折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL339~寒月煌々

2013-12-20 | 写真&俳句



雨上がり     凍てつく月や     煌々と


今日は居合の「稽古納め」の日。

午後9時、稽古を終えて外に出ると1日中降り続いていた雨がすっかり上がり、「白い雲」と「輝く星」と「煌々と照る月」が、凍てつく夜空で美しさを競っていた。

写真&俳句VOL338~落葉焚き

2013-12-20 | 写真&俳句



庭掃除     焚火の煙り     絶え間なく



昨日の「歩き納め」の話の続きである。

最初に詣でた寺は、「弁財天」を司る弘法山。

境内は人っ子一人いない。

幼なじみのKくんが『ご朱印』を押してもらおうと受付窓口に行くも、鍵がかかっていて不在の様子。

そう言えば、来る途中で落葉掃除をしているお年寄りを見かけたので、ひょっとしたらお寺の関係者かも知れないと声をかけてみると、何とその人がこの寺の住職さんであった。

こんな時期に寺を訪ねてくる人などいないと思い、庭掃除をしていたらしい。

落葉を集めては焚火で燃やしているのだが、広い境内のこと次から次に落葉が火の中に投げ込まれて、そこから上がる煙が後を絶たない。