野へ山へ

2004年~

△扇ノ山(上山高原ー(左馬殿道)ー△扇ノ山ー大ヅッコー小ヅッコー上山高原)

2020年06月11日 | 山行記

上山高原を起点に周回登山をしました。

GPS軌跡(クリックで2回拡大されます。)


2020.6.7(日)
 △扇ノ山
行程:三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北近畿豊岡自動車道=養父IC=R483=R9=上山高原P
          -上山三角点(点名:東丸)-〈左馬殿道〉-△扇ノ山ー大ヅッコー小ヅッコー避難小屋ー上山高原P
          =シワガラの滝=~~(往路に同じ)~~=三田西IC
地図:昭文社 山と高原地図 『氷ノ山 鉢伏・神鍋』
   カシミール 地理院地図 該当部ダウンロード
メンバー:夫・自分

☆今回の目的「シワガラの滝見学」に併せ、扇ノ山に登りました。


車で上山高原へ向かう途中、満開の白い花が目に入り、車を停めました。


ハクウンボク(エゴノキ科)でしょうか、朝陽を透かし、シャンデリアの様でした。
→「エゴノキ(エゴノキ科)」に訂正します。


落ちた花からも良い芳香。


上山高原到着 
空に近い、素晴らしい場所でした。
ひとまず車を停め、空荷で「上山三角点(点名:東丸)」へ行きます。


上山三角点 頂上
木の櫓が良い感じ。


畑ヶ平の方角を眺望


鳥取の海方面を眺望


△三等三角点
点名:『東丸』
標高:946.09m
最高に気持ちの良いピークでした。一日居たいほど。


避難小屋前に戻り、裏手から左馬殿道を辿ります。


サワフタギ(ハイノキ科)
繊細な花がとても美しいです。


シロシタホタルガの幼虫


タニウツギ(スイカズラ科)が至る所で満開を迎えていました。


近年に整備されたのでしょうか。地図では破線道ですが、来てみると
きちんとした登山道でした。


広葉樹がいずれも高木で壮観。思わず見上げながら歩きました。


昔の人のお墓がありました。
木に関わった女性のお墓の様です。昔は人家があったのでしょうか。


明瞭な道標があり、安心して歩けました。


過去、建造物が有った跡?


畑ヶ平では静かな舗装林道を歩きました。


△扇ノ山 諸鹿越の登山口 
☆看板を読み、再び山道へ。


『樹齢200年を超える“高齢天然林”』が印象に残りました。


看板の文章を得心する、素晴らしいブナ林。


スミレも見かけ、高地を実感します。


照葉樹の新緑が続きます。


尾根道と合流し、テラスの展望台から鳥取方面を眺望


△扇ノ山 避難小屋到着


△二等三角点
点名:『扇ノ山』)(おおぎのせん)
標高:1309.97m
☆三年ぶりの登頂でした。


△氷ノ山を眺望。
少し休憩をして、登山道に戻り、今度は大ヅッコ方面へ向かいます。




ブナの純林
斜面の純林に見とれていると、上から見覚えのある方が下りて来られました。
驚きました!今山行のきっかけとなった、山の先輩、Kさん一行でした。
しばし、楽しいお話をたくさん伺いました。切に「縁」を感じる出会いでした。


ふと足元にゆっくり動く生き物が。


アカハライモリと思いましたが、お腹が赤くありません。
ハコネサンショウウオではないでしょうか。


多岐に太い枝を広げた大杉の、大洞。


小ヅッコ避難小屋
はっきりした道は、林道へ続いていましたが、地形図の波線を辿りました。
最初、テープや踏み跡があったものの、次第に藪化し、藪漕ぎに。


熊剥ぎの跡があちらこちらにあり、「どさり」とした新鮮な熊糞(くまふん)
もあり、短い距離でしたがドキドキ・・。破線を辿り、やがて林道へ。


しばらく舗装林道を歩き、上山高原(P)へ到着。

☆過日、シワガラの滝見学をKさんに勧められ、扇ノ山登山と併せて計画しました。
左馬殿道を通る周回コースは大正解。拙い写真からは伝わりませんが、
実際に歩いてこそ、の良いコースでした。


オオカメノキ(スイカズラ科)
☆開花は華やか、結実はサンゴの様、紅葉も鮮やか・・
オオカメノキは演出の名手ですね!

シワガラの滝へ続きます・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« △菊水山(神鉄鈴蘭台駅ー△菊... | トップ | シワガラの滝 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
色鮮やか (魚屋)
2020-06-13 15:19:38
シロシタホタルガの幼虫は模様もさることながら、なんて素晴らしい色彩なんでしょか。接写してみるのも面白いかもです。ところで蛍とは関係ないですよね。
熊・・・、いやーそいつは怖いです。
それでは。
返信する
ホタルガ (なかやま)
2020-06-14 23:42:00
私は虫にも疎いので、安直ですが
インターネットで調べてみました。
ホタルガの名の由来は、蛾になった姿が、
頭部が赤く、羽根が黒いことから名付いた・・
と記述がありました。
同じ種類にはシロシタホタルガとホタルガという
二種が居り、それぞれの違いも判りました。
お陰様で勉強になりました、
ありがとうございます。

扇ノ山近辺も熊の棲家なので、出会っても
仕方ないのです。
逢わなかったのは偶然だったかも。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。