折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL916~メジロのダンス

2016-02-17 | 写真&俳句
桜の花の間をせわしなく動き回るメジロ。



忙しなく     花にたわむる     メジロかな



黒目川遊歩道に咲く早咲きの桜「河津桜」、2月4日、昨日に続き今月3回目の登場である。

この日も花の咲き具合を確かめるべくちょっと立ち寄ってみると、昨日よりは明らかに開花が進み7分咲きぐらいになっている。

そのまま通り過ぎようとした時に、花の間からちらちらと動く影が見える。

さては「メジロ」かな、と目を凝らすと「いた、いた」2羽のメジロが盛んに花の中を動き回っている。

その忙(せわ)しない動きは、あたかもメジロがダンスを踊っているように見えた次第である。

写真&俳句VOL915~初夏一転真冬

2016-02-16 | 写真&俳句
寒暖差の激しさに、河津桜も「びっくりぽん」


暖と寒 一日ごとの この落差  早咲きさくら びっくりぽん!


一昨日は暖かさを運ぶ「春一番」が吹いて気温が20度を優に越え、軽装で出歩く人が目立ったが、昨日は一転、冷たい北風が吹き、おまけに横殴りの雨まで降って気温は急降下して10度以下に。

1日違うだけで十数度も違ってしまうと言う温度差に、一昨日の暖かさで6分咲きぐらいになっていた早咲きの「河津桜」が、朝ドラの主人公のセリフではないが、「びっくりぽんだす」と震えていた。

こんな状況では、体調管理が大変である。

インフルエンザが猛威を振っている折から、面倒ではあるが、せいぜい「手洗い」と「うがい」を欠かさぬよう心がけようと思う。

写真&俳句VOL914~影響「軽微」

2016-02-15 | 写真&俳句
春の嵐の去った後の小江戸川越。


春一番     小江戸の街を     かすめ去り


春一番が吹いた日、小・中学校時代の同級会が「小江戸」の愛称で知られる川越市で開かれた。

当日は春の嵐で、東京、千葉方面からの仲間たちは途中で電車が遅れるなどハプニングに遭遇したが、会場の川越は、幸いにも直撃は受けずに、会がお開きになる頃には「台風一過」の上天気になっていて、気を良くして2次会の場所に全員で繰りだした次第である。


写真&俳句VOL913~夢の小宇宙

2016-02-12 | 写真&俳句
区内の小中学生の作品が展示されている美術館。


会場は     子どもの夢の     小宇宙


孫のKくんの小学校での図工の作品が、「区立小中学校作品展」 に出品されて展示されている、と言うので見に行って来た。

会場は区の美術館。

Kくんの作品「フライング・キャッスル」 


区内の小、中学校の各学年から選ばれた作品が一堂に集まった会場は、子どもたちの描く夢が一つに結晶した、あたかも「小宇宙」の如き観を呈していて、そこには子どもの無限の可能性が散りばめられていて、一つ一つの作品に魅せられてしまった次第である。

写真&俳句VOL912~バス待つ間

2016-02-11 | 日常生活
バス停で話し込むお年寄りたち。


話し込み     バス待つ時間     苦にもせず


黒目川遊歩道の散歩からの帰り道のこと。

バス停の横を通り過ぎて、しばし行ってから「はた」と気が付いた。

「バスを待っているお年寄り二人が、夢中になって話し込んでいたな」、
「あの分では、バスを待っている時間なんて全然気にならないんだろうな」
「あの二人、絵になりそうだな」と。


急いでポケットからカメラを取り出して、数カットカメラに収めた次第である。