計画停電で真っ暗になった居間、ローソクの火だけが頼り。
【3度目の正直】
今週の月曜日から実施されている『計画停電』。
全体が5グループに分けられているが、我が家は第3グループ。
その初日に朝6:20~10:00の時間帯と言う情報にいつもより1時間も早く起きて朝食も済ませたが、この日は結局実施されず。翌日は12:20~16:00の時間帯だったが、これも実施されず。そして迎えた3日目の本日。この日はPM6:20~PM10:00、2度あることは3度あるかで今度も中止か、それとも3度目の正直かと思っていたら、結局は後者となって6:20に電気が消える。
【事前チェック】
この2日間、夜の計画停電は計画通り実施されてきたので、今度は我が家の電気も間違いなく消えるだろうと覚悟して、すぐに対応できるよう、夕方から懐中電灯、ローソク、ラジオ、マッチ等を1か所に集め、また、愛犬のパールには早目に夕食を与え、小生も6時過ぎには夕食を済ませ、テレビ、ストーブ、電子レンジ等のコンセントを抜き、停電が始まると同時に電気のブレーカーを落とした。
事前に準備した懐中電灯、ローソク、ラジオ
【同一グループ】
都内に住む娘も偶然にも我が家と同じ第3グループ。
パパさんが海外に行っていて、一人で乳飲み子と4歳の幼児を抱えて夜の停電ではさぞかし大変だろうとかみさんが応援に向かう。
停電が始まってすぐに電話を入れると、向こうも停電が始まっているようで、電話に出た孫のKちゃんが『じいじ、でんきがきえちゃって、いま、ローソクとかいちゅうでんきであかるくなってるんだよ』と興奮気味。
【暗闇の中で】
暖房が切れると途端に寒さが身にしみる。毛布を体に巻き付け、ソファーに横になる。
ローソクの光りだけの暗い部屋の中で一人でじっとしているのは何とも心細い思いがする。
そこで久しぶりにラジオを聞くことに。槇原敬之の歌とおしゃべりを聴いているうちにいつかうとうと眠りの世界に。気が付くといつの間にか2時間が過ぎていた。
暗い夜を慰めてくれたラジオとローソクの光りの下で書いたブログの原稿。
停電が終わるまで残り1時間、そこで思い立って、ラジオを聴きながら停電が終わったらすぐにアップできるようローソクの明かりを頼りにブログの原稿を書くことに。
そして、ほぼ原稿が出来上がった時には停電の解除時間まで数分を残すのみとなっていた。
かくして、初の計画停電の3時間は終わったが、我々の不便はたかだか3時間、電気のない生活を強いられている被災者の皆さんのことを思えば、その不便たるや取るに足らないと改めて実感した3時間であった。