二人の孫と一緒に『書きぞめ』を楽しみご満悦の小生
『Kくん、Sくん、お正月だから、今日は<かきぞめ>をしようか』と小生。
『<かきぞめ>って、なあ~に』と孫のK(7歳)くんとS(5歳)くん。
『お正月のはじめに筆で字を書くのを<かきぞめ>って言うんだよ。ほら、この紙に、この筆で字を書くんだよ』と小生。
『だって、ぼくたち、まだ筆で字を書くなんて教わってないもん』と声をそろえる二人。
小学1年生のKくん、幼稚園の年長さんのSくんは、筆も半紙もまだ見たことも触ったこともないらしい。勿論、硯も墨も今日始めて見るらしい。
小生が墨を磨っているのをものめずらしげに見ている。
『だから、じいじがこれから教えてあげるから、やろうよ』と小生。
『Kくん、Sくん、じいじはね、お習字を習いに行ってるからうまいんだよ』とパパさんがサポート。
『な~んだ、それじゃあ、じいじが一番やりたかったんじゃない』
『な~んだ、そうか、それでじいじが一番張り切ってるのか』
と、たちまち孫たちに「たくらみ」を見すかされてしまったが、孫と一緒に「かきぞめ」を書くという小生のささやかな「望み」がかない、すっかり先生の気分になって「ご満悦」の体のじいじが今回の写真の主役である。
初めて手にした毛筆と墨で手を真っ黒に汚し、応接セットのカバーにまで墨をつけてしまうという「おまけ」までついたが、孫たちと一緒に過ごした楽しい一時であった。
孫たちが書いた書きぞめの作品