折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL437~落花を惜しむ

2014-04-05 | 写真&俳句
新河岸川沿いの桜は、すでに落花の時を迎え、川面には花いかだができていた。



花吹雪     きらめき舞える    川面かな



川越市に住んでいる幼なじみのY子ちゃんから

「新河岸川沿いの桜がきれいよ、みんなで見ましょうよ」

とお誘いがあり、幼なじみが7人集まって、お花見に行って来た。

桜はすでに盛りを過ぎて、落花の時を迎えていて新河岸川の川面に花吹雪となって舞い落ちている。

その風情は、「落花を惜しむ思い」と相俟ってなんとも心に沁みる美しさである。

「満開の桜はよく見に行くけど、花吹雪の桜を見るのは余りないよね」

「満開の桜もいいけど、散っていく桜もいいもんだね」

と一同、足を止めてしばし見入った次第である。