復路は再び、金北山からドンデンロッジを目差しました。
再び残雪の尾根を下ります。
分岐からは夏道を選んでみました。
池にかかる木の枝に、デロンとしたものが垂れ下がっていました。
カエルの卵でしょうか??くず湯の様な、ゼラチン状の様な。
池の周囲では、グリッッグリッッっという
聞き慣れないカエル声が大合唱。
鏡池の傍を通り過ぎました。ここでもカエルの声が響いていました。
山上の自然を感じ、いいなぁ・・・と。
半身浴の石像達は役行者達
遥かにロッジも見えて来ましたが、まだまだ遠い・・
抜群の眺望が、気分を明るくしてくれます。
高砂の峯から金北山を振り返る
復路も名残惜しさで・・撮ってしまいます。
カタクリの群生もしっかりと見納めたい・・と。
シラネアオイも最後まで見ておきたいと・・
アオモミジはこれから葉が広がる様子。
振り返り、どんどん遠ざかる金北山
オオカメの白い花、午後も青空に映えていました。
シラネアオイの花の色は場所によって違いがありました。
稜線近くでは、濃いピンク色。
サンカヨウ/山荷葉(メギ科)が群生している谷部では・・
清楚な花が盛りを迎えていました。
こんなにたくさんのサンカヨウにも会えて嬉しかったです。
ヒトリシズカも活き活きと
キクザキイチゲも見納めておこう・・
エゾエンゴサクも
オオミスミソウ
無事、ロッジに到着。
夕陽の両津湾も見納めました。
テラスではバーベキューをする方々のいい匂い・・
5月6日(月・祝)
朝食後、ドンデンロッジを出発、両津港目差して車で下山しました。
フェリーのお腹へ乗船します。
最終日はあいにくの曇天でしたが、船のデッキからは大佐渡山地を名残惜しく一望、「さよなら佐渡島」。
☆あっという間の滞在でしたが、今回も大佐渡山地の豊かな自然に出会い、
実に幸せな佐渡島時間を過ごしました。またぜひ、訪れたいです。
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(大変参考にさせていただいた書籍・地図)
『佐渡の花』携帯版
写真:村川博實
解説:伊藤邦男
出版:山歩ガイドクラブ
☆大佐渡山地の植生を余すことなく掲載されている、
素晴らしい図鑑です。明瞭な美しい写真、
解説の文章も大変詳しく、勉強になります。
佐渡の自然を知る為のバイブルとして愛読しています。
トレッキングマップ
佐渡市、佐渡トレッキング協議会に
より作成された地図は、初めて佐渡を訪れるの登山者にも
頼りになる地図であり、コース案内、花、鳥類についても
親切な掲載があります。