先日韓国大統領が(訪韓中の)東京都知事からの会談要請に直前になって応諾、急きょ会談が実現したのだが朴大統領の終始にこやかな表情が本当に印象的だった。
3月だったか、オバマ米国大統領の仲介で安倍首相と顔を合わせた時とはまるで別人なのだ。
一貫して対日批判を続けていた大統領を何が変えたのか。
(会談相手が)首相と一首長という役職の違いもあるかもしれないがやはり首相の場合は靖国参拝や政府の河野談話検証などが災いしたのだろう。
それにしても違い過ぎる・・・。
その間一体何があったのか。
大型フェリー沈没事故があったが政府の事故処理対応には疑問符が付いた。
さらに地下鉄事故や建築物の不具合など政府の監督責任を問われる事案が相次いだ。
外交については中国・習主席との蜜月を演出したが逆に北朝鮮や米国との亀裂は明らかに深まった。
経済もサムソンの失速やウォン高などで一時の勢いはない。
そんな大統領を取り巻く環境の変化が大統領自身に何がしかの影響を与えているのだろう。
今、日韓関係を改善できるチャンスが近づいていると言えるかもしれない。