野へ山へ

2004年~

△金剛堂山(片折岳ー金剛堂山ー中金剛ー奥金剛)②

2023年03月08日 | 山行記

△金剛堂山にスノーシューで登りました。(富山県・岐阜県 県境)

GPS軌跡(二度クリックで二回、拡大されます。)


2023.2.24(金)
 △金剛堂山(片折岳ー金剛堂山ー中金剛ー奥金剛)
行程:五箇山=旧利賀スキー場駐車場ー片折山ー金剛堂山ー中金剛―奥金剛ー中金剛ー金剛堂山ー駐車場ー天竺温泉の郷泊
地図:昭文社 山と高原地図『白山』
メンバー:夫・自分


旧利賀スキー場の駐車場に車を停めて出発。


数年前の山崩れで閉鎖になったというスキー場。
懐かしいバーリフト?が下がったままでした。
ゲレンデを登り始め、ルートミスに気付き、駐車場に戻りました。


こちらからの取付きが正解でした。


サワグルミ(クルミ科)の冬芽


ウリハダカエデ(カエデ科)冬芽


ミズメ(カバノキ科)冬芽


標高が上がると遠くに白い峰々が見え始めました。


トレースの残る尾根を、時折地図で確認しながら進みました。


ブナ(ブナ科)冬芽


利賀の里を下方に臨む


ウリハダカエデ(カエデ科)冬芽


片折岳 1346m 登頂
山と高原地図には「眺望無し」と記載がありましたが、
積雪の季節、遠望が叶いました。


ブナ(ブナ科)冬芽


金剛堂山のピークが見え始めました。


雪庇も張り出していますが、広い尾根道を進みます。


コシアブラの冬芽??




四方に雪の山々が眺望出来る尾根を歩きます。


△金剛堂山 1637.8m 登頂!
祠の上部だけが出ていました。

雪の下に埋まる三角点標柱は・・
一等三角点
標高:1637.84m
点名:「金剛堂山」(こんごうどうやま)


北陸の白い峰々が360度眺望!
どこの山か同定出来ません・・・
中金剛へと進みます。


歌碑


△中金剛 1650m 登頂!
三座の中では最高峰です。道標などは雪の下・・・
さらに奥金剛へ進みます。


広い台地状のピークを経て、鞍部へ下がって登り返します。


△奥金剛 1616m 登頂!
道標などは雪の下なので、ストックを立てて頂上の証としました。
ここで折り返します。


再び中金剛を目差して・・


中金剛でお昼休憩。
最近買った、GO MUG(保温ステンレスマグ)は
雪山では抜群に良いです!最後までヌードルが熱々のままです。


今日は穏やかな天候でしたが、太陽は出てくれず、曇天でした。
なのでモノトーンの風景でした。


白山方面も見えていると思います・・


ふかふかの雪を駆って下山へ。


尾根では風景を見納めておきます。


右下にスキー場(跡)が見え始めました。
要所に小屋も残っており、虚しさともったいなさを感じます・・・


初めての金剛堂山、たっぷり積雪で楽しい行程でした。


マンサク(マンサク科)の冬芽


下りて来る頃、薄日差す


旧スキー場駐車場に無事、下山。
ここよりすぐ近くの、本日の宿へ向かいます。


天竺(てんじく)温泉の郷へ到着。


山のてっぺん美術館とあり・・・


館内に絵画が展示されていました。


書の作品も。

☆念願であった、冬の金剛堂山へやっと登れました。
いつか無雪の季節にも訪れたいと思います。
***
二泊目に泊まった天竺温泉は、とても素敵な宿でしたが、
諸事情により、近々閉館されるとのこと。
客室からの眺望、館内、お料理、全て良かったので、
大変残念に思いました。
いつか再開出来ることを願って止みません。


窓には「雪囲い」という木柵が打ち付けてあり、
豪雪地帯を実感します。

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