★価格訂正のご案内★
先日ご案内いたしました下記商品2点は価格が変更になります。
よろしくお願いいたします。
<Almaviva>
DS 0149 2枚組 ¥2450 ※価格訂正 ¥3150
マヌエル・ガルシア(1775-1832):
オペラ「ドン・キショッテ(ドン・キホーテ)」
ガリシア室内管弦楽団
コンサートマスター:ロヘリオ・グロバ・オテロ
フアン・デ・ウダエタ(指揮)
DS 0153 2枚組 ¥2450 ※価格訂正 ¥3150
アルベニスのためのイベリア
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<APARTE>
AP 025 2枚組 ¥2580
[CD1]
(1)フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調
(2)ネルダ(1706-1780):トランペット協奏曲 変ホ長調(カデンツァ:R.ルルー)
(3)ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 (カデンツァ:R.ルルー)
(4)グルック:
歌劇「オルフェーオとエウリディーチェ」より「メロディ(精霊の踊り)」
[CD2]
(1)ハイドン:トランペット協奏曲(カデンツァ:K.ペンデレツキ版)
(2)同曲(カデンツァ:K.シュトックハウゼン版)
ロマン・ルルー(Tp)、
エマニュエル・ルデュク=バローム、バルチック室内管弦楽団
録音:2010年11月5、6、7日、サンクトペテルブルク
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012での再来日を前に、日本でも更な
る注目を集めているトランペット界の新星ロマン・ルルーによるトランペット
協奏曲尽くしのアルバム。古典派時代に残された数少ないトランペット協奏曲
の中でも代表的なハイドン、フンメル、ネルダの作品が一挙に収録されていま
す。ルルーが奏でるトランペットの響きは相変わらず気品あふれる美しさ。安
定感抜群の演奏から繰り出される超絶技巧の数々には圧倒されます!
特に注目されるのは、ハイドンの協奏曲のカデンツァ! 世界初録音となるペ
ンデレツキによるカデンツァのほか、シュトックハウゼンが息子のために書
いたカデンツァ、そしてルルー自身が作曲したカデンツァの3種類の演奏が収
録されています。シュトックハウゼンのものは、自身による指揮、そして息
子マルクス・シュトックハウゼンのソロによる演奏が録音で残っていますが、
ルルーの演奏も見事。ペンデレツキのカデンツァは、ペンデレツキが1999年
にサン・ノゼ交響楽団を指揮した時、首席トランペット奏者のジェームズ・
ドーリーのために書いたものですが、その後ノルウェーの名手アントンセン
のリクエストにより2002年に改訂されました。トランペットが高音域で活躍
する名カデンツァです。第3楽章のカデンツァでは、人をくったような表現に
思わず吹き出しそうになる部分も。ルルーの超絶技巧が冴え渡ります。第3楽
章の演奏時間は、ルルー自身によるカデンツァのものは4分半なのに対し、
シュトックハウゼンとペンデレツキのは6分半前後。華麗なカデンツァでの見
せ場が続きます。
ロマン・ルルーは今最も注目される若手トランペット奏者の一人。ソリスト
として著名なオーケストラ、フェスティヴァルに出演しているほか、フラン
スを中心に指揮者としても活動しています。再来日となるラ・フォル・ジュ
ルネ・オ・ジャポン2012年では、好評のスラブ魂(AP 004)に収録された作品
も演奏する予定。今後ますますの注目を集めること必至のアーティストです!
バルチック室内管弦楽団は、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦
楽団の精鋭奏者たちによって構成されるアンサンブル。ヤンソンスのもとで
研鑽を積んだルデュク=バロームが2000年から音楽監督を務めています。
<RADIO FRANCE>
FRF 007 ¥2450
ドビュッシー:
聖セバスティアンの殉教(ガブリエーレ・ダヌンツィオの5幕の神秘劇のため
の劇音楽)
第一幕「百合の園」
第二幕「魔法の部屋」
第三幕「偽りの神々の会議」
第四幕「傷ついた月桂樹」
第五幕「天国」
イザベル・ユペール;語り(聖セバスティア)
ソフィー・マラン=デュゴール
(S/処女エリゴーヌの声、Vox Sola、天の声、
ケイト・アルドリッヒ(Ms/双子の兄弟マルク、Vox Sola)
クリスティーヌ・クノッレン(Ms/双子の兄弟マルケリアヌス)
ダニエーレ・ガッティ(指揮)
フランス国立管弦楽団、
ラジオ・フランス合唱団(合唱指揮:マティアス・ブラウアー)
録音:2009年4月9日(ライヴ)/シャンゼリゼ劇場
ダニエーレ・ガッティと、彼が音楽監督を務めるフランス国立管によるドビュ
ッシーの「聖セバスティアンの殉教」の登場。管弦楽版ではなく、語り・声
楽を伴う版での録音です。神秘的で美しい和声、ミステリアスで異教的な要
素を思わせる色彩、抒情、感情のひだに寄り添う劇性と官能的なハーモニー
を併せ持った、ドビュッシーの魅力に詰まった作品です。
このドビュッシーの「聖セバスティアンの殉教」は、当時のセレブ的詩人、
ガブリエーレ・ダヌンツィオが書いた4000行から成る聖史劇の詩のための付
随音楽です。実際にすべての詩を朗読しながら上演すると4時間以上もかかる
大作。しかしその中でドビュッシーの音楽は一時間弱分ほどしかないことか
ら、今日では完全版で演奏されることはほとんどなく、このように音楽部分
を抜粋してか、四曲の抜粋から成る交響的断章(「百合の園」「第一幕の法悦
