野へ山へ

2004年~

岩手小旅行① 

2023年03月11日 | 山行記

岩手を旅行しました。(3月4日(土)~3月7日(火))

①編(3/4日~5日) 

4日(土)

神戸空港からFDAに乗り、いわて花巻空港へ。


空港からアクセスバスに乗り、


JR花巻空港駅へ。
駅への道すがら、バスは宮沢賢治さんに縁の花巻農業高等学校の傍らを
通りました。


花巻駅の線路に停止していた車両
(何の車両であるか?魚屋さんなら解るのでしょうね・・)


JR花巻空港駅から、東北本線でJR盛岡駅へ向かいます。


初めて訪れた岩手県。盛岡駅はとても大きな駅でした。
今夜宿泊する駅近のホテルへ荷物を置き、週末で賑わう盛岡の繁華街へ。
(宿:ホテル ニューカリーナ)


やはり盛岡と言えば


冷麺と焼肉。(「三千里」さんというお店は人気店の様で、30分以上並んでやっと入店。)
私は韓国冷麺が大好物です。
夏はよく食べるものの、冬も美味しいのですね・・・
お腹もいっぱいになり、残雪残る街を散策してから宿へ。

5日(日)

朝、ホテルの窓から眺望した、雄大な岩手山。
コニーデ型のきれいな山容・・・でも双眼鏡で見ると複雑な稜線と解り、
「火山」を感じました。
今日は計画的に動く予定。朝食を食べ、早めにホテルを後にしました。


開運橋を渡ってJR盛岡駅へ向かいます。


橋に付いたエンブレムから、歴史ある橋と察しました。


橋げたにある説明文を読むと、更に感慨深かったです。


河原に下り、正面に位置する岩手山を遠望。


盛岡駅で念願のIGR(いわて銀河鉄道)に乗車します。
あれ、車両には「青い森鉄道」と・・。
あらためて確認すると、数年前。青森で乗った『青い森鉄道』と、
IGRは繋がっていたのでした!!今頃、気付くなんて。


今日はIGRのキャラクターの着ぐるみさん達も数体乗り込んで
来ました。小さな子供達は次々に一緒に写真を撮っていました。


一番先頭に乗り、左右、前方の景色を楽しむとします。


左手に岩手山の山頂部が見えて来ました。


左側は姫神山。(姿も山容も美しいですね・・・)
岩手山が夫、姫神山が妻、そして岩手山が浮気した相手が早池峰山(はやちねさん)
とのこと。もともとは夫婦の距離は近かったのですが、夫の浮気により
妻である姫神山は北上川の反対側へ行ってしまった、との伝説があるそうです。


どんどん大きくなる岩手山の眺望。


どこまでも乗って行きたかったのですが、午後からの予定やバスの便を考慮し、
岩手川口駅で下車して折り返しました。


ここの駅で買い直した往路の切符は、裏が黒くない硬券でした。


岩手川口駅から再び盛岡駅へ。


電車にはさっき乗っていた着ぐるみのIGRキャラクターや、
シンボル岩手山が描かれていました。


今度は右手に岩手山を望みながら電車に揺られます。


JR盛岡駅からは"岩手県北バス"に乗り、一路、八幡平(はちまんたい)へ。

(八幡平)

八幡平マウンテンホテルへ到着。
今日から二泊、お世話になる宿です。
チェックイン時刻にはまだ早く、フロントに荷物を預け、
山支度をして、いざスノーシューハイクへ出発です!

七滝氷瀑ハイク 
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



ホテルからほど近い、岩手県民の森へ。


アカマツの林をスノーシューで気持ち良く歩きます。


白樺並木と遠くに岩手山。


七滝登山口


風も無く、穏やかなお天気の下、七滝へ向かいます。


木の洞?に雪だるまが。

 
七滝の氷瀑へ到着。
*人との比較(クリックで拡大)

ここしばらくの暖かさで少し小さくなったということですが、
ブルーアイスや裏を流れる滝の勢いは圧巻でした。
しばらく滝の前を行ったり来たりして・・


再び往路を戻ります。


七滝登山口へ到着。


あとは温泉&夕飯を楽しみに下山するだけ。
ご飯を作らなくて良い、というスケジュールは何と気が楽なことか。
主婦にとって、それだけで天国です。


岩手山の撮影スポットから。

☆初めての岩手、目の当りにした岩手山の素晴らしい山容、
八幡平の雄大な風景、遠望する山々・・・北国の雪景色は格別です。
明日は今回のメインイベント、スノーシュー登山が待っています。
地ビールと美味しいお料理に英気をいただき、
満天の星を見ながら就寝しました。

