最近政府の国会答弁を聞くにつけ政策立案にいわゆる有識者会議を多用していることに気がつく。
有識者会議システムそのものに異存はないだが問題は有識者メンバーの中立性だ。
今日も国会で野党議員がさる有識者会議のメンバーについて見直しを迫った場面があったが首相は政策の継続性を盾にこれをやんわり退けた。
「誰が中立か」はなかなか判断が難しいかもしれない。
しかし普段の言論や行動から明らかに主義主張が明確な場合もある。
その後政府は有識者会議での審議結果をあたかも金科玉条のように取り扱う。
これはいかがなものか。
ゆえにそのメンバー選定には一定のルールが必要だ。
また任期制も必要かもしれない。
どうも今の有識者会議を見ていると政権側に偏っているように見えるのは気のせいか・・・・。