野へ山へ

2004年~

△八幡平

2023年03月16日 | 山行記

八幡平に登りました。(スノーシュー登山)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.3.6(月)
△八幡平
行程:(往復)八幡平マウンテンホテル=秋田八幡平スキー場駐車場ースキー場ゲレンデーアスピーテライン出合ーP1493-P1604-八幡平
地図:昭文社 山と高原地図『岩手山・八幡平』
メンバー:杉田聡ガイド、他4名
☆初めての八幡平登山は、ぜひ冬季限定の樹氷に会いに行きたく、
ガイドツアーに参加しました。
ホテルからガイド氏の車に同乗して1時間30分で秋田八幡平スキー場に到着。
ここから出発しました。


秋田八幡平スキー場はこんじんまりとしたシンプルなスキー場でした。
週末のみ営業とのことで、本日はリフト利用は出来ず、ゲレンデ下から登りました。


振り返ると、焼山が見え始めました。(左側の白いなだらかな山)


リフトトップ


さらに進むと、下方に蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉のトイレ舎?の屋根が見えました。(矢印)


アスピーテライン(大更八幡平線)の道標がこんな近くに!
ここは3mくらいの積雪です。


下に流れる沢からは温泉の湯気がもうもうと沸いていました。
硫黄の香りも漂っています。


車道から再び登山道に入り、しばらく登ると、遥か右方向に「鳥海山」が
眺望されました。


オオシラビソの森を気持ちよく登ります。
杉田ガイドはちょうど良いペースで歩いて下さり、
その絶妙な速度に感動。私は二番目に付いて行きました。


遥か左方向(東側)には青森の八甲田山の峰々。


後方を振り返ると、焼山の火口の全容が見えました。


鳥海山もくっきり・・・


傾斜が緩みかけた時、
白く広ーーい台地に樹氷の海が広がりました!!


「!!!」会いたかった風景は想像以上の世界でした。


青と白だけの風景


樹氷へ向かってどこまでも・・


白い惑星を歩いているみたい


自然の芸術がたくさん立っていました。


晴れているものの、稜線はやはり風が冷たく、歩いていないと
身体が冷えてしまいます。


八甲田山、岩木山も一望。


これぞモンスター


・・・・・・・


美しさに驚くばかりでした・・


360度の眺望・・


雪山の精霊に思えました。


真正面に岩手山の頂上が見え始めました。


この火口は・・・・


白い惑星を探査する・・


△八幡平 1613.3m 登頂!(積雪6mくらいとのこと。)
ここは展望台櫓(やぐら)の上です。


見渡す限り、樹氷の世界・・


岩手山の雄姿と対峙・・


青森県方面の山々を眺望


八甲田山と岩木山
山座同定を説明していただけるということは、本当にありがたいです。


空に浮かんでいるかの様に見える、鳥海山


頂上にて大展望を堪能します。


山頂を辞し、少し下った場所にて樹氷を風防に、皆でお昼タイムを
取りました。樹氷ハウスで食べる贅沢なランチは格別でした。
ガイド氏からホットドリンクのサービスもいただきました。


お腹も満足し、そろそろ稜線台地ともお別れ。


白い精霊が立ち並ぶ風景も見納め・・・
ずーっとここに居たい気分でした。とても名残惜しかったです。


出来る事なら、もっとずーーーーっと、どこまでも案内していただき、
歩いて行きたいくらいの世界観。


さようなら樹氷群!また来年、絶対に会いに来たいです!


ここから見る岩手山も、素晴らしかった!


名残り惜しいですが下山へ・・


未練が残り、何度も何度も振り返り振り返り。




下るにつれ、手足(枝や幹)が露呈したモンスターに・・


秋までブルーの実(松ぼっくり)を付けていたオオシラビソは、
自然に種がこぼれ落ち、軸だけの丸裸状態に。


ウサギの足跡が止まっているところは、冬芽をかじった跡がありました。




再びスキーゲレンデトップに到着。周囲の山々を見納めながら、無事下山。

☆絶好の晴天と樹氷群・・・・・最高の一日でした。
杉田氏からお聴きした八幡平の自然、岩手県の伝説、他、
たくさんのお話はとても勉強になりました。
同行されたお二人の方々とも意気投合し、思い出に残る、
素晴らしい登山になりました。またぜひ訪れます。

コメント (2)