者として知られ、多くの作品を残しオルガン作
品の作曲家としても重要な役割を果たしたバルバストレ。このバルバストレ作
品集ではシェボルキーナと同じくヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガニスト
を務めるミシェル・シャピュイとの共演を収録。今回の録音では、パリのサン
・ロック教会に設置されているオルガンを使用している。フランスのディアパ
ゾン賞受賞作。

CDNAT 03 2180
F・クープラン:教区のためのミサ曲より、修道院のためのミサ曲より
ルイ・マルシャン(1669-1733):グランド・ディアローグ、Pieces choisies
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):組曲より
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):オルガン小品集第1巻より
ジャン=クロード・ダカン(1682-1738):ノエルの新しい曲集より
クロード・バルバストレ(1724-1799):Manuscrit de Versaillesより
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
17世紀から18世紀にかけて活躍した作曲家たちによるオルガンのための重要作
品の中からの抜粋を収録したアルバム。





<Raumklang edition apollon>
RK ap 10102 2180
And So It Goes ――
ビリー・ジョエル:The Longest Time
ジョン・カンダー:New York New York
マイケル・デイヴィス:Breakfast in America
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:Blackbird
ミゲール・マタモロス:Juramento
シニード・オコナー:In this heart
フレディ・マーキュリー:Somebody to love
ヴィンス・クラーク:Only you
パーシー・メイフィールド:Hit the road Jack
マックス・ウェルナー:Rain in May
ウェルドン・ジョンソン:Since you went away
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:Can't buy me love
チャールズ・シングルトン&エディ・スナイダー:Strangers in the night
ブライアン・ウィルソン&マイク・ラヴ:Good vibrations
ジェームズ・テイラー&ドン・グロニック:That lonesome road
ビリー・ジョエル:And So It Goes
アマコード
先立ってリリースされた「いざ来たれ、異邦人の救い主よ(RK ap 10205)」と
「ピエール・ド・ラ・リュー(RK ap 10105)」の2タイトルが揃ってアメリカ
の「ア・カペラ・オスカー」に選出されるなど、快進撃を続けるアマコード。
ラウムクラング(Raumklang)の「エディション・アポロン」3枚目のリリース
となる今作は、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズ、ビートルズやクイーン
によって歌われた名立たる名曲16作品を収録したポップソング・アルバム!
アマコードは1992年秋にライプツィヒの聖トーマス教会バッハ・クワイアーの
出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループであり、その神秘
的で美しさに満ち溢れた歌声はここ日本でも注目を集めている。最近のポップ
・ソング・アルバムといえば好評を博している「ジェンツ」の「イン・ラヴ
(CCSSA 23306)」が挙げられるが、アマコードの「And So It Goes」は5人と
いう少人数のアンサンブルならではの特性を活かし、見事なまでに調和のとれ
たハーモニーと抜群の表現力で一味違った演奏を聴かせてくれる。

RK 2003 2180
憂鬱な旋律 ――
作曲者不詳:
Worldes Blis Ne Last No Throwe、Hevene quene、Miri it is while sumer
ilast、Ar ne kuth ich sorghe non、Bryd one breere、Dou way Robin/
Sancta mater gracie、Wel wer hym that wyst、Abide I hope it be the
best、Plus penser que dire、Alas departynge is ground of woo、
My woeful heart、Lullay lullow
ウォルター・フライ(fl.1450-1475):
Alas alas is my chief song、So ys emprentid
ロベルタス・ド・アングリア(fl.1460-1475):O fallaze e ria Fortuna
ジョン・ベディンガム(1422-1460):Agwillare
アンサンブル・ベラドンナ
3人の女性アーティストによるヴォーカル&器楽によるバロック・アンサンブ
ル、アンサンブル・ベラドムナが中世イギリスで演奏されていた数々の作品を
奏でたタイトル。





<Etcetera>
KTC 1310 2180
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
死者のためのミサ曲H.2/死者のためのモテットH.311/深き淵よりH.189/主
を恐れるものは幸いなりH.221/《四旬節のための瞑想》より/めでたし女王
H.24/聖ペテロの否認H.424
ミシェル・ラプレニー(指揮)、
サント修道院聖歌隊、アンサンブル・レ・ムニュ・プレシール
ルネサンス時代やバロック時代の合唱作品のスペシャリストとして世界でも指
折りに数えられる名匠ラプレニーと、29人の歌い手たちによって構成されてい
るサント修道院聖歌隊によるシャルパンティエの宗教作品集。
荘厳で尚且つ見事なまでの美しさと、深く研究された解釈を感じてくれる演奏
は見事という他ない。
(注:こちらのタイトルは、2005年にご案内を行った「Lira d'Arco/LA 006-2
(未入荷)」からのレーベル移行発売盤となります。誠に勝手ながら
「LA 006-2」で戴いております新譜オーダーは一旦キャンセルとさせていただ
きます。)

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06-07 No.9-2

2006年07月08日 12時33分41秒 | Weblog
<Musique En Wallonie(Cypres)>
CYP 3617 \2180
ジャン・ロジステル(1879-1964):弦楽オーケストラのための作品集 ――
ラメントとアレグロ・エネルジコ/アダージョ/フルートと室内オーケストラ
のための組曲/古い形式のラルゴとスケルツォ/ヴィオラと弦楽オーケストラ
のための《アデュー》
マルク・グローウェルズ(フルート)、アン・レオナルド(ヴィオラ)、
ジャン=ポール・デッシー(指揮)、
ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団
作曲家、ヴィオラ奏者として活躍したジャン・ロジステルは、ベルギー南部の
フランス語圏の都市リエージュに出身の音楽家である。収録作品の中では、ベ
ルギーの生んだフルートの世界的名手マルク・グローウェルズが録音に参加し
た「フルートと室内オーケストラのための組曲」が特に注目。ピアソラから
「タンゴの歴史」を献呈されたフルート奏者でもあるグローウェルズが、王立
ワロニー室内管とのコンビでロジステルの作品の魅力を存分に聴かせてくれる。

CYP 5682 \2180
1500年から1650年のリエージュ、マーストリヒト、アーヘンの音楽 ――
アルント・フォン・アイヒ(ca.1485-ca.1530):
Mit got so woln wirs heben an
トマ・トザマン(ca.1508):Domine Jesu Christe
アダム・ルイル(1492-ca.1508):Jupiter omnipotens
ランベルトゥス・デ・モンテ(ca.1579):Magnum Triumphum
ライヒャルト・マンゴン(ca.1580-ca.1630):
Sihe meine Freundin、Kennest du dich nicht
ヨハン・ストッケン(ca.1445-ca.1501):
ブルネッテ、Helas ce n'est pas sans rayson
ランベルト・ピートキン(1613-1969):
4声のためのソナタ第1番&第2番、O Salutaris hostia
レオナルド・デ・ホーデモント(1575-1636):
Sancta et immaculata Virginitas
アンリ・ドゥ・モント(1610-1684):
Je ne scay ce que c'est、Je ne vais plus a la guerre、アルマンド、アル
マンド・グラーヴェ
ルドヴィク・エピスコピウス(ca.1520-1595):
Laet varen alle fantasie、Vruecht en duecht myn hert verhuecht、
Ick seg adieu
フリッツ・ヘラー(指揮)、アンサンブル・バロッコ・ロッコ
アンサンブル・バロッコ・ロッコは1985年より活動を開始している声楽と器楽
による古楽アンサンブル。特に16世紀-17世紀のベルギー、オランダ、ドイツ
音楽の演奏には定評がある。声楽にサックバットなどの管楽器群が華を添えて
いるのが印象的な好演奏である。

CYP 5681 \2180
ド・リーニュ侯時代のコントルダンス ――
Ball at the Theatre de la Monnaie/Ball at the Vauxhall Pleasure
Gardens at Spa
ロベール・コーネン(指揮)、
コンセール・ブルジョワ
「会議は踊る」の名言を残したベルギー・ブリュッセルの貴族であるド・リー
ニュ侯が活躍した18世紀に演奏されたコントルダンス(田舎の踊り)集。コン
セール・ブルジョワはベルギー出身の世界的チェンバロ奏者であるロベール・
コーネンが率いるバロック・アンサンブル。

CYP 3618 \2180
アンドレ・エルネスト・グレトリ(1741-1813):
Seizieme Lecon、《Zemire et Azor》序曲、《Jugement de Midas》序曲
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):
《Que Le Sultan Saladin》による変奏曲
W・A・モーツァルト:
グレトリーの「サムニウム人の結婚」の行進曲の主題による8つの変奏曲ヘ長調
K.352
デュードネ・ゴーベール:グレトリの《L'Acheron》によるパッセージ
アレクサンドル・ボエリー(1785-1858):
《La danse n'est pas ce que j'aime》による変奏曲
フェリックス・ゴドフロワ(1818-1897):
獅子心王リチャード、Tandis Que Tout Sommeille
C・フランク:グレトリーの《リュシール》による4手のための二重奏曲
ガイ・ペンソン(チェンバロ&ピアノフォルテ&ピアノ)、
シルヴィア・ベルニエール(ピアノ)、
ディルク・ヴァンデール(ヴァイオリン)、
フレデリク・ドゥセンネ(語り)
ベルギーの鍵盤楽器奏者ガイ・ペンソンが、同じくベルギーのクリス・マーネ
によって製作されたチェンバロ、3種のピアノフォルテ(アントン・ワルター
のレプリカ&コンラート・グラーフのレプリカ)、エラール製のピアノを使い
分けて収録を行った意欲作!

