めっきり秋らしくなりました。この先の天気もあまり良くないようです。曇りや雨が多い予想になっているようです。秋雨前線が停滞するのかな?
さてここ2~3日、夜にプランターの監視をしていました。だいたい夜の9時~11時。懐中電灯でそーっとプランターを覗くと、しっかりやつらが小松菜の葉や茎をかじっています(涙)。
ホウレンソウに至っては、発芽途中のホウレンソウの種に食いついているダンゴムシもいました。
ホウレンソウが好物なのか?ほとんど根が食べられていました。 土の中で食われているからね・・・処置なしです。
今年の夏、土つくりのスペースでダンゴムシが異常発生しました。毎日100匹近くのダンゴムシを捕獲して、「一寸の虫にも五分の魂」では無いですが、処理をしないで近くの雑木林に逃がしてやりました。 初めの数匹を菜園の他の場所へ移動させただけが仇となったのか? まさに「恩を仇で返す」。異常に増え、平和なプランターの中のホウレンソウや小松菜を食べています。 何だか、今の日本の状況見たい。
ちゃんと土つくりの場所に、間引いた小松菜をエサとして置いてあるにもかかわらず、そちらは食べないで、生きた小松菜を食べる。これはかつては日本人しか食べなかった物を、外国人が好んで食すようになり、その結果、絶対数が足りなくなる現象と同じではないのか?
そしてついに夜間パトロールにて、排除しなければならない事態へとなった。
ホウレンソウに至っては、もうほぼ全滅。既に二回目の種まき分も食い荒らされています。いまから種を撒いても、もう季節的に間に合わない。気温も低下してきているので発芽が間に合わない。実際にホウレンソウに至っては、発芽途中で、土の中で食べられているのをこの目で確認した。 恐るべき害虫へとトランスフォームしてしまった・・・。
そして、夜間パトロールにて検挙(捕まえた)したダンゴムシの数、2日間で約100匹。 残念ながら近くの雑木林へという選択は無い。
どうやら虫に情けは無用だった。 残念ながらそれが結論。
さてまだ虫ならばそれで良かった。それが同じ人間同士ならどうだろうか。 もちろん人間同士なら話も出来るし言葉も・・・て、言葉が通じない、そしてあまりにも文化や風習が異なった場合はどうだろうか。
いくら文化や風習が違えども、生物は食べなければ生きては行けない。 他に食べ物を提供しても、それは宗教的な理由でとか、様々な理由で断られ、日本人の好む数の限られている食べ物を好んで食べられたら?どうしようも無い。しかもそれが増産出来ない食べ物だったら尚更だ。
人間界で起きている事は、エコー(反射)として、自然界のすべての事象に伝播する。この国では、そのようになっている。
根本的な解決策は、農薬の使用となってしまう。 ダンゴムシの天敵は、鳥やトカゲ、クモなど。 それを知っているから、あえてダンゴムシは夜行性なんだな。言葉は悪いがずる賢い。
そして農薬を使えば、それはいずれは自分に跳ね返って来る。
冬になればダンゴムシは冬眠する。同時に小松菜やホウレンソウの成長も著しく遅くなる。
家庭菜園の無農薬栽培は、益々困難になって行くなぁ~。
因みにですが。アース製薬の虫コロリは、この軒下菜園では全く効果が無いようだ。ダンゴムシは見向きもしない。おそらく有効成分に関して既に耐性があるか、危険であると認知しているようですな。
虫の学習能力は半端ない。