あらとん＠札幌市 ２

2006.11.12
今週末も札幌でした。
外は大雨でしたが、朝食はあらとんに行かないわけにはいきません。
ならやんさんの言葉を借りると、「朝とん」です。

味噌ラーメンが新登場したのは知っていましたが、今回はつけ麺を食べると最初から決めていました。



豚骨とアラによるスープは、相変わらず濃厚です。
つけ麺のためか、少し酸味がありますが、コクは変わらずです。
太麺はつけ麺として食べても非常においしいものでした。

相変わらずハイレベルです。朝から感激です。

ただ、朝一番にこの麺の量はお腹にきつかったです。
せっかくスープ割りしてもらったのに、半分以上残してしまいました。

サッポロ 赤星＠札幌市

2006.11.11
狸小路の７丁目、アーケードがなくなるちょうど手前にある、赤星です。



狭い敷地の店ですが、非常に雰囲気は良いです。
最初にお冷やではなく、冷たいお茶が登場しました。

あさりを使ったあっさり味の塩ラーメンも気になりましたが、
醤油ラーメンを食べました。



鶏ガラと野菜だけで作ったというスープです。
そこにさばとかつおの風味が加わります。
予想に反して、白濁していることに驚きました。
とてもあっさりしていますが、旨味が閉じこめられ、コクがあります。
今までの札幌や旭川にはない感じだと思います。
麺は中細麺。これも札幌とも旭川とも異なる印象です。
非常にコシのある麺でした。
具としては、岩のりが特徴的です。
店名に「サッポロ」とありますが、いわゆる札幌ラーメンとは全く異なるラーメンでした。
満足の１杯でした。

特筆すべきは、札幌のしかも中心部でここまでハイレベルなラーメンが500円ということです。
素晴らしい！

来来＠本別町

2006.11.10
本別町には、来来と赤えぞと２つ有名店があります。
今回は、赤えぞが昼休みで閉まっていたこともあり、来来に行きました。



ちなみにこちらが閉まっていた赤えぞです。



しおラーメンを食べました。



ご覧の通り、豚骨ベースの白濁スープです。
ほんのり甘みがあり、とてもあっさりしています。
野菜の甘みでしょうか？
麺は、加水率多めの中太麺。札幌麺だと思います。
店主は、札幌で修行をして、Uターンして開店したそうです。

この地方の町で、ここまで本格的な豚骨ラーメンを食べることができるとは思いませんでした。
今度は、この豚骨スープと麺でみそラーメンを食べてみたいです。

とみ川＠富良野市

2006.11.09
富良野市麓郷にある、とみ川です。
近くのアンパンマンショップに行った際に寄りました。



地元の食材から作られるラーメンです。
食材の70％が富良野産と書かれていました。
石臼挽き中華そばを食べました。



スープは鶏が主体で、魚・貝・鰹などが合わさります。
無化調のスープであり、無化調スープ特有のしょっぱさはありますが、ダシの旨味が凝縮されたスープだと思います。
麺は自家製麺。４種類から選べるうち、有機栽培石臼麺を選択。
そばの様な食感で、噛むとブツブツ切れる感じです。
不思議な麺ですが、特徴的だと思います。

それぞれの素材の味が伝わってくるラーメンでした。

味のまるとも＠砂川市

2006.11.08
本日の２軒目は、砂川の有名店まるともです。



砂川駅近くにあり、ぱっと見は木造の民家です。
しかし赤い暖簾が一枚映え、周りにはずらりと車が駐車されています。
店内に入ると、昔ながらの雰囲気に、１人黙々とラーメンを作るおばちゃんの姿が。
カウンター７席は満席、後ろの椅子には５人が待っていました。
まずこの時点でびっくりしました。

さらに驚いたことに、みそ・しお・しょうゆ三色ともに４５０円です。
安い！！

しょうゆラーメンを食べました。



見た目は美名味と同様、濁りしょうゆです。
表面にはたっぷりの油。そしてスープは熱々で登場です。
豚骨メインと思われるスープです。
食べた感じはしょうゆというよりは、しおっぱさが目立ちました。
麺は砂川・中村製麺の麺を使用しています。
白っぽい細麺で、旭川に近い感じです。
順番の関係で、私一人分のみの麺を茹でたためか、芯が残っているのかと思うほど硬麺でした。
三色とも具として、もやしや玉ねぎがのっているようでした。
しおっぱく濃かったですが、なかなかおいしいラーメンでした。

私が食べ終えて帰るときには、後ろの椅子には新たに７人が待っていました。
地元の超人気店です。
地元の人は、しおを注文している人が多い気がしました。
今度はしおに挑戦したいと思います。
また、一人黙々とラーメンを作る、女性店主も名物だと思います。
これだけ忙しければ、無愛想なのも仕方ないのでしょう。

店に入る前から、出るまで驚きの連続でした。
また新たな地方の名物店を発見しました。

美名味＠滝川市

2006.11.08
滝川に住む知人にこの店を教えてもらい、早８年。
滝川でおいしいラーメンといえばここと言われ、いつか行こうと思っていました。
しかし、定休日が日曜日というのと、滝川という立地からハードルが高くなかなか来れませんでしたが、遂に来ました。
美名味です。



