野へ山へ

2004年~

五箇山見学・金剛堂山登山・白川郷見学 ①

2023年03月03日 | 日々

富山県の五箇山、岐阜県の白川郷へ合掌集落を訪ねました。
(合間に金剛堂山へ登りました。)
2023.2.23(木)~25(土)

2/23(木)
行程:三田西IC=(舞鶴若狭自動車道)=(北陸自動車道)=(北陸東海自動車道)=五箇山IC=赤尾館(宿)


五箇山ICから下り、まずは今夜の宿泊先である赤尾館(温泉旅館)へ。

(国重文 岩瀬家)

宿に荷物を置き、初めは、宿の正面に存在する、
合掌造「岩瀬家」を見学しました。


今の季節、豪雪地帯の越中五箇山の民家は、「雪囲い」という
ガードを家屋の周囲に張り巡らしてあるので、冬季の入り口から
入りました。
いろりの居間で築300年の当家についての歴史を聴き、
準5階建ての上の階へ上がってみました。


輪かんじき の展示


深靴(ふかぐつ)の展示
(日本海味噌のラベル絵、雪ちゃんが履いていた、あの藁製の実物です!)
日本海味噌商品紹介
(余談)
日本海味噌のCMは関東でもTVで流れていましたので、
今でも歌えます。幼少の頃からとても好きなCMでした。


牛の草鞋(わらじ)の展示
牛にも雪靴を履かしていたなんて!ひづめを保護する役割だそう。
牛馬が生活に直結していた時代を感じました。


養蚕が盛んであったということで、三階~五階は蚕棚がぎっしりと
並べてあったとのこと。天井が低いのは、蚕棚の世話をし易い様に、
との効率を考えてだそうです。


窓から見る風景
☆生まれて初めて見学した合掌造りの建築は、とても凝った造りで、
梁や柱、壁が重厚でびっくりしました。茅葺の厚みにも驚きました。


(世界遺産 菅沼合掌造り集落)

車でほど近い、菅沼合掌造り集落へ。


冬に訪れてみたかった場所でした。
ゆっくりとひとつひとつの建築を見て廻りました。

 
昔は「何千軒」という合掌造りの家が五箇山に存在していたとのこと。
この地方では当たり前の建築だったのですね・・・
2か月にも及ぶ葺き替え作業は、「結(ゆい)」と呼ばれる
村の扶助関係があり、手伝い合いをしたそうです。

翌日へ続く。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« △三角点山 | トップ | △金剛堂山(片折岳ー金剛堂山... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔話 (魚屋)
2023-03-05 10:40:05
日本昔話に出てくる光景ですね。
合掌造りの中は思った以上に大きくて広いのに驚きました。
深靴、幼い女の子が履いていた絵を私もなんとなく記憶してます。上手に編上げてるのが素晴らしい!
昔の人は生活の知恵がいっぱい身についていたのでしょう。
それでは、よい日曜日を。
返信する
Unknown (中山)
2023-03-08 17:13:21
魚屋さん
初めて合掌造りの建物の中を
見学し、多くの驚きがありました。
内部だけではなく、屋根から
落ちて来る雪を受け止める池も、
軒下に設けてあり、全てに於いて
感心しきりでした。
昔は何千棟も建っていたと
いうのですから・・・
良い勉強になりました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。