12月に入ると腰痛が軽くなった。ここ4、5日は不調だが、といっても11月までに比べればまだいい。もう半年ほど薬草と呼ばれる野菜を積極的に摂るようにしているが、腰痛の改善がそのお陰かどうかについては何とも言えない。日記を見ると、
6月28日、薬草研究科のHさんと会い、薬草に関する資料を多く借りて、以降、薬草の勉強をする。勉強しながら自ら薬草と呼ばれる野菜を積極的に摂るようにする。
7月からはほぼ毎日何かの薬草を食べたり飲んだりし、7月中旬からは軽めの筋トレとストレッチを始め、8月からはそれもほぼ毎日続ける。それでも腰痛は治らない。
12月1日から、これまで軽い運動だった筋トレを、少しきつめの筋トレに変更した。すると、4、5日経った頃から腰の調子が良くなった。1ヶ月ぶりくらいに会った友人に「腰治ったの?真っすぐ立っているよ、真っすぐ歩いているよ」と言われた。
14日、このところの腰の調子の良さに久々に長めの散歩をした。腰に痛みはほとんどなく気持ちの良い、というか、腰のことを気にしない普通の散歩となった。
腰の調子の良さはおそらくだが、私の体の筋肉が増えているせいであろう。スクワットもきつめにやっているので腰回りの筋肉も強化されているであろう。腰の痛みが軽くなったのはそのお陰であろう。素人考えなのだが、おそらく腰の骨の不具合はそう回復していないけれども、腰回りの強化された筋肉が骨の負担を軽減しているのだと思われる。
筋肉が強化されているはずなのに「ここ4、5日の不調は何で?」と自問し、筋トレが少々きつ過ぎるのかもしれないと考えた。体に対しては「過ぎたるは・・・」なのかもしれない。ということで17日からは、それまで夕方に1セットだけやっていた筋トレを3回に分けた。1度に30回ずつやっていたのを12回に減らし、それを1日に3回やることにする。スクワットも腕立て伏せも1度に12回程度だと楽。その上さらに、
筋トレは軽い内は特に辛いということはなかったが、強めの筋トレをすると、スクワット1つ終えるたびに、腕立て伏せ1つ終えるたびに息が上がる。高校生の頃の部活のトレーニングを思い出す。懐かしいけど楽しくない。「楽しくない時間は不要」と日頃思っている私なので、筋トレも何とか楽しくしなければならぬと考え、で、思い付く。
スクワットも腿上げも腕立て伏せもストレッチも、それらをやる際は12を数える代わりに呪文を唱えることにした。4分の4拍子の3小節をアンダンテで。ただ、私の唱える呪文は腰痛改善を目的としているが、「腰痛治れ、腰痛治れ」といったものではない。
最近見た夢の中で歌が1曲できた。夢は辺野古が舞台で、多くの人が基地建設反対の抗議活動をしている中、私は歌を作っていた。彼らへの応援歌だった。歌詞は1番だけだが曲はほぼできて、それをみんなで歌った。夢の中のことだが感動の場面。しかし、朝起きるとその歌をほとんど覚えていなかった。覚えていたのは歌詞の最初の方だけだった。
へのへのへのこの 平和を守れ のこのこへのこの この海守れ・・・
私の祈りが天に通じて辺野古基地建設が取り止めなり、普天間基地も全面返還されることになったら万々歳、もしもその祈りが通じなくても、そうやって筋トレを続けた結果、私の腰痛が治ったとしたら小万歳となる。ちなみに、私が呪文にしている3小節は、「へのへのへのこの この海守れ ちゅら海汚すな」で、ここまで唱えて12回となる。
記:2018.12.21 島乃ガジ丸