折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金』への応援

2011-05-21 | 日常生活
東日本大震災から2カ月余、復旧への被災地のみなさんの必死の取り組みと対照的に余りにもスローモーな政治の取り組み、果ては『政局』がらみの動きまで加わり、『一体どうなっているのだ』と国民のフラストレーションは高まるばかりである。

そんな中、今朝のテレビを見ていたら建築家の安藤忠雄さんがインタビューに出演し、今回立ち上げた「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」について話しているのを聞いた。

           ネット上に掲載された「桃・柿育英会 東日本大震災遺児育英資金」のニュース。

この育英資金は、今回の東日本大震災で親をなくした震災遺児たちの学資を援助するため、毎年1万円を10年間募金してくれる人を1万人募り、総額10億円を集めることを目標に、小学校から高校卒業までの期間を対象に、岩手、宮城、福島3県の遺児らに給付されるとのこと。

新聞等によると今回の大震災の遺児数は、16日現在でわかっているだけで142人に上るとのこと。

これらの遺児の中に新聞やテレビで報道された及川佳紀、晴翔くん兄弟がいる。
この兄弟に関しては、小生の孫と年恰好がほぼ同じで、小生にとっては他人事でなく、身につまされ、何か応援できることはないだろうかとずっと気にかかっていた。

報道によるとこれまでに寄せられた義援金の配分もままならないとのことで、もっと違う、目に見える形で応援できる仕組みや新たな試みが具体化されれば良いのにと予てより思っていただけに、まさにグッドタイミング、早速銀行に足を運んで入金を済ませてきた。

これから毎年1万円を10年間、こつこつと送り続けていきたいと思っている次第である。

■ 振込先

三井住友銀行千代田営業部
普通預金 2119673 「桃・柿育英会(モモ・カキイクエイカイ)」

理想は高く~ライブな音作りを目指して進化を続けるKさん邸のリスニングホール

2011-05-18 | オーディオ談笑会
【仮設】 よりライブな音作りを目指して和室(写真手前)を洋室に改装中。現在は、合板で間に合わせているが、これから本格的な改装に着手し、写真奥の洋室と同じようにするとのこと。



今回は究極の音作り―コンサートホールの音により近い音、即ち、よりライブな音作りを目指してこれまで懸案になっていた事柄に取り組みました。

即ち、これまでのリスニングホールの間取りは、前の部分が洋室、後ろの部分が和室だったのだが、この和室の部分を洋室に改造したのが先ず第1点。次に、窓際に新たに低音吸収可動パネルを設けたのが二つ目のポイント、さらに部屋の後ろの壁を和風から洋風に変えたのが三つ目の改善点。以上の対策は、すべてこれまでのライブ→デッドという音の特徴、特性をライブ→ライブに変えようと言う具体的な試みなのです。


この大改造により、非常にクオリティの高い、タンノイサウンドに一変しました。

我々を前に今回の改造のコンセプトを語るKさんの言葉に力が入る。


集まるたびに新たな工夫がなされ、進化を続けるオーディオ談笑会の主宰者Kさん邸のリスニングホール。

今回もお訪れてみるとまた新たな試みがなされていた。

    
今回の改装のコンセプトについて熱弁を振う談笑会の主宰者Kさん(写真左)、今回新しく窓際に設置された低音吸収可動パネルをチェックする談笑会のメンバーのMさん(右)



その効果を確かめるべく、早速、それぞれが持ち寄ったCDを試聴する。

先ずは、人の声から始めようということで、

サラブライトマン、高橋真梨子を聴く。

日頃からサラブライトマンを聴き込んでいるMさんが途中で顔をしかめ、『雰囲気がまるで違う、期待はずれ』、高橋真梨子も『ちょっと違う』と辛辣な評。

次はソプラノ歌手森麻季が歌ったNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部のメインテーマStand Aloneを聴く。

オーケストラをバックに歌いあげる森麻季の声が中央に定位し、素晴らしい雰囲気。

同じ人の声でもジャンルや録音の仕方によってこんなに違うものかと再生音の違いにびっくり。

次にチェロ、ピアノ、ギター、サックスなどの器楽曲を聴く。

器楽曲は人の声ほどはソースを選ばず、やはりクラシック系の曲は素晴らしい再現力を示したが、ピアノの音が小生にはちょっと気になった。

聴いた曲は、ジャズピアニスト本田竹広が弾く『故郷~我が心のジョージア』

我が家の装置(スピーカ 日立―HS500)では、繊細で艶やかに聞こえるピアノがタンノイでは骨太で腹に響く重低音。まさに我が家の装置とは正反対の再生音にちょっと戸惑いも。

