折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「黄」と「青」の織りなすコントラスト~宝登山のロウバイ

2009-01-19 | 日常生活
ロウバイで知られる長瀞の宝登山(ほどさん 標高497メートル)へ幼なじみのKくん、Mくんと3人で行って来た。

当日は、風一つなく、まるで春を思わせるような暖かな陽気の中、宝登山神社から約1時間あまり、3人であれこれおしゃべりを楽しみながらのんびりと歩く。

頂上について見ると、ロープウエイに乗ってきた人たちが、三々五々ロウバイを眺めながら、そぞろ歩きを楽しんでいる。
カメラの三脚を手にした写真愛好家の姿も目につく。

頂上付近の南側斜面の西ろうばい園は、5~6分咲きの状態で甘い香りが当たり一面に漂っている。


雲ひとつなく晴れ渡った青い空とろうばいの黄色のコントラストが実に鮮やかで、そんな光景を見ると心が和んでくる。


宝登山のロウバイ園には、約500株2,000本のロウバイが、植栽されていて、ロウバイの「黄」と晴れ渡った空の「青」との織りなすコントラストが鮮やかである。



多分、数年前だったらこんな心境にはならなかったに違いない。
それが、昨年、幼なじみのKくんに誘われるままに、秩父の札所めぐりや近隣の低地の山歩きに同行したことが、それまで自宅と会社を往復する「狭い世界」しか知らなかった小生に、これまでと違う世界、新たな世界への目を開かせてくれたのである。
そして、これは、昨年の何よりの収穫であった。

そのことを相棒に言うと、

「キミにもようやくそう言う時が巡って来たということだよ。これからだよ、色々と楽しめるのは。キミさへ良ければ、今年もどんどんあちこちに行こうや」

と言ってくれたが、それとて彼がそのきっかけを作ってくれたからであって、小生が知らなかった世界への扉を開いてくれたKくんには、いくら感謝してもし過ぎることはないと思っている。

そして、今年はどんな「未知なる体験」、「新たな感動」が待ち受けているのか、今から大いに楽しみにしている。

      
       宝登山の頂上、正面に日本百名山の一つ「両神山」を望めむ陽だまりの場所で昼食。