折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

あたかも即席「ハープ」入門教室~松岡みやびハープ演奏会

2011-05-29 | 音楽
梅雨に入りし、雨がそぼ降る中、KくんのほかにY子ちゃんも加わって3人で恒例になっているコンサートに出かけて来た。

Kくんとは2日前に雲取山に登ったばかりで、

『どうだい体調は』、『まだ足腰が痛むよ』

が挨拶代わりであった。

今回のコンサートは、ハープのソロ演奏会。

午後の一時、ハープが奏でる癒しの音楽を堪能した。

以下は、聴き終わった後、Y子ちゃんを交えた3人の感想である。

             当日、会場では公演後サイン会が行われた。


― 楽器は湿気に弱いので、今日のような雨の日は鳴りが悪い、しかも、会場の音響効果も良くない、さらにハープの弦が切れるアクシデントが重なるなど、演奏者の松岡さんにとっては今日は厄日だった?

― まさか弦が切れるとはね。だけど、アンコールの曲だったのが、不幸中の幸いだった。

― 3回目だと演奏者の松岡さんが言っていたけど、独奏会で弦が切れるなんて本当に珍しいんじゃないかな。

― ハープの音には、セラピー効果があるって松岡さんが言ってたけど、わたしも聴いていて大いに癒されたわよ。 ゴッドファーザーのテーマ曲をはじめとする映画音楽のメドレーなんかすごくよかったわ。

― ミニハープで弾いた『津軽海峡冬景色』なんか新鮮に聴こえた。

― 『ひき潮』なんかは、まさにハープにぴったりだね。

― そうだね、ハープで聴くとどの曲も『癒し』になっちゃうよね。

― ハープという地味な楽器の演奏会というのでどうかなと思っていたんだけど、中々楽しい演奏会だった。

― ハープの独奏会なんて余りないだけに、実際に聴いて見て『目から鱗』で、ハープという楽器を知る良い機会になった。

― そうだね、演奏会後半のプログラムは、まるで即席『ハープ入門』教室みたいだった。

― ホントだね、ハープにも「ミニハープ」、「アイリッシュハープ」、「グランドハープ」の3種類があるなんて全然知らなかったし、ペダルが6つもあるなんて初めて知ったもんね。

― プログラムの前半はハープという楽器の音色を楽しんでもらう、後半はハープという楽器の啓蒙活動と自己PRという内容だった。

― ヴァイオリンやピアノに比べたらハープはやはり地味だから、一般の人に理解、関心をもってもらうのも大変なんだろうね。




【松岡みやび コンサート】

ハープ演奏:松岡みやび

曲目:

1・アメージンググレース 2・ひき潮 3・ジャズ・バンド 4・月の光 5・マイ・シネマ・メドレー2011 6・カノン

休憩

7・ミニハープ紹介(演奏曲目「浜辺の歌」、「津軽海峡冬景色」)
8・アイリッシュハープ紹介(演奏曲目「グリーンスリーブス」、「ロンドンデリーの歌」)
9・輝き(作曲・松岡みやび)

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