の踊りとフィナーレ」「受難」「よき羊飼い」)として演奏されています。
ガッティ率いるフランス国立管、という夢のような布陣で、しかも語り手に
はフランスの女優(映画「ピアニスト」で主演をつとめた)イザベル・ユペー
ルを起用した豪華な上演のこのライヴ録音は、歓迎すべきものといえましょ
う。ドビュッシーがこの作品の作曲の契約書にサインをしたのは1910年12月、
詩が書き上がる予定日は翌11年3月、そして初演は5月、とすべてがギリギリ
の状態の中での契約でした。このような明らかに困難と思われる仕事を引き
受けたのは、当時のドビュッシーの経済状態の困難さがあったから、とされ
ています。リハーサルまでにピアノ譜を、そして本番までにオーケストラス
コアを仕上げなければならないというギリギリの状態だったため、オーケス
トレーションの大部分を信頼おける友人、アンドレ・カプレに委ねています
(もちろんすべてドビュッシーの細かなチェックが入っています)。さらに、
契約時には、ダヌンツィオの四幕劇に対して、各幕への4曲の交響的前奏曲、
三曲の舞曲、五声のマドリガル、寡婦たちの哀歌とフィナーレという音楽を
つけることがうたわれていましたが、実際に出来あがってきたダヌンツィオ
のテキストは五幕でした。そんな中迎えた初演もトラブル続きで、さらに初
演で主演をつとめたバレエ・リュスのダンサー、イダ・ルーヴィンシュタイ
ンはユダヤ人だったため、セリフのフランス語にも訛りがあったことを指摘
されるなど、困難な状況でした。しかし、そんな状況での初演で、ドビュッ
シーは、自分が構想に描いていたような魅惑の和声の宮殿が彼の目の前に現
れ涙した、という記録が残っています。この作品が、彼の芸術的発展におけ
る特別な存在であることは間違いないでしょう。
ドビュッシーの音楽語法の総決算的に様々な要素が濃密に詰まったこの作品
を、ガッティとフランス国立管弦楽団は神秘性たっぷりに、ドビュッシーの
和声の味わいと色彩を見事に汲み取り演奏しています。CDで聴いていても、
セバスティアンの恍惚とした表情や、燃え盛る炭の上での舞い、受難の舞い
が目の前にたちのぼってくるような力演となっています。
<EUROARTS>
20 58538(DVD-Video) ¥2900
字幕:日英独仏
「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」
監督:ペーター・ローゼン 制作:2011年 ※日本語字幕付
ヤッシャ・ハイフェッツの人物像に迫るドキュメンタリー「神のヴァイオリ
ニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」が登場!ハイフェッツと言えば、ポーカ
ーフェイスの出で立ちで完全無比なテクニックを惜し気もなく披露しました
が、この演奏スタイルはハイフェッツの父から教わったもので、「演奏者は
自分をひけらかすのではなく、演奏するために存在する」という教えからこ
のスタイルがうまれました。ポーカーフェイスの見た目からは思いもよらな
い、音楽は実に情熱的で魂を揺さぶるような音色によって聴衆を魅了しまし
た。
=各チャプターの構成、見どころ=
このドキュメンタリーではハイフェッツの生涯を様々な証言者をもとにまと
められています。
1.「神のヴァイオリニスト」/2.「師レオポルド・アウアー」/3.「アメリカ
へ」/4.「世界ツアー」/5.「カリフォルニア時代」/6.「編曲者としての
活躍」/7.「愛国者としてのハイフェッツ」/8.「教育者として」/9.「友
人たち」/10.「家族について」/11.「海と孤独」/12. 終わりに/13. ク
レジット
・「神のヴァイオリニスト」
名ヴァイオリニストがハイフェッツについて語っています。巨匠イヴリー・
ギトリスは『神なきこの世への贈り物』と、またイダ・ヘンデルは『ヴァイ
オリンの曲ならなんでも信じられない正確さで弾いた。そしていつも情熱的
だった。』と。この他、イツァーク・パールマンをはじめとした、名だたる
ヴァイオリニストが彼の演奏を激賞しております。
・「世界ツアー」
1920年から行われた世界ツアーの模様がおさめられています。注目すべきは
1923年の関東大震災直後に日本に訪れた際の貴重な無声映像です。ハイフェッ
ツは1917年に来日したことがありますが、その際に訪れた場所が変わり果て
た姿にショックを受けます。しかし、すぐにチャリティー・コンサートを開
き多くの被災者に対し心に染みる演奏をしました。演奏会はホール崩壊の恐
れから野外で行われましたが、映像からもわかる通り数えられないほどの聴
衆が集まりました。
・「カリフォルニア時代」
1930年代にカリフォルニアに移住した際の優雅な生活が見て取れ、趣味の卓
球やテニスをする姿も見られます。
・「編曲者としての活躍」
ハイフェッツと言えば、ヴィルトゥオーゾを感じさせる難曲の演奏に注目さ
れがちですが、彼は演奏者の技量、音楽性がダイレクトに伝わる小品ほど入
念に練習し、また多くの小品の編曲も手掛けました。そして、クラシックだ
けにとどまらず、ジム・ホイルの名前で多くの歌謡曲の作曲していたことに
も触れています。彼は、音楽のジャンルや曲の規模は関係なくどんな曲でも
常に真摯な姿勢で演奏していたことがわかります。
=プライベートな姿にも肉迫=
このドキュメンタリーのもう一つの大きな魅力は、演奏家「ヤッシャ・ハイ
フェッツ」ではない、彼のプライベートなシーンを辿れることです。これは
ファンにはたまらない貴重な映像です。それは海が非常に好きだったハイフェ
ッツの海岸で撮影された映像(チャプター11「海と孤独」)や、ハイフェッツ
自身録画が好きだったことから残されている彼の伴奏者の映像、さらにはあ
