グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

京都「送り火」騒動に思う

2011年08月13日 | 日記
京都の五山送り火に東北・陸前高田の松を使用するかしないかで大揺れだったが結局三方一両損で終わりそうだ。
当初予定していた松の薪は放射能物質が未検知だったため薪の受け入れを拒否した「送り火保存会」は一気に悪者になってしまった。
苦情が殺到した京都市は慌てて現地NPOと保存会との仲介に入りなんとか再開にこぎつけたが今度は新たに取り寄せた薪にセシウムが検出されたため再度見送りで結局ポイントは稼げなかった。
現地・陸前高田側は一旦復活の兆しにぬか喜びしたのだが最終的に落胆だけが残った。
心配なのは宮城・岩手・福島に残るガレキの処理問題だ。
県内での処理が前提となっている福島を除き宮城・岩手両県は他都道府県の処理協力を期待しているのだがこんなことではガレキの移動は難しいかもしれない。
風評被害は拡散するばかりだ、嗚呼。


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