折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

文句なしに面白い!~これぞ映画の醍醐味『アンストッパブル』

2011-01-14 | 映画・テレビ
幼なじみたちが『初歩き』を楽しんでいた日、ブログを書き上げてしまうと、すっかり手持無沙汰になってしまったので、前々から見たいと思っていた映画を見に出かけた。

その映画は、『アンストッパブル』。

突然暴走を始めた<無人貨物列車>

全長:800メートル・時速160キロ
積荷:ミサイル級の発火燃料19万リットル
予想被害者数:10万人
大惨事までのタイムリミット:わずか100分

これは、暴走列車を止める使命を託された、2人の男の物語。



パニック映画ファンにとって、何とも胸をときめかせる魅力的なキャッチ・コピーではないか。

このキャッチ・コピーを見た時から、今年の映画の『見始め』はこの『アンストッパブル』にしようと決めていた。


映画『アンストッパブル』の1シーン。

実際に起こった列車暴走事故を基に、危険な薬物を大量に積載したまま無人で暴走し始めた貨物列車を、二人の鉄道マンが止めようと奮闘するサスペンス・パニック・アクション映画である。

映画の見方、楽しみ方は、人それぞれだろうが、少なくとも映画は『面白くなければならない』、『楽しくなければならない』というのが小生の持論である。

ましてや、極上のエンターテイメント映画には『ハラハラ』、『ドキドキ』、『わくわく』の3つが、欠くことのできないファクターであるが、この映画はこの3要素を充して余りある、実に映画の醍醐味ここに極まれり、といった出来栄えである。

大惨事など起こる筈がないのだとわかっていても、ハラハラ、ドキドキする見せ場が次々に出現し、息つく暇もなく、手に汗を握って、画面にくぎ付けになってしまう。

これだけのスリルとサスペンスあふれる映画を久しぶりに見た。
そして、あっという間に1時間39分が過ぎていた。

ネットのレビュー欄にある人が、『暴走列車と共に最後まで息つく暇もなく、面白さも止まらない文句なく楽しめた映画だった』とコメントしているが、まさにその通りで、暴走列車同様、面白さも止まらない映画であった。