
Tくんが友人のSくんの新築祝いにと制作したステンドグラスパネルの大作 薔薇:和(なごみ)(600*1100mm)
かっての会社の遊び仲間であり、今もゴルフを始め色々と親交のあるTくんがステンドグラス展に出品しているというので、師走の暖かい一日友人のM君と一緒に銀座にあるギャラリーに行って来た。
会場となっているギャラリーは日本基督教団 銀座教会の1階東京福音会センター内にある。
銀座4丁目に教会があるなんて全く知らなかった。
Tくんの作品は、入ってすぐの所にステンドグラスランプシェード、右手窓際にステンドグラスパネルがそれぞれ展示されていた。
ステンドグラスランプシェードは姿形と言い、色合いと言い何とも可愛い作品である。


びっくりしたのは横600mm、縦1100mmというステンドグラスの作品である。
Tくんが友人Sくんの新築祝いにと4ヶ月間かかって仕上げたと言う大作で、この力作の製作にまつわる色々な話を制作者自身からじかに聞いて、ステンドグラスへの彼の情熱と思い入れの深さを再認識した次第である。
聞けばTくんがステンドグラスを始めて10年になるという。
10年と言えば、小生が趣味で居合と書道を始めたのも10年前。
同じスタートラインに立ちながら、自分が到達しているレベルとTくんのレベルとのこの歴然たる相違は一体何なのだろうと考え込んでしまった。
漫然とやっているのか、目的を持ってやっているのか、
身を削るような努力をしているのか、いないのか、
夢中になれる度合い、情熱の度合いはどうか、
これらに照らし合わせ、小生は1歩も2歩も後れを取っていると身に沁みて感じた次第である。