のヘレン・ケラーがハイフェッツの楽器に触れながら楽しそうに音楽を感じ
ている映像など、非常に興味深い内容ばかりが収録されています。また教師
ハイフェッツとして、生徒に対していじわると思えるほど!?の非常に厳しい
レッスン風景(チャプター8「教育者として」)など、教育者としての側面を
垣間見ることができます。
=かつてない力作!超一級のドキュメンタリー=
このドキュメンタリーを通じてハイフェッツの演奏を観ると、改めて巧みな
技巧を見て取ることができますが、ポーカーフェイスの裏側に隠された、ハ
イフェッツの内なる叫びが演奏に表れているようにも思えます。演奏者とし
て常にトップで居続けなければいけなかったプレッシャーと常に戦い、本当
は孤独な人間であったようにも思えます。本作品で流れるハイフェッツ自身
が編曲し愛奏した、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女や、名曲バッハのシャ
コンヌ、そして十八番のメンコン、チャイコンの抜粋映像を観ると、今まで
とは違った聴こえ方がするかもしれません。巨匠ヤッシャ・ハイフェッツを
知る上で欠かせない貴重なドキュメンタリーの登場と言えましょう。
<SUPRAPHON>
SU 4087 ¥1780
J.S.バッハ:
(1)フルートと通奏低音のための3つのソナタ 第1番 ロ短調 BWV.1030
「音楽の捧げもの」BWV.1079より
(2)5度のフーガ・カノニカ (3)無窮カノン
(4)キルンベルガー:3声のソナタ ト短調
クヴァンツ:
(5)サラバンド ト長調 (6)ミヌエット ホ短調 (7)ジグ ト短調
(8)C.P.E.バッハ:
フルートとヴァイオリンのための二重奏曲 ホ短調 Wq.140
(9)F.ベンダ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、
レンカ・トルゲルセン(バロック・ヴァイオリン)、
ハナ・フレコヴァー(バロック・チェロ)、
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
録音:2011年12月10、12日、聖アネシュカ修道院内アッシジの聖フランチェス
コ教会(プラハ)
チェコが誇る麗しきフルート奏者、ヤナ・セメラードヴァーによるバロック・
フルート作品集。2012年に生誕300周年を迎え、日本国内でも大きな注目を集
めているフリードリヒ大王の宮廷で活躍していた音楽家たちの優雅な作品を
たっぷりと収録した1枚です!フリードリヒ大王が芸術に造詣深く、自身も優
れたフルート奏者として作曲活動も行っていたことはよく知られておりましょ
う。本CDでは、大王と関係深い作品を多く収録。J.S.バッハの「音楽の捧げ
もの」は大王から与えられた主題を基に作曲されたという逸話も残る作品。
他にも大王のフルートの師であるクヴァンツ、宮廷音楽家兼チェンバロ奏者
を務めたC.P.Eバッハはもちろんのこと、宮廷ヴァイオリン奏者として活躍し
たキルンベルガーやF.ベンダといった今日では取り上げられることの少ない
音楽家たちにも焦点を当てた意欲的なプログラムとなっています。共演する
のはレンカ・トルゲルセン、ハナ・フレコヴァー、ベルトラン・キュイエと
いう古楽界を代表する精鋭たち!眉目秀麗なセメラードヴァーの高貴なバロッ
ク・フルートの音色と共に、大王の宮廷に想いを馳せる名盤に仕上がってい
ます。
ヤナ・セメラードヴァーはチェコ出身のフルート奏者。フルート、バロック
・フルート奏者として各国で活躍するだけでなく、コレギウム・マリアヌム
の芸術監督や古楽フェスティヴァルのプログラムを監督するなど、演奏活動
以外の面でも古楽界を牽引している音楽家です。
SU 4092 ¥1780
P.フィッシャー(*1965):
(1)弦楽四重奏曲第1番「モラヴィア」(2008)
(2)「馬に乗った少年たち」(弦楽四重奏と声楽のための作品)(2011)
(3)「水の中、ヤンコは馬を歩かせた」
(弦楽四重奏と声楽のための作品)(2011)
(4)弦楽四重奏曲第2番「ワイルド・マウンテン・タイム」(2009)
(5)弦楽四重奏曲第3番「狂ったパイプ奏者」(2011)
(6)イヴァ・ビットヴァー(*1958):弦楽四重奏「ホパーホップ・ターリター」
シュカンパ四重奏団、(2)(3)(6)イヴァ・ビットヴァー(歌)、
(2)(6)パヴェル・フィッシャー(歌)、
録音:2011年10月17-18日、11月29日、チェコ放送マルティネク・スタジオ
(プラハ)
1989年にプラハ音楽院の学生たちによって結成され、今やチェコを代表する
弦楽四重奏団となったシュカンパ四重奏団が、チェコの現代音楽家パヴェル
・フィッシャーの弦楽作品集を収録した注目の新譜をリリースしました!フィ
ッシャーはチェコを代表するヴァイオリニストで、シュカンパ四重奏団の初
期メンバーの一人でもある人物。彼が作曲活動を開始したのは2007年からで、
フォークソング歌手である母の影響もあってか民謡や伝承曲を取り入れた作
風が目立ちます。今回は彼が近年作曲した弦楽作品と共に、彼の作品に大き
な影響を与えたチェコの現代音楽家、イヴァ・ビットヴァーの作品も収録。
全体的に抒情あふれる民族的な旋律が美しく、そういった曲調がお好きな方
には特におすすめです。さらに、作曲者のフィッシャー、ビットヴァー自身
が歌手として演奏に参加していることにも注目!フィッシャーの弦楽四重奏
と声楽のための2曲は英語対訳付です。作曲者と演奏者がこれ以上ないほど密
な距離で収録を行ったものですから、その仕上がりにも大きな期待が寄せら
れましょう。チェコの次代を担う現代音楽家らの作品を堪能できる、注目の
アルバムです!
