折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL8~「稲穂」と「赤とんぼ」

2011-09-10 | 写真&俳句



   穂を垂れし    黄金(こがね)の波に     赤とんぼ


前回、幼なじみたちと『キツネノカミソリ』の群生地を見に行った折、たまたま急用が入って来られなかったMくん、余程残念だった見えて、Kくんに自分が歩いている散歩コースによい場所があるのでみんなで歩こうと声がかかり、昨日、Mくん、Kくん、Hちゃん、そして小生のいつものメンバーでわが故郷の隣町吉見町を散歩して来た。

その時の情景である。


わが故郷『川島町』は有数なコメどころだが、ここ『吉見町』も負けず劣らずのコメどころ。

そして今は、まさに『収穫の秋』。


            刈り取りも、今はすべて機械でやってしまうので、我々の子どもの頃とは隔世の感がある。


至る所の田んぼで、たわわに実った稲穂が『黄金色』に色づき、折からの風に一斉になびく有様は、思わず足を止めて見入ってしまうほどの美しさである。

そして、まばゆいばかりに黄金(こがね)色に染まった田んぼの上空を赤とんぼが群れをなして飛んでいる。

この日は、久しぶりに猛暑がぶり返したような暑い日であったが、群れをなして飛ぶ赤とんぼを目にするとやはり季節はもう秋なのだと実感した次第である。