CYP 5683 \2180
エミール・マテュー(1844-1932):交響的抒情詩《Freyhir》
パトリック・デルクール(バリトン)、マルク・ラホー(テノール)、
クリスティーネ・ソルホーセ(メゾ・ソプラノ)、
ヴェロニク・ソルホーセ(ソプラノ)、
ジャン=ピエール・ヘック(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団、
ブリュッセル合唱協会、ナミュール・シンフォニック・クワイヤー
エミール・マテューは王立モネ劇場の伴奏者、ルーヴェンの音楽学校長やヘン
ト音楽院の院長の務めた19世紀ベルギーの音楽家。2000年のライヴ録音。





<Attacca>
Babel 8742-5 \2180
イグナス・リリエン(1897-1964):
ヴェロニカ、メディアンツによる4つのシャンソン、ミーツカゼルネ(共同住宅)
ライネルマリア・リルケ:ハーブスト
パウル・ヴェルライネ:インドレンツ
アンヤ・ファン・ヴァイク(メゾ・ソプラノ)、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)
ポーランドやソ連の間で揺れ動いたウクライナの都市、リヴィフに生まれたユ
ダヤ人作曲家イグナス・リリエンの歌曲集。1986年の録音。

Attacca 2295 \2180
Fusion Moderne ――
グース・ヤンセン(1951-):Met Spoed/Urgent
アネスティス・ロゴテティス(1921-1994):フュージョン
ルシエン・ゲータルス(1931-):4つの小品
テオ・ルーヴェンディー(1930-):
バス・クラリネットとピアノのための音楽
ヨス・クンスト(1936-1996):No time at all
トン・ブルイネル(1934-1998):ルッキング・アース
アドリアン・ファン・ノールト(1954-):レゲエ
ヨープ・ストレイザー(1934-):インターセクションV-2
ポロ・デ・ハース(ピアノ)、ハリー・スパルナアイ(バス・クラリネット)
「Fusion Moderne」は、クラシックから現代音楽までを広くカバーするデ・ハ
ースと、現代音楽のスペシャリストであるバス・クラリネット奏者スパルナイ
のデュオである。

Babel 9158-1 \2180
逃走用梯子5 ――
ロバート・ディック:Flames Must Not Encircle Sides、ルックアウト、
アナムネシス、演奏会用練習曲Vol.2《フライング・レンスッンズ》
ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァ
C・ドビュッシー:シランクス
福島和夫:メイ
ロバート・モリス:ラウドラ
ダニエル・アシア:プラム/ドリーム・セクエンスII
ロバート・ディック(フルート)
Ladder of Escape 5/Dick(fl)





<Signum Classics>
SIGCD 084 \2180
F・メンデルスゾーン:オラトリオ《聖パウロ》序曲
R・シューマン:バッハの名による6つのフーガ
ウィリアム・ボルコム:(1938-):Free Fantasia
ジョージ&アイラ・ガーシュウィン(カブレ編曲):ガーシュウィン兄妹
ジークフリート・カルク=エラート(1877-1933):かわいいワルツ
ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):英雄ソナタ
サイモン・プレストン(オルガン)
カルガリー国際オルガンコンクールの芸術監督などを務めるサイモン・プレス
トンが、ロイヤル・アルバート・ホールのオルガンを使用して行ったレコー
ディング。





<VMS>
VMS 172 \2180
バロック・ソナタ集 ――
G・F・テレマン:ソナタ ヘ短調
J・S・バッハ:ソナタ ト長調BWV.1027
A・ヴィヴァルディ:ソナタ ト短調
ヨハン・フリードリッヒ・ボデッカー(1607-1683):
《ラ・モニカ》によるソナタ
J・F・ファッシュ:ソナタ ハ長調
リヒャルト・ガラー(ファゴット)、
ヨハネス・マリア・ボグナー(チェンバロ&オルガン)、
エルンスト・ワイゼンスタイナー(コントラ・バス)、
クレメンス・ホラーク(オーボエ)
グラーツ出身のファゴット奏者であるリヒャルト・ガラーは、現在ウィーン交
響楽団の主席ファゴット奏者を務める傍ら、ウィーン音楽大学で教鞭を執るな
ど今後の更なる活躍が期待されている名手である。





<Zappel Music>
ZM 0004 \2180
ソロ&デュエット ――
バルドゥイン・スルツァー(1932-):ビシニウム・バッサビレ
フリップ・フィリップ(1969-):ムーズ
ウェルナー・ピルヒナー(1940-2001):Einfach Zweifach
ラインハルト・サス(1961-):ソナタ、デュオ
エルンスト・ワイゼンスタイナー(コントラ・バス)、
ディトマール・キューブルベック(トロンボーン)、
フリップ・フィリップ(マリンバ)、マーカス・プージェ(チェロ)、
ラインハルト・サス(ピアノ)
このアルバムの主役、エルンスト・ワイゼンスタイナーは、クラシックから
ジャズまでの幅広いジャンルに取り組みを見せているウィーン交響楽団の主席
コントラ・バス奏者。共演としてウィーン・フィルの主席トロンボーン奏者
キューブルベックが参加!





<Paula>
PACD 156 \2180
B・バルトーク:ピアノ作品集 ――
ルーマニア民族舞曲/3つのロンド/組曲Op.14/アレグロ・バルバロ/《子供
のために》より/ブルガリアのリズムによる6つの舞曲/4つの哀歌/ソナタ/
田舎の夕べ
イェンス・ラムシング(ピアノ)
イェンス・ラムシングはデンマーク王立音楽院でピアノを学んだのち、ローマ
ではグイド・アゴスティ、ブダペストではコロネル・ゼンプレーニの下で研鑽
を積んだデンマークの鍵盤奏者。土俗的でありながらスマートなスタイルのバ
ルトークを聴く事が出来る。





<Immortal>
IMM 960009(DVD-Video) \2450
ア・ナイト・トゥ・リメンバー ――
P・I・チャイコフスキー:序曲《1812年》、レンスキーのアリア
G・ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲
J・ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調より アダージョ
G・ビゼー:歌劇《カルメン》より
J・マスネ:エレジー
プラシド・ドミンゴ(指揮&テノール&ピアノ)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮&チェロ)、
オルガ・ボロディナ(ソプラノ)、キーロフ歌劇場管弦楽団
ドミンゴとロストロポーヴィチ。2人の巨匠が指揮を振り、歌い、チェロを弾
いた共演盤。スペインのメリダ歌劇場でのコンサートを収録。(画像フォー
マット-NTSC(地域コード:0)、4:3、カラー/サウンド・フォーマット-ステ
レオ2.0、ドルビー・デジタル5.1/収録時間-58分)





<Ponto>
PO-1048 2枚組 \2300
G・F・ヘンデル:歌劇《オルランド》(録音:1963年)
デイム・ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
パメラ・ボウデン(アルト)、
アーノルド・ゴールズブロー(指揮)、
イギリス室内管弦楽団、他

PO-1049 2枚組 \2300
P・I・チャイコフスキー:
歌劇《スペードの女王》(ロシア語版/録音:1984年12月2日)
ウラディミール・アトラントフ(テノール)、
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)、
アルジス・シュライティス(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他




<Gala>
GL 100.626 3枚組 \3450
M・ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》(録音:1972年5月6日)
ニコライ・ギャウロフ(バス)、マルク・レシェティン(バス)、
ボリス・ハイキン(指揮)、
ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他

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06-07 No.8

2006年07月08日 12時32分46秒 | Weblog
★お知らせ★
今月より「グッディーズ店主のクラシック音楽試聴記」メールマガジンを創
刊いたしました。新譜CDを中心に、不定期に音楽試聴記をお届けいたします。
当店HPよりお申し込みいただけますので、よろしくお願いいたします。
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<XXI-21>
XXICD 21509 \2180
パピノ=クチュール:協奏的小品第5番
ラヴェル:ラ・ヴァルス
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
ズービン・メータ(指),
ウィルフリード・ペルティエ(指)※パピノ=クチュール
モントリオール交響楽団
録音:1963年9月21日
これは貴重な録音が!モントリオールの音楽の中心地、プラス・デザールの大
ホールの柿落とし公演のライヴです。このメインの指揮者が、この年モントリ
オール交響楽団の音楽監督に就任したばかりのズービン・メータ、まだ25歳!
メータと言えば、翌年1962年からロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任し
てメキメキと頭角を現したことで知られていますが、モントリオール交響楽団
も1967年まで兼任していたのです。このライヴで聞ける「ラ・ヴァルス」と
「巨人」は、若く才能のある指揮者だけが生み出せる瑞々しさと、これから大
成して行くことが予感される勢いがあって、とても興味深いものです。ウィル
フリード・ペルティエはモントリオール交響楽団の創設者の一人。1CDが2枚組
用ジュエルケースに入って、演奏会冊子の縮小復刻版の特典付き。音はテープ
がよれている所がありますが、鑑賞にさしつかえありません。





<BIS>
BIS SA 1501(SACD-Hybrid) \2250
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.32
第111番「わが神の御心のままに、常に成らせたまえ」BWV111
第123番「いと尊きインマヌエル」BWV123
第124番「わがイエスをばわれらは放さず」BWV124
第125番「平安と歓喜もて」BWV125
野々下由香里(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
アンドレアス・ヴェラー(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
珠玉のライプツィヒ・カンタータ四作品を取り上げ、バッハ音楽の真髄とも言
うべき「愉悦」と「祈り」の魅力をたっぷりとお聴きいただきます。名人芸的
フルートが活躍し、シュヴァイツァーも「神秘家バッハの最も素晴らしい作品
のひとつ」と評した第123番、華やかな二重唱が魅力の第111番、124番。ひと
きわメランコリックな美しさに満ちた名作の第125番など、心揺さぶる響きの
連続。輝かしく透明なバッハの魅力をお楽しみ下さい。

BIS SA 1543(SACD-Hybrid) \2250
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番Op.113「バビ・ヤール」
ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(Bs)
マーク・ウィグレルワース(指)オランダ放送フィル、同Cho
ショスタコーヴィチの交響曲のなかでも、バス独唱とバスのみの合唱を含む特
異な作品である「バビ・ヤール」。ロシアのバス歌手ならではの声量と芝居が
かった表現の要求される難曲ですが、オランダ人ローテリンフが挑戦。重量感
あふれる演奏を繰り広げています。

BIS 1454 \2080
レスピーギ:
日没
弦楽四重奏曲ニ短調
ドリア調四重奏曲
ステラ・ドウフェクシス(Ms)、ニュー・ヘレニックSQ
レスピーギといえばローマ三部作のようなド派手音楽で人気がありますが、自
身ヴァイオリンの名手だっただけに室内楽には、より真摯な情感があります。
1991年創立のギリシャのニュー・ヘレニックSQがレスピーギの古代的な美し
さを味わせてくれます。

BIS 1422 2枚組 \2080
C.P.E.バッハ:鍵盤作品全集 Vol.15
ピアノ協奏曲ニ短調 Wq23(H427) 
同変ロ長調 Wq39(H427) 
ソナチナ 変ホ長調 Wq105(H464) 
ソナタ イ短調 Wq65 33(H143) 
同 ニ短調 Wq62 15(H105) 
ガブリエル Wq117 35(H97) 
フィリピーヌ Wq117 34(H96) 
カロリーヌ Wq117 39(H98)
アレグレット ヘ長調 Wq116 19(H301) 
アレグロ ニ長調 Wq116 20(H302) 
セノフォンとシビル Wq117 29(H123) 
ソフィ Wq117 40(H125) 
オーギュスト Wq117 22(H122)
エルネスティーヌ Wq117 38(H124) 
アンダンティーノ Wq116 18(H108)  
ルイーズ Wq117 36(H114)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェント・ピアノ、クラヴィコード)、
オーパスXアンサンブル
シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤作品全集シリーズは協奏曲篇と独奏曲篇
がありますが、ともに15集となる今回は、両者あわせて1枚価格という大サー
ビス。シュパーニの演奏も手馴れ、曲も充実感を増し、疾風怒濤の音楽に存分
にひたれます。