<MELODIYA>
MELCD 1001927 2枚組 ¥2980
メトネル(1880-1951):ピアノ協奏曲&ピアノ曲集
[CD 1]
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.33(*)
8つの心象風景 Op.1 から
第2曲嬰ト短調/第3曲変ホ短調/第4曲変ト長調
3つの小品 Op.31 から 葬送行進曲ロ短調(第2曲)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 川の歌 ホ短調(第4曲)
3つのおとぎ話(ロシアのおとぎ話)Op.42 から 第1曲ヘ短調
[CD 2]
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.50(+)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 追憶のソナタ イ短調(第1曲)
ソナタ三部作 Op.11 から 悲歌風ソナタ ニ短調(第2曲)(#)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 優雅な舞曲 イ長調(第2曲)
タチアナ・ニコラーエヴァ(ピアノ(*))
アブラム・シャツケス(ピアノ(+))
ソヴィエト国立交響楽団(*/+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(ピアノ(#/無印)、指揮(*/+))
録音:1959年(+)/1980年(*/無印)/1983年(#)
旧MELODIYA(BMGから発売される以前)からSUCD規格で発売されていた2枚のCDを
組み合わせたもので、この形での発売は初めてと思われます。
MELCD 1001945 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニー・オネーギン」
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ:タチアナ)
ヴァレンティーナ・ペトロヴァ(ソプラノ:ラリーナ)
エフゲニー・ベーロフ(バリトン:オネーギン)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:レンスキー)
イヴァン・ペトロフ(バス:グリョーミン公爵)
ラリーサ・アヴデーエヴァ(アルト:オリガ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1955年 前出:MELCD 1000652
MELCD 1001959 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
グラズノフ(1865-1936):バレエ「ライモンダ」
ボリショイ劇場管弦楽団
独奏:オレグ・ウサチェフ(トランペット)
セルゲイ・カリノフスキー(ヴァイオリン)
ヴェーラ・ドゥーロヴァ(ハープ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1961年 前出:MELCD 1000708
MELCD 1001972 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲変ロ長調(1865)/弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22/弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70(*)
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバリーン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ(*))
ゲンリフ・タラリアン(ヴィオラ(*))
録音:1952-1965年 前出:MELCD 1000953
モスクワ・フィルハーモニー弦楽四重奏団(1945年創設)からボロディン弦楽四重
奏団に改称(1955年)した当時の在籍メンバーによる録音。
MELCD 1001973 ¥1550
【新装再発売】
ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲ヘ長調
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバリーン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1950年代? 前出:MELCD 1000954
モスクワ・フィルハーモニー弦楽四重奏団(1945年創設)からボロディン弦楽四重
奏団に改称(1955年)した当時の在籍メンバーによる録音。
MELCD 1001981 ¥1550
【新装再発売】
ロシアの復活大祭 三位一体・聖セルギウス修道院の復活大祭賛歌集
(全24曲)
三位一体・聖セルギウス修道院&モスクワ神学アカデミー合同合唱団
マトフェイ大修道院長(指揮)
録音:1978年 前出:MELCD 1000662
<URANIA>
WS 121.176 2枚組 ¥1450
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ラモン・ヴィナイ(T)
ヘルヴァ・ネッリ(S)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
ナン・メリマン(Ms)、他
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団、合唱団 1947年
WS 121.177 2枚組 ¥1450
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ジョージ・ロンドン(Br)
レオニー・リザネク(S)
ジョルジョ・トッツィ(Bs)
カール・リーブル(T)
アンタル・ドラティ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団 1960年
