庭掃除 焚火の煙り 絶え間なく
昨日の「歩き納め」の話の続きである。
最初に詣でた寺は、「弁財天」を司る弘法山。
境内は人っ子一人いない。
幼なじみのKくんが『ご朱印』を押してもらおうと受付窓口に行くも、鍵がかかっていて不在の様子。
そう言えば、来る途中で落葉掃除をしているお年寄りを見かけたので、ひょっとしたらお寺の関係者かも知れないと声をかけてみると、何とその人がこの寺の住職さんであった。
こんな時期に寺を訪ねてくる人などいないと思い、庭掃除をしていたらしい。
落葉を集めては焚火で燃やしているのだが、広い境内のこと次から次に落葉が火の中に投げ込まれて、そこから上がる煙が後を絶たない。