紅葉の 山路睦まじ 二人連れ
昨日の<山歩きにて「秋」を詠む>の続きである。
我々が頂上付近の「錦織りなす」紅葉のさまを足を休めて眺めている所に、二人連れのハイカーが頂上の方から降りてきた。
その様子から、どうやら夫婦らしい。
我々一行と挨拶を交わした後、ちょっと立ち止まって「錦繍」の山々を愛でていたが、ガイド案内を取り出して二人でコースを確認し始めた。その姿が、我々には何とも仲睦まじく見え、思わずお互い顔を見合わせた。
確認を終えた二人は、「お先に」とわれわれに言葉をかけて、山道を下って行った。
「平日の山歩き、きっとリタイアした夫婦なんだろうね」
「歩きなれているのか、様になってるね」
「一緒に山歩きなんて羨ましい」
「夫婦で同じ趣味なんて、中々ないもんね」
遠ざかる二人の後ろ姿を見ながら3人で交わした会話である。
おっしゃる通りなんですが・・・。
我が家はお互いマイペースなもので・・・。