本堂での読経終了後、お墓で線香を手向ける参列者。
母逝きて 早1年が 過ぎ行きぬ あの世の暮らし いかばかりかや
母が98歳9カ月で旅立ってから間もなく1年になる。
今日はその1周忌の法要が菩提寺で行われた。
亡くなってから早1年になろうとしているが、授かった寿命を余すことなく生き切った、まさに天寿を全うしたという思いが胸にあるからだろうか、この間、母を失ったという「喪失感」は余りなく、一周忌の法要では亡き母の遺影を見つめて、
あの世でおやじさんに会えただろうか、
幼くして病で旅立ってしまった二人の子どもたちに会えただろうか
今、みんなで一緒にいるのだろうか、
この世では評判の「美人」だったが、あの世でも美人で通っているだろうか、
等々、あの世での暮らしぶりについてあれこれ話しかけた次第である。