Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

久保田城からの眺望

2005年05月27日 17時58分25秒 | 「ハイク缶」 with Photo
昼ごはん時で、城内は老若男女たくさんの人出。土塁跡のベンチに腰掛けて弁当を食べる人も。オジサンが一人、ぼんやりと虚ろな眼差しで、ツツジの先の市内の景色を眺めていた。インターネットで調べてみると、久保田城には、もともと天守閣も石垣も築かれなかったらしい。外様大名で、家康の命によって常陸の水戸から左遷されてきた境遇が、城主・佐竹義宣の気持ちに作用したようだ。サラリーマンもつらいが、昔のサムライもつらかったのであろう。

城跡にツツジ咲き乱れ虚ろかな
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