折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL921~齢(よわい)を重ねる

2016-02-23 | 写真&俳句



おめでとう! 孫の音頭や 照れ嬉し 馬齢重ねる 誕生日かな



孫のKくん、Nくんが歌ってくれた「ハッピバースディ」の歌をちょっと照れくさくもあり、また嬉しくもありの気分で聴く。

歌が終わって、

「じいじ、幾つになったの?」

と孫たちが異口同音に聞いてくる。

「73歳だよ」

と答える。

「ふ~ん」

73歳と言う年齢が二人には余りピンとこないらしい。


誕生日が来て、また一つ齢を重ねてしまった。

まだ「老けこんだ」という意識はないものの、気力の面では変化の兆しを感じさせられることも。

特にこの所 「億劫」 と感じることが以前より増えたように思う。

色々な場面で、むくむくと頭を持ち上げてくるこの「億劫」という現象は、「老化現象」の入り口として手ごわい相手であり、これから先、日々この「億劫」と葛藤していくことになるのだろうな、と自覚しているところである。