折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

完全復活?

2006-12-02 | 音楽
最近、弟と会う機会が多くなった。
この間も、一緒にゴルフのコンペに参加した。(二人とも、スコアは散々だったが・・・。)

その帰りに、彼が我が家に立ち寄った。
コーヒー(我が家では、大抵の場合、小生がコーヒーを淹れることになっている。)を飲みながら、彼が言った。

「もう、大分自前の『ライブラリー』出来つつあるよ、この間も図書館に行ったら、思わぬレア物を探し当てて感激したよ。」

音楽の話である。


7月12日のブログ「続々・兄弟」で弟がまだ若かった時に、レコード店に勤めるほどに音楽に熱中していたが、夢かなわず、音楽から遠ざかってしまったことについて書いたが、その彼がようやく、また、音楽に関心を持つようになり、精力的に好きなジャンルの音楽を収集し始めたのは、つい最近のことである。
もともと、『凝り性』 で『収集癖』 がある彼のこと、現在『熱中』 しているらしい。

そして、こう言った。

「収集した音楽を聴いていると、その音楽に夢中になっていた頃の気持ち とか、情景 とかが蘇って 来るんだよね。
もう、記憶の底に埋もれてしまっている とばっかり思っていたんだが・・・・。

埋もれかけていた記憶が蘇ってくる、何と貴重で、素晴らしいことではないか。

できることならば、せっかく蘇ってきた記憶を、再び眠らせない ようにしたいものである。

簡単なメモ程度でも良いから、記録にとどめておけば、後年、来し方を振り返る時、きっと、よい想い出になるに違いない。(ブログもその手段の一つであり、小生がせっせとブログを書いている目的 でもある。)

「それって、格好のブログの題材 じゃない」と小生。

「兄貴は、時間たっぷり あるから・・・・・。」

そして、帰り際にラックから10枚ほどCDを持って行った。

音楽への「完全復活」かどうかは定かではないが、少なくても「音楽」と言う共通のテーマについて、語り合えるようになった のは、何よりも嬉しいことであり、これからが楽しみである。

そのうち、彼が集めた世界に一つ しかない、彼だけの「コレクション」をじっくりと聴いてみたいと思っている。