<DOREMI>
DDR 71148 \1880
ヴィヴァルディ:アリア集
「怒れるオルランド」,「勝利のユディタ」,
マニフィカト RV.611からのアリア
カンタータ「魂と心の狩りへ」 RV 670
ニシ・ドミヌス RV.608
ジューリア・カシラーギ(Ms)
アルキメデ弦楽合奏団
ジューリア・カシラーギは、バロックを中心に活動しているイタリアのメッゾ
ソプラノ。現在メキメキと頭角を現しています。ほの暗い声のメッゾで、ヴィ
ヴァルディのラメントな音楽に映えます。





<ONDINE>
ODE 1073 2枚組 \3300
オッリ・コルテカンガス (1955-):オペラ「メッセニウスとルシア」
ハンヌ・ニエメラ(B,ヨハネス・メッセニウス),
パイヴィ・ニスラ (ルシア・グロトヒューセン)
エッシ・ルッティネン(Ms、カルラ),
ニクラス・スポーンベリ(B、マグヌス・アンドレ)
リク・ペロ(B、修練者),
ラッシ・ヴィルタネン(T、ルドベキウス),
ヨウニ・ココラ(Bs、大尉),
パウラ・エテラヴオリ(A、エルサ)
アルヴォ・ヴォルメル(指)
オウル室内合唱団 ユンニン・ポヤト少年合唱団 オウル交響楽団
録音:2005年9月19日-22日 マデトヤ・ホール (オウル)
[歌詞:フィンランド語 英語対訳付]
オッリ・コルテカンガス (1955-) は、間宮芳生と共作した児童合唱のための
〈木々のうた〉でも知られる作曲家。シベリウス・アカデミーでラウタヴァー
ラとハメーンニエミに作曲法を学びました。5作目のオペラは、スウェーデン
の歴史学者ヨハネス・メッセニウス (1579-1636) が主人公。ウプサラ大学で
歴史学を教えていましたが、反逆を理由にフィンランド東部カヤーニ城で囚
われの生活を送った人物です。ユハ・セッパラが史実に基づき書いた台本で
は、妻ルシア、城の司令官 (大尉)、現代の美術史家カルラのフィクションに
よるエピソードをまじえ物語が展開。アリアはないものの、伝統的な手法が
音楽の基本となっています。メッセニウスが生涯を閉じたフィンランド、オ
ウル市400年記念の委嘱作。





<TAHRA>
TAH 614 2枚組 \4160
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
マーラー:交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1955年4月21日(ブルックナー),1955年7月7日(マーラー)
なんとなんと!TAHRAからベイヌムの未発表ライヴが一度に2つ登場!どちらも
1955年のライヴです。ベイヌムの指揮するマーラーの6番はこれが初登場。ロ
マン色の濃い、充実度の高い音楽になっています。なお第2楽章がアンダンテ、
第3楽章がスケルツォの配列。ブルックナーの8番は、PHILIPS録音(1955年6月
6-9日)の1月半前のもの。ライヴならではの盛り上がりが見事です。

TAH 590 \2080
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
ドビュッシー:交響詩「海」
シャルル・ミュンシュ(指)RAIトリノ管弦楽団
録音:1951年6月8日
シャルル・ミュンシュのトリノでのライヴ録音。この時がミュンシュのイタリ
ア・デビューだったそうな。ミュンシュといえば熱い音楽、それがライヴでは
ハメを外さんばかりに倍加するのはご存知の通り。ここでもベートーヴェンに
慣れぬオーケストラが徐々にノリノリになって行く様は、一流オーケストラと
はまた違った醍醐味、予想通り「嵐」がエネルギー渦巻くド迫力です!「海」
も実に生き生きした演奏。ミュンシュ・ファンならずとも興奮の1枚です。

TAH 591 \2080
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
シューマン:幻想小曲集 Op.12
ドビュッシー:仮面
ラザール=レヴィ:前奏曲第1番
シャブリエ:ピアノのための9つの小品
イヴ・ナット(P) ラザール=レヴィ(P) マルセル・メイエル(P)
録音:1953年3月17日,シャンゼリゼ劇場,
1955年2月,ワルシャワ,1929年10月17日,1955年5月31日,ローマ
TAHRAがあらたなシリーズを開始。往年の名ピアニストの秘蔵音源を復刻する
<ピアノ・アルヒーフ>、全10巻が予定されています。その第1弾がこれ。
ナット、ラザール=レヴィ、メイエルの貴重な録音が集められています。





<RADIO SERVIS>
●旧譜のご案内です
CR 0331 \1850
エドゥアルド・ ハーケン-オペラ・リサイタル
モーツァルト:「魔笛」、
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
スメタナ:「売られた花嫁」、
ヴィーレム・ブロデク:「井戸の中から」、
ウェーバー:「魔弾の射手」、
アルベルト・ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」、
マイアベーア:「ユグノー教徒」、
ヴェルディ:「ナブッコ」 、
ドヴォルザーク:「聖書の歌」
エドゥアルド・ ハーケン(Bs)

CR 0311 \1850
マルタ・クラーソヴァー-オペラ・リサイタル
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」、
スメタナ:「秘密」、
グノー:「サッフォー」、
ヴィーレム・ブロデク:「井戸の中から」、
モンテヴェルディ:「オルフェウス」、
チェイコフスキー:「スペードの女王」、
ヴェルディ「トロヴァトーレ」、
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、
ボロディン:「イーゴリ公」、
フィビヒ:「メシーナの花嫁」
マルタ・クラーソヴァー(A)

CR 0197 \1850
マリア・タウベロヴァー -オペラ・アリア名曲集
スメタナ:「口づけ」、
ドヴォルザーク:「ルサルカ」、
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」、「連隊の娘」、
トマ:「ミニョン」、
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、「椿姫」、「仮面舞踏会」、
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」、「マノン・レスコー」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」、
スメタナ:「二人のやもめ」から
マリア・タウベロヴァー(S)ルドルフ・バシャタ(指) プラハ放送響

CR 0245 \1550
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー オペラ・リサイタル
アダン:モーツァルトの主題によるコロラトゥーラ・ソプラノ、
フルートと管弦楽のためのブラヴァード
ヨハン・シュトラウス II:「こうもり」、
ルドルフ・フリムル(1879-1972):「放浪の王者」、
ルドルフ・ピスカーチェク(1884-1940):「スロヴァキアの王女」、
グノー:「ロミオとジュリエット」、
ヴェルディ:「リゴレット」、「椿姫」、
モーツァルト:「皇帝ティトーの慈悲」、「劇場支配人」、
ドヴォルザーク:「ジャコバン党員」、「ルサルカ」、
スメタナ:「リブシェ」からのアリア、ほか
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー(S)ヤン・シュティフ(指)

CR 0137 \1550
ベノ・ブラシュート -チェコ・オペラの伝説 1947-1956
スメタナ:「ダリボール」、
ドヴォルザーク:「ディミトリー」、
フィビヒ:「シャールカ」
フロート:「マルタ」、
アダン:「ロンジュモの駅馬車 」、
ヴェルディ:「椿姫」
レオンカヴァッロ:「道化師」、
プッチーニ:「トスカ」、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ビゼー:「カルメン」、
マスネ:「マノン」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」
ベノ・ブラシュート(T)
カール・アンチェル(指)フランティシェク・ダイク(指)
プラハ放送響 プラハ放送管

CR 0183 \1550
ロマン・ヤナール -オペラ・アリア集
モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」、フィガロの結婚」、「コシ・ファン・トゥッテ」、
ベートーヴェン:「フィデリオ」、
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」、
ヴェルディ:「シチリアの晩祷」、「ドン・カルロ」、
ワーグナー:「タンホイザー」、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、
スメタナ:「ダリボル」、「秘密」から
ロマン・ヤナール(Br) オンドジェイ・クカル(指)プラハ放送響

CR 0342 \1550
スメタナ:
「チェコのブランデンブルク人」、「リブシェ」、「秘密」、「悪魔の壁」
ドヴォルザーク:「ジャコバン党員」、
チャイコフスキー:「スペードの女王」、
ボロディン:「イーゴリ公」、
ヴェルディ:「リゴレット」、「ファルスタッフ」、
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
フォエルステル:「エヴァ」、
ヤナーチェク:「死の家より」
ヤロスラフ・ ソウチェク(B)

CR 0130 \1550
ワーグナー&ヴェルディ、オペラ序曲集
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」「トリスタンとイゾルデ」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ヴェルディ:
「シチリア島の夕べの祈り」「アイーダ」「ナブッコ」「運命の力」
ギュンター・アインハウス(指)プラハ放送響

CR 0019 \800
ロッシーニ:序曲集
「ウィリアム・テル」「セミラーミデ」「絹の梯子」「どろぼうかささぎ」
「アルジェのイタリア女」
ウラディミール・ヴァーレク(指) プラハ放送響

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06-07 No.7

2006年07月07日 18時53分45秒 | Weblog
★お知らせ★
今月より「グッディーズ店主のクラシック音楽試聴記」メールマガジンを創
刊いたしました。新譜CDを中心に、不定期に音楽試聴記をお届けいたします。
当店HPよりお申し込みいただけますので、よろしくお願いいたします。
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<VIRGIN CLASSICS>
VC-3592942 \1980
シャルパンティエ:モテット「ソロモンの裁き」
ポール・アグニュー
レイフ・アルーン=ソレン
ニール・デイヴィース
モード・グニジャズ
マーク・モロモ
マーク・モーヨン
ジョアオ・フェルナンデス
アナ・カンタン
レザール・フロリサン、
ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティ、レザール・フロリサンの新録音。スペシャリストとしての定評
高いクリスティが発掘したシャルパンティエの傑作モテット。「ソロモンの
裁き」は器楽曲、レチタティーヴォ、アリア、アンサンブル、合唱、ナレー
ション部分からなる壮大な作品。シャルパンティエの最後の作品と推定され、
1702年パリ議会の再召集を祝って演奏された。

VC-5457372 \1980
ハッセ:
歌劇「アルミニオ」より3曲
「La scusa」より2曲
ヘンデル:
歌劇「アルチーナ」より
カンタータ「暁よ、東方に輝け」より2曲
歌劇「オルランド」より2曲
ヴィヴィカ・ジノー(メゾ・ソプラノ)
ル・ヴィオラン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ指揮
注目のメゾ、ジノーのバロック・アリア集
ヴァージン・レーベルへの5作目の新録音。カナダ、ケベックをベースとする
アンサンブルとの共演です。


VB-3654632 \1000
ショーソン:愛と海の詩
ベルリオーズ:夏の夜
フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)
モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
アルミン・ジョルダン指揮

VB-3654652 \1000
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
スコットランド室内管弦楽団、
ユッカ・ペッカ・サラステ指揮