********************

 
夕飯と一緒にいただいた、地ビール、BAEREN(ベアレン)ビールと、ドラゴンアイ スカイ。
後日、盛岡駅のお土産屋さんには、何種類ものBAERENビールが売っていました。
他にも地ビールの種類がとても多く、また必ず岩手へ来ようと思いました。

②編(3/6日~7日)に続く・・・

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△城ヶ岡

2023年03月11日 | 山行記

三田市の城ヶ岡に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.2.28(火)
△城ヶ岡
行程:自宅=加茂公民館P(車デポ)=有馬富士公園P(車デポ)ー△城ヶ岡ーR176-加茂公民館P(車回収)=有馬富士公園P(車回収)
1/25000地形図:『藍本』
メンバー:M君・T君・自分


有馬富士公園の中を通り、取付きから峠を経て城ヶ岡の展望岩へ。


今日は霞んでいるものの、おおむね眺望が利きました。


城ヶ岡登頂。開かれた南側からの眺望
いつ来ても気持ち良い、好きな眺めです。


今日は控えめに一山だけでした。R176目指して下山です。

☆とある共通の趣味仲間、M君、T君は我が友人のうちでも一番の若手(34歳)。
長男と同じくらいの「若友」です。
「山登りに行ってみたいです。でもまず第一弾は一時間くらいの行程で。」
というM君の提案から、手軽に登れて二人のお家方面が望める、城ヶ岡へ登りました。

「良いお天気だし、一山だけでは物足りないのでは?」との懸念に、
「最初から飛ばし過ぎはダメです。次回は2時間、三回目は3時間・・と。
でも次回はもっとなだらかな山を希望します。
楽に登れて眺望が良くて達成感がある山がいいです。」とのこと。
マイペースなM君、優しいT君との「次回」、さてどこの山に登ろうかなぁ・・

共通の話題にも花が咲き、楽しい山時間でした。

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五箇山見学・金剛堂山登山・白川郷見学 ③

2023年03月11日 | 日々

旅の最終日は、相倉合掌造り集落と白川郷荻町合掌造り集落を見学しました。


朝起きると、雪がしんしんと降っており、大きな除雪車が建物周りの
雪を掻いてくれていました。
名残惜しい天竺温泉を後に、まずは庄川峡の遊覧船乗り場へと向かいました。


乗船は「大牧温泉コース(往復遊覧)」と「長崎橋周遊コース(短時間遊覧)」
があり、短時間の方を選びました。


小雪舞う天候の下、エメラルド色の庄川峡と周囲の雪景色を楽しみました。
乗船客は日本人は私達だけ。他は外国のお客様方ばかり。
風景と相まって、急に異国!?に居る様な雰囲気になりました。


水墨画の様な周囲と、赤い橋のコントラスト


外国の方々は暑い国?から来られた様で、雪がとても嬉しいご様子。
冬の日本、しかも雪国観光に薄着の服装・・・!
雪が吹きすさぶ甲板で、賑やかに写真を撮りまくり・・微笑ましい光景でした。


青空なら、もっと樹氷が美しいことでしょう・・ちょっと残念。


遺構、吊り橋大橋の橋げたも両岸に見られました。
短時間ながら水上からの峡谷見物を終え、次は五箇山の相倉合掌造集落へ向かいます。


道のりは、いくつもの雪シェルターをくぐりました。
樹氷があまりにきれいで、時々車を降りて風景を見ました。


スタッドレス・二駆の我車、所々の凍った道路では怖い箇所も
ありましたが、慎重運転でどうにか。


五箇山 相倉合掌造集落に到着。


吹雪く中、集落の中を見学して廻りました。
展示棟、民宿の棟、飲食店・お土産屋さんの棟として使われている合掌造り・・
その中には生活されている民家の棟もあるので、静かに歩いて巡りました。






昔は今の倍以上、積雪量が多かったので、
郵便の行き来もさぞ大変だったことでしょう・・・


集落の展望地へ上がりました。


展望地から集落を見渡す。
ちょうどお昼になり、合掌造りのお店で熱いおうどんをいただいた後は
岐阜県白川郷へ。


白川郷 荻町合掌造り集落


荻町合掌造り集落は、大きなテーマパークの様な
趣でした。

昔、勤めていた職場の上司H氏が白川郷のご出身であり、
白川郷のお話をよく聴かせていただきました。
冬は(竹製の)スキーを履かないと外を行き来出来ない程、
雪が深かったこと・・
自分の住んでいる住居が観光地になるかもしれない、という
話を聞いてびっくりしたこと・・
その様な先入観を以て訪れたせいもあり、想像とのギャップは
少々あったものの、感慨深く巡りました。

世界遺産である合掌造り集落への訪問、
金剛堂山の登山、と充実した二泊三日の旅でした。

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