そして、何と言っても今回の試聴のハイライトは、最後に聴いたチャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』。

48歳の若さで白血病で亡くなった指揮者フェレンツフリッチャイが遺した畢生の名演。
録音から37年後に日の目を見たと言う交響曲第6番『悲愴』。

スケールの大きさ、迫力、低弦の分厚い響き、咆哮する金管楽器群、そして、テインパニーの強打、緊張感に満ち溢れた骨太の演奏、これらの音を余すところなく再生して見せたタンノイ。

これぞ、『タンノイ・サウンド』、これぞ、『タンノイ・ワールド』という表現がぴったりするような素晴らしい再生音をまざまざと見せつけてくれたのであった。

『それにしても、タンノイはソースを選ぶね』、『タンノイはやはりクラシックだね』と期せずして3人の意見が完全一致。

最後の交響曲『悲愴』を聴いて、今回の改造は、Kさんの目標―より最上の状態でクラシック音楽を聴くのに最適な環境作り―にまた1歩近づいたという思いを深くした次第である。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第14回

2011-05-16 | 書道

お手本 大貫思水「四字体千字文」(日本書学館)

【読み方】

がいじゅ ふくん       じゅほうぼぎ

しょこ はくしゅく      ゆうし ひじ

こうかい けいてい      どうき れんし


【意味】

長じて、男子郷党を出でては師の教訓を守り、女子は家庭内に在って母の教訓を奉じ、その身を修めるべきである。

諸姑伯叔は共に親密をはかるべきであり、おい、めいもわが子の如く愛されなければならない。

兄弟はたがいに親しみ愛すべきであり、兄弟は同じ一本の幹から出た枝葉の連なるが如く、同じく父母の気をうけた一心同体である。ゆえにたがいに愛情を以て助け合わなくてはならぬ。

代役(ピンチヒッター)~孫の遊び相手をつとめる

2011-05-15 | 家族・母・兄弟
     じいじ、ボク、やきゅうじょうずでしょう。

ボク、Kくん(4さい)です。

きょうは、にちようびです。

おやすみのひは、おともだちはみんなパパさんとあそんでいます。

ボクのパパは、いま、ちゅうごくでおしごとをしているので、おやすみのひでも、ボクはパパとあそべません。

ちょっぴり、さみしいです。

 
いざ、みんなで出発だ(左)、みんなで食べるとお弁当おいしいね。(右)

きょうは、じいじとばあばがボクのいえにきてくれて、みんなでこうえんにいき、じてんしゃにのったり、やきゅうをしたり、サッカーをしたり、かめんライダーごっこをしたりして、とてもたのしかったです。

 
ナイスキック!?(左)、じいじ、自転車楽しいね(右)

じいじ、ばあばありがとう。また、あそびにきてね。



孫のKくんのパパさんは、今、中国上海に赴任中。

小さなKくんにとって、パパさん不在の影響は少なからず垣間見られる。

例えば、自転車の運転。
買ってもらった自転車もパパがいないと中々乗る機会がないようで、そのせいもあってかハンドルの操作など思ったほどには上達しない。

そして、やはり男の人がいないと外で遊ぶ機会が少なくなるのだろうなと思った。
そこで、小生がパパさんの代役を買って出た次第である。

日曜日の一日、Kくんの家の近くの公園にみんなで出かけて、お弁当を食べたり、野球やサッカーをしたり自転車に乗ったりといっぱい遊んだので、パパさん不在でたまったKくんのストレスも少しは発散したのではないだろうか。

テンションの上がりっぱなしのKくんを見て、これからも土、日のうちの1日ぐらいをパパさんのピンチヒッターとしてKくんと一緒に遊んでやろうと思った次第である。

お見事!!おしどり剣士~揃って居合道四段の関門突破

2011-05-14 | 武道
東日本大震災で1カ月遅れとなっていた県下居合道昇段審査会が行われ、受験した当支部の仲間たちは、四段に2名、二段に2名がそれぞれ合格した。

その中で特筆すべきは、関門と言われる四段に揃って合格したAさんご夫妻。


           審査発表 受験番号17番が四段に合格したAさん、28番がAさんの奥さん。


初段、二段、三段と夫婦そろって昇段を重ね、迎えた四段の関門。

日頃の稽古では、誰よりも早く二人で道場に来て、ご主人がそれこそ手取り足とりの懇切丁寧、熱心な指導、そして稽古で培われたお二人の強い『絆』とが相俟って二人揃って難関を突破したのはお見事の一言に尽きる。

これで当支部も五段が1名、四段が4名と充実したものとなってきた。

今は亡き我が支部の居合道の師であったK先生も草葉の陰できっと喜んで下さっていることと思う。