VB-3654662 \1000
ショパン:
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

VB-3654672 \1000
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
ドイツ室内フィルハーモニー

VB-3654682 \1000
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番二長調K.211
ロンド ハ長調K.373
アダージョ ホ長調K.261
ロンド変ロ長調K.269
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン&指揮)
ドイツ室内フィルハーモニー

VB-3654692 \1000
モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調K.313
モーツァルト:フルート協奏曲第2番二長調K.314
アンダンテ ハ長調K.315
ロンド 二長調K.184
アラン・マリオン(フルート)
オーヴェルニュ管弦楽団、 
ジャン=ジャック・カントロフ指揮

VB-3654702 \1000
リムスキー=コルサコフ:
交響組曲「シェエラザード」Op.35
ロシアの復活祭序曲Op.36
スイス・ロマンド管弦楽団、 
アルミン・ジョルダン指揮
ロベルト・ズィマンスキー(ソロ・ヴァイオリン)

VB-3654712 \1000
ヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン協奏曲集
ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.3 No.12「和声の迷宮」
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7 No.4
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲二短調
タルティーニ/デュパン編:ソナタ ト短調Op.1 No.4「悪魔のトリル」
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン&指揮)
オーヴェルニュ管弦楽団

VB-3654722 \1000
VOICES OF THE SOUL
バッハ:ミサ曲ロ短調より2曲
ハイドン:ミサ曲「聖チェチリア」より
プッチーニ:グローリア・ミサ より
メンデルスゾーン:「神よ、われを審き」(詩篇43)
プーランク:グローリア ト長調より
ヴェルディ:レクイエム より
フォーレ:レクイエム より3曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム より
フォーレ:アヴェ・ヴェルム Op.65 No.2
ボンテンポ:レクイエム より2曲
モーツァルト:レクイエム より2曲
ミシェル・コルボ指揮 

VB-3654732 \1000
ウェディング・クラシックス
シャルパンティエ:テ・デウムより前奏曲/クリスティ指揮
アルビノーニ/ジャゾット編:アダージョ/リース指揮
パッヘルベル:カノン/パロット指揮
シューベルト/デュパン編:アヴェ・マリア/キールーズ
フランク:カンタービレ ロ長調/ダンビー(オルガン)
バッハ:G線上のアリア/レッジャー指揮
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/パロット指揮
バッハ:トッカータ 二短調/ロッグ(オルガン)
フォーレ:パヴァーヌ/ヒコックス指揮
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/ノリントン指揮
ヘンデル:ハレルヤ/マッケラス指揮
フォーレ:ピエ・イエス/アージェンタ(ソプラノ)、ヒル指揮
ショスタコーヴィチ:ワルツ/ヤルヴィ指揮
グノー/シャラン編:アヴェ・マリア/ヘンドリックス(ソプラノ)
エリクソン指揮
メンデルスゾーン:結婚行進曲/マッケラス指揮





<BIDDULPH>
80217 \1680
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲ト短調
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
カルロス・ブソッティ(Pf)
ジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団
録音:1949年11月30日&12月2日、1954年2月23日、1954年2月22日
1954年1月15日、1954年1月13日
エンジニア:デイヴィッド・ハーマン、全てモノラル
1950年代半ば、シゲティ62歳の録音。歳を感じさせるどころか、ますます脂
が乗り切っていた時期、円熟の演奏が聴ける。タルティーニとバッハの協奏
曲ではセルと共演しているが、セルとの丁丁発止の緊張感あふれる対決は聴
きもの。シゲティはバロックを弾かせてもやはりシゲティでした。
音質も良好。





<KAIROS>
12522KAI \2080
ハンス・ツェンダー(b.1936):
キャバレー・ヴォルテール(2001/02)-
フーゴー・バルのテキストによる(声と8楽器のための)
ムネモシネ-ヘルダーリンを読んでIV(女声、弦楽四重奏とパス・バンドのた
めの)(2000)
ハンス・ツェンダー指揮
クラングフォルム・ウィーン、サロメ・カンマー(声)
録音:2005年
全曲世界初録音
18世紀から19、20世紀にかけて活躍した詩人、思想家の詩をテキストとした
ツェンダーの近作声楽作品を2曲。「月に憑かれたピエロ」以来の伝統である
シュプレッヒ・シュティンメ(語り歌い)による歌唱で言葉のイントネーショ
ン、子音などが楽器の奏法にまでエコーのように反映され、声とアンサンブ
ルが一体となって詩に表された無常の世界を音化する。

12532KAI 2枚組 \4160
ベルンハルト・ラング(b.1957):反復の劇場(2000-2002)
CD1)第一話、第二話、CD2)第二話(続)、第三話
ヨハネス・カリツケ指揮
クラングフォルム・ウィーン、レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
録音:2003年
ベルンハルト・ラングはアカデミックな音楽教育のほか、哲学、ジャズを学
んだ経歴が彼の作風に大きく影響を与えていると思われる。テキストはJ.K.
ユイスマンス、ウィリアムS.バロウズの詩、ニュルンベルグ裁判の議事録な
どから取られ、ドイツ語、フランス語、英語がパッチワークのように扱われ
ている。その処理は「反復の劇場」のタイトル通り、言葉のある部分の発音
が繰り返されて複雑な音のテクスチュアを作ってゆく。この辺はミニマル的
でもあり、耳にした印象は全く異なるもののライヒの声楽の諸作品を想起さ
せる。アンサンブルはチープな響きが意図的に仕掛けられていてマイケル・
ナイマン、クルト・ワイルを無調にしたような響き。ハイナー・ゲッベルス
と同じくジャーマン・ロックの延長上にある政治的シアター・ピース。

12562KAI \2080
ベアト・フラー(b.1954):
ファマ/評判(2004/05)-大アンサンブル、8人の声と遊びのためのシアター・
ピース
ベアト・フラー(音楽監督) クラングフォルム・ウィーン、
ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン・シュトゥットガルト(声楽アンサンブル)、
イザベレ・メンケ(語り)、エヴァ・フラー(コントラバスFl)、他
録音:2005年
フラーはスイス生まれでウィーンでハーベンシュトック=ラマティに作曲を
オトマール・スイトナーに指揮を学んだ。この作品は2005年10月にドナウエッ
シンゲン音楽祭で初演された大アンサンブルと声楽のための8つのシーンから
なる大作。フラー独自の鮮やかな音色の変化が楽しめる。




<TUDOR>
TUDOR7129 \1980
ヨゼフ・ヨアヒム・ラフ:
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調、第5番ハ短調
アリアドネ・ダスカラキス(Vn)
ログリット・イシャイ(Pf)
録音:2004年
交響曲全集は完結し後は室内楽作品もじわじわと録音が進んでいます。ヴァ
イオリン・ソナタは既に本盤と同じ演奏者によって第1・3番/半音階的ソナタ
(CD7122)がリリースされています。新ドイツ派といわれるラフですが、フラ
ンク、フォーレを思わせる抒情的な音楽です。

TUDOR7138(SACD-Hybrid) \1980
ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調、第2番ホ短調
チェロ・ソナタ ニ短調
ラフマニノフ・トリオ・モスクワ
ナタリア・サヴィノヴァ(Vc)、ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ヴィクトール・ヤンポリスキー(Pf)、
録音:2005年
作曲家若輩17才の時の若いエネルギーのほとばしるみずみずしいピアノ三重
奏曲第1番、それからおよそ20年後の第二次大戦末期に書かれた第2番は音楽
に遥かに深みが感じられる。他にチェロ・ソナタを収録。ラフマニノフ・ト
リオ・モスクワは1995年に結成された。CDは他にハイペリオンよりグリンカ、
チャイコフスキー、ラフマニノフ、グレチャニノフのトリオを録音している。

TUDOR7139 \1980
「ブゾーニ:J.S.バッハ・トランスクリプション」
トッカータ第1番ハ長調BWV564、トッカータ第2番ニ短調
BWV565、コラール・プレリュード第3番、第8番、第5番、第2番、
シャコンヌ ニ短調BWV1004
マウリツィオ・バリーニ(Pf)
録音:2005年DDD
バリーニは1975年生まれ。ラザール・ベルマン、マウリツィオ・ポリーニに
教えを受けたこともある。ギドン・クレーメルらとも活動をともにしたこと
があり、ヨーロッパ、アメリカを中心に活躍する若き俊英である。

●廃盤のお知らせ
TUDORレーベルの以下の品番は廃盤になりました。
701, 702, 704, 709, 713, 721, 754, 757, 763, 765, 784,785,786,787,
794, 798, 7009, 7028, 7039, 7043, 7074.

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06-07 No.6

2006年07月06日 18時29分36秒 | Weblog
<DIVOX>
CDX 79904 \1980
フレスコバルディ:オルガン作品集(全13曲)
アンドレア・マルコン(オルガン)
フランチェスコ・ザニン製オルガン(1998年)
録音:1999年10月4,5日
ヴェニス・バロック・オーケストラの指揮者としても知られる、アンドレア
・マルコンによる、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643) のオルガン
作品集。マルコンはDIVOX社に、「トレヴィーゾの歴史的オルガン」と題され
たシリーズを6枚リリースしているように、イタリアのオルガン作品の復興に
力を入れている。フレスコバルディのオルガン曲の録音は、決して珍しい訳
ではないが、しかしマルコンの手にかかると、彼がモンテヴェルディと並ぶ
17世紀の前半の偉大な作曲家であったことがひしと伝わってくる。

CDX 70501-6(SACD-Hybrid) \2500
ヴィヴァルディ:オペラ序曲集
「オリンピアーデ」,「ダリオの戴冠」,「ジュスティーノ」,
「エジプトの平原のアルミーダ」,「アルシルダ」,「忠実なニンファ」,
「グリセルダ」,「テンペのドリッラ」の序曲,ほか
ステーファノ・モランディ(指揮)、
イ・ヴィルトゥオージ・デッレ・ムーゼ
録音:2005年10月27-30日、
ヴィヴァルディといえば協奏曲ばかりが有名だったのは過去のこと、今では
オペラも大人気。これらは、よく知られた協奏曲を凌ぐほどの名作揃い。こ
こにはそうしたオペラの序曲を中心に収録。モランディが時代楽器のオーケ
ストラを鮮やかに操った素晴らしい演奏を、SACDで楽しめる。

CDX 25216 \1980
「チョコレート・ラウンジ」-有名小品集
クライスラー、トセッリ、ペルゴレージ、ラフ、ブラームス、ラフマニノフ、
ハイドン、ブラガ、ドヴォルザーク、ムソルグスキーの作品
アンドレアス・トリオ・ニューヨーク
【ユージン・ドラッカー(Vn)、アルバート・カテル(Vc)、 ミルトン・
ケイ(P)】
録音:1990年
エマーソン四重奏団のヴァイオリン奏者ユージン・ドラッカー率いるアンド
レアス・トリオ。オペラのナンバーや序曲、民謡、歌曲からの編曲を含むポ
ピュラーでメロディアスな作品を演奏。カフェでのBGMに使えそうなコンセ
プトになっています。

