野へ山へ

2004年~

佐渡島②ー1

2024年05月18日 | 山行記

5月4日(土)

二ツ亀で日の出を迎えました。


両津港から二ツ亀への道沿いでも、
多くの群落が見られた、オドリコソウ/踊子草(シソ科)は
キャンプ場でもいたる所で植生していました。
その他、花期を迎えている山野草も多く・・


クルマバソウ/車葉草(アカネ科)


ホウチャクソウ/宝鐸草(ユリ科)


イチリンソウ/一輪草(キンポウゲ科)


ヒョウタンボク/瓢箪木(スイカズラ科)


菊の仲間と思われますが、名前が解りません。


二ツ亀へ渡ってみることにしました。
夏は人気の海水浴場とのこと、とても澄んだきれいな海でした。


ハマニガナ/浜苦菜(キク科)


浜には海外からの漂着物が色々と見られました。
これは衣夫山泉という、中国の飲料水のペットボトルの様です。


ハマエンドウ/浜豌豆(マメ科)


ハマハタザオ/浜旗竿(アブラナ科)


ハマツメクサ/浜爪草(ナデシコ科)


二ツ亀からテントサイトを眺望
そろそろキャンプ場に戻る時間。名残惜しかったですが、二ツ亀岩を下りました。


長男(第一子)が生まれた当時に購入した、30年ものです。
長期間、物置の中に収納したままでした。
劣化していたポールの樹脂ジョイントのみ交換し、
その他は支障無く設営出来ました。


織ネーム、今はもう使われていないロゴです。


この熊マークは今もムーンライトシリーズに転写されて
いますが、丸ロゴは今の字体に替わっているかも。


テントを撤収し、車へ積み込み、海沿いの遊歩道(佐渡ジオパーク)
を歩いて大野亀へ向かいます。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)




海岸沿いでも山野草の花をたくさん見ました。
オオアマドコロ/大甘野老(ユリ科)
☆海岸で咲くオオアマドコロは、葉も茎も厚みがあるそうです。


ハマナス/浜梨(バラ科)


正体不明の物体。これは何でしょうか??直径50cmくらい、
うーっすらと肌色?かかった、白色。
棒で突くと、ぶにゅぶにゅとお餅の様な、柔らかいゴムの様な、弾力。
匂うとほぼ無臭。(腐敗臭や臭さは全く無し。)
表面に、小さな羽虫が数匹、引っ付いていました。全く解りません。


賽の河原


セイヨウジュウニヒトエ/西洋十二単(シソ科)
別名をセイヨウキランソウ、アジュガとも呼ばれるそうです。
帰化植物とのこと。


ハナウド/花独活(セリ科)

 
ミミナグサ/耳菜草(ナデシコ科)
切れ目の入った花びらに、一瞬、サワハコベ?と思いますが、毛深い丸い葉がサワハコベとの違いでしょうか。


大野亀に到着。


想像していたよりも、高く感じました。
もっと低い丘の様な山を想定していたので。
鳥居をくぐって登山道を進みます。


振り返ると、二ツ亀が遠望出来ました。


つづら折れに登り、ほどなく頂上。
カシワ/柏(ブナ科)の木が若葉と花穂を付けていました。


凛とした祠があり、眺望絶佳。




三等三角点
点名:『大野亀』(おおのがめ)
標高:166.52m
が埋標されていました。


山頂より再び二ツ亀を眺望。
左の方の亀の頂にも三角点があるのですが、行けませんでした。
右の亀は中腹まで登ったのですが、ガレてて退散したのです。
しばらく頂上で憩ってから下山。


トビシマカンゾウが数輪、咲き始めていました。
6月には斜面一面、黄色で埋め尽くされるのですから、壮観でしょうね!


下山後は、遊歩道を歩かずに、県道を歩いて駐車地の二ツ亀へ戻りました。


いつか自転車で佐渡イチも走りたいです。


二ツ亀ホテル駐車場へ帰着。(テントサイトはこのホテルの下でした。)
車に乗車して一路、ドンデンへ!


ドンデンロッジへ車を置き、ドンデンライナーというバスに
乗って、アオネバ登山口へ向かいます。


アオネバ登山口
ここから登るドンデンまでのルートは、
去年のGWに訪れ、いっぺんで虜になった場所です。


歩き出してすぐ、足元に エンレイソウ/延齢草(ユリ科)
☆花が咲くまで15年かかるそうです・・
『初々しい花が咲くまで"齢を延ぶる"こと15年余もかかり、
名前もここから生まれた』(図鑑 「佐渡の花」より)


ニリンソウ/二輪草(キンポウゲ科)


コンロンソウ/崑崙草(アブラナ科)

 
オオイワカガミ/大岩鏡(イワウメ科)の群落
大きなイワカガミに魅入りました。

 
ズダヤクシュ/喘息薬種(ユキノシタ科)

続く

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