折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

母、子二人三脚の成果

2015-11-15 | 家族・母・兄弟
「ナイスバッティング!」 バッティングマシーンから繰り出される80キロのボールを孫のKくんが打ち返す姿をビデオで撮影しながら、思わず大きな声をかけてしまっていた。

思えばつい2カ月ほど前、バッティングセンターを初体験した孫のKくん、80キロという球の速さに怖がって腰が引け、おまけに非力でバットを振るのではなく、「バットに振り回されて」ボールにかすりもしなかった。

涙をぬぐいながらゲージを出てくる孫の姿を正視できなかった。

そこで娘に今のままではどうにもならない、「体力」をつけるトレーニングを毎日やらせる ようにとアドバイスした。

負けず嫌いな娘は、バットの素振り、腕立て伏せ、腹筋、背筋 など、やるべきことを具体的に数値でボードに箇条書きにして母、子二人三脚で毎日課題に取り組んできた。

2か月前は、バットに振り回されていたKくんが、目の前でバットを力強く振ってボールを前に飛ばしている姿を見て、短時間でよくここまで体力、腕力をつけたものだと、胸にジンと来て練習が終わった後、娘に「凄く良くなってるよ、今撮ったビデオと1ヶ月半前に撮ったビデオとを見比べて見てよ、雲泥の差だよ」「頑張ったね、とKくんを褒めてあげて」 と電話していた。

そして、日々コツコツと努力することの大切さ を孫から改めて学んだ次第である。