昨日は雪が降ったり止んだりで、真冬並みの寒さでした・・・もう立春も過ぎて、梅の開花が始まっているというのに・・・。2つの力のせめぎ合いは変わる瞬間が厳しい。逆に考えると春が近い証拠ともいえるのですが・・・きついですね。
さて、今日の話も実話です。随分前にこんな記事を書きました。過去記事へ飛びます
ポリウレタン素材の劣化に関する記事です。
では話の始まりです。昨日は急激に冷え込みました。風も強く靴も真冬の装備をしようと思って、たまにしか履かない、お気に入りの靴底の分厚い靴を引っ張り出して履いたのです。
やっぱりこの靴は暖かくていい。5年以上前にかったかなり高価な靴です。高価な靴なんでもったいなくてなかなか履けませんでした。←このあたりは親譲りのもったいない症候群かも・・・。
それで、気持ちよく歩いていると・・・あれ?靴底がなんか地面に張り付くぞ・・・。ガムでもふんだかなぁ・・・と。またドジ踏んじまったかとその時は思っていました。
交差点で信号待ちをしていると・・・あれ?両足が地面にくっついてる・・・。足を踏み出そうとするとかなり力が要ります。このガムそんなに強烈なのか?おかしいなガムじゃーないなこれは。
その時点では、あくまでも何か踏んだと自分では思い込んでいます。
その後、砂地みたいな所を歩いたら普通に戻りました。←この時点で思いっきり砂が靴底に張り付いている。
あれ?なんだか今度は靴が重くなったぞ・・・。最近歩かないから筋力が落ちたか?などとまだ自分を疑っています。
次の信号待ちで、靴底に違和感を覚えたので、アスファルトで靴底をグリグリとすると・・・。
なんじゃこりゃ~~~
←毎度古いです。
ネバーっと靴底が糸をひくじゃーありませんか・・・靴底が融けている・・・。
あわててガードレールにつかまって片足の靴底を見てビックリです。
なんと、ほんとうに靴底が融けているじゃーありませんか
所々に砂や草木がめり込んで張り付いています。
もしやこれは? そうなんです。この靴の靴底はポリウレタン樹脂で作られていました・・・。
良く見ると僕の歩いた足跡が所々に・・・融けた靴底が少しずつアスファルトに付着しているではありませんか・・・。
ガーン
。またもやられた・・・ポリウレタン樹脂・・・。
そうなんです。どんなに高くて高級でも、ポリウレタン樹脂はこの世に生まれた瞬間から経時変化つまり劣化が始まります。そして、ある時点を過ぎるとそれは崩壊します。
指先で簡単にほじくれるほどにもろくなります。それがポリウレタン樹脂です。
まさかこの靴(←お気に入り)がポリウレタン樹脂製だったとは・・・買った当時はそんな事とはつゆ知らず。
仮にポリウレタンだと知っていても、その素材の特性など知るわけもありません。
やられました・・・。
ほんとうにお気を付け下さい。綺麗な床なんかに着くと取り除くのが一苦労です。
結局、今の消費文明の縮図がここにあると思います。
ぼくもまったく知らなかったのです。そんな素材だとはね。どこから見てもゴムかそれに近い素材に見えるのです。でも違う。大切だからと取っておく。取っておいても崩壊して行く。使えば崩壊はもっと早い。
そして、何よりも綺麗にしてある床を汚して、余分な仕事を作って仕舞う・・・。
服の時は、手が大変な事になりました。今回の靴の場合はアパートの階段を汚してしまった。後で気が付きました。
今日は歩いた跡を追跡して、汚れを少しでも回収するつもりです
。
ポリウレタン樹脂は安価で加工しやすく保温性もすぐれているので広く普及している素材です。正直無くてはならない素材だと思います。でも、その使い方や経時崩壊については知らない人が多いと思います。
崩壊が始まるとボンドのように粘っこくくっ付いて、とても厄介な素材に変わる事も知る必要があると思いますね。
このブログが参考になれば幸いなのですが・・・。
さて、今日の話も実話です。随分前にこんな記事を書きました。過去記事へ飛びます
ポリウレタン素材の劣化に関する記事です。
では話の始まりです。昨日は急激に冷え込みました。風も強く靴も真冬の装備をしようと思って、たまにしか履かない、お気に入りの靴底の分厚い靴を引っ張り出して履いたのです。
やっぱりこの靴は暖かくていい。5年以上前にかったかなり高価な靴です。高価な靴なんでもったいなくてなかなか履けませんでした。←このあたりは親譲りのもったいない症候群かも・・・。
それで、気持ちよく歩いていると・・・あれ?靴底がなんか地面に張り付くぞ・・・。ガムでもふんだかなぁ・・・と。またドジ踏んじまったかとその時は思っていました。
交差点で信号待ちをしていると・・・あれ?両足が地面にくっついてる・・・。足を踏み出そうとするとかなり力が要ります。このガムそんなに強烈なのか?おかしいなガムじゃーないなこれは。
その時点では、あくまでも何か踏んだと自分では思い込んでいます。
その後、砂地みたいな所を歩いたら普通に戻りました。←この時点で思いっきり砂が靴底に張り付いている。
あれ?なんだか今度は靴が重くなったぞ・・・。最近歩かないから筋力が落ちたか?などとまだ自分を疑っています。
次の信号待ちで、靴底に違和感を覚えたので、アスファルトで靴底をグリグリとすると・・・。


ネバーっと靴底が糸をひくじゃーありませんか・・・靴底が融けている・・・。
あわててガードレールにつかまって片足の靴底を見てビックリです。
なんと、ほんとうに靴底が融けているじゃーありませんか

もしやこれは? そうなんです。この靴の靴底はポリウレタン樹脂で作られていました・・・。
良く見ると僕の歩いた足跡が所々に・・・融けた靴底が少しずつアスファルトに付着しているではありませんか・・・。
ガーン

そうなんです。どんなに高くて高級でも、ポリウレタン樹脂はこの世に生まれた瞬間から経時変化つまり劣化が始まります。そして、ある時点を過ぎるとそれは崩壊します。
指先で簡単にほじくれるほどにもろくなります。それがポリウレタン樹脂です。
まさかこの靴(←お気に入り)がポリウレタン樹脂製だったとは・・・買った当時はそんな事とはつゆ知らず。
仮にポリウレタンだと知っていても、その素材の特性など知るわけもありません。
やられました・・・。
ほんとうにお気を付け下さい。綺麗な床なんかに着くと取り除くのが一苦労です。
結局、今の消費文明の縮図がここにあると思います。
ぼくもまったく知らなかったのです。そんな素材だとはね。どこから見てもゴムかそれに近い素材に見えるのです。でも違う。大切だからと取っておく。取っておいても崩壊して行く。使えば崩壊はもっと早い。
そして、何よりも綺麗にしてある床を汚して、余分な仕事を作って仕舞う・・・。
服の時は、手が大変な事になりました。今回の靴の場合はアパートの階段を汚してしまった。後で気が付きました。
今日は歩いた跡を追跡して、汚れを少しでも回収するつもりです

ポリウレタン樹脂は安価で加工しやすく保温性もすぐれているので広く普及している素材です。正直無くてはならない素材だと思います。でも、その使い方や経時崩壊については知らない人が多いと思います。
崩壊が始まるとボンドのように粘っこくくっ付いて、とても厄介な素材に変わる事も知る必要があると思いますね。
このブログが参考になれば幸いなのですが・・・。