クラス会 古いアルバム その中に
面影宿す 吾に会いたり
小・中学校時代の同級生が集まって新年会が行われた。
その2次会の席でのこと。
カラオケタイムに入る前に、仲間のHくんが、小学校、中学校の卒業記念写真など何枚かの写真をみんなに見せてくれた。
一同、「見せて、見せて」と懐かしい写真に群がる。
「オレ、老眼鏡忘れた、誰か貸して」とか
「オレどこにいるのかわかんねえや、探してよ」等々
カラオケそっちのけで大盛り上がり。
一当たり見終わって、みんな口々に
「やっぱり、みんな面影が残ってるよね」
「わたし、一目でみんな分かったわよ」
「額に入れて飾っておきたいよ」
興奮冷めやらぬコメントが続々。
すでにほとんどの仲間が昨年「古稀」を迎えている。
70代に突入した、まさにその時に見る小・中学校時代の写真は、その1枚1枚がかけがえのない価値を有し、また、特別な意味を持っているように小生の目に映った次第である。
小生もその写真の中に幼き日の自分に出会って感無量なものがあった。
それにしても、小・中学校時代の古い写真を散逸させずにきちんと保存していたHくんは「すごい」と一同感謝すること頻りであった。
これからも、こういう機会を大切にしていきたいと改めて実感した新年会であった。
(今回は、ちょっと趣向を変えて俳句形式でなく短歌形式にしてみました。文字の数が増えると表現できる幅もそれなりに広がるのかな、と感じた次第です。)
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