LDV 14006 ¥1080
フルートとギターのためのボヘミア音楽
JIRI MATYS(1927- ):Suita, Hra pro dva(初出音源)
SYLVIE BODOROVA(1954- ):
Pohadky jen tak(Just Fairy Tales only)1980 (初出音源)
JIRI BAIER(1934-2005):Bagatella (初出音源)
JAN NOVAK(1921-1984):Cithara poetica
Hana Budisova Colombo, flute
Simone Bellucci, guitar
LDV 14007 ¥1080
ピアソラ、プホール:作品集
ASTOR PIAZZOLLA:
HISTOIRE DU TANGO
REVIRADO
OBLIVION
AVE MARIA
LOS SUENOS
MAXIMO DIEGO PUJOL:
SUITE BUENOS AIRES
PAOLO FERRIGATO - MANUEL MERLO
先日ご案内いたしました下記商品2点は価格が変更になります。
よろしくお願いいたします。
<Almaviva>
DS 0149 2枚組 ¥2450 ※価格訂正 ¥3150
マヌエル・ガルシア(1775-1832):
オペラ「ドン・キショッテ(ドン・キホーテ)」
ガリシア室内管弦楽団
コンサートマスター:ロヘリオ・グロバ・オテロ
フアン・デ・ウダエタ(指揮)
DS 0153 2枚組 ¥2450 ※価格訂正 ¥3150
アルベニスのためのイベリア
フアン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)
===================================
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<APARTE>
AP 025 2枚組 ¥2580
[CD1]
(1)フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調
(2)ネルダ(1706-1780):トランペット協奏曲 変ホ長調(カデンツァ:R.ルルー)
(3)ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 (カデンツァ:R.ルルー)
(4)グルック:
歌劇「オルフェーオとエウリディーチェ」より「メロディ(精霊の踊り)」
[CD2]
(1)ハイドン:トランペット協奏曲(カデンツァ:K.ペンデレツキ版)
(2)同曲(カデンツァ:K.シュトックハウゼン版)
ロマン・ルルー(Tp)、
エマニュエル・ルデュク=バローム、バルチック室内管弦楽団
録音:2010年11月5、6、7日、サンクトペテルブルク
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012での再来日を前に、日本でも更な
る注目を集めているトランペット界の新星ロマン・ルルーによるトランペット
協奏曲尽くしのアルバム。古典派時代に残された数少ないトランペット協奏曲
の中でも代表的なハイドン、フンメル、ネルダの作品が一挙に収録されていま
す。ルルーが奏でるトランペットの響きは相変わらず気品あふれる美しさ。安
定感抜群の演奏から繰り出される超絶技巧の数々には圧倒されます!
特に注目されるのは、ハイドンの協奏曲のカデンツァ! 世界初録音となるペ
ンデレツキによるカデンツァのほか、シュトックハウゼンが息子のために書
いたカデンツァ、そしてルルー自身が作曲したカデンツァの3種類の演奏が収
録されています。シュトックハウゼンのものは、自身による指揮、そして息
子マルクス・シュトックハウゼンのソロによる演奏が録音で残っていますが、
ルルーの演奏も見事。ペンデレツキのカデンツァは、ペンデレツキが1999年
にサン・ノゼ交響楽団を指揮した時、首席トランペット奏者のジェームズ・
ドーリーのために書いたものですが、その後ノルウェーの名手アントンセン
のリクエストにより2002年に改訂されました。トランペットが高音域で活躍
する名カデンツァです。第3楽章のカデンツァでは、人をくったような表現に
思わず吹き出しそうになる部分も。ルルーの超絶技巧が冴え渡ります。第3楽
章の演奏時間は、ルルー自身によるカデンツァのものは4分半なのに対し、
シュトックハウゼンとペンデレツキのは6分半前後。華麗なカデンツァでの見
せ場が続きます。
ロマン・ルルーは今最も注目される若手トランペット奏者の一人。ソリスト
として著名なオーケストラ、フェスティヴァルに出演しているほか、フラン
スを中心に指揮者としても活動しています。再来日となるラ・フォル・ジュ
ルネ・オ・ジャポン2012年では、好評のスラブ魂(AP 004)に収録された作品
も演奏する予定。今後ますますの注目を集めること必至のアーティストです!
バルチック室内管弦楽団は、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦
楽団の精鋭奏者たちによって構成されるアンサンブル。ヤンソンスのもとで
研鑽を積んだルデュク=バロームが2000年から音楽監督を務めています。
<RADIO FRANCE>
FRF 007 ¥2450
ドビュッシー:
聖セバスティアンの殉教(ガブリエーレ・ダヌンツィオの5幕の神秘劇のため
の劇音楽)
第一幕「百合の園」
第二幕「魔法の部屋」
第三幕「偽りの神々の会議」
第四幕「傷ついた月桂樹」
第五幕「天国」
イザベル・ユペール;語り(聖セバスティア)
ソフィー・マラン=デュゴール
(S/処女エリゴーヌの声、Vox Sola、天の声、
ケイト・アルドリッヒ(Ms/双子の兄弟マルク、Vox Sola)
クリスティーヌ・クノッレン(Ms/双子の兄弟マルケリアヌス)
ダニエーレ・ガッティ(指揮)
フランス国立管弦楽団、
ラジオ・フランス合唱団(合唱指揮:マティアス・ブラウアー)
録音:2009年4月9日(ライヴ)/シャンゼリゼ劇場
ダニエーレ・ガッティと、彼が音楽監督を務めるフランス国立管によるドビュ
