折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

ささやかな協力~「釜石から復興未来ゆき」切符の申し込み

2012-03-12 | 日常生活
昨日は東日本大震災発生から1年。
列島は鎮魂の祈りにつつまれた1日となった。

このところ、テレビ、新聞は震災記事一色である。

そんな中で小生の注意を引いたのが「釜石から復興未来ゆき」あす発売「諦めない限り有効」というタイトルの記事であった。(3月10日朝日新聞夕刊)

被災して大半の区間が不通となった三陸鉄道を支援しようと地元有志が企画したとのこと。

キップは1枚300円。実際には使用できないが、本物同様の厚紙の硬券で、横9センチ、縦4・6センチ。当日の日付印と改札ばさみのパンチ、通し番号が入る。


「乗車のためではなく自分のための切符。実際には乗れないが、復旧というゴールに向けて走る三鉄を見ながら、ゴールの見えない私たちが走り始めるきっかけにしたい(復興未来ゆきキップ実行委員会三塚浩之さん)。

と記事は伝えていた。

この度の震災に際しては、本当に沢山の人たちから義援金が寄せられた。
小生もわずかではあるが、何回か義援金を拠出したが、これまでの単なる義援金については、不満というかいささか物足りなさを感じていて、もっと目に見える形で役立つ使い道はないかと探していた折、まさにグッドタイミングであり、本日申し込みと代金の送金を済ませた所である。

本日(12日)から順次郵送してくれるとのこと。

小生はわずか20枚の申し込みに過ぎないが、手元に送られてきたら、家族、親戚、知人、友人に趣旨を話してこの切符を購入してもらう積りでいる。

そして、本当にささやであるが協力の輪を少しでも広げられたらいいなと思っている次第である。