CDX 25248 \1980
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ロンド イ短調 K.511
グルックの「メッカの巡礼」のによる変奏曲 ト長調 K.455
関敦子(ピアノ)
録音:2004年4月20-23日
関敦子によるモーツァルトのピアノ作品集。関は武蔵野音楽大学と同大学を
経て、1991年からドイツに留学。1991年に国際シューベルトコンクールで第
1位。1995年、イタリアのピネロロ国際ピアノコンクールで第1位。現在はド
イツを拠点に活躍している。非常に瑞々しい音の持ち主で、情感の湧き上が
るモーツァルトとなっている。


<MEMORIA>
999.001 4枚組 \5600
「ヴァチカンでの録音集」
ドビュッシー:映像第1・2集/前奏曲集第1巻、
ラヴェル:夜のガスパール
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ベートーヴェン:ソナタop. 2- 3/ピアノ協奏曲第5番、
シューマン:ピアノ協奏曲、
リスト:死の舞踏
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(p)
ガヴァッツェーニ(指揮)
フレッチャ(指揮)
RAIローマ交響楽団
DIVOXレーベル傘下のヒストリカル・レーベルMEMORIAのミケランジェリ・
ヴァチカン・ライヴが再プレスされることになりました。1960-1987年にか
けてヴァチカンで収録されたもので、ヴァチカン放送からミケランジェリに
送られたテープを復刻したものです。




<ARTS>
●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
47706-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番へ短調
交響曲第15番イ長調
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音:2004年3月、2005年6月
SACDライヴ・レコーディング
夏の大型新譜の登場です。カエターニ・ショスタコーヴィチ交響曲全集録音
シリーズの7枚目は最初と最後の交響曲のカップリング。これまでの録音は
大作続きでしたが、ここでちょっとした箸休め。1番も15番も規模こそ4番、
7番、11番ほどではないものの、その室内楽的書法の緻密さ、密度の濃さでは
何れも引けをとらない傑作です。ここでカエターニの棒は室内楽を取り上げ
るように精緻を極め、そのせいか特に15番のロッシーニの引用や短い間にめ
まぐるしく変わる音色の変化は、さながらポスト・モダンの現代音楽を聴い
ているかのようです。

47728-8(SACD-Hybrid) \2080
「コンチェルタンゴ」
アストル・ピアソラ(1921-1992):
二重協奏曲(ギター、バンドネオンと弦楽オーケストラのための)-リエー
ジュへのオマージュ
オスカー・エミリオ・ティラオ(b.1941):
コンチェルタンゴ・ブエノス・アイレス(ギターと管弦楽のための)
オリヴィエロ・ラカニーナ(b.1951):
コンチェルト・セレナータ(アルトル・ピアソラへのオマージュ)
エドゥアルド・カテマリオ(ギター)
ミヒャエル・ツィスマン(バンドネオン)
ニコラ・パスコフスキ指揮
ヴィンチェンツォ・ガリレイ管弦楽団
録音:2005年
ピアソラの協奏曲といえばバンドネオン協奏曲が有名ですが、このギターと
バンドネオンのための二重協奏曲も、それに勝るとも劣らない傑作です。爪
弾くギター、すすり泣くバンドネオン、とても涙なくしては聴けません。武
満が彼のギター作品やギター協奏曲(特に武満には珍しくラテン色の濃い「虹
に向かって、パルマ」など)を書くにあたり、いかにピアソラの影響を受けて
いたかわかります。他にひたすら楽しいコンチェルタンゴ・ブエノス・アイ
レス、ピアソラに捧げられたコチェルト・セレナータもピアソラのスピリッ
トを受け継ぐ協奏曲です。ARTSレーベルのギター作品を一手にひきうけるカ
テマリオの名演奏です。

●ARCHIVESシリーズ
43053 2枚組 \2960
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ(シンデレラ)」
ピエロ・ベルージ(指揮)
ベルリン放送交響楽団、ベルリン歌劇場合唱団、
ビアンカ・マリア・カソーニ(MS)、ジョバンナ・ディ・ロッコ(S)、
テレサ・ロッキーノ(S)、ウゴ・ベネッリ(T)、
セスト・ブルスカンティーニ(Br)、アルフレド・マリオッティ(B)、
フェデリコ・ダヴィア(B)
録音:1975年ステレオ・スタジオ録音ADD115:59 24bit/96kHzリマスター
指揮のピエロ・ベルージはイタリア・フローレンス生まれ。作曲をダラピッ
コラ、指揮をマルケヴィッチに学んだ後、アメリカではクーベリック、バー
ンスタインにも教えを受けている。モンテヴェルディからベリオ、メシアン、
ノーノなど現代音楽まで幅広いレパートリーを持っている。グリュミオーを
伴奏したパガニーニの録音もあった。1975年のスタジオ録音で音質は極めて
よい。ロッシーニ独特の軽やかさ、メロディの美しさがよくとらえられてい
る。オール・イタリアの歌手陣も優秀。

●レッド・ライン・シリーズ
47790 2枚組 \2160
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ集 作品2
CD1)ニ短調、ト長調、ニ短調、ロ短調、ニ長調、イ短調
CD2)ト短調、へ長調、ハ長調、変ロ長調、ホ短調、ト長調
ハンス・ルードヴィヒ・ヒルシュ指揮
アカデミア・クラウディオ・モンテヴェルディ・ヴェネツィア
録音:1985年
47213(CD1)、47214(CD2)をセットにまとめたもの。今まで分売で発売されて
いたARTSレーベルのロング・セラー商品です。




<プロダクト・オン・レコーズ・レーベル(日本)>
PRODUCT-ON はジャズ・クラシックを中心とした実力ある若手音楽家の派遣・
マネージメント、イベントスペースのブッキング管理、CD制作を手掛けてい
ます。今回PRODUCT-ON制作のクラシックのCDを取扱うことになりました。
今後も若手アーティストを登用したアルバムが順次発売になる予定です。

PON1029 \2520
「ベルシューズ」-“クラリネットとハープによる静かな空間”
Aya Horigome(Hrp)/Mari Sakurai(Cl)
1-5.ポール・リード:
「組曲“キッチンガーデン”」より前奏曲、春、霧、異国風、夏
6.トゥルニエ:「六つのノエル」よりIII
7.アッセルマン:ギター
8.デュパルク:悲しき歌
9.フォーレ:秘密
10.セヴラック:私の可愛い人形
11.サティ:ジムノペディ第一番
12.ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
13.ラヴェル:美しい三羽の極楽鳥
14.カッチーニ:アヴェ マリア
15.フォーレ:あけぼの
16.ドビュッシー:小品
17.ボーカン:哀歌
18.グラズノフ:エレジー
19.フォーレ:「レクイエム」-「ピエ イエズス」
堀米綾(ハープ)、桜井真理(クラリネット)
フランス印象派の作品を中心に集められたアルバムBerceuse。まるでクロー
ド・モネの睡蓮のように、クラリネットとハープの織りなすハーモニーと透
きとおるような音色で、人の心を潤すことでしょう。

堀米綾 Aya Horigome(Hrp)
東京藝術大学付属音楽高校を経て、東京藝術大学卒業。99年イタリア・シエ
ナ・キジアーナ音楽院夏期マスターコースを修了。大学卒業時、東京藝術大
学同声会新人賞受賞。03年国際アジア音楽祭に出演し好評を得る。今年9月に
は、ザグレブフィル来日演奏会でオーケストラメンバーとして出演する。こ
の他、自主企画のコンサートやレストランでのライブ演奏など、地域に根ざ
した活動を展開する。ソロ、アンサンブル、オーケストラで活動する他、
ジャズユニット「菊池成孔Pepe Tormento Azucarar」のメンバー、劇団「し
ずくまち♭」劇団演奏家として活動する。これまでにハープを、桑島すみれ、
木村茉莉、各氏に師事。

桜井真理 Mari Sakurai(Cl)
1998年東京藝術大学音楽学部付属音楽高校卒業、2002年東京下術大学音楽学
部器楽科卒業、2004年3月ハノーヴァー音楽大学ディプロム課程卒業。2005年
2月帰国。1999年10月全日本演奏家協会ベストプレイヤーズコンテスト入賞
及びコンサートに出演。2001年7月芸大フィルハーモニアとコープランドの協
奏曲を共演、2002年4月東京藝術大学同声会主催卒業演奏会に出演。2004年6月
第2回国際モーツァルト協奏曲コンクール3位入賞、2004年9月第6回日本クラ
リネットコンクール3位入賞。ボルツアーノ・トレント・ハイドンオーケスト
ラとモーツァルトの協奏曲を共演。今までに、小笠原長孝、山本正治、村井
祐児、ヨハネス・パイツ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ペーター・シュ
ミードル、カール・ハインツ・シュテッフェンスの各氏に師事。

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06-07 No.5

2006年07月06日 15時54分41秒 | Weblog
<ZIg-Zag Territoires>
ZZT 060602 \2180
シューマン:弦楽四重奏曲 作品41 第1&3番
ルノワール弦楽四重奏団[レーヌ・コルレット、フローラン・ブランヌー(Vn)
ファニー・クーペ(Va)、エマニュエル・ゴゲ(Vc)]
2006年はロベルト・シューマンの没後150年の記念の年にあたります。ピアノ
曲を中心に作曲していたシューマンですが、30代にはいると室内楽作品でも
傑作を多く生み出しています。弦楽四重奏作品41もその一つで、多彩な感情
表現を含んだ叙情的な作品です。
そんなシューマンの記念すべき年にアルバムをリリースするルノワール弦楽
四重奏団は、2003年ボルドー国際四重奏コンペティションで受賞経験のある
若手実力派カルテット。

ZZT 060502 \2180
フランチェスコ・ヴェントゥリーニ(ca1675-1745):
ソナタ弟2、5、6、8&11番 コンチェルト・ダ・カメラ
ヨナス・カウフマン(T) ヘルムート・ドイチュ(Pf)
ダヴィッド・プランティエ(Vn&指) ラ・チェトラ・バロック
フランチェスコ・ヴェントゥリーニは18世紀頃ハノーバーの宮廷で活躍して
いた作曲家。彼のコンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)は1715年頃アム
ステルダムで出版され、イタリア様式とフランス様式の混合を試みた「趣味
の融合」として知られている様式で作曲された革新的な作品。フランス風の
堂々とした序曲とイタリア風の見事な協奏曲、そしてオーケストレーション
はラモー、バッハ、テレマンのような色彩感覚を持ち合わせています。
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(HMC 905262)のようにあまり知
られていない作曲家の録音を積極的に進めているデイヴィッド・プランティ
エとラ・チェントにより、フランチェスコ・ヴェントゥリーニの魅力あふれ
る音楽に触れることが出来るアルバムです。

