折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL17~「秋桜(コスモス)」

2011-10-22 | 写真&俳句



秋桜(コスモス)や     思い出 胸に     嫁ぐ人


秋の花と言えば、何と言ってもコスモスだろう。

そして、コスモスと言えば、さだまさしが作詞・作曲し、山口百恵が歌った『秋桜(コスモス)』が思い浮かぶ。

秋桜(コスモス)
作詞・作曲 さだまさし 歌 山口百恵


淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている
此の頃 涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする

縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
独言みたいに小さな声で

こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しが浸みてくる

明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った



母と娘の思い出を綴った何ともセンチメンタルな詩が、美しいメロディとなって紡がれていく。

この「秋桜」と言う歌、古き良き時代への限りないノスタルジーなのか、はたまた今も変わらぬ母娘の気持ち表わした真理なのか。

さて、小生の娘が嫁いだ時は、どうだったんだろうと思い返して見るが、当時それらしき気配すら感じなかったような気がする。

さだの詩は、やはり、ノスタルジーの世界の話だったのか、はたまた小生が鈍感過ぎるのか。

明日、10月23日は、姪のSちゃんが嫁ぐ日である。

久しぶりの慶事、明るい話題である。

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