ッシーの「聖セバスティアンの殉教」の登場。管弦楽版ではなく、語り・声
楽を伴う版での録音です。神秘的で美しい和声、ミステリアスで異教的な要
素を思わせる色彩、抒情、感情のひだに寄り添う劇性と官能的なハーモニー
を併せ持った、ドビュッシーの魅力に詰まった作品です。
このドビュッシーの「聖セバスティアンの殉教」は、当時のセレブ的詩人、
ガブリエーレ・ダヌンツィオが書いた4000行から成る聖史劇の詩のための付
随音楽です。実際にすべての詩を朗読しながら上演すると4時間以上もかかる
大作。しかしその中でドビュッシーの音楽は一時間弱分ほどしかないことか
ら、今日では完全版で演奏されることはほとんどなく、このように音楽部分
を抜粋してか、四曲の抜粋から成る交響的断章(「百合の園」「第一幕の法悦
の踊りとフィナーレ」「受難」「よき羊飼い」)として演奏されています。
ガッティ率いるフランス国立管、という夢のような布陣で、しかも語り手に
はフランスの女優(映画「ピアニスト」で主演をつとめた)イザベル・ユペー
ルを起用した豪華な上演のこのライヴ録音は、歓迎すべきものといえましょ
う。ドビュッシーがこの作品の作曲の契約書にサインをしたのは1910年12月、
詩が書き上がる予定日は翌11年3月、そして初演は5月、とすべてがギリギリ
の状態の中での契約でした。このような明らかに困難と思われる仕事を引き
受けたのは、当時のドビュッシーの経済状態の困難さがあったから、とされ
ています。リハーサルまでにピアノ譜を、そして本番までにオーケストラス
コアを仕上げなければならないというギリギリの状態だったため、オーケス
トレーションの大部分を信頼おける友人、アンドレ・カプレに委ねています
(もちろんすべてドビュッシーの細かなチェックが入っています)。さらに、
契約時には、ダヌンツィオの四幕劇に対して、各幕への4曲の交響的前奏曲、
三曲の舞曲、五声のマドリガル、寡婦たちの哀歌とフィナーレという音楽を
つけることがうたわれていましたが、実際に出来あがってきたダヌンツィオ
のテキストは五幕でした。そんな中迎えた初演もトラブル続きで、さらに初
演で主演をつとめたバレエ・リュスのダンサー、イダ・ルーヴィンシュタイ
ンはユダヤ人だったため、セリフのフランス語にも訛りがあったことを指摘
されるなど、困難な状況でした。しかし、そんな状況での初演で、ドビュッ
シーは、自分が構想に描いていたような魅惑の和声の宮殿が彼の目の前に現
れ涙した、という記録が残っています。この作品が、彼の芸術的発展におけ
る特別な存在であることは間違いないでしょう。
ドビュッシーの音楽語法の総決算的に様々な要素が濃密に詰まったこの作品
を、ガッティとフランス国立管弦楽団は神秘性たっぷりに、ドビュッシーの
和声の味わいと色彩を見事に汲み取り演奏しています。CDで聴いていても、
セバスティアンの恍惚とした表情や、燃え盛る炭の上での舞い、受難の舞い
が目の前にたちのぼってくるような力演となっています。
<EUROARTS>
20 58538(DVD-Video) ¥2900
字幕:日英独仏
「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」
監督:ペーター・ローゼン 制作:2011年 ※日本語字幕付
ヤッシャ・ハイフェッツの人物像に迫るドキュメンタリー「神のヴァイオリ
ニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」が登場!ハイフェッツと言えば、ポーカ
ーフェイスの出で立ちで完全無比なテクニックを惜し気もなく披露しました
が、この演奏スタイルはハイフェッツの父から教わったもので、「演奏者は
自分をひけらかすのではなく、演奏するために存在する」という教えからこ
のスタイルがうまれました。ポーカーフェイスの見た目からは思いもよらな
い、音楽は実に情熱的で魂を揺さぶるような音色によって聴衆を魅了しまし
た。
=各チャプターの構成、見どころ=
このドキュメンタリーではハイフェッツの生涯を様々な証言者をもとにまと
められています。
1.「神のヴァイオリニスト」/2.「師レオポルド・アウアー」/3.「アメリカ
へ」/4.「世界ツアー」/5.「カリフォルニア時代」/6.「編曲者としての
活躍」/7.「愛国者としてのハイフェッツ」/8.「教育者として」/9.「友
人たち」/10.「家族について」/11.「海と孤独」/12. 終わりに/13. ク
レジット
・「神のヴァイオリニスト」
名ヴァイオリニストがハイフェッツについて語っています。巨匠イヴリー・
ギトリスは『神なきこの世への贈り物』と、またイダ・ヘンデルは『ヴァイ
オリンの曲ならなんでも信じられない正確さで弾いた。そしていつも情熱的
だった。』と。この他、イツァーク・パールマンをはじめとした、名だたる
ヴァイオリニストが彼の演奏を激賞しております。
・「世界ツアー」
1920年から行われた世界ツアーの模様がおさめられています。注目すべきは
1923年の関東大震災直後に日本に訪れた際の貴重な無声映像です。ハイフェッ
ツは1917年に来日したことがありますが、その際に訪れた場所が変わり果て
た姿にショックを受けます。しかし、すぐにチャリティー・コンサートを開
き多くの被災者に対し心に染みる演奏をしました。演奏会はホール崩壊の恐
れから野外で行われましたが、映像からもわかる通り数えられないほどの聴
衆が集まりました。
・「カリフォルニア時代」
1930年代にカリフォルニアに移住した際の優雅な生活が見て取れ、趣味の卓
球やテニスをする姿も見られます。
・「編曲者としての活躍」
ハイフェッツと言えば、ヴィルトゥオーゾを感じさせる難曲の演奏に注目さ
れがちですが、彼は演奏者の技量、音楽性がダイレクトに伝わる小品ほど入
念に練習し、また多くの小品の編曲も手掛けました。そして、クラシックだ
けにとどまらず、ジム・ホイルの名前で多くの歌謡曲の作曲していたことに
も触れています。彼は、音楽のジャンルや曲の規模は関係なくどんな曲でも
常に真摯な姿勢で演奏していたことがわかります。
=プライベートな姿にも肉迫=