ZZT 060601 \2180
13世紀-16世紀にかけての聖歌集 in プラハ
ディカントゥス、ブリジット・レーヌ(指)
プラハの聖ジョージ教会(バシリカ)から13世紀から16世紀までの、いくつ
かの交唱聖歌集、行列聖歌が発見されました。プラハのパリ-フランス協会と
サブレ・フェスティヴァルの発案で音楽学者のマリー=ノエル・コレットが
引き受けたかなり大掛かりな研究プロジェクトがスタートしました。こうし
たことを受けてZig-Zag Territoiresは、ブリジット・レーヌとディスカン
トゥスとのコラボレーションを実現。彼女たちはすでに多くのアルバムを発
売し、中世の合唱のレパートリー、音楽学の研究と演奏の最先端グループで
もあります。このアルバムUniversi populi(すべての民よ)は、豊かなメロ
ディー、華麗な装飾、ポリフォニーの革新的なスタイル、中世のヨーロッパ
でのボヘミア音楽の豊かさを示しています。





<XXI-21>
XXICD 21421 \2080
グレゴリアン・チャント “ビートルズ”
CANTUSIエッケ・ホモ(この人を見よ)
ゼアズ・ア・プレイス 
ひとりぼっちのあいつ 
ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
CANTUSIIインテリゲンティ・パウカ(わかっている人にはひと言で通じる)
トゥモロー・ネバー・ノウズ 
ウィズイン・ユー、ウィズアウト・ユー 
ジ・インナー・ライト
CANTUSIIIシト・ティビ・テッラ・レウィス(汝の上の土の軽からんことを)
ブラック・バード 
マザー・ネイチャーズ・サン 
ビコーズ 
CANTUSIVオムニア・ビンチト・アモール(愛は全てに勝つ)
ザ・ワード 
愛こそはすべて 
レット・イット・ビー-ジ・エンド
マルタン・ダジュネ(指)スコラ・ムジカ・コール
リヴァプール近郊の僧院で、その秘密の文書は発見された!そこには12世紀
に生きていたジョン神父、ポール神父、ジョージ修道士の驚くべき行状が記
されていた、という「ダ・ヴィンチ・コード」ばりのコンセプトで作られた
のがこのアルバム。いまや立派な古典であるビートルズの作品をグレゴリオ
聖歌のスタイルで歌っています。原曲ととてもよくなじんだ編曲なので、秘
密文書(=ライナーノート)の信憑性はいやますばかり?ジョン神父はイチ
ゴ畑で"秘密の草"を栽培していて、他のメンバーと一緒にその煙を楽しんで
いた?店頭演奏で話題になること間違いなし!

XXICD 21541 \2080
ザ・ジュリエット・レター(ジュリエットの手紙)/エルヴィス・コステロ
デリバー・アス-フォー・アザー・アイズ-
アイ・アルモスト・ハヴ・ア・ウィークネス
ザ・バーズ・ウィル・スティル・シンギング 他全20曲
ケリー=アネ・カッツ(Vo) アビッシー四重奏団
パンク・ロックのヒーローから今ではジャンルの枠を軽々と超えて活躍して
いるコステロの名作にカナダの多才な女性ヴォーカルをフィーチャーした注
目盤です。シェイクスピアの偉大な悲劇のヒロイン、ジュリエット宛に現在
も世界から多くの手紙がとどいているというニュースから着想されたヴォー
カル・ソロと弦楽四重奏のための作品で、コステロとブロドスキー四重奏団
のメンバーによって共同制作されたものです。ここではカナダの気鋭のアー
ティストたちが作品の抒情味をさわやかに引き出しています。

XXICD 21440 \2080
スティーヴ・ハケット ギターレ・クラシック
「夜のざまざまな側面」
水平線/黒い光 
バッカス 
ヴィヴァルディ:二調の協奏曲 
シネマ・パラダイス
「スケッチ・オブ・サティ」 
ジムノペディ第1番 
ジムノペディ第2番 
ジムノペディ第3番 
グノシェンヌ第1番 
グノシェンヌ第2番 
グノシ ェンヌ第3番
「真夏の夜の夢」
テセウスの宮殿 
蝋の像 
舗装された泉のそばで 
ティタニア 
どうぞくつろいで 
オベロン 
この木の中に
スティーヴ・ハケット(guit)、ジョン・ハケット(Fl)、
ジュリアン・コルベック(Keybd)
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
あのジェネシスのギタリストとして活躍したスティーヴ・ハケットが贈る極
上の環境音楽コレクション。「夜のさまざまな側面」ではキーボード、「ス
ケッチ・オブ・サティ」では弟ジョンのフルート、そして「真夏の夜の夢」
ではロイヤル・フィルと共演しています。クラシック・ギターをも得意とし
ているスティーヴだけにオリジナルも編曲も格調高く、その響きに包まれる
気持ちのよさは格別です。





<Talent>
DOM 2910505 \2080
ストラヴィンスキー:歌曲集
雲、牧歌、ゴルデツキーの抒情詩による2つの歌op.6、バリモントによる2つ
の抒情詩、日本の3つの抒情詩、幼年時代の思い出による3つの小さな歌、
小歌曲集、猫の子守唄、子供のための3つのお話、子守唄、4つのロシア民謡、
小さな音楽の枝、ウィリアム・シェークスピアの抒情詩のための3つの歌、
ディラン・トーマスを偲んで、ふくろうと子猫ちゃん (全34曲)
オルガ・ロマンコ(Sop)
ヴィクトル・サモイレンコ(p)、
アレクサンデル・ゴリシェフ(指)ボリショイ劇場室内楽アンサンブル
イタリアの心を持つロシア人ソプラノと評されるように、プッチーニ、ヴェ
ルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しているモスクワ生まれのソプラノ、
ロマンコがストラヴィンスキーの歌曲を歌った注目作です。20世紀音楽の革
命家の作品集ながら、意外にも抒情的でロマンティックな作風が目立ってい
ます。美しい声を持つオペラ歌手として活躍しているロマンコですが、ここ
では故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌
い上げています。





<ACCENT>
ACC 24172 \1880
W.A.モーツァルト:
モルト・アレグロ KV72a、ちいさなジーグ KV574
アダージョ 作品番号なし、
クラヴィーアのためのフーガKV153 ほか
(ヴェローナ、サン・トマソ教会のオルガン使用)
アレグロ 『ロンドン練習帳』より KV15a
アダージョ グラスハーモニカのためのKV356 ほか
(ボローニャ、サン・ドメニコ教会のオルガン使用)
アンティフォナ「まず神の御国を求めよ」KV86
ソナタニ長調 KV381 (4手)、小葬送行進曲 KV453a
(ボローニャ、サン・ペトロ教会のオルガン使用)
リウウェ・タミンガ(Org)
モーツァルトの演奏される機会の少ない珍しいオルガン作品を幅広く収録し
ています。またボローニャとヴェローナの貴重なオルガンを使用し録音して
います。モーツァルトはオルガン演奏にも非常に優れていましたが、その殆
どが即興演奏であったために作品として残されているものは多くはありませ
ん。このアルバムでは、アンドレ・イゾワールやジーモン・ゼヒターによっ
て完成された断片のみの作品も収録しています。

ACC 10012 \1880
ブクステフーデ:
アリア「それでもなお死は逃げられないのか」
カンタータ「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ」
J.C.バッハ:アリア「ああ、私が頭に豊かな水を持っていれば」
テレマン:アリア「主よ、怒って私を責めないで下さい」 他 全16曲
ルネ・ヤーコブス(C-T) クイケン・コンソート 
パルナッスス・アンサンブル
このアルバムは、バッハと並び称された大家ブクステフーデとテレマンの作
品をヤーコブスのカウンター・テナー、クイケン兄弟をはじめとする豪華演
奏陣で送る一枚です。深い宗教的感動に溢れる名演を堪能出来ます。
(旧品番ACC77912)

ACC 30004 2枚組 \1880
[CD1]
1700-1750年のオーボエ・ソナタ
ヘンデル:ソナタ ヘ長調 C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調
ジェミニアーニ:ソナタ ホ短調 他
パウル・ドムブレヒト(Ob) W.クイケン(Vc) R.コーネン(Cemb)
[CD2]
テレマン: 忠実な音楽の師 ターフェルムジークより組曲 他
パパウル・ドムブレヒト(Ob) W.クイケン(Vc) 
R.コーネン(Cemb)
(旧品番ACC57804&48013)




<ORFEO>
ORFEO 686061 \2080
ラテン・アルバム
ピアソラ(1921-1992):
リベルタンゴ(ヴィーンハルト編)、
アディオス・ノニーノ(オスバルド・カロー編)、
天使のミロンガ(オスバルド・カロー編)、
オブリビオン(ヴィーンハルト編)、
レビラード(オスバルド・カロー編)
ポンセ(1882-1948): エストレリータ(ヘイフェッツ編)
ファリャ(1876-1946):
スペイン舞曲(クライスラー編)、火祭りの踊り
クライスラー(1875-1962):ジプシーの女
ヒナステラ(1916-1983):
パンペアーナ第1番、ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー
アルベニス(1860-1909):タンゴOp.165/2
ミヨー(1892-1974):ブラジリア(ヘイフェッツ編)
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ナナ、ポロ、黒鳥の歌
ヴィーンハルト:サルサ(1966年)
マイク・モウワー:ボッサ メレンゴヴァ(1958年)(ヴィーンハルト編)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ペーター・フォン・ヴィーンハルト(P)
ムターに次ぐ期待の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッ
ハー。先日の来日コンサートでは力強い演奏を披露し聴衆を驚かせました。
ストラディヴァリウス「ムンツ」(1736年製/日本音楽財団貸与)、ムター
から贈与された弓、最高の演奏環境を見事自分の手中におさめ、その美貌と
ともに観客を魅了します。
待望のニュー・アルバムはこの時期にぴったりなラテン・ピース。ピアソラ
の強いリズムと物悲しい旋律を時には切なく時には激しく聴かせます。特に
アディオス・ノニーノでは鬼気迫る演奏です。ポンセの代表作エストレリー
タはハイフェッツがヴァイオリン独奏に編曲し有名になりましたが、原曲は
甘く美しい歌曲。アラベラの演奏は外見とは裏腹で非常に男性的。エストレ
リータも甘さだけではなく、豪快で意志の強さを感じさせます。
またショスタコーヴィッチの協奏曲の録音などが予定されており、今後も目
の離せないアーティストの一人です。




