野へ山へ

2004年~

佐渡島④

2024年05月23日 | 山行記

復路は再び、金北山からドンデンロッジを目差しました。


再び残雪の尾根を下ります。


分岐からは夏道を選んでみました。


池にかかる木の枝に、デロンとしたものが垂れ下がっていました。
カエルの卵でしょうか??くず湯の様な、ゼラチン状の様な。
池の周囲では、グリッッグリッッっという
聞き慣れないカエル声が大合唱。


鏡池の傍を通り過ぎました。ここでもカエルの声が響いていました。
山上の自然を感じ、いいなぁ・・・と。


半身浴の石像達は役行者達




遥かにロッジも見えて来ましたが、まだまだ遠い・・


抜群の眺望が、気分を明るくしてくれます。


高砂の峯から金北山を振り返る


復路も名残惜しさで・・撮ってしまいます。


カタクリの群生もしっかりと見納めたい・・と。


シラネアオイも最後まで見ておきたいと・・


アオモミジはこれから葉が広がる様子。


振り返り、どんどん遠ざかる金北山


オオカメの白い花、午後も青空に映えていました。


シラネアオイの花の色は場所によって違いがありました。
稜線近くでは、濃いピンク色。


サンカヨウ/山荷葉(メギ科)が群生している谷部では・・


清楚な花が盛りを迎えていました。


こんなにたくさんのサンカヨウにも会えて嬉しかったです。


ヒトリシズカも活き活きと


キクザキイチゲも見納めておこう・・


エゾエンゴサクも


オオミスミソウ


無事、ロッジに到着。


夕陽の両津湾も見納めました。
テラスではバーベキューをする方々のいい匂い・・

5月6日(月・祝)


朝食後、ドンデンロッジを出発、両津港目差して車で下山しました。


フェリーのお腹へ乗船します。


最終日はあいにくの曇天でしたが、船のデッキからは大佐渡山地を名残惜しく一望、「さよなら佐渡島」。

☆あっという間の滞在でしたが、今回も大佐渡山地の豊かな自然に出会い、
実に幸せな佐渡島時間を過ごしました。またぜひ、訪れたいです。


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(大変参考にさせていただいた書籍・地図)


『佐渡の花』携帯版
写真:村川博實
解説:伊藤邦男
出版:山歩ガイドクラブ
☆大佐渡山地の植生を余すことなく掲載されている、
素晴らしい図鑑です。明瞭な美しい写真、
解説の文章も大変詳しく、勉強になります。
佐渡の自然を知る為のバイブルとして愛読しています。


トレッキングマップ
佐渡市、佐渡トレッキング協議会に
より作成された地図は、初めて佐渡を訪れるの登山者にも
頼りになる地図であり、コース案内、花、鳥類についても
親切な掲載があります。

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