ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

エダマメ

2015年03月27日 | 飲食:食べ物(材料)

 何といってもビールのあて

 アパートの畑には今、常備のネギ、ニラの他、シマラッキョウ、キャベツ、ナス、ミニトマト、タマネギなどが植えられていて、ネギはいつでも、キャベツやミニトマトはもうすぐ、タマネギやシマラッキョウは3月の収穫を待っている。
 アパートの畑は今、私が管理している3坪の内、1坪は何も植えていない。何も植えていないが植物は大いに育っている。オニタビラコ、ヤエムグラなどだ。それらの雑草を取り除いて、堆肥を混ぜて、耕して、今月中には植付を終えたい野菜がある。ビールのつまみに最適のエダマメ。であるが、時間的にちょっと無理かもしれない。
 
 宜野湾の畑には今、主作物のカンショ(甘藷:サツマイモのこと)の他、レタス、ブロッコリー、サニーレタス、インゲンマメ、ウズラマメなどが植えられていて、カンショはいつでも、レタスやブロッコリーはもうすぐ、インゲンマメとウズラマメは・・・植えてまだ一ヶ月にもならないので、収穫がいつになるか不明。
 宜野湾の畑は今、3坪ほどを新たに開墾し、その作業の途中である。1日3時間ほどの作業で、あと4日あれば堆肥を混ぜ、耕して、種を植えることができる。アパートの畑を耕してエダマメを植えるより、こっちの畑にエダマメを植えるのを優先している。
 
 エダマメ(枝豆):豆類
 マメ科の一年生草本 原産地はアジア 方言名:無し
 ダイズが硬くなる前の未熟なものをエダマメという。2月から3月に苗の植付けをし、3ヵ月後に収穫する。放っておくと莢が黄色くなり、豆が硬くなって、ダイズとなるが、うっかりダイズにしてしまっても、大豆として食せる。
 沖縄でのダイズ栽培は18世紀初めからあったらしい。エダマメ栽培も古くからあったと想像される。昭和初期から復帰後までエダマメは県外出荷もしていたとある。現在では栽培農家は少ない。沖縄のスーパーに並ぶエダマメのほとんどは他県からのもの。
 私の畑に、少なくとも60粒以上は植えたエダマメの種は、たった2株だけが育った。厳しい生存競争を勝ち残って成育し、実をつけたたった2株のエダマメであったが、その内の1株は収穫が遅れてダイズとなってしまっている。

 記:2011.2.19 ガジ丸 →沖縄の飲食目次