<naive>
V 5019 \1650
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲K. 581
ピアノ、クラリネット、ヴィオラの三重奏曲K. 498
ウォルフガング・メイヤー(Cl) パトリック・コーエン(Hf) 
モザイクSQ.
2006年のナイーブの最新カタログ(CDサイズ、146ページ、フルカラー)のつ
いたお得なカタログCDです。今回はモザイク弦楽四重奏団の名盤、モーツァ
ルトのクラリネット五重奏曲とコーエンの参加した三重奏曲。モザイク弦楽
四重奏団のオリジナル楽器の音色もあたたかにとらえられたきわめて優秀な
録音。モーツァルト・イヤーも折り返し点を過ぎましたがまだまだ名盤復活
は続きそうです。(原盤:E 8736)

V 5023 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ソナタop.13“悲愴”
ソナタop.106“ハンマークラヴィーア”
ソナタop.49-1
フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
昨年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日した、ギィの新譜です。ガスティ
ネルとの共演のCD(ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2他
(V 4927)/ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ集(V 4995))
また、巨匠ベルグルント&LPOと共演したブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(V 4944)もリリースされており、ますます活躍著しいギィ。作品の魅力を
引き出す手法は彫刻家を思わせる、まさに芸術家肌のピアニストです。ハン
マークラヴィーアは超難曲ですが、いとも簡単に作品をまとめあげ、さらり
と演奏しているのは驚異的ですらあります。

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06-07 No.4

2006年07月05日 15時09分51秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4775795 \1850
モーツァルト:
ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
マウリツィオ・ポリーニ(Pf&指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年5月、ムジークフェライン大ホール、ウィーン(ライヴ録音)
ポリーニによる新録音というだけで、年間を通しても最大級の話題盤である
ことに間違いはないのですが、それがモーツァルト・イヤーにおけるモーツァ
ルト新録音、しかも弾き振りによる初録音レパートリーとなれば、10年単位
で見てもそうそうお目にかかれない大注目盤の登場です。昨年5月にそれ自体
が大ニュースとなったムジークフェラインにおけるライヴ録音。演奏会評も
「深い瞑想に似たまなざしで見つめられたモーツァルト」(Die Presse)と絶
賛されています。

4775799 \1850
モーツァルト:アリア集
1.やっと待ってた時が来た(「フィガロの結婚」)
2.恋とはどんなものかしら(「フィガロの結婚」)
3.どうしてあなたを忘れられよう K.505(コンサート・アリア)
4.男に、兵隊に誠実を期待するんですの?(「コジ・ファン・トゥッテ」)
5.恋人よ許して下さい(「コジ・ファン・トゥッテ」)
6.恋はくせもの(「コジ・ファン・トゥッテ」)
7.夢に見し花嫁姿(「皇帝ティトの慈悲」)
8.いつ果てるのでしょう(「イドメネオ」)
9.私は行く、だがどこへ? K.583(コンサート・アリア)
10.自分で自分がわからない(「フィガロの結婚」)
11.大いなる魂と高貴な心 K.578(コンサート・アリア)
12.あなたを愛している人の望みどおり K.577(コンサート・アリア)
限定デジパック
マグダレーナ・コジェナー(S, Ms)
ジョス・ファン・インマゼール(Fp)
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
録音:2005年12月ロンドン
コジェナーとラトル。プライヴェートでも良きパートナーとして知られるふ
たり(ボニングみたいにMr.サザーランドとか揶揄される心配もありません
し!)の共演による待望のCDリリースの報が届きました。そしてこちらもモ
ーツァルト!ここのところ多くのモーツァルト作品を舞台上で披露し、それ
らの高い評からも「天性のモーツァルト歌い」といわれるまでになったコジェ
ナー。これをサポートするのが、当代一の指揮者ラトル、しかも10年以上の
関係性を持ちサー・サイモンもうひとつの手兵ともいえるエイジ・オブ・エ
ンライトゥンメント起用。ピリオド楽器ならではの繊細さは、コジェナーの
モーツァルトには絶対不可欠であるのは明らか。彼女の声を優しく包み込む
ように寄り添います。さらにゲストにはフォルテ・ピアノのインマゼールと
いった豪華な顔ぶれでサポート体制は完璧です。
メゾ・ソプラノとして知られるコジェナーですが、潜在能力としてはソプラ
ノ音域も易々と歌えるだけのものを持っており、今回はソプラノのアリアま
でもが網羅されています。コジェナーのふくよかな声と最高のバックで、モ
ーツァルトの女声アリアの最高傑作が聴けるとは、贅沢この上ないアルバム
となっています。
このアルバムもツィマーマンとのブラームス同様、限定デジパックとプラ・
ケースによる通常盤の2WAYリリースとなります。通常盤は来月ご案内いたし
ます。

4776232 \1850
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6
シュポア:ヴァイオリン協奏曲 第8番 イ短調 作品47
「劇唱の形式で」
ヒラリー・ハーン(Vn)
スウェーデン放送交響楽団
指揮:大植英次
録音:2006年2月(シュポア)
DG移籍後のリリースはどれも大きなヒットとなり、もちろん彼女のバッハも
モーツァルトも待ち望まれたリリースだったに違いはありません。でもしか
し。やはり彼女の超絶技巧を思う存分堪能したい!という欲求も確かに存在
していたはず。そんな中、ともにロマン派初期のヴィルトゥオジックな協奏
曲二曲のカップリングでヒラリーの新録音が登場。どちらも超絶技巧を必要
とする作品であるのは同じなのですが、ポピュラー度はまったく異なる二作
品。誰もが口ずさめるほどの有名曲パガニーニにくらべ、シュポアの作品が
メジャー・レーベルから出ることは極めて稀で、「劇唱の形式で」という副
題を伴う第8番はかつてハイフェッツがRCAに録音しているくらいです。シュ
ポワの8番はパガニーニの第1番と同じ頃に作曲され、ヴァイオリン奏者とし
て一世を風靡していたシュポアのイタリア演奏旅行の際、1816年にミラノ・
スカラ座で初演されました。ヴァイオリン・ソロがまるでオペラ歌手のよう
に延々とソロを弾き続ける曲で、自らの技量によほどの自信がない限り選曲
することすら憚られる難曲。録音の少なさはこんなところにも起因している
のかもしれません。しかし、このアルバムでのハーンは持ち前の正確なテク
ニックと素晴らしい音楽性を如何なく発揮、よく知られているパガニーニは
もちろん、シュポアの作品にもまったく新しい息吹を与えています。
また、伴奏指揮を努めるのは今をときめく大植英次。キャラクターからは想
像できない(?)実に質実剛健な音楽作りが持ち味な大植ですので、冷静で
哲学的な解釈を示すハーンとはベスト・マッチと思われます。彼のメジャー
・デビューとなる記念すべきアルバムでもあります。

4776234 2枚組 \3700
アルベニス:歌劇 「ペピータ・ヒメネス」 全曲
世界初スタジオ録音
プラシド・ドミンゴ(T)、キャロル・ヴァネス(Sp)、
ジェーン・ヘンシェル(A)、エンリケ・バケリゾ(Br)、
マドリッド・コミュニティ合唱団&管弦楽団
指揮:ホセ・デ・エウセビオ
英語(原語)歌唱
ここのところそれ自体が珍しいオペラのスタジオ録音。DGの並々ならぬ思い
入れが感じられるこのオペラ新録音は、アルベニスの知られざる傑作「ペピ
ータ・ヘメネス」です。ニュー・グローヴにも""Albeniz's neglected
operatic masterpiece""との表記があり、何ゆえ録音及び上演の機会が極端
に少ないのか謎ともいえる作品。バレイラの同名小説を元に、アルベニスの
パトロンでもあったマネー=クーツが英語で台本を書き、1896年バルセロナ
で初演されました。神学生の身分でありながら、恋心に揺れる主人公の心の
葛藤を描いています。今回の録音ではドミンゴをはじめ、ベテランのヴァネ
ス、サイトウキネンにも出演したことのあるヘンシェルら充実した歌唱陣が
起用され、アルベニスのスペシャリストで歌劇「マーリン」を復活蘇演した
ホセ・デ・エウセビオが指揮を務めています。マイナー・レーベルでわずか
に録音があっただけのこの作品、このDG盤の登場でオペラ・ファンのみなら
ず、クラシック音楽ファンに広く知れ渡ることでしょう。

4775724 \1850
ワックスマン:オラトリオ「ジョシュア」 全曲
世界初録音
マクシミリアン・シェル(語り)、
ロッド・ギルフライ(Br)、アン・ハレンベルク(Ms)、
ペーター・ブチ(T)、パトリック・プーレ(T)
プラハ・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
指揮:ジェームズ・セダレス
録音:2004年プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
今年はいったい何人の作曲家のアニバーサリー・イヤーなんでしょうか?こ
のワックスマンも生誕100年。クラシック・ファンにはヴァイオリンの名曲
「カルメン幻想曲」の作曲者として知られていますが、映画音楽作曲家とし
ての名声は世界に轟いており、「サンセット大通り」(1950年)と「陽のあた
る場所」(1951年)で2年連続アカデミー賞音楽賞を受賞したことでも知られて
います。生誕100周年といっても1967年60歳にして亡くなっているので、イ
メージ的にはもう少し古い作曲家と思われているかも知れません。コルンゴ
ルトなどと同じく、二次大戦前にアメリカに移住したユダヤ系作曲家で、ハ
リウッドの最盛期を担いました。
オラトリオ「ジョシュア」は亡き妻の思い出に作曲された大作で、1959年ダ
ラスで初演されたワックスマン生涯最後の作品。映画音楽の大家らしく大編
成のオーケストラを惜しみなく使い、保守的な作風でドラマティックに展開
していきます。この録音ではオーストリア出身で76歳の名優シェルをナレー
ターに起用(テキストは英語)、KOCHレーベルで数多くの録音を残している
セダレスが指揮を務めています。

4775901 \1850
「アイ・レット・ザ・ミュージック・スピーク」
1.ザ・デイ・ビフォ・ユー・ケイム
2.アイ・レット・ザ・ミュージック・スピーク
3.ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ダン
4.アイ・ウォーク・ウィズ・ユー、ママ
5.ザ・ウィナー・ティクス・イット・オール
6.バタフライ・ウィングス
7.ヘヴン・ヘルプ・マイ・ハート
8.ユーサ・クヴェラル・オム・ヴォーレン
9.アイ・アム・ジャスト・ア・ガール
10.ウート・モート・エット・ハーヴ
11.アフター・ザ・レイン
ボーナス・トラック (隠しトラック)
12.マネー・マネー
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Vo)
スカンディナビアのミュージシャン達
録音:2004年ストックホルム
エルヴィス・コステロとのコラボレーション・アルバム「フォー・ザ・スタ
ーズ」の大成功の後も、ポピュラー音楽への飽くなき探求心を抱き続けてき
たオッター。ポピュラー・アルバム第2弾となる今回のアルバムは、彼女が
「ファンタスティックで私が愛する音楽」と語るABBAのメンバー、ベニー・
アンダーソンの作品集です。アンダーソンはABBA解散後も音楽活動を続けて
おり、このアルバムではABBAの作品の他にも、彼が書いたミュージカルから
3曲(7,8,10)を収録。アンダーソン自身も4曲目と11曲目を自ら編曲、ピアノ
で録音にも参加しています。オッターの美声を支えるのは北欧のジャズ&
フォーク・ミュージシャン達。クラシック風はもちろん、ジャズ、フォーク、
ポップス調と様々な形にアレンジされながらも、それぞれがオッターのやわ
らかな歌声で魅力的に響きます。
ボーナス・トラックはヒドゥン・トラックになっているようなので、トラッ
ク・リストへの掲載(トラッキングそのものも?)はされない可能性があり
ます。ちゃんと気づいてください・・・。
今年はこのアルバムを軸に欧州各地でツアーを行うオッター。年末には1999
年の「Home for Christmas」以来となるクリスマス・アルバムのリリースも
予定されています!