このドキュメンタリーのもう一つの大きな魅力は、演奏家「ヤッシャ・ハイ
フェッツ」ではない、彼のプライベートなシーンを辿れることです。これは
ファンにはたまらない貴重な映像です。それは海が非常に好きだったハイフェ
ッツの海岸で撮影された映像(チャプター11「海と孤独」)や、ハイフェッツ
自身録画が好きだったことから残されている彼の伴奏者の映像、さらにはあ
のヘレン・ケラーがハイフェッツの楽器に触れながら楽しそうに音楽を感じ
ている映像など、非常に興味深い内容ばかりが収録されています。また教師
ハイフェッツとして、生徒に対していじわると思えるほど!?の非常に厳しい
レッスン風景(チャプター8「教育者として」)など、教育者としての側面を
垣間見ることができます。
=かつてない力作!超一級のドキュメンタリー=
このドキュメンタリーを通じてハイフェッツの演奏を観ると、改めて巧みな
技巧を見て取ることができますが、ポーカーフェイスの裏側に隠された、ハ
イフェッツの内なる叫びが演奏に表れているようにも思えます。演奏者とし
て常にトップで居続けなければいけなかったプレッシャーと常に戦い、本当
は孤独な人間であったようにも思えます。本作品で流れるハイフェッツ自身
が編曲し愛奏した、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女や、名曲バッハのシャ
コンヌ、そして十八番のメンコン、チャイコンの抜粋映像を観ると、今まで
とは違った聴こえ方がするかもしれません。巨匠ヤッシャ・ハイフェッツを
知る上で欠かせない貴重なドキュメンタリーの登場と言えましょう。
<SUPRAPHON>
SU 4087 ¥1780
J.S.バッハ:
(1)フルートと通奏低音のための3つのソナタ 第1番 ロ短調 BWV.1030
「音楽の捧げもの」BWV.1079より
(2)5度のフーガ・カノニカ (3)無窮カノン
(4)キルンベルガー:3声のソナタ ト短調
クヴァンツ:
(5)サラバンド ト長調 (6)ミヌエット ホ短調 (7)ジグ ト短調
(8)C.P.E.バッハ:
フルートとヴァイオリンのための二重奏曲 ホ短調 Wq.140
(9)F.ベンダ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヤナ・セメラードヴァー(バロック・フルート)、
レンカ・トルゲルセン(バロック・ヴァイオリン)、
ハナ・フレコヴァー(バロック・チェロ)、
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
録音:2011年12月10、12日、聖アネシュカ修道院内アッシジの聖フランチェス
コ教会(プラハ)
チェコが誇る麗しきフルート奏者、ヤナ・セメラードヴァーによるバロック・
フルート作品集。2012年に生誕300周年を迎え、日本国内でも大きな注目を集
めているフリードリヒ大王の宮廷で活躍していた音楽家たちの優雅な作品を
たっぷりと収録した1枚です!フリードリヒ大王が芸術に造詣深く、自身も優
れたフルート奏者として作曲活動も行っていたことはよく知られておりましょ
う。本CDでは、大王と関係深い作品を多く収録。J.S.バッハの「音楽の捧げ
もの」は大王から与えられた主題を基に作曲されたという逸話も残る作品。
他にも大王のフルートの師であるクヴァンツ、宮廷音楽家兼チェンバロ奏者
を務めたC.P.Eバッハはもちろんのこと、宮廷ヴァイオリン奏者として活躍し
たキルンベルガーやF.ベンダといった今日では取り上げられることの少ない
音楽家たちにも焦点を当てた意欲的なプログラムとなっています。共演する
のはレンカ・トルゲルセン、ハナ・フレコヴァー、ベルトラン・キュイエと
いう古楽界を代表する精鋭たち!眉目秀麗なセメラードヴァーの高貴なバロッ
ク・フルートの音色と共に、大王の宮廷に想いを馳せる名盤に仕上がってい
ます。
ヤナ・セメラードヴァーはチェコ出身のフルート奏者。フルート、バロック
・フルート奏者として各国で活躍するだけでなく、コレギウム・マリアヌム
の芸術監督や古楽フェスティヴァルのプログラムを監督するなど、演奏活動
以外の面でも古楽界を牽引している音楽家です。
SU 4092 ¥1780
P.フィッシャー(*1965):
(1)弦楽四重奏曲第1番「モラヴィア」(2008)
(2)「馬に乗った少年たち」(弦楽四重奏と声楽のための作品)(2011)
(3)「水の中、ヤンコは馬を歩かせた」
(弦楽四重奏と声楽のための作品)(2011)
(4)弦楽四重奏曲第2番「ワイルド・マウンテン・タイム」(2009)
(5)弦楽四重奏曲第3番「狂ったパイプ奏者」(2011)
(6)イヴァ・ビットヴァー(*1958):弦楽四重奏「ホパーホップ・ターリター」
シュカンパ四重奏団、(2)(3)(6)イヴァ・ビットヴァー(歌)、
(2)(6)パヴェル・フィッシャー(歌)、
録音:2011年10月17-18日、11月29日、チェコ放送マルティネク・スタジオ
(プラハ)
1989年にプラハ音楽院の学生たちによって結成され、今やチェコを代表する
弦楽四重奏団となったシュカンパ四重奏団が、チェコの現代音楽家パヴェル
・フィッシャーの弦楽作品集を収録した注目の新譜をリリースしました!フィ
ッシャーはチェコを代表するヴァイオリニストで、シュカンパ四重奏団の初
期メンバーの一人でもある人物。彼が作曲活動を開始したのは2007年からで、
フォークソング歌手である母の影響もあってか民謡や伝承曲を取り入れた作
風が目立ちます。今回は彼が近年作曲した弦楽作品と共に、彼の作品に大き
な影響を与えたチェコの現代音楽家、イヴァ・ビットヴァーの作品も収録。
全体的に抒情あふれる民族的な旋律が美しく、そういった曲調がお好きな方
には特におすすめです。さらに、作曲者のフィッシャー、ビットヴァー自身
が歌手として演奏に参加していることにも注目!フィッシャーの弦楽四重奏
と声楽のための2曲は英語対訳付です。作曲者と演奏者がこれ以上ないほど密
な距離で収録を行ったものですから、その仕上がりにも大きな期待が寄せら
れましょう。チェコの次代を担う現代音楽家らの作品を堪能できる、注目の
アルバムです!