名物である、濁りしょうゆラーメンを食べました。



文字通り濁っています。
一見、みそラーメンのようにも見えます。
濁りスープは豚・鶏がベースで昆布や野菜なども加わっているそうです。
その他の素材もこだわりづくしとHPに紹介されています。
麺は、西山製麺。典型的な札幌麺です。
具としては、わかめが特徴でしょうか。

蔵＠旭川市豊岡 ２

2006.11.07
妻が蔵のネギラーメンが食べたい！と言うので行きました。
平日の昼食時を過ぎていたためか、行列はなくすんなり入れました。
ラッキー！

私は比較的新メニュー(?)の、「こってり」せあぶらしょうゆラーメンを初めて食べました。
少なくとも数年前にはなくて、ここ最近行列のため私の足が遠のいている間に新しくできたようです。



表面の脂はかなり多いですが、いわゆる背脂とは異なる印象です。
背脂というと私の場合、新潟・燕三条系のこてこて背脂をイメージしてしまいます。
食べた感じは、普通のしょうゆとそれ程変わらないかもしれません。


妻のネギしおラーメンです。



相変わらず、ここのネギは絶品です。
いつ食べても「うめ～！」です。


肉おにぎりも有名です。
ジューシーなチャーシューたっぷりでボリュームもあります。



今回感激したのは、１才半になる我が子のために、エプロンとハンドタオルを用意してくれたことです。
小皿、フォークなどを用意してくれるラーメン店は多くありますが、それに加えてここまで用意してくれた店は今までにありません。
家でご飯を食べてきたので、今回はそれほど活用しなかったのですが、感激でした。
蔵のポイントがまた１つ上がりました。

楽ん＠北見市

2006.11.06
北見に行くといつもお気に入りの本丸に行っていたので、他の店にはあまり行っていません。
今後、新規開拓していこうと思います。

今回は、山下通の川沿いにある、楽んに行きました。



メニューの先頭にある、しおラーメンを食べました。
店名にもある楽んラーメン(豚キムチと煮卵入りの辛味噌ラーメン)も気になりました。



透明なスープです。
表面に油はありますが、非常にあっさりしています。
しおっぱさは少なく、ほのかな甘みがあり、いいバランスです。
麺は加水率やや多めの細縮れ麺。釧路麺のようです。
具はシンプルなのですが、とろとろチャーシューが特徴的です。

シンプルながら、なかなかおいしいラーメンでした。

だるま軒＠上湧別町

2006.11.05
上湧別町の中心部の国道沿いにある、だるま軒に行きました。
昔ながらの地元の大衆食堂といった雰囲気のお店です。



目的はもちろんラーメンなのですが、事前情報としてカツ丼もおいしいというのがあり、両方注文しました。

メニューには、ラーメンとみそラーメンがあり、しおラーメンはないようです。
ふつうのラーメンを食べました。



透明なスープは極めてあっさりしています。
和風ダシが強いわけでもなく、豚骨が強いわけでもなく、ごくごくあっさりです。
麺は黄色みがかった、卵麺のような中細麺です。
どちらかというと、旭川に近い感じです。


ここでの特筆すべきは、カツ丼です。



超濃く甘いタレが、カツにしみ込んでいます。
タレのしみ込んだカツは、超軟らかくホクホクです。
タレはご飯にまでしみ込み、一体となっています。
これを600円で食べることができるのには、驚きです。
絶品カツ丼でした。

のぶりん＠遠軽町（生田原町）

2006.11.04
旧・生田原町の安国駅近くにある、のぶりんに行きました。
国道333号線沿いにあります。
留辺蘂→遠軽までの国道242号線はよく使うのですが、私自身この国道を通ることはほとんどなく、今回初めて知った店です。

外観は、暖簾やのぼりがなければ、普通の民家のようです。
知らなければ普通に通り過ぎるでしょう。



メニューの先頭にある、塩ラーメンを食べました。



ほんの少し濁りはありますが、ほぼ透明系のスープです。
一口飲んでみると、、、これはうまい！！
奥深いコクの中に、ほんのり甘みがあります。
惜しまれながら閉店してしまった、旬花＠旭川市のような、やさしい味わいです。
とんこつベースに鶏、野菜などが合わさっているようです。
塩分も多くないため、どんどん飲んでしまいます。
麺は、西山製麺の加水率多めの太縮れ麺です。典型的な札幌麺です。
具はご覧の通り至ってシンプルですが、一つ一つしっかりしています。

ここまで食べに来たという気持ちと合わさり、シンプルながら感動的なラーメンでした。
国道沿いにあるため、「秘境ラーメン」とまではいかないにしても、穴場中の穴場だと思います。
営業時間も11:00～14:00と短いのも価値を高めます。

そして、名店の条件である、接客もすばらしい！
家族経営と思われますが、あたたかな雰囲気です。
備長炭入りの水、食後のお茶など随所にこだわりがみられます。

地方の名店をまた一つ発見しました。
今度は、醤油かこがし醤油かな。