折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『雨のエアーポケット』は神社参拝の『ご利益(りやく)』!?

2010-07-09 | 友達・仲間

長七郎山山頂
長七郎山は赤城山外輪山の一峰。火口湖である小沼の南東に位置する。山頂は広く 360度の眺望が得られ、特に南東~南~南西の関東平野側が、広く遠望できるのだが、この日はあいにく霧が出て、その眺望は望めなかった。


幼なじみたちとの山歩き。

7月の例会は、赤城山の外輪山の一峰『長七郎山』。

この所の天気は不安定この上なく、全く予測がつかない。
この日も各地で『にわか雨』間違いなしとの予報。

現に、出かける時からしてすでに雨が降っていて、赤城神社では先が見えないほどの濃霧が立ち込め、前途多難を思わせ、一同今回の山歩きは中止か、とあきらめムード。

それが、赤城神社参拝後は天候が見る見る回復、それから長七郎山登山を終えるまでの約2時間は、あの時間、あの場所だけ雨が避けてくれたとしか思えない、いわば雨のエアーポケット現象という幸運に恵まれて、今回もまた無事に山歩きを終了することができた次第。

以下は、今回の山歩きのダイジェストである。


 
二つの赤城神社
この日は、前橋市三夜沢町にある赤城神社(左)と前橋市富士見町にある赤城神社(右)を参拝する。特に、前者の赤城神社参拝後は、それまでの雨模様の天候が劇的に変わり、山歩きの時間帯天候がどうにかもってくれたのは、神様のご利益?と一同感謝。
『若い頃は、神社に詣でるなんてことは思いも及ばなかったけど、それだけおれたちも歳を取ったと言うことか』というKくんの一言に、一同が納得顔していた様子が印象的であった。



 
覚満淵(かくまんぶち)
長七郎山に登る前に、覚満淵を逍遥する。
覚満淵は周囲1㎞ほどの高層湿原で、湿原内には木道が作られていて、地元では「小尾瀬」と呼ばれているとのこと。沼の中をカルガモの親子が元気いっぱい泳いでいて、その愛らしさに一同しばし見入ってしまった。



 
最短時間
長七郎山への登山道は、わかりやすく、平坦で山歩きと言うよりは、平地での散歩と言った気分。登りを苦手とするHちゃんも、この日ばかりは、ため息やグチをこぼすことなくご満悦の体で約45分で頂上に着く。


 
幸運に感謝
頂上は広くて、晴れていればさぞかし見晴らしが良いだろが、この日は生憎ガスが出ていて、絶景を見ることができなかったが、涼しい風が吹き抜ける頂上での昼食は一味違ったものとなった。
そして、雨にも遭わず無事山頂についた幸運を一同改めて感謝した。