折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL907~春の使者

2016-02-04 | 写真&俳句
今年もピンク色の花をつけた河津桜。


そこはかと     春のかほりや     花一輪


今日は立春、暦の上では春である。

散歩コースである黒目川遊歩道では、3本並んでいる河津桜の蕾が大きく膨らみ、そんな沢山の蕾の中に一輪だけピンクの可憐な花びらが付いているのが確認できた。

写真を撮っていると 「あら、もう咲いたんですね」 と散歩していた人が寄って来て声をかけてくれた。

「昨年の咲き始めは確か2月20頃だったから、今年は2週間ほど早いようですね」 と小生。

「春分の日に桜を見られるなんてラッキーですね」 と件の御仁。

そして、盛んに携帯で写真を撮りまくっていた。

このような暖かい日が続けば、満開になるのもそんなに遠くないだろう。

本格的な桜のシーズンに先駆けて咲く早咲きの「河津桜」は、まもなくやって来る本格的な春の訪れを告げる使者である。


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