<MELODIYA>
MELCD 1001927 2枚組 ¥2980
メトネル(1880-1951):ピアノ協奏曲&ピアノ曲集
[CD 1]
ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.33(*)
8つの心象風景 Op.1 から
第2曲嬰ト短調/第3曲変ホ短調/第4曲変ト長調
3つの小品 Op.31 から 葬送行進曲ロ短調(第2曲)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 川の歌 ホ短調(第4曲)
3つのおとぎ話(ロシアのおとぎ話)Op.42 から 第1曲ヘ短調
[CD 2]
ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.50(+)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 追憶のソナタ イ短調(第1曲)
ソナタ三部作 Op.11 から 悲歌風ソナタ ニ短調(第2曲)(#)
忘れられた調べ 第1集 Op.38 から 優雅な舞曲 イ長調(第2曲)
タチアナ・ニコラーエヴァ(ピアノ(*))
アブラム・シャツケス(ピアノ(+))
ソヴィエト国立交響楽団(*/+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(ピアノ(#/無印)、指揮(*/+))
録音:1959年(+)/1980年(*/無印)/1983年(#)
旧MELODIYA(BMGから発売される以前)からSUCD規格で発売されていた2枚のCDを
組み合わせたもので、この形での発売は初めてと思われます。
MELCD 1001945 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニー・オネーギン」
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ:タチアナ)
ヴァレンティーナ・ペトロヴァ(ソプラノ:ラリーナ)
エフゲニー・ベーロフ(バリトン:オネーギン)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:レンスキー)
イヴァン・ペトロフ(バス:グリョーミン公爵)
ラリーサ・アヴデーエヴァ(アルト:オリガ) 他
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1955年 前出:MELCD 1000652
MELCD 1001959 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
グラズノフ(1865-1936):バレエ「ライモンダ」
ボリショイ劇場管弦楽団
独奏:オレグ・ウサチェフ(トランペット)
セルゲイ・カリノフスキー(ヴァイオリン)
ヴェーラ・ドゥーロヴァ(ハープ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
録音:1961年 前出:MELCD 1000708
MELCD 1001972 2枚組 ¥2980
【新装再発売】
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲変ロ長調(1865)/弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22/弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70(*)
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバリーン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ(*))
ゲンリフ・タラリアン(ヴィオラ(*))
録音:1952-1965年 前出:MELCD 1000953
モスクワ・フィルハーモニー弦楽四重奏団(1945年創設)からボロディン弦楽四重
奏団に改称(1955年)した当時の在籍メンバーによる録音。
MELCD 1001973 ¥1550
【新装再発売】
ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル(1875-1937):弦楽四重奏曲ヘ長調
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバリーン(ヴィオラ)
ヴァレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
録音:1950年代? 前出:MELCD 1000954
モスクワ・フィルハーモニー弦楽四重奏団(1945年創設)からボロディン弦楽四重
奏団に改称(1955年)した当時の在籍メンバーによる録音。
MELCD 1001981 ¥1550
【新装再発売】
ロシアの復活大祭 三位一体・聖セルギウス修道院の復活大祭賛歌集
(全24曲)
三位一体・聖セルギウス修道院&モスクワ神学アカデミー合同合唱団
マトフェイ大修道院長(指揮)
録音:1978年 前出:MELCD 1000662
<URANIA>
WS 121.176 2枚組 ¥1450
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ラモン・ヴィナイ(T)
ヘルヴァ・ネッリ(S)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
ナン・メリマン(Ms)、他
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC交響楽団、合唱団 1947年
WS 121.177 2枚組 ¥1450
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ジョージ・ロンドン(Br)
レオニー・リザネク(S)
ジョルジョ・トッツィ(Bs)
カール・リーブル(T)
アンタル・ドラティ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、合唱団 1960年
LDV 14006 ¥1080
フルートとギターのためのボヘミア音楽
JIRI MATYS(1927- ):Suita, Hra pro dva(初出音源)
SYLVIE BODOROVA(1954- ):
Pohadky jen tak(Just Fairy Tales only)1980 (初出音源)
JIRI BAIER(1934-2005):Bagatella (初出音源)
JAN NOVAK(1921-1984):Cithara poetica
Hana Budisova Colombo, flute
Simone Bellucci, guitar
LDV 14007 ¥1080
ピアソラ、プホール:作品集
ASTOR PIAZZOLLA:
HISTOIRE DU TANGO
REVIRADO
OBLIVION
AVE MARIA
LOS SUENOS
MAXIMO DIEGO PUJOL:
SUITE BUENOS AIRES
PAOLO FERRIGATO - MANUEL MERLO