4776318 4枚組 \5550
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 (全16曲)
通常盤
アンネ・ゾフィー=ムター(Vn)
ランバート・オーキス(Pf)
録音:2005年2月、ミュンヘン・ガスタイク・ホールでのライヴ録音
先月ご案内したムターのモーツァルト/Vnソナタ集の通常盤です。デジパッ
ク盤は売り切れ次第、通常盤の出荷に切り替わります。

●DG Mozart Collectors Editions 2006
4775200 6枚組 \5100
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
CD1
ソナタ 第1番 ハ長調 K.279(189d)、ソナタ 第2番 ヘ長調 K.280(189e)、
ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)
CD2
ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282(189g)、ソナタ 第5番 ト長調 K.283(189h)、
ソナタ 第6番 ニ長調 K.284(205b)
CD3
ソナタ 第7番 ハ長調 K.309(284b)、ソナタ 第9番 ニ長調 K.311(284c)、
ソナタ 第8番 イ短調 K.310(300d)
CD4
ソナタ 第10番 ハ長調 K.330(300h)、
ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i) 「トルコ行進曲付き」、
ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(300k)
CD5
ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333(315c)、幻想曲 ハ短調 K.475、
ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
CD6
ソナタ 第18番 ヘ長調 K.533/494、ソナタ 第15番 ハ長調 K.545、
ソナタ 第16番 変ロ長調 K.570、ソナタ 第17番 ニ長調 K.576
マリア・ジョアオ・ピリス(Pf)
録音:1989-1990年 デジタル
常にモーツァルトのピアノ・ソナタの定番とされてきたピリスのソナタ集が
ついにスリム・ケース化&値下げ再発売!DENONレーベルの第1回録音も素晴
らしいですが、この2回目はさらに表現に深みが加わり、すべての作品が絶品
の演奏。今回の再発売で、モーツァルト弾きとしてのピリスの魅力がさらに
広まることは間違いないでしょう。

4775214 7枚組 \5950
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
CD1
第8番 ハ長調 K.246、第12番 イ長調 K.414、第16番 ニ長調 K.451
CD2
第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノーム」、第17番 ト長調 K.453
CD3
第15番 変ロ長調 K.450、第22番 変ホ長調 K.482
CD4
第18番 変ロ長調 K.456、第24番 ハ短調 K.491
CD5
第25番 ハ長調 K.503、第19番 ヘ長調 K.459
CD6
第20番 ニ短調 K.466、第27番 変ロ長調 K.595
CD7
第21番 ハ長調 K.467、第23番 イ長調 K.488
ルドルフ・ゼルキン(Pf)
ロンドン交響楽団
ヨーロッパ室内管弦楽団(K.451)
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1980年代 デジタル
80歳を越えてから精力的にモーツァルトに取り組んだゼルキン。彼がアバド
と共に録音した協奏曲集は、80歳とは思えないゼルキンの堅実なピアニズム
と若々しい音楽性が魅力的で、今でもロングセラーを続けています。惜しく
も全曲録音は実現しませんでしたが、今回コレクターズ・エディションで初
BOX化!しかも現在バラ売りでは入手困難になっているものも数曲あるので、
今回のBOXはファンにとっても喜ばしいかぎり。珠玉の名演と呼ぶにふさわ
しい演奏をバジェット・プライスでお届けです!

4775222 7枚組 \5950
モーツァルト:
管楽器のための協奏曲&セレナードとディヴェルティメント集
CD1
1.クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
2.フルート協奏曲 ト長調 K.313、
3.ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
プリンツ(Cl)、トリップ(Fl)、ツェーマン(Fg)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
1.フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
2.オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271
シュルツ(Fl)、サバレタ(Hp)、トゥレチェク(Ob)、
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
3.セレナード 第11番 変ホ長調 K.375
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD3
1-4.ホルン協奏曲 全曲(第1番?第4番)
ヘーグナー(Hr)、
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
5.セレナード 第12番 ハ短調 K.388 「ナハトムジーク」
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD4
1.協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
レーマイヤー(Ob)、シュミードル(Cl)、ヘーグナー(Hr)、ファルトゥル(Fg)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2.セレナード 第10番 変ロ長調 K.361 「グラン・パルティータ」
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD5
1.セレナード 第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2.セレナード 第6番 ニ長調 K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」
3.セレナード 第9番 ニ長調 K.320 「ポストホルン」
ゴールウェイ(Fl)、コッホ(Ob)、アイヒラー(ポストホルン)、
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD6
1.セレナード 第7番 ニ長調 K.250 「ハフナー」
ブランディス(Vn)、
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2.フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD7
ディヴェルティメント集
第3番 変ホ長調 K.166、 第4番 変ロ長調 K.186、第8番 ヘ長調 K.213、
第9番 変ロ長調 K.240、第13番 ヘ長調 K.253、第14番 変ロ長調 K.270
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
録音;1970年代
カール・ベームとウィーン・フィル、ベルリン・フィルの管楽器奏者達によ
るモーツァルトの協奏曲やセレナード・ディヴェルティメントをまとめたBOX
が登場。この中のいくつかは、既にDGオリジナルスやDG2CDシリーズなどで
CD化され定番としてロングセラーを続けていますが、たとえばCD7の管楽ディ
ヴェルティメントやCD4の協奏交響曲(ウィーン・フィル版)はカタログから
消えて久しいアイテム。今回これらを含めてBOX化されることは管楽器ファ
ンにとっては涙ものでしょう。70年代といえばウィーンもベルリンも全盛時
代。特に、ウィーン・フィル管楽セクションによるセレナードとディヴェル
ティメントは人類の至宝と呼ぶにふさわしい名演ばかりです!

4776134 10枚組 \8500
モーツァルト:交響曲全集
CD1
1.交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
2.交響曲 第4番 ニ長調 K.19
3.交響曲 第5番 変ロ長調 K.22
4.交響曲 ヘ長調 K.76(42a)
5.交響曲 第6番 ヘ長調 K.43
6.交響曲 第7番 ニ長調 K.45
7.交響曲 ト長調 K.Anh.221(45a) 「旧ランバッハ」
CD2
1.交響曲 ト長調 「新ランバッハ」
2.交響曲 変ロ長調 K.Anh.214(45b)
3.交響曲 第8番 ニ長調 K.48
4.交響曲 第9番 ハ長調 K.73(75a)
5.交響曲 第10番 ト長調 K.74
6.交響曲 ニ長調 K.81(73l)
CD3
1.交響曲 第11番 ニ長調K.84(73q)
2.交響曲 ニ長調 K.95(73n)
3.交響曲 ニ長調 K.97(73m)
4.交響曲 ヘ長調 K.75
5.交響曲 第12番 ト長調K.110(75b)
6.交響曲 ハ長調 K.96(111b)
CD4
1.交響曲 第13番 ヘ長調 K.112
2.交響曲 第14番 イ長調 K.114
3.交響曲 第15番 ト長調 K.124
4.交響曲 第16番 ハ長調 K.128
5.交響曲 第18番 ヘ長調 K.130
CD5
1.交響曲 第17番 ト長調 K.129
2.交響曲 第19番 変ホ長調 K.132
3.交響曲 第20番 ニ長調 K.133
4.交響曲 第21番 イ長調 K.134
CD6
1.交響曲 第22番 ハ長調 K.162
2.交響曲 第23番 ニ長調 K.181(162b)
3.交響曲 第24番 変ロ長調 K.182(173dA)
4.交響曲 第25番 ト短調 K.183(173dB)
5.交響曲 第27番 ト長調 K.199(161b)
CD7
1.交響曲 第26番 変ホ長調 K.184(161a)
2.交響曲 第28番 ハ長調 K.200(189k)
3.交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
4.交響曲 第30番 ニ長調 K.202(186b)
CD8
1.交響曲 第31番 ニ長調 K.297(300a) 「パリ」
2.交響曲 第32番 ト長調 K.318
3.交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
4.交響曲 第34番 ハ長調 K.338
CD9
1.交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
2.交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
3.交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
CD10
1.交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
2.交響曲 第40番 ト短調 K.550
3.交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
カール・ベーム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音;1960年代
ベームとベルリン・フィルによるモーツァルトの交響曲全集はいまなお語り
継がれている不朽の名盤。モーツァルトの演奏史上、さらには録音史上はず
すことのできない名盤です。この全集がその後のクラシック界に与えた影響
は大きく、録音から40年近く経た今もなお定番アイテムとして君臨し続けて
います。この名盤が今回ついにスリムケース化&プライス・ダウン!手に取
りやすく、さらにお求めやすくなって再登場です。もちろん、OIBPリマスタ
リングはそのまま継承。分厚く少々値がはる旧BOXを敬遠していた方々にも
安心してオススメできます!


734205(DVD-Video) \3350
バーンスタイン:「キャンディード」 全曲
ジェリー・ハドレー(T)、ジューン・アンダーソン(Sp)、
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、ニコライ・ゲッダ(T)、
ロンドン交響楽団合唱団
ロンドン交響楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
1989年12月ロンドン・バービカンセンターでのライヴ
リズミカルな序曲が人気の「キャンディード」。ミュージカル全曲は最近宮
本亜門の演出で日本でも上演され、認知度も上がってきた作品ですが、バー
ンスタイン存命中は頻繁に改作され、バーンスタインが思い描いていたよう
な公演はほとんど行われませんでした。そこで、バーンスタインが自らタク
トをとり、演奏会形式で自分の理想的なキャンディードを再現したのがこの
公演。89年ロンドンでのライヴで、主演のハドレーをはじめアンダーソンや
ルートヴィヒ、ゲッダといった名歌手達の歌唱にも注目です。

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