野へ山へ

2004年~

篠ヶ峰(多可郡)ー白山(丹波市)

2023年04月28日 | 山行記

多可郡の笹ヶ峰から丹波市の白山まで縦走しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2023.4.27(木)
 篠ヶ峰(多可郡)ー白山(丹波市)
行程:自宅=県道141=県道311=県道566=県道294=R175=駐車地P(車デポ)=篠ヶ峰頂上P(車デポ)ー△篠ヶ峰頂上(三角点)ー△白山ー駐車地P=篠ヶ峰頂上P(デポ車回収)=~~往路に同じ~~=自宅
地図:カシミールにて該当部分を抜粋
メンバー:山友Yさん+自分


電波塔の管理道を巡り、篠ヶ峰頂上まで車で上がりました。
駐車スペースに車を停め、出発。


笹ヶ峰 826.9m 初登頂!
電波塔の下に真の頂上はあり。
三角点も埋まっています。


二等三角点
点名:『篠ヶ峰』(ささがみね)
標高:826.88m
出発から三角点があるとは幸先良さそう。


頂上から少し歩くと反射板までありました。


登山者の少ない山とのことですが、しっかりした道標あり。


今日は"尾根王"のセレクトルートだけに、早速、極楽尾根が登場!
山上ハイウェイの様です。


展望地より、この尖ったピークは何山でしょうか。


アップダウンを繰り返し、極楽尾根も次々に登場。


四等三角点
点名:『赤井』(あかい)
標高:691.59m


電波塔の篠ヶ峰、反射板が遠ざかって行きます。


四等三角点
点名:『新郷』(しんごう)
標高:585.57m
☆気持ちの良い尾根でお昼休憩を取りました。


展望地から篠ヶ峰を望む


遠望する安全山(あんぜんやま)という山も電波塔群がランドマーク
の様です。


標高が下がると、木々も中低木になります。


と、その時、サラサベニドウダン(ツツジ科)が現れました。 


ヒカゲツツジ終わる時期、次はこれの出番なのですね。


下方に佐治川(加古川の支流)、対峙する山は石戸山や高見山の山塊
でしょうか・・


白山 547m 初登頂。
石灯籠二基が存在する頂上でした。


石組みは社殿跡?


向山連山、五台山方面と思われます。
双眼鏡で眺望すると、赤は丹波のゆめタウンでした。
しばし景色を楽しみ、下山。


結構、急な斜面を下りましたら、途中には東屋がありました。


傾斜が無くなると、杉林の中を歩き・・


稲荷大神というお稲荷さんも祀ってありました。


クラマゴケ(イワヒバ科)・・シダ類
『鞍馬山で見つかった苔の様なシダ』 『野草の名前(秋冬編)』より。
コケ類に、クラマゴケモドキというコケがあります。
コケに似たシダ⇔シダに似たコケ 相対する様で面白いです。


タニギキョウ(キキョウ科)


白山神社をお参りし、鳥居をくぐれば下山。


白山登山口
駐車地へ向かい、車に乗って再び篠ヶ峰へデポ車を回収に行きます。


再度、管理道を登り、篠ヶ峰へ。
西の方角には大きな千ヶ峰と対峙。


左へ目線を流すと、遥かに笠形山も確認出来ました。
(霞んでいて写真には写りませんでした。)

☆兼ねてより登りたかった、未踏の篠ヶ峰。
今回は白山まで繋ぐ縦走コースを、
尾根先案内人のYさんが企てて下さいました。
好尾根、眺望、三角点・・・充実の行程でした。

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AWAJI BEER

2023年04月28日 | ビールの棚

淡路島のお土産として、
AWAJIBEERを
購入して帰りました。

まずはwaizen(ヴァイツェンタイプ)を
飲みました。
とても好み!美味しかったです。

AWAJI BEER

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成ヶ島(淡路島)

2023年04月28日 | 日々


淡路島東端の小島「瀬戸内海国立公園成ヶ島」に
行きました。

2023.4.23(日)
成ヶ島

 
成ヶ島はタツノオトシゴの様な形


海岸沿いにはトベラ(トベラ科)の花が花期を迎えていました。


成ヶ島渡船場(由良支所北桟橋)から、船に乗って渡ります。
(往復一人300円)


短めのクルーズを経て、島へ到着。


稀少種を含む多くの海岸植物が自生している、と書かれています。


ミヤコグサ(マメ科)
多目的広場(昔のキャンプ場跡)一面に群生。
『海岸の道端や砂地に生える多年草』(山草図鑑)


ハマダイコン(アブラナ科)
清楚な白or薄いピンク色の花が花期を迎えていました。
『海岸の砂地に生える多年草でダイコンの野生化したものと考えられている』
(山草図鑑)


ムラサキカタバミ(カタバミ科)


展望台への散策道


ジュウニヒトエ(シソ科)


コバノタツノミ(シソ科)
『海岸地帯に多く生える多年草』(山草図鑑)


展望台広場


芝生の中に、ハマヒルガオ(ヒルガオ科)が匍匐していました。

 
ヒナギキョウ(キキョウ科)
初め、キキョウソウ?ヒナキキョウソウ?かと思いましたが、
基部に細長い葉(右写真)だったので、
「ヒナギキョウ」と思います。
花だけ見ると3種とも似ていますね・・


マツバウンラン(オオバコ科)
『海辺に咲くウンランに似て葉は細く松葉状であることから』
「野草の名前」(春編)


展望台からの眺望
浜で磯遊びをしている人達が見えました。


アマエンドウ(マメ科)
『海岸や河原の砂質の草地に生える多年草』(山草図鑑)
花期まっ盛り、島の至る場所で鮮やかな紫色が映えていました。


砂浜にて遠望は友ヶ島


ウバメガシ(ブナ科)の花


コマツヨイグサ(アカバナ科)
『海辺で小さな花を咲かす』「野草の名前」(夏編)


ナツグミ(グミ科)

 
ウチワサボテン
海岸で野生化している大きなウチワサボテンを見かけました。
赤いのは実でしょうか、初めて見ました。


アカクラゲ
海岸にたくさん打ち上げられていました。毒のある危険なクラゲの様です。


海に刺さった鉄鋼の棒?は何なのでしょうか・・


島内でもトベラが満開。図鑑には「木から悪臭がする」と
ありますが、花はジャスミンに似た良い香りでした。


ハマボッス(サクラソウ科)
『海岸の岩場などに生える多年草。果実を付けた茎の様子を払子(ぼっす)に
喩えて名が付いた。』(山草図鑑)


クサフジ(マメ科)


ウラシマソウ(サトイモ科)
『海岸部から低地に多い。付属体の先が長く伸び、まるで釣り糸の様』
(山草図鑑)


少々ジャングルの様な森の中、地面はウラシマソウで覆われ、
ちょっと薄気味悪い雰囲気でした。


高崎灯台への階段

 
灯台直下にて


周辺は砲台跡?の様な遺構がいくつか見られました。


突端にて


突端から振り返り、灯台を見上げる


先ほど登った、展望台や渡船の桟橋を遠望
先端まで来たので、往路を戻ります。


渡船桟橋近くには「淡路橋立」の石碑


とても楽しい島内散策でした。


携帯電話で「お迎えをお願いします!」と連絡しますと、
すぐに来て下さいます。

☆所用があり、淡路島の知人宅へ宿泊した翌日、
兼ねてより気になっていた成ヶ島へ寄りました。
地図上では実に細く小さな島ですが、
海の植生が豊かであり、有